JP7301689B2 - Ptpメッセージ選択方法およびプログラム、ならびにptpスレーブ装置 - Google Patents

Ptpメッセージ選択方法およびプログラム、ならびにptpスレーブ装置 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、複数のPTPメッセージから、適切なPTPメッセージを選択するためのPTPメッセージ選択方法およびプログラム、ならびに該PTPメッセージ選択方法が適用されたPTPスレーブ装置に関する。
従来、IPネットワークでデジタルコンテンツを配信する放送・通信システムでは、デジタルコンテンツを構成する映像・音声・補助データ(以下、「RTPパケット」と称する)を、非特許文献1で規定されたプロトコルを用いて伝送経路に送出している。
非特許文献1において、RTPパケットを送出する装置、および、RTPパケットを受信する装置は、PTP(Precision Time Protocol)スレーブ装置として動作する。PTPスレーブ装置は、PTPスレーブ装置の内部時刻を、PTPメッセージを送出するPTPマスタ装置の時刻に同期させることで、同期されたRTPパケットの伝送を可能としている。
1つのPTPスレーブ装置には、複数のPTPマスタ装置からPTPメッセージが送出される。1つのPTPスレーブ装置に送出される各PTPメッセージには、予めパラメータによって優先順位が指定されており、PTPスレーブ装置は、この優先順位にしたがって、内部時刻の同期のために使用する1つのPTPメッセージを決定する。
例えば、PTPスレーブ装置に、PTPマスタ装置1およびPTPマスタ装置2からそれぞれ、PTPメッセージP1およびPTPメッセージP2を送出され、PTPメッセージP1が、PTPメッセージP2よりも高い優先順位に設定されているとする。
このような場合、PTPスレーブ装置は、PTPメッセージP1とPTPメッセージP2との両方を受信しても、優先順位が高く設定されているPTPメッセージP1のみを使って内部時刻を補正する。万が一、PTPマスタ装置1にトラブル等があり、PTPメッセージP1が送出されず、PTPマスタ装置2からのPTPメッセージP2のみが送出された場合には、PTPスレーブ装置は、PTPメッセージP2を使って内部時刻を補正する。
SMPTE ST 2110 IEEE 1588
しかしながら、PTPスレーブ装置は、PTPメッセージの妥当性を評価していない。
このため、PTPスレーブ装置は、高い優先順位のPTPメッセージが不正であった場合であっても、そのPTPメッセージを使って内部時刻を補正してしまう。
これによって、PTPスレーブ装置の内部時刻が、誤った時刻に同期され、その結果として、PTPスレーブ装置によってなされるRTPパケットの伝送が、定められた時刻通りになされなくなる等といった支障が生じてしまう。
本発明が解決しようとする課題は、PTPスレーブ装置の内部時刻が、誤った時刻に同期されないように、適切なPTPメッセージを選択するための方法およびプログラム、ならびに同方法が適用されたPTPスレーブ装置を提供することである。
実施形態のPTPスレーブ装置は、複数のPTPメッセージ受信部と、時刻評価部と、PTPメッセージ選択部と、クロック生成部と、内部時刻部と、RTPパケット受信部とを備えている。複数のPTPメッセージ受信部は、時刻情報が含まれたPTPメッセージを、それぞれ異なるPTPマスタ装置から受信する。時刻評価部は、複数のPTPメッセージ受信部によって受信された各PTPメッセージに含まれた時刻情報を比較する。PTPメッセージ選択部は、時刻評価部による比較結果に基づいて、複数のPTPメッセージから、時刻情報に、現在時刻に最も近い時刻が記録されているPTPメッセージを選択する。クロック生成部は、PTPメッセージ選択部によって選択されたPTPメッセージの時刻情報に基づいてクロックを生成する。内部時刻部は、クロック生成部によって生成されたクロックに基づいて、PTPスレーブ装置の内部時刻を補正する。RTPパケット受信部は、時刻情報が記録され、他PTPスレーブ装置から送出されたRTPパケットを受信し、受信したRTPパケットを、前記時刻評価部に出力する。時刻評価部はさらに、RTPパケット受信部から出力されたRTPパケットをPTPメッセージ選択部へ出力し、PTPメッセージ選択部は、時刻評価部による比較結果に基づいて、複数のPTPメッセージから、時刻情報に、現在時刻に最も近い時刻が記録されているPTPメッセージを選択することに代えて、時刻評価部による比較結果に基づいて、複数のPTPメッセージから、RTPパケットに記録された時刻情報に最も近い時刻が記録された時刻情報を含むPTPメッセージを選択する。
