JP7298273B2 - 走行制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の駆動装置を制御することにより、車両の走行を制御する装置に関する。
車両の中には、次のように構成されたものがある。車両は、タイヤの空気圧を監視するTPMS(タイヤ空気圧監視システム)を有する。そして、タイヤの空気圧が所定値よりも低下した時には、当該タイヤの空気圧の異常をTPMSにより検出して、ドライバ等に通知する。
さらに、例えば、次に示す特許文献1の車両は、修理施設情報を記憶しており、いずれかのタイヤの空気圧が所定値よりも低下した時に、当該車両が走行可能な距離を算出し、その範囲内で修理施設を探し案内する。さらに、到着予定施設に電話するか否かをドライバに確認する。
特許第4329267号公報
一般にタイヤの空気圧が低下したり、ランフラットタイヤがパンクしたりすると、タイヤのたわみが増加したり、タイヤと道路との接地面積が大きくなったり、タイヤの径が小さくなり他のタイヤとの間に径差が生じたりする。そのため、タイヤの転がり抵抗が増加したり、タイヤトレッド部の摩耗の促進や偏摩耗が生じたり、破損リスクが増加したりする等、タイヤ寿命悪化の要因となる。
しかし、上記の従来技術では、いずれかのタイヤの空気圧が低下した時に、ドライバに空気圧異常を通知して、タイヤの修理を促すことができるのみである。そのため、例えば、当該通知をしてからタイヤの修理が完了するまでの間等に、空気圧異常のタイヤを保護することまではできない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、空気圧異常のタイヤを保護することを主たる目的とする。
第1発明の走行制御装置は、タイヤと、前記タイヤを駆動する駆動装置とを有する車両の、走行を制御する。前記走行制御装置は、前記タイヤの空気圧異常を検出する検出部と、前記駆動装置を制御する制御部とを有する。前記制御部は、前記タイヤに空気圧異常が検出されたことを条件に、前記駆動装置の出力を、前記空気圧異常が検出されなかった場合に比べて制限する。
本発明によれば、タイヤに空気圧異常が検出されたことを条件に、駆動装置の出力を制限することにより、当該空気圧異常が検出されたタイヤに過剰な負荷がかかるのを抑制して、当該タイヤを保護することができる。
第2発明の走行制御装置は、車両の走行を制御する。前記車両は、前側の左右両方のタイヤと後側の左右両方のタイヤとの4つのタイヤを有すると共に、前記4つのタイヤのうちのいずれか1つのタイヤを他の3つの前記タイヤから独立して駆動する駆動装置を、少なくとも前後一方の左右両方の前記タイヤに対して有する。
前記走行制御装置は、前記タイヤの空気圧異常を検出する検出部と、各前記駆動装置を制御する制御部とを有する。前記制御部は、複数の前記駆動装置のいずれかにより駆動される前記タイヤである駆動タイヤのうちのいずれかである第1タイヤに空気圧異常が検出され、前記第1タイヤとは別の所定の前記駆動タイヤである第2タイヤに空気圧異常が検出されない場合に、前記第1タイヤを駆動する前記駆動装置の出力を、前記第2タイヤを駆動する前記駆動装置の出力に比べて制限する。
本発明によれば、空気圧異常が検出された第1タイヤを駆動する駆動装置の出力を制限することにより、第1タイヤに過剰な負荷がかかるのを抑制して、第1タイヤを保護することができる。しかも、当該第1タイヤを駆動する駆動装置の出力の制限は、空気圧異常が検出されていない第2タイヤを駆動する駆動装置の出力に比べて行うため、車両全体の駆動力については、当該第2タイヤを駆動する駆動装置によりまかなうことができる。そのため、第2タイヤを駆動する駆動装置により車両全体の駆動力を確保しつつも、空気圧異常の第1タイヤを保護することができる。
第1実施形態の走行制御装置を示す概略図 タイヤ空気圧監視システムを示す概略図 走行制御を示すフローチャート 駆動タイヤのいずれか一方が空気圧異常の場合の出力制限を示す概略図 上記以外の場合の出力制限を示す概略図 第2実施形態の走行制御装置を示す概略図 走行制御を示すフローチャート 1つのタイヤが空気圧異常である場合の出力制限を示す概略図 左右のタイヤが空気圧異常である場合の出力制限を示す概略図 対角のタイヤが空気圧異常である場合の出力制限を示す概略図 前後のタイヤが空気圧異常である場合の出力制限を示す概略図 3つのタイヤが空気圧異常である場合の出力制限を示す概略図 4つのタイヤが空気圧異常である場合の出力制限を示す概略図
