JP7298553B2 - Semiconductor test equipment and semiconductor device manufacturing method - Google Patents
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Description
本開示は、半導体試験装置および半導体装置の製造方法に関する。 The present disclosure relates to a semiconductor testing apparatus and a method of manufacturing a semiconductor device.
特許文献1には、半導体試験装置が開示されている。この半導体試験装置では、半導体デバイスが冷却板の表面上に載置され、半導体デバイスの表面上に積層金属箔が設けられる。加圧板が積層金属箔を介して半導体デバイスを表面から押圧し、通電部より冷却板、加圧板間に直流電流が供給される。 Patent Literature 1 discloses a semiconductor testing apparatus. In this semiconductor testing apparatus, a semiconductor device is placed on the surface of a cooling plate, and a laminated metal foil is provided on the surface of the semiconductor device. A pressure plate presses the semiconductor device from the surface through the laminated metal foil, and a direct current is supplied between the cooling plate and the pressure plate from the current-carrying part.
特許文献1のような半導体試験装置で大電流を通電する場合、半導体装置の表面と積層金属箔が十分に密着していないと、半導体装置と積層金属箔との間に局所的に電流が流れることがある。このとき、半導体装置の表面電極が局所的に高温になり、表面電極の変質が発生するおそれがある。このため、半導体装置の信頼性が低下するおそれがある。 When a large current is applied to a semiconductor testing apparatus such as that disclosed in Patent Document 1, if the surface of the semiconductor device and the laminated metal foil are not in close contact with each other, the current will flow locally between the semiconductor device and the laminated metal foil. Sometimes. At this time, the surface electrode of the semiconductor device is locally heated to a high temperature, and there is a possibility that deterioration of the surface electrode occurs. Therefore, the reliability of the semiconductor device may deteriorate.
本開示は、上述の課題を解決するためになされたもので、半導体装置と緩衝材とを十分に密着させることができる半導体試験装置および半導体装置の製造方法を得ることを目的とする。 The present disclosure has been made to solve the above-described problems, and an object thereof is to obtain a semiconductor test apparatus and a method of manufacturing a semiconductor device that can sufficiently adhere a semiconductor device and a cushioning material.
第1の開示に係る半導体試験装置は、導電性であり、上面に半導体装置が搭載されるステージと、導電性であり、該半導体装置の上面に設けられる第1緩衝材と、導電性であり、該半導体装置の上面に該第1緩衝材が設けられた状態で該第1緩衝材を上方から加圧する加圧機構と、該ステージと該加圧機構とを介して該半導体装置に電流を流す通電部と、該半導体装置に電流が流れていない状態で、該第1緩衝材と接触した状態で該第1緩衝材を加熱する第1温度調整部と、を備え、該第1温度調整部は該半導体装置を冷却する。 A semiconductor testing apparatus according to a first disclosure includes a conductive stage on which a semiconductor device is mounted, a conductive first cushioning material provided on the top surface of the semiconductor device, and a conductive stage. a pressurizing mechanism for pressurizing the first cushioning material from above in a state where the first cushioning material is provided on the upper surface of the semiconductor device; and a first temperature control unit that heats the first shock absorbing material while in contact with the first shock absorbing material while no current is flowing through the semiconductor device, wherein the first temperature control A portion cools the semiconductor device .
第2の開示に係る半導体試験装置は、導電性であり、上面に半導体装置が搭載されるステージと、導電性であり、該半導体装置の上面に設けられる第1緩衝材と、導電性であり、該半導体装置の上面に該第1緩衝材が設けられた状態で該第1緩衝材を上方から加圧する加圧機構と、該ステージと該加圧機構とを介して該半導体装置に電流を流す通電部と、該ステージと接触した状態で該ステージを介して該第1緩衝材を加熱する第2温度調整部と、を備え、該第2温度調整部は該半導体装置を冷却する。 A semiconductor testing apparatus according to a second disclosure includes a conductive stage on which a semiconductor device is mounted, a conductive first cushioning material provided on the upper surface of the semiconductor device, and a conductive stage. a pressurizing mechanism for pressurizing the first cushioning material from above in a state where the first cushioning material is provided on the upper surface of the semiconductor device; and a second temperature control part that heats the first buffer material through the stage while being in contact with the stage, and the second temperature control part cools the semiconductor device .
