JP7291218B2 - 制御回路 - Google Patents

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Description

本発明は、双安定リレーを制御する制御回路および制御回路を有する回路構成に関する。
リレーは、スイッチングされた場合、第1のスイッチング状態から第2のスイッチング状態に変化する。通常のリレーにおいて、この状況は一時的である。すなわち、スイッチング信号が得られなくなると、リレーは、その元の状態に戻る。
一方、双安定リレーは、自動的に元に戻ることはない。双安定リレーは、スイッチング信号によって、第1のスイッチング状態にスイッチング可能である。スイッチング信号が得られなくなった後も、双安定リレーは、第1のスイッチング状態のままである。双安定リレーを元のスイッチング状態に戻すには、別のスイッチング信号が必要である。
電源障害の場合は、双安定リレーが現在のスイッチング状態のままとなって、スイッチングできない可能性がある。ここで、双安定リレーが安全関連のタスクに使用されている場合、現在のスイッチング状態のままであることは、安全性リスクを表し得る。
本発明の目的は、双安定リレーを安全にスイッチングさせる構想を示すことである。
上記目的は、独立請求項の主題の特徴により達成される。有利な実施形態が従属請求項、本明細書、および添付の図面の主題である。
本発明は、制御回路がエネルギー貯蔵部の充電電流または放電電流を使用して双安定リレーをスイッチング可能である、という知識に基づく。
第1の態様によれば、上記目的は、第1のスイッチング状態および第2のスイッチング状態を含む双安定リレーを制御する制御回路であり、供給電圧によって給電を受けることが可能である、制御回路によって解決される。この制御回路は、第1のスイッチング要素および当該第1のスイッチング要素と直列に配置された第2のスイッチング要素と、エネルギー貯蔵部を備え、第2のスイッチング要素と並列に配置された回路分岐であって、双安定リレーを配置可能である、回路分岐とを備える。第1のスイッチング要素は、供給電圧が制御回路に印加された場合に、エネルギー貯蔵部の充電電流を双安定リレーに通すことによって、双安定リレーを第2のスイッチング状態にスイッチングさせるように構成されている。第2のスイッチング要素は、供給電圧が制御回路から切り離された場合に、エネルギー貯蔵部の放電電流を双安定リレーに通すことによって、双安定リレーを第1のスイッチング状態にスイッチングさせるように構成されている。
この制御回路は、双安定リレーの予備接続を表す。双安定リレーは、リレーモジュール(たとえば、差し込み可能小型モジュール(略して、PLC(pluggable compact)モジュール))に差し込み可能である。このようなPLC-14-mmモジュールは、従来のリレー、特に、RTリレー等では、24Vで20mAの電力消費となり得るため、これは0.48Wの電力に対応する。従来のリレーのコイルは、磁界を維持してリレーを第2のスイッチング状態に保つため、絶え間なく電圧を加える必要がある。
双安定リレーを使用すると、電力消費が大幅に抑えられる。たとえば、電力消費は0.048Wであり、従来のリレーのわずか10%である。この制御回路によって、リレーの安全な戻りが保証される。したがって、従来のリレーの代わりに、節電に優れた双安定リレーを使用可能である。
一実施形態において、この制御回路は、第1のスイッチング要素および第2のスイッチング要素の上流に接続されたダイオードを備える。
ダイオードは、供給電圧の接続部と第1のスイッチング要素との間に配置可能である。ダイオードは、供給電圧源への逆流電流を防止可能である。
一実施形態において、この制御回路は、供給電圧の障害を検出するとともに、障害に際して第1のスイッチング要素および第2のスイッチング要素をスイッチングさせるように構成されたモニタリング回路を備える。
モニタリング回路は、供給電圧の接続部への接続によって、供給電圧が制御回路に印加されているかをモニタリング可能である。モニタリング回路は、第1のスイッチング要素の第1の制御入力、特に、第1のスイッチング要素のゲート接続部および第2のスイッチング要素の第2の制御入力、特に、第2のスイッチング要素のゲート接続部に電気的に接続可能である。モニタリング回路は、供給電圧が遮断されたことを検出した場合、第1の制御入力および第2の制御入力の作動によって、第1のスイッチング要素および第2のスイッチング要素を切り替える。ここでは、第1のスイッチング要素によって双安定リレーの電流路を遮断可能であり、第2のスイッチング要素によって双安定リレーの別の電流路を開放可能である。エネルギー貯蔵部に貯蔵されたエネルギーを放電可能であり、この放電電流によって、双安定リレーがその第1のスイッチング状態に戻り得る。
