JP7302707B2 - レンズユニットとセンサープレートの実装構造、及び撮像装置、レンズユニットとセンサープレートの実装方法 - Google Patents

レンズユニットとセンサープレートの実装構造、及び撮像装置、レンズユニットとセンサープレートの実装方法 Download PDF

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本発明は、光学レンズを有するレンズユニットと撮像素子を搭載したセンサープレートとの実装構造と、その実装構造によるレンズユニット及びセンサープレートを備える撮像装置と、レンズユニットとセンサープレートの実装方法に関する。
デジタルカメラにおいて、撮像レンズを収容したレンズユニットに対し、撮像素子を搭載したセンサープレートがネジ止めして実装される。そして、撮像素子の撮像面が光軸に対して垂直になるように調整するためには、レンズユニットに対するセンサープレートのネジ止め部にシムを挿入して、撮像面の傾き(あおり)を調整している。
しかし、撮像面をあおり調整するためには、センサープレートをあおり調整する必要があり、その際、レンズユニットとセンサープレートの位置決めに使用しているガイドピンとガイド孔が、あおり調整することにより干渉し、センサープレートの引っ掛かりや、ガイドピンの破損の可能性があった。
そこで、撮像素子の撮像面のあおり調整を確実に可能とするために、レンズユニットに突出形状のガイドピンを備え、センサープレートにガイドピンを挿入するガイド孔が形成されていて、ガイド孔が面取りされていることにより、撮像面のあおり調整を確実に行うことができるようにした提案がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2016-105535号公報
ところで、撮像面のあおりの調整代を確保するため、シムに代えて、レンズユニットとセンサープレートとのネジ止め部にバネを設けて、レンズユニットのネジ止めのボス面に対しバネの荷重によって、センサープレートを常に浮いた状態で組み付けることが考えられる。
このように、レンズユニットとセンサープレートとのネジ止め部にバネを設けると、落下等で外部から衝撃が加わった場合、センサープレート及びセンサープレートと接着剤で固定されている撮像素子及びセンサー基板もあおり代の分揺れ動き、場合によっては撮像面が傾いた状態となり、ユーザーが撮影した写真の画質に影響(型ボケ等)を与える可能性がある。
その対応策として、バネの加重を増やす、センサープレートとレンズユニットの隙間に紫外線(UV)硬化型接着剤を充填するなどが必要となる。
しかしながら、撮像面のあおり調整後にレンズの向きを変えながらUV硬化型接着剤を塗布する必要がある、UV硬化時、照射光がレンズの奥側に届きにくく硬化不十分な状態となる可能性がある、という問題が生じることになる。
本発明の課題は、光学レンズを有するレンズユニットと撮像素子を搭載したセンサープレートとの実装において、耐衝撃性の向上を図りながら組立工程における作業性の向上を図ることである。
上記課題を解決するため、本発明に係るレンズユニットとセンサープレートの実装構造は、
光学レンズを有するレンズユニットと、撮像素子を囲むように配置されるセンサープレートとの実装構造であって、
前記レンズユニットと前記センサープレートとのネジ止め部に配置された弾性体を備え、
前記レンズユニットに対し前記センサープレートが前記弾性体の付勢により浮いた状態で組み付けられているとともに、前記撮像素子の撮像面が光軸に対して垂直になるようにあおり調整された状態で組み付けられており、
前記レンズユニットと前記センサープレートとの前記ネジ止め部の近傍に充填された接着剤が固化した状態で、前記レンズユニットに前記センサープレートが固定されていることを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明に係るレンズユニットとセンサープレートの実装方法は、
光学レンズを有するレンズユニットと、撮像素子を囲むように配置されるセンサープレートとの実装方法であって、
前記レンズユニットと前記センサープレートとのネジ止め部に弾性体を設け、
前記レンズユニットに対し前記センサープレートを前記弾性体の付勢により浮いた状態で組み付けて、前記撮像素子の撮像面が光軸に対して垂直になるようにあおり調整した後、前記レンズユニットと前記センサープレートとの前記ネジ止め部の近傍に接着剤を充填し、
前記接着剤を固化させて前記レンズユニットに前記センサープレートを固定することを特徴とする。
本発明によれば、光学レンズを有するレンズユニットと撮像素子を搭載したセンサープレートとの実装において、組立工程における作業性の向上を図ることが可能となる。
