JP7293481B2 - 発光システム及び方法 - Google Patents

発光システム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7293481B2
JP7293481B2 JP2022169357A JP2022169357A JP7293481B2 JP 7293481 B2 JP7293481 B2 JP 7293481B2 JP 2022169357 A JP2022169357 A JP 2022169357A JP 2022169357 A JP2022169357 A JP 2022169357A JP 7293481 B2 JP7293481 B2 JP 7293481B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
visible light
emitter
flashlight
light emitter
mobile device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022169357A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022191466A (ja
Inventor
スメ,ティエリー デ
ターン,ジェームズ
デル シジェ,アリエン ファン
ペッファー,ニコラ,ベッティーナ
メイオン,オリフィエル
Original Assignee
ルミレッズ ホールディング ベーフェー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from PCT/EP2017/080856 external-priority patent/WO2018104130A1/en
Application filed by ルミレッズ ホールディング ベーフェー filed Critical ルミレッズ ホールディング ベーフェー
Publication of JP2022191466A publication Critical patent/JP2022191466A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7293481B2 publication Critical patent/JP7293481B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08CTRANSMISSION SYSTEMS FOR MEASURED VALUES, CONTROL OR SIMILAR SIGNALS
    • G08C23/00Non-electrical signal transmission systems, e.g. optical systems
    • G08C23/04Non-electrical signal transmission systems, e.g. optical systems using light waves, e.g. infrared
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V33/00Structural combinations of lighting devices with other articles, not otherwise provided for
    • F21V33/0004Personal or domestic articles
    • F21V33/0052Audio or video equipment, e.g. televisions, telephones, cameras or computers; Remote control devices therefor
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08CTRANSMISSION SYSTEMS FOR MEASURED VALUES, CONTROL OR SIMILAR SIGNALS
    • G08C2201/00Transmission systems of control signals via wireless link
    • G08C2201/90Additional features
    • G08C2201/93Remote control using other portable devices, e.g. mobile phone, PDA, laptop