図1は、従来のPTPスレーブ装置の構成例を示すブロック図である。 図2は、図1に示す従来のPTPスレーブ装置による処理の流れを示すフローチャートである。 図3は、第1の実施形態のPTPメッセージ選択方法が適用されたPTPスレーブ装置の構成例を示すブロック図である。 図4は、図3に示す第1の実施形態のPTPスレーブ装置による処理の流れを示すフローチャートである。 図5は、第2の実施形態のPTPメッセージ選択方法が適用されたPTPスレーブ装置の構成例を示すブロック図である。 図6は、図5に示す第2の実施形態のPTPスレーブ装置による処理の流れを示すフローチャートである。 図7は、第3の実施形態のPTPメッセージ選択方法が適用されたPTPスレーブ装置の構成例を示すブロック図である。 図8は、図7に示す第3の実施形態のPTPスレーブ装置による処理の流れを示すフローチャートである。 図9は、第4の実施形態のPTPメッセージ選択方法が適用されたPTPスレーブ装置の構成例を示すブロック図である。 図10は、図9に示す第4の実施形態のPTPスレーブ装置による処理の流れを示すフローチャートである。 図11は、第5の実施形態のPTPメッセージ選択方法が適用されたPTPスレーブ装置の構成例を示すブロック図である。 図12は、図11に示す第5の実施形態のPTPスレーブ装置による処理の流れを示すフローチャートである。
本発明の各実施形態のPTPメッセージ選択方法が適用されたPTPスレーブ装置は、コンピュータを構成するFPGA(field-programmable gate array)もしくはCPU(Central Processing Unit)もしくはこれらの組合せおよびプログラムメモリ(例えば、SSD(Solid State Drive)やHDD(Hard Disk Drive)等の随時書き込みおよび読み出しが可能な不揮発性メモリ)を有し、各実施形態のPTPスレーブ装置を実施するために必要な制御機能はいずれも、上記プログラムメモリに格納されたプログラムを上記FPGAやCPUに実行させることにより実現される。
以下に、本発明の各実施形態を、図面を参照して説明する。
なお、以下の各実施形態の説明において、同一部位については、同一符番を用いて示し、重複説明を避ける。
(第1の実施形態)
図1は、従来のPTPスレーブ装置の構成例を示すブロック図である。
図2は、図1に示す従来のPTPスレーブ装置による処理の流れを示すフローチャートである。
従来のPTPスレーブ装置200は、図1に例示されるように、PTPメッセージ受信部10と、クロック生成部80と、内部時刻部90とを備えている。
従来のPTPスレーブ装置200では、PTPメッセージ受信部10において、複数のPTPマスタ装置(例えば、PTPマスタ装置1、2)から送出されたPTPメッセージを受信し(S10)、受信したPTPメッセージのうち、優先順位の高いPTPメッセージを、内部時刻の同期のために使用する1つのPTPメッセージとして選択し(S30)、選択したPTPメッセージを、クロック生成部80に出力する。
クロック生成部80は、PTPメッセージ受信部10によって出力されたPTPメッセージの時刻情報からクロックを生成し(S80)、生成したクロックを、内部時刻部90に出力する。
内部時刻部90は、クロック生成部80から出力されたクロックに基づいて、PTPスレーブ装置120の内部時刻を補正する(S90)。
これに対して、第1の実施形態のPTPメッセージ選択方法が適用されたPTPスレーブ装置は、図3に例示するような構成をしており、図4のフローチャートに例示するように動作する。
図3は、第1の実施形態のPTPメッセージ選択方法が適用されたPTPスレーブ装置の構成例を示すブロック図である。
図4は、図3に示す第1の実施形態のPTPスレーブ装置による処理の流れを示すフローチャートである。
なお、図3では、図1における構成要素と同一部位については、同一符番を付し、図4では、図2におけるステップ番号と同一の処理については、同一のステップ番号を付している。
第1の実施形態のPTPメッセージ選択方法が適用されたPTPスレーブ装置100は、図1に示す従来のPTPスレーブ装置200に、時刻評価部20およびPTPメッセージ選択部30を付加し、さらに、PTPメッセージ受信部10を複数(10A,10B)備えた構成をしている。
複数のPTPメッセージ受信部10A,10Bは、それぞれ異なるPTPマスタ装置から送出されたPTPメッセージを受信し(S10)、受信した各PTPメッセージを、時刻評価部20およびPTPメッセージ選択部30へ出力する。