本発明を適用したレンズユニットとセンサープレートの一実施形態の構成を示す分解斜視図である。 図1の中央縦断面図である。 図1の下方から見た分解斜視図である。 図1のレンズユニットにセンサープレートをネジ止めした状態の図である。 図4の矢印A部を拡大して固定用ボス及び固定用孔に沿った縦断面図である。 図4の固定用ボスと固定用孔との隙間に接着剤を充填した状態の図である。 図6の矢印A部を拡大して固定用ボス及び固定用孔に沿った縦断面図である。 図5の変形例1を示す図である。 図5の変形例2を示す図である。 図5の変形例3を示す図である。 図4の矢印A部の変形例4を示す拡大図である。 図11の固定用ボスと固定用孔との隙間に接着剤を充填した状態の図である。 図4の矢印B部の変形例5を示す拡大図である。 図13の固定用ボスと固定用孔との隙間に接着剤を充填した状態の図である。 本発明を適用した撮像装置の一実施形態の構成を示す正面図である。 図15の撮像装置の分解斜視図である。
以下、図を参照して本発明を実施するための形態を詳細に説明する。
(実施形態)
先ず、図15は本発明を適用した撮像装置の一実施形態の構成を示すもので、黒子などの癌(メラノーマ)を診察するための撮像装置であるダーモスコピーカメラ1は、カメラ本体2と、カメラ本体2の前方に設けられたライトユニット3と、カメラ本体2の後方に設けられたコントローラ4とによって一体的に構成されている。
図16に分解して示すように、カメラ本体2は、光学レンズによる撮影レンズ22を備えるレンズユニット21と、枠体29を含み、ライトユニット3は第1カバー体31と第2カバー体32を含み、コントローラ4は本体部41と回路基板42と表示部43を含んでいる。
次に、図1から図3は本発明を適用したレンズユニット21とセンサープレート51の一実施形態の構成を分解して示すものである。
図示のように、ほぼ円筒状のレンズユニット21の内部には、円周方向の三箇所にほぼ等間隔に離間して突出させて形成した比較的太い円柱状のネジ止めボス23と、そのうち二箇所のネジ止めボス23の近傍に突出させて形成した比較的細長い円柱状のガイドボス24と、三箇所のネジ止めボス23の近傍に突出させて形成した比較的細長い円柱状の固定用ボス25が備えられている。
このレンズユニット21のネジ止めボス23にセンサーアッシー5がネジ26で組み付けられて、センサーアッシー5の撮像素子61の撮像面が光軸に対して垂直になるようにあおり調整した後、固定用ボス25にUV硬化型接着剤65を介してセンサーアッシー5が固定される。
図示のように、センサーアッシー5のほぼ三角形状の板金によるセンサープレート51には、その三箇所の隅部に貫通するネジ止め孔53が形成されており、そのうち二箇所のネジ止め孔53の近傍に貫通する小さなガイド孔54が形成されて、三箇所のネジ止め孔53の近傍に貫通する小さな固定用孔55が形成されている。
なお、センサープレート51の固定用孔55の周囲は、レンズユニット21に対し反対面側が潰し加工により凹部形状56に形成されている。
また、センサーアッシー5は、センサープレート51に対し撮像素子62を、平行する二辺部において、UV硬化型接着剤63で固定したもので、撮像素子62はセンサー基板61に搭載されている。
そして、レンズユニット21とセンサープレート51は、ネジ止めに先立って、二箇所において、ガイドボス24をガイド孔54に挿入して、撮影レンズ22の中心と撮像素子62の中心とを一致させて位置決めされる。
その光学中心の位置決めの際、レンズユニット21の三箇所のネジ止めボス23の周囲には、圧縮コイルバネによるあおり調整バネ27を予め配置しておき、レンズユニット21の中央部には、防塵クッション28を予め敷いておく。
なお、固定用ボス25も固定用孔55に挿入状態となるが、図4及び図5に示すように、固定用ボス25と固定用孔55及び凹部形状56との間にはリング状の隙間が形成されている。
次に、センサープレート51の三箇所の隅部において、ネジ止め孔53からネジ26を、レンズユニット21のネジ止めボス23のネジ穴にネジ込む。
こうして、レンズユニット21にセンサープレート51をネジ止めした状態を図4及び図5に示す。
このネジ止め状態において、レンズユニット21に対しセンサープレート51が三箇所の隅部で、あおり調整バネ27の付勢により浮いた状態で組み付けた状態に保たれているため、撮像素子61の撮像面が光軸に対して垂直になるようにあおり調整することができる。
次に、図6及び図7に示すように、センサープレート51の三箇所の隅部近傍において、固定用ボス25と固定用孔55及び凹部形状56との間に形成されたリング状の隙間に、UV硬化型接着剤65を充填する。
このとき、センサープレート51の固定用孔55の周囲が、凹部形状56に形成されているので、UV硬化型接着剤65の塗布範囲が明確化され、UV硬化型接着剤65を確実に固定用ボス25周囲との隙間に充填することができる。
