JP7298012B2 - それの使用状態を監視するためのシステムを備えたパッケージング - Google Patents

Description

本発明は、それの使用状態を監視するための埋込み電子機器を備えたパッケージングに関する。

より詳細には、本発明は、これらのパッケージングのうち、液体の容器と、標準エアレスポンプパッケージングなどの液体送出システムと、実生活の状況においてパッケージングの使用状態を監視するためのユニット処理(unit treatment)とを備えるものに関する。

特許文献１では、環境に敏感な製品を有するパッケージングが開示されている。パッケージングは、パッケージングが破損した場合に、環境に敏感な製品と連絡しているために、容器の外表面に配置された劣化センサーを備える。劣化センサーは、ポリマーマトリックスと、導電性フィラー粒子と、上記劣化センサーの環境に影響を受ける反応の率に影響を与えるように選択される制御剤(control agent)とを含む。

特許文献２では、容器内の製品の重さを測定するための容器本体の底部に位置するロードセンサー付きのロードセルを備えた化粧品または医薬品容器が開示されている。容器に関連付けられた端末にロード情報を送るために、ロードセルに接続された通信モジュールもまた、容器に含まれる。使用された製品の量は、容器内の残りの製品の測定重量と関係付けられる。物品の使用のしきい値が基準しきい値を超えるとき、注意喚起のために、警告メッセージ情報がユーザに送られることが医者によって決定される場合がある。

特許文献３は、デバイスがユーザの皮膚に十分に近いとき、サンケア製品を自動的に分配するための化粧品デバイスを開示する。このデバイスは、弁の作動システムによって作動される製品の分注弁を備えた加圧容器と、分配システムと、デバイスの握りを検出する高感度センサーと、分配のヘッドと体表面との距離を測定するように設計された距離センサーと、処理ユニットとを備える。

米国特許第８，２１７，６６９号明細書 中華人民共和国特許第１０６５４６３１３号明細書 仏国特許第１ ６５６ ０６６号明細書

本発明は、パッケージングの使用法を監視または記録することを目的とする。

本発明は、ポンプに加えられたプッシュ数など、パッケージングの使用数をカウントすることを目的とする。

本発明は、その耐用期間中のパッケージングの動きを測定することを目的とする。

本発明は、パッケージングの使用状態を追跡することを目的とする。

本発明は、パッケージングの静止時間を追うことを目的とする。

本発明は、使用量および使用頻度が、ユーザによって知覚される製品性能に影響を与え得る必須情報であることがわかっていて、実際のコンテキストで化粧製品がどのように使用されるかを、ユーザからの特定の介入なしに監視することである。

その態様の第１によれば、本発明は、縦軸Ｘに沿って伸びる化粧品パッケージングおよび分配デバイスを提供し、このデバイスは少なくとも、
化粧製品の容器と、
上記容器に結合されたポンプ分配システムであって、ポンプシステムが作動されるとき、圧力平衡を可能にするように構成された空気取り入れ穴を備える、ポンプ分配システムと、
を備え、
さらに、
容器の下に位置し、空気取り入れ穴を通して容器と連絡している圧力センサーであって、容器内の圧力を監視することおよび監視された圧力を表す信号を提供することができる、圧力センサーと、
圧力に関係する値を記憶するためのメモリと、
圧力センサーおよびメモリと動作可能に通信しているプロセッサであって、圧力センサーから信号を受信し、受信した信号から測定圧力値を計算し、測定圧力値をメモリに記憶するようにプログラムされ、また測定圧力値を所定の登録済み圧力値と比較し、測定圧力値と所定の登録済み圧力値との差が所定のしきい値に達する場合、信号を提供するようにプログラムされた、プロセッサと、
を備える。

本発明は、製品の使用法が研究の結果に影響を与える臨床研究中に重要である。これは、評価の期間中の製品の適切な使用法を確保することを可能にする。それは、一日、一週間、一月またはそれ以上につき、人が何回製品を利用したかを制御することを可能にする。

