JP7292594B2 - 管理サーバ、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

管理サーバ、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、管理サーバ、情報処理方法およびプログラムに関する。
近年、様々な「モノ(物)」が通信機能を具備し、インターネットと接続され、遠隔でも制御が可能となるIoT(Internet of Things)と呼ばれる技術が注目を集めている。インターネット経由でこの「物」(以下、IoTデバイスと称する)を操作するためには、操作対象となるIoTデバイスを認証する必要がある。インターネットサーバが複数のIoTデバイスの認証を行う技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2017-102627号公報
このようなIoTデバイスを遠隔で操作する場合、スマートフォンに搭載されたアプリケーションを用いて操作するケースが多い。例えば、1台のスマートフォンを用いて、複数のIoTデバイスを操作しようとする場合、それぞれのIoTデバイスごとに操作を行わなければならず、その手間がかかってしまうという問題点がある。
本発明の目的は、上記課題を解決する管理サーバ、情報処理方法およびプログラムを提供することにある。
本発明の管理サーバは、
任意に指定された仮想ボタン識別情報と、該仮想ボタン識別情報が指定された移動通信端末が取得した、通信機能を有する複数の対象デバイスの認証情報と操作内容を示す操作内容情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
前記移動通信端末から所定の信号が送信されてくると、前記仮想ボタン識別情報と対応付けられて前記記憶部に記憶されている認証情報と操作内容情報とを前記記憶部から読み出す制御部と、
前記制御部が読み出した認証情報と操作内容情報とを前記複数の対象デバイスを認証するデバイスサーバへ送信する通信部とを有する。
また、本発明の管理サーバは、
任意に指定された仮想ボタン識別情報と、該仮想ボタン識別情報が指定された移動通信端末が取得した、通信機能を有する複数の対象デバイスの認証情報と操作内容を示す操作内容情報とを対応付けて記憶し、前記仮想ボタン識別情報と、前記複数の対象デバイスの動作を制御する物理操作デバイスに固有に付与された物理操作デバイス識別情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
前記物理操作デバイスから所定の信号が送信されてくると、該物理操作デバイスの物理操作デバイス識別情報と対応付けられて前記記憶部に記憶されている仮想ボタン識別情報と対応付けられて前記記憶部に記憶されている認証情報と操作内容情報とを前記記憶部から読み出す制御部と、
前記制御部が読み出した認証情報と操作内容情報とを前記複数の対象デバイスを認証するデバイスサーバへ送信する通信部とを有する。
また、本発明の管理サーバは、
任意に指定された仮想ボタン識別情報と、時刻情報と、該仮想ボタン識別情報が指定された移動通信端末が取得した、通信機能を有する複数の対象デバイスの認証情報と操作内容を示す操作内容情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
現在時刻が前記時刻情報が示す時刻になると、該時刻情報と対応付けられて前記記憶部に記憶されている認証情報と操作内容情報とを前記記憶部から読み出す制御部と、
前記制御部が読み出した認証情報と操作内容情報とを前記複数の対象デバイスを認証するデバイスサーバへ送信する通信部とを有する。
また、本発明の管理サーバは、
任意に指定された仮想ボタン識別情報と、所定の位置範囲を示す範囲情報と、該仮想ボタン識別情報が指定された移動通信端末が取得した、通信機能を有する複数の対象デバイスの認証情報と操作内容を示す操作内容情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
前記移動通信端末から送信されてきた該移動通信端末の位置情報が、前記仮想ボタン識別情報と対応付けられて前記記憶部に記憶されている範囲情報が示す範囲に含まれる場合、該範囲情報と対応付けられて前記記憶部に記憶されている認証情報と操作内容情報とを前記記憶部から読み出す制御部と、
前記制御部が読み出した認証情報と操作内容情報とを前記複数の対象デバイスを認証するデバイスサーバへ送信する通信部とを有する。
また、本発明の情報処理方法は、
任意に指定された仮想ボタン識別情報と、該仮想ボタン識別情報が指定された移動通信端末が取得した、通信機能を有する複数の対象デバイスの認証情報と操作内容を示す操作内容情報とを対応付けて記憶部に記憶させる処理と、
前記移動通信端末から所定の信号が送信されてくると、前記仮想ボタン識別情報と対応付けられて前記記憶部に記憶されている認証情報と操作内容情報とを前記記憶部から読み出す処理と、
前記読み出した認証情報と操作内容情報とを前記複数の対象デバイスを認証するデバイスサーバへ送信する処理とを行う。
また、本発明の情報処理方法は、
任意に指定された仮想ボタン識別情報と、該仮想ボタン識別情報が指定された移動通信端末が取得した、通信機能を有する複数の対象デバイスの認証情報と操作内容を示す操作内容情報とを対応付けて記憶部に記憶させる処理と、
前記仮想ボタン識別情報と、前記複数の対象デバイスの動作を制御する物理操作デバイスに固有に付与された物理操作デバイス識別情報とを対応付けて前記記憶部に記憶させる処理と、
前記物理操作デバイスから所定の信号が送信されてくると、該物理操作デバイスの物理操作デバイス識別情報と対応付けられて前記記憶部に記憶されている仮想ボタン識別情報と対応付けられて前記記憶部に記憶されている認証情報と操作内容情報とを前記記憶部から読み出す処理と、
前記読み出した認証情報と操作内容情報とを前記複数の対象デバイスを認証するデバイスサーバへ送信する処理とを行う。
また、本発明の情報処理方法は、
任意に指定された仮想ボタン識別情報と、時刻情報と、該仮想ボタン識別情報が指定された移動通信端末が取得した、通信機能を有する複数の対象デバイスの認証情報と操作内容を示す操作内容情報とを対応付けて記憶部に記憶させる処理と、
現在時刻が前記時刻情報が示す時刻になると、該時刻情報と対応付けられて前記記憶部に記憶されている認証情報と操作内容情報とを前記記憶部から読み出す処理と、
前記読み出した認証情報と操作内容情報とを前記複数の対象デバイスを認証するデバイスサーバへ送信する処理とを行う。
また、本発明の情報処理方法は、
任意に指定された仮想ボタン識別情報と、所定の位置範囲を示す範囲情報と、該仮想ボタン識別情報が指定された移動通信端末が取得した、通信機能を有する複数の対象デバイスの認証情報と操作内容を示す操作内容情報とを対応付けて記憶部に記憶させる処理と、
前記移動通信端末から送信されてきた該移動通信端末の位置情報が、前記仮想ボタン識別情報と対応付けられて前記記憶部に記憶されている範囲情報が示す範囲に含まれる場合、該範囲情報と対応付けられて前記記憶部に記憶されている認証情報と操作内容情報とを前記記憶部から読み出す処理と、
前記読み出した認証情報と操作内容情報とを前記複数の対象デバイスを認証するデバイスサーバへ送信する処理とを行う。
また、本発明のプログラムは、
コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
任意に指定された仮想ボタン識別情報と、該仮想ボタン識別情報が指定された移動通信端末が取得した、通信機能を有する複数の対象デバイスの認証情報と操作内容を示す操作内容情報とを対応付けて記憶部に記憶させる手順と、
前記移動通信端末から所定の信号が送信されてくると、前記仮想ボタン識別情報と対応付けられて前記記憶部に記憶されている認証情報と操作内容情報とを前記記憶部から読み出す手順と、
前記読み出した認証情報と操作内容情報とを前記複数の対象デバイスを認証するデバイスサーバへ送信する手順とを実行させる。
また、本発明のプログラムは、
コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
任意に指定された仮想ボタン識別情報と、該仮想ボタン識別情報が指定された移動通信端末が取得した、通信機能を有する複数の対象デバイスの認証情報と操作内容を示す操作内容情報とを対応付けて記憶部に記憶させる手順と、
前記仮想ボタン識別情報と、前記複数の対象デバイスの動作を制御する物理操作デバイスに固有に付与された物理操作デバイス識別情報とを対応付けて前記記憶部に記憶させる手順と、