次に本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。ただし、本発明は、実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実施できる。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態の走行制御装置81及びその周辺を示す概略図である。車両90は、4つのタイヤ11,12,21,22と2つの駆動装置30と走行制御装置81とを有する。走行制御装置81は、検出部50と受信部61と車両情報部62とタイヤ特定部63と制御部65と通知部70とを有する。通知部70は、制限通知部71と異常通知部72とを有する。
4つのタイヤは、前側の左右のタイヤ11,12と、後側の左右のタイヤ21,22とからなる。駆動装置30は、本実施形態では、前後一方(図では前側)の左右の各タイヤ11,12に対して設けられている。各駆動装置30は、タイヤの内周側に設けられたインホイールモータであって、自身に対応するタイヤを、他の3つのタイヤから独立して駆動する。各タイヤは、ランフラットタイヤ以外の通常のタイヤであってもよし、ランフラットタイヤであってよい。
なお、本実施形態では、駆動装置30により駆動される前後一方の左右のタイヤ11,12を、「駆動タイヤ11,12」といい、駆動装置30により駆動されない前後他方(図では後側)の左右のタイヤ21,22を、「従動タイヤ21,22」という。
図2は、検出部50を示す概略図である。検出部50は、TPMS(タイヤ圧監視システム)であって、電池51と圧検出部55と判定部56と送信部57とを有する。検出部50は、タイヤのエアバルブと一体式のバルブ型のTPMSであってもよいし、タイヤのホイール内部にベルトで固定するベルト型のTPMSであってもよい。
電池51は、圧検出部55と判定部56と送信部57とに電力を供給する。圧検出部55は、タイヤの空気圧を検出してその情報を判定部56に送信する。判定部56は、タイヤの空気圧が所定値未満である場合には、空気圧異常と判定してその旨を送信部57に送信する。所定値は、例えば、JATMA(日本自動車タイヤ協会)や、ETRTO(ヨーロッパ・タイヤ・リム技術機構)や、TRA(タイヤ&リム協会等)で定める空気圧であってもよいし、ユーザの個別設定による空気圧であってもよい。
送信部57は、空気圧が異常である旨の情報を受信すると、その情報を、自身の属する検出部50のIDと共に受信部61に無線送信する。
以下、再び図1を参照しつつ説明する。受信部61はタイヤが空気圧異常である旨の情報を受信すると、その情報をタイヤ特定部63に送信する。タイヤ特定部63は、タイヤが空気圧異常である旨の情報を取得すると、車両情報部62から検出部50の配置に関する情報を取得して、それと検出部50のIDとを照合することにより、空気圧異常であるタイヤ(以下、単に「異常タイヤ」という。)がどのタイヤであるかを特定する。
タイヤ特定部63は、異常タイヤを特定すると、その情報を制御部65に送信する。制御部65は、その情報に基づいて、駆動装置30の出力制限を行う。その出力制限は、例えば、車両の速度を制限するものであってもよいし、駆動装置30の回転速度を制限するものであってもよいし、駆動装置30の駆動電流やトルクを制限するものであってもよい。また例えば、駆動装置30(モータ)のロータやコイルや冷却水の温度が、所定値以上にならないように制限するものであってもよい。
その駆動装置30の出力制限は、異常タイヤを駆動する駆動装置30を少なくとも含む、一方又は両方の駆動装置30の出力を制限することにより行う。その詳細については後述する。
また、制御部65は、駆動装置30の出力制限を行った旨の情報を制限通知部71に送信すると共に、どのタイヤが異常であるかの情報を異常通知部72に送信する。
制限通知部71は、駆動装置30の出力制限を行った旨の情報を取得すると、その旨を表示や警告音やアナウンス等によりドライバに通知する。また、異常通知部72は、どのタイヤが異常であるかの情報を取得すると、その旨を表示やアナウンス等によりドライバに通知する。
図3は、走行制御装置81による走行制御を示すフローチャートである。まず、各検出部50が各タイヤ11,12,21,22について空気圧異常が有るか否かを判定する(S101)。空気圧異常がないと判定した場合(S101:NO)、その空気圧異常が有るか否かの判定(S101)を所定周期で繰り返す。他方、空気圧異常が有ると判定した場合(S101:YES)、タイヤ特定部63が、異常タイヤがいずれのタイヤであるかを特定して(S102)、その旨を制御部65に送信する。