第3の開示に係る半導体装置の製造方法は、導電性のステージの上面に半導体装置を搭載する工程と、該半導体装置の上面に導電性の第1緩衝材を設ける工程と、該第1緩衝材を加熱する工程と、該ステージに該半導体装置が設けられ、該半導体装置の上面に該第1緩衝材が設けられ、該第1緩衝材の温度が加熱前よりも高い状態で、該第1緩衝材を上方から加圧する工程と、該第1緩衝材の加熱を終了した後に、該第1緩衝材を加圧した状態を維持して、該半導体装置に電流を流す通電工程と、を備え、該通電工程では、該半導体装置の温度を該通電工程の直前の温度以上に維持して該半導体装置を冷却しながら電流を流す。
A method of manufacturing a semiconductor device according to a third disclosure includes steps of mounting a semiconductor device on the upper surface of a conductive stage, providing a conductive first buffer material on the upper surface of the semiconductor device, a step of heating a material; providing the semiconductor device on the stage; providing the first buffer material on the top surface of the semiconductor device; a step of applying pressure to the first buffer material from above; and an energizing step of applying current to the semiconductor device while maintaining the state of pressure applied to the first buffer material after finishing heating the first buffer material. In the energizing step, the current is supplied while the semiconductor device is cooled by maintaining the temperature of the semiconductor device at or above the temperature immediately before the energizing step.
第1から第3の開示に係る半導体試験装置および半導体装置の製造方法では、加熱により第1緩衝材のヤング率を低下させることができる。従って、半導体装置と緩衝材とを十分に密着させることができる。 In the semiconductor testing apparatus and semiconductor device manufacturing method according to the first to third disclosures, the Young's modulus of the first buffer material can be reduced by heating. Therefore, the semiconductor device and the cushioning material can be brought into close contact with each other.
各実施の形態に係る半導体試験装置および半導体装置の製造方法について図面を参照して説明する。同じ又は対応する構成要素には同じ符号を付し、説明の繰り返しを省略する場合がある。 A semiconductor test apparatus and a method of manufacturing a semiconductor device according to each embodiment will be described with reference to the drawings. The same reference numerals are given to the same or corresponding components, and repetition of description may be omitted.
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る半導体試験装置100を説明する図である。
Embodiment 1.
FIG. 1 is a diagram illustrating a