例えば、PTPメッセージ受信部10Aは、PTPマスタ装置1から送出されたPTPメッセージP1を受信し、受信したPTPメッセージP1を、時刻評価部20およびPTPメッセージ選択部30へ出力する。PTPメッセージ受信部10Bは、PTPマスタ装置2から送出されたPTPメッセージP2を受信し、受信したPTPメッセージP2を、時刻評価部20およびPTPメッセージ選択部30へ出力する。
時刻評価部20では、各PTPメッセージ受信部10A,10Bから出力されたPTPメッセージP1、P2の時刻情報を比較する(S30)。そして、比較結果を、PTPメッセージ選択部30へ出力するとともに、PTPメッセージ選択部30に対して、時刻情報に、PTPスレーブ装置100の現在時刻に最も近い時刻が記録されているPTPメッセージを選択するように制御する。
PTPメッセージ選択部30は、時刻評価部20から比較結果を受け取り、時刻評価部20からの制御に従って、各PTPメッセージ受信部10A,10Bから出力されたPTPメッセージP1、P2のうち、時刻情報に、現在時刻に最も近い時刻が記録されているPTPメッセージを選択し(S40)、選択したPTPメッセージを、クロック生成部80に出力する。
クロック生成部80は、PTPメッセージ選択部30から出力されたPTPメッセージの時刻情報からクロックを生成し(S80)、生成したクロックを、内部時刻部90に出力する。
内部時刻部90は、クロック生成部80から出力されたクロックをもとに、PTPスレーブ装置100の時刻を補正する(S90)。
以上のように、第1の実施形態によれば、PTPスレーブ装置100が、複数のPTPマスタ装置1、2からPTPメッセージP1、P2を受信し、これらPTPメッセージP1、P2のうち、時刻情報に、PTPスレーブ装置100の現在時刻に最も近い時刻が記録されているPTPメッセージを選択することで、PTPスレーブ装置100の内部時刻が不正なPTPマスタ装置の時刻に基づいて補正されることを阻止できるので、RTPパケットの伝送支障を回避することが可能となる。
(第2の実施形態)
図5は、第2の実施形態のPTPメッセージ選択方法が適用されたPTPスレーブ装置の構成例を示すブロック図である。
図6は、図5に示す第2の実施形態のPTPスレーブ装置による処理の流れを示すフローチャートである。
なお、図5では、第1の実施形態に示す図3における構成要素と同一部位については、同一符番を付し、図6では、第1の実施形態に示す図4におけるステップ番号と同一の処理については、同一のステップ番号を付している。従って、以下では、第1の実施形態と異なる箇所に着目して説明する。
第2の実施形態のPTPメッセージ選択方法が適用されたPTPスレーブ装置110は、図3に示す第1の実施形態のPTPスレーブ装置100に、RTPパケット受信部40を付加した構成をしている。
RTPパケット受信部40は、他PTPスレーブ装置3から送出されたRTPパケットP3を受信する(S50)。RTPパケットP3には、時刻情報が記録されている。RTPパケット受信部40は、受信したRTPパケットP3に記録されている時刻情報を、時刻評価部20に出力する。
時刻評価部20では、第1の実施形態と同様に、各PTPメッセージ受信部10A,10Bから出力されたPTPメッセージP1、P2の時刻情報を比較する(S30)が、本実施形態では、比較結果を、RTPパケット受信部40から出力されたRTPパケットP3とともに、PTPメッセージ選択部30へ出力する。そして、PTPメッセージ選択部30に対して、RTPパケットP3の時刻情報に最も近い時刻が時刻情報に記録されているPTPメッセージを選択するように制御する。
PTPメッセージ選択部30では、時刻評価部20から比較結果を受け取るとともに、時刻評価部20からの制御に従って、RTPパケットP3に記録された時刻情報に最も近い時刻が記録された時刻情報を含むPTPメッセージを選択し(S41)、選択したPTPメッセージを、クロック生成部80に出力する。
以降は、第1の実施形態と同様に、クロック生成部80が、PTPメッセージ選択部30から出力されたPTPメッセージの時刻情報からクロックを生成し(S80)、内部時刻部90が、クロック生成部80から出力されたクロックをもとに、PTPスレーブ装置110の時刻を補正する(S90)。
以上のように、第2の実施形態によれば、PTPスレーブ装置110が、複数のPTPマスタ装置1、2から送出されたPTPメッセージP1、P2を受信することに加え、他PTPスレーブ装置3から送出されたRTPパケットP3をも受信する。そして、PTPメッセージP1、P2のうち、時刻情報に、RTPパケットP3の時刻情報に最も近い時刻が記録されているPTPメッセージを選択することで、PTPスレーブ装置110の内部時刻が不正なPTPマスタ装置の時刻に基づいて補正されることを阻止できるので、RTPパケットの伝送支障を回避することが可能となる。
