以下では、添付の図面を参照して本出願の技術的解決策を説明する。
本出願におけるすべてのノードおよびメッセージの名称は説明を分かりやすくするために設定された名称にすぎず、実際のネットワークにおける名称は異なっていてよい。本出願では、様々なノードおよびメッセージの名称が限定されると理解されてはならない。反対に、本出願で使用されるノードまたはメッセージと同じまたは類似の機能を有する任意の名称は、本出願の方法または同等の置換とみなされ、本出願の保護範囲内にあるものとする。以下では詳細について説明されない。
本出願の本実施形態で言及される通信システムは、狭帯域のモノのインターネット(narrow band-internet of things、NB-IoT)システム、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(wireless local access network、WLAN)システム、LTE(long term evolution、LTE)システム、第5世代移動通信(5th generation mobile networks or 5th generation wireless systems、5G)、または5G後の通信システム、例えば、新無線(new radio、NR)システム、またはデバイス間(device to device、D2D)通信システムを含むが、これらに限定されない。
本発明の実施形態をよく理解するため、まずは本発明の実施形態で使用されているネットワークアーキテクチャについてまず以下で説明する。図1は、本出願の一実施形態が適用可能な通信システムの構造の概略図である。
図1は、本出願の技術的解決策に適用可能な、統合アクセスおよびバックホール(integrated access and backhaul、IAB)システムのアーキテクチャ図である。図1に示すように、IABシステムは少なくとも、1つの基地局100と、基地局100が受け持つ1つ以上の端末デバイス(terminal)101と、1つ以上の中継ノード(すなわちIABノード)110と、IABノード110が受け持つ1つ以上の端末デバイス111と、を含む。一般に、基地局100はドナー基地局(donor next generation node B、DgNB)と呼ばれ、IABノード110は無線バックホールリンク113を介して基地局100に接続される。本出願では、ドナー基地局は、ドナーノード、すなわちdonorノードとも呼ばれる。
基地局100は、進化型ノードB(evolved node base、eNB)、無線ネットワークコントローラ(radio network controller、RNC)、ノードB(node B、NB)、基地局コントローラ(base station controller、BSC)、基地トランシーバ局(base transceiver station、BTS)、ホームNodeB(home evolved NodeB、またはhome node B、HNB)、ベースバンドユニット(baseband Unit、BBU)、進化型(evolved LTE、eLTE)基地局、NR基地局(next generation node B、gNB)などを含むが、これらに限定されない。
端末デバイスは、ユーザ機器(user equipment、UE)、移動コンソール、アクセス端末、加入者ユニット、加入者局、移動局、リモート局、リモート端末、モバイルデバイス、端末、無線通信デバイス、ユーザエージェント、無線ローカルエリアネットワーク(wireless local access network、WLAN)内の局(station、ST)、携帯電話、コードレス電話、セッションイニシエーションプロトコル(session initiation protocol、SIP)電話、無線ローカルループ(wireless local loop、WLL)局、パーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant、PDA)、無線通信機能を備えたハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、無線モデムに接続された別の処理デバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、将来の5Gネットワークの移動コンソール、および将来の進化型公衆陸上移動体ネットワーク(public land mobile network、PLMN)の端末デバイスのいずれか1つを含むが、これらに限定されない。IABノードは、中継ノードの特定の名前であり、本出願における解決策に対する限定を構成しない。IABノードは、転送機能を有する前述の基地局または端末デバイスであってもよく、独立したデバイス形態であってもよい。例えば、本出願におけるIABノードは、中継ノード(relay node、RN)、送受信点(transmission and reception point)、中継送受信点(relaying TRP)などと称されてもよい。
IABシステムは、複数の他のIABノード、例えば、IABノード120およびIABノード130をさらに含むことができる。IABノード120は、ネットワークにアクセスするために、無線バックホールリンク123を介してIABノード110に接続される。IABノード130は、ネットワークにアクセスするために、無線バックホールリンク133を介してIABノード110に接続される。IABノード120は1つ以上の端末デバイス121を受け持ち、IABノード130は1つ以上の端末デバイス131を受け持つ。図1では、IABノード110とIABノード120の両方が、無線バックホールリンクを介してネットワークに接続されている。本出願では、無線バックホールリンクは、中継ノードの視点から見られる。例えば、無線バックホールリンク113はIABノード110のバックホールリンクであり、無線バックホールリンク123はIABノード120のバックホールリンクである。図1に示すように、IABノード120などの1つのIABノードは、ネットワークにアクセスするために、無線バックホールリンク123などの無線バックホールリンクを介して別のIABノード110に接続することができる。また、中継ノードは、複数の無線中継ノードを介してネットワークに接続されてもよい。本出願では、IABノードは説明の目的でのみ使用され、本出願の解決策がNRシナリオでのみ使用されることを示すものではないことを理解されたい。本出願では、IABノードは、中継機能を有する任意のノードまたはデバイスであってもよい。本出願におけるIABノードの使用および中継ノードの使用は同じ意味を有することを理解されたい。
加えて、本出願には、以下の基本的な用語または概念がさらに含まれる。
アクセスリンク(access link)は、UEと、IAB nodeまたはIABドナー(IAB donor)ノードとの間のリンクである。あるいは、アクセスリンクは、ノードがノードの下位ノードと通信するときに使用される無線リンクを含む。アクセスリンクは、アップリンクアクセスリンクおよびダウンリンクアクセスリンクを含む。アップリンクアクセスリンクはアクセスリンクのアップリンク送信とも呼ばれ、ダウンリンクアクセスリンクはアクセスリンクのダウンリンク送信とも呼ばれる。
バックホールリンク(backhaul link)は、IAB nodeと、IAB子ノード(IAB child node)またはIAB親ノード(IAB parent node)との間のリンクである。バックホールリンクは、IAB子ノードまたはIAB親ノードとのダウンリンク送信用のリンクと、IAB子ノードまたはIAB親ノードとのアップリンク送信用のリンクとを含む。IABノードの場合、IAB親ノードにデータを送信すること、あるいはIAB子ノードから送信されたアップリンクデータを受信することは、バックホールリンクのアップリンク送信と呼ばれる。IABノードの場合、IAB親ノードから送信されたデータを受信すること、あるいはIAB子ノードにデータを送信することは、バックホールリンクのダウンリンク送信と呼ばれる。UEとIABノードとを区別するために、IABノードとIAB親ノードとの間のバックホールリンクは、親バックホールリンク(parent BH)とも呼ばれ、IABノードとIAB子ノードとの間のバックホールリンクは、子バックホールリンク(child BH)と呼ばれる。
