JP7302824B2 - 基材の加工方法 - Google Patents
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Description
前記基材の表面に第1のレーザを照射し、
第2のレーザを前記表面に照射し、前記表面に沿って走査し、
前記第2のレーザの照射は、
(a)前記第1のレーザの照射前、
(b)前記第1のレーザの照射と同時、または
(c)前記第1のレーザの照射後
のいずれかのタイミングで開始され、
前記(a)の場合、前記第2のレーザの走査は、前記第1のレーザの照射完了後も継続され、
前記第1のレーザは、短パルスレーザであり、前記表面に、加工起点となる光吸収性の領域を形成し、
前記第2のレーザは、前記基材に対して透明な波長を有する連続波レーザであり、前記加工起点となる位置を含むように照射または走査され、前記第2のレーザの走査により、前記加工起点にある前記光吸収性の領域が前記第2のレーザの走査方向に移動される、加工方法が提供される。
前記基材の表面に第1のレーザを照射し、
第2のレーザを前記表面に照射し、前記表面に沿って走査し、
前記第2のレーザの照射は、
(a)前記第1のレーザの照射前、
(b)前記第1のレーザの照射と同時、または
(c)前記第1のレーザの照射後
のいずれかのタイミングで開始され、
前記(a)の場合、前記第2のレーザの走査は、前記第1のレーザの照射完了後も継続され、
前記第1のレーザは、短パルスレーザであり、前記表面に、加工起点となる光吸収性の領域を形成し、
前記第2のレーザは、前記基材に対して透明な波長を有する連続波レーザであり、前記加工起点となる位置を含むように照射または走査され、前記第2のレーザの走査により、前記加工起点にある前記光吸収性の領域が前記第2のレーザの走査方向に移動される、加工方法が提供される。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態による基材の加工方法について、より詳しく説明する。
(i)基材の第1の表面に、第1のレーザを照射するステップ(ステップS110)と、
(ii)前記(i)のステップの後に実施される、基材の第1の表面に第2のレーザを照射し、第2のレーザを前記第1の表面に沿って走査するステップ(ステップS120)と、
を有する。
まず、被加工対象となる基材160が準備される。基材160の材料は、第2のレーザ122の波長に対して透明である限り、特に限られない。
次に、第2のレーザ光源120から、ダイクロイックミラー130に向かって、第2のレーザ122が照射される。第2のレーザ122は、ダイクロイックミラー130で反射され、レンズ140を透過する。その後、第2のレーザ122は、基材160の第1の表面162に照射される。
次に、図8を参照して、本発明の一実施形態による別の加工方法(以下、「第2の加工方法」と称する)について説明する。
(i)基材の第1の表面に第2のレーザを照射し、第2のレーザを前記第1の表面に沿って走査するステップ(ステップS210)と、
(ii)第2のレーザの走査中または走査と同時に実施される、基材の第1の表面に、第1のレーザを照射するステップ(ステップS220)と、
を有する。
次に、本発明の一実施形態による加工方法の適用例について説明する。
次に、図13および図14を参照して、本発明の一実施形態による基板について説明する。
ガラス基板に第1のレーザと第2のレーザを同時に照射した後、第2のレーザを走査することにより、ガラス基板に図13および図14に示したような溝を形成した。
例1と同様の方法により、ガラス基板に溝を形成した。
ガラス基板に第1のレーザと第2のレーザを同時に照射した後、第2のレーザを走査することにより、ガラス基板の切断を試みた。
13 第2のレーザの照射波形
21 第1のレーザの照射波形
23 第2のレーザの照射波形
100 加工装置
110 第1のレーザ光源
112 第1のレーザ
120 第2のレーザ光源
122 第2のレーザ
130 ダイクロイックミラー
140 レンズ
150 移動部材
160 基材
160A~160C 基材
162 第1の表面
164 第2の表面
166 くり抜き部
168a 第1の層
168b 第2の層
170 照射領域
172 加工先端
175 貫通部
260 基板
262 第1の表面
264 第2の表面
265 凹部
267 開口
Claims (18)
- 基材の加工方法であって、
前記基材の表面に第1のレーザを照射し、
第2のレーザを前記表面に照射し、前記表面に沿って走査し、
前記第2のレーザの照射は、
(a)前記第1のレーザの照射前、
(b)前記第1のレーザの照射と同時、または
(c)前記第1のレーザの照射後
のいずれかのタイミングで開始され、
前記(a)の場合、前記第2のレーザの走査は、前記第1のレーザの照射完了後も継続され、
前記第1のレーザは、短パルスレーザであり、前記表面に、加工起点となる光吸収性の領域を形成し、
前記第2のレーザは、前記基材に対して透明な波長を有する連続波レーザであり、前記加工起点となる位置を含むように照射または走査され、前記第2のレーザの走査により、前記加工起点にある前記光吸収性の領域が前記第2のレーザの走査方向に移動される、加工方法。 - 前記第2のレーザの照射は、前記第1のレーザの照射と同時、または前記第1のレーザの照射後のいずれかのタイミングで開始される、請求項1に記載の加工方法。
- 前記第2のレーザは、前記第1のレーザの照射後、600ナノ秒(nsec)以内に照射される、請求項2に記載の加工方法。
- 前記第1のレーザは、パルス幅が50ナノ秒(nsec)以下である、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の加工方法。