制御部65は、その旨を受信すると、その異常タイヤが駆動タイヤ11,12であるか否かを判定する(S103)。異常タイヤが駆動タイヤ11,12であると判定した場合(S103:YES)、制御部65は、少なくとも異常タイヤを駆動する駆動装置30の出力を制限して(S104)、次のステップS105に進む。そのS104での出力制限の仕方については後述する。
S105では、制限通知部71が、出力制限をした旨をドライバ等に通知して(S105)、次のステップ(S106)に進む。他方、S103で、異常タイヤが従動タイヤ21,22であると判定された場合、S104での出力制限やS105での通知は行わずに、次のステップ(S106)に進む。S106では、異常通知部72が、いずれのタイヤが異常タイヤであるかをドライバに通知する。
次に、図4を参照しつつ、S104での出力制限について説明する。左右一方の駆動タイヤ11,12が空気圧異常である場合、S104では、次の3つのいずれかの出力制限を実施することができる。なお、図4に示す「×」の印は、異常タイヤである旨を示しており、「*」の印は、駆動装置30の出力制限を行う旨を示している。また、「〇」の印は、*の印のものに比べて、駆動装置30の出力制限を行わない旨を示している。これらのことは、図5及び図8~図13においても同様である。
まず第1に、図4(a)に示すように、両方の駆動装置30の出力制限を行うようにすることができる。これによれば、異常タイヤ11に過剰な負荷がかかるのを抑制して、異常タイヤ11を保護することができる。また、両方の駆動装置30の出力を制限することにより、左右バランスよく出力を制限して、車両90の直進性を確保できる。
また第2に、図4(b)に示すように、異常タイヤ11を駆動する駆動装置30の出力を、他方の駆動装置30の出力に比べて制限することができる。これによっても、異常タイヤ11を保護できる。また、他方の駆動装置30の出力により、車両90全体の駆動力をまかなうことができる。
駆動装置30の出力制限は、異常タイヤ11を駆動する駆動装置30の出力を完全にゼロに抑えるものであってもよいし、異常タイヤ11による前後両方への駆動力がゼロ又はゼロ近傍になるように調整するものであってもよい。なお、ここでいう、異常タイヤ11による前後両方への駆動力がゼロになるとは、異常タイヤ11が車両90を進行方向に加速させようとする駆動力、及び車両90が慣性力で異常タイヤ11を回転させようとする駆動力のいずれもがゼロになることをいう。すなわち、異常タイヤ11が車両90を駆動することも車両90に引きずられることもない状態である。駆動装置30の出力を完全にゼロに抑える場合、駆動装置30の発熱を抑えて、その熱による異常タイヤ11への悪影響を抑えることができる。他方、異常タイヤ11による前後両方への駆動力をゼロ又はゼロ近傍に調整する場合、異常タイヤ11に加わる負荷を極力抑えることができる。
また第3に、この図4(b)に示す出力制限に加えて、図4(c)に示すように、異常タイヤ11の進行方向を、他の3つのタイヤ12,21,22に比べて、左右内側に傾けてもよい。これによれば、車両90の進行方向が、異常タイヤ11側に傾くのを抑えることができる。そのため、異常タイヤ11による直進性の低下を抑えることができる。なお、本明細書でいう、進行方向を「左右内側に傾ける」とは、左側のタイヤについては進行方向を右側に傾けることであり、右側のタイヤについては進行方向を左側に傾けることである。
また、図5(a)に示すように、左右両方の駆動タイヤ11,12が空気圧異常である場合、S104では、左右両方の駆動装置30の出力制限を行うようにすることができる。これによれば、左右両方の駆動タイヤ11,12に過剰な負荷がかかるのを抑制して、左右両方の駆動タイヤ11,12を保護することができる。
なお、図5(b)に示すように、異常タイヤが従動タイヤ21である場合(S103:NO)、駆動装置30の出力制限は行わない。
本実施形態では、図3に示すフローを所定周期で繰り返す。そのため、例えば、まず、左右一方の駆動タイヤ11にのみ空気圧異常が検出された場合には、例えば、図4(b)に示すように左右一方の駆動タイヤ11を駆動する駆動装置30の出力のみを制限する。その後に、他方の駆動タイヤ12にも空気圧異常が検出された場合には、その後に、図5(a)に示すように、両方の駆動装置30の出力を制限するように切り替えることになる。