場合によっては、IABノードの子バックホールリンクおよびアクセスリンクは、まとめてアクセスリンクと呼ばれることがあり、すなわち下位ノードは上位ノードの端末デバイスとみなされる。図1に示す統合アクセスおよびバックホールシステムでは、1つのIABノードが1つの上位ノードに接続されることを理解されたい。しかし、将来の中継システムでは、無線バックホールリンクの信頼性を向上させるために、IABノード120などの1つのIABノードが複数の上位ノードを同時に受け持ってもよい。例えば、図1のIABノード130は、バックホールリンク134を介してIABノード120にさらに接続されてよく、すなわちIABノード110およびIABノード120の両方が、IABノード130の上位ノードとみなされる。IABノード110、120、および130の名称は、配置シナリオまたはそのネットワークを限定するものではなく、中継またはRNなど、任意の他の名称であってもよい。本出願では、IABノードは説明を容易にするためにのみ使用される。
図1では、無線リンク102、112、122、132、113、123、133、および134は、それぞれが双方向リンクであってもよく、アップリンクおよびダウンリンク送信リンクを含む。特に、無線バックホールリンク113、123、133、および134は、下位ノードにサービスを提供するために上位ノードによって使用されてもよい。例えば、上位ノード100は、下位ノード110に無線バックホールサービスを提供する。バックホールリンクのアップリンクおよびダウンリンクは分離され得る、すなわちアップリンク送信とダウンリンク送信とは同じノードを介しては行われないことを理解されたい。ダウンリンク送信とは、上位ノード、例えばノード100が、下位ノード、例えばノード110に情報またはデータを送信することを意味し、アップリンク送信とは、下位ノード、例えばノード110が、上位ノード、例えばノード100に情報またはデータを送信することを意味する。ノードは、ネットワークノードまたは端末デバイスに限定されない。例えば、D2Dシナリオでは、端末デバイスは、別の端末デバイスにサービスを提供するための中継ノードとして作用し得る。いくつかのシナリオでは、無線バックホールリンクはあるいはアクセスリンクであってもよい。例えば、バックホールリンク123は、ノード110のアクセスリンクと考えることもでき、バックホールリンク113は、ノード100のアクセスリンクでもある。上位ノードは、基地局または中継ノードであってもよく、下位ノードは、中継機能を有する中継ノードまたは端末デバイスであってもよいことを理解されたい。例えば、D2Dシナリオでは、下位ノードはあるいは端末デバイスであってもよい。
図2は、IABシステムの具体例を示す。図2に示すIABシステムは、ドナー基地局と、IABノード1と、IABノード2と、UE 1と、UE 2とを含む。ドナー基地局とIABノード1との間のリンク、およびIABノード1とIABノード2との間のリンクはバックホールリンクである。UE 1とドナー基地局との間のリンク、およびUE 2とIABノード1との間のリンクはアクセスリンクである。
図3は、IABノードの構造の概略図である。図3に示すように、移動終端(mobile-termination、MT)機能は、UEに類似した構成要素として定義される。IABにおいて、MTはIABノードにキャンプオンする機能(またモジュール)と呼ばれる。MTは一般的なUEの機能と類似しているので、IABノードはMTを介して上位ノードまたはネットワークにアクセスすると考えられてよい。分散ユニット(distributed unit、DU)機能は、基地局に類似した構成要素として定義される。IABにおいて、DUはIABノードにキャンプオンする機能(またモジュール)と呼ばれる。DUは一般的な基地局の機能と類似している、または機能の一部と類似しているので、IABノードはDUを介した下位ノードおよび端末デバイスのアクセスを許可し得ると考えられてよい。
IABノードのMTおよびDUは、両方とも完全な送受信部を有し、MTとDUとの間にはインターフェースがある。しかしながら、MTおよびDUは論理モジュールであることに留意されたい。実際には、MTおよびDUはいくつかのサブモジュールを共有してよく、例えば、図4に示すように、送受信アンテナおよびベースバンド処理部を共有してよい。
さらに、DUは複数のサブモジュールを有し得る。例えば、DUは、図5に示すように複数のセル(cell)を有する場合がある。
上位ノードと通信するためにMTによって使用されるリンクは親バックホールリンク(parent BH link)と呼ばれ、下位のIABノードと通信するためにDUによって使用されるリンクは子バックホールリンク(child BH link)と呼ばれ、DUにサービスを提供されるUEと通信するために、DUによって使用されるリンクはアクセスリンク(access link)と呼ばれる。図6に示すように、親バックホールリンクは親バックホールアップリンク(uplink、UL)、および親バックホールダウンリンク(downlink、DL)を含み、子バックホールリンクは子バックホールUL、および子バックホールDLを含み、アクセスリンクはアクセスULおよびアクセスDLを含む。場合によっては、子バックホールリンクがアクセスリンクとも呼ばれることがある。
以下、図7を参照しながら、LTE中継システムでバックホールリソースを構成する方法を説明する。
LTE中継システムでは、donorノードは中継ノード用のバックホールリソースを半静的に構成する。図7は、LTE中継システムにおけるダウンリンクバックホールリソースの割り当ての具体例を示す。LTEにおいて、donorノードは、中継ノードにバックホールリンクリソースをサブフレーム単位で(1 ms)割り当て、割り当て周期は1無線フレーム(10 ms)である。具体的には、donorノードは、無線リソース制御(radio resource control、RRC)シグナリングを用いて、いくつかのサブフレームをバックホールリンクサブフレームとして指定する。バックホールリンクサブフレームの数および位置は再構成され得る。
LTEにおける中継ノードについては、サブフレームがバックホールサブフレームとして構成されると、中継ノードはサブフレームにおいて、中継物理ダウンリンク制御チャネル(relay physical downlink control channel、R-PDCCH)を監視し、かつ/または物理ダウンリンク共有チャネル(physical downlink share channel、PDSCH)を受信する必要がある。したがって、アクセスリンクで送信を行うことはできない。図7に示すように、サブフレーム2、4、および6がバックホールリンクとして構成された場合は、対応するアクセスリンクのサブフレーム2、4、および6は無効である。したがって、LTE中継は、半静的な時分割多重化(time division multiplexing、TDM)リソースを割り当てている。
以下、NRにおけるIABシステムのリソース割り当て方法を説明する。
図8は、NRにおけるIABノードのリソース構成の一例の概略図である。IABノードのMTリソースは、ダウンリンク(downlink、D)、アップリンク(uplink、U)、およびフレキシブル(Flexible、F)の3つのタイプとして構成され得る。3つのタイプは、既存の端末デバイスによってもサポートされ、したがって既存のシグナリングを用いて指示され得る。