- 前記基材は、前記第1のレーザの波長に対して透過性である、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の加工方法。
- 前記基材は、ガラスまたはサファイアを含む、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の加工方法。
- 前記第2のレーザは、前記加工起点におけるパワー密度が1MW/cm2以上である、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の加工方法。
- 前記第2のレーザは、前記加工起点におけるパワー密度が前記基材のアブレーション閾値以下である、請求項7に記載の加工方法。
- 前記第2のレーザにおける最大の走査速度は、10mm/sec~1000mm/secの範囲である、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の加工方法。
- 当該加工方法により、前記基材から該基材の一部が分離される、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の加工方法。
- 当該加工方法により、前記基材にくりぬき部または凹部が形成される、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の加工方法。
- 前記基材は、前記表面に、開口および端部からなる群から選定される特徴部を有し、
前記第2のレーザは、前記表面の法線に対して傾斜した角度で照射され、
当該加工方法により、前記基材の前記特徴部の周囲の少なくとも一部が面取りされる、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の加工方法。 - 前記基材は、第1の層および第2の層を含む積層体であり、
当該加工方法により、第1の層のみが加工される、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の加工方法。 - 前記基材は、相互に対向する第1の主面および第2の主面を有し、
前記第1のレーザおよび第2のレーザは、前記第1の主面の側から照射され、
前記基材の前記表面は、前記第1の主面である、請求項1乃至13のいずれか一項に記載の加工方法。 - 前記基材は、相互に対向する第1の主面および第2の主面を有し、
前記第1のレーザおよび第2のレーザは、前記第1の主面の側から照射され、
前記基材の前記表面は、前記第2の主面である、請求項1乃至13のいずれか一項に記載の加工方法。 - 前記第2のレーザは2本存在し、
一つは、前記第1の主面から照射、走査され、他方は、前記第2の主面から照射、走査される、請求項14または15に記載の加工方法。 - 前記第1および第2のレーザの少なくとも一方は、ベッセルビームである、請求項1乃至16のいずれか一項に記載の加工方法。
- 前記第2のレーザは、走査方向に長軸を有する楕円ビームである、請求項1乃至16のいずれか一項に記載の加工方法。
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JP2020029819A JP7302824B2 (ja) | 2020-02-25 | 2020-02-25 | 基材の加工方法 |
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JP2021134103A JP2021134103A (ja) | 2021-09-13 |
JP7302824B2 true JP7302824B2 (ja) | 2023-07-04 |
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ID=77660140
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JP2020029819A Active JP7302824B2 (ja) | 2020-02-25 | 2020-02-25 | 基材の加工方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018034237A1 (ja) | 2016-08-16 | 2018-02-22 | 国立大学法人九州大学 | レーザー加工方法、加工物の製造方法、及びレーザー加工装置 |
JP2018525309A (ja) | 2015-08-10 | 2018-09-06 | サン−ゴバン グラス フランスSaint−Gobain Glass France | 薄型のガラス層を切断する方法 |
WO2019156183A1 (ja) | 2018-02-09 | 2019-08-15 | 国立大学法人東京大学 | 加工装置、加工方法、及び透明な基板 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20130076440A (ko) * | 2011-12-28 | 2013-07-08 | 주식회사 이오테크닉스 | 레이저 절단 장치 및 절단 방법 |
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- 2020-02-25 JP JP2020029819A patent/JP7302824B2/ja active Active
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WO2018034237A1 (ja) | 2016-08-16 | 2018-02-22 | 国立大学法人九州大学 | レーザー加工方法、加工物の製造方法、及びレーザー加工装置 |
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