JP7300984B2 - ステアリング装置 - Google Patents
ステアリング装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7300984B2 JP7300984B2 JP2019239935A JP2019239935A JP7300984B2 JP 7300984 B2 JP7300984 B2 JP 7300984B2 JP 2019239935 A JP2019239935 A JP 2019239935A JP 2019239935 A JP2019239935 A JP 2019239935A JP 7300984 B2 JP7300984 B2 JP 7300984B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- steering
- wheel
- locked
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Steering Controls (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
- Vibration Dampers (AREA)
Description
本実施形態に係るステアリング装置100は、運転者の操作に基づいて四輪車の左前輪301A及び右前輪301B(操舵輪)を操舵する装置である。また、ステアリング装置100は、SBW方式であり、通常時、ステアリングホイール111とラック軸151とは機械的に分離した非連結状態である。
ロック装置1は、ステアリング軸121の回転をロック/開放する装置である。図2~図4を参照して、ロック装置1の構成を具体的に説明する。ロック装置1は、ロックホイール10(被ロック部材)と、第1係合装置20Aと、第2係合装置20Bと、を備えている。
ロックホイール10は、ステアリング軸121と一体で回転するリング状の部材である。すなわち、ステアリング軸121はロックホイール10の中心を貫通し、ロックホイール10はステアリング軸121に固定されている。
第1係合装置20Aはロックホイール10の概ね左側に配置されており、第2係合装置20Bはロックホイール10の概ね右側に配置されている。すなわち、第1係合装置20A及び第2係合装置20Bは、左右方向においてロックホイール10を中心として対称に配置されており、同様の構成である。
ロック部材30は、ロックホイール10の径方向外側で概ね周方向に延びると共に、軸部材43を中心として、ロック位置と開放位置との間で揺動する部材である。本実施形態では、ロック部材30、及び、後記する開放側ストッパ50、ロック側ストッパ60は、金属製である。ただし、ロック部材30等は、その他に例えば、合成樹脂製であってもよい。
ハウジング41は、ロック部材30、開放側ストッパ50、ロック側ストッパ60を収容するケースである。ロック部材30の揺動中心となる軸部材43は、ハウジング41のベース42に立設されている(図3参照)。
開放側ストッパ50は、揺動するロック部材30の開放位置側に設けられ、ロック部材30が当接することでその開放側の揺動範囲(揺動角度、揺動ストローク)を規制する部材である。すなわち、開放側ストッパ50は、ロック部材30の開放側の揺動範囲を小さくしている。このように、ロック部材30の開放側の揺動範囲が小さくなるので、ロック部材30が開放側ストッパ50に衝突(当接)する際の衝突速度が小さくなり、衝突する際に発生する衝突音が小さくなる。また、可動コア73の伸長側のストロークが小さくなるので、ソレノイド装置70が小型化される。
ロック側ストッパ60は、揺動するロック部材30のロック位置側に設けられ、ロック部材30が当接することでそのロック側の揺動範囲(揺動角度、揺動ストローク)を規制する部材である。すなわち、ロック側ストッパ60は、ロック部材30のロック側の揺動範囲を小さくしている。これにより、ロック部材30がロック側ストッパ60に当接(衝突)する際に発生する衝突音が小さくなる。また、可動コア73の縮退側のストロークが小さくなるので、ソレノイド装置70が小型化される。
ソレノイド装置70は、ロック部材30を揺動させる駆動装置である。ソレノイド装置70は、磁性体で形成された固定コア71と、固定コア71を励磁/消磁するソレノイド72と、永久磁石の組み込まれた可動コア73と、可動コア73に固定されたシャフト74と、可動コア73及びシャフト74を離間(伸長)方向に付勢するリターンスプリング75と、これらを収容するハウジング76と、を備えている。
ステアリング装置100、ロック装置1(第2係合装置20B)の作用効果を説明する。なお、通常時、左右のソレノイド装置70はOFFされ、左右のロック部材30はロックホイール10から離間し、開放位置に配置されている(図2参照)。
ここでは、ECU200が、ステアリング軸121に左回転方向(矢印A1参照)の過大操作力が入力されたと判断した場合について例示する。具体的には、角度センサ171の検出するステアリング軸121の回転角度に対して、角度センサ173の検出する第1ピニオン軸141の回転角度が小さく、ラック軸151が良好に追従していない場合である。なお、左前輪301A、右前輪301Bが、縁石等に衝突している場合、轍に嵌まっているいる場合、ラック軸151が追従し難くなる。
次に、右側の第2係合装置20Bを構成するソレノイド装置70のON時、つまり、ロック部34がホイール溝12に差し込まれている状態において、ECU200が過大操作力は消失したと判断したときについて例示する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、次のように変更してもよい。
同様に、前記した実施形態では、ロック側において、ロック側ストッパ60がゴム製のカバーを備えることで衝突音を低減する構成を例示したが、その他に例えば、これに代えて、またはこれに加えて、ロック部材30の突起35(ロック部材において規制部材に当接する当接部)が、衝撃吸収部材で形成された構成でもよい。
10 ロックホイール(被ロック部材)
20A 第1係合装置
20B 第2係合装置
30 ロック部材
33 中間部(当接部)
34 ロック部
35 突起(当接部)
41 ハウジング
42 ベース
50 開放側ストッパ(規制部材)
51 開放側ストッパ本体
52 カバー(被当接部)
60 ロック側ストッパ(規制部材)
70 ソレノイド装置
100 ステアリング装置
111 ステリングホイール(操作部材)
121 ステアリング軸(操作軸)
Claims (5)
- 運転者の操作する操作部材と一体で回転する操作軸と、
前記操作軸と一体で回転する被ロック部材と、
前記被ロック部材に係合することで当該被ロック部材をロックするロック位置と、前記被ロック部材から離間することで当該被ロック部材を開放する開放位置との間で揺動するロック部材と、
前記ロック部材を揺動させるソレノイド装置と、
前記ロック位置側に前記被ロック部材から離れて設けられ、前記ロック部材が前記被ロック部材に衝突する前に前記ロック部材が当接することで当該ロック部材の揺動範囲を規制する規制部材と、
を備える
ことを特徴とするステアリング装置。 - 前記開放位置側に設けられ、前記ロック部材が当接することで当該ロック部材の揺動範囲を規制する規制部材を備える
ことを特徴とする請求項1に記載のステアリング装置。 - 前記ロック部材において前記規制部材に当接する当接部、及び/又は、前記規制部材において前記ロック部材に当接される被当接部は、当接時の衝撃を吸収する衝撃吸収部材で形成されている