IABノードのDUリソースは、ダウンリンク、アップリンク、フレキシブル、および無効(Null、N)の4つのタイプとして構成され得る。さらに、ダウンリンク、アップリンク、およびフレキシブルの3つのタイプのDUリソースは、ハード(hard、H)リソースとソフト(soft、S)リソースとにさらに分類することができる。DUのhardリソースは、DUにとって常に利用可能なリソースを示す。
DUのsoftリソースは、リソースがDUに利用可能であるかどうかが、上位ノード(例えば、donorノード)の指示に依存しなければならないことを示す。
NRにおけるIABノードのDUに対するリソース割り当ては上位ノードの指示に依存し、DUリソース指示は、半静的な割り当て方式および動的な指示方式で行われることが、前述した内容から分かる。このリソース割り当て方式は、LTEシステムのリソース割り当て方法とは大きく異なっている。
図3および図8を参照すると、IABノードのMTは上位ノードのDUに接続され、IABノードのDUは下位ノードのMTに接続される。半静的な方式で(例えば、RRCシグナリングおよび/またはF1-APインターフェースシグナリングを使用して)リソース構成が実行されると、IABノードは、IABノードのMTリソースおよびDUリソースのリソース構成を取得し得る。例えば、リソース構成には、MTリソースおよびDUリソースの送信方向(D/U/F)、DUリソースのタイプ(soft/hard)、DUのNULLリソースの位置などが含まれ得る。前述の関連する構成は明示的なシグナリングを使用して取得されてよく、あるいは暗黙的な方式で取得されてもよいことを理解されたい。具体的には、図7は、時分割多重化の事例におけるMTおよびDUのリソース構成の概略図である。
図8および以下の表1を参照すると、IABノードについて、DUのhardリソース(例えば、第1のスロット、第6のスロット、第7のスロット、および第8のスロットに対応するDUリソース)に対応するMTリソース(例えば、第1のスロット、第6のスロット、第7のスロット、および第8のスロットに対応するMTリソース)は無効であることが分かる。
具体的には、IABノードのMTは合計3種類のリソースを有し、IABノードのDUは合計7種類のリソースを有する。2つのタイプのリソースがそれぞれ結合された後の、IABノードのMTの可能な挙動および対応するDUを以下の2つの表に示す。表1は、様々な可能なリソースタイプの組合せにおける、時分割多重化シナリオにおけるMTおよびDUのリソース構成を示す。表2は、様々な可能なリソースタイプの組合せにおける、空間分割多重化(spatial division multiplexing、SDM)シナリオにおけるMTおよびDUのリソース構成を示す。
上記の表1および表2の様々な識別子の意味は以下の通りである。
「MT:Tx」は、MTがスケジューリングされた後に送信を行うべきことを示す。
「DU:Tx」は、DUが送信を行うことができることを示す。
「MT:Rx」は、MTが受信を実行可能であることを示す(信号が受信される必要がある場合)。
「DU:Rx」は、DUが下位ノードのアップリンク送信をスケジューリングできることを示す。
「MT:Tx/Rx」は、MTがスケジューリングされた後に送信または受信を行うべきであるが、送信と受信とが同時に生じないことを示す。
「DU:Tx/Rx」は、DUは送信を行える、または下位ノードからの送信を受信できるが、送信と受信とが同時に生じないことを示す。
「IA」は、DUリソースが明示的または暗黙的に利用可能であると示されていることを示す。
「INA」は、DUリソースが明示的または暗黙的に無効であると示されていることを示す。
「MT:NULL」は、MTが送信を行わず、受信能力を有していなくてもよいことを示す。
「DU:NULL」は、DUが送信を実行せず、下位ノードからの送信を受信しないことを示す。
アクセスリンクとバックホールリンクとの間のリソースを動的に調整するために、NR IABでは2つのレベルのリソース指示が使用される。具体的には、2つのレベルのリソース指示とは、上位ノードが明示的または暗黙的な方式で、IABノードのDUに対してsoftリソースとhardリソースとを構成することを意味する。しかしながら、softリソースの可用性は、上位ノードの動的なシグナリング指示に依存する。
DUが複数のcellを有する事例では、DUの別のcellは、異なるH/Sタイプを有する場合がある。例えば、DUが2つのcell、すなわちcell #0とcell #1とを有すると仮定すると、cell #0はMTとアンテナパネルを共有している、あるいはMTのアンテナパネルと同じ方向を向いている。5つの時間領域リソース(スロット)が考慮される。図9に示すように、スロット0はMTのダウンリンクリソースであり、かつ2つのcellのいずれかのダウンリンクsoftリソースであり、スロット1から3はMTに対して無効であり、スロット1およびスロット2はそれぞれ、2つのcellのいずれかのダウンリンクhardリソースであり、スロット3は、2つのcellのいずれかのフレキシブルなアップリンクおよびダウンリンクhardリソースであり、スロット4はMTのアップリンクリソースであり、cell #0のsoftリソースであり、かつcell #1のhardリソースである。DUの2つのcellが、スロット4で異なるH/Sタイプを有する理由は、このスロットではcell #1の送信方向がMTの送信方向とは逆であって、送信が半二重制約に違反しないからである(すなわちMTおよびDUは、受信と送信とを同時には実行できない)。加えて、MTのパネルはcell #1のパネルとは逆方向を向いており、2枚のパネルは互いにほとんど影響を及ぼさない。
DUが複数のモジュールを有する事例について、本出願の実施形態はリソース指示方法および装置を提供する。本方法および本装置は、同じ概念に基づいている。方法の問題解決原理は装置のそれと同様であるため、装置および方法の実施に対して相互参照がなされてもよい。繰り返しの部分は、詳細に説明されない。
本出願の実施形態で提供されるリソース指示方法は、図1に示されている通信システムに適用され得る。図1は説明のための単なる一例であり、通信システムに含まれる端末デバイスおよびネットワークデバイスの数を特に限定するものではないことが理解されよう。
本出願の実施形態では、「少なくとも1つの」は1つまたは複数を意味し、「複数の」は2つ以上を意味することを理解されたい。「および/または」という用語は、関連付けられた対象間の、関連付けの関係を記述し、3つの関係が存在し得ることを表す。例えば、Aおよび/またはBは、以下の場合を、すなわち、Aのみが存在する場合、AおよびBの両方が存在する場合、およびBのみが存在する場合を表してもよく、その場合、AおよびBは、単数または複数であり得る。文字「/」は通常、関連付けられたオブジェクト間の「または」関係を示す。「以下の少なくとも1つ(ピース)」またはその同様の表現は、単一のアイテム(ピース)または複数のアイテム(ピース)の任意の組合せを含む、これらのアイテムの任意の組合せを意味する。例えば、a、b、またはcのうちの少なくとも1つ(ピース)は、a、b、c、aおよびb、aおよびc、bおよびc、またはa、b、およびcを示してよく、a、b、およびcは単数形または複数形であってよい。
加えて、本出願の説明では、「第1の」および「第2の」という用語は、単なる説明目的であることが意図されていると理解されるべきであり、相対的な重要性の指示または示唆として理解されるべきではなく、順番の指示または示唆として理解することはできない。
以下、添付の図面を参照して、本出願の実施形態で提供されるリソース指示方法を詳細に説明する。
図10は、本出願によるリソース指示方法のフローチャートである。本方法は以下のステップを含む。
S1001において、第2のノードは、第1のノードに指示情報を送信する。これに対応して、第1のノードは、第2のノードによって送信された指示情報を受信し、指示情報は、P個のセルに対応する第1のリソース中の動的リソースの可用性を示すために使用され、第1のリソースは、第3のノードと通信するために第1のノードによって使用される送信リソースであり、第2のノードは第1のノードの上位ノード(ドナーノードまたは親ノード(parent node))であり、第3のノードは第1のノードの下位ノード(または子ノード(child node))である。