半導体試験装置100は半導体装置50を試験するための装置である。半導体装置50は例えばスイッチング素子である。半導体装置50は、逆導通絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(Reverse Conducting Insulated Gate Bipola Transistor:RC-IGBT)であっても良い。また、半導体装置50は、金属―酸化膜―半導体電界効果トランジスタ(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor:MOSFET)であっても良いし、PNダイオードまたはPINダイオードであっても良い。
A
半導体試験装置100は、ステージ10を備える。ステージ10は導電性であり、上面に半導体装置50が搭載される。ステージ10の上面と半導体装置50の裏面電極50aとは接触し、電気的に接続される。
A
半導体装置50の上面には、第1緩衝材31が設けられる。第1緩衝材31は導電性である。第1緩衝材31は例えばアルミ箔である。第1緩衝材31と半導体装置50の上面電極50bとは接触し、電気的に接続される。
A
ステージ10の上面には、複数のシャフト12が設けられる。複数のシャフト12は、半導体装置50が搭載される位置の両側にそれぞれ設けられる。複数のシャフト12の各々は柱状であり、ステージ10の上面から上方に延びる。
A plurality of
ステージ10の上方には加圧機構18が設けられる。加圧機構18は、保持部14と加圧部16とを備える。保持部14は例えば板状である。保持部14は複数のシャフト12に取り付けられる。複数のシャフト12の各々は、保持部14を貫通する。保持部14は、複数のシャフト12を軸として、複数のシャフト12に対して矢印81に示されるように上下に動く。
A
加圧部16は導電性である。加圧部16は保持部14に保持される。加圧部16は、例えば柱状である。加圧部16は、第1緩衝材31の上方に設けられる。加圧部16の下面である押圧面16aは、第1緩衝材31を挟んで半導体装置50と対向する。
The pressurizing
加圧部16が上方から加圧されることで、加圧機構18は下方に移動する。加圧部16は例えば油圧ジャッキで加圧されても良い。加圧機構18は、押圧面16aとステージ10上面との距離が、加圧していない状態における半導体装置50の厚さと第1緩衝材31の厚さとの和よりも小さくなる位置まで移動可能である。これにより、加圧部16は、半導体装置50の上面に第1緩衝材31が設けられた状態で、第1緩衝材31を上方から加圧する。
The pressurizing
加圧機構18の構造は、半導体装置50の上面に第1緩衝材31が設けられた状態で、第1緩衝材31を上方から加圧することができれば、別の構造でも良い。
The
加圧部16とステージ10との間には、通電部22が接続される。加圧部16と第1緩衝材31とが接触した状態で通電部22により通電を行うことで、ステージ10と加圧機構18とを介して半導体装置50に電流が流れる。
A conducting section 22 is connected between the
半導体試験装置100は、温度調整部20を備える。温度調整部20は複数のシャフト12に設けられる。温度調整部20は例えば環状である。本実施の形態では、複数のシャフト12に一つながりの温度調整部20が取り付けられる。これに限らず、半導体試験装置100は複数の温度調整部20を備えても良い。温度調整部20は、シャフト12の側面から第1緩衝材31に向かって延びる。温度調整部20は第1緩衝材31の上面と直接接触する。温度調整部20は、第1緩衝材31と接触した状態で、第1緩衝材31を加熱する。
The
温度調整部20は、例えば抵抗加熱方式のヒーターを備える。温度調整部20はこれに限らず、第1緩衝材31を加熱できれば良い。温度調整部20は第1緩衝材31の両側に接触する。これにより、第1緩衝材31の温度が上昇する。
The
次に、本実施の形態の半導体装置50の製造方法について説明する。まず、ステージ10の上面に半導体装置50を搭載する。次に、半導体装置50の上面に第1緩衝材31を設ける。次に、温度調整部20を第1緩衝材31に接触させ、第1緩衝材31を加熱する。次に、加圧機構18を加圧部16が第1緩衝材31を押圧する位置まで下降させる。これにより、第1緩衝材31を加熱しながら、第1緩衝材31を上方から加圧する。加熱時間は、例えば1~30秒であるが、それ以上でも良い。また、加熱は第1緩衝材31が例えば80℃~200℃となるように実施する。
Next, a method for manufacturing the
次に、通電工程を実施する。通電工程では、第1緩衝材31の加熱を終了した後に、第1緩衝材31を加圧した状態を維持して、通電部22により半導体装置に電流を流す。このとき、半導体装置50の上面と裏面との間が通電する。通電工程は、例えば、半導体装置50に大電流の電流ストレスを印加するスクリーニング試験であっても良い。
Next, an energization step is performed. In the energizing step, after the heating of the