(第3の実施形態)
図7は、第3の実施形態のPTPメッセージ選択方法が適用されたPTPスレーブ装置の構成例を示すブロック図である。
図8は、図7に示す第3の実施形態のPTPスレーブ装置による処理の流れを示すフローチャートである。
なお、図7では、第1の実施形態に示す図3における構成要素と同一部位については、同一符番を付し、図8では、第1の実施形態に示す図4におけるステップ番号と同一の処理については、同一のステップ番号を付している。従って、以下では、第1の実施形態と異なる箇所に着目して説明する。
第3の実施形態のPTPメッセージ選択方法が適用されたPTPスレーブ装置120は、図3に示す第1の実施形態のPTPスレーブ装置100に、ホワイトリスト記憶部50を付加した構成をしている。
ホワイトリスト記憶部50には、PTPスレーブ装置120によって使用されることを許可されたPTPマスタ装置の識別情報が記憶されている。ホワイトリスト記憶部50に記憶されている識別情報は、時刻評価部20によって取得される(S60)。
時刻評価部20は、ホワイトリスト記憶部50から取得した識別情報をPTPメッセージ選択部30へ出力する。そして、PTPメッセージ選択部30に対して、識別情報に対応するPTPマスタ装置からのPTPメッセージを選択するように制御する。
PTPメッセージ選択部30では、時刻評価部20から出力された識別情報を受け取り、時刻評価部20からの制御に従って、識別情報に対応するPTPマスタ装置からのPTPメッセージを選択し(S62)、選択したPTPメッセージを、クロック生成部80に出力する。
以降は、第1の実施形態と同様に、クロック生成部80が、PTPメッセージ選択部30から出力されたPTPメッセージの時刻情報からクロックを生成し(S80)、内部時刻部90が、クロック生成部80から出力されたクロックをもとに、PTPスレーブ装置110の時刻を補正する(S90)。
以上のように、第3の実施形態によれば、PTPスレーブ装置120は、使用が許可されているPTPマスタ装置の識別情報を記憶しているホワイトリスト記憶部50を備えている。そして、複数のPTPマスタ装置1、2からPTPメッセージP1、P2を受信した場合、ホワイトリスト記憶部50に記憶されている識別情報に対応するPTPマスタ装置から送出されたPTPメッセージを選択することができる。これによって、PTPスレーブ装置120の内部時刻が、不正なPTPマスタ装置の時刻に基づいて補正されることを阻止できるので、RTPパケットの伝送支障を回避することが可能となる。
(第4の実施形態)
図9は、第4の実施形態のPTPメッセージ選択方法が適用されたPTPスレーブ装置の構成例を示すブロック図である。
図10は、図9に示す第4の実施形態のPTPスレーブ装置による処理の流れを示すフローチャートである。
なお、図9では、第2の実施形態に示す図5における構成要素と同一部位については、同一符番を付し、図10では、第2の実施形態に示す図6におけるステップ番号と同一の処理については、同一のステップ番号を付している。従って、以下では、第2の実施形態と異なる箇所に着目して説明する。
第4の実施形態のPTPメッセージ選択方法が適用されたPTPスレーブ装置130は、図5に示す第2の実施形態のPTPスレーブ装置110に、RTPパケット処理部42と、処理結果評価部44とを付加した構成をしている。
PTPスレーブ装置130では、PTPメッセージ受信部10Aは、PTPマスタ装置1から送出されたPTPメッセージP1を受信すると、受信したPTPメッセージP1を、PTPメッセージ選択部30に出力する。
同様に、PTPスレーブ装置130では、PTPメッセージ受信部10Bは、PTPマスタ装置2から送出されたPTPメッセージP2を受信すると、受信したPTPメッセージP2を、PTPメッセージ選択部30に出力する。
RTPパケット受信部40は、他PTPスレーブ装置3から送出されたRTPパケットP3を受信して、RTPパケット処理部42へ出力する。なお、RTPパケットP3は、PTPスレーブ装置3において、非特許文献1に従って、SDI信号から変換されることによって生成されたものである。
RTPパケット処理部42は、クロック生成部80から出力されるPTPメッセージP1に含まれる時刻情報またはPTPメッセージP2に含まれる時刻情報を用いて、RTPパケット受信部40から出力されたRTPパケットP3を、SDI信号へ再変換する処理を行う(S70)。すなわち、RTPパケット処理部42は、PTPメッセージP1に含まれる時刻情報を用いて、RTPパケットP3を、SDI信号へ再変換する処理と、PTPメッセージP2に含まれる時刻情報を用いて、RTPパケットP3を、SDI信号へ再変換する処理との両方を行う。