装置は、ユーザインターフェース、たとえば触覚スクリーンとしてスクリーンを備えてもよい。

本発明によるデバイスは、臨床試験の監視に関心が高い。

本発明によるデバイスは浸漬管がないことに留意されたい。

本発明によるデバイスは、人がポンプを押すときの圧力変化を検出する。この変化は、デバイスの内部の、また容器の中への圧力の変化に関係する。当然、それは、圧力の環境変化ではない。

測定圧力は、登録済みのしきい値圧力と比較される。

好ましくは、データ取得の頻度は高い。

好ましくは、本発明によるデバイスにはバッテリーを再装填する必要はないが、バッテリーのサイズまたは容量は、目的とする用途に従って選ぶことができる。

本発明によるデバイスのさらなる利点は、第１のデバイスが空である、またはすでに使用済みであるとき、センサー、メモリ、およびプロセッサが、別のデバイスに再利用可能である可能性があることである。

所定のしきい値は、０または好ましくは０に近い任意の他の値とすることができる。

本発明はまた、その態様の別のものにより、化粧製品の容器を備えるデバイスの使用状態を検出するための方法を提供し、
このデバイスは、化粧製品の容器を備え、
ポンプ分配システムが、上記容器に結合され、ポンプシステムが作動されるとき、圧力平衡を可能にするように構成された空気取り入れ穴を備え、
この方法は、
- 圧力センサーから受信される信号から、測定圧力値を計算するステップと、
- 測定圧力値をメモリに記憶するステップと、
- 測定圧力値を所定の登録済み圧力値と比較するステップと、
- 測定圧力値と所定の登録済み圧力値との差が所定のしきい値に達する場合、信号を提供するステップと、
を含む。

本発明によるプロセスは、ただ圧力変動を追うことによって、デバイスの使用状態を制御する簡単な方法に訴える。

好ましくは、信号を提供する方法は、ユーザに知らせるために、容器が空であるという表示を提供する。

より好ましくは、方法はさらに、計算された圧力を、化粧製品を容器から流出させるポンプ機構の動きと同期させるステップを含む。この方法は、さらにいっそう正確である。

本発明の有利な実施形態によれば、パッケージングの底部よりも小さい寸法の特定の集積電子基板（ｉｎｔｅｇｒａｔｅｄ ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃ ｂｏａｒｄ）は、パッケージングの下に配置され、圧力センサーがパッケージング内の圧力を平衡させるための穴に面するように置き換えられる。この構造は、プロセッサが、ポンプなどの分配システムを押すことによる押下げを正確に測定することを可能にする。電子ボードは、測定を記録するためのメモリを取り付けられ得る。記録されたデータは、システム近く、ユーザの自宅で、または研究が行われた後に、いずれも検索され得る。

好ましい実施形態によれば、デバイスは、好ましくは、有線（たとえば、ＵＳＢ（登録商標））接続によるものであってもよいが、好ましくはワイヤレス（ＷｉＦｉ（登録商標）、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）など）である外部コンピュータネットワークと通信する。好ましい実施形態では、デバイスは、外部ネットワークに、またはスマートフォン、タブレット、ノートブックコンピュータ、もしくは他のコンピューティングデバイスなどのコンパニオンデバイスに、ワイヤレスに通信する。