図2は、比較例に係る半導体試験装置800を説明する図である。半導体試験装置800は、上面に半導体装置50が搭載されたステージ810を備える。ステージ810の上方には加圧部816と、加圧部816を保持する保持部814とが設けられる。保持部814は、ステージ810上に設けられた複数のシャフト812に取り付けられる。加圧部816は半導体装置50と対向する。
FIG. 2 is a diagram illustrating a
保持部814と加圧部816は複数のシャフト812を軸として、下方に移動する。これにより、加圧部816は半導体装置50を上方から加圧する。試験時には、加圧部816と半導体装置50とが接触した状態で、ステージ810と加圧部816とを介して半導体装置50に電流が流れる。
The holding
比較例に係る半導体試験装置800では、半導体装置50の表面と加圧部816とが十分に密着しない可能性がある。このとき、半導体装置50と加圧部816との間に局所的に電流が流れ、半導体装置50の表面電極が局所的に高温になる可能性がある。
In the
これに対し、本実施の形態では、半導体装置50と加圧部16との間に第1緩衝材31が設けられる。さらに、加熱により第1緩衝材31の温度が上昇し、第1緩衝材31のヤング率が低下する。この状態で第1緩衝材31に荷重を印加することで、第1緩衝材31と半導体装置50とを十分に密着させることができる。また、押圧面16aと第1緩衝材31とを十分に密着させることができる。
In contrast, in the present embodiment, a
これにより、半導体装置50と第1緩衝材31との間に局所的に電流が流れることを抑制できる。よって、半導体装置50の上面電極50bが局所的に高温になることを防止でき、上面電極50bの変質および第1緩衝材31との溶着を防止できる。従って、半導体装置50の信頼性の低下を抑制できる。
As a result, local current flow between the
また、本実施の形態では第1緩衝材31と温度調整部20とが直接接触する。このため、第1緩衝材31を確実に加熱し、ヤング率を低下させることができる。
Further, in the present embodiment, the
また、本実施の形態では加圧の開始前に第1緩衝材31の加熱を開始する。これにより、加圧の開始から通電までの時間を短縮できる。
Moreover, in the present embodiment, the heating of the
また、本実施の形態では加圧により半導体装置50とステージ10とを密着させることができる。従って、半導体装置50からステージ10に効率よく熱を逃がすことができ、通電時の半導体装置50の昇温を抑制できる。また、第1緩衝材31により加圧時の半導体装置50へのダメージを抑制できる。従って、半導体装置50の信頼性の低下を抑制できる。
Further, in this embodiment, the
本実施の形態の半導体装置50は、還流電流をボディダイオードに流すパワーMOSFETであっても良い。ボディダイオードは寄生ダイオードとも呼ばれる。ボディダイオードを利用することで、スイッチング素子と並列に接続する還流ダイオードを小型化または省略できる。従って、半導体装置50を小型化できる。また、このようなパワーMOSFETで電力変換回路を形成しても良い。
また、半導体装置50は、ワイドバンドギャップ半導体によって形成されていても良い。ワイドバンドギャップ半導体は、炭化珪素、窒化ガリウム系材料またはダイヤモンドである。一般に、インバータ等のパワーエレクトロニクス機器の省エネのためには、半導体スイッチング素子の損失を低減させることが有効である。損失は、例えば素子の導通損およびスイッチング損失により決定される。半導体装置50をワイドバンドギャップ半導体から形成することで、このような損失を低減させることができる。
Moreover, the
ここで、SiC半導体素子をp型とn型のキャリアを用いてバイポーラ動作させると、キャリアの再結合エネルギーにより結晶欠陥が拡張することがある。これにより、抵抗が増大するおそれがある。この問題は、一般に還流電流をボディダイオードに流すSiC-MOSFETでも発生する。このため、オン抵抗増大による損失の増大または動作不良等が問題になる場合がある。 Here, when a SiC semiconductor device is operated in a bipolar manner using p-type and n-type carriers, crystal defects may expand due to carrier recombination energy. This may increase resistance. This problem also occurs in SiC-MOSFETs in which return current is generally passed through the body diode. For this reason, an increase in loss or malfunction due to an increase in on-resistance may become a problem.