前記物理操作デバイスから所定の信号が送信されてくると、該物理操作デバイスの物理操作デバイス識別情報と対応付けられて前記記憶部に記憶されている仮想ボタン識別情報と対応付けられて前記記憶部に記憶されている認証情報と操作内容情報とを前記記憶部から読み出す手順と、
前記読み出した認証情報と操作内容情報とを前記複数の対象デバイスを認証するデバイスサーバへ送信する手順とを実行させる。
また、本発明のプログラムは、
コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
任意に指定された仮想ボタン識別情報と、時刻情報と、該仮想ボタン識別情報が指定された移動通信端末が取得した、通信機能を有する複数の対象デバイスの認証情報と操作内容を示す操作内容情報とを対応付けて記憶部に記憶させる手順と、
現在時刻が前記時刻情報が示す時刻になると、該時刻情報と対応付けられて前記記憶部に記憶されている認証情報と操作内容情報とを前記記憶部から読み出す手順と、
前記読み出した認証情報と操作内容情報とを前記複数の対象デバイスを認証するデバイスサーバへ送信する手順とを実行させる。
また、本発明のプログラムは、
コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
任意に指定された仮想ボタン識別情報と、所定の位置範囲を示す範囲情報と、該仮想ボタン識別情報が指定された移動通信端末が取得した、通信機能を有する複数の対象デバイスの認証情報と操作内容を示す操作内容情報とを対応付けて記憶部に記憶させる手順と、
前記移動通信端末から送信されてきた該移動通信端末の位置情報が、前記仮想ボタン識別情報と対応付けられて前記記憶部に記憶されている範囲情報が示す範囲に含まれる場合、該範囲情報と対応付けられて前記記憶部に記憶されている認証情報と操作内容情報とを前記記憶部から読み出す手順と、
前記読み出した認証情報と操作内容情報とを前記複数の対象デバイスを認証するデバイスサーバへ送信する手順とを実行させる。
以上説明したように、本発明においては、複数のIoTデバイスを一括で操作することができる。
本発明の情報処理システムの第1の実施の形態を示す図である。 図1に示した管理サーバの内部構成の一例を示す図である。 図2に示した記憶部に記憶された対応付けの一例を示す図である。 図1に示した情報処理システムにおける情報処理方法の一例を説明するためのシーケンス図である。 図2に示した記憶部に記憶された仮想ボタン識別情報とアカウントとの対応付けの一例を示す図である。 本発明の情報処理システムの第2の実施の形態を示す図である。 図6に示した管理サーバの内部構成の一例を示す図である。 図7に示した記憶部に記憶された対応付けの一例を示す図である。 図6に示した情報処理システムにおける情報処理方法の一例を説明するためのシーケンス図である。 本発明の情報処理システムの第3の実施の形態を示す図である。 図10に示した管理サーバの内部構成の一例を示す図である。 図11に示した記憶部に記憶された対応付けの一例を示す図である。 図10に示した情報処理システムにおける情報処理方法の一例を説明するためのシーケンス図である。 本発明の情報処理システムの第4の実施の形態を示す図である。 図14に示した管理サーバの内部構成の一例を示す図である。 図15に示した記憶部に記憶された対応付けの一例を示す図である。 図14に示した情報処理システムにおける情報処理方法の一例を説明するためのシーケンス図である。 図15に示した記憶部に記憶された仮想ボタン識別情報とアカウントとの対応付けの一例を示す図である。
以下に本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の情報処理システムの第1の実施の形態を示す図である。本形態における情報処理システムは図1に示すように、移動通信端末100と、複数のIoTデバイス200-1~200-3と、デバイスサーバ300と、管理サーバ400とを有する。なお、これらは互いに通信ネットワークであるインターネット500を介して通信可能となっている。また、これらはインターネット500を介さず、互いに直接通信が行われるものであっても良い。また、図1には、IoTデバイス200-1~200-3が3つである場合を例に挙げて示しているが、その数は2つであっても良いし、4つ以上であっても良い。
移動通信端末100は、外部から受け付けた操作に基づいて、デバイスサーバ300へIoTデバイス200-1~200-3の認証を要求する。移動通信端末100は、認証を要求した後、デバイスサーバ300から送信されてきたIoTデバイス200-1~200-3それぞれの認証情報と操作内容を示す操作内容情報とを管理サーバ400へ送信する。操作内容情報は、移動通信端末100が外部から受け付けた操作に基づいて入力された情報であって、IoTデバイス200-1~200-3の操作の内容をユーザによって設定される情報である。なお、移動通信端末100は、固定された通信端末であっても良い。
IoTデバイス200-1~200-3は、通信機能を具備した、遠隔操作の対象となる対象デバイスである。IoTデバイス200-1~200-3は、例えば、エアコンやテレビ、洗濯機、照明器具、通信機器等の家電機器であっても良い。IoTデバイス200-1~200-3は、デバイスサーバ300から操作内容が指示されると、指示された操作を行う。
デバイスサーバ300は、IoTデバイス200-1~200-3を認証する。具体的には、デバイスサーバ300は、移動通信端末100からIoTデバイス200-1~200-3の認証を要求されると、IoTデバイス200-1~200-3の認証処理を行い、その結果である認証情報を移動通信端末100へ送信する。また、デバイスサーバ300は、管理サーバ400から送信されてきた認証情報を用いて認証したIoTデバイス200-1~200-3へ、管理サーバ400から送信されてきた操作内容情報が示す操作内容を指示する。
図2は、図1に示した管理サーバ400の内部構成の一例を示す図である。図1に示した管理サーバ400は図2に示すように、記憶部410と、制御部420と、通信部430とを有する。なお、図2には、図1に示した管理サーバ400が具備する構成要素のうち、本実施の形態に関わる主要な要素を示している。
記憶部410は、任意に指定された仮想ボタン識別情報と、移動通信端末100が取得した、IoTデバイス200-1~200-3の認証情報と操作内容を示す操作内容情報とを対応付けて記憶する。記憶部410は、仮想ボタン識別情報と移動通信端末100から送信されてきたIoTデバイス200-1~200-3の認証情報と操作内容情報とを対応付けて仮想ボタンとして記憶する。
図3は、図2に示した記憶部410に記憶された対応付けの一例を示す図である。この対応付けは、仮想ボタンに該当する。図2に示した記憶部410には図3に示すように、仮想ボタン識別情報と、認証情報と、操作内容情報とが対応付けられて記憶されている。仮想ボタン識別情報は、移動通信端末100が仮想ボタンを管理サーバ400に作成・保存させるための専用のアプリケーションを起動した際に管理サーバ400から移動通信端末100に指定される識別情報である。認証情報は、IoTデバイス200-1~200-3の認証処理の結果として、デバイスサーバ300から移動通信端末100が取得し、移動通信端末100から送信されてくるものである。操作内容情報は、IoTデバイス200-1~200-3の操作内容を示す情報であって、移動通信端末100が外部から受け付けた操作に基づいて取得し、移動通信端末100から送信されてくるものである。例えば、図3に示すように、仮想ボタン識別情報「A001」と、認証情報「B003」、「C002」、「D005」と、操作内容情報「電源ON」、「電源OFF」、「照明色を青色へ変更」とが対応付けられて記憶されている。ここで、移動通信端末100に指定された仮想ボタン識別情報を「A001」とし、IoTデバイス200-1の認証情報を「B003」とし、IoTデバイス200-2の認証情報を「C002」とし、IoTデバイス200-3の認証情報を「D005」とする。この対応付けは、仮想ボタン識別情報が「A001」である移動通信端末100から送信されてきた認証情報と操作内容情報との3つの組み合わせが、「B003」と「電源ON」、「C002」と「電源OFF」および「D005」と「照明色を青色へ変更」であることを示している。
操作内容情報は、図3に示したものに限らず、例えば、「照度を下げる」や、「出力の音量を上げる」、「電源を2時間後に切断する」、「温度設定を2℃下げる」等、一般的な家電機器等を操作する内容を示す情報である。
制御部420は、移動通信端末100に指定された仮想ボタン識別情報と、認証情報と、操作内容情報とを対応付けて仮想ボタンとして記憶部410に記憶させる。記憶部410における記憶態様は図3に示すようなものである。制御部420は、移動通信端末100から所定の信号が送信されてくると、送信されてきた信号に含まれる移動通信端末100に指定された仮想ボタン識別情報と対応付けられて記憶部410に記憶されている認証情報と操作内容情報とを記憶部410から読み出す。また、制御部420は、仮想ボタン識別情報と認証情報と操作内容情報との対応付けを記憶部410に記憶させてからあらかじめ設定された時間が経過すると、その対応付け(仮想ボタン)を記憶部410から消去するものであっても良い。
通信部430は、管理サーバ400とインターネット500とを接続する外部インタフェースである。通信部430は、制御部420が記憶部410から読み出した認証情報と操作内容情報とをデバイスサーバ300へ送信する。
以下に、図1に示した情報処理システムにおける処理について説明する。図4は、図1に示した情報処理システムにおける情報処理方法の一例を説明するためのシーケンス図である。
まず、移動通信端末100は、外部から受け付けた操作に基づいて、デバイスサーバ300に対して、操作を行いたいIoTデバイス200-1~200-3の認証要求を行う(ステップS1)。この認証要求は、一般的なもので良く、IoTデバイス200-1~200-3を特定できる情報とともに、それらの認証を要求する旨を含む信号を移動通信端末100がデバイスサーバ300へ送信するもので良い。必要であれば、移動通信端末100はIoTデバイス200-1~200-3の操作内容を示す操作内容情報をデバイスサーバ300へ送信するものであっても良い。デバイスサーバ300は、IoTデバイス200-1~200-3の認証を行い、これらの認証情報を移動通信端末100へ送信する(ステップS2)。移動通信端末100は、デバイスサーバ300からIoTデバイス200-1~200-3の認証情報を受信すると、受信した認証情報と、IoTデバイス200-1~200-3の操作内容情報とを管理サーバ400へ送信する(ステップS3)。このとき、移動通信端末100は、どの認証情報がどの操作内容情報と対応しているかを認識可能にして、これらを管理サーバ400へ送信する。管理サーバ400の制御部420は、移動通信端末100から送信されてきた、認証情報と操作内容情報とを対応付けて記憶部410に記憶させる。また、移動通信端末100は、管理サーバ400へ仮想ボタンの保存を指示する(ステップS4)。このとき、移動通信端末100は、外部から受け付けた操作に基づいて、仮想ボタンの保存を行うための専用のアプリケーションを起動し、所定の指示を行って、管理サーバ400へ仮想ボタンの保存を指示すると、管理サーバ400から仮想ボタン識別情報が指定され、指定された仮想ボタン識別情報を管理サーバ400へ送信する。すると、管理サーバ400の制御部420は、移動通信端末100から送信されてきた仮想ボタン識別情報と、認証情報と、操作内容情報とを、図3に示したように対応付けて仮想ボタンとして記憶部410に記憶させる。
その後、移動通信端末100にて仮想ボタンを操作するための専用のアプリケーションが起動し、そのアプリケーションを用いて仮想ボタンが操作されると(ステップS5)、管理サーバ400の制御部420は、仮想ボタンの操作指示に含まれる仮想ボタン識別情報を検索キーとして、その仮想ボタン識別情報と対応付けられている認証情報と操作内容情報とを記憶部410から読み出す。続いて、管理サーバ400の通信部430は、制御部420が読み出した認証情報と操作内容情報とをデバイスサーバ300へ送信して操作指示を行う(ステップS6)。デバイスサーバ300は、管理サーバ400から認証情報と操作内容情報とを受信すると、受信した認証情報のIoTデバイス200-1~200-3へ、受信した操作内容情報が示す操作内容を指示する(ステップS7)。具体的には、例えば、図3に示した仮想ボタンが記憶部410に記憶されており、仮想ボタン識別情報が「A001」である移動通信端末100から仮想ボタンが操作されると、仮想ボタン識別情報「A001」と対応付けられている認証情報「B003」のIoTデバイス200-1に対して電源ON(電源の投入)が指示され、仮想ボタン識別情報「A001」と対応付けられている認証情報「C002」のIoTデバイス200-2に対して電源OFF(電源の切断)が指示され、仮想ボタン識別情報「A001」と対応付けられている認証情報「D005」のIoTデバイス200-3に対して照明色を青色へ変更することが指示される。
また、仮想ボタンを複数のアカウント間で共有できるものであっても良い。図5は、図2に示した記憶部410に記憶された仮想ボタン識別情報とアカウントとの対応付けの一例を示す図である。図5に示すように、仮想ボタン識別情報「A001」と、複数のアカウント「a101」、「b202」および「c303」とが対応付けられて記憶部410に記憶されている。図3に示した対応付けと併せて用いることで、1つの仮想ボタン識別情報と対応付けられたアカウント間で、1つの仮想ボタンを共有することができる。具体的には、移動通信端末100からアカウントが指定されると(アカウントを用いてアプリケーションが起動されると)、制御部420が記憶部410から、指定されたアカウントと対応付けられている仮想ボタン識別情報を読み出し、読み出した仮想ボタン識別情報と対応付けられている認証情報と操作内容情報とを読み出す。そして、通信部430が、制御部420が読み出した認証情報と操作内容情報とをデバイスサーバ300へ送信する。また、図5に示すような対応付けが記憶部410に記憶されていれば、仮想ボタン識別情報と対応付けられたアカウントから、この仮想ボタン識別情報が含まれた仮想ボタンに含まれる認証情報および操作内容情報の追加や変更が可能である。
このように、複数のIoTデバイスについて、それぞれの認証情報と操作内容情報とを、設定を行う1つの通信端末の識別情報と対応付けて仮想的なボタンを生成し、その仮想ボタンを操作することで、複数のIoTデバイスに対して操作の指示を行う。そのため、複数のIoTデバイスを一括で操作することができる。
(第2の実施の形態)
図6は、本発明の情報処理システムの第2の実施の形態を示す図である。本形態における情報処理システムは図6に示すように、移動通信端末101と、複数のIoTデバイス201-1~201-3と、デバイスサーバ301と、管理サーバ401と、物理操作デバイス601と、物理操作デバイスサーバ701とを有する。なお、これらは互いに通信ネットワークであるインターネット500を介して通信可能となっている。また、これらはインターネット500を介さず、互いに直接通信が行われるものであっても良い。また、図6には、IoTデバイス201-1~201-3が3つである場合を例に挙げて示しているが、その数は2つであっても良いし、4つ以上であっても良い。
移動通信端末101は、外部から受け付けた操作に基づいて、デバイスサーバ301へIoTデバイス201-1~201-3の認証を要求する。移動通信端末101は、認証を要求した後、デバイスサーバ301から送信されてきたIoTデバイス201-1~201-3それぞれの認証情報と操作内容を示す操作内容情報とを管理サーバ401へ送信する。操作内容情報は、移動通信端末101が外部から受け付けた操作に基づいて入力された情報であって、IoTデバイス201-1~201-3の操作の内容をユーザによって設定される情報である。なお、移動通信端末101は、固定された通信端末であっても良い。
IoTデバイス201-1~201-3は、通信機能を具備した、遠隔操作の対象となる対象デバイスである。IoTデバイス201-1~201-3は、例えば、エアコンやテレビ、洗濯機、照明器具、通信機器等の家電機器であっても良い。IoTデバイス201-1~201-3は、デバイスサーバ301から操作内容が指示されると、指示された操作を行う。
デバイスサーバ301は、IoTデバイス201-1~201-3を認証する。具体的には、デバイスサーバ301は、移動通信端末101からIoTデバイス201-1~201-3の認証を要求されると、IoTデバイス201-1~201-3の認証処理を行い、その結果である認証情報を移動通信端末101へ送信する。また、デバイスサーバ301は、管理サーバ400から送信されてきた認証情報を用いて認証したIoTデバイス201-1~201-3へ、管理サーバ401から送信されてきた操作内容情報が示す操作内容を指示する。