具体的には、指示情報は第1のノードのMTによって受信されてよい。
本出願のこの実施形態では、第1のノードのDUは複数のセル(cell)を有し得る(複数のセルを含み得る、複数のセルに対応し得る、または複数のセルを包含し得る)。例えば、図11に示すように、第1のノードのDUは複数の方向を向いたパネルまたはセクタを有し、異なるパネルは異なるセルであり、あるいは第1のノードのDUにキャリアアグリゲーションが使用され、異なるキャリアは異なるセルである。本出願では、DUが複数のセルを有する別のシナリオが除外されないことを理解されたい。例えば、複数のセルを有するMTおよびDUを含む論理構造は、図12に示されているものになり得る。DUの異なるセルは、異なる物理セル識別子(physical-layer cell identity、PCI)を有し得る、または同じPCIを共有し得る。
本出願のこの実施形態では、説明のための例としてセルのみが使用されているが、セルのユニットとしての使用が制限されないことに留意されたい。具体的な実施時には、別のサブモジュールまたはサブユニットが、セクタまたはアンテナパネルなどのユニットとして使用されてよい。例えば、セクタがユニットとして使用されるときは、指示情報は、P個のセクタに対応する、第1のリソース中の動的リソースの可用性を示し得る。
第2のノードは、基地局などの共通のネットワークデバイスであってよく、あるいは中継デバイスまたはIABノードであってもよい。第3のノードは、基地局などの共通のネットワークデバイスであってよく、あるいは中継デバイス、IABノード、または端末デバイスであってもよい。
指示情報は、層1動的シグナリングまたは層2シグナリング、例えば、ダウンリンク制御情報(downlink control information、DCI)またはMAC CEを使用して搬送され得る。
指示情報は、動的シグナリング、動的指示シグナリング、動的DCI、指示DCIなどと呼ばれる場合もある。
S1002において、第1のノードは、含まれる(存在する、対応する、または包含する)N個のセルの中で、指示情報によって指示されたP個のセルを決定し、1≦P≦Nである。
第1のノードのDUが複数のセルを有している(含んでいる、包含している、または対応している)ときは、第1のノードは、指示DCIが適用されるセルを決定する必要がある。例えば、指示情報は、全セルの第1のリソースを示している(つまりPがNと等しく、P個のセルはN個のセルのすべてである)場合があり、あるいは一部のセルの第1のリソースのみを示している(つまりPがNより小さく、P個のセルはN個のセルの一部である)場合がある。
S1003において、第1のノードは、指示情報に基づいて、P個のセルの第1のリソース中の動的リソースの可用性を判定する。
図13に示すように、指示情報が、セルの第1のリソース中の動的リソースが使用可能なことを示している(図中に実線で示す)場合は、第1のノードは第3のノードと通信するために、対応するリソースを使用し得る。指示情報が、セルの第1のリソース中の動的リソースが無効なことを示している(図中に破線で示す)場合は、第1のノードは第3のノードと通信するために、対応するリソースを使用することができない。
具体的な実施時に、第1のノードは、第1のリソース中の動的リソースに対する指示情報の指示に基づいて、第1のノードの第2のリソースの可用性を推測し得る。第2のリソースは、第2のノードと通信するために第1のノードによって使用される送信リソースである。
本出願のこの実施形態では、IABノードの上位ノードによって送信された指示DCIは複数のセルのDUリソースを示すことができ、IABノードは指示DCIが適用されるセルを決定でき、その結果、DUが複数のセルを有するときに動的リソースを配信する方式が実施され得る。加えて、DUが複数のセルを有するときに、DUのsoftリソースの可用性が正確に示され得ることが保証され得る。
説明を容易にするために、以下では、第1のノードはIABノードと呼ばれ、第2のノードはIABノードの上位ノードと呼ばれ、第3のノードはIABノードの下位ノードと呼ばれ、第2のノードによって送信される指示情報は指示DCIと呼ばれる。
IABノードの下位ノードと通信するためにIABノードによって使用される送信リソース(すなわち第1のリソース)は、DUリソースであってよく、第1のリソース中の動的リソースは、DUリソース内のsoftリソースであってよい。IABノードの上位ノードと通信するためにIABノードによって使用される送信リソース(すなわち第2のリソース)は、MTリソースであってよい。説明を容易にするために、以下では、第1のリソースはDUリソースと呼ばれ、第1のリソース中の動的リソースはDU softリソースと呼ばれ、第2のリソースはMTリソースと呼ばれる。ここでのDUリソース、DU softリソース、およびMTリソースは単なる例示的な名前であり、将来の通信開発では他の名前を有する場合があることに留意されたい。例えば、IABノードの下位ノードと通信するためにIABノードによって使用される送信リソースはAと称され、第1のリソース中の動的リソースはBと称され、IABノードの上位ノードと通信するためにIABノードによって使用される送信リソースはCと称される、IABノードの下位ノードと通信するために、IABノードがAを使用できる場合は、BはA内のリソースであって、上位ノード(例えば、donorノード)の指示に依存することを理解されたい。あるいは、Aは本出願の第1のリソースと理解されてよく、Bは本出願の第1のリソース中の動的リソースと理解されてよく、Cは本出願の第2のリソースと理解されてよい。
一実装形態では、IABノードは、事前設定規則に従って、N個のセル内でP個のセルを決定し得る。
例示的な説明において、事前設定規則は、N個のセルを複数のセルグループにグループ化することであってよく、P個のセルは、複数のセルグループの特定のセルグループ内の1つ以上のセルである。
N個のセルを複数のセルグループにグループ化する方式は、各セルに対応するDUとMTとのリソース多重化関係に基づいて、N個のセルを複数のセルグループにグループ化することであってよい。
例えば、IABノードのDUのN個のセルは、M個のグループにグループ化されてよく、全セルグループのDUリソースは、MTリソースとは別のリソース多重化関係を有する。本明細書におけるリソース多重化関係は、時分割多重化、空間分割多重化、周波数分割多重化、全二重、動的空間分割多重化などを含み得るが、これに限定されない。一実装形態ではN=M、すなわちグループ化が行われないか、あるいは各グループが1つのセルのみを含む。
一般的に、MTとDUのセル(またはセルグループ)とがアンテナパネルを共有しているとき(またはMTとDUのセルとのアンテナパネルが同方向のとき)は、セル(またはセルグループ)のDUリソースと、MTリソースとのリソース多重化関係は、時分割多重化、または動的空間分割多重化になり得る。しかしながら、MTおよびDUのセル(またはセルグループ)によって使用されるアンテナパネルが異なっている(またはアンテナパネルが逆方向を向いている)ときは、セル(またはセルグループ)のDUリソースと、MTリソースとのリソース多重化関係は、空間分割多重化または全二重になり得る。
さらに、指示されたセルグループは、対応するDUリソースがMTリソースと特定のリソース多重化関係を有するセルグループであり得る。例えば、特定のリソース多重化関係は時分割多重化であってよい。すなわち、IABノードは、対応するDUリソースとMTリソースとのリソース多重化関係に基づいて、N個のセルをM個のグループにグループ化し、セルのDUリソースがMTリソースとの時分割多重化関係を有するセルグループで、1つ以上のセルを指示DCIに対応するセルと判定する。