これによって、RTPパケット処理部42は、再変換により得られたSDI信号の品質パラメータを取得する。SDI信号のフォーマットやステータスに異常があると、品質パラメータが誤り有りを示し、異常がなければ誤り無しを示す。
RTPパケット処理部42は、SDI信号への再変換処理を行うと、SDI信号への再変換処理に用いられた時刻情報を含むPTPメッセージと、SDI信号に関する品質情報である品質パラメータの値とを含むセット(以下、「結果セット」と称する)を、処理結果評価部44へ出力する。
処理結果評価部44は、RTPパケット処理部42から出力された結果セットの、品質パラメータの値に基づいて、正しい結果セットを判定する(S71)。例えば、RTPパケット処理部42が、PTPメッセージP1を用いた再変換により得られたSDI信号の品質パラメータが誤り無しを示す結果セット1を、処理結果評価部44へ出力した場合、処理結果評価部44は、結果セット1が正しいと判定し、判定結果を時刻評価部20へ出力する。または、RTPパケット処理部42が、PTPメッセージP2を用いた再変換により得られたSDI信号の品質パラメータが誤り有りを示す結果セット2を、処理結果評価部44へ出力した場合、処理結果評価部44は、結果セット2が正しくないと判定し、判定結果を時刻評価部20へ出力する。
時刻評価部20は、判定結果に応じて、PTPメッセージ選択部30の動作を制御する(S72)。
具体的には、判定結果が変わった場合(例えば、結果セット1が正しいと判定されていたが、結果セット1が正しくないと判定された状態に変わったこと、あるいは結果セット2が正しいと判定されていたが、結果セット2が正しくないと判定された状態に変わったこと)(S73:Yes)には、今現在選択しているPTPメッセージを、他方のPTPメッセージに切り替えるようにPTPメッセージ選択部30を制御する(S74)。
一方、判定結果が変わっていない場合(例えば、結果セット1が正しいとの判定結果が継続している場合、あるいは、結果セット2が正しいとの判定結果が継続している場合)(S73:No)には、今現在選択しているPTPメッセージを、切り替えることなく、そのまま選択し続けるようにPTPメッセージ選択部30を制御する(S75)。
以降は、第1の実施形態と同様に、クロック生成部80が、PTPメッセージ選択部30から出力されたPTPメッセージの時刻情報からクロックを生成し(S80)、内部時刻部90が、クロック生成部80から出力されたクロックをもとに、PTPスレーブ装置110の時刻を補正する(S90)。
以上のように、第4の実施形態によれば、PTPスレーブ装置130が、複数のPTPマスタ装置1、2から送出されたPTPメッセージP1、P2を受信することに加え、他PTPスレーブ装置3から送出されたRTPパケットP3を受信し、RTPパケットP3を、PTPメッセージP1およびPTPメッセージP2を個別に用いて、SDI信号へ再変換する処理をそれぞれ行う。そして、再変換により得られたSDI信号に含まれる品質パラメータに基づいて、PTPメッセージP1、P2のうち、使用すべきPTPメッセージを選択することで、PTPスレーブ装置110の内部時刻が不正なPTPマスタ装置の時刻に基づいて補正されることを阻止できるので、RTPパケットの伝送支障を回避することが可能となる。
(第5の実施形態)
図11は、第5の実施形態のPTPメッセージ選択方法が適用されたPTPスレーブ装置の構成例を示すブロック図である。
図12は、図11に示す第5の実施形態のPTPスレーブ装置による処理の流れを示すフローチャートである。
なお、図11では、第4の実施形態に示す図9における構成要素と同一部位については、同一符番を付し、図12では、第4の実施形態に示す図10におけるステップ番号と同一の処理については、同一のステップ番号を付している。従って、以下では、第4の実施形態と異なる箇所に着目して説明する。
第5の実施形態のPTPメッセージ選択方法が適用されたPTPスレーブ装置140は、PTPマスタ装置1から送出されたPTPメッセージP1を受信するPTPメッセージ受信部10Aと、PTPマスタ装置2から送出されたPTPメッセージP2を受信するPTPメッセージ受信部10Bとを備えている。
PTPスレーブ装置140は、PTPメッセージ受信部10Aの下流側に、図1と同様に、クロック生成部80Aと、内部時刻部90Aとを直列に備えている。同様に、PTPメッセージ受信部10Bの下流側にも、クロック生成部80Bと、内部時刻部90Bとを直列に備えている。
