JP7301301B2 - 連結印 - Google Patents

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本発明は、連結状態にある連結印を容易に分離することができる連結印に関するものである。
従来から、複数個の印を連結し、まとめて押印できるようにした連結印が知られている。これらの印は、印面と直交して向かい合う一対の面の表側の表面に形成された結合突起と、この結合突起を形成した面の裏側の表面に形成された係合溝を嵌合することによって印判本体同士を連結する構造となっている。
しかしながら、前記結合突起と係合溝との嵌合力が強く、また嵌合状態が精密で二つの印の間に指を引っ掛ける隙間もないため、連結を解除するには強い力が必要で上手にできなかった。また、指を引っ掛ける隙間を確保するために、例えばマイナスドライバ等の道具をすぐに準備することも難しく、連結を解除するのが容易でないことが問題となっていた。
そこで、特許文献1に示されるように、連結した印判本体同士を連結解除する解除機構を備えた連結印が提案されている。しかしながら、特許文献1に記載の解除機構は、ヒンジ部を有する押圧板を押圧部材により押し込んだとき、ヒンジ部が屈曲して突出する構造である。そのため、ヒンジ部が他方の印判に擦れながら押圧することになり、またヒンジ部が他方の印判と線接触することになる等の理由から、ヒンジ部の頂点が摩耗するおそれがあるという問題があった。また、ヒンジ構造のため、他方の印判と面接触させる事は不可能であり、接触面積の調整等の設計変更が難しいという問題もあった。
特許第5602490号公報
本発明は上記のような従来の問題点を解決して、連結状態にある連結印を強い力や道具を必要とせず容易に分離することができ、また連結解除機構の部品が摩耗する心配がなく長期間使用することができ、また接触面積の設計変更も容易に行うことができる連結印を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するためになされた本発明の連結印は、印面を有する直方体形状の印判本体と、
印面と直交して向かい合う一対の面の表側の表面に形成された印判本体同士を連結する結合突起と、この結合突起を形成した面の裏側の表面に形成され、前記結合突起と係合する係合溝と、
連結した印判本体同士を連結解除する解除機構を備えた連結印であって、
前記解除機構は、印判本体側面に左右対称に一対設けられ内側に向けて摺動自在なスライダ部材と、このスライダ部材の摺動方向とは直交する方向に摺動自在な一対の押出部材を有し、
前記スライダ部材と押出部材とが当接する部分のいずれか一方には、スライダ部材を内側に向けて押し込んだ際に、押出部材が押し上げられて上端部を印判本体表面から突出させる傾斜面が形成してあり、
前記結合突起及び前記係合溝は、これら一対の押出部材の間に位置していることを特徴とするものであり、これを請求項1に係る発明とする。
好ましい実施形態によれば、前記スライダ部材と押出部材とが当接する部分の双方に、傾斜面が形成してあるものが好ましく、これを請求項2に係る発明とする。
好ましい実施形態によれば、前記スライダ部材は、弾発部材により常に外側に向けて弾発されているものが好ましく、これを請求項3に係る発明とする。
また、その他の好ましい実施形態によれば、前記押出部材の上端部が平坦面であるものが好ましく、これを請求項4に係る発明とする。
請求項1に係る発明では、印面を有する直方体形状の印判本体と、
印面と直交して向かい合う一対の面の表側の表面に形成された印判本体同士を連結する結合突起と、この結合突起を形成した面の裏側の表面に形成され、前記結合突起と係合する係合溝と、
連結した印判本体同士を連結解除する解除機構を備えた連結印であって、前記解除機構は、印判本体側面に左右対称に一対設けられ内側に向けて摺動自在なスライダ部材と、この各スライダ部材の摺動方向とは直交する方向に摺動自在な一対の押出部材を有し、前記スライダ部材と押出部材とが当接する部分のいずれか一方には、スライダ部材を内側に向けて押し込んだ際に、押出部材が押し上げられて上端部を印判本体表面から突出させる傾斜面が形成してあるものとしたので、押出部材が連結している他の印判本体に対して常に垂直に当たって押し上げることとなり、押出部材の摩耗を防止することができる。また、スライダ部材あるいは押出部材のいずれかの傾斜面を面接触させて押出部材を押し上げる構造のため、押圧部材の寸法を変化させるだけで、印判本体との接触面積の調整が自在で設計変更も自在に行うことができる
