JP7303552B2 - 基礎製品を提供する方法と長尺体で被覆されたマンドレル - Google Patents
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Description
長尺体120をマンドレル110上に隙間なく形成する別の態様として、いわゆるシガレット巻きのフィルムにより隙間なく形成することもでき、また、1枚のシームレスフィルムにより隙間なく形成することもできる。
熱可塑性フッ素樹脂製の樹脂フィルムに使用する樹脂は、テトラフルオロエチレン‐ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)やテトラフルオロエチレン‐パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)のような、PTFEの結晶融点よりも融点が低い樹脂が好ましい。PTFE製のフィルムと熱可塑性フッ素樹脂製のフィルムとから構成される一枚のフィルムを用いる場合、その厚さの比率(PTFE製の樹脂フィルム/熱可塑性フッ素樹脂製の樹脂フィルム)は、10/1~1/1の範囲が好ましい。本発明の長尺体は、PTFEが主成分であることが好ましい。ここで、主成分であるとは体積比率で全体の半分以上を占めることを意味する。
P=πDcosα
W=Psinα+b
本発明において、フィルムの巻き数(ラップ数)は下式で求められる。フィルム130の幅をW、フィルム130同士の重なり量bとする。
フィルムの巻き数(ラップ数)= 1+(b/W)
フィルム130が間隔をあけて巻回される場合は、フィルム130同士の重なり量はマイナス量であらわされ、フィルムの巻き数は1未満の数字となる。
長尺体で被覆されたマンドレルを、長さ1mほどにカットし、マンドレルのみを延伸して抜き取り、長尺体の寸法を測定した。内径、外径、及び肉厚は、長尺体の長手方向に垂直な断面においてマイクロスコープを使用して測定するか、内径はピンゲージを使用し、外径はピンゲージを挿入した状態でダイヤルゲージを使用して測定する。マイクロスコープを使用する場合は、同一断面内でできるだけ均等に各方向から測定できるように4方向以上で測定して算術平均値をとる。ピンゲージとダイヤルゲージを使用した場合は、できるだけ均等に4方向から測定して算術平均値をとる。できるだけ同一サンプルで複数ヶ所の断面について測定して算術平均値をとることが好ましい。長尺体の内径が大きい場合は、長尺体を長手方向に切り開いて、ダイヤルゲージを使用して肉厚を測定することも可能である。
長尺体の寸法は、完成品の長手方向の中心くらいに相当する、長尺体の部位で測定することが好ましい。例えば、完成品の長手方向の中心くらいに相当する、長尺体の部位を寸法測定範囲の中心として、前後25cmの範囲で寸法を測定し、その算術平均値をとるということが考えられる。
<引張試験>
JIS K7127‐1999に準拠して、長尺体の引張試験を行った。ただし、試験片を8~10cm程度以上の長さでカットした長尺体とした。試験片は、完成品の長手方向の中心くらいに相当する、長尺体の部位をチャックの中心に配置できるようにするのが好ましい。試験片を引張試験機のチャックにセットし、チャック間距離を標線間距離として引張試験を行った。引張試験機は、島津製作所製 オートグラフAGS‐1kNX型を使用し、23℃±2℃の環境下で、初めのチャック間距離50mm、試験速度200mm/minの条件で実施した。
得られた測定値は、ひずみを%で表示して横軸に、応力をN/mm2の単位で縦軸にとって応力ひずみ曲線を作成した。ここで、ひずみとは、標線間距離の引張時の増加量を初めのチャック間距離で除した値のことであり、応力とは引張力をチャック間の引張前の長尺体の断面積(通常、引張前の長尺体の端部の断面積に等しい)で除した値のことである。応力ひずみ曲線を単一のピークとみなして、その単一ピークの応力の最大値の半分の応力値におけるピークの幅(ピークの2つのひずみの値の差)を、そのサンプルの応力ひずみ曲線におけるピークの半値全幅とした。図7に本発明の長尺体の応力ひずみ曲線の模式図と、このときの半値全幅(FWHM)を示す。図7の応力ひずみ曲線を単一のピークとみなしたとき、ピークの応力の最大値σmaxの半分の応力値1/2σmaxのとき、ひずみの値は、ε1とε2をとる。ピークの半値全幅は、下式で求められる。
半値全幅(%)= ε2-ε1
また、上記引張試験で、ひずみが20%のときの引張応力を、20%ひずみ引張強度とした。20%ひずみ引張強度は、100N/mm2以上であることが好ましい。
基礎製品の製造業者の工程