本実施の形態の半導体試験装置100は、このようなSiC-MOSFETに大電流の電流ストレスを印加し、結晶欠陥を拡張させてスクリーニングする装置であっても良い。この場合、半導体試験装置100は、例えば150~230℃、120~400A/cm2の条件で、チップ状態のボディダイオードにDC通電を行う。これにより、半導体試験装置100は、結晶欠陥を飽和状態まで拡張させる。この状態で、順方向抵抗の増加状態を判別することで、スクリーニングが実現される。このように、欠陥拡張させて順方向特性を評価することで、ボディダイオードの信頼性を確保できる。
The
本実施の形態の半導体試験装置100によれば、信頼性を損なうことなく上記のような通電テストを実施できる。このため、半導体装置50の安定性を確保できる。従って、半導体装置50の市場での信頼性を向上できる。
According to the
本実施の形態では、第1緩衝材31の加熱を開始した後に、加熱を継続した状態で第1緩衝材31を加圧した。第1緩衝材31の加熱は、第1緩衝材31を半導体装置50に搭載した後、通電の直前まで実施すると良い。これに限らず、加熱のタイミングは、加圧前後の何れでも良い。例えば、加圧を開始した後に、加圧状態を維持したまま加熱を開始しても良い。また、第1緩衝材31の温度が高い状態が維持できれば、加熱を終了した後に加圧を開始しても良い。また、加熱と加圧を同時に開始しても良い。このように、第1緩衝材31の温度が加熱前の温度または常温よりも高い状態で、第1緩衝材31を上方から加圧できれば良い。これにより、ヤング率が低下した状態で第1緩衝材31を押圧でき、第1緩衝材31と半導体装置50とを十分に密着させることができる。
In this embodiment, after starting the heating of the
また、第1緩衝材31の常温でのヤング率は100GPa以下であると良い。これにより、良好な密着性が得られることが確認されている。また、半導体装置50の上面電極50bは、例えばAl、Cu、またはこれらの窒化物から形成される。また、上面電極50bは、Al、Cuまたはこれらの窒化物を使用した積層膜、または、合金であっても良い。このような電極材料を使用することで、第1緩衝材31との間で良好な密着性を得ることができる。
Also, the Young's modulus of the
また、半導体試験装置100では、一度の加圧で試験されることが好ましい。第1緩衝材31は、加圧によりチップ上面の形状に合わせて変形する。一度加圧した後、加圧を解除し、再加圧すると、ミクロレベルでの位置ずれにより密着性が低下する可能性がある。従って、一度第1緩衝材31の加圧を開始したら、その加圧状態を維持して通電を実施すると良い。
Moreover, in the
また、本実施の形態では、第1緩衝材31の加熱を終了した後に半導体装置50への通電を開始する。つまり、温度調整部20は半導体装置50に電流が流れていない状態で、第1緩衝材31を加熱する。温度調整部20は、第1緩衝材31に通電させずに第1緩衝材31を加熱する。一般に、通電中は半導体装置50の温度が上昇する。通電前に加熱を終了することで、半導体装置50が過剰に高温になることを防止できる。
Further, in the present embodiment, power supply to the
また、温度調整部20は半導体装置50を冷却する機能を備えていてもよい。この場合、通電工程では、半導体装置50を冷却しながら電流を流す。これにより、通電中の半導体装置50の温度を調整することが可能である。また、通電工程では、半導体装置50の温度を通電工程の直前の温度以上に維持して、半導体装置50を冷却しても良い。これにより、第1緩衝材31のヤング率が常温よりも低い状態を維持しつつ、半導体装置50が過剰に高温になることを防止できる。
Also, the
温度調整部20はペルチェ素子を備えても良い。これにより冷却機能を実現できる。また、温度調整部20の冷却機能の有無に関わらず、ステージ10は冷却機能を備えていても良い。これにより、半導体装置50の熱をチップ裏面から効率よく放熱できる。
The
温度調整部20は、通電開始前までは加熱機能により温度上昇を行い、通電開始後は冷却機能により通電時の温度調整を行う。また、通電開始前までは温度調整部20により温度上昇を行い、通電開始後はステージ10の冷却機能により通電時の温度調整を行っても良い。これにより、第1緩衝材31と半導体装置50との良好な密着性と、通電時の温度調節の両方が実現できる。
The
また、温度調整部20は、第1緩衝材31の裏面または側面と接触しても良い。また、温度調整部20は、加熱時以外は平面視で第1緩衝材31と重ならない位置に収納できても良い。これにより、半導体装置50および第1緩衝材31を搭載する際に、温度調整部20が妨げとなることを防止できる。
Also, the
図3は、実施の形態1の変形例に係る半導体試験装置200を説明する図である。半導体試験装置200は、導電性であり、半導体装置50とステージ10との間に設けられる第2緩衝材32を備える。また、半導体試験装置200は、導電性であり、第1緩衝材31の上に設けられる第3緩衝材33を備える。加圧機構18は、半導体装置50の上面に第1緩衝材31が設けられ、第1緩衝材31の上に第3緩衝材33が設けられた状態で、第3緩衝材33を上方から加圧する。第1緩衝材31および第2緩衝材32は、例えばアルミ箔である。第3緩衝材33は例えば銅板である。
FIG. 3 is a diagram illustrating a
このような構成にすることで、加圧時の半導体装置50へのダメージをさらに抑制できる。また、半導体装置50の裏面とステージ10との間の熱抵抗を下げることができる。従って、通電中の半導体装置50の冷却を効率よく行うことができる。なお、第2緩衝材32と第3緩衝材33は一方のみが設けられても良い。
With such a configuration, it is possible to further suppress damage to the