本実施形態によれば、いずれかのタイヤ11,12,21,22に空気圧異常が発生した場合には、その旨を異常通知部72によりドライバ等に通知することにより、ドライバ等にタイヤの修理を促すことができる。さらに、その際、少なくとも、その異常タイヤ11を駆動する駆動装置30を含む、所定の駆動装置30の出力を制限するため、異常タイヤ11に過剰な負荷がかかるのを抑制することができる。なお、ここでいう負荷とは、車速による接地面との摩擦力や、単位時間当たりの過重変形でたわむ回数や、そういった入力による熱などである。その出力制限により、異常タイヤ11を保護することができる。
さらに、その異常タイヤ11とは左右反対側の駆動タイヤ12を駆動する駆動装置30については、異常タイヤ11を駆動する駆動装置30に比べて出力制限を行わない態様にすれば、当該出力制限を行わない駆動装置30の出力により、車両90全体の駆動力をまかなうことができる。
また、左右一方の駆動タイヤ11にのみ空気圧異常が検出された場合に、左右一方の駆動装置30の出力のみを制限し、その後に、左右他方の駆動タイヤ12にも空気圧異常が検出された場合に、両方の駆動装置30の出力を制限するように切り替える態様にすれば、状況の変化に、臨機応変に対応できる。
[第2実施形態]
次に第2実施形態について説明する。以下の実施形態については、それ以前の実施形態のものと同一の又は対応する部材等については、同一の符号を付する。ただし、走行制御装置自体については、実施形態毎に異なる符号を付する。本実施形態については、第1実施形態をベースにこれと異なる点を中心に説明する。
図6は、第2実施形態の走行制御装置82及びその周辺を示す概略図である。車両90は、4つ各タイヤ11,12,21,22に対して、駆動装置30を有している。制御部65は、4つの各駆動装置30を制御する。
なお、以下では、前後一方の左右両方のタイヤを「第1左右タイヤ11,12」といい、前後他方の左右両方のタイヤを「第2左右タイヤ21,22」という。また、前後一方の左右一方のタイヤ11と、前後他方の左右他方のタイヤ22との両タイヤを「第1対角タイヤ」11,22といい、前後一方の左右他方のタイヤ12と、前後他方の左右一方のタイヤ21との両タイヤを「第2対角タイヤ12,21」という。また、左右一方の前後両方のタイヤを「第1前後タイヤ11,21」といい、左右他方の前後両方のタイヤを「第2前後タイヤ12,22」という。
図7は、走行制御装置82による走行制御を示すフローチャートである。まず、各検出部50が、異常タイヤが有るか否かを判定する(S201)。異常タイヤが無い場合(S201:NO)、異常タイヤが有るか否かの判定(S201)を所定周期で繰り返す。他方、異常タイヤが有る場合(S201:YES)、タイヤ特定部63が、異常タイヤを特定する(S202)。次に制御部65が、異常タイヤが幾つであるかを判定する(S203)。異常タイヤが1の場合(S203:1つ)、制御部65は、異常タイヤを駆動する駆動装置30を少なくとも含む、所定の駆動装置30の出力を制限する(S210)。そのS210での出力制限の仕方(図8の処理)については、後述する。そして、次のステップ(S271)に進む。
他方、異常タイヤが2つの場合(S203:2つ)、制御部65は、その2つの異常タイヤの位置関係を判定する(S220)。2つの異常タイヤが、前後一方の左右両方のタイヤ、すなわち第1左右タイヤ11,12であると判定した場合(S220:左右)、その第1左右タイヤ11,12を駆動する2つの駆動装置30を少なくとも含む、所定の駆動装置30の出力を制限する(S221)。そのS221での出力制限の仕方(図9の処理)については、後述する。そして、次のステップ(S271)に進む。
他方、S220で2つの異常タイヤが、一方の対角上のタイヤ、すなわち第1対角タイヤ11,22であると判定した場合(S220:対角)、その第1対角タイヤ11,22を駆動する2つの駆動装置30を少なくとも含む、所定の駆動装置30の出力を制限する(S222)。そのS222での出力制限の仕方(図10の処理)については、後述する。そして、次のステップ(S271)に進む。
他方、S220で2つの異常タイヤが、左右一方の前後両方のタイヤ、すなわち第1前後タイヤ11,21であると判定した場合(S220:前後)、その第1前後タイヤ11,21を駆動する2つの駆動装置30を少なくとも含む、所定の駆動装置30の出力を制限する(S223)。そのS223での出力制限の仕方(図11の処理)については、後述する。そして、次のステップ(S271)に進む。