別の例示的な説明において、事前設定規則はあるいは、P個のセルは、対応するDUリソースがそれぞれMTリソースと特定のリソース多重化関係を有する、1つ以上のセルとしてよい。例えば、特定のリソース多重化関係は時分割多重化であってよい。この方法では、IABノードは、IABノードのDUのN個のセルをグループ化しなくてよいが、各セルのDUリソースとMTリソースとのリソース多重化関係に基づいて、指示DCIが適用されるセルを決定し得る。
さらに別の例示的な説明において、事前設定規則はあるいは、P個のセルは、IABノードと同一平面上にある/同一方向の/同一位置にある/疑似的に同一位置にある、1つ以上のセルとしてよい。
さらに別の例示的な説明において、事前設定規則はあるいは、N個のセルを複数のセルグループにグループ化することであってよく、P個のセルはセル集合に含まれるセルであり、セル集合は各セルグループに1つのセルを含む。N個のセルを複数のセルグループにグループ化する方式は、各セルに対応するDUとMTとのリソース多重化関係に基づいて、N個のセルを複数のセルグループにグループ化することであってよい。この場合、指示DCIは、各セルグループ内の1つのセルを指示し得る。
他の例示的な説明において、事前設定規則は、P個のセルはN個のセルとしてよい。この場合、指示DCIに対応するセルは、N個のセルのすべてである。一実装形態において、指示DCIは各セルを個別に指示してよく、あるいはP個のセルがグループ化された後でセルグループを個別に指示してもよい。グループ化の方式は、各セルに対応するDUとMTとのリソース多重化関係に基づくグループ化であってよく、あるいは別の方式のグループ化であってよい。これは、本明細書では具体的に限定されない。
事前設定規則はあるいは、P個のセルはIABノードによって取得された第2の構成情報を使用して構成された1つ以上のセルであり、第2の構成情報はセルのリソース構成を実行するために使用される、としてよい。第2の構成情報を使用して構成されたリソースは、DUリソースのhard/softタイプを含む。
具体的な実施に際して、IABノードのsoft/hardリソース位置を構成するときは、IABノードのdonorノードまたは上位ノードは、一部のセルに対してリソース情報を構成する、あるいは各セルグループに対してのみリソース情報を構成し得る。残りのセルのリソースタイプは構成されたセルのリソースタイプと同じになり得る、あるいはIABノードが、構成されたセルのリソースタイプに基づいて、残りのセルのリソースタイプを推測する。DUの各セルグループに対してリソース構成が実行されると、すべてのセルグループが同じリソース構成を有し得る。
IABノードのdonorノードまたは上位ノードが、一部のセルのリソースタイプのみを構成すると、指示DCIが適用されるセルは、構成されたセルの全部または一部になり得る。
例えば、IABノードのDUはN個のセルを有するが、IABノードのdonorノードまたは上位ノードは、P個のセルにのみリソース構成を実行する。指示DCIが適用されるセルは、P個のセルになり得る。
別の実装形態において、IABノードの上位ノードは、シグナリング(例えば、第1の構成情報)を使用して、IABノードに対して、指示DCIによって指示されたP個のセルを構成し得る。これに対応して、IABノードは、IABノードの上位ノードによって送信された第1の構成情報を受信してよく、第1の構成情報はP個のセルを決定するために使用される。
いくつかの実施形態では、IABノードは、事前設定規則に従って、指示DCIが適用されるP1個のセルをまず決定し、次に、IABノードの上位ノードが、シグナリング(例えば、第1の構成情報)を使用して、IABノードに対して、指示DCIが適用されるP2個のセルを再構成し得る。この場合、IABノードが第1の構成情報を受信しないときは、IABノードは、指示DCIが適用されるセルは、事前設定規則に従って決定されたP1個のセルであると判定してよく、第1の構成情報を受信すると、IABノードは、指示DCIが適用されるセルは、第1の構成情報を使用して構成されたP2個のセルであると判定し得る。
具体的な実施時に、指示DCIがN個のセルの一部(すなわちPはNより小さい)を示すときは、残りのセルのDUリソース中の動的リソースの可用性が、以下のいずれかの方式で取得され得る。
方式1:指示されていないセルと、指示されたセルとの間に対応関係があり、対応関係があるセルのDU softリソースは同じ可用性を有する。指示されていないセルは、指示DCIが適用されるセルには含まれていないセルであり、指示されたセルは、指示DCIが適用されるセルに含まれているセルである。
方式 2:IABノードは、指示されていないセルのDU softリソースの可用性を判定し得る。
方式 3:IABノードは、スケジューリングシグナリング/半静的なシグナリング構成によって、指示されていないセルのDU softリソースの可用性を判定し得る。
1つの可能な実装形態において、指示されるDUセルの数が制限される場合がある、すなわち指示DCIが適用されるセルの数が制限される場合がある。具体的な実施時に、プロトコルによって、指示DCIが適用されるセルの数が制限される場合がある。例えば、指示されたDUセルの数が1に制限される場合があり、すなわち1つのセルのみに適用される指示DCIが制限され、P=1になる。したがって、IABノードは、N個のセル内で、指示情報に対応する1つのセルを決定し得る。
本出願のこの実施形態では、DUリソースのH/S構成のみが考慮される。2つのセルのH/Sリソースは、時間領域では完全に重複しない場合がある。図14に示すように、スロット2では、セル1のリソースはhardで、セル2のリソースはsoftであり、スロット4では、セル1のリソースはsoftで、セル2のリソースはhardである。
いくつかの実施形態において、指示DCIは、明示的指示および暗黙的指示の2つの方式で指示を実行し得る。暗黙的指示方式では、指示情報は、第1のノードのMTリソースが解放されたかどうかを示すために使用され得る。この方式では、第2のノードは、第1のノードのMTリソースが解放されたかどうかを示してよく、その結果、第1のノードは、MTリソースに対する第2のノードの指示に基づいて、第1のノードのDU softリソースの可用性を推測することができる。明示的指示方式では、指示情報は、第1のノードのDU softリソースが使用可能かどうかを直接示すために使用され得る。この方式では、第2のノードは、第1のノードのDU softリソースの可用性を直接示し得る。加えて、指示情報は、DU softリソースの送信方向などをさらに指示し得る。
明示的指示方式では、指示DCIは、以下の3つの方式のいずれかで、P個のセルのDU softリソースの可用性を示し得る。
方式1:結合指示具体的には、指示DCIの第1のサブ情報の1つが、複数のセルのDU softリソースの可用性を同時に示してよく、同じ第1のサブ情報によって指示された複数のDUセルのsoftリソースは、同じ可用性を有する。
結合指示方式では、指示DCIは、M個の第1のサブ情報を含んでよく、Mは0より大きい整数であり、1つの第1のサブ情報は、1つ以上の時間単位内のP個のセルのDU softリソースの可用性を示すために使用される。
例えば、時間単位はスロットであってよく、あるいはシンボルであってもよい。
1つの可能な実装形態では、時間単位は、あるいはシンボル集合、例えば、1つのスロット内のダウンリンクシンボル集合、1つのスロット内のアップリンクシンボル集合、または1つのスロット内のフレキシブルなシンボル集合であってよい。フレキシブルなシンボル集合は、実際の状況に基づいて決定される。このことは本出願では限定されない。
第1のサブ情報はビット列とみなされてよい、あるいはフィールドとみなされてよい。説明を容易にするために、指示DCIの1つの第1のサブ情報は、以下、指示DCIのフィールドと呼ばれる。