本発明のさらなる有利な態様によれば、デバイスは、単独でまたは任意の技術的に可能な組合せで採用される以下の特徴のうちの１つ以上を含む：
－ 空気取り入れ穴は、ポンプが押されるとき、圧力平衡を可能にするように、容器の底壁を貫通する。この位置のおかげで、測定はより正確である。
－ プロセッサ（ＣＰＵ）、メモリ、および圧力センサーは、容器の底壁の下のカップに位置する電子カードに埋め込まれる。
－ 圧力センサーは、ポンプが押されるたびに押下げを捕捉するために、空気取り入れ穴の前に配置される。
－ プロセッサは、会社の情報システムと通信しており、信号は、会社の少なくとも１人の操作者への伝播のために情報システムに通信される。デバイスの使用は、リモートで制御され得る。
デバイスは、分配システムの動きを検出する動きセンサーを備え、動きセンサーは、加速度計を備える。デバイスの位置は、登録され得る。デバイスはまた、さらにいっそう正確な情報を与えるために、角度センサー、光センサー、熱センサーなどのさらなるセンサーを備えることができる。

本発明は、その限定されない例示的な実施形態の以下の詳細な説明を読むことにより、また添付図面を調べることにより、より良く理解されよう。

本発明を実行するようにプログラムされることが可能なポンプコントローラの一実施形態の概略ブロック図である。 標準エアレスポンプおよび追加アタッチメントを備えた、分解された本発明によるデバイスを示す図である。 図２のデバイスの容器の底部を示す図である。 図２の追加アタッチメントを示す図である。 本発明によるデバイスの下部を示す図である。

以下で、実施形態の詳細について説明する。

一般に、図１に示すように、ポンプデバイスなど、本発明によるデバイスは、ポンプの動作を制御するように構成またはプログラムされたコントローラ７０を含む。そのようなコントローラは、一般的に、マイクロプロセッサ７５と、マイクロプロセッサ７５に関連付けられたメモリ８０と、マイクロプロセッサに信号を入力するための１つ以上の入力８５と、マイクロプロセッサから信号を出力するための１つ以上の出力９０と、を含む。

コントローラ７０はまた、入力／出力通信ポート９２および通信手段９５を使用して、情報システムなどの他のシステム、または他のそのようなシステムと通信していてもよい。入力／出力通信ポート９２は、適切な通信プロトコルを使用してデータを送信および受信するように構成された任意のポートであってもよい。

たとえば、入力／出力通信ポート９２は、シリアルポート、パラレルポート、ＵＳＢ、または他の好適なポートであってもよい。また、入力８５および出力９０は、プロセッサへのおよび／またはプロセッサからのすべての信号が、別個の入力および出力を通してではなく、１つ以上の入力／出力ポート９２を通して通信されるような方法で結合されてもよいことは理解されよう。

通信手段９５は、別のコンピュータへのワイヤレス接続、ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワーク、リモートサーバもしくはクライアントシステム、またはインターネットまでの電話回線であってもよい。通信手段は、光ファイバー、同軸ケーブル、イーサネットケーブル布線、または他の通信回線に接続するための専用接続デバイスを含んでもよい。代替的に、ワイヤレス通信が使用されてもよく、ワイヤレス通信はまた、当技術分野で知られている好適な送信機および受信機の使用を含んでもよい。そのようなワイヤレス通信は、赤外線、ＲＦ、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ２４５（登録商標）、またはＷｉＦｉ（登録商標）通信手段などを含んでもよい。さらに、マイクロプロセッサ７５は、マイクロプロセッサがそれの所望のタスクを実行できるように、通常、組込みプログラミング命令または好適なソフトウェアを使用してプログラムされる。

本発明のシステムおよび方法の一実施形態では、マイクロプロセッサ７５は、入力８５（一般的には増幅器およびＡ／Ｄ変換器）を通して圧力センサー１０５から信号を受信することができる。圧力センサー１０５は、ポンプデバイスの容器内の圧力を監視し、容器内の検知された圧力を表す信号をマイクロプロセッサ７５に提供する。マイクロプロセッサ７５は、適切なソフトウェアまたは組み込まれたコマンドを使用して、圧力センサー１０５から受信した信号を分析するようにプログラムされている。受信した上流の圧力信号の分析が完了した後、プロセッサは、出力９０を通して信号を出力してもよい。