また、S203で異常タイヤが3つであると判定した場合(S203:3つ)、その3つの異常タイヤを駆動する3つの駆動装置30を少なくとも含む、所定の駆動装置30の出力を制限する(S230)。そのS230での出力制限の仕方(図12の処理)については、後述する。そして、次のステップ(S271)に進む。
また、S203で異常タイヤが4つであると判定した場合(S203:4つ)、4つ全ての駆動装置30の出力を制限する(S240)。そのS240での出力制限の仕方(図13の処理)については、後述する。そして、次のステップ(S271)に進む。
S271では、制限通知部71が、駆動装置30の出力制限をした旨をドライバ等に通知して、次のステップ(S272)に進む。S272では、異常通知部72が、いずれのタイヤが異常であるかを、ドライバ等に通知する(S207)。
次に、図8を参照しつつ、S210での出力制限について説明する。異常タイヤが1つである場合、次の4つのいずれかの出力制限を実施できる。
まず、第1に、図8(a)に示すように、4つすべての駆動装置40の出力制限を行うことができる。これにより、当該1つの異常タイヤ11を保護することができる。
また、第2に、図8(b)に示すように、当該1つの異常タイヤ11を駆動する駆動装置30の出力のみを、他の3つのタイヤ12,21,22を駆動する駆動装置30に比べて制限することができる。これにより、当該1つの異常タイヤ11を保護すると共に、当該他の3つのタイヤ12,21,22を駆動する駆動装置30の出力により、車両90全体の駆動力をまかなうことができる。
このとき、異常タイヤ11の進行方向は、異常が検出されていないタイヤ12,21,22に比べて、左右内側に傾けてもよい。これにより、進行方向が異常タイヤ11側に傾くのを抑えて、直進性を確保できる。
なお、このときの駆動装置30の出力制限については、第1実施形態において、異常タイヤ11を駆動する駆動装置30の出力を他方の駆動装置30の出力に比べて制限する場合と同じく、次の2通りのいずれかの制限を実施できる。すなわち、異常タイヤ11を駆動する駆動装置30の出力を完全にゼロに抑えるものであってもよいし、異常タイヤ11による前後両方への駆動力がゼロ又はゼロ近傍になるように、駆動装置30の出力を調整するものであってもよい。このことは、以下において、異常タイヤを駆動する駆動装置30の出力を、他の駆動装置30の出力に比べて制限する場合においても、同様である。
また第3に、図8(c)に示すように、異常タイヤ11及びその左右反対側のタイヤ12である第1左右タイヤ11,12を駆動する各駆動装置30の出力を、第2左右タイヤ21,22を駆動する各駆動装置30の出力に比べて制限することができる。この場合、当該1つの異常タイヤ11を保護すると共に、第2左右タイヤ21,22を駆動する各駆動装置30の出力により、車両90全体の駆動力をまかなうことができる。また、左右均等に駆動装置30の出力を制限することにより、直進性を確保できる。
また第4に、図8(d)に示すように、異常タイヤ11及びその対角のタイヤ22である第1対角タイヤ11,22を駆動する各駆動装置30の出力を、第2対角タイヤ12,21を駆動する各駆動装置30の出力に比べて制限することができる。この場合、当該1つの異常タイヤ11を保護すると共に、第2対角タイヤ12,21を駆動する各駆動装置30の出力により、車両90全体の駆動力をまかなうことができる。また、左右1つずつのタイヤ11,22に対する駆動装置30の出力を制限することにより、直進性を確保することができる。
次に、図9を参照しつつ、S221での出力制限について説明する。2つの異常タイヤが、前後一方の左右両方のタイヤ、すなわち第1左右タイヤ11,12である場合、次の2つのいずれかの出力制限を実施できる。
まず第1に、図9(a)に示すように、4つすべての駆動装置30の出力制限を行うことができる。これにより、異常タイヤである第1左右タイヤ11,12を保護することができる。
また第2に、図9(b)に示すように、異常タイヤである第1左右タイヤ11,12を駆動する駆動装置30の出力を、第2左右タイヤ21,22を駆動する駆動装置30の出力に比べて制限することができる。この場合、異常タイヤである第1左右タイヤ11,12を保護すると共に、第2左右タイヤ21,22を駆動する各駆動装置30の出力により、車両90全体の駆動力をまかなうことができる。