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Description

本発明は、遠隔通信機能を有するフラッシュライトモジュールに関する。本発明は更に、そのようなフラッシュライトモジュールを含む移動装置と、外部電子装置と遠隔通信するためにこの移動装置を動作させる方法とに関する。
電子装置は、リモートコントロールを介して遠隔位置から制御することができる。例えば、リビングルームには、多数の異なる電子装置があるため、本装置を同時に制御するために多数の異なるリモートコントロールを使用しなければならず、これはユーザにとって面倒なことである。リモートコントロールは、一般的には、その電子装置の対応する赤外線レシーバに赤外線信号を送り、その動作を制御する赤外線発光モジュールを含む。
各装置コントロールについて複雑な学習を避けるために、少なくともより少数の装置、好ましくは1つの装置を使用して、遠隔地から本電子装置を制御することが望ましい。必要なリモートコントロールの数を減らし、使いやすい装置を利用するために、スマートフォンをIRリモートコントロールとして利用することができる。特許文献1は、スマートフォンが、外部ポートを介してスマートフォンに接続されたリモートコントロールとして、赤外線発光モジュールを有する付加コンバータを備え、接続されたリモートコントロールを動作させるために、スマートフォンにリモートコントロールアプリケーションをインストールするソリューションを記載している。
特許文献2は、赤外線発光ダイオードと可視発光電球とを備えたリモートコントロール装置とフラッシュライトとの組み合わせを開示している。赤外線発光ダイオードおよび可視発光電球は、透明シールドの後ろの唯一の開口に配置されてもよい。
しかし、ユーザができるだけ簡単に扱えるようにするため、単一装置のいかなる変更、例えば外部アダプタモジュールへの接続、を必要とせずに、他の電子装置との遠隔通信のために単一装置を使用することが望ましい。
米国特許出願公開第2013/0225645A1号 米国特許第6909 849B1
本発明の目的は、ユーザの操作を可能な限り容易にするために、一装置を変更せずに、他の電子装置と遠隔通信する一装置を提供することである。
本発明は独立請求項に記載されている。従属請求項は有利な実施形態を記載している。
第1の態様によれば、フラッシュライトモジュールが提供される。該フラッシュライトモジュールは、光軸に沿ってフラッシュライトビームを発光する少なくとも可視フラッシュライト発光器と、前記光軸に垂直な第2の距離に配置された非可視光を発光する少なくとも1つの付加的発光器とを担うハウジングであって、前記付加的発光器の位置と方位、及び衣少なくとも前記第2の距離が適切に適合され、前記付加的発光器が非可視光発光方向に沿って非可視光を発光できるようにするため、前記ハウジングは好適に成形され、前記付加的発光器は、検査目的に適した環境に非可視光を発光するように構成され、または非可視光のための対応する受光器を有する外部電子装置と遠隔通信、好ましくはリモートコントロールするように構成される、ハウジングを有する。
フラッシュライトモジュールは、スマートフォン、タブレットPC、パーソナルデジタルアシスタントなどの他の機能に加えて、カメラ機能を提供するデジタルカメラやその他のモバイル機器などのいくつかの異なる機器に搭載される。本発明によれば、少なくとも1つの付加的発光器は、フラッシュと共に、従来の遠隔通信モジュールとして、例えば、外部装置のためのリモートコントロールとして、またはデータまたは制御信号を外部装置に転送するその他の通信目的のために、使用される。「環境に対して発光される(emitted to the environment)」という用語は、光が、最後の光学素子としてフラッシュライトレンズを通過することを意味し、ここで、フラッシュライトレンズは、フラッシュライトモジュールが内蔵される装置により担持されてもよく、またはハウジング自身によって担持されてもよい。
フラッシュライトモジュールは、前記少なくとも1つの付加的発光器は赤外線発光器であり、非可視光は赤外線であり、非可視光発光方向は赤外線発光方向である、または前記少なくとも1つの付加的発光器は紫外線発光器であり、非可視光は紫外線であり、非可視光発光方向は紫外線発光方向であるように設けられてもよい。
特許請求に係るフラッシュライトモジュールは、スマートフォンまたはタブレットなどの移動装置における、例えば赤外線(IR)または紫外線(UV)発光器システムのような付加的発光器システムのいかなる重複も回避する。カメラフラッシュに使用される移動装置の開口部は、通信目的、例えば、典型的には赤外線光を使用するリモートコントロールとして、付加的発光器に同時に再利用される。特許請求に係るアセンブリは、遠隔通信(制御)機能を提供するための付加的なハードウェア構成要素として付加的発光器のみを必要とし、一方、フラッシュライトモジュールのハウジング及びフラッシュライトモジュールの光学レンズもまた、発光された非可視光のために使用され、その結果、組立が容易となり、二重機能ソリューションの全体的に必要なフットプリントが低減される。通信目的の他に、付加的非可視発光器は、例えば偽造検出器に必要な、例えば近距離照明のような検査目的、又は他のUV又はIR変換インク又はフィーチャを可視化するために使用することができる。
フラッシュライトモジュールは、カメラおよびフラッシュライトレンズをすでに搭載している装置内に配置されてもよい。この場合、フラッシュライト発光器からの可視光および付加的発光器からの非可視光を、フラッシュライトレンズを通して発光するため、フラッシュライトモジュールは、フラッシュライトレンズの後ろの位置に好適に配置される。あるいは、フラッシュライトモジュールは、フラッシュライトモジュール自体が、フラッシュライトレンズがフラッシュライト発光器の前の第1の距離に配置され可視フラッシュライト発光器から発光されたフラッシュライトビームを成形するように設けられ、光軸はフラッシュライトレンズの光軸であり、フラッシュライトレンズの位置および方位(orientation)も、付加的発光器がフラッシュライトレンズの光軸からはずれた非可視発光方向にフラッシュライトレンズを通して非可視光を発光するように、好適に適合されている。フラッシュライトモジュールは、第1の距離が典型的に0.3mm±0.15mmとなるように設けることができる。
フラッシュライトモジュールは、フラッシュライトレンズが、フラッシュライトレンズの光軸に平行な方向に見たとき、フラッシュライト発光器及び付加的発光器をカバーするのに十分な横方向のサイズを有するように設けることができる。十分に大きいレンズは、フラッシュライトモジュール内の付加的発光器のフレキシブルな位置決めを可能にし、ここで、非可視光は、なんらかの困難または付加的に必要とされる光学系なしに、フラッシュライトレンズを通して発光され得る。カメラ・フラッシュ・アプリケーションでは、フラッシュライトレンズの横方向のサイズは、概して、フラッシュライト発光器、例えばLED光源より2ないし3倍大きく、カメラフラッシュの可視光を写真が撮影されるシーンにコリメート(collimate)できるようにする。フラッシュライトモジュールは、フラッシュライトレンズがフレネルレンズであるように提供されてもよい。