一実装形態では、1つのフィールドは1つの時間単位に対応し、1つのフィールドのサイズは1ビットであってよく、対応する時間単位内の各セルのDU softリソースの可用性を示す。
別の実装形態では、1つのフィールドはn個の時間単位に対応する場合があり、nは1より大きい整数である。1つのフィールドは、n個の対応する時間単位におけるP個のセルのDU softリソースの可用性を示すために使用され、異なる時間単位内のP個のセルのDU softリソースの可用性は、同じかまたは異なっていてもよい。例えば、時間単位はシンボルであってよく、1つのフィールドは、1つのスロットのn個のシンボルにおけるP個のセルのDU softリソースの可用性を示すために使用される。
1つの可能な実装形態において、1つの時間単位は複数のサブ時間単位を含み得る。一部のサブ時間単位のみの中にあるP個のセルの少なくとも1つに対応するリソースはsoftリソースであり、別のサブ時間単位内のP個のセルに対応するリソースはhardまたはNullであり得る。この場合、指示DCIは、セルに対応するリソースがsoftリソースのサブ時間単位においてのみ有効になる。例えば、1つのスロットは14個のシンボルを含む。シンボル0およびシンボル5~9における、P個のセルの1つ以上のDUリソースはsoftリソースであり、シンボル1~4、およびシンボル10から13におけるP個のセルのDUリソースはsoftリソースではない。この場合、指示DCIは、シンボル0およびシンボル5~9における、P個のセルのDU softリソースの可用性を示すためにのみ使用される。
1つの時間単位内のP個のセルのDU softリソースを示すために1つのフィールドが使用される実装形態において、1つの時間単位に対し、時間単位内の少なくとも1つのセルのDUリソースがsoftリソースであれば、時間単位が指示される必要がある。言い換えれば、指示DCIは時間単位に対応するフィールドを含む。加えて、時間単位内のセルのDUリソースにsoftリソースがいくつあるかとは無関係に、指示には1つのフィールドが使用される。言い換えれば、時間単位に対応するフィールドは、複数のセルのDU softリソースの可用性を同時に示し得る。時間単位はスロットであることが仮定されている。図14に示すように、スロット0では、セル1およびセル2の両方がsoftリソースであり、指示DCIは、1つのフィールドを使用して、1つの時間単位内にある2つのセルのDU softリソースの可用性を同時に示す。しかしながら、スロット2およびスロット4では、1つのセルのみのリソースがsoftであり、指示DCIは、1つのフィールドを使用して、1つの時間単位内にある、対応するセル内のDU softリソースの可用性をやはり示している。図15に示すように、スロット2およびスロット4については、1つの時間単位内にあるセルのDU softリソースの可用性を示すために、1つのフィールドが使用される。
結合指示方式は、これに限定されないが、複数の指示されたセルのDUリソースの多重化タイプがMTリソースと一致している場合に適用でき、この方式はオーバーヘッドが比較的低いという利点がある。
いくつかの実施形態では、指示DCIは、指示される必要がある時間単位に対応するフィールドのみを含み得るが、指示される必要がない時間単位に対応するフィールドは含まない。図15は一例として使用され、時間単位0、2、および4は指示される必要があり(図では「O」で識別されている時間単位)、時間単位1および3は指示される必要はなく(図では「X」で識別されている時間単位)、時間単位kに対応するフィールドはA(k)で表される。この場合、表1に示すように、指示される必要がある時間単位に対応するフィールドは[A(0)A(2)A(4)]であり、つまり指示DCIは[A(0)A(2)A(4)]のみを含む。
いくつかの他の実施形態では、指示DCIは、指示される必要がある時間単位に対応するフィールドと、指示される必要がない時間単位に対応するフィールドとを含む場合がある。さらに、この方式では、指示される必要がない時間単位は固定値に設定され得る、またはIABノードは、指示される必要がないリソースに対応するフィールドを無視してよい。図15は一例として使用され、時間単位0、2、および4は指示される必要があり、指示された時間単位kに対応するフィールドはA(k)で表される。この場合、指示される必要がある時間単位に対応するフィールドは[A(0)A(2)A(4)]であり、指示される必要がない時間単位に対応するフィールドは[A(1)A(3)]である。したがって、指示DCIは[A(0)A(1)A(2)A(3)A(4)]を含み得るが、[A(1)A(3)]は固定値を有する、またはIABノードに無視される。
方式2:セルごとの指示。具体的には、指示DCIにおける1つの第2のサブ情報は、1つのセルのDU softリソースの可用性を示し得る。この方式では、指示DCIは、複数のセルに対して、複数のセルのDU softリソースの可用性を1つずつ示し得る。
セルごとの指示方式では、指示DCIは、H個の第2のサブ情報を含み、Hは0より大きい整数であり、第2のサブ情報は、1つ以上の時間単位内のP個のセルのうちの1つのDUリソースの可用性を示すために使用される。
例えば、時間単位はスロットであってよく、あるいはシンボルであってもよい。
第2のサブ情報はビット列とみなされてよい、あるいはフィールドとみなされてよい。説明を容易にするために、指示DCIの1つの第2のサブ情報は、以下、指示DCIのフィールドと呼ばれる。
一実装形態では、1つのフィールドは1つの時間単位に対応し、1つのフィールドのサイズは1ビットであってよく、対応する時間単位内のフィールドに対応するセルのDU softリソースの可用性を示す。
別の実装形態では、1つのフィールドはn個の時間単位に対応する場合があり、nは1より大きい整数である。対応するn個の時間単位内のフィールドに対応するセルのDU softリソースの可用性を示すために1つのフィールドが使用され、異なる時間単位内にあるフィールドに対応するセルのDU softリソースの可用性は、同じ場合も異なっている場合もある。例えば、時間単位はシンボルであってよく、1つのフィールドは、1つのスロットのn個のシンボル内にあるフィールドに対応するセルのDU softリソースの可用性を示すために使用される。
1つの可能な実装形態において、1つの時間単位は複数のサブ時間単位を含み得る。一部のサブ時間単位のみの中にあるP個のセルの少なくとも1つに対応するリソースはsoftリソースであり、一部の他のサブ時間単位内のP個のセルに対応するリソースはhardまたはNullであり得る。この場合、この時間単位に対するDCIフィールドの指示DCIは、セルに対応するリソースがsoftリソースである、softリソースのサブ時間単位においてのみ有効になる。例えば、1つのスロットは14個のシンボルを含む。シンボル0およびシンボル5~9における、P個のセルの1つ以上のDUリソースはsoftリソースであり、シンボル1~4、およびシンボル10から13におけるP個のセルのDUリソースはsoftリソースではない。この場合、指示DCIは、シンボル0およびシンボル5~9における、P個のセルのDU softリソースの可用性を示すためにのみ使用される。1つの時間単位(例えば、1つのスロット)内のいくつかのシンボルがsoftリソースであり、残りのシンボルがhardまたはnullであれば、時間単位に対する指示DCIの指示は、softシンボルにのみ適用可能である。
1つの時間単位内のフィールドに対応するセルのDU softリソースを示すために、1つのフィールドが使用される実装形態では、1つの時間単位に対し、セルのDUリソースは、時間単位内にあるsoftリソースである。この場合、時間単位内にあるセルのDU softリソースの可用性が示される必要があり、すなわち指示DCIは、時間単位とセルとの組合せに対応するフィールドを含む。時間単位はスロットであることが仮定されている。図14に示すように、スロット0では、セル1およびセル2のリソースが両方ともsoftであるが、スロット2ではセル2のリソースのみがsoftであり、スロット4ではセル1のリソースのみがsoftである。図16に示すように、指示DCIは、1つのフィールドを使用して、1つの時間単位内にあるセルのDU softリソースの可用性を示し得る。