出力信号は、操作者にポンプデバイスの状態を知らせるために、ディスプレイ１２０に宛てられてもよい。たとえば、ポンプがあまりに長い間静止状態であったので、またはポンプが一日につきあまりに多数回使用されるので注意を要することを操作者に警告するために、このディスプレイはまた、フラッシング表示、明滅光、またはディスプレイ上のテキストの色の変化など、視覚的アラートを提供するための手段を含んでもよい。

出力信号はまた、アラートモジュール１２５に宛てられてもよい。このアラートモジュールは、ポンプデバイスを制御しているプロセッサ７５の分離モジュールであってもよい。アラートモジュール１２５は、ポンプデバイスに注意を払わなければならないことを警告するために、視覚、聴覚、または視覚と聴覚の組合せの通知を提供するように構成されてもよい。

アラートモジュール１２５はまた、後の点検および分析のために、情報が記憶されるデータベースにポンプデバイスの経過を表している信号を提供してもよい。

別の実施形態では、マイクロプロセッサ７５はまた、入力８５を通してポンプセンサー１１０から信号を受信するように構成されてもよい。この実施形態では、プロセッサ７５は、たとえば製品の開始時間および完了時間など、使用に関係する情報を収集、分析、および記憶して、ポンプの機能を監視してもよい。この情報は、後の検索および分析のためにメモリ８０に記憶されてもよく、または情報は、情報システム１００への通信手段９５を使用して、別の、リモートのシステムに通信されてもよい。

図２は、標準エアレスポンプパッケージング２６０に電子ボード２２０を備えた追加アタッチメント２５０を組み立てる前の本発明によるデバイスを示す。標準エアレスポンプパッケージングは、その下端を底壁３２によって、およびその上端をポンプ分配システムによって閉じられた円筒容器３０を備える。電子ボードを備えた追加アタッチメントは、標準エアレスパッケージングの底部の下に取り付けられる。

図３は、ポンプが押されるとき圧力平衡を可能にするように容器３０の底部で作動される空気取り入れ穴３１を示す。この穴３１のおかげで、圧力センサー１０５は、容器３０の中に置き換えられないが、容器３０の中への圧力を検出することができる。この構成では、センサーは、清潔かつ機能的に維持される。

図４は、カップ４０上に置き換えられた電子ボードを備える図２の追加アタッチメントを示す。電子ボード２２０は、ＣＰＵ、メモリ８０、ブルートゥース（登録商標）モジュール、圧力センサー１０５、場合によっては動きセンサー２４５などの他のセンサーを備える。

図５は、標準エアレスポンプパッケージングが追加アタッチメントと組み立てられたときの本発明によるデバイスの下部を示す。この構成では、圧力センサー１０５は、ポンプが押されるたびにもたらされる押下げを捕捉するために、空気取り入れ穴３１の前に配置される。

以下で、独立して実装される、または他の態様/実施形態と組み合わせて実装される、実施形態の追加の態様について説明する。

追加の態様の第１によれば、縦軸Ｘに沿って伸びる化粧品パッケージングおよび分配デバイスが提供され、このデバイスは少なくとも、
化粧製品の容器と、
上記容器に結合されたポンプ分配システムであって、ポンプシステムが作動されるとき、圧力平衡を可能にするように構成された空気取り入れ穴を備える、ポンプ分配システムと、
を備え、
さらに、
容器の下に位置し、空気取り入れ穴を通して容器と連絡している圧力センサーであって、容器内の圧力を監視することおよび監視された圧力を表す信号を提供することができる、圧力センサーと、
圧力に関係する値を記憶するためのメモリと、
圧力センサーおよびメモリと動作可能に通信しているプロセッサであって、圧力センサーから信号を受信し、受信した信号から測定圧力値を計算し、測定圧力値をメモリに記憶するようにプログラムされ、また測定圧力値を所定の登録済み圧力値と比較し、測定圧力値と所定の登録済み圧力値との差が所定のしきい値に達する場合、信号を提供するようにプログラムされた、プロセッサと、
を備える。