PTPメッセージ受信部10Aは、PTPマスタ装置1から送出されたPTPメッセージP1を受信する(S10)と、受信したPTPメッセージP1をクロック生成部80Aへ出力し、クロック生成部80Aは、PTPメッセージP1に含まれた時刻情報からクロックを生成し(S80)、生成したクロックを、内部時刻部90AおよびRTPパケット処理部42Aへ出力する。
同様に、PTPメッセージ受信部10Bは、PTPマスタ装置2から送出されたPTPメッセージP2を受信する(S10)と、受信したPTPメッセージP2をクロック生成部80Bへ出力し、クロック生成部80Bは、PTPメッセージP2に含まれた時刻情報からクロックを生成し(S80)、生成したクロックを、内部時刻部90BおよびRTPパケット処理部42Bへ出力する。
内部時刻部90Aは、クロック生成部80Aから出力されたクロックに基づいて、PTPスレーブ装置140のための第1の内部時刻を補正する。同様に、内部時刻部90Bは、クロック生成部80Bから出力されたクロックに基づいて、PTPスレーブ装置140のための第2の内部時刻を補正する(S90)。
また、PTPスレーブ装置140は、他PTPスレーブ装置3から同一のRTPパケットP3を受信する2つのRTPパケット受信部40A、40Bを備えている。
PTPスレーブ装置140は、各RTPパケット受信部40A、40Bの下流側にそれぞれ、RTPパケット処理部42A、42Bと、処理結果評価部44A、44Bとを直列に備えている。
PTPスレーブ装置140はさらに、処理結果評価部44A、44Bの下流側に、RTP処理結果選択部70と、SDI信号選択部72とを備えている。
RTPパケット受信部40A、40Bは、他PTPスレーブ装置3から送出された同一のRTPパケットP3をそれぞれ受信し(S50)、受信したRTPパケットP3を、それぞれ対応するRTPパケット処理部42A、42Bへ出力する。
RTPパケット処理部42Aは、クロック生成部80Aから出力されたクロックを用いて、RTPパケット受信部40Aから出力されたRTPパケットP3を、SDI信号aへ再変換する処理を行い、得られたSDI信号aを、処理結果評価部44AおよびSDI信号選択部72へ出力する(S70)。
同様に、RTPパケット処理部42Bは、クロック生成部80Bから出力されたクロックを用いて、RTPパケット受信部40Bから出力されたRTPパケットP3を、SDI信号bへ再変換する処理を行い、得られたSDI信号bを、処理結果評価部44BおよびSDI信号選択部72へ出力する(S70)。
なお、時刻情報を用いてRTPパケットP3をSDI信号へ再変換する処理は、第4の実施形態で説明したものと同様である。
処理結果評価部44Aは、RTPパケット処理部42Aから出力されたSDI信号aの評価を行う。前述したように、SDI信号には、品質パラメータが含まれている。SDI信号のフォーマットやステータスに異常があると、品質パラメータが誤り有りを示し、異常がなければ誤り無しを示す。処理結果評価部44Aは、RTPパケット処理部42Aから出力されたSDI信号aの品質パラメータを取得し、RTP処理結果選択部70へ出力する(S83)。
同様に、処理結果評価部44Bは、RTPパケット処理部42Bから出力されたSDI信号bの品質パラメータを、RTP処理結果選択部70へ出力する(S83)。
RTP処理結果選択部70は、処理結果評価部44A、44Bに共通して設けられており、処理結果評価部44A、44Bそれぞれから出力された品質パラメータに基づいて、品質が高いSDI信号を選択し(S84)、選択結果をSDI信号選択部72へ出力する。具体的には、SDI信号aの品質パラメータの品質が高く、SDI信号bの品質パラメータの品質が低い場合には、SDI信号aを選択し、SDI信号bの品質パラメータの品質が高く、SDI信号aの品質パラメータの品質が低い場合には、SDI信号bを選択する。
SDI信号選択部72は、RTP処理結果選択部70により選択されたSDI信号を下流側へ送出する(S85)。
なお、図11において、符番の後に接尾辞Aが付されているPTPメッセージ受信部10A、クロック生成部80A、内部時刻部90A、RTPパケット受信部40A、RTPパケット処理部42A、および処理結果評価部44Aからなる一連の構成要素群と、符番の後に接尾辞Bが付されているPTPメッセージ受信部10B、クロック生成部80B、内部時刻部90B、RTPパケット受信部40B、RTPパケット処理部42B、および処理結果評価部44Bからなる一連の構成要素群とは、それぞれ別々の筐体に設けられていても良い。