フラッシュライトモジュールは、フラッシュライトモジュールと、少なくとも付加的発光器(およびフラッシュライトモジュールがフラッシュライトレンズを含む場合はフラッシュライトレンズ)が、非可視光発光方向と光軸との間の平均発光角度αが30°ないし80°で、好ましくは50°ないし70°で、より好ましくは約60°で(フラッシュライトレンズを通過した後に)環境に非可視光を発光するように適切に配置されるように提供されてもよい。非可視光の発光角度は、フラッシュライトモジュールがインストールされている装置の制御を同時に可能にしながら、非可視光ビームによって遠隔位置から電子装置に通信するために、非可視光を電子装置に確実に向ける(direct)ことを可能にする。発光された光は見えないので、通信中にフラッシュライトモジュールを搭載する装置の方位を制御する表示ソリューションは適用できない。従って、非可視光ビームを電子装置に向けるユーザは、非可視光の意図された方向に顔を向け、フラッシュライトモジュールの方向を適宜調整しなければならない。従って、フラッシュライトモジュールを搭載する装置は、見る方向をブロックしてはならない。指定された発光角度はこの目的に役立つ。平均発光角度は、一定の発光円錐内のフラッシュライトレンズから環境に発光される非可視光の平均角度である。
フラッシュライトモジュールは、付加的発光器が、少なくとも10mW/srの発光強度の非可視光を非可視発光方向の環境に提供するように適合されるように提供されてもよい。付加的発光器は、フラッシュライトレンズから非可視光発光方向に少なくとも1mWのパワーを有する非可視光を提供するように構成されてもよい。一般に、非可視光ビームは、異なる発光角度の間隔と、発光角度にわたる強度変化とを含む一定の光円錐で伝搬し、ここで、FWHM強度は、20°の範囲の発光角度の間隔にわたって分布する。約1mW/srは、約6mの距離で電子装置と通信することが必要であり、約6mの距離では約2mW/srのパワーが好ましい。制御されることが意図されていない電子装置、例えば隣家の電子装置を制御することを避けるため、距離をもっと大きくすることは望ましくない。一般的なフラッシュライトレンズを通る光軸の外側に配置された発光器からの非可視光は、典型的には、そのパワーの5%を、平均発光角度によって定まるターゲット領域に導く(direct)。6mの距離における2mWの目標出力パワーは、例えば、遠隔制御プロトコルパルス条件において合計50mWのピーク出力パワーを供給するいわゆる8mil IRチップによって容易に実現することができる。
フラッシュライトモジュールは、所望の方向に必要なパワーを供給するために、第2の距離が約0.9mmになるように設けることができる。一般に、一定の値と組み合わせた「約」という用語は、その一定の値の周りを含む区間を示し、一定の調整偏差をもカバーする±30%を意味する。
フラッシュライトモジュールは、フラッシュライト発光器(flash light emitter)が矩形発光領域を備え、第2の距離がx方向の矩形発光領域の中心までの距離を示し、付加的発光器が、x方向から矩形発光領域の中心に対して、好ましくは±20°より大きくなく、例えば18°のシフト角度βによってさらにシフトされるように設けることができる。角度βは、フラッシュライトモジュールの設計と移動装置からの好ましい発光方向との間の最良の妥協である。
フラッシュライトモジュールは、フラッシュライト発光器が、好ましくは矩形の発光領域内に好適な構成で配置されたLEDのアレイを含むように提供されてもよい。LEDは、制御が容易な小さな光源である。このような発光器(emitters)のアレイは、より強い強度および/またはより広い発光角度を有するフラッシュライトビームを提供する。
フラッシュライトモジュールは、フラッシュライトモジュールがそれぞれ第2の距離で可視フラッシュライト発光器の周囲に配置された複数の付加的発光器を備え、第2の距離は異なる付加的発光器に対して等しいかまたは異なるように提供されてもよい。一実施形態では、すべての付加的発光器の第2の距離は異なる。別の実施形態では、複数の付加的発光器のいくつかの付加的発光器について、第2の距離は等しく、他の第2の距離は異なる。別の実施形態では、すべての第2の距離は等しい。これらの実施形態はすべて、フラッシュライトモジュールを搭載する装置を異なる方位(orientations)で保持することを可能にし、フラッシュライトモジュールを搭載する装置の方位とは独立に、外部電子装置との通信を可能にする。これは、複数の付加的発光器の少なくとも1つが、外部電子装置に向かってその非可視光を発光するからである(例えば、外部装置をリモートコントロールする)。
フラッシュライトモジュールは、少なくともフラッシュライト発光器および付加的発光器を担持するハウジングが単一ピースのハウジングであり、好ましくはハウジングがフラッシュライトレンズも担持するように設けられてもよい。このようなフラッシュライトモジュールは、フラッシュライトモジュールを担持する装置に容易に配布およびインストールすることができる。従って、製造プロセスはより効果的になる。
フラッシュライトモジュールは、ハウジングが、さらに、前記フラッシュライト発光器および/または前記少なくとも1つの付加的発光器の高速スイッチングを可能にする電子回路を有する、ように設けることができる。これにより、リモートコントロールのための付加的IR発光器の典型的には36kHzパルスを実現することができるが、より一般的には、フラッシュライト発光器および/または付加的発光器に対する高速制御により、ユーザの操作が改善され、例えば、フラッシュライトを使い、例えば同じドライバで外部装置と通信する両方の機能を同時に実行することができる。
フラッシュライトモジュールは、前記ハウジングは、少なくとも2つの別個のキャビティを有し、前記フラッシュライト発光器は第1のキャビティ内に配置され、前記付加的発光器は第2のキャビティ内に配置され、前記第1のキャビティと前記第2のキャビティとの間の分離壁は、前記フラッシュライト発光器から前記付加的発光器へ光が直接通過するのを防止し、その逆も同様であるように設けることができる。
本発明の第2の態様によれば、移動装置が提供される。該移動装置は、本発明の第1の態様によるフラッシュライトモジュールを有し、前記移動装置を検査装置として、または非可視光のための対応する受光器を有する外部電子装置の遠隔通信装置として機能できるようにするために非可視光発光方向に非可視光を発光する。通信は、外部装置を遠隔制御するために、または他の目的のためのデータまたは信号を外部装置に転送するために行われてもよい。通信目的の他に、付加的非可視発光器は、例えば偽造検出器に必要な、例えば近距離照明のような検査目的、又は他のUV又はIR変換インク又はフィーチャを可視化するために使用することができる。
スマートフォンおよび他の携帯電子装置のような移動装置は、一般に、カメラおよびカメラフラッシュ照明システムを含む。非可視照明システムは、フラッシュと組み合わせて使用することができ、じれったい事前フラッシュ(irritating pre-flash)を使わずに低光強度焦点(low light focus)を可能にする。カメラフラッシュに関連付けられた付加的発光器は、赤外線を発光する場合、移動装置が従来のIRリモートコントロールとして使用されるオプションをさらに提供する。移動装置におけるこのような発光器システムの重複は回避される。カメラフラッシュに使用される移動装置の開口部は、付加的発光器にも再利用され、その結果、組立が容易となり、デュアル・ファンクション・ソリューションに必要な全体的なフットプリントが低減される。
遠隔通信や制御機能を提供するために、移動装置に付加的外部装置を付加する必要はない。単一のモバイル装置を他の電子装置の遠隔通信装置として使用することができ、モバイル装置の改造を必要とせずに、ユーザの操作を可能な限り容易にする。
移動装置は、上側と下側とを有する好ましい保持方向を画定するように配置されてもよく、表示領域が移動装置の前側に配置され、フラッシュライトモジュールが移動装置の後側に配置され、移動装置の保持者から見た好ましい保持方位の移動装置の上側が前方向を規定し、フラッシュライトモジュールが非可視光を前方向に非可視光の発光方向として発光するように構成される。
付加的発光器から発光される光は見えないので、フラッシュライトモジュールを搭載する装置の方位を制御する表示ソリューションは適用できない。従って、ユーザは、従来の専用リモートコントロール装置を使用する場合と同様に、移動装置の上側を通って外部装置を視覚的にターゲットする場合に、非可視光ビームを電子装置に向かって前方向に向ける。この場合、移動装置及びユーザは、見る方向を遮断せず、不注意で見えないビームを遮断する可能性を低減する。
移動装置は、アプリケーションがフラッシュライトモジュールの付加的発光器を制御するように構成された移動装置にインストールされ、例えば、リモートコントロールなどの遠隔通信装置として機能する移動装置を可能にするように提供されてもよい。実行されたアプリケーションによるフラッシュライトモジュールの制御は容易でユーザフレンドリーである。フラッシュライトモジュールおよび付加的発光器は、アプリケーションによる制御を可能にするように適切に配線される。従って、移動装置は、アプリケーションを実行し、外部電子装置と通信するために必要な遠隔通信信号を発光するために、対応する制御信号を接続されたフラッシュライトモジュールおよび接続された付加的発光器に送信するプロセッサを含む。
移動装置は、移動装置がスマートフォン、タブレットPC、パーソナルデジタルアシスタントまたはデジタルカメラであるように設けられてもよい。これらの移動装置はすべてカメラ機能を備え、本発明によって請求されるフラッシュライトモジュールを備えることができる。
本発明の第3の態様によると、非可視光を非可視光の発光方向に発光し、非可視光に対応する受光器を備える外部電子装置のための遠隔通信装置として機能する、本発明の第1の態様に係るフラッシュライトモジュールを備える移動装置を動作させる方法が提供される。この方法は次のステップを有する:移動装置にインストールされたアプリケーションを実行し、フラッシュライトモジュールの付加的発光器を制御して、移動装置が遠隔通信装置として機能することを可能にするステップと、前記移動装置を、上側と下側とを含む好ましい保持方位に保持するステップであって、表示領域が移動装置の前側に配置され、フラッシュライトモジュールが移動装置の後側に配置され、前記移動装置の保持者から見た、好ましい保持方位における前記移動装置の上側が前方向を規定し、前記フラッシュライトモジュールは非可視光を、前方内に非可視光発光方向として発光するように構成される、ステップと、外部電子装置の1つに向けて前方向に前記移動装置を向けるステップと、アプリケーションと、付加的発光器から発光された非可視光とを介して、遠隔位置から外部電子装置と通信するステップとを有する。遠隔通信は、外部電子装置を遠隔制御するために行うことができる。
言うまでもなく、本発明の好ましい実施形態は、従属項の、各独立項との任意の組合せであり得る。
さらに別の有利な実施形態は以下に記載する。
本発明の上記の態様その他を、以下に説明する実施形態を参照して明らかにし、説明する。
添付した図面を参照して実施形態に基づき例により本発明を説明する。
図中、
本発明によるフラッシュライトモジュールの一実施形態の主要構成要素の主要概略図を側面図に示す。 本発明によるフラッシュライトモジュールの一実施形態の主要概略図を、(a)上面図及び(b)側面図に示す。 本発明による移動装置の一実施形態の主要概略図を、(a)上面図及び(b)背面図に示す。 リモートコントロールとして機能する本発明による移動装置の他の実施形態の主要概略図を示す。 本発明による移動装置を動作させる方法の一実施形態の主要概略図を示す。 本発明によるフラッシュライトモジュールにおけるフラッシュライトおよび付加的な発光器の構成の異なる実施形態(a)ないし(e)の主要な概略図を示す。 図中、同じ数字は同じオブジェクトを指す。図中のオブジェクトは必ずしもスケール通りに描いたものではない。
ここで本発明の様々な実施形態を図により説明する。
図1は、本発明によるフラッシュライトモジュール1の一実施形態の主要構成要素の主要概略図を側面図に示す。フラッシュライトモジュール1は、フラッシュライト発光器10の前にあるフラッシュライトレンズ12に対して第1の距離D1で配置された可視フラッシュライト発光器10を備え、フラッシュライトレンズ12は、可視フラッシュライト発光器10から発光されるフラッシュライトビーム13を整形する。フラッシュライトレンズ12は、フレネルレンズであってもよい。フラッシュライトレンズ12は、フラッシュライトモジュール1の一部であってもよく、またはフラッシュライトモジュール1を担う任意の装置の別個の構成要素であってもよい。この構成は、一般的なフラッシュライトモジュールに対応する。
本発明によれば、フラッシュライトモジュール1は、フラッシュライトレンズ12の光軸OAに垂直な第2の距離D2に配置された付加的発光器20、ここでは赤外線発光器20をさらに含み、赤外線発光器20の位置および方向ならびに第1および第2の距離D1、D2が好適に適合される。ここで、第1の距離D1は約0.3mmであり、第2の距離D2は約0.9mmである。この実施形態では、フラッシュライトレンズ12は、フラッシュライトレンズ12の光軸OAに平行な方向に見た場合に、フラッシュライト発光器10及び赤外線発光器20をカバーするのに十分な横方向のサイズ12Lを有する。光軸OAは、フラッシュライトレンズ12の外面に垂直であり、フラッシュライトレンズ12の中心を通る。
更に、少なくともフラッシュライト発光器10、フラッシュライトレンズ12及び赤外線発光器20を担うハウジング30(図2に図示せず)は、赤外線発光器20がフラッシュライトレンズ12を通して赤外線光22をフラッシュライトレンズ12の光軸OAから逸脱する赤外線発光方向IRDに発光できるようにするため、好適な形状を有し、赤外線発光器20は、対応する赤外線受光器を含むリモートコントロールするのに適した赤外線22を発光するように構成される。ここで、赤外線22は、フラッシュライトレンズ12から、赤外線発光方向IRDと光軸OAとの間の発光角度αで、-30°ないし80°、好ましくは50°ないし70°、より好ましくは約60°で発光される。
ここに示されていない他の実施形態では、付加的な発光器20は、例えば偽造検出器に必要な近距離照明として、または他のUVまたはIR変換インクまたは特徴を可視化するなどの検査目的のために、赤外線またはUV光として非可視光22を環境に対し発光する。
図2は、本発明によるフラッシュライトモジュールの一実施形態の主要概略図を、x方向と示された方向に図2aの垂直カットとして、(a)上面図及び(b)側面図に示す。この実施形態では、フラッシュライトモジュール1は、フラッシュライト発光器10、フラッシュライトレンズ12および赤外線発光器20を担持するハウジング30を備える。この実施形態では、ハウジングは、構成要素が追加される単一ピースのハウジング30である。ハウジング30は、2つの別個のキャビティ31、32を備え、ここで、フラッシュライト発光器10は、第1のキャビティ31内に構成され、赤外線発光器20は、第2のキャビティ32内に構成され、第1のキャビティ31と第2のキャビティ32との間の分離壁33は、フラッシュライト発光器10から赤外線発光器20へ光が直接通過するのを防止し、その逆も同様である。ここで、キャビティ31、32は、異なる深さを有し、第2のキャビティ32は、フラッシュライト発光器10と比較してより大きな高さを有する赤外線発光器20を保持するために、より大きな深さを有する。他の実施形態では、キャビティの深さは、赤外線発光器20および/またはフラッシュライトレンズ12からの赤外線の好ましい出射角度を最適化するために等しいかまたは逆転(invert)されてもよい。ここでのキャビティは異なる形状であり、第1のキャビティ31はより大きな横方向のサイズを有するが、これは第2のキャビティ32が、キャビティ31、32の各々の底部に構成された発光器10、20のサイズに適合されるからである。他の実施形態では、キャビティ31、32は、等しい横方向のサイズを有してもよい。各発光器とその対応するドライバとの間の電子的接続は、ここでは詳細に示されていない。当業者は、ハウジングを介して適切な接続を提供して、発光器10、20を接続することができる。
本実施の形態では、フラッシュライト発光器10は矩形発光領域10Aを備え、第2の距離D2は、x方向に矩形発光領域10Aの中心10Cまでの距離を示し、赤外線発光器20は、x方向から矩形発光領域10Aの中心10Cに対して、シフト角度β(この場合、18°)によってさらにシフトされる。フラッシュライト発光器10は、矩形発光領域10AとしてLEDのアレイを含んでもよい。この実施形態では、フラッシュライトモジュール1は、さらに、フラッシュライト発光器および/または少なくとも1つの付加的発光器20の高速スイッチングを可能にする、(破線によって示される)発光器10、20に接続された電子機器4を含む。
図3は、本発明による移動装置100の一実施形態の主要概略図を、(a)上面図及び(b)背面図に示す。移動装置100は、本発明の第1の態様によるフラッシュライトモジュール1(図3bの破線領域)を備え、移動装置100が、例えば、検査装置として、または非可視光のための対応する受光器を備える外部電子装置5のリモートコントロール装置として機能できるようにするため、非可視光22(例えば、赤外線またはUV光)を非可視光発光方向IRDに発光する。フラッシュライトモジュール1は、カメラ180の横に配置される。移動装置は、上側110及び下側120、並びに前側140及び前側に対向する後側150を備える。前面図を図3aに示し、表示領域130が移動装置100の前側140に配置されている。中実の正方形によって示されるアプリケーション160は、移動装置100に取り付けられ、フラッシュライトモジュール1の付加的発光器20を制御して、移動装置100がリモートコントロールとして機能することを可能にするように構成される。
後面を図3bに示したが、フラッシュライトモジュール1が移動装置100の後面150上に配置されている。移動装置100の保持者170から見た好ましい保持方位HOは、破線矢印によって示され、ここで、上側110は移動装置の上側端部であり、下側120は下側端部である。
図3aおよび3bに示した移動装置100は、スマートフォンまたはタブレットPCまたはパーソナルデジタルアシスタントまたはデジタルカメラであってもよい。
赤外線を発光するリモートコントロールとして機能する本発明による移動装置100の他の実施形態の主要概略図を示す。ここで、移動装置100は、上側110が上に、下側120が下に、好ましい保持方位HO(破線の矢印によって示される)に配置される。遠隔位置RLで移動装置100の保持者(holder)170から見た好適な保持方位HOの上側120は、視線をさらに外挿したとき、前方向FDを規定する(破線FDを参照)。この位置では、赤外線22は、移動装置100のフラッシュライトモジュール1から発光される赤外線22を受光する、対応する赤外線受光器51を含む外部電子装置5に向かう赤外線発光方向IRDとして、前方向FDに発光される。ここで、フラッシュライトレンズ12および付加的発光器20は、フラッシュライトレンズ12から赤外発光方向IRDに約20mW/srの赤外線パワーを提供するように構成される。モバイル装置100にインストールされたアプリケーション160を実行して、フラッシュライトモジュール1の赤外線発光器20を制御し、モバイル装置100を外部電子装置5に向かって前方向FDに向けると、保持者170によって遠隔位置RLから制御することができる。
図5は、非可視光22を非可視光発光方向IRDに発光するフラッシュライトモジュール1を備え、非可視光22の対応する受光器を備えた外部電子装置5のための遠隔通信装置として機能する、本発明による移動装置100を動作させる方法200の一実施形態の主要な概略図を示す。
方法200は次のステップを有する:移動装置100にインストールされたアプリケーション160を実行し210、フラッシュライトモジュール1の付加的発光器20を制御して、移動装置100が遠隔通信装置として機能することを可能にするステップと、上側110と下側120の好ましい保持方位で、移動装置100を保持するステップであって、表示領域130が移動装置100の前側140に配置され、フラッシュライトモジュール1が移動装置100の後側150に配置され、移動装置100の保持者170から見た、好ましい保持方位HOにおける移動装置100の上側110が前方向FDを規定し、フラッシュライトモジュール1は非可視光22を、前方FD内に非可視光発光方向IRDとして発光するように構成され、外部電子装置5の1つに向けて、移動装置100を前方向FDに向けるステップ230と、アプリケーション160と、付加的発光器20から発光された非可視光22とを介して、遠隔位置RLから外部電子装置5と通信するステップ240。
図6は、本発明によるフラッシュライトモジュール1におけるフラッシュライトおよび付加的発光器10、20の構成の異なる実施形態(a)ないし(e)の主要な概略図を示す。実施形態(a)において、フラッシュライトモジュール1は、フラッシュライト発光器10(最終的には、光源例えばLEDのアレイを含む)の他に、フラッシュライト発光器10に対して第2の距離D2に配置された1つの付加的発光器20のみを備える。実施形態(b)において、フラッシュライトモジュール1は、フラッシュライト発光器10(最終的には、光源例えばLEDのアレイを含む)の他に、フラッシュライト発光器のコーナーに近い領域に、フラッシュライト発光器10に対して第2の距離D2に配置された2つの付加的発光器20を備える。実施形態(c)において、フラッシュライトモジュール1は、フラッシュライト発光器10(最終的には、光源例えばLEDのアレイを含む)の他に、フラッシュライト発光器10に対して第2の距離D2に、フラッシュライト発光器の対向する側に配置された、2つの付加的発光器10を備える。実施形態(d)において、フラッシュライトモジュール1は、フラッシュライト発光器10(最終的には、光源例えばLEDのアレイを含む)の他に、フラッシュライト発光器10に対して第2の距離D2に、フラッシュライト発光器の隣接する側に配置された、2つの付加的発光器10を備える。実施形態(e)において、フラッシュライトモジュール1は、フラッシュライト発光器10(最終的には、光源例えばLEDのアレイを含む)のほかに、両方ともフラッシュライト発光器10のコア近くの領域に、フラッシュライト発光器10に対して第2の距離D2に配置された2つの付加的発光器20を備え、ここで、付加的発光器20(例えば、左側の白い正方形20)のものは赤外線発光器20であり、他の付加的発光器20(例えば、右側に黒い正方形20)はUVライト発光器20である。図示しない他の実施形態では、フラッシュライトモジュール1の内側に、フラッシュライト発光器10の周りに、例えば等距離に、3つ以上の付加的発光器20があってもよく、1つ、2つまたはそれ以上の付加的発光器20が、フラッシュライト発光器10の各側にあってもよい。これらの付加的発光器は、発光スペクトルの同一または異なる非可視範囲内で、非可視光を発光することができる。図6において、異なる付加的発光器20の第2の距離D2は、等しいものとして示した。他の実施形態(ここでは図示せず)では、第2の距離D2は、付加的発光器20が異なれば異なってもよい。
図面と上記の説明に詳しく示し本発明を説明したが、かかる例示と説明は例であり限定ではない。
本開示を読めば、当業者にはその他の修正が明らかとなろう。かかる修正は、本技術分野ですでに知られ、本明細書で説明した特徴の替わりに又はそれに加えて使用され得る他の特徴を含んでもよい。
図面、本開示、及び添付した特許請求の範囲を研究して、開示した実施形態のバリエーションを、当業者は理解して実施することができるであろう。請求項において、「有する(comprising)」という用語は他の要素やステップを排除するものではなく、「1つの(「a」又は「an」)」という表現は複数の要素やステップを排除するものではない。相異なる従属クレームに手段が記載されているからといって、その手段を組み合わせて有利に使用することができないということではない。
請求項に含まれるどの参照符号も、その請求項の範囲を限定するものと解してはならない。
(付記1)
フラッシュライトモジュールであって、
光軸に沿ってフラッシュライトビームを発光する少なくとも可視フラッシュライト発光器と、前記光軸に垂直な第2の距離に配置された非可視光を発光する少なくとも1つの付加的発光器とを担うハウジングと、
前記付加的発光器の位置と方位、及び衣少なくとも前記第2の距離が適切に適合され、前記付加的発光器が非可視光発光方向に沿って非可視光を発光できるようにするため、前記ハウジングは好適に成形され、
前記付加的発光器は、検査目的に適した環境に非可視光を発光するように構成され、または非可視光のための対応する受光器を有する外部電子装置と遠隔通信、好ましくはリモートコントロールするように構成され、
前記フラッシュライトモジュールは、さらに、前記フラッシュライト発光器の前に配置され、前記可視フラッシュライト発光器から発光されたフラッシュライトビームを成形するフラッシュライトレンズを有し、
前記付加的発光器と前記フラッシュライトレンズとは、非可視光発光方向と前記光軸との間の発光角度αで、前記フラッシュライトレンズを介して前記付加的発光器が非可視光を発光できるようにするために、構成されている、
フラッシュライトモジュール。
(付記2)
前記少なくとも1つの付加的発光器は赤外線発光器であり、非可視光は赤外線であり、非可視光発光方向は赤外線発光方向である、または前記少なくとも1つの付加的発光器は紫外線発光器であり、非可視光は紫外線であり、非可視光発光方向は紫外線発光方向である、
請求項1に記載のフラッシュライトモジュール。
(付記3)
前記フラッシュライトレンズは前記フラッシュライト発光器の前に第1の距離に、好ましくは0.3mm±0.15mmの距離に配置される、
請求項1または2に記載のフラッシュライトモジュール。
(付記4)
前記非可視光発光方向と前記光軸との間の発光角度αは、30ないし80,の範囲にあり、好ましくは50ないし70の範囲にあり、より好ましくは約60である、
請求項1に記載のフラッシュライトモジュール。
(付記5)
前記付加的発光器は、非可視光発光方向に、環境に対して、少なくとも10mW/srの放射強度の非可視光を発光するように構成される、
請求項1に記載のフラッシュライトモジュール。
(付記6)
前記第2の距離は約0.9mmである、
請求項1ないし5いずれか一項に記載のフラッシュライトモジュール。
(付記7)
前記フラッシュライトモジュールは、各々が前記可視フラッシュライト発光器の周りに第2の距離に配置された複数の付加的発光器を有し、前記第2の距離は付加的発光器が異なれば、同じでも異なっていてもよい、
請求項1ないし6いずれか一項に記載のフラッシュライトモジュール。
(付記8)
少なくとも前記フラッシュライト発光器と前記付加的発光器とを担う前記ハウジングは、単一ピースハウジングであり、好ましくは、前記ハウジングは前記フラッシュライトレンズも担っている、
請求項1ないし7いずれか一項に記載のフラッシュライトモジュール。
(付記9)
前記ハウジングは、さらに、前記フラッシュライト発光器および/または前記少なくとも1つの付加的発光器の高速スイッチングを可能にする電子回路を有する、
請求項8に記載のフラッシュライトモジュール。
(付記10)
前記ハウジングは、少なくとも2つの別個のキャビティを有し、前記フラッシュライト発光器は第1のキャビティ内に配置され、前記付加的発光器は第2のキャビティ内に配置され、前記第1のキャビティと前記第2のキャビティとの間の分離壁は、前記フラッシュライト発光器から前記付加的発光器へ光が直接通過するのを防止し、その逆も同様である、
請求項8または9に記載のフラッシュライトモジュール。
(付記11)
請求項1に記載のフラッシュライトモジュールを有する移動装置であって、前記移動装置を検査装置として、または非可視光のための対応する受光器を有する外部電子装置の遠隔通信装置として機能できるようにするために非可視光発光方向に非可視光を発光する、移動装置。
(付記12)
前記移動装置は、上側と下側とを含む好ましい保持方位を規定するように構成され、
表示領域が移動装置の前側に配置され、フラッシュライトモジュールが移動装置の後側に配置され、前記移動装置の保持者から見た、好ましい保持方位における前記移動装置の上側が前方向を規定し、前記フラッシュライトモジュールは非可視光を、前方内に非可視光発光方向として発光するように構成され、
請求項11に記載の移動装置。
(付記13)
前記フラッシュライトモジュールの付加的発光器を制御して、移動装置が遠隔通信装置として機能することを可能にするように構成されたアプリケーションが前記移動装置にインストールされた、
請求項11または12に記載の移動装置。
(付記14)
前記移動装置はスマートフォン、タブレットPC、パーソナルデジタルアシスタントまたはデジタルカメラである、
請求項11ないし13いずれか一項に記載の移動装置。
(付記15)
移動装置を動作させる方法であって、該移動装置は、非可視光のための対応する受光器を有する外部電子装置の遠隔通信装置として機能するように非可視光発光方向に非可視光を発光する、請求項1に記載のフラッシュライトモジュールを有し、
移動装置にインストールされたアプリケーションを実行し、フラッシュライトモジュールの付加的発光器を制御して、移動装置が遠隔通信装置として機能することを可能にするステップと、
前記移動装置を、上側と下側とを含む好ましい保持方位に保持するステップであって、
表示領域が移動装置の前側に配置され、フラッシュライトモジュールが移動装置の後側に配置され、前記移動装置の保持者から見た、好ましい保持方位における前記移動装置の上側が前方向を規定し、前記フラッシュライトモジュールは非可視光を、前方内に非可視光発光方向として発光するように構成される、ステップと、
外部電子装置の1つに向けて前方向に前記移動装置を向けるステップと、
アプリケーションと、付加的発光器から発光された非可視光とを介して、遠隔位置から外部電子装置と通信するステップとを有する、
方法。
1 フラッシュライトモジュール
10 フラッシュライト発光器
10A フラッシュライト発光器の発光領域
10C フラッシュライト発光器の発光領域の中心
12 フラッシュライトレンズ
12L フラッシュライトレンズの横方向サイズ
13 フラッシュライトビーム
20 付加的発光器
22 非可視光(例えば、赤外線または紫外線)
30 ハウジング
31 ハウジングの第1のキャビティ
32 ハウジングの第2のキャビティ
33 第1のキャビティと第2のキャビティとの間の隔壁
4 発光器10、20の高速スイッチングを可能にする電子回路
5 外部電子装置
51 非可視光のための外部装置の受光器
100 移動装置、例えば、スマートフォンやタブレットPC
110 移動装置の上側
120 移動装置の下側
130 移動装置の表示領域
140 移動装置の前側
150 移動装置の後側
160 移動装置にインストールされ、実行されるアプリケーション
170 移動装置の保持者
180 移動装置のカメラ
200 移動装置を外部電子装置の遠隔通信装置として動作させる方法
210 付加的発光器を制御する、移動装置にインストールされたアプリケーションを実行
220 移動装置を好ましい保持方向に保持
230 移動装置を外部電子装置の1つに向かう前方向に向ける
240 アプリケーションを介して遠隔位置から外部電子装置と通信
α 非可視光発光方向と光軸との間の発光角度
β 付加的発光器の位置のシフト角度
D1 可視フラッシュライト発光器とフラッシュライトレンズとの間の距離
D2 フラッシュライトレンズの光軸と付加的発光器との間の距離
FD 好適な保持方位における移動装置の前方向
IRD 非可視光発光方向
HO 移動装置の好適な保持方位
OA フラッシュライトレンズの光軸
RL 遠隔位置
x x方向

Claims (15)

  1. 第1のキャビティ、第2のキャビティ、および前記第1のキャビティと前記第2のキャビティの間に配置された分離壁を含む単一ピースのハウジングと、
    前記第1のキャビティ内に配置され、光軸に沿って可視光ビームを放射するように構成された可視光発光器と、
    前記第2のキャビティに配置され、前記光軸から離れた位置にある非可視光発光器であって、前記非可視光発光器は、前記光軸に対して角度を有する非可視光ビームを放射するように構成され、前記分離壁は、可視光が前記可視光発光器から前記非可視光発光器に直接通過することを防止し、非可視光が前記非可視光発光器から前記可視光発光器に直接通過することを防止するように構成される、非可視光発光器と、
    ハウジングの中または上に配置されたレンズであって、前記可視光ビームを成形し、通過した前記非可視光ビームが前記光軸に対して角度を有するように、前記非可視光ビームを前記レンズに通すように構成されたレンズとを有する、
    システム。
  2. 前記非可視光発光器が、赤外線を放射するように構成された赤外線発光器または紫外線を放射するように構成された紫外線発光器の少なくとも1つを含む、
    請求項1に記載のシステム。
  3. 前記レンズが0.15ミリメートルと0.45ミリメートルとの間の間隔だけ前記可視光発光器から離れている、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記非可視光ビームが前記光軸に対して30度と80度との間の角度を有する、
    請求項1に記載のシステム。
  5. 前記非可視光発光器はさらに、非可視光ビームが少なくとも10ミリワット/ステラジアンの放射強度を有するように構成される、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記非可視光発光器は、前記光軸から0.9ミリメートル離れている、
    請求項1に記載のシステム。
  7. 可視光発光器の周囲に配置され、レンズを通して非可視光を放射するように構成された少なくとも1つの追加の非可視光発光器をさらに含む、請求項1に記載のシステム。
  8. さらに、前記単一ピースのハウジングの中または上に配置された電子機器を含み、前記電子機器は、前記可視光発光器または前記非可視光発光器のうち少なくとも1つをスイッチするように構成されている、請求項1に記載のシステム。
  9. 前記ハウジングの中または上に配置されたモバイルデバイスをさらに含む、
    請求項1に記載のシステム。
  10. 前記モバイルデバイスは、前記モバイルデバイスが遠隔の通信デバイスとして機能するように構成されるように、前記非可視光発光器を制御するアプリケーションを含む、
    請求項9に記載のシステム。
  11. 前記モバイルデバイスは、スマートフォン、タブレットPC、パーソナルデジタルアシスタント、デジタルカメラから選択される少なくとも1種類のモバイルデバイスを含む、請求項9に記載のシステム。
  12. 単一ピースのハウジングの第1のキャビティ内に配置された可視光発光器で、光軸に沿った可視光ビームを放射することであって、前記単一ピースのハウジングは、前記第1のキャビティ、第2のキャビティ、および前記第1のキャビティと前記第2のキャビティとの間に配置された分離壁を含む、放射することと、
    前記第のキャビティ中に位置し、前記光軸から離れた位置にある非可視光発光器で、前記光軸に対して角度を有する非可視光ビームを放射することと、
    前記分離壁で、可視光が前記可視光発光器から前記非可視光発光器に直接通過することを防止することと、
    前記分離壁で非可視光が前記非可視光発光器から前記可視光発光器に直接通過することを防止することと、
    前記ハウジングの中または上に配置されたレンズで、前記可視光ビームを成形することと、
    前記レンズで、通過した前記非可視光ビームが前記光軸に対して角度を有するように、前記レンズに前記非可視光ビームを通過させることと、を含む方法。
  13. 前記非可視光発光器が、赤外線を放射するように構成された赤外線発光器または紫外線を放射するように構成された紫外線発光器のうち少なくとも1つを含む、
    請求項12に記載の方法。
  14. 前記可視光発光器の周囲に配置された少なくとも1つの追加の非可視光発光器で、前記レンズを通して非可視光を放出することをさらに含む、請求項12に記載の方法。
  15. 単一ピースのハウジングの中または上の電子機器で、前記可視光発光器または前記非可視光発光器のうち少なくとも1つをスイッチすることをさらに含む、
    請求項12に記載の方法。
JP2022169357A 2016-12-07 2022-10-21 発光システム及び方法 Active JP7293481B2 (ja)

