JP7300911B2 - 内燃機関用のスパークプラグを備えた内燃機関 - Google Patents
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Description
主燃焼室(6)と、
上記先端貫通孔が上記主燃焼室に面するように配された上記スパークプラグと、
上記主燃焼室を形成するピストン(64)と、を有し、
上記プラグ中心軸を含む平面による断面において、2ヶ所に表れる上記環状噴出路の断面の延長線(L1、L2)同士が交わる交点(P)は、上死点にある上記ピストンよりも上記主燃焼室側にある、内燃機関にある。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
内燃機関用のスパークプラグ1及びこれを備えた内燃機関10に係る実施形態について、図1~図7を参照して説明する。
本実施形態における内燃機関用のスパークプラグ1は、図1に示すごとく、筒状の絶縁碍子3と、中心電極4と、筒状のハウジング2と、カバー部5とを有する。絶縁碍子3は、中心電極4を内側に保持する。中心電極4は、絶縁碍子3の先端側に突出している。ハウジング2は、絶縁碍子3を内周側に保持する。カバー部5は、中心電極4の少なくとも一部を覆うようにハウジング2の先端部に設けられている。カバー部5には、先端側に貫通した先端貫通孔51が形成されている。先端貫通孔51は、先端側へ向かうほど縮径する。中心電極4の先端部である電極先端部41は、先端へ向かうほど縮径する形状を有する。電極先端部41の少なくとも一部は先端貫通孔51の内側に配されている。電極先端部41の外周斜面411と、先端貫通孔51の内周斜面512との間には、環状噴出路52が形成されている。環状噴出路52は、先端側へ向かうほどプラグ中心軸Cへ向かうように形成されている。先端貫通孔51の内周端部511は、中心電極4の電極先端部41との間に放電ギャップGを形成する接地電極を構成している。
本形態における内燃機関用のスパークプラグ1を備えた内燃機関10は、図4に示すごとく、主燃焼室6と、スパークプラグ1と、ピストン64とを有する。スパークプラグ1は、先端貫通孔51が主燃焼室6に面するように配されている。ピストン64は、主燃焼室6を形成する。図5に示すごとく、本形態における内燃機関10のプラグ中心軸Cを含む平面による断面において、2ヶ所に表れる環状噴出路52の断面の延長線L1、L2同士が交わる交点Pは、上死点にあるピストン64よりも主燃焼室6側にある。
本実施形態のスパークプラグ1は、電極先端部41の外周斜面411と、先端貫通孔51の内周斜面512との間に、環状噴出路52が形成されている。そして、環状噴出路52は、先端側へ向かうほどプラグ中心軸Cへ向かうように形成されている。それゆえ、スパークプラグ1を内燃機関10に取り付けた際、図7に示すごとく、カバー部5の内側空間50から環状噴出路52を通って主燃焼室6へと噴出する火炎Fは、火炎F同士が主燃焼室6内にて衝突しやすい。それゆえ、ピストン64へと向かう火炎Fの勢いが抑制されるため、火炎Fが冷却されにくい。その結果、火炎Fの熱を効率的に混合気に伝えることができ、着火性を向上させることができる。
また、内燃機関に設置された実施形態1のスパークプラグ1及び比較形態のスパークプラグ9から噴出する火炎Fについて、CFD解析(「Computational Fluid Dynamics解析」の略)を行った。
その他は、実施形態1のスパークプラグ1と同様である。
本形態のスパークプラグ1は、実施形態1のスパークプラグ1に対して、先端貫通孔51の内周斜面512及び電極先端部41の外周斜面411の形状を変更した形態である。
その他は、実施形態1と同様である。
なお、実施形態2以降において用いた符号のうち、既出の実施形態において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、既出の実施形態におけるものと同様の構成要素等を表す。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
本形態のスパークプラグ1は、図14に示すごとく、電極先端部41の先端面412が、先端貫通孔51内に配置された形態である。
その他の構成及び作用効果は、実施形態1と同様である。
本形態のスパークプラグ1は、実施形態1のスパークプラグ1に対して、電極先端部41の形状を変更した形態である。
その他は、実施形態1と同様である。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
本形態のスパークプラグ1は、図16に示すごとく、実施形態1のスパークプラグ1に対して、環状噴出路52の形状を変更した形態である。
その他は、実施形態1と同様である。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
2 ハウジング
3 絶縁碍子
4 中心電極
41 電極先端部
411 外周斜面
5 カバー部
51 先端貫通孔
511 内周端部
512 内周斜面
52 環状噴出路
C プラグ中心軸
G 放電ギャップ
Claims (2)
- 筒状の絶縁碍子(3)と、該絶縁碍子の内側に保持されると共に該絶縁碍子の先端側に突出した中心電極(4)と、上記絶縁碍子を内周側に保持する筒状のハウジング(2)と、上記中心電極の少なくとも一部を覆うように上記ハウジングの先端部に設けられたカバー部(5)と、を有し、上記カバー部には、先端側に貫通した先端貫通孔(51)が形成されており、上記先端貫通孔は、先端へ向かうほど縮径し、上記中心電極の先端部である電極先端部(41)は、先端へ向かうほど縮径する形状を有し、該電極先端部の少なくとも一部は上記先端貫通孔の内側に配されており、上記電極先端部の外周斜面(411)と、上記先端貫通孔の内周斜面(512)との間には、環状噴出路(52)が先端側へ向かうほどプラグ中心軸(C)へ向かうように形成され、上記先端貫通孔の内周端部(511)は、上記中心電極の上記電極先端部との間に放電ギャップ(G)を形成する接地電極を構成している、内燃機関用のスパークプラグ(1)、を備えた内燃機関(10)であって、
主燃焼室(6)と、
上記先端貫通孔が上記主燃焼室に面するように配された上記スパークプラグと、
上記主燃焼室を形成するピストン(64)と、を有し、
上記プラグ中心軸を含む平面による断面において、2ヶ所に表れる上記環状噴出路の断面の延長線(L1、L2)同士が交わる交点(P)は、上死点にある上記ピストンよりも上記主燃焼室側にある、内燃機関。 - 上記電極先端部は、上記中心電極の一部を拡径してなる、請求項1に記載の内燃機関。
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