以上のように、第5の実施形態によれば、PTPスレーブ装置140が、複数のPTPマスタ装置1、2から送出されたPTPメッセージP1、P2を受信することに加え、他PTPスレーブ装置3から送出された同一のRTPパケットP3を2箇所のRTPパケット受信部40A、40Bにおいて受信し、同一の2つのRTPパケットP3に対して、PTPメッセージP1から生成されたクロックと、PTPメッセージP2から生成されたクロックとを個別に用いて、SDI信号へ再変換する処理をそれぞれ行う。そして、再変換により得られたSDI信号のうち、誤りの無いSDI信号を、下流側へ送出すべきSDI信号として選択することができるので、RTPパケットの伝送支障を回避することが可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1、2 PTPマスタ装置、3 他PTPスレーブ装置、10 PTPメッセージ受信部、20 時刻評価部、30 PTPメッセージ選択部、40 RTPパケット受信部、42 RTPパケット処理部、44 処理結果評価部、50 ホワイトリスト記憶部、70 RTP処理結果選択部、72 SDI信号選択部、80 クロック生成部、90 内部時刻部、100、110、120、130、140、200 スレーブ装置。

Claims (6)

  1. PTPマスタ装置から送出されたPTPメッセージを処理するPTPスレーブ装置であって、
    時刻情報が含まれたPTPメッセージを、それぞれ異なるPTPマスタ装置から受信する複数のPTPメッセージ受信部と、
    前記複数のPTPメッセージ受信部によって受信された各PTPメッセージに含まれた時刻情報を比較する時刻評価部と、
    前記時刻評価部による比較結果に基づいて、前記複数のPTPメッセージから、前記時刻情報に、現在時刻に最も近い時刻が記録されているPTPメッセージを選択するPTPメッセージ選択部と、
    前記PTPメッセージ選択部によって選択されたPTPメッセージの時刻情報に基づいてクロックを生成するクロック生成部と、
    前記クロック生成部によって生成されたクロックに基づいて、前記PTPスレーブ装置の内部時刻を補正する内部時刻部と、
    時刻情報が記録され、他PTPスレーブ装置から送出されたRTPパケットを受信し、受信したRTPパケットを、前記時刻評価部に出力するRTPパケット受信部とを備え、
    前記時刻評価部はさらに、前記RTPパケット受信部から出力されたRTPパケットを前記PTPメッセージ選択部へ出力し、
    前記PTPメッセージ選択部は、前記時刻評価部による比較結果に基づいて、前記複数のPTPメッセージから、前記時刻情報に、現在時刻に最も近い時刻が記録されているPTPメッセージを選択することに代えて、前記時刻評価部による比較結果に基づいて、前記複数のPTPメッセージから、前記RTPパケットに記録された時刻情報に最も近い時刻が記録された時刻情報を含むPTPメッセージを選択する、PTPスレーブ装置。
  2. PTPマスタ装置から送出されたPTPメッセージを処理するPTPスレーブ装置であって、
    時刻情報が含まれたPTPメッセージを、それぞれ異なるPTPマスタ装置から受信し、出力する複数のPTPメッセージ受信部と、
    他PTPスレーブ装置においてSDI信号から変換され生成されたRTPパケットを、前記他PTPスレーブ装置から受信するRTPパケット受信部と、
    前記複数のPTPメッセージ受信部によって受信された各PTPメッセージに含まれる時刻情報を個別に用いて、前記RTPパケット受信部によって受信されたRTPパケットを、複数のSDI信号へ再変換し、各再変換毎に、用いられた時刻情報を含むPTPメッセージと、再変換により得られたSDI信号に関する品質情報とを含む結果セットを出力するRTPパケット処理部と、
    前記RTPパケット処理部から出力された各結果セットの中から、正しい結果セットを、前記品質情報に基づいて判定する処理結果評価部と、
    前記複数のPTPメッセージ受信部のうち、前記正しい結果セットに対応するPTPメッセージを出力するPTPメッセージ受信部を選択するPTPメッセージ選択部と、
    前記PTPメッセージ選択部によって選択されたPTPメッセージ受信部によって出力されたPTPメッセージの時刻情報に基づいてクロックを生成するクロック生成部と、
    前記クロック生成部によって生成されたクロックに基づいて、前記PTPスレーブ装置の内部時刻を補正する内部時刻部とを備えた、PTPスレーブ装置。
  3. 前記PTPメッセージ選択部は、前記処理結果評価部によって正しいと判定された結果セットに含まれるPTPメッセージを出力するPTPメッセージ受信部が、前回の判定時と異なる場合、前記PTPメッセージ受信部の選択を切り替え、前回の判定時と同じである場合、前記PTPメッセージ受信部の選択を切り替えない、請求項に記載のPTPスレーブ装置。