その後、三箇所に充填したUV硬化型接着剤65にUVを照射して、UV硬化型接着剤65を固化させることで、レンズユニット21に対しセンサープレート51を固定する。
以上のUV硬化型接着剤65の塗布と硬化のためのUV照射は、3箇所とも同一方向から可能となるため、作業性が大幅に向上する。
また、UV硬化型接着剤65も安定した量が塗布可能であり、すなわち、目視で塗布量が判断し易いため、硬化不十分な状態も回避しやすいという効果がある。
以上、実施形態のレンズユニット21とセンサープレート51の実装によれば、先ず、三箇所のネジ止め状態において、レンズユニット21に対しセンサープレート51をあおり調整バネ27の付勢により浮いた状態で組み付けて、撮像素子61の撮像面が光軸に対して垂直になるようにあおり調整することができる。
そして、その撮像面のあおり調整後、三箇所のネジ止め部近傍において、レンズユニット21の固定用ボス25とセンサープレート51の固定用孔55とのリング状の隙間に、UV硬化型接着剤65を充填し、そのUV硬化型接着剤65をUV照射により固化させることで、レンズユニット21にセンサープレート51を固定することができる。
このように、撮像素子62の撮像面のあおり調整後に、レンズユニット21とセンサープレート51を確実かつ容易に固定することができ、ダーモスコピーカメラ1の組立工程における作業性を向上することができる。
そして、三箇所のネジ止め部近傍におけるUV硬化型接着剤65の固化による固定のため、ダーモスコピーカメラ1の耐衝撃性も向上することができる。
これにより、光学レンズを有するレンズユニットと撮像素子を搭載したセンサープレートとの実装において、撮像素子の撮像面のあおり調整後の確実な固定が容易に可能となり、組立工程における作業性の向上、及び耐衝撃性の向上を図ることが可能となる。
なお、上記実施の形態では、センサープレート51側に固定用孔55を設け、レンズユニット21側に固定用ボス25を設けたが、これは相対的なものであって、逆に設けてもよい。すなわち、センサープレート51側に固定用ボス25を設け、レンズユニット21側に固定用孔55を設けてもよい。
(変形例)
図8は図5の変形例1を示すもので、センサープレート51の固定用孔55の周囲は、半抜き加工によって、図示のように、レンズユニット21に対し反対面側が凹部形状56に形成されるとともに、レンズユニット21との対向面側に突出する短い円筒状の凸部形状57に形成されている。
このように、センサープレート51の固定用孔55の周囲に、凹部形状56に加えて、レンズユニット21との対向面側に突出する短い円筒状の凸部形状57を形成することで、固定用ボス25の周囲との隙間に充填するUV硬化型接着剤65の塗布面積を増やすことができる。
図9は図5の変形例2を示すもので、センサープレート51の固定用孔55周囲の凹部形状56が、傾斜面加工によって、図示のように、傾斜面形状58に形成されている。
図10は図5の変形例3を示すもので、センサープレート51の固定用孔55周囲の潰し加工による凹部形状56の内周側が、傾斜面加工によって、傾斜面形状59に形成されている。
なお、図8の半抜き加工による凹部形状56及び凸部形状57と、図10の凹部形状56の内周側の傾斜面加工による傾斜面形状58の組み合わせてとしてもよい。
図11は図4の矢印A部の変形例4を示すもので、図示のように、レンズユニット21の固定用ボス25の外周に、長手方向に沿って突出する円周方向等間隔に六本のリブ251が形成されている。
このように、レンズユニット21の固定用ボス25の外周に、円周方向等間隔に六本のリブ251を付けることで、センサープレート51の固定用孔55との隙間に充填するUV硬化型接着剤65の塗布面積を増やすことができる。
図13は図4の矢印B部の変形例5を示すもので、図示のように、レンズユニット21の固定用ボス25の外周に、長手方向に沿って突出する円周方向等間隔に四本のリブ251が十字状に形成されている。
なお、リブ251は、一本、二本、三本、五本、七本以上でもよく、その形状も任意である。
(他の変形例)
以上の実施形態においては、本発明をダーモスコピーカメラに適用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他のカメラでもよく、さらに、カメラを備える携帯電話など他の電子機器であってもよい。
また、実施形態では、ガイドボスを二箇所、固定用ボスを三箇所としたが、ガイドボス及び固定用ボスの組数は任意であり、他の箇所に追加してもよい。
さらに、レンズユニット及びセンサープレートの形状、バネの形状及び種類等も任意であり、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。
付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
光学レンズを有するレンズユニットと、撮像素子を囲むように配置されるセンサープレートとの実装構造であって、
前記レンズユニットと前記センサープレートとのネジ止め部に配置されたバネと、
前記レンズユニットの前記ネジ止め部の近傍に突出して設けられた固定用ボスと、
前記センサープレートの前記ネジ止め部の近傍に形成され、前記固定用ボスが隙間をあけて挿入される固定用孔と、
を備え、
前記レンズユニットに対し前記センサープレートを前記バネの付勢により浮いた状態で組み付けられているとともに、前記撮像素子の撮像面が光軸に対して垂直になるようにあおり調整された状態で組み付けられており、
前記固定用孔に挿入された前記固定用ボスと当該固定用孔との前記隙間に充填された接着剤が固化した状態で、前記レンズユニットに前記センサープレートが固定されていることを特徴とするレンズユニットとセンサープレートの実装構造。
<請求項2>
前記レンズユニットの前記ネジ止め部の近傍に突出して設けられたガイドボスと、
前記センサープレートの前記ネジ止め部の近傍に形成され、前記ガイドボスが挿入されるガイド孔と、
を備え、
前記ガイド孔に前記ガイドボスが挿入されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズユニットとセンサープレートの実装構造。
<請求項3>
前記センサープレートの前記固定用孔の周囲は、前記レンズユニットに対し反対面側が凹部形状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズユニットとセンサープレートの実装構造。
<請求項4>
前記センサープレートの前記固定用孔の周囲は、前記レンズユニットとの対向面側が凸部形状に形成されていることを特徴とする請求項3に記載のレンズユニットとセンサープレートの実装構造。
<請求項5>
前記凹部形状は傾斜面形状に形成されていることを特徴とする請求項3に記載のレンズユニットとセンサープレートの実装構造。
<請求項6>
前記凹部形状の内周側が傾斜面形状に形成されていることを特徴とする請求項3に記載のレンズユニットとセンサープレートの実装構造。
<請求項7>
前記固定用ボスの外周に、長手方向に沿って突出するリブが形成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のレンズユニットとセンサープレートの実装構造。
<請求項8>
光学レンズを有するレンズユニットと、撮像素子を囲むように配置されるセンサープレートとの実装構造であって、
前記レンズユニットと前記センサープレートとのネジ止め部に配置されたバネと、
前記センサープレートの前記ネジ止め部の近傍に突出して設けられた固定用ボスと、
前記レンズユニットの前記ネジ止め部の近傍に形成され、前記固定用ボスが隙間をあけて挿入される固定用孔と、
を備え、
前記レンズユニットに対し前記センサープレートが前記バネの付勢により浮いた状態で組み付けられているとともに、前記撮像素子の撮像面が光軸に対して垂直になるようにあおり調整された状態で組み付けられており、
前記固定用孔に挿入された前記固定用ボスと当該固定用孔との前記隙間に充填された接着剤が固化した状態で、前記レンズユニットに前記センサープレートが固定されていることを特徴とするレンズユニットとセンサープレートの実装構造。
<請求項9>
請求項1から8のいずれか一項に記載の実装構造によるレンズユニットとセンサープレートを備えることを特徴とする撮像装置。
<請求項10>
光学レンズを有するレンズユニットと、撮像素子を囲むように配置されるセンサープレートとの実装方法であって、
前記レンズユニットと前記センサープレートとのネジ止め部にバネを設け、前記レンズユニットに対し前記センサープレートを前記バネの付勢により浮いた状態で組み付けて、前記撮像素子の撮像面が光軸に対して垂直になるようにあおり調整した後、
前記レンズユニットの前記ネジ止め部の近傍に突出して設けられた固定用ボスと、前記センサープレートの前記ネジ止め部の近傍に形成された固定用孔との隙間に、接着剤を充填し、
前記接着剤を固化させて前記レンズユニットに前記センサープレートを固定することを特徴とするレンズユニットとセンサープレートの実装方法。
<請求項11>
紫外線硬化型接着剤を前記隙間に充填した後、
前記隙間に充填された前記紫外線硬化型接着剤に紫外線を照射することで、
前記紫外線硬化型接着剤を固化させることを特徴とする請求項10に記載のレンズユニットとセンサープレートの実装方法。
1 撮像装置
2 カメラ本体
3 ライトユニット
4 コントローラ
5 センサーアッシー
21 レンズユニット