次に、図10を参照しつつ、S222での出力制限について説明する。2つの異常タイヤが、一方の対角上のタイヤ、すなわち第1対角タイヤ11,22である場合、次の2つのいずれかの出力制限を実施することができる。
まず第1に、図10(a)に示すように、4つすべての駆動装置30の出力制限を行うことができる。これにより、異常タイヤである第1対角タイヤ11,22を保護することができる。
また第2に、図10(b)に示すように、異常タイヤである第1対角タイヤ11,22を駆動する駆動装置30の出力を、第2対角タイヤ12,21を駆動する駆動装置30の出力に比べて制限することができる。この場合、異常タイヤである第1対角タイヤ11,22を保護すると共に、第2対角タイヤ12,21を駆動する各駆動装置30の出力により、車両90全体の駆動力をまかなうことができる。
次に、図11を参照しつつ、S223での出力制限について説明する。異常タイヤが、左右一方の前後両方のタイヤ、すなわち第1前後タイヤ11,21である場合、次の2つのいずれかの出力制限を実施することができる。
まず第1に、図11(a)に示すように、4つすべての駆動装置30の出力制限を行うことができる。これにより、異常タイヤである第1前後タイヤ11,21を保護することができる。
また第2に、図11(b)に示すように、異常タイヤである第1前後タイヤ11,21を駆動する駆動装置30の出力を、第2前後タイヤ12,22を駆動する駆動装置30の出力に比べて制限することができる。この場合、異常タイヤである第1前後タイヤ11,21を保護すると共に、第2前後タイヤ12,22を駆動する各駆動装置30の出力により、車両90全体の駆動力をまかなうことができる。
さらにこのとき、異常タイヤである第1前後タイヤ11,21については、第2前後タイヤ12,22に比べて進行方向を左右内方に傾ける。これにより、車両90の進行方向が異常タイヤ11,21側に傾くのを抑えて、直進性を確保できる。ただし、異常タイヤ11,21の進行方向を左右内方に傾けなくても、進行方向がさほど異常タイヤ11,21側に傾かない場合等には、異常タイヤ11,21の進行方向を左右内方に傾けないようにしてもよい。
次に、図12を参照しつつ、S230での出力制限について説明する。3つのタイヤ11,12,21が空気圧異常である場合、次の2つのいずれかの出力制限を実施できる。
まず第1に、図12(a)に示すように、4つすべての駆動装置30の出力制限を行うことができる。これにより、当該3つの異常タイヤ11,12,21を保護することができる。
また第2に、図12(b)に示すように、3つの異常タイヤ11,12,21を駆動する駆動装置30の出力を、残り1つのタイヤ22を駆動する駆動装置30の出力に比べて制限することができる。この場合、異常タイヤである3つのタイヤ11,12,21を保護すると共に、残り1つのタイヤ22を駆動する駆動装置30の出力により、車両90全体の駆動力をまかなうことができる。
次に、図13を参照しつつ、S240での出力制限について説明する。4つすべてのタイヤ11,12,21,22が異常である場合、4つすべての駆動装置30の出力制限を行うことができる。これにより、当該4つの異常タイヤ11,12,21,22を保護することができる。
本実施形態では、図6に示すフローを所定周期で繰り返す。そのため、制御部65は、いずれかのタイヤに空気圧異常が検出された場合には、所定の出力制限(S210,S221~S223,S230,S240)を行う第1制限状態にし、その後、さらにそのタイヤとは別のタイヤに空気圧異常が検出された場合には、第1制限状態とは別の第2制限状態に切り替えることになる。
本実施形態によれば、いずれかのタイヤが空気圧異常である場合に、少なくともその異常タイヤを駆動する駆動装置30を含む、所定の駆動装置30の出力を制限することにより、その異常タイヤを保護することができる。
さらに、その異常タイヤ以外のタイヤを駆動する駆動装置30については、異常タイヤを駆動する駆動装置30に比べて出力制限を行わない態様にすれば、当該出力制限を行わない駆動装置30の出力により、車両90全体の駆動力をまかなうことができる。
[他の実施形態]
以上の実施形態は、例えば次のように変更して実施できる。第1実施形態において、駆動装置30として、2つのモータを設置する代わりに、1つのエンジンを設置し、そのエンジンで2つの駆動タイヤ11,12を駆動するようにしてもよい。この場合であっても、例えば図4(a)に示す態様での出力制御については実施できる。