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のステアリング装置。 - 前記衝撃吸収部材は、ゴム製の突起であり、
前記突起が変形しながら前記ロック部材が前記規制部材に当接する
ことを特徴とする請求項3に記載のステアリング装置。 - 前記規制部材は、片持ち構造でベースに取り付けられている
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のステアリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019239935A JP7300984B2 (ja) | 2019-12-27 | 2019-12-27 | ステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019239935A JP7300984B2 (ja) | 2019-12-27 | 2019-12-27 | ステアリング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021107203A JP2021107203A (ja) | 2021-07-29 |
JP7300984B2 true JP7300984B2 (ja) | 2023-06-30 |
Family
ID=76967640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019239935A Active JP7300984B2 (ja) | 2019-12-27 | 2019-12-27 | ステアリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7300984B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005247138A (ja) | 2004-03-04 | 2005-09-15 | Toyota Motor Corp | 伝達比可変操舵装置 |
JP2005289312A (ja) | 2004-04-05 | 2005-10-20 | Toyota Motor Corp | 伝達比可変操舵装置 |
JP2017160994A (ja) | 2016-03-09 | 2017-09-14 | 株式会社ショーワ | クラッチ、及び操舵装置 |
JP6437696B1 (ja) | 2018-04-26 | 2018-12-12 | 株式会社ショーワ | 車両用ストッパ装置、及びこれを用いた車両用ステアリング装置 |
-
2019
- 2019-12-27 JP JP2019239935A patent/JP7300984B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005247138A (ja) | 2004-03-04 | 2005-09-15 | Toyota Motor Corp | 伝達比可変操舵装置 |
JP2005289312A (ja) | 2004-04-05 | 2005-10-20 | Toyota Motor Corp | 伝達比可変操舵装置 |
JP2017160994A (ja) | 2016-03-09 | 2017-09-14 | 株式会社ショーワ | クラッチ、及び操舵装置 |
JP6437696B1 (ja) | 2018-04-26 | 2018-12-12 | 株式会社ショーワ | 車両用ストッパ装置、及びこれを用いた車両用ステアリング装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021107203A (ja) | 2021-07-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN112135767B (zh) | 线控转向式转向装置以及车辆 | |
US8640816B2 (en) | Vehicular steering apparatus | |
CN111936373B (zh) | 车辆用止动装置以及使用其的车辆用转向装置 | |
US20180141585A1 (en) | Steering Apparatus for Steer by Wire System | |
CN111098913B (zh) | 线控转向系统的转向角限制装置 | |
KR102575396B1 (ko) | Sbw시스템의 조향각 제한장치 | |
JP2017165327A (ja) | ステアリング装置 | |
JP7300984B2 (ja) | ステアリング装置 | |
KR102110313B1 (ko) | 스티어 바이 와이어 조향 장치 | |
US20220379949A1 (en) | Steer by wire type steering apparatus | |
WO2019207708A1 (ja) | 車両用ステアリング装置 | |
JP2020069883A (ja) | 舵角規制装置 | |
JP2017160994A (ja) | クラッチ、及び操舵装置 | |
JP5880945B2 (ja) | 後輪操舵装置 | |
JP6596613B1 (ja) | ステアバイワイヤ式ステアリング装置及び車両 | |
JP4604713B2 (ja) | 伝達比可変操舵装置 | |
CN112537368B (zh) | 用于在机电式转向系统的方向盘上产生反馈力的方向盘单元 | |
US20240101183A1 (en) | Steer-by-wire steering device | |
JP2006117037A (ja) | 車両用ステアリングシステム | |
KR20240048911A (ko) | 스티어 바이 와이어식 조향장치 | |
CN115135562A (zh) | 回转限制装置 | |
CN115703500A (zh) | 线控转向式转向装置 | |
JPWO2019239907A1 (ja) | ステアバイワイヤ式ステアリング装置及び車両 | |
JPH05262242A (ja) | 電動式動力舵取装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20210226 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20210325 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220221 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230117 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230315 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230613 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230620 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7300984 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |