JP7294188B2 - 電力供給システム - Google Patents
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Description
第1のバッテリ(31)から供給される電力を利用して動作する第1の端末(20)と、
第2のバッテリ(51)から供給される電力を利用して動作する第2の端末(40)と、
前記第1の端末から前記第2の端末への電力供給を制御する電力供給制御装置(40,20)と、
を備える電力供給システム(1)であって、
前記電力供給制御装置は、
規定期間単位で実際に消費された前記第1の端末の電力消費量と前記第2の端末の電力消費量とが順次記憶される記憶部(22,42)と、
前記第1の端末の前記規定期間始めからの実際の電力消費量を第1実電力消費量(Se)として取得するとともに前記第1のバッテリのバッテリ残量を第1バッテリ残量(Sc)として取得する第1取得部(41)と、
前記第2の端末の前記規定期間始めからの実際の電力消費量を第2実電力消費量(Be)として取得するとともに前記第2のバッテリのバッテリ残量を第2バッテリ残量(Bc)として取得する第2取得部(41)と、
前記第1取得部により取得された前記第1実電力消費量と前記記憶部に記憶される情報とに基づいて、前記規定期間終了までに前記第1の端末が消費する電力量を第1推定電力消費量(Sf)として推定するとともに、前記第2取得部により取得された前記第2実電力消費量と前記記憶部に記憶される情報とに基づいて、前記規定期間終了までに前記第2の端末が消費する電力量を第2推定電力消費量(Bf)として推定する推定部(41)と、
前記第1取得部により取得される前記第1バッテリ残量が前記推定部により推定される前記第1推定電力消費量以上であるか否かについて判定する第1判定部(41)と、
前記第2取得部により取得される前記第2バッテリ残量が前記推定部により予測される前記第2推定電力消費量以上であるか否かについて判定する第2判定部(41)と、
前記第1の端末に対して前記第2の端末への電力供給を開始するための電力供給指示を行うための指示部(41)と、
を備え、
前記指示部は、前記第1判定部により前記第1バッテリ残量が前記第1推定電力消費量以上と判定され、かつ、前記第2判定部により前記第2バッテリ残量が前記第2推定電力消費量未満と判定される場合に、前記電力供給指示を行うことを特徴とする
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の電力供給システムを具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る電力供給システム1は、2つの端末間での電力供給を可能とするためのシステムであって、実際に消費された第1の端末の電力消費量と第2の端末の電力消費量とを考慮することで、必要な分だけ第1の端末から第2の端末に電力供給するシステムとして構成されている。
図1及び図2に示すように、情報読取端末10は、ABS樹脂等の合成樹脂材料により形成される筐体11によってその外郭が形成されている。この情報読取端末10は、本体部12および把持部14に加えて、送信電波の高出力化を図るための無線通信部16を備えるように構成されている。また、本体部12の長手方向一端側の端部には、情報コードからの反射光を取り込むための読取口13が設けられている。
本体部12は、情報読取端末10全体を制御する制御部21を備えており、筐体11内に収容されている。この制御部21は、マイコンを主体として構成されるものであり、CPU、システムバス、入出力インタフェース等を有し、半導体メモリ等からなる記憶部22とともに情報処理装置を構成している。また、制御部21には、図3(A)に示すように、操作部23、LED24a、バイブレータ24b、ブザー24c、外部インタフェース25などが接続されている。
無線タグ処理部27は、アンテナ26及び制御部21と協働して無線タグTとの間で電磁波による通信を行ない、無線タグTに記憶されるデータの読取り、或いは無線タグTに対するデータの書込みを行なうように機能するものである。この無線タグ処理部27は、公知の電波方式で伝送を行う回路として構成されており、図3(B)にて概略的に示すように、送信回路27a、受信回路27b、整合回路27cなどを有している。