追加の態様は、製品の使用法が研究の結果に影響を与える臨床研究中に重要である。これは、評価の期間の間の製品の適切な使用法を確保することを可能にする。それは、一日、一週間、一月またはそれ以上につき、人が何回製品を利用したかを制御することを可能にする。

デバイスは、ユーザインターフェース、たとえば触覚スクリーンとしてスクリーンを備えてもよい。

追加の態様によるデバイスは、臨床試験の監視に関心が高い。

追加の態様によるデバイスは浸漬管がないことに留意されたい。

追加の態様の１つによるデバイスは、人がポンプを押すときの圧力変化を検出する。この変化は、デバイスの内部の、また容器の中への圧力の変化に関係する。当然、それは、圧力の環境変化ではない。

測定圧力は、登録済みのしきい値圧力と比較される。

好ましくは、データ取得の頻度は高い。

好ましくは、追加の態様によるデバイスにはバッテリーを再装填する必要はないが、バッテリーのサイズまたは容量は、目的とする用途に従って選ぶことができる。

追加の態様によるデバイスのさらなる利点は、第１のデバイスが空である、またはすでに使用済みであるとき、センサー、メモリ、およびプロセッサが、別のデバイスに再利用可能である可能性があることである。

所定のしきい値は、０または好ましくは０に近い任意の他の値とすることができる。

追加の態様の１つはまた、化粧製品の容器を備えるデバイスの使用状態を検出するための方法を提供し、
このデバイスは、化粧製品の容器を備え、
ポンプ分配システムが、上記容器に結合され、ポンプシステムが作動されるとき、圧力平衡を可能にするように構成された空気取り入れ穴を備え、
この方法は、
－ 圧力センサーから受信される信号から、測定圧力値を計算するステップと、
－ 測定圧力値をメモリに記憶するステップと、
－ 測定圧力値を所定の登録済み圧力値と比較するステップと、
－ 測定圧力値と所定の登録済み圧力値との差が所定のしきい値に達する場合、信号を提供するステップと、
を含む。

追加の態様による方法は、ただ圧力変動を追うことによって、デバイスの使用状態を制御する簡単な方法に訴える。

好ましくは、信号を提供するプロセスは、ユーザに知らせるために、容器が空であるという表示を提供する。

より好ましくは、方法はさらに、計算された圧力を、化粧製品を容器から流出させるポンプ機構の動きと同期させるステップを含む。この方法は、さらにいっそう正確である。

追加の態様の1つによれば、パッケージングの底部よりも小さい寸法の特定集積電子ボードは、パッケージングの下に配置され、圧力センサーがパッケージング内の圧力を平衡させるための穴に面するように置き換えられる。この構造は、プロセッサが、ポンプなどの分配システムを押すことによる押下げを正確に測定することを可能にする。電子ボードは、測定を記録するためのメモリを取り付けられ得る。記録されたデータは、システム近く、ユーザの自宅で、または研究が行われた後に、いずれも検索され得る。

追加の態様の１つによれば、デバイスは、好ましくは、有線（たとえば、ＵＳＢ（登録商標））接続によるものであってもよいが、好ましくはワイヤレス（ＷｉＦｉ（登録商標）、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）など）である外部コンピュータネットワークと通信する。追加の態様の１つでは、デバイスは、外部ネットワークに、またはスマートフォン、タブレット、ノートブックコンピュータ、もしくは他のコンピューティングデバイスなどのコンパニオンデバイスに、ワイヤレスに通信する。

３０ 容器
３１ 空気取り入れ穴
３２ 底壁
４０ カップ
７０ コントローラ
７５ マイクロプロセッサ
８０ メモリ
８５ 入力
９０ 出力
９２ 入力／出力通信ポート
９５ 通信手段
１００ 情報システム
１０５ 圧力センサー
１１０ ポンプセンサー
１２０ ディスプレイ
１２５ アラートモジュール
２２０ 電子ボード、電子カード
２２２ ポンプ機構
２４５ 動きセンサー
２５０ 追加アタッチメント
２６０ 標準エアレスポンプパッケージング