フィルムとして、PTFEフィルム(厚さ7μm)を準備した。マンドレルとして、外径0.45mmのステンレス線を準備した。ラッパーを使用して、マンドレルの外周に、第1層としてPTFEフィルムを右巻きで螺旋状に巻き数1.5ラップで巻回し、その上に第2層としてPTFEフィルムを左巻きで螺旋状に巻き数1.3ラップで巻回し、積層していった。このフィルムが積層されたマンドレルを、370℃に加熱したオーブンの中を通過させ、その後空冷させ、リールに巻きとった。得られた長尺体の特性を表1にまとめた。
完成品の製造業者の工程
基礎製品の製造業者から受け取った長尺体で被覆されたマンドレルを、リールから押出機へ送り出し、その外周にポリアミドエラストマーを0.25mm厚さに押出していき、インライン自動カット機(In‐line Automated Cutter)で長さ2mにカットした。カットした後マンドレルのみを延伸してマンドレルを抜き取り、ポリアミドエラストマーを積層した完成品が得られた。
実施例2
基礎製品の製造業者の工程
フィルムとして、PTFEフィルム(厚さ6μm)を準備した。マンドレルとして、外径0.19mmの銅線を準備した。ラッパーを使用して、マンドレルの外周に、第1層としてPTFEフィルムを右巻きで螺旋状に巻回し、その上に第2層としてPTFEフィルムを左巻きで螺旋状に巻き数1.4ラップで巻回し、積層していった。このフィルムが積層されたマンドレルを、380℃に加熱したオーブンの中を通過させ、その後空冷させ、リールに巻きとった。得られた長尺体の特性を表1にまとめた。
完成品の製造業者の工程
基礎製品の製造業者から受け取った長尺体で被覆されたマンドレルを、リールから押出機へ送り出し、その外周にポリアミドエラストマーを0.20mm厚さに押出していき、インライン自動カット機(In‐line Automated Cutter)で長さ2mにカットした。カットした後マンドレルのみを延伸してマンドレルを抜き取り、ポリアミドエラストマーを積層した完成品が得られた。
実施例3
基礎製品の製造業者の工程
フィルムとして、PTFEフィルム(厚さ7μm)を準備した。また、PTFEフィルム(厚さ7μm)とPFAフィルム(厚さ8μm)を積層したフィルム(積層フィルム)を準備した。マンドレルとして、外径1.51mmのステンレスパイプを準備した。ラッパーを使用して、マンドレルの外周に、第1層としてPTFEフィルムを左巻きで螺旋状に巻き数1.5ラップで巻回し、その上に第2層として積層フィルムを右巻きで螺旋状に巻き数1.9ラップで巻回し、積層していった。このフィルムが積層されたマンドレルを、380℃に加熱したオーブンの中を通過させ、その後空冷させ、リールに巻きとった。得られた長尺体の特性を表1にまとめた。
完成品の製造業者の工程
基礎製品の製造業者から受け取った長尺体で被覆されたマンドレルを、リールから押出機へ送り出し、その外周にポリアミドエラストマーを0.5mm厚さに押出していき、インライン自動カット機(In‐line Automated Cutter)で長さ2mにカットした。カットした後マンドレルのみを延伸してマンドレルを抜き取り、ポリアミドエラストマーを積層した完成品が得られた。
実施例4
基礎製品の製造業者の工程
PTFEフィルム(厚さ6μm)とPFAフィルム(厚さ2μm)を積層したフィルム(積層フィルム)を準備した。マンドレルとして、外径1.51mmのPTFE製のモノフィラメントを準備した。ラッパーを使用して、マンドレルの外周に、第1層として積層フィルムのPTFE側をマンドレルに向けて左巻きで螺旋状に巻き数1.5ラップで巻回し、その上に第2層として積層フィルムを右巻きで螺旋状に巻き数1.5ラップで巻回し、積層していった。このフィルムが積層されたマンドレルを、370℃に加熱したオーブンの中を通過させ、その後空冷させ、リールに巻きとった。得られた長尺体の特性を表1にまとめた。
完成品の製造業者の工程
基礎製品の製造業者から受け取ったラストマーを0.5mm厚さに押出していき、インライン自動カット機(In‐line Automated Cutter)で長さ2mにカットした。カットした後マンドレルのみを延伸してマンドレルを抜き取り、ポリウレタンエラストマーを積層した完成品が得られた。
実施例5
基礎製品の製造業者の工程
フィルムとして、PTFEフィルム(厚さ6μm)を準備した。また、PTFEフィルム(厚さ6μm)とPFAフィルム(厚さ2μm)を積層したフィルム(積層フィルム)を準備した。マンドレルとして、外径1.49mmのステンレスパイプを準備した。ラッパーを使用して、マンドレルの外周に、第1層としてPTFEフィルムを右巻きで螺旋状に巻き数1.3ラップで巻回し、その上に第2層として積層フィルムを左巻きで螺旋状に巻き数1.2ラップで巻回し、さらにその上に、第3層として積層フィルムを左巻きで螺旋状に巻き数1.0ラップで巻回し、積層していった。このフィルムが積層されたマンドレルを、390℃に加熱したオーブンの中を通過させ、その後空冷して、リールに巻きとった。得られた長尺体の特性を表1にまとめた。