また、第1実施形態において、前後一方の左右のタイヤ11,12を駆動する駆動装置30(モータ)とは別に、前後他方の左右のタイヤ21,22を駆動するエンジンを設置してもよい。
また、各実施形態において、タイヤ特定部63は、いずれかの検出部50から空気圧異常である旨の情報を受信すると、車両情報部62から検出部50の配置に関する情報を取得して、異常タイヤがどのタイヤであるかを特定するのに代えて、次のようにしてもよい。すなわち、タイヤ特定部63は、事前にどの検出部50がどのタイヤ11,12,21,22に対応しているかを把握しており、いずれかの検出部50から空気圧異常である旨の情報を受信すると、その検出部50に対応するタイヤを異常タイヤと特定するようにしてもよい。
また、各実施形態において、駆動装置30を、タイヤの内周側に配置されるインホイールモータではなく、車体内に配置されるオンボードモータにしてもよい。この場合、駆動装置30の出力制限では、異常タイヤを駆動する駆動装置30の出力をゼロに制限するのではなく、異常タイヤの駆動力がゼロ又はゼロ近傍になるように、駆動装置30の出力を調整することが好ましい。オンボードモータの場合、インホイールモータに比べてモータの熱がタイヤに伝わり難いので、熱による悪影響をさほど気にする必要はないからである。
11,12…タイヤ、21,22…タイヤ、30…駆動装置、50…検出部、65…制御部、81,82…走行制御装置、90…車両。

Claims (11)

  1. 前側の左右両方のタイヤ(11,12)と後側の左右両方のタイヤ(21,22)との4つのタイヤを有すると共に、前記4つのタイヤのうちのいずれか1つのタイヤを他の3つの前記タイヤから独立して駆動する駆動装置(30)を、少なくとも前後一方の左右両方の前記タイヤに対して有する車両の、走行を制御する走行制御装置(81,82)であって、
    前記タイヤの空気圧異常を検出する検出部(50)と、各前記駆動装置を制御する制御部(65)とを有し、
    前記制御部は、複数の前記駆動装置のいずれかにより駆動される前記タイヤである駆動タイヤのうちのいずれかである第1タイヤに空気圧異常が検出され、前記第1タイヤとは別の所定の前記駆動タイヤである第2タイヤに空気圧異常が検出されない場合に、前記第1タイヤを駆動する前記駆動装置の出力を、前記第2タイヤを駆動する前記駆動装置の出力に比べて制限し、
    前記車両は、前記4つの各前記タイヤに対して前記駆動装置を有し、
    前記制御部は、前後一方の左右一方の前記タイヤと、前後他方の左右他方の前記タイヤとの両タイヤである第1対角タイヤ(11,22)の少なくともいずれか一方に、空気圧異常が検出され、前記前後一方の前記左右他方の前記タイヤと、前記前後他方の前記左右一方の前記タイヤとの両タイヤである第2対角タイヤ(12,21)のいずれにも、空気圧異常が検出されない場合に、前記第1対角タイヤを駆動する各前記駆動装置の出力を、前記第2対角タイヤを駆動する各前記駆動装置の出力に比べて制限する、走行制御装置。
  2. 前側の左右両方のタイヤ(11,12)と後側の左右両方のタイヤ(21,22)との4つのタイヤを有すると共に、前記4つのタイヤのうちのいずれか1つのタイヤを他の3つの前記タイヤから独立して駆動する駆動装置(30)を、少なくとも前後一方の左右両方の前記タイヤに対して有する車両の、走行を制御する走行制御装置(81,82)であって、
    前記タイヤの空気圧異常を検出する検出部(50)と、各前記駆動装置を制御する制御部(65)とを有し、
    前記制御部は、複数の前記駆動装置のいずれかにより駆動される前記タイヤである駆動タイヤのうちのいずれかである第1タイヤに空気圧異常が検出され、前記第1タイヤとは別の所定の前記駆動タイヤである第2タイヤに空気圧異常が検出されない場合に、前記第1タイヤを駆動する前記駆動装置の出力を、前記第2タイヤを駆動する前記駆動装置の出力に比べて制限し、
    前記車両は、前記4つの各前記タイヤに対して前記駆動装置を有し、
    前記制御部は、左右一方の前後両方の前記タイヤである第1前後タイヤ(11,21)の両方に空気圧異常が検出され、左右他方の前後両方の前記タイヤである第2前後タイヤ(12,22)のいずれにも空気圧異常が検出されない場合に、前記第1前後タイヤを駆動する各前記駆動装置の出力を、前記第2前後タイヤを駆動する各前記駆動装置の出力に比べて制限する、走行制御装置。