物理操作デバイス601は、IoTデバイス201-1~201-3の動作を制御する。物理操作デバイス601は、例えば、押下可能なボタンやスイッチ等、外部からの操作で起動する構成を持つデバイスであれば良い。物理操作デバイス601は、外部からの操作に基づいて起動した際、物理操作デバイス601に固有に付与された物理操作デバイス識別情報を管理サーバ401へ送信する。
物理操作デバイスサーバ701は、物理操作デバイス601に固有に付与された物理操作デバイス識別情報を管理する。物理操作デバイスサーバ701は、移動通信端末101から物理操作デバイス601の認証を要求されると、物理操作デバイス601に固有に付与された物理操作デバイス識別情報を移動通信端末101へ送信する。
図7は、図6に示した管理サーバ401の内部構成の一例を示す図である。図6に示した管理サーバ401は図7に示すように、記憶部411と、制御部421と、通信部431とを有する。なお、図7には、図6に示した管理サーバ401が具備する構成要素のうち、本実施の形態に関わる主要な要素を示している。
記憶部411は、任意に指定された仮想ボタン識別情報と、移動通信端末101が取得した、IoTデバイス201-1~201-3の認証情報と操作内容を示す操作内容情報とを対応付けて仮想ボタンとして記憶する。記憶部411は、移動通信端末101から送信されてきた仮想ボタン識別情報とIoTデバイス201-1~201-3の認証情報と操作内容情報とを対応付けて記憶する。また、記憶部411は、仮想ボタンと移動通信端末101から送信されてきた物理操作デバイス識別情報とを対応付けて記憶する。
図8は、図7に示した記憶部411に記憶された対応付けの一例を示す図である。図7に示した記憶部411には図8に示すように、物理操作デバイス識別情報と、仮想ボタン識別情報と、認証情報と、操作内容情報とが対応付けられて記憶されている。物理操作デバイス識別情報は、物理操作デバイス601に固有に付与された情報であって、移動通信端末101が物理操作デバイスサーバ701から取得し、移動通信端末101から送信されてくるものである。仮想ボタン識別情報は、移動通信端末101が仮想ボタンを管理サーバ401に作成・保存させるための専用のアプリケーションを起動した際に管理サーバ401から移動通信端末101に指定される識別情報である。認証情報は、IoTデバイス201-1~201-3の認証処理の結果として、デバイスサーバ301から移動通信端末101が取得し、移動通信端末101から送信されてくるものである。操作内容情報は、IoTデバイス201-1~201-3の操作内容を示す情報であって、移動通信端末101が外部から受け付けた操作に基づいて取得し、移動通信端末101から送信されてくるものである。例えば、図8に示すように、物理操作デバイス識別情報「T001」と、仮想ボタン識別情報「A001」と、認証情報「B003」、「C002」、「D005」と、操作内容情報「電源ON」、「電源OFF」、「照明色を青色へ変更」とが対応付けられて記憶されている。ここで、物理操作デバイス601の物理操作デバイス識別情報を「T001」とし、移動通信端末101に指定された仮想ボタン識別情報を「A001」とし、IoTデバイス201-1の認証情報を「B003」とし、IoTデバイス201-2の認証情報を「C002」とし、IoTデバイス201-3の認証情報を「D005」とする。この対応付けは、仮想ボタン識別情報が「A001」である移動通信端末100から送信されてきた認証情報と操作内容情報との3つの組み合わせが、「B003」と「電源ON」、「C002」と「電源OFF」および「D005」と「照明色を青色へ変更」であることを示している。また、それらの操作を行う物理操作デバイス601の物理操作デバイス識別情報が「T001」であることを示している。
操作内容情報は、図8に示したものに限らず、例えば、「照度を下げる」や、「出力の音量を上げる」、「電源を2時間後に切断する」、「温度設定を2℃下げる」等、一般的な家電機器等を操作する内容を示す情報である。
制御部421は、移動通信端末101に指定された仮想ボタン識別情報と、認証情報と、操作内容情報とを対応付けて仮想ボタンとして記憶部411に記憶させる。制御部421は、移動通信端末101から物理操作デバイス識別情報が送信されてくると、送信されてきた物理操作デバイス識別情報と、記憶部411に記憶されている仮想ボタン識別情報と認証情報と操作内容情報との対応付けとを対応付けて記憶部411に記憶させる。記憶部411における記憶態様は図8に示すようなものである。制御部421は、物理操作デバイス601から所定の信号が送信されてくると、送信されてきた信号に含まれる物理操作デバイス601に付与された物理操作デバイス識別情報と対応付けられて記憶部411に記憶されている認証情報と操作内容情報とを記憶部411から読み出す。また、制御部421は、物理操作デバイス識別情報と仮想ボタン識別情報と認証情報と操作内容情報との対応付けを記憶部411に記憶させてからあらかじめ設定された時間が経過すると、その対応付けを記憶部411から消去するものであっても良い。
通信部431は、管理サーバ401とインターネット500とを接続する外部インタフェースである。通信部431は、制御部421が記憶部411から読み出した認証情報と操作内容情報とをデバイスサーバ301へ送信する。
以下に、図6に示した情報処理システムにおける処理について説明する。図9は、図6に示した情報処理システムにおける情報処理方法の一例を説明するためのシーケンス図である。
まず、移動通信端末101は、外部から受け付けた操作に基づいて、デバイスサーバ301に対して、操作を行いたいIoTデバイス201-1~201-3の認証要求を行う(ステップS11)。この認証要求は、一般的なもので良く、IoTデバイス201-1~201-3を特定できる情報とともに、それらの認証を要求する旨を含む信号を移動通信端末101がデバイスサーバ301へ送信するもので良い。必要であれば、移動通信端末101はIoTデバイス201-1~201-3の操作内容を示す操作内容情報をデバイスサーバ301へ送信するものであっても良い。デバイスサーバ301は、IoTデバイス201-1~201-3の認証を行い、これらの認証情報を移動通信端末101へ送信する(ステップS12)。移動通信端末101は、デバイスサーバ301からIoTデバイス201-1~201-3の認証情報を受信すると、受信した認証情報と、IoTデバイス201-1~201-3の操作内容情報とを管理サーバ401へ送信する(ステップS13)。このとき、移動通信端末101は、どの認証情報がどの操作内容情報と対応しているかを認識可能にして、これらを管理サーバ401へ送信する。管理サーバ401の制御部421は、移動通信端末101から送信されてきた、認証情報と操作内容情報とを対応付けて記憶部411に記憶させる。また、移動通信端末101は、管理サーバ401へ仮想ボタンの保存を指示する(ステップS14)。このとき、移動通信端末101は、外部から受け付けた操作に基づいて、仮想ボタンの保存を行うための専用のアプリケーションを起動し、所定の指示を行って、管理サーバ401へ仮想ボタンの保存を指示すると、管理サーバ401から仮想ボタン識別情報が指定され、指定された仮想ボタン識別情報を管理サーバ401へ送信する。すると、管理サーバ401の制御部421は、移動通信端末101から送信されてきた仮想ボタン識別情報と、認証情報と、操作内容情報とを対応付けて仮想ボタンとして記憶部411に記憶させる。
また、移動通信端末101は、物理操作デバイスサーバ701に対して、物理操作デバイス601の認証を要求する(ステップS15)。物理操作デバイス601の認証を要求された物理操作デバイスサーバ701は、移動通信端末101へ、物理操作デバイス601に固有に付与された物理操作デバイス識別情報を送信する(ステップS16)。すると、移動通信端末101は、物理操作デバイスサーバ701から送信されてきた物理操作デバイス識別情報を管理サーバ401へ送信し、管理サーバ401の制御部421が、送信されてきた物理操作デバイス識別情報と記憶部411にて移動通信端末101の仮想ボタン識別情報が含まれる仮想ボタンとを、図8に示したように対応付けて記憶部411に記憶させる(ステップS17)。
その後、物理操作デバイス601が、外部からの所定の操作を受け付けると、物理操作デバイス601に固有に付与された物理操作デバイス識別情報を管理サーバ401へ送信する(ステップS18)。すると、管理サーバ401の制御部421は、物理操作デバイス601から送信されてきた物理操作デバイス識別情報を検索キーとして、その物理操作デバイス識別情報と対応つけられている認証情報と操作内容情報とを記憶部411から読み出す。続いて、管理サーバ401の通信部431は、制御部421が読み出した認証情報と操作内容情報とをデバイスサーバ301へ送信して操作指示を行う(ステップS19)。デバイスサーバ301は、管理サーバ401から認証情報と操作内容情報とを受信すると、受信した認証情報のIoTデバイス201-1~201-3へ、受信した操作内容情報が示す操作内容を指示する(ステップS20)。具体的には、例えば、図8に示した対応付けが記憶部411に記憶されており、物理操作デバイス識別情報が「T100」である物理操作デバイス601が起動すると、物理操作デバイス識別情報「T100」と対応付けられている認証情報「B003」のIoTデバイス201-1に対して電源ON(電源の投入)が指示され、物理操作デバイス識別情報「T100」と対応付けられている認証情報「C002」のIoTデバイス201-2に対して電源OFF(電源の切断)が指示され、物理操作デバイス識別情報「T100」と対応付けられている認証情報「D005」のIoTデバイス201-3に対して照明色を青色へ変更することが指示される。
このように、複数のIoTデバイスについて、それぞれの認証情報と操作内容情報とを、設定を行う1つの通信端末の識別情報と対応付けて仮想的なボタンを生成し、複数のIoTデバイスの動作を制御する物理操作デバイスを操作し、その物理操作デバイスの識別情報と対応付けられた仮想ボタンの対応付けに基づいて、複数のIoTデバイスに対して操作の指示を行う。そのため、複数のIoTデバイスを一括で操作することができる。
(第3の実施の形態)
図10は、本発明の情報処理システムの第3の実施の形態を示す図である。本形態における情報処理システムは図10に示すように、移動通信端末102と、複数のIoTデバイス202-1~202-3と、デバイスサーバ302と、管理サーバ402とを有する。なお、これらは互いに通信ネットワークであるインターネット500を介して通信可能となっている。また、これらはインターネット500を介さず、互いに直接通信が行われるものであっても良い。また、図10には、IoTデバイス202-1~202-3が3つである場合を例に挙げて示しているが、その数は2つであっても良いし、4つ以上であっても良い。
移動通信端末102は、外部から受け付けた操作に基づいて、デバイスサーバ302へIoTデバイス202-1~202-3の認証を要求する。移動通信端末102は、認証を要求した後、デバイスサーバ302から送信されてきたIoTデバイス202-1~202-3それぞれの認証情報と操作内容を示す操作内容情報とを管理サーバ402へ送信する。操作内容情報は、移動通信端末102が外部から受け付けた操作に基づいて入力された情報であって、IoTデバイス202-1~202-3の操作の内容をユーザによって設定される情報である。なお、移動通信端末102は、固定された通信端末であっても良い。
IoTデバイス202-1~202-3は、通信機能を具備した、遠隔操作の対象となる対象デバイスである。IoTデバイス202-1~202-3は、例えば、エアコンやテレビ、洗濯機、照明器具、通信機器等の家電機器であっても良い。IoTデバイス202-1~202-3は、デバイスサーバ302から操作内容が指示されると、指示された操作を行う。
デバイスサーバ302は、IoTデバイス202-1~202-3を認証する。具体的には、デバイスサーバ302は、移動通信端末102からIoTデバイス202-1~202-3の認証を要求されると、IoTデバイス202-1~202-3の認証処理を行い、その結果である認証情報を移動通信端末102へ送信する。また、デバイスサーバ302は、管理サーバ402から送信されてきた認証情報を用いて認証したIoTデバイス202-1~202-3へ、管理サーバ402から送信されてきた操作内容情報が示す操作内容を指示する。
図11は、図10に示した管理サーバ402の内部構成の一例を示す図である。図10に示した管理サーバ402は図11に示すように、記憶部412と、制御部422と、通信部432とを有する。なお、図11には、図10に示した管理サーバ402が具備する構成要素のうち、本実施の形態に関わる主要な要素を示している。
記憶部412は、任意に指定された仮想ボタン識別情報と、移動通信端末102が取得した、IoTデバイス202-1~202-3の認証情報と操作内容を示す操作内容情報とを対応付けて記憶する。記憶部412は、仮想ボタン識別情報と移動通信端末102から送信されてきたIoTデバイス202-1~202-3の認証情報と操作内容情報とを対応付けて仮想ボタンとして記憶する。また、記憶部412は、仮想ボタンと時刻を示す時刻情報とを対応付けて記憶する。
図12は、図11に示した記憶部412に記憶された対応付けの一例を示す図である。図11に示した記憶部412には図12に示すように、仮想ボタン識別情報と、時刻情報と、認証情報と、操作内容情報とが対応付けられて記憶されている。仮想ボタン識別情報は、移動通信端末102が仮想ボタンを管理サーバ402に作成・保存させるための専用のアプリケーションを起動した際に管理サーバ402から移動通信端末102に指定される識別情報である。認証情報は、IoTデバイス202-1~202-3の認証処理の結果として、デバイスサーバ302から移動通信端末102が取得し、移動通信端末102から送信されてくるものである。操作内容情報は、IoTデバイス202-1~202-3の操作内容を示す情報であって、移動通信端末102が外部から受け付けた操作に基づいて取得し、移動通信端末102から送信されてくるものである。時刻情報は、移動通信端末102が外部からの受け付けた操作に基づいて管理サーバ402へ送信される情報であって、認証情報および操作内容情報と関連付けられる。なお、時刻情報は、時刻を示すだけではなく、日にち(例えば、年月日)が含まれるものであっても良い。例えば、図12に示すように、仮想ボタン識別情報「A001」と、時刻情報「2018/12/1 17:00」と、認証情報「B003」、「C002」、「D005」と、操作内容情報「電源ON」、「電源OFF」、「照明色を青色へ変更」とが対応付けられて記憶されている。ここで、移動通信端末102に指定された仮想ボタン識別情報を「A001」とし、IoTデバイス202-1の認証情報を「B003」とし、IoTデバイス202-2の認証情報を「C002」とし、IoTデバイス202-3の認証情報を「D005」とする。この対応付けは、設定された時刻情報「2018/12/1 17:00」と仮想ボタン識別情報が「A001」である移動通信端末102から送信されてきた認証情報と操作内容情報との3つの組み合わせが、「B003」と「電源ON」、「C002」と「電源OFF」および「D005」と「照明色を青色へ変更」であることを示している。
操作内容情報は、図12に示したものに限らず、例えば、「照度を下げる」や、「出力の音量を上げる」、「電源を2時間後に切断する」、「温度設定を2℃下げる」等、一般的な家電機器等を操作する内容を示す情報である。
制御部422は、移動通信端末102に指定された仮想ボタン識別情報と、認証情報と、操作内容情報とを対応付けて仮想ボタンとして記憶部412に記憶させる。制御部422は、移動通信端末102から時刻情報が送信されてくると、送信されてきた時刻情報と、記憶部412に記憶されている仮想ボタン識別情報と認証情報と操作内容情報との対応付けとを、図12に示したように対応付けて記憶部412に記憶させる。制御部422は、現在時刻が記憶部412に記憶されている時刻情報が示す時刻になると、その時刻を示す時刻情報と対応付けられて記憶部412に記憶されている認証情報と操作内容情報とを記憶部412から読み出す。また、制御部422は、時刻情報と仮想ボタン識別情報と認証情報と操作内容情報との対応付けを記憶部412に記憶させてからあらかじめ設定された時間が経過すると、その対応付けを記憶部412から消去するものであっても良い。
通信部432は、管理サーバ402とインターネット500とを接続する外部インタフェースである。通信部432は、制御部422が記憶部412から読み出した認証情報と操作内容情報とをデバイスサーバ302へ送信する。
以下に、図10に示した情報処理システムにおける処理について説明する。図13は、図10に示した情報処理システムにおける情報処理方法の一例を説明するためのシーケンス図である。