Claims (9)

1. 縦軸Ｘに沿って伸びる化粧品パッケージングおよび分配デバイスであって、少なくとも、
   化粧製品の容器（３０）と、
   前記容器（３０）に結合されたポンプ分配システムであって、前記ポンプ分配システムが作動されるとき、圧力平衡を可能にするように構成された空気取り入れ穴（３１）を備える、ポンプ分配システムと、
   を備える、デバイスにおいて、
   さらに、
   前記容器（３０）の下に位置し、前記容器（３０）内の圧力を監視すること、および前記監視された圧力を表す信号を提供することができる圧力センサー（１０５）と、
   圧力に関係する値を記憶するためのメモリ（８０）と、
   前記圧力センサー（１０５）および前記メモリ（８０）と動作可能に通信しているプロセッサ（７５）であって、前記圧力センサー（１０５）から信号を受信し、前記受信した信号から測定圧力値を計算し、前記測定圧力値を前記メモリ（８０）に記憶するようにプログラムされ、また前記測定圧力値を所定の登録済み圧力値と比較し、前記測定圧力値と前記所定の登録済み圧力値との差が所定のしきい値に達する場合、信号を提供するようにプログラムされた、プロセッサ（７５）と、
   を備えることを特徴とする、デバイス。
2. 前記ポンプが押されるとき、圧力平衡を可能にするように、前記空気取り入れ穴（３１）が、前記容器（３０）の底壁（３２）を貫通することを特徴とする、請求項１に記載のデバイス。
3. 前記プロセッサ、前記メモリ（８０）、および前記圧力センサー（１０５）が、前記容器（３０）の前記底壁（３２）の下のカップ（４０）に位置する電子カード（２２０）に埋め込まれることを特徴とする、請求項２に記載のデバイス。
4. 前記圧力センサー（１０５）が、前記ポンプが押されるたびに押下げを捕捉するために、前記空気取り入れ穴（３１）の前に配置されることを特徴とする、請求項１から３のいずれか一項に記載のデバイス。
5. 前記プロセッサ（７５）が、会社（１００）の情報システムと通信しており、前記信号が、前記会社（１００）の少なくとも１人の操作者への伝播のために前記情報システム（１００）に通信されることを特徴とする、請求項１から４のいずれか一項に記載のデバイス。
6. 前記分配システムの動きを検出する動きセンサー（２４５）を備え、前記動きセンサー（２４５）が加速度計を備えることを特徴とする、請求項１から５のいずれか一項に記載のデバイス。
7. 化粧製品の容器（３０）を備えるデバイスの使用状態を検出するための方法であって、
   前記デバイスが、化粧製品の容器（３０）を備え、
   ポンプ分配システムが、前記容器（３０）に結合され、前記ポンプ分配システムが作動されるとき、圧力平衡を可能にするように構成された空気取り入れ穴（３１）を備え、
   前記方法が、
   － 前記容器（３０）内の圧力を監視する圧力センサー（１０５）から受信される信号から、測定圧力値を計算するステップと、
   － 前記測定圧力値をメモリ（８０）に記憶するステップと、
   － 前記測定圧力値を所定の登録済み圧力値と比較するステップと、
   － 前記測定圧力値と前記所定の登録済み圧力値との差が所定のしきい値に達する場合、信号を提供するステップと、
   を含む、方法。
8. 前記信号を提供するステップが、前記容器（３０）が空であるという表示を提供することを特徴とする、請求項７に記載の方法。
9. 前記計算された圧力を、前記化粧製品を前記容器（３０）から流出させるポンプ機構（２２２）の動きと同期させるステップをさらに含むことを特徴とする、請求項７または８に記載の方法。

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