これらの変形は以下の実施の形態に係る半導体試験装置および半導体装置の製造方法について適宜応用することができる。なお、以下の実施の形態に係る半導体試験装置および半導体装置の製造方法については実施の形態1との共通点が多いので、実施の形態1との相違点を中心に説明する。 These modifications can be appropriately applied to the semiconductor testing apparatus and the semiconductor device manufacturing method according to the following embodiments. A semiconductor testing apparatus and a method of manufacturing a semiconductor device according to the following embodiments have many points in common with the first embodiment, and thus differences from the first embodiment will be mainly described.
実施の形態2.
図4は、実施の形態2に係る半導体試験装置300を説明する図である。半導体試験装置300は温度調整部320の位置が実施の形態1と異なる。温度調整部320は、ステージ10の下に設けられる。温度調整部320は、ステージ10と接触した状態で第1緩衝材31を加熱する。このような構成とすることで、ステージ10の上面側における温度調整部320を配置するスペースを削減でき、半導体試験装置300を小型化できる。特に、複数のシャフト12を実施の形態1よりも半導体装置50に近づけて配置できる。
Embodiment 2.
FIG. 4 is a diagram illustrating a
また、実施の形態1では、温度調整部20と接触する部分を確保するために、第1緩衝材31が半導体装置50に対して水平方向に突出する。本実施の形態では、第1緩衝材31が温度調整部320と接触しないため、第1緩衝材31を小型化できる。従って、半導体試験装置300を小型化できる。
Further, in the first embodiment, the
また、温度調整部320は加圧機構から離して設置される。このため、例えば温度調整部20が加圧機構18に含まれる構造と比較して、半導体試験装置300の動作部を小型化できる。
Also, the
なお、本実施の形態では、第1緩衝材31は、温度調整部320によりステージ10および半導体装置50を介して加熱される。
Note that, in the present embodiment, the
温度調整部320は、ステージ10の内部に設けられても良い。このように、第1緩衝材31を加熱する工程は、ステージ10の下またはステージ10の内部に設けられた抵抗に電流を流すことで実施されても良い。これにより、半導体試験装置300をよりコンパクトにすることができる。
The
温度調整部320の配置は上記のものに限定されない。温度調整部320は、ステージ10を介して第1緩衝材31を加熱できれば良い。
The arrangement of the
なお、各実施の形態で説明した技術的特徴は適宜に組み合わせて用いてもよい。 Note that the technical features described in each embodiment may be used in combination as appropriate.
100、200、300 半導体試験装置、10 ステージ、12 シャフト、31 第1緩衝材、32 第2緩衝材、33 第3緩衝材、16a 押圧面、18 加圧機構、20、320 温度調整部、22 通電部
Claims (8)
導電性であり、前記半導体装置の上面に設けられる第1緩衝材と、
導電性であり、前記半導体装置の上面に前記第1緩衝材が設けられた状態で前記第1緩衝材を上方から加圧する加圧機構と、
前記ステージと前記加圧機構とを介して前記半導体装置に電流を流す通電部と、
前記半導体装置に電流が流れていない状態で、前記第1緩衝材と接触した状態で前記第1緩衝材を加熱する第1温度調整部と、
を備え、
前記第1温度調整部は前記半導体装置を冷却することを特徴とする半導体試験装置。 a conductive stage on which a semiconductor device is mounted;
a conductive first buffer material provided on the upper surface of the semiconductor device;
a pressurizing mechanism that is conductive and presses the first buffer material from above in a state where the first buffer material is provided on the upper surface of the semiconductor device;
an energizing unit that supplies current to the semiconductor device through the stage and the pressure mechanism;
a first temperature adjustment unit that heats the first buffer material while being in contact with the first buffer material in a state where no current is flowing through the semiconductor device;
with
The semiconductor test apparatus , wherein the first temperature adjustment unit cools the semiconductor device .