  4. PTPマスタ装置から送出されたPTPメッセージを処理するPTPスレーブ装置であって、
    時刻情報が含まれたPTPメッセージを、それぞれ異なるPTPマスタ装置から受信し、出力する複数のPTPメッセージ受信部と、
    他PTPスレーブ装置においてSDI信号から変換され生成されたRTPパケットを、前記他PTPスレーブ装置から受信する、前記複数のPTPメッセージ受信部のおのおのに対応して設けられた複数のRTPパケット受信部と、
    前記複数のPTPメッセージ受信部のおのおのに対応して設けられ、対応するPTPメッセージ受信部から出力されたPTPメッセージに含まれた時刻情報に基づいてクロックを生成する、複数のクロック生成部と、
    前記複数のクロック生成部のおのおのに対応して設けられ、対応するクロック生成部によって生成されたクロックに基づいて、前記PTPスレーブ装置のための内部時刻を補正する、複数の内部時刻部と、
    前記複数のクロック生成部のおのおのに対応して設けられ、対応するクロック生成部から出力されたクロックを用いて、前記対応するクロック生成部に対応するPTPメッセージ受信部に対応するRTPパケット受信部から出力されたRTPパケットを、SDI信号へ再変換する処理を行う、複数のRTPパケット処理部と、
    前記RTPパケット処理部のおのおのに対応して設けられ、対応するRTPパケット処理部による再変換により得られたSDI信号における誤りの有無を判定する、複数の処理結果評価部と、
    前記複数の処理結果評価部に共通して設けられ、前記複数の処理結果評価部それぞれによる判定結果に基づいて、下流側に出力すべきSDI信号を選択する、RTP処理結果選択部と、
    前記複数のRTPパケット処理部による再変換により得られた複数のSDI信号から、前記RTP処理結果選択部による判定結果にしたがって、誤りの無いSDI信号を選択する、SDI信号選択部とを備えた、PTPスレーブ装置。
  5. PTPスレーブ装置に適用され、複数のPTPメッセージから、適切なPTPメッセージを選択するための方法であって、
    前記PTPスレーブ装置は、
    時刻情報が含まれたPTPメッセージを、複数のPTPマスタ装置からそれぞれ受信し、
    前記受信した複数のPTPメッセージに含まれた時刻情報を比較し、
    前記比較の結果に基づいて、前記複数のPTPメッセージから、前記時刻情報に、現在時刻に最も近い時刻が記録されているPTPメッセージを選択し、
    前記選択されたPTPメッセージの時刻情報に基づいてクロックを生成し、
    前記生成されたクロックに基づいて、前記PTPスレーブ装置の内部時刻を補正し、
    時刻情報が記録され、他PTPスレーブ装置から送出されたRTPパケットを受信し、
    前記比較の結果に基づいて、前記複数のPTPメッセージから、前記時刻情報に、現在時刻に最も近い時刻が記録されているPTPメッセージを選択することに代えて、前記比較の結果に基づいて、前記複数のPTPメッセージから、前記RTPパケットに記録された時刻情報に最も近い時刻が記録された時刻情報を含むPTPメッセージを選択する、PTPメッセージ選択方法。
  6. PTPスレーブ装置に適用され、複数のPTPメッセージから、適切なPTPメッセージを選択するためのプログラムであって、
    時刻情報が含まれたPTPメッセージを、複数のPTPマスタ装置からそれぞれ受信する機能、
    前記受信した複数のPTPメッセージに含まれた時刻情報を比較する機能、
    前記比較の結果に基づいて、前記複数のPTPメッセージから、前記時刻情報に、現在時刻に最も近い時刻が記録されているPTPメッセージを選択する機能
    前記選択されたPTPメッセージの時刻情報に基づいてクロックを生成する機能、
    前記生成されたクロックに基づいて、前記PTPスレーブ装置の内部時刻を補正する機能、
    時刻情報が記録され、他PTPスレーブ装置から送出されたRTPパケットを受信する機能、
    前記比較の結果に基づいて、前記複数のPTPメッセージから、前記時刻情報に、現在時刻に最も近い時刻が記録されているPTPメッセージを選択することに代えて、前記比較の結果に基づいて、前記複数のPTPメッセージから、前記RTPパケットに記録された時刻情報に最も近い時刻が記録された時刻情報を含むPTPメッセージを選択する機能を、前記PTPスレーブ装置のプロセッサに実現させるためのプログラム。
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