22 光学レンズ
23 ネジ止めボス
24 ガイドボス
25 固定用ボス
26 ネジ
27 あおり調整バネ
28 防塵クッション
29 枠体
51 センサープレート
53 ネジ止め孔
54 ガイド孔
55 固定用孔
56 凹部形状
57 凸部形状
58 傾斜面形状
59 傾斜面形状
61 センサー基板
62 撮像素子
63 UV硬化型接着剤
65 UV硬化型接着剤
251 リブ

Claims (12)

  1. 光学レンズを有するレンズユニットと、撮像素子を囲むように配置されるセンサープレートとの実装構造であって、
    前記レンズユニットと前記センサープレートとのネジ止め部に配置された弾性体を備え、
    前記レンズユニットに対し前記センサープレートが前記弾性体の付勢により浮いた状態で組み付けられているとともに、前記撮像素子の撮像面が光軸に対して垂直になるようにあおり調整された状態で組み付けられており、
    前記レンズユニットと前記センサープレートとの前記ネジ止め部の近傍に充填された接着剤が固化した状態で、前記レンズユニットに前記センサープレートが固定されていることを特徴とするレンズユニットとセンサープレートの実装構造。
  2. 前記ネジ止め部の近傍に突出して設けられた固定用ボスと、
    前記ネジ止め部の近傍に形成され、前記固定用ボスが隙間をあけて挿入される固定用孔と、
    を更に備え、
    前記固定用ボス及び前記固定用孔の一方は、前記レンズユニットの前記ネジ止め部の近傍に設けられ、他方は前記センサープレートの前記ネジ止め部の近傍に設けられ、
    前記固定用ボスと当該固定用孔との前記隙間に前記接着剤が充填されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のレンズユニットとセンサープレートの実装構造。
  3. 前記レンズユニットの前記ネジ止め部の近傍に突出して設けられたガイドボスと、
    前記センサープレートの前記ネジ止め部の近傍に形成され、前記ガイドボスが挿入されるガイド孔と、
    を備え、
    前記ガイド孔に前記ガイドボスが挿入されていることを特徴とする請求項2に記載のレンズユニットとセンサープレートの実装構造。
  4. 前記センサープレートの前記固定用孔の周囲は、前記レンズユニットに対し反対面側が凹部形状に形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のレンズユニットとセンサープレートの実装構造。
  5. 前記センサープレートの前記固定用孔の周囲は、前記レンズユニットとの対向面側が凸部形状に形成されていることを特徴とする請求項4に記載のレンズユニットとセンサープレートの実装構造。
  6. 前記凹部形状は傾斜面形状に形成されていることを特徴とする請求項4に記載のレンズユニットとセンサープレートの実装構造。
  7. 前記凹部形状の内周側が傾斜面形状に形成されていることを特徴とする請求項4に記載のレンズユニットとセンサープレートの実装構造。
  8. 前記固定用ボスの外周に、長手方向に沿って突出するリブが形成されていることを特徴とする請求項2から7のいずれか一項に記載のレンズユニットとセンサープレートの実装構造。
  9. 前記弾性体は、バネであることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載のレンズユニットとセンサープレートの実装構造。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載の実装構造によるレンズユニットとセンサープレートを備えることを特徴とする撮像装置。
  11. 光学レンズを有するレンズユニットと、撮像素子を囲むように配置されるセンサープレートとの実装方法であって、
    前記レンズユニットと前記センサープレートとのネジ止め部に弾性体を設け、
    前記レンズユニットに対し前記センサープレートを前記弾性体の付勢により浮いた状態で組み付けて、前記撮像素子の撮像面が光軸に対して垂直になるようにあおり調整した後、前記レンズユニットと前記センサープレートとの前記ネジ止め部の近傍に接着剤を充填し、
    前記接着剤を固化させて前記レンズユニットに前記センサープレートを固定することを特徴とするレンズユニットとセンサープレートの実装方法。
  12. 前記レンズユニットと前記センサープレートの間に紫外線硬化型接着剤を充填した後、充填された前記紫外線硬化型接着剤に紫外線を照射することで、前記紫外線硬化型接着剤を固化させることを特徴とする請求項11に記載のレンズユニットとセンサープレートの実装方法。
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