まず、移動通信端末102は、外部から受け付けた操作に基づいて、デバイスサーバ302に対して、操作を行いたいIoTデバイス202-1~202-3の認証要求を行う(ステップS31)。この認証要求は、一般的なもので良く、IoTデバイス202-1~202-3を特定できる情報とともに、それらの認証を要求する旨を含む信号を移動通信端末102がデバイスサーバ302へ送信するもので良い。必要であれば、移動通信端末102はIoTデバイス202-1~202-3の操作内容を示す操作内容情報をデバイスサーバ302へ送信するものであっても良い。デバイスサーバ302は、IoTデバイス202-1~202-3の認証を行い、これらの認証情報を移動通信端末102へ送信する(ステップS32)。移動通信端末102は、デバイスサーバ302からIoTデバイス202-1~202-3の認証情報を受信すると、受信した認証情報と、IoTデバイス202-1~202-3の操作内容情報とを管理サーバ402へ送信する(ステップS33)。このとき、移動通信端末102は、どの認証情報がどの操作内容情報と対応しているかを認識可能にして、これらを管理サーバ402へ送信する。管理サーバ402の制御部422は、移動通信端末102から送信されてきた、認証情報と操作内容情報とを対応付けて記憶部412に記憶させる。また、移動通信端末102は、管理サーバ402へ仮想ボタンの保存を指示する(ステップS34)。このとき、移動通信端末102は、外部から受け付けた操作に基づいて、仮想ボタンの保存を行うための専用のアプリケーションを起動し、所定の指示を行って、管理サーバ402へ仮想ボタンの保存を指示すると、管理サーバ402から仮想ボタン識別情報が指定され、指定された仮想ボタン識別情報を管理サーバ402へ送信する。すると、管理サーバ402の制御部422は、移動通信端末102から送信されてきた仮想ボタン識別情報と、認証情報と、操作内容情報とを対応付けて仮想ボタンとして記憶部412に記憶させる。
また、移動通信端末102は、外部から受け付けた操作に基づいて時刻情報を入力する。移動通信端末102は、入力した時刻情報を管理サーバ402へ送信する。すると、管理サーバ402の制御部422は、移動通信端末102から送信されてきた時刻情報と、移動通信端末102から送信されてきた仮想ボタン識別情報を含む仮想ボタンとを、図12に示したように対応付けて記憶部412に記憶させる。
その後、制御部422は、現在時刻が記憶部412に記憶されている時刻情報が示す時刻になったかどうかを判定する(ステップS35)。現在時刻が記憶部412に記憶されている時刻情報が示す時刻になった場合、制御部422は、その時刻を示す時刻情報を検索キーとして、その時刻情報と対応つけられている認証情報と操作内容情報とを記憶部412から読み出す。続いて、管理サーバ402の通信部432は、制御部422が読み出した認証情報と操作内容情報とをデバイスサーバ302へ送信して操作指示を行う(ステップS36)。デバイスサーバ302は、管理サーバ402から認証情報と操作内容情報とを受信すると、受信した認証情報のIoTデバイス202-1~202-3へ、受信した操作内容情報が示す操作内容を指示する(ステップS37)。具体的には、例えば、図12に示した対応付けが記憶部412に記憶されており、現在時刻が時刻情報として記憶部412に記憶されている「2018/12/1 17:00」になると、時刻情報「2018/12/1 17:00」と対応付けられている認証情報「B003」のIoTデバイス202-1に対して電源ON(電源の投入)が指示され、時刻情報「2018/12/1 17:00」と対応付けられている認証情報「C002」のIoTデバイス202-2に対して電源OFF(電源の切断)が指示され、時刻情報「2018/12/1 17:00」と対応付けられている認証情報「D005」のIoTデバイス202-3に対して照明色を青色へ変更することが指示される。
このように、複数のIoTデバイスについて、それぞれの認証情報と操作内容情報とを、設定を行う1つの通信端末の識別情報と対応付けて仮想的なボタンを生成し、その複数のIoTデバイスを操作する時刻を仮想ボタンと対応付けて設定しておき、その設定時刻になると、複数のIoTデバイスに対して操作の指示を行う。そのため、複数のIoTデバイスを一括で操作することができる。
(第4の実施の形態)
図14は、本発明の情報処理システムの第4の実施の形態を示す図である。本形態における情報処理システムは図14に示すように、移動通信端末103と、複数のIoTデバイス203-1~203-3と、デバイスサーバ303と、管理サーバ403とを有する。なお、これらは互いに通信ネットワークであるインターネット500を介して通信可能となっている。また、これらはインターネット500を介さず、互いに直接通信が行われるものであっても良い。また、図14には、IoTデバイス203-1~203-3が3つである場合を例に挙げて示しているが、その数は2つであっても良いし、4つ以上であっても良い。
移動通信端末103は、外部から受け付けた操作に基づいて、デバイスサーバ303へIoTデバイス203-1~203-3の認証を要求する。移動通信端末103は、認証を要求した後、デバイスサーバ303から送信されてきたIoTデバイス203-1~203-3それぞれの認証情報と操作内容を示す操作内容情報とを管理サーバ403へ送信する。操作内容情報は、移動通信端末103が外部から受け付けた操作に基づいて入力された情報であって、IoTデバイス203-1~203-3の操作の内容をユーザによって設定される情報である。移動通信端末103は、自身の存在位置を示す位置情報を取得し、取得した位置情報を管理サーバ403へ送信する。移動通信端末103が位置情報を取得、送信するタイミングは特に限定しないが、短い時間間隔で取得、送信するタイミングが好ましい。また、移動通信端末103が位置情報を取得する方法は、例えば、GPS(Global Positioning System)機能を用いるものであっても良く、特に限定しない。
IoTデバイス203-1~203-3は、通信機能を具備した、遠隔操作の対象となる対象デバイスである。IoTデバイス203-1~203-3は、例えば、エアコンやテレビ、洗濯機、照明器具、通信機器等の家電機器であっても良い。IoTデバイス203-1~203-3は、デバイスサーバ303から操作内容が指示されると、指示された操作を行う。
デバイスサーバ303は、IoTデバイス203-1~203-3を認証する。具体的には、デバイスサーバ303は、移動通信端末103からIoTデバイス203-1~203-3の認証を要求されると、IoTデバイス203-1~203-3の認証処理を行い、その結果である認証情報を移動通信端末103へ送信する。また、デバイスサーバ303は、管理サーバ403から送信されてきた認証情報を用いて認証したIoTデバイス203-1~203-3へ、管理サーバ403から送信されてきた操作内容情報が示す操作内容を指示する。
図15は、図14に示した管理サーバ403の内部構成の一例を示す図である。図14に示した管理サーバ403は図15に示すように、記憶部413と、制御部423と、通信部433とを有する。なお、図15には、図14に示した管理サーバ403が具備する構成要素のうち、本実施の形態に関わる主要な要素を示している。
記憶部413は、任意に指定された仮想ボタン識別情報と、移動通信端末103が取得した、IoTデバイス203-1~203-3の認証情報と操作内容を示す操作内容情報とを対応付けて記憶する。記憶部413は、仮想ボタン識別情報と移動通信端末103から送信されてきたIoTデバイス203-1~203-3の認証情報と操作内容情報とを対応付けて仮想ボタンとして記憶する。また、記憶部413は、仮想ボタンと範囲情報とを対応付けて記憶する。範囲情報とは、地理的な位置の範囲(領域)であって、この範囲情報が示す範囲に移動通信端末103が存在するか否かを判定するための情報である。例えば、範囲情報は緯度経度を用いて示されるものであっても良い。