いくつかの実施形態では、指示DCIは、指示される必要があるDU softリソースに対応するフィールドのみを含み得るが、指示される必要がないDU softリソースに対応するフィールドは含まない。例えば、図16が例として使用される。セル1のスロット0およびスロット4は指示される必要があり、セル2のスロット0およびスロット2は指示される必要があり、スロットは図では「O」で識別されている時間単位である。セル1のスロット1~3は指示される必要があり、セル2のスロット1、3および4は指示される必要があり、スロットは図では「X」で識別されている時間単位である。セルcの時間単位kに対応するフィールドは、A(c,k)で表される。この場合、表2に示すように、指示される必要がある時間単位に対応するフィールドは[A(1,0)A(1,4)A(2,0)A(2,2)]である。
指示される必要がないセルリソースに対応するフィールドの処理方法は、方式1における、指示される必要がない時間単位に対応するフィールドの処理方式と同じである。詳細は本明細書では繰り返し説明されない。
指示DCIにおいて、フィールドは最初は時間単位の順番で、次にセル番号の順番でソートされてよく、あるいは最初はセル番号で、次に時間単位でソートされてもよいことに留意されたい。
セルごとの指示方式は、これに限定されないが、マルチTRP送信などのシナリオに適用可能である。
具体的な実施に際して、方式1および方式2は、指示を個別に実行し得る、あるいは組み合わせて指示を実行し得る。例えば、構成によって、一部のリソースは一緒に指示されてよく、かつ一部のリソースはセルごとに指示されてよい。
方式3:セルグループごとの指示。具体的には、指示DCIにおける1つの第3のサブ情報は、セルグループのDU softリソースの可用性を示し得る。この方式では、指示DCIは、複数のセルグループに対して、複数のセルグループのDU softリソースの可用性を1つずつ示し得る。
セルグループごとの指示方式では、指示DCIは、K個のセルグループ指示DCIと、1つのセルグループに対応する1つのセルグループ指示DCIとを含み、各セルグループは、P個のセルのうちの少なくとも1つを含み、セルグループ指示DCIに対応するセルグループのDUリソースの可用性を示すために、セルグループ指示DCIが使用される。
具体的な実施時には、IABノードは、対応するDUリソースとMTリソースとのリソース多重化関係に基づいて、P個のセルをK個のセルグループにグループ化し得る。あるいは、IABノードは別の方法を使用して、P個のセルをK個のセルグループにグループ化してもよい。
セルグループ指示DCIが、セルグループ指示DCIに対応するセルグループのDUリソースの可用性を示す具体的な方式については、方式1および方式2を参照されたい。詳細は本明細書では繰り返し説明されない。
方法実施形態と同じ発明概念に基づいて、本出願の実施形態はリソース指示装置を提供する。リソース指示装置は、図10から図16の実施形態において、第1のノードによって実行される方法を実施するように特に構成され得る。装置は第1のノードであってよく、あるいは第1のノードのチップ、チップセット、またはチップの一部であってもよく、チップの一部は関連する方法の機能を実行するように構成される。リソース指示装置の構造は図17に示すことができ、処理部1701と送受信部1702とを含む。送受信部1702は、第2のノードによって送信された指示情報を受信するように構成され、指示情報は、P個のセルに対応する第1のリソース中の動的リソースの可用性を示すために使用され、第1のリソースは、第3のノードと通信するために第1のノードによって使用される送信リソースであり、第2のノードは第1のノードの上位ノードであり、第3のノードは第1のノードの下位ノードである。処理部1701は、含まれるN個のセルの中で、指示情報によって指示されたP個のセルを決定し、1≦P≦Nであり、かつ指示情報に基づいて、P個のセルの第1のリソース中の動的リソースの可用性を判定するように構成される。
含まれるN個のセルの中で、指示情報によって指示されたP個のセルを決定するときに、処理部1701は、事前設定規則に従って、N個のセル中のP個のセルを決定する、または第2のノードによって送信された第1の構成情報を受信し、第1の構成情報は、P個のセルを決定するために使用される、ように特に構成され得る。
例えば、事前設定規則は、N個のセルを複数のセルグループにグループ化することであってよく、P個のセルは、複数のセルグループの特定のセルグループ内の1つ以上のセルである。
あるいは、事前設定規則は、P個のセルは、対応する第1のリソースがそれぞれ第2のリソースと特定のリソース多重化関係を有する、1つ以上のセルとしてよく、第2のリソースは、第2のノードと通信するために第1のノードによって使用される送信リソースである。
あるいは、事前設定規則は、P個のセルは、第1のノードの移動終端MTと同一平面上にある/同一方向の/同一位置にある/疑似的に同一位置にある、1つ以上のセルとしてよい。
あるいは、事前設定規則は、N個のセルを複数のセルグループにグループ化することであってよく、P個のセルはセル集合に含まれるセルであり、セル集合は各セルグループに1つのセルを含む。
あるいは、事前設定規則は、P個のセルはN個のセルとしてよい。
あるいは、事前設定規則は、P個のセルは、第1のノードによって取得された第2の構成情報を使用して構成された1つ以上のセルとし、第2の構成情報はセルのリソース構成を実行するために使用される。
N個のセルを複数のセルグループにグループ化する方式は、対応する第1のリソースと第2のリソースとのリソース多重化関係に基づいて、N個のセルを複数のセルグループにグループ化することであってよい。
例えば、特定のリソース多重化関係は時分割多重化であってよい。
一実装形態では、指示情報はM個の第1のサブ情報を含んでよく、Mは0より大きい整数であり、1つの第1のサブ情報は、1つ以上の時間単位内のP個のセルの、第1のリソース中の動的リソースの可用性を示すために使用される。
別の実装形態では、指示情報はあるいはH個の第2のサブ情報を含んでよく、Hは0より大きい整数であり、第2のサブ情報は、1つ以上の時間単位内のP個のセルのうちの1つの、第1のリソース中の動的リソースの可用性を示すために使用される。
さらに別の実装形態において、指示情報はあるいは、K個のセルグループ指示情報と、1つのセルグループに対応する1つのセルグループ指示情報とを含んでよく、各セルグループはP個のセルのうちの少なくとも1つを含み、セルグループ指示情報は、セルグループ指示情報に対応するセルグループの、第1のリソース中の動的リソースの可用性を示すために使用される。
さらに、各セルグループ指示情報は、L個の第3のサブ情報を含んでよく、Lは0より大きい整数であり、第3のサブ情報は、1つ以上の時間単位内で、第3のサブ情報が含まれるセルグループ指示情報に対応するセルグループの、第1のリソース中の動的リソースの可用性を示すために使用される。
あるいは、各セルグループ指示情報は、J個の第4のサブ情報を含んでよく、第4のサブ情報は、1つ以上の時間単位内で、第4のサブ情報が含まれるセルグループ指示情報に対応するセルグループ内のセルの、第1のリソース中の動的リソースの可用性を示すために使用される。
指示情報に基づいて、P個のセルの第1のリソース中の動的リソースの可用性を判定した後で、処理部は、P個のセルの第1のリソースの可用性に基づいて、別のセルの第1のリソース中の動的リソースの可用性を判定するようにさらに構成されてよく、別のセルはN個のセル中で、P個のセル以外の1つ以上のセルを含む。