Applications Claiming Priority (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201662431122P 2016-12-07 2016-12-07
US62/431,122 2016-12-07
EP16205856.4 2016-12-21
EP16205856 2016-12-21
JP2019530480A JP7165133B2 (ja) 2016-12-07 2017-11-29 遠隔通信機能付きフラッシュライト発光器
PCT/EP2017/080856 WO2018104130A1 (en) 2016-12-07 2017-11-29 Flash light emitter with remote communication function

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019530480A Division JP7165133B2 (ja) 2016-12-07 2017-11-29 遠隔通信機能付きフラッシュライト発光器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022191466A JP2022191466A (ja) 2022-12-27
JP7293481B2 true JP7293481B2 (ja) 2023-06-19

Family

ID=60473552

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019530480A Active JP7165133B2 (ja) 2016-12-07 2017-11-29 遠隔通信機能付きフラッシュライト発光器
JP2022169357A Active JP7293481B2 (ja) 2016-12-07 2022-10-21 発光システム及び方法

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019530480A Active JP7165133B2 (ja) 2016-12-07 2017-11-29 遠隔通信機能付きフラッシュライト発光器

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11145191B2 (ja)
EP (1) EP3552193B1 (ja)
JP (2) JP7165133B2 (ja)
KR (2) KR102513882B1 (ja)
CN (1) CN110178164B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110178164B (zh) * 2016-12-07 2021-04-20 亮锐控股有限公司 具有远程通信功能的闪光灯发射器
US11471051B2 (en) * 2019-05-31 2022-10-18 Alivecor, Inc. Ultraviolet cardiac monitoring and analysis

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005508271A (ja) 2001-11-06 2005-03-31 ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド 多モードサーチライト
CN103383102A (zh) 2013-08-07 2013-11-06 安徽三安光电有限公司 发光设备及其控制方法
JP2015529393A (ja) 2012-08-24 2015-10-05 オスラム オプト セミコンダクターズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングOsram Opto Semiconductors GmbH 光電部品および光電部品の製造方法
JP2020501446A (ja) 2016-12-07 2020-01-16 ルミレッズ ホールディング ベーフェー 遠隔通信機能付きフラッシュライト発光器

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10133145A (ja) * 1996-10-28 1998-05-22 Furukawa Co Ltd レーザー照射装置のガイド光システム
US6522437B2 (en) 2001-02-15 2003-02-18 Harris Corporation Agile multi-beam free-space optical communication apparatus
US6909849B1 (en) 2001-04-12 2005-06-21 Sandra A. Staley Remote control and flashlight system
JP2008054017A (ja) 2006-08-24 2008-03-06 Sharp Corp リモートコントロール受信機およびそれを備えた電子機器
CN101123036A (zh) 2007-03-02 2008-02-13 哈尔滨海格科技发展有限责任公司 复合封装红外接收器
JP2010268218A (ja) * 2009-05-14 2010-11-25 Sharp Corp 赤外線通信デバイス、光空間伝送装置及び通信システム
US8624835B2 (en) * 2010-01-13 2014-01-07 Smart Technologies Ulc Interactive input system and illumination system therefor
US10012361B2 (en) * 2010-11-15 2018-07-03 Adl, Inc. Multi-spectral variable focus illuminator
CN102610013A (zh) 2012-02-29 2012-07-25 深圳光启创新技术有限公司 可见光通信方法和基于可见光通信的数据存储系统
CN202794796U (zh) 2012-07-10 2013-03-13 欧司朗股份有限公司 环形闪光灯及具有该环形闪光灯的移动电话
TWM491199U (zh) 2014-08-14 2014-12-01 Touchplus Information Corp 具雙波長光信號發射功能的遠端控制裝置
CN205068435U (zh) 2015-09-18 2016-03-02 惠州比亚迪实业有限公司 摄像头组件及具有其的移动设备
US20170295340A1 (en) * 2016-04-06 2017-10-12 Peel Technologies, Inc. Package with integrated infrared and flash leds
WO2018104130A1 (en) 2016-12-07 2018-06-14 Lumileds Holding B.V. Flash light emitter with remote communication function

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005508271A (ja) 2001-11-06 2005-03-31 ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド 多モードサーチライト
JP2015529393A (ja) 2012-08-24 2015-10-05 オスラム オプト セミコンダクターズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングOsram Opto Semiconductors GmbH 光電部品および光電部品の製造方法
CN103383102A (zh) 2013-08-07 2013-11-06 安徽三安光电有限公司 发光设备及其控制方法
JP2020501446A (ja) 2016-12-07 2020-01-16 ルミレッズ ホールディング ベーフェー 遠隔通信機能付きフラッシュライト発光器

Also Published As

Publication number Publication date
US11145191B2 (en) 2021-10-12
EP3552193A1 (en) 2019-10-16
EP3552193B1 (en) 2022-05-11
KR20230042544A (ko) 2023-03-28
JP2020501446A (ja) 2020-01-16
US20200066141A1 (en) 2020-02-27
JP2022191466A (ja) 2022-12-27
KR20190094397A (ko) 2019-08-13
CN110178164A (zh) 2019-08-27
CN110178164B (zh) 2021-04-20
KR102513882B1 (ko) 2023-03-27
JP7165133B2 (ja) 2022-11-02
KR102591267B1 (ko) 2023-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7293481B2 (ja) 発光システム及び方法
CN108234836B (zh) 具有照明器的摄像机装置
CN107845627B (zh) 多接近度检测光传感器
US11578852B2 (en) Method for transmitting control instructions to a plurality of receivers and receiver adapted to receive a light pixel carrying the control instructions
JP6429257B2 (ja) 照明装置
CN107526238A (zh) 密封装置及投影装置
TWI760569B (zh) 用於閃光裝置的透鏡
US20130155233A1 (en) Monitoring camera
US10260691B2 (en) Illumination apparatus
JP2014522485A (ja) 放射感知デバイス、回路
TWI777995B (zh) 用於發射光之系統及方法
US10146104B2 (en) Lamp cup and camera
JP2015056278A (ja) 医療用照明装置
JP2020027794A (ja) 照明装置および照明システム
JP2023002982A (ja) 測距装置および測距システム
KR102137431B1 (ko) 조명 장치
JP2016035875A (ja) 照明装置
JP3193029U (ja) 赤外線発射装置及び該赤外線発射装置を用いる赤外線発射システム
JP7314745B2 (ja) 照明システムおよび照明装置
US8827161B2 (en) Optimized illumination for an omniscanner
KR101828882B1 (ko) 광 조사각 가변형 투광기
KR20170139861A (ko) 플래시 모듈

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221021

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20221021

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230303

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230509

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230607

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7293481

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150