  3. 前記制御は、左右一方の前後両方の前記タイヤである第1前後タイヤ(11,21)を駆動する前記駆動装置の出力の合計を、左右他方の前後両方の前記タイヤである第2前後タイヤ(12,22)を駆動する前記駆動装置の出力の合計に比べて制限する場合に、前記第1前後タイヤのうちの少なくともいずれか一方の進行方向を、前記第2前後タイヤに比べて左右内側に傾ける、請求項2に記載の走行制御装置。
  4. 前側の左右両方のタイヤ(11,12)と後側の左右両方のタイヤ(21,22)との4つのタイヤを有すると共に、前記4つのタイヤのうちのいずれか1つのタイヤを他の3つの前記タイヤから独立して駆動する駆動装置(30)を、少なくとも前後一方の左右両方の前記タイヤに対して有する車両の、走行を制御する走行制御装置(81,82)であって、
    前記タイヤの空気圧異常を検出する検出部(50)と、各前記駆動装置を制御する制御部(65)とを有し、
    前記制御部は、複数の前記駆動装置のいずれかにより駆動される前記タイヤである駆動タイヤのうちのいずれかである第1タイヤに空気圧異常が検出され、前記第1タイヤとは別の所定の前記駆動タイヤである第2タイヤに空気圧異常が検出されない場合に、前記第1タイヤを駆動する前記駆動装置の出力を、前記第2タイヤを駆動する前記駆動装置の出力に比べて制限し、
    前記制御部は、左右一方の前後両方の前記タイヤである第1前後タイヤ(11,21)を駆動する前記駆動装置の出力の合計を、左右他方の前後両方の前記タイヤである第2前後タイヤ(12,22)を駆動する前記駆動装置の出力の合計に比べて制限する場合に、前記第1前後タイヤのうちの少なくともいずれか一方の進行方向を、前記第2前後タイヤに比べて左右内側に傾ける、走行制御装置。
  5. 前記車両は、前記4つの各前記タイヤに対して前記駆動装置を有する、請求項に記載の走行制御装置(82)。
  6. 前記制御部は、3つ以上の前記タイヤについて空気圧異常が検出された場合に、全ての前記駆動装置の出力を、前記空気圧異常が検出されなかった場合に比べて制限する、請求項のいずれか1項に記載の走行制御装置。
  7. 前側の左右両方のタイヤ(11,12)と後側の左右両方のタイヤ(21,22)との4つのタイヤを有すると共に、前記4つのタイヤのうちのいずれか1つのタイヤを他の3つの前記タイヤから独立して駆動する駆動装置(30)を、少なくとも前後一方の左右両方の前記タイヤに対して有する車両の、走行を制御する走行制御装置(81,82)であって、
    前記タイヤの空気圧異常を検出する検出部(50)と、各前記駆動装置を制御する制御部(65)とを有し、
    前記制御部は、複数の前記駆動装置のいずれかにより駆動される前記タイヤである駆動タイヤのうちのいずれかである第1タイヤに空気圧異常が検出され、前記第1タイヤとは別の所定の前記駆動タイヤである第2タイヤに空気圧異常が検出されない場合に、前記第1タイヤを駆動する前記駆動装置の出力を、前記第2タイヤを駆動する前記駆動装置の出力に比べて制限し、
    前記車両は、前記4つの各前記タイヤに対して前記駆動装置を有し、
    前記制御部は、3つ以上の前記タイヤについて空気圧異常が検出された場合に、全ての前記駆動装置の出力を、前記空気圧異常が検出されなかった場合に比べて制限する、走行制御装置。
  8. 前記制御部は、前後一方の左右両方の前記タイヤである第1左右タイヤ(11,12)の少なくともいずれか一方に前記空気圧異常が検出され、前後他方の左右両方のタイヤである第2左右タイヤ(21,22)のいずれにも前記空気圧異常が検出されない場合に、前記第1左右タイヤを駆動する各前記駆動装置の出力を、前記第2左右タイヤを駆動する各前記駆動装置の出力に比べて制限する、請求項に記載の走行制御装置。
  9. 前記制御部は、いずれかの所定の前記タイヤに空気圧異常が検出された場合に、所定の前記駆動装置の出力を制限する第1制限状態にし、その後、前記所定のタイヤとは別の前記タイヤに空気圧異常が検出された場合に、前記第1制限状態とは別の第2制限状態に切り替える、請求項1~のいずれか1項に記載の走行制御装置。
  10. 前記制御部は、前記駆動装置の出力を制限する際に、当該駆動装置が駆動する前記タイヤが前記車両に加える駆動力、及び前記車両が当該タイヤに加える駆動力のいずれもがゼロになるように、前記駆動装置の出力を調整する、請求項1~のいずれか1項に記載の走行制御装置。
  11. 前記制御部は、前記駆動装置の出力の制限として、前記駆動装置の出力をゼロに制限する、請求項1~のいずれか1項に記載の走行制御装置。
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