JP2021134103A - 基材の加工方法 - Google Patents
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Abstract
Description
前記基材の表面に第1のレーザを照射し、
第2のレーザを前記表面に照射し、前記表面に沿って走査し、
前記第2のレーザの照射は、
(a)前記第1のレーザの照射前、
(b)前記第1のレーザの照射と同時、または
(c)前記第1のレーザの照射後
のいずれかのタイミングで開始され、
前記(a)の場合、前記第2のレーザの走査は、前記第1のレーザの照射完了後も継続され、
前記第1のレーザは、短パルスレーザであり、前記表面に、加工起点となる光吸収性の領域を形成し、
前記第2のレーザは、前記基材に対して透明な波長を有する連続波レーザであり、前記加工起点となる位置を含むように照射または走査され、前記第2のレーザの走査により、前記加工起点にある前記光吸収性の領域が前記第2のレーザの走査方向に移動される、加工方法が提供される。
前記基材の表面に第1のレーザを照射し、
第2のレーザを前記表面に照射し、前記表面に沿って走査し、
前記第2のレーザの照射は、
(a)前記第1のレーザの照射前、
(b)前記第1のレーザの照射と同時、または
(c)前記第1のレーザの照射後
のいずれかのタイミングで開始され、
前記(a)の場合、前記第2のレーザの走査は、前記第1のレーザの照射完了後も継続され、
前記第1のレーザは、短パルスレーザであり、前記表面に、加工起点となる光吸収性の領域を形成し、
前記第2のレーザは、前記基材に対して透明な波長を有する連続波レーザであり、前記加工起点となる位置を含むように照射または走査され、前記第2のレーザの走査により、前記加工起点にある前記光吸収性の領域が前記第2のレーザの走査方向に移動される、加工方法が提供される。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態による基材の加工方法について、より詳しく説明する。
(i)基材の第1の表面に、第1のレーザを照射するステップ(ステップS110)と、
(ii)前記(i)のステップの後に実施される、基材の第1の表面に第2のレーザを照射し、第2のレーザを前記第1の表面に沿って走査するステップ(ステップS120)と、
を有する。
まず、被加工対象となる基材160が準備される。基材160の材料は、第2のレーザ122の波長に対して透明である限り、特に限られない。
次に、第2のレーザ光源120から、ダイクロイックミラー130に向かって、第2のレーザ122が照射される。第2のレーザ122は、ダイクロイックミラー130で反射され、レンズ140を透過する。その後、第2のレーザ122は、基材160の第1の表面162に照射される。
次に、図8を参照して、本発明の一実施形態による別の加工方法(以下、「第2の加工方法」と称する)について説明する。
(i)基材の第1の表面に第2のレーザを照射し、第2のレーザを前記第1の表面に沿って走査するステップ(ステップS210)と、
(ii)第2のレーザの走査中または走査と同時に実施される、基材の第1の表面に、第1のレーザを照射するステップ(ステップS220)と、
を有する。
次に、本発明の一実施形態による加工方法の適用例について説明する。
次に、図13および図14を参照して、本発明の一実施形態による基板について説明する。
ガラス基板に第1のレーザと第2のレーザを同時に照射した後、第2のレーザを走査することにより、ガラス基板に図13および図14に示したような溝を形成した。
例1と同様の方法により、ガラス基板に溝を形成した。
ガラス基板に第1のレーザと第2のレーザを同時に照射した後、第2のレーザを走査することにより、ガラス基板の切断を試みた。
13 第2のレーザの照射波形
21 第1のレーザの照射波形
23 第2のレーザの照射波形
100 加工装置
110 第1のレーザ光源
112 第1のレーザ
120 第2のレーザ光源
122 第2のレーザ
130 ダイクロイックミラー
140 レンズ
150 移動部材
160 基材
160A〜160C 基材
162 第1の表面
164 第2の表面
166 くり抜き部
168a 第1の層
168b 第2の層
170 照射領域
172 加工先端
175 貫通部
260 基板
262 第1の表面
264 第2の表面
265 凹部
267 開口
Claims (18)
- 基材の加工方法であって、
前記基材の表面に第1のレーザを照射し、
第2のレーザを前記表面に照射し、前記表面に沿って走査し、
前記第2のレーザの照射は、
(a)前記第1のレーザの照射前、
(b)前記第1のレーザの照射と同時、または
(c)前記第1のレーザの照射後
のいずれかのタイミングで開始され、
前記(a)の場合、前記第2のレーザの走査は、前記第1のレーザの照射完了後も継続され、
前記第1のレーザは、短パルスレーザであり、前記表面に、加工起点となる光吸収性の領域を形成し、
前記第2のレーザは、前記基材に対して透明な波長を有する連続波レーザであり、前記加工起点となる位置を含むように照射または走査され、前記第2のレーザの走査により、前記加工起点にある前記光吸収性の領域が前記第2のレーザの走査方向に移動される、加工方法。 - 前記第2のレーザの照射は、前記第1のレーザの照射と同時、または前記第1のレーザの照射後のいずれかのタイミングで開始される、請求項1に記載の加工方法。
- 前記第2のレーザは、前記第1のレーザの照射後、600ナノ秒(nsec)以内に照射される、請求項2に記載の加工方法。
- 前記第1のレーザは、パルス幅が50ナノ秒(nsec)以下である、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の加工方法。
- 前記基材は、前記第1のレーザの波長に対して透過性である、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の加工方法。
- 前記基材は、ガラスまたはサファイアを含む、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の加工方法。
- 前記第2のレーザは、前記加工起点におけるパワー密度が1MW/cm2以上である、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の加工方法。
- 前記第2のレーザは、前記加工起点におけるパワー密度が前記基材のアブレーション閾値以下である、請求項7に記載の加工方法。
- 前記第2のレーザにおける最大の走査速度は、10mm/sec〜1000mm/secの範囲である、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の加工方法。
- 当該加工方法により、前記基材から該基材の一部が分離される、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の加工方法。
- 当該加工方法により、前記基材にくりぬき部または凹部が形成される、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の加工方法。
- 前記基材は、前記表面に、開口および端部からなる群から選定される特徴部を有し、
前記第2のレーザは、前記表面の法線に対して傾斜した角度で照射され、
当該加工方法により、前記基材の前記特徴部の周囲の少なくとも一部が面取りされる、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の加工方法。 - 前記基材は、第1の層および第2の層を含む積層体であり、
当該加工方法により、第1の層のみが加工される、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の加工方法。 - 前記基材は、相互に対向する第1の主面および第2の主面を有し、
前記第1のレーザおよび第2のレーザは、前記第1の主面の側から照射され、
前記基材の前記表面は、前記第1の主面である、請求項1乃至13のいずれか一項に記載の加工方法。 - 前記基材は、相互に対向する第1の主面および第2の主面を有し、
前記第1のレーザおよび第2のレーザは、前記第1の主面の側から照射され、
前記基材の前記表面は、前記第2の主面である、請求項1乃至13のいずれか一項に記載の加工方法。 - 前記第2のレーザは2本存在し、
一つは、前記第1の主面から照射、走査され、他方は、前記第2の主面から照射、走査される、請求項14または15に記載の加工方法。 - 前記第1および第2のレーザの少なくとも一方は、ベッセルビームである、請求項1乃至16のいずれか一項に記載の加工方法。
- 前記第2のレーザは、走査方向に長軸を有する楕円ビームである、請求項1乃至16のいずれか一項に記載の加工方法。
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