本出願の実施形態では、モジュールの分割は一例であり、論理的な機能分割にすぎない。実際の実装形態では、別の分割方法がある場合がある。加えて、本出願の実施形態における機能モジュールは1つのプロセッサに統合されてよく、またはモジュールの各々は物理的に単独で存在してよく、または2つ以上のモジュールは1つのモジュールに統合されてよい。上記の統合モジュールは、ハードウェアの形態で実装されてもよく、ソフトウェア機能モジュールの形態で実装されてもよい。本出願の実施形態におけるモジュールの機能または実装形態については、方法実施形態における関連説明をさらに参照できることが理解されよう。
可能な方式で、リソース指示装置を図18に示すことができ、装置は、ネットワークデバイスまたはネットワークデバイス内のチップであってよい。装置は、プロセッサ1801と、通信インターフェース1802と、メモリ1803とを備え得る。処理部1701はプロセッサ1801であってよい。送受信部1702は、通信インターフェース1802であってよい。
プロセッサ1801は、中央処理部(central processing unit、CPU)、デジタル処理部などであってよい。通信インターフェース1802は、送受信機、送受信機回路などのインターフェース回路、トランシーバチップなどであってもよい。装置は、プロセッサ1801によって実行されるプログラムを記憶するように構成されたメモリ1803をさらに含む。メモリ1803は、不揮発性メモリ、例えばハードディスクドライブ(hard disk drive、HDD)またはソリッドステートドライブ(solid-state drive、SSD)であってもよいし、または揮発性メモリ(volatile memory)、例えばランダムアクセスメモリ(random-access memory、RAM)であってもよい。メモリ1803は、命令またはデータ構造の形態のしかるべきプログラムコードを保持または記憶するように構成され得る、コンピュータによってアクセスされ得る任意の他の媒体であるが、これに限定されない。
プロセッサ1801は、メモリ1803に記憶されたプログラムコードを実行するように構成され、処理部1701の動作を実行するように特に構成される。本出願において、ここでは詳細は再度説明されない。通信インターフェース1802は、送受信部1702の動作を実行するように特に構成される。本出願では詳細は再び記載されない。
本出願のこの実施形態は、通信インターフェース1802、プロセッサ1801、およびメモリ1803間の具体的な接続媒体を限定しない。本出願のこの実施形態では、メモリ1803と、プロセッサ1801と、通信インターフェース1802とは、図18のバス1804を使用して互いに接続される。バスは図18では太線で表され、他の構成要素間の接続方式は単なる例として説明され、それに限定されない。バスは、アドレスバス、データバス、コントロールバスなどに分類されてもよい。表現を簡単にするために、図18ではバスを表すために太い線が1本しか使用されていないが、これはバスが1つしかない、または1種類のバスしかないことを意味しない。
本発明の一実施形態は、上記のプロセッサの実行のために実行される必要があるコンピュータソフトウェア命令を記憶するように構成されたコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供し、コンピュータ可読記憶媒体は、上記のプロセッサの実行のために実行される必要があるプログラムを含む。
前述の実施形態の全部または一部が、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せによって実現され得る。実施形態を実装するためにソフトウェアが使用されると、実施形態はコンピュータプログラム製品の形態で完全または部分的に実装されてもよい。コンピュータプログラム製品は、1つまたは複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータでロードおよび実行されると、本出願の実施形態による手順または機能の全部または一部が生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、または別のプログラマブル装置であってもよい。コンピュータ指示はコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよいし、コンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体に伝送されてもよい。例えば、コンピュータ命令は、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンタから別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンタに、有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ、もしくはデジタル加入者線(digital subscriber line(DSL)))または無線(例えば、赤外線、電波、およびマイクロ波など)方式で伝送され得る。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の使用可能な媒体、または1つまたは複数の使用可能な媒体を組み込んだ、サーバもしくはデータセンタなどのデータ記憶デバイスであり得る。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスクドライブ、もしくは磁気テープ)、光学媒体(例えば、DVD)、または半導体媒体(例えば、SSD)であってもよい。
本出願は、本出願による方法、デバイス(システム)、およびコンピュータプログラム製品のフローチャートおよび/またはブロック図を参照して説明されている。コンピュータプログラム命令が、流れ図および/またはブロック図における各プロセスおよび/または各ブロック、ならびに流れ図および/またはブロック図におけるプロセスおよび/またはブロックの組合せを実施するために使用され得ることを理解されたい。コンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組み込みプロセッサ、またはマシンを形成する他のプログラマブルデータ処理デバイスのプロセッサ用として提供されてよく、コンピュータによって、または他のプログラマブルデータ処理デバイスのプロセッサによって、実行される命令は、流れ図にある1つ以上のプロセスで、および/またはブロック図にある1つ以上のブロックで、特定の機能を実行する装置を形成する。
コンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは別のプログラマブルデータ処理デバイスに特定の方法で動作するよう命令することができるコンピュータ可読メモリに記憶することができ、このため、コンピュータ可読メモリに記憶されたこれらの命令は命令装置を含む製品を創出する。命令装置は、フローチャート中の1つもしくは複数の処理および/またはブロック図中の1つもしくは複数のブロックにおける特定の機能を実施する。
コンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは別のプログラマブルデータ処理デバイスにロードされ得、これにより、一連の動作およびステップが、コンピュータまたは別のプログラマブルデバイス上で実行され、その結果、コンピュータ実施処理を生成する。したがって、コンピュータまたは他のプログラマブルデバイスで実行される命令は、フローチャートにある1つ以上のプロセスで、および/またはブロック図にある1つ以上のブロックで、特定の機能を実行するステップを提供する。
当業者が、本出願の趣旨および範囲から逸脱することなく、本出願に対して様々な修正および変形を行うことができることは明らかである。本出願は、本出願の添付の本出願の特許請求の範囲および均等な技術の範囲内に含まれる限り、本出願の改変および変形を包含することが意図されている。