情報コード読取部28は、情報コードを光学的に読み取るように機能するもので、図3(C)に示すように、複数個のLEDやレンズ等から構成される照明部28a、結像レンズ28b、CCDエリアセンサからなる受光センサ28cなどを備えた構成をなしており、制御部21と協働して読取対象Rに付された情報コードC(バーコードや二次元コード)を読み取るように機能する。
情報処理端末40は、ユーザが所持するスマートフォンや業務用携帯端末等の携帯型の端末であって、情報読取端末10の読取結果等を利用した処理や後述する自動充電処理等を行うための所定のアプリケーションプログラムがインストールされて構成されるものである。
本実施形態では、情報処理端末40の起動時に、無線通信可能であって電力供給可能に接続されている情報読取端末10がある場合に、過去実際に消費された情報読取端末10の電力消費量と情報処理端末40の電力消費量とを考慮して、情報処理端末40により情報読取端末10を利用した自動充電処理が行われる。このため、本実施形態では、情報処理端末40は、情報読取端末10から情報処理端末40への電力供給を制御する電力供給制御装置として機能する。
情報処理端末40の起動に応じて制御部41にて自動充電処理が開始されると、図6のステップS101に示す電力消費量等送信要求処理がなされ、情報読取端末10に対して第1予定電力消費量S及び第1バッテリ残量Scの送信が要求される。次に、ステップS103の判定処理にて、電力供給可能な状態であるか否かについて判定される。ここで、例えば、情報読取端末10が情報処理端末40の無線通信範囲内に無いために上記要求に応じた第1予定電力消費量S等が受信されないか、情報読取端末10と電力供給可能に電源ケーブル等を介して接続されていない場合には、電力供給可能な状態でないとして、ステップS103にてNoと判定されて本自動充電処理が終了し、自動充電が禁止されるモードとなる。
次に、本発明の第2実施形態に係る電力供給システムについて、図面を参照して説明する。
本第2実施形態では、予め用意される複数種類の充電モードから1つをユーザが選択可能な点が主に上記第1実施形態と異なる。このため、第1実施形態と実質的に同様の構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
上記第1実施形態と同様に、図8のステップS101以降の処理がなされた後のステップS111aのモード選択表示処理では、表示部44にて、自動充電モード、情報処理端末優先モード、ユーザ設定充電モードを選択操作可能な表示がなされる。そして、操作部45に対して自動充電モードを選択するための操作がなされると(S113でYes)、上述した第1実施形態と同様に、図7に示すステップS115以降の処理がなされる。なお、操作部45及び制御部41は、予め用意される複数種類の充電モードから1つをユーザが選択可能な「選択部」の一例に相当し得る。
(1)本発明に係る電力供給システムでは、電力供給側の第1の端末として情報読取端末10が採用され、電力受給側の第2の端末として情報処理端末40が採用されることに限らず、例えば、電力供給側の第1の端末として情報処理端末40が採用され、電力受給側の第2の端末として情報読取端末10が採用されてもよい。また、例えば、情報読取端末10は、外部の情報を読み取る読取機能に加えて他の機能を有するように構成されてもよいし、情報処理端末40は、情報処理端末40の読取結果を利用する機能に加えて他の機能を有するように構成されてもよい。
10…情報読取端末(第1の端末)
21…制御部
22…記憶部
30…電源部
31…バッテリ(第1のバッテリ)
40…情報処理端末(第2の端末)
41…制御部(第1取得部,第2取得部,推定部,第1判定部,第2判定部,指示部)
42…記憶部
50…電源部
51…バッテリ(第2のバッテリ)
B…第2予定電力消費量
Bc…第2バッテリ残量
Be…第2実電力消費量
Bf…第2推定電力消費量
By…第2指定値
S…第1予定電力消費量
Sc…第1バッテリ残量
Se…第1実電力消費量
Sf…第1推定電力消費量
Sy…第1指定値
Claims (7)
- 第1のバッテリから供給される電力を利用して動作する第1の端末と、
第2のバッテリから供給される電力を利用して動作する第2の端末と、
前記第1の端末から前記第2の端末への電力供給を制御する電力供給制御装置と、
を備える電力供給システムであって、
前記電力供給制御装置は、
規定期間単位で実際に消費された前記第1の端末の電力消費量と前記第2の端末の電力消費量とが順次記憶される記憶部と、
前記第1の端末の前記規定期間始めからの実際の電力消費量を第1実電力消費量として取得するとともに前記第1のバッテリのバッテリ残量を第1バッテリ残量として取得する第1取得部と、