図16は、図15に示した記憶部413に記憶された対応付けの一例を示す図である。図15に示した記憶部413には図16に示すように、仮想ボタン識別情報と、範囲情報と、認証情報と、操作内容情報とが対応付けられて記憶されている。仮想ボタン識別情報は、移動通信端末103が仮想ボタンを管理サーバ403に作成・保存させるための専用のアプリケーションを起動した際に管理サーバ403から移動通信端末103に指定される識別情報である。認証情報は、IoTデバイス203-1~203-3の認証処理の結果として、デバイスサーバ303から移動通信端末103が取得し、移動通信端末103から送信されてくるものである。操作内容情報は、IoTデバイス203-1~203-3の操作内容を示す情報であって、移動通信端末103が外部から受け付けた操作に基づいて取得し、移動通信端末103から送信されてくるものである。範囲情報は、移動通信端末103が外部からの受け付けた操作に基づいて管理サーバ403へ送信される情報であって、認証情報および操作内容情報と対応付けられる。例えば、図16に示すように、仮想ボタン識別情報「A001」と、範囲情報「北緯:○○~○○、東経:○○~○○」と、認証情報「B003」、「C002」、「D005」と、操作内容情報「電源ON」、「電源OFF」、「照明色を青色へ変更」とが対応付けられて記憶されている。ここで、移動通信端末103に指定された仮想ボタン識別情報を「A001」とし、IoTデバイス203-1の認証情報を「B003」とし、IoTデバイス203-2の認証情報を「C002」とし、IoTデバイス203-3の認証情報を「D005」とする。この対応付けは、設定された範囲情報「北緯:○○~○○、東経:○○~○○」と仮想ボタン識別情報が「A001」である移動通信端末100から送信されてきた認証情報と操作内容情報との3つの組み合わせが、「B003」と「電源ON」、「C002」と「電源OFF」および「D005」と「照明色を青色へ変更」であることを示している。
操作内容情報は、図16に示したものに限らず、例えば、「照度を下げる」や、「出力の音量を上げる」、「電源を2時間後に切断する」、「温度設定を2℃下げる」等、一般的な家電機器等を操作する内容を示す情報である。
制御部423は、移動通信端末103に指定された仮想ボタン識別情報と、認証情報と、操作内容情報とを対応付けて仮想ボタンとして記憶部413に記憶させる。制御部423は、移動通信端末102から範囲情報が送信されてくると、送信されてきた範囲情報と、記憶部413に記憶されている仮想ボタン識別情報と認証情報と操作内容情報との対応付けとを、図16に示したように対応付けて記憶部413に記憶させる。制御部423は、移動通信端末103から送信されてきた位置情報が、移動通信端末103の移動端末識別情報と対応付けられて記憶部413に記憶されている範囲情報が示す範囲に含まれるかどうかを判定する。制御部423は、移動通信端末103から送信されてきた位置情報が、移動通信端末103の移動端末識別情報と対応付けられて記憶部413に記憶されている範囲情報が示す範囲に含まれる場合、その範囲情報と対応付けられて記憶部413に記憶されている認証情報と操作内容情報とを記憶部413から読み出す。また、制御部423は、範囲情報と仮想ボタン識別情報と認証情報と操作内容情報との対応付けを記憶部413に記憶させてからあらかじめ設定された時間が経過すると、その対応付けを記憶部413から消去するものであっても良い。
通信部433は、管理サーバ403とインターネット500とを接続する外部インタフェースである。通信部433は、制御部423が記憶部413から読み出した認証情報と操作内容情報とをデバイスサーバ303へ送信する。
以下に、図14に示した情報処理システムにおける処理について説明する。図17は、図14に示した情報処理システムにおける情報処理方法の一例を説明するためのシーケンス図である。
まず、移動通信端末103は、外部から受け付けた操作に基づいて、デバイスサーバ303に対して、操作を行いたいIoTデバイス203-1~203-3の認証要求を行う(ステップS41)。この認証要求は、一般的なもので良く、IoTデバイス203-1~203-3を特定できる情報とともに、それらの認証を要求する旨を含む信号を移動通信端末103がデバイスサーバ303へ送信するもので良い。必要であれば、移動通信端末103はIoTデバイス203-1~203-3の操作内容を示す操作内容情報をデバイスサーバ303へ送信するものであっても良い。デバイスサーバ303は、IoTデバイス203-1~203-3の認証を行い、これらの認証情報を移動通信端末103へ送信する(ステップS42)。移動通信端末103は、デバイスサーバ303からIoTデバイス203-1~203-3の認証情報を受信すると、受信した認証情報と、IoTデバイス203-1~203-3の操作内容情報とを管理サーバ403へ送信する(ステップS43)。このとき、移動通信端末103は、どの認証情報がどの操作内容情報と対応しているかを認識可能にして、これらを管理サーバ403へ送信する。管理サーバ403の制御部423は、移動通信端末103から送信されてきた、認証情報と操作内容情報とを対応付けて記憶部413に記憶させる。また、移動通信端末103は、管理サーバ403へ仮想ボタンの保存を指示する(ステップS44)。このとき、移動通信端末103は、外部から受け付けた操作に基づいて、仮想ボタンの保存を行うための専用のアプリケーションを起動し、所定の指示を行って、管理サーバ403へ仮想ボタンの保存を指示すると、管理サーバ403から仮想ボタン識別情報が指定され、指定された仮想ボタン識別情報を管理サーバ403へ送信する。すると、管理サーバ403の制御部423は、移動通信端末103から送信されてきた仮想ボタン識別情報と、認証情報と、操作内容情報とを対応付けて仮想ボタンとして記憶部413に記憶させる。
また、移動通信端末103は、自身の存在位置を示す位置情報を取得して管理サーバ403へ送信する(ステップS45)。すると、管理サーバ403の制御部423は、移動通信端末103から送信されてきた位置情報が示す位置が、記憶部413に記憶されている範囲情報が示す範囲に含まれるかどうかを判定する(ステップS46)。移動通信端末103から送信されてきた位置情報が示す位置が、記憶部413に記憶されている範囲情報が示す範囲に含まれる場合、制御部423は、その範囲情報を検索キーとして、その範囲情報と対応つけられている認証情報と操作内容情報とを記憶部413から読み出す。続いて、管理サーバ403の通信部433は、制御部423が読み出した認証情報と操作内容情報とをデバイスサーバ303へ送信して操作指示を行う(ステップS47)。デバイスサーバ303は、管理サーバ403から認証情報と操作内容情報とを受信すると、受信した認証情報のIoTデバイス203-1~203-3へ、受信した操作内容情報が示す操作内容を指示する(ステップS48)。具体的には、例えば、図16に示した対応付けが記憶部413に記憶されており、移動通信端末103から送信されてきた位置情報が示す位置が、範囲情報として記憶部413に記憶されている「北緯:○○~○○、東経:○○~○○」の範囲内になると、範囲情報「北緯:○○~○○、東経:○○~○○」と対応付けられている認証情報「B003」のIoTデバイス203-1に対して電源ON(電源の投入)が指示され、範囲情報「北緯:○○~○○、東経:○○~○○」と対応付けられている認証情報「C002」のIoTデバイス203-2に対して電源OFF(電源の切断)が指示され、範囲情報「北緯:○○~○○、東経:○○~○○」と対応付けられている認証情報「D005」のIoTデバイス203-3に対して照明色を青色へ変更することが指示される。
また、仮想ボタンを複数のアカウント間で共有できるものであっても良い。図18は、図15に示した記憶部413に記憶された仮想ボタン識別情報とアカウントとの対応付けの一例を示す図である。図18に示すように、仮想ボタン識別情報「A001」と、複数のアカウント「a101」、「b202」および「c303」とが対応付けられて記憶部413に記憶されている。図16に示した対応付けと併せて用いることで、1つの仮想ボタン識別情報と対応付けられたアカウント間で、1つの仮想ボタンを共有することができる。具体的には、移動通信端末103からアカウントが指定され(アカウントを用いてアプリケーションが起動され)、そのアカウントから位置情報が送信されてくると、制御部423が記憶部413から、指定されたアカウントと対応付けられている仮想ボタン識別情報を読み出し、読み出した仮想ボタン識別情報と対応付けられている範囲情報が示す範囲に、送信されてきた位置情報が示す位置が含まれる場合、制御部423は、その仮想ボタン識別情報と対応付けられている認証情報と操作内容情報とを読み出す。そして、通信部433が、制御部423が読み出した認証情報と操作内容情報とをデバイスサーバ303へ送信する。また、図18に示すような対応付けが記憶部413に記憶されていれば、仮想ボタン識別情報と対応付けられたアカウントから、この仮想ボタン識別情報が含まれた仮想ボタンに含まれる範囲情報、認証情報および操作内容情報の追加や変更が可能である。
このように、複数のIoTデバイスについて、それぞれの認証情報と操作内容情報とを、設定を行う1つの通信端末の識別情報と対応付けて仮想的なボタンを生成し、位置範囲を仮想ボタンと対応付けて設定しておき、設定された位置範囲にその通信端末が入ると、複数のIoTデバイスに対して操作の指示を行う。そのため、複数のIoTデバイスを一括で操作することができる。