完成品の製造業者の工程
基礎製品の製造業者から受け取った長尺体で被覆されたマンドレルを、リールから押出機へ送り出し、その外周にポリウレタンエラストマーを0.5mm厚さに押出していき、インライン自動カット機(In‐line Automated Cutter)で長さ2mにカットした。カットした後マンドレルのみを延伸してマンドレルを抜き取り、ポリウレタンエラストマーを積層した完成品が得られた。
実施例6
基礎製品の製造業者の工程
フィルムとして、PTFEフィルム(厚さ6μm)を準備した。また、PTFEフィルム(厚さ7μm)とPFAフィルム(厚さ8μm)を積層したフィルム(積層フィルム)を準備した。マンドレルとして、外径1.49mmのステンレスパイプを準備した。ラッパーを使用して、マンドレルの外周に、第1層としてPTFEフィルムを左巻きで螺旋状に巻き数1.3ラップで巻回し、その上に第2層として積層フィルムを右巻きで螺旋状に巻き数1.9ラップで巻回し、さらにその上に、第3層として積層フィルムを左巻きで螺旋状に巻き数1.9ラップで巻回し、積層していった。このフィルムが積層されたマンドレルを、370℃に加熱したオーブンの中を通過させ、その後空冷して、リールに巻きとった。得られた長尺体の特性を表1にまとめた。
完成品の製造業者の工程
基礎製品の製造業者から受け取った長尺体で被覆されたマンドレルを、リールから押出機へ送り出し、その外周にポリオレフィンエラストマーを0.5mm厚さに押出していき、インライン自動カット機(In‐line Automated Cutter)で長さ2mにカットした。カットした後マンドレルのみを延伸してマンドレルを抜き取り、ポリオレフィンエラストマーを積層した完成品が得られた。
実施例7
基礎製品の製造業者の工程
PTFEフィルム(厚さ8μm)とPFAフィルム(厚さ7μm)を積層したフィルム(積層フィルム)を準備した。マンドレルとして、外径1.49mmのアルミ線を準備した。ラッパーを使用して、マンドレルの外周に、第1層として積層フィルムを右巻きで螺旋状に巻き数1.3ラップで巻回し、その上に第2層として積層フィルムを左巻きで螺旋状に巻き数1.3ラップで巻回し、積層していった。このフィルムが積層されたマンドレルを、380℃に加熱したオーブンの中を通過させ、その後空冷して、リールに巻きとった。得られた長尺体の特性を表1にまとめた。
完成品の製造業者の工程
基礎製品の製造業者から受け取った長尺体で被覆されたマンドレルを、リールから押出機へ送り出し、その外周にポリオレフィンエラストマーを0.5mm厚さに押出していき、インライン自動カット機(In‐line Automated Cutter)で長さ2mにカットした。カットした後マンドレルのみを延伸してマンドレルを抜き取り、ポリオレフィンエラストマーを積層した完成品が得られた。
実施例8
基礎製品の製造業者の工程
マンドレルとして、外径1.01mmのステンレス線を準備した。容器に、PTFEファインパウダー100質量部に対して、助剤18質量部を入れて混合し、予備成形機に投入して予備成形体を作成した。予備成形体を押出成形機に投入し、円筒状の押出金型を通してシームレスフィルム状に押出成形し、それを延伸しながら、押出成形金型内部を通って出てきているマンドレル上に被覆して長尺体を形成させた。長尺体で被覆したマンドレルは、150℃に設定した乾燥炉で乾燥させた後、430℃に設定した焼成炉を通過させ、その後空冷してリールに巻きとった。得られた長尺体の特性を表1にまとめた。
完成品の製造業者の工程
基礎製品の製造業者から受け取った長尺体で被覆されたマンドレルを、リールから押出機へ送り出し、その外周にポリアミドエラストマーを0.35mm厚さに押出していき、インライン自動カット機(In‐line Automated Cutter)で長さ2mにカットした。カットした後マンドレルのみを延伸してマンドレルを抜き取り、ポリアミドエラストマーを積層した完成品が得られた。
上記実施例において、基礎製品の製造業者と完成品の製造業者は、異なる事業体であってもよいが、それらのものは、同じ事業体内において異なる製造工程に携わる者であってもよい。
また、基礎製品の製造業者から完成品の製造業者ではなく、基礎製品の製造業者から次の基礎製品の製造業者であってもよい。
比較例1
基礎製品の製造業者の工程