請求項2に係る発明では、前記スライダ部材と押出部材とが当接する部分の双方に、傾斜面が形成してあるものとしたので、傾斜面同士が滑ってスライド移動し小さい力で押出部材を押し上げることができ、また摩耗を防止することもできる。
また、請求項3に係る発明では、前記スライダ部材は、弾発部材により常に外側に向けて弾発されているものとしたので、スライダ部材の端面が印判本体側面と面一の状態を維持して優れた外観を呈することができ、またスライダ部材の操作性も良好なものとすることができる。
また、請求項4に係る発明では、前記押出部材の上端部を平坦面としたので、連結している他の印判本体に対し面で当てた状態で押し上げることとなり、押出部材に加わる力が分散されて押し上げ動作を円滑にし、また押出部材の摩耗を防止することができる。
連結した状態の本発明の実施の形態を示す斜視図である。 図1のA-A断面図である。 連結を解除した状態の本発明の実施の形態を示す斜視図である。 図3のB-B断面図である。 図1を背面側から見た斜視図である。 (a)はスライダ部材の平面図、(b)は斜視図である。 (a)は押出部材の正面図、(b)は斜視図である。
以下に、図面を参照しつつ本発明の好ましい実施の形態を示す。
図1は二つの印判を連結した状態の本発明の実施の形態を示す斜視図であり、図2は図1のA-A断面図である。また、図3は連結を解除した状態の本発明の実施の形態を示す斜視図であり、図4は図3のB-B断面図である。また、図5は図1を背面側から見た斜視図である。
図において、1は印面(図示せず)を有する直方体形状の印判本体であり、図示のものでは印面は底面に位置している。印面と直交して向かい合う一対の面の表側の表面2aには、印判本体同士を連結する結合突起3が形成されており、一方、この結合突起3を形成した面の裏側の表面2bには係合溝4が形成されていて(図5を参照)、前記結合突起3と係合溝4を嵌め合わせることにより複数の印判本体1、1を連結可能な連結印を構成している。
なお、図示のものでは、一例として2個の印判本体1、1を連結した場合を示すが、3個以上連結できることは勿論である。また、表側の表面2aに係合溝4を形成し、裏側の表面2bに結合突起3を形成することもできるし、また、結合突起3と係合溝4を複数個以上設けることもできる。
前記連結印は、連結した印判本体1、1同士を連結解除する解除機構5を備えている。この解除機構5は、印判本体側面に左右対称に一対設けられており、基本的にはスライダ部材6と押出部材7とで構成されている。
前記スライダ部材6は、内側に向けて摺動自在に装着されるものであり、図6に示されるように、先端部に傾斜面6aが形成されている。なお、6bは押圧片部、6cは傾斜面6aの両側に設けられたスライド案内部である。
また、図7に示されるように、押出部材7の下端部には前記傾斜面6aに当接する傾斜面7aが形成されており、前記スライダ部材6を内側に向けて押し込んだ際に、押し込み方向と直交する方向に押し上げられて上端部7bが印判本体表面から突出するように構成されている。ここで印判本体表面とは、前記表側の表面2aと前記裏側の表面2bのいずれかを示しており、本実施形態では、上端部7bが表側の表面2aから突出するように構成されている。また、前記傾斜面7aは押出部材7の下端部以外に側面に設けていてもよい。
なお、7cは押出部材7の押し上げ量を一定にするための鍔部であり、8は表側の表面2aに設けられた押出部材7の突出用の孔部である。
図示のものでは、スライダ部材6の先端部に傾斜面6aを形成し、押出部材7の下端部に前記傾斜面6aに当接する傾斜面7aを形成した場合を示すが、スライダ部材6か押出部材7のいずれか一方のみに傾斜面を形成したものとしてもよい。
図示のものでは、スライダ部材6はコイルスプリングのような弾発部材9により常に外側に向けて弾発されており、押圧片部6bが印判本体1の側面と略同一面となるように構成されている。これにより、優れた外観を呈し、またスライダ部材6の内側に向けての押し込み操作も弾力があって節度感よく、かつ円滑に行える構造となっている。