以上、各構成要素に各機能(処理)それぞれを分担させて説明したが、この割り当ては上述したものに限定しない。また、構成要素の構成についても、上述した形態はあくまでも例であって、これに限定しない。また、上述した第1~4の実施の形態を任意に組み合わせたものであっても良い。また、第1および第4の実施の形態で説明したような、仮想ボタン識別情報と複数のアカウントとを対応付けて記憶しておくことで、複数のアカウントからのアクセスで、このアカウントと対応付けられた仮想ボタン識別情報が含まれた仮想ボタンに含まれる情報を追加することや変更することが、第2および第3の実施の形態においても可能である。
上述した各構成要素が行う処理は、目的に応じてそれぞれ作製された論理回路で行うようにしても良い。また、処理内容を手順として記述したコンピュータプログラム(以下、プログラムと称する)を管理サーバ400~403にて読取可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを管理サーバ400~403に読み込ませ、実行するものであっても良い。管理サーバ400~403にて読取可能な記録媒体とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、DVD(Digital Versatile Disc)、CD(Compact Disc)、Blu-ray(登録商標) Disc、USB(Universal Serial Bus)メモリなどの移設可能な記録媒体の他、管理サーバ400~403に内蔵されたROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等のメモリやHDD(Hard Disc Drive)等を指す。この記録媒体に記録されたプログラムは、管理サーバ400~403に設けられたCPU(制御部)にて読み込まれ、CPUの制御によって、上述したものと同様の処理が行われる。ここで、CPUは、プログラムが記録された記録媒体から読み込まれたプログラムを実行するコンピュータとして動作するものである。
100~103 移動通信端末
200-1~200-3,201-1~201-3,202-1~202-3,203-1~203-3 IoTデバイス
300~303 デバイスサーバ
400~403 管理サーバ
410~413 記憶部
420~423 制御部
430~433 通信部
500 インターネット
601 物理操作デバイス
701 物理操作デバイスサーバ

Claims (9)

  1. 任意に指定された仮想ボタン識別情報と、該仮想ボタン識別情報が指定された端末が通信機能を有する複数の対象デバイスを認証するデバイスサーバから取得した前記複数の対象デバイスの認証結果である認証情報と操作内容を示す操作内容情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
    前記端末から前記仮想ボタン識別情報が含まれた所定の信号が送信されてくると、該仮想ボタン識別情報と対応付けられて前記記憶部に記憶されている認証情報と操作内容情報とを前記記憶部から読み出す制御部と、
    前記制御部が読み出した認証情報と操作内容情報とを前記デバイスサーバへ送信する通信部とを有する管理サーバ。
  2. 任意に指定された仮想ボタン識別情報と、該仮想ボタン識別情報が指定された端末が通信機能を有する複数の対象デバイスを認証するデバイスサーバから取得した前記複数の対象デバイスの認証結果である認証情報と操作内容を示す操作内容情報とを対応付けて記憶し、前記仮想ボタン識別情報と、前記複数の対象デバイスの動作を制御する物理操作デバイスに固有に付与された物理操作デバイス識別情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
    前記物理操作デバイスから前記物理操作デバイス識別情報が送信されてくると、該物理操作デバイス識別情報と対応付けられて前記記憶部に記憶されている仮想ボタン識別情報と対応付けられて前記記憶部に記憶されている認証情報と操作内容情報とを前記記憶部から読み出す制御部と、
    前記制御部が読み出した認証情報と操作内容情報とを前記デバイスサーバへ送信する通信部とを有する管理サーバ。
  3. 請求項1または請求項2に記載の管理サーバにおいて、
    前記記憶部は、前記仮想ボタン識別情報と前記端末から送信されてきた複数の前記認証情報と前記操作内容情報とを対応付けて仮想ボタンとして記憶する管理サーバ。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の管理サーバにおいて、
    前記記憶部は、前記仮想ボタン識別情報と前記認証情報と前記操作内容情報との対応付けを記憶してから所定の時間が経過すると、該対応付けを消去する管理サーバ。
  5. 請求項1に記載の管理サーバにおいて、
    前記記憶部は、アカウントと前記仮想ボタン識別情報とを対応付けて記憶し、
    前記制御部は、前記端末から前記アカウントが指定されると、該アカウントと対応付けられている仮想ボタン識別情報と対応付けられている認証情報と操作内容情報とを読み出し、
    前記通信部は、前記制御部が読み出した認証情報と操作内容情報とを前記デバイスサーバへ送信する管理サーバ。
  6. 任意に指定された仮想ボタン識別情報と、該仮想ボタン識別情報が指定された端末が通信機能を有する複数の対象デバイスを認証するデバイスサーバから取得した前記複数の対象デバイスの認証結果である認証情報と操作内容を示す操作内容情報とを対応付けて記憶部に記憶させる処理と、
    前記端末から前記仮想ボタン識別情報が含まれた所定の信号が送信されてくると、該仮想ボタン識別情報と対応付けられて前記記憶部に記憶されている認証情報と操作内容情報とを前記記憶部から読み出す処理と、
    前記読み出した認証情報と操作内容情報とを前記デバイスサーバへ送信する処理とを行う情報処理方法。
  7. 任意に指定された仮想ボタン識別情報と、該仮想ボタン識別情報が指定された端末が通信機能を有する複数の対象デバイスを認証するデバイスサーバから取得した前記複数の対象デバイスの認証結果である認証情報と操作内容を示す操作内容情報とを対応付けて記憶部に記憶させる処理と、
    前記仮想ボタン識別情報と、前記複数の対象デバイスの動作を制御する物理操作デバイスに固有に付与された物理操作デバイス識別情報とを対応付けて前記記憶部に記憶させる処理と、
    前記物理操作デバイスから前記物理操作デバイス識別情報が送信されてくると、該物理操作デバイス識別情報と対応付けられて前記記憶部に記憶されている仮想ボタン識別情報と対応付けられて前記記憶部に記憶されている認証情報と操作内容情報とを前記記憶部から読み出す処理と、
    前記読み出した認証情報と操作内容情報とを前記デバイスサーバへ送信する処理とを行う情報処理方法。
  8. コンピュータに、
    任意に指定された仮想ボタン識別情報と、該仮想ボタン識別情報が指定された端末が通信機能を有する複数の対象デバイスを認証するデバイスサーバから取得した前記複数の対象デバイスの認証結果である認証情報と操作内容を示す操作内容情報とを対応付けて記憶部に記憶させる手順と、
    前記端末から前記仮想ボタン識別情報が含まれた所定の信号が送信されてくると、該仮想ボタン識別情報と対応付けられて前記記憶部に記憶されている認証情報と操作内容情報とを前記記憶部から読み出す手順と、
    前記読み出した認証情報と操作内容情報とを前記デバイスサーバへ送信する手順とを実行させるためのプログラム。
  9. コンピュータに、
    任意に指定された仮想ボタン識別情報と、該仮想ボタン識別情報が指定された端末が通信機能を有する複数の対象デバイスを認証するデバイスサーバから取得した前記複数の対象デバイスの認証結果である認証情報と操作内容を示す操作内容情報とを対応付けて記憶部に記憶させる手順と、
    前記仮想ボタン識別情報と、前記複数の対象デバイスの動作を制御する物理操作デバイスに固有に付与された物理操作デバイス識別情報とを対応付けて前記記憶部に記憶させる手順と、
    前記物理操作デバイスから前記物理操作デバイス識別情報が送信されてくると、該物理操作デバイス識別情報と対応付けられて前記記憶部に記憶されている仮想ボタン識別情報と対応付けられて前記記憶部に記憶されている認証情報と操作内容情報とを前記記憶部から読み出す手順と、
    前記読み出した認証情報と操作内容情報とを前記デバイスサーバへ送信する手順とを実行させるためのプログラム。
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