PTFEファインパウダー100重量部に対して、助剤15重量部を配合し、予備成形機に投入して予備成形体を作成した。予備成形体を押出成形機に投入し、ラム速度3mm/minで押出して円筒状に押出成形した。成形したPTFEは、乾燥後、430℃のオーブンで加熱し、焼成し、カットし、肉厚0.025mm、長さ2mのPTFEライナーが得られた。
完成品の製造業者の工程
マンドレルとして外径1.35mmのステンレスパイプを準備した。基礎製品の製造業者から受け取ったPTFEライナーそれぞれの内部に、長さ2.2mのマンドレルを挿通した。PTFEライナーの片端をマンドレルに固定し、もう一方の端部におもりを固定して200℃の恒温槽内に吊るし、おもりの荷重でPTFEライナーを長手方向に延伸させ、縮径させた。PTFEライナーの内表面がマンドレル表面に接触した状態のPTFEライナーが得られた。
つぎに、PTFEライナーで被覆されたマンドレルを1本ずつ取り出し、その表面にポリアミドエラストマーを肉厚が0.5mmになるように塗布し、ポリアミドエラストマーを架橋させた。その後、マンドレルのみを延伸し、マンドレルを抜き取り、ポリアミドエラストマーを積層した完成品を得た。
ただし、加熱してPTFEライナーを長手方向に延伸させる工程において、すべて同じ条件で延伸させたが、長手方向に伸びすぎるものがあり、PTFEライナー肉厚がばらつくものが発生した。
Claims (8)
- 基礎製品を提供する方法であって、
該基礎製品は、少なくとも1枚のフィルムが螺旋状に巻回され、該少なくとも1枚のフィルムにより隙間なく形成された長尺体であり、
該少なくとも1枚のフィルムのうちの、少なくとも1枚のフィルムが少なくともポリテトラフルオロエチレンから構成され、
該長尺体の平均厚みは5μm以上75μm以下であり、
該長尺体は、該長尺体の螺旋状に巻回されたフィルムのうちの少なくとも1枚が、マンドレル上に接触した状態で提供され、
該長尺体は、JIS K7127‐1999に準拠した引張試験で得られる測定値を使用し、ひずみ%を横軸に、応力N/mm2を縦軸にとったときの前記長尺体の応力ひずみ曲線において、該応力ひずみ曲線を単一のピークとみなしたときの、該ピークの半値全幅が10%以上150%以下の範囲にあることを特徴とする基礎製品を提供する方法。
- JIS K7127‐1999に準拠した引張試験で得られる、前記長尺体の20%ひずみ引張強度が100N/mm2以上であること
を特徴とする請求項1に記載の基礎製品を提供する方法。 - 前記長尺体は、1枚以上のフィルムが螺旋状に右巻きで巻回され、1枚以上のフィルムが螺旋状に左巻きで巻回されていること
を特徴とする請求項1または2に記載の基礎製品を提供する方法。 - 前記フィルムは、厚みが2μm以上25μm以下であること
を特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の基礎製品を提供する方法。 - 1枚以上のフィルムが、少なくともポリテトラフルオロエチレン製のフィルムと熱可塑性フッ素樹脂製のフィルムとを積層して形成されていること
を特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の基礎製品を提供する方法。 - 前記マンドレルは、外径0.05mm以上10mm以下であること
を特徴とする請求項1に記載の基礎製品を提供する方法。 - 基礎製品を提供する方法であって、
該基礎製品は、少なくともポリテトラフルオロエチレンから構成された円筒状の長尺体であり、
該長尺体の平均厚みは5μm以上75μm以下であり、
該長尺体は、JIS K7127‐1999に準拠した引張試験で得られる測定値を使用し、ひずみ%を横軸に、応力N/mm2を縦軸にとったときの前記長尺体の応力ひずみ曲線において、
該応力ひずみ曲線を単一のピークとみなしたときの、該ピークの半値全幅が10%以上150%以下の範囲にあり、
該長尺体が、マンドレル上に接触した状態で提供されること
を特徴とする基礎製品を提供する方法。
- 基礎製品を提供する方法であって、
該基礎製品は、少なくともポリテトラフルオロエチレンから構成された円筒状の長尺体であり、
該長尺体の平均厚みは5μm以上75μm以下であり、
該長尺体は、JIS K7127‐1999に準拠した引張試験で得られる測定値を使用し、ひずみ%を横軸に、応力N/mm2を縦軸にとったときの前記長尺体の応力ひずみ曲線において、
該応力ひずみ曲線を単一のピークとみなしたときの、該ピークの半値全幅が10%以上200%以下の範囲にあり、
該長尺体が、マンドレル上に接触した状態で提供されること
を特徴とする基礎製品を提供する方法。
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