また、前記押出部材7の上端部7bが平坦面に形成されているので、連結している他の印判本体に対し面で当てた状態で押し上げることとなり、押出部材7に加わる力が分散されて押し上げ動作を円滑に行うことができ、また上端部7bの摩耗も防止することができる構造となっている。
次に、以上のように構成した連結印の連結状態と、連結を解除する状態について説明する。
図1、2に示すように、二つの印判本体1、1が連結している状態においては、一方の表側の表面2aにある結合突起3と、他方の裏側の表面2bにある係合溝4とを嵌合させて、二つの印判本体1、1を連結一体化して連結印を形成している。この時、スライダ部材6は弾発部材9により外側に向けて弾発されていて、押圧片部6bが印判本体1の側面とほぼ同一面となる位置にある。また、スライダ部材6の先端部の傾斜面6aは、押出部材7の傾斜面7aと当接しているが、この位置では押出部材7の上端部7bは表側の表面2aと同一面となる位置にあるため、二つの印判本体1、1は当接一体化した状態となっている。即ち、この状態では解除機構5は連結解除する作用は発揮していない。
次に、二つの印判本体1、1の連結を解除する場合は、図3、4に示すように、左右の押圧片部6b、6bを指でつまんで中央に向けて押し込むと、弾発部材9の弾発力に反してスライダ部材6が中央方向へ移動する。これにより、先端部の傾斜面6aに当接している押出部材7の傾斜面7aが上方向へ押し上げられ、押出部材7の上端部7bが孔部8より上方に向けて突出することとなる。この結果、該上端部7bが他方の裏側の表面2bを押し上げ、結合突起3と係合溝4の嵌合状態を解除して僅かな隙間(S)を形成する。その後、前記隙間(S)に指を掛けて開けば、結合突起3と係合溝4の嵌合関係が解かれているので、二つの印判本体1、1は容易に分離することができる。
以上の説明からも明らかなように、本発明は連結印の解除機構を、印判本体側面に設けられ内側に向けて摺動自在で、先端部には傾斜面が形成されているスライダ部材と、下端部に前記傾斜面に当接する傾斜面が形成されており、前記スライダ部材を内側に向けて押し込んだ際に、押し込み方向と直交する方向に押し上げられて上端部を表面から突出する押出部材とで構成されているものとしたので、押出部材が連結している他の印判本体に対して常に垂直に当たって押し上げることとなり、押出部材の摩耗を防止することができる。また、スライダ部材の傾斜面に押出部材の傾斜面を面接触させて押出部材を押し上げる構造のため、接触面積の調整が自在で設計変更も自在に行うことができる。
1 印判本体
2a 表側の表面
2b 裏側の表面
3 結合突起
4 係合溝
5 解除機構
6 スライダ部材
6a 傾斜面
6b 押圧片部
6c スライド案内部
7 押出部材
7a 傾斜面
7b 上端部
7c 鍔部
8 孔部
9 弾発部材
S 隙間

Claims (4)

  1. 印面を有する直方体形状の印判本体と、
    印面と直交して向かい合う一対の面の表側の表面に形成された印判本体同士を連結する結合突起と、この結合突起を形成した面の裏側の表面に形成され、前記結合突起と係合する係合溝と、
    連結した印判本体同士を連結解除する解除機構を備えた連結印であって、
    前記解除機構は、印判本体側面に左右対称に一対設けられ内側に向けて摺動自在なスライダ部材と、このスライダ部材の摺動方向とは直交する方向に摺動自在な一対の押出部材を有し、
    前記スライダ部材と押出部材とが当接する部分のいずれか一方には、スライダ部材を内側に向けて押し込んだ際に、押出部材が押し上げられて上端部を印判本体表面から突出させる傾斜面が形成してあり、
    前記結合突起及び前記係合溝は、これら一対の押出部材の間に位置していることを特徴とする連結印。
  2. スライダ部材と押出部材とが当接する部分の双方に、傾斜面が形成してある請求項1に記載の連結印。
  3. スライダ部材は、弾発部材により常に外側に向けて弾発されている請求項1または2に記載の連結印。
  4. 押出部材の上端部が平坦面である請求項1~3のいずれかに記載の連結印。
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