前記加圧機構は、複数の前記シャフトに取り付けられ、複数の前記シャフトに対して上下に動き、
前記第1温度調整部は複数の前記シャフトに設けられることを特徴とする請求項1に記載の半導体試験装置。 A plurality of shafts provided on both sides of the position where the semiconductor device is mounted,
the pressurizing mechanism is attached to a plurality of the shafts and moves up and down with respect to the plurality of shafts;
2. The semiconductor testing apparatus according to claim 1, wherein said first temperature control unit is provided on a plurality of said shafts .
導電性であり、前記半導体装置の上面に設けられる第1緩衝材と、
導電性であり、前記半導体装置の上面に前記第1緩衝材が設けられた状態で前記第1緩衝材を上方から加圧する加圧機構と、
前記ステージと前記加圧機構とを介して前記半導体装置に電流を流す通電部と、
前記ステージと接触した状態で前記ステージを介して前記第1緩衝材を加熱する第2温度調整部と、
を備え、
前記第2温度調整部は前記半導体装置を冷却することを特徴とする半導体試験装置。 a conductive stage on which a semiconductor device is mounted;
a conductive first buffer material provided on the upper surface of the semiconductor device;
a pressurizing mechanism that is conductive and presses the first buffer material from above in a state where the first buffer material is provided on the upper surface of the semiconductor device;
an energizing unit that supplies current to the semiconductor device through the stage and the pressure mechanism;
a second temperature control unit that heats the first buffer material via the stage while being in contact with the stage;
with
The semiconductor testing apparatus , wherein the second temperature control unit cools the semiconductor device .
前記加圧機構は、前記半導体装置の上面に前記第1緩衝材が設けられ、前記第1緩衝材の上に第3緩衝材が設けられた状態で前記第3緩衝材を上方から加圧することを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の半導体試験装置。 A third buffer material that is conductive and provided on the first buffer material,
The pressure mechanism presses the third cushioning material from above in a state in which the first cushioning material is provided on the upper surface of the semiconductor device and the third cushioning material is provided on the first cushioning material. 5. The semiconductor testing apparatus according to any one of claims 1 to 4 , characterized by:
前記半導体装置の上面に導電性の第1緩衝材を設ける工程と、
前記第1緩衝材を加熱する工程と、
前記ステージに前記半導体装置が設けられ、前記半導体装置の上面に前記第1緩衝材が設けられ、前記第1緩衝材の温度が加熱前よりも高い状態で、前記第1緩衝材を上方から加圧する工程と、
前記第1緩衝材の加熱を終了した後に、前記第1緩衝材を加圧した状態を維持して、前記半導体装置に電流を流す通電工程と、
を備え、
前記通電工程では、前記半導体装置の温度を前記通電工程の直前の温度以上に維持して前記半導体装置を冷却しながら電流を流すことを特徴とする半導体装置の製造方法。 a step of mounting a semiconductor device on the upper surface of a conductive stage;
providing a conductive first buffer material on the upper surface of the semiconductor device;
a step of heating the first buffer material;
The semiconductor device is provided on the stage, the first buffer material is provided on an upper surface of the semiconductor device, and the first buffer material is heated from above while the temperature of the first buffer material is higher than before heating. a step of pressing;
an energizing step of applying current to the semiconductor device while maintaining the state of pressurizing the first buffer material after finishing heating the first buffer material;
with
A method of manufacturing a semiconductor device, wherein, in the energizing step, a current is supplied while the semiconductor device is cooled by maintaining a temperature of the semiconductor device equal to or higher than a temperature immediately before the energizing step.
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