前記第2の端末の前記規定期間始めからの実際の電力消費量を第2実電力消費量として取得するとともに前記第2のバッテリのバッテリ残量を第2バッテリ残量として取得する第2取得部と、
前記第1取得部により取得された前記第1実電力消費量と前記記憶部に記憶される情報とに基づいて、前記規定期間終了までに前記第1の端末が消費する電力量を第1推定電力消費量として推定するとともに、前記第2取得部により取得された前記第2実電力消費量と前記記憶部に記憶される情報とに基づいて、前記規定期間終了までに前記第2の端末が消費する電力量を第2推定電力消費量として推定する推定部と、
前記第1取得部により取得される前記第1バッテリ残量が前記推定部により推定される前記第1推定電力消費量以上であるか否かについて判定する第1判定部と、
前記第2取得部により取得される前記第2バッテリ残量が前記推定部により予測される前記第2推定電力消費量以上であるか否かについて判定する第2判定部と、
前記第1の端末に対して前記第2の端末への電力供給を開始するための電力供給指示を行うための指示部と、
を備え、
前記指示部は、前記第1判定部により前記第1バッテリ残量が前記第1推定電力消費量以上と判定され、かつ、前記第2判定部により前記第2バッテリ残量が前記第2推定電力消費量未満と判定される場合に、前記電力供給指示を行うことを特徴とする電力供給システム。 - 前記第1の端末は、外部の情報を読み取る情報読取端末であって、
前記第2の端末は、前記第1の端末から取得した情報を利用して所定の処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の電力供給システム。 - 前記第2の端末及び前記第1の端末のどちらか一方が、前記電力供給制御装置としても機能するように構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の電力供給システム。
- 前記第2の端末は、前記電力供給制御装置の一部の機能を有するように構成され、前記第1の端末は、前記電力供給制御装置の残部の機能を有するように構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の電力供給システム。
- 前記推定部は、
前記第1の端末の電力消費量に関して前記記憶部に記憶される情報が不足している場合には、前記第1取得部により取得された前記第1実電力消費量と前記規定期間に応じて予め設定される所定の第1デフォルト値とに基づいて、前記規定期間終了までに前記第1の端末が消費する電力量を第1推定電力消費量として推定し、
前記第2の端末の電力消費量に関して前記記憶部に記憶される情報が不足している場合には、前記第2取得部により取得された前記第2実電力消費量と前記規定期間に応じて予め設定される所定の第2デフォルト値とに基づいて、前記規定期間終了までに前記第2の端末が消費する電力量を第2推定電力消費量として推定することを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の電力供給システム。 - 前記電力供給制御装置は、予め用意される複数種類の充電モードから1つをユーザが選択可能な選択部を備え、
前記指示部は、前記選択部により前記第2の端末への電力供給を優先する充電モードが選択されると、前記第1判定部及び前記第2判定部による判定結果にかかわらず、前記第1バッテリ残量が所定の閾値未満になるまで、前記電力供給指示を行うことを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載の電力供給システム。 - 前記電力供給制御装置は、予め用意される複数種類の充電モードから1つをユーザが選択可能な選択部を備え、
前記指示部は、前記選択部により前記第1バッテリ残量をユーザが指定した第1指定値以上に維持しつつ前記第2バッテリ残量をユーザが指定した第2指定値まで充電する充電モードが選択されると、前記第1判定部及び前記第2判定部による判定結果にかかわらず、前記第1バッテリ残量が前記第1指定値以上であって前記第2バッテリ残量が前記第2指定値未満となる場合に、前記電力供給指示を行うことを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載の電力供給システム。
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