一実施形態において、モニタリング回路は、供給電圧が制御回路から分離された場合に、第1のスイッチング要素および第2のスイッチング要素をスイッチングさせるように構成された第3のスイッチング要素を備える。
第3のスイッチング要素としては、MOSFETまたはバイポーラトランジスタが可能である。第3のスイッチング要素の第3の制御入力を供給電圧に接続することによって、供給電圧の離脱または印加の場合に、第3のスイッチング要素をスイッチングさせることができる。第3のスイッチング要素は、第1のスイッチング要素の第1の制御入力および第2のスイッチング要素の第2の制御入力において、電位に影響を及ぼし得る。第1のスイッチング要素の第1の制御入力および第2のスイッチング要素の第2の制御入力における電位は、供給電圧が制御回路に印加された場合に、グランドへと引き寄せられ得る。たとえば電源障害の場合に、供給電圧が離脱すると、第3のスイッチング要素がオフされることにより、第1のスイッチング要素および第2のスイッチング要素がスイッチングされる。特に、第1のスイッチング要素がスイッチングにより遮断され、第2のスイッチング要素がスイッチングにより導通となる。これにより、エネルギー貯蔵部の放電電流が双安定リレーおよび第2のスイッチング要素を流れることで、双安定リレーを第2のスイッチング状態から第1のスイッチング状態に戻すことができる。
一実施形態において、モニタリング回路は、第1のスイッチング要素および第2のスイッチング要素をスイッチングさせるエネルギーを与えるように構成された別のエネルギー貯蔵部を備える。
この別のエネルギー貯蔵部としては、たとえばキャパシタンスが4.7μFのキャパシタが可能である。この別のエネルギー貯蔵部は、第1のスイッチング要素の第1の制御入力および第2のスイッチング要素の第2の制御入力がグランドに接続されないように第3のスイッチング要素がスイッチングされた場合、第1のスイッチング要素の第1の制御入力および第2のスイッチング要素の第2の制御入力に電圧を印加し得る。
一実施形態において、この制御回路は、双安定リレーの第1のスイッチング状態の表示、特に、双安定リレーがオンされた場合の第1のスイッチング状態の表示を行うように構成された表示装置を備える。
表示装置は、発光ダイオード(LED)を備え得る。表示装置は、供給電圧によって給電を受けることが可能である。供給電圧が制御回路に印加されている限り、双安定リレーは第2のスイッチング状態にスイッチングされ、表示装置は、エネルギーが供給されるとともに、双安定リレーが第2のスイッチング状態にあることを示すことができる。供給電圧がなくなると、双安定リレーは、上述の通り、第1のスイッチング状態にスイッチングされ得る。供給電圧の障害により、表示装置には、エネルギーを供給できなくなる。すなわち、たとえば発光が不可能となるため、双安定リレーが第1のスイッチング状態にスイッチングされたことを示すことができなくなる。
一実施形態において、エネルギー貯蔵部は、キャパシタを含む。キャパシタとしては、双安定リレーのスイッチングに十分な充電電流または放電電流となるように、大型のものが可能である。たとえば、エネルギー貯蔵部のキャパシタは、サイズが100μFである。
一実施形態において、第1のスイッチング要素および第2のスイッチング要素はそれぞれ、MOSFETまたはバイポーラトランジスタである。
金属酸化物半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)は、電圧制御のスイッチング要素である。電力消費は、他のスイッチング要素よりも低減可能である。
一実施形態において、第1のスイッチング要素および第2のスイッチング要素は、同時にスイッチング可能に構成され、異なるスイッチング状態を含む。
第1のスイッチング要素の第1の制御入力および第2のスイッチング要素の第2の制御入力における電位は、同じにすることができる。第1のスイッチング要素の第1の制御入力は、第2のスイッチング要素の第2の制御入力に電気的に接続可能である。この場合、第1のスイッチング要素および第2のスイッチング要素は、スイッチング信号、たとえば、特に別のスイッチング要素による電圧の印加によって、同時にスイッチング可能である。供給電圧が制御回路に印加された場合は、第1のスイッチング要素をオン可能であり、第2のスイッチング要素をオフ可能である。供給電圧が離脱した場合は、第1のスイッチング要素が遮断され、第2のスイッチング要素が導通となるように、第1のスイッチング要素および第2のスイッチング要素を一体的にスイッチング可能である。
第2の態様によれば、上記目的は、第1の態様に係る制御回路および双安定リレーを備えた回路構成であって、双安定リレーは、供給電圧が制御回路から切り離された場合に、第2のスイッチング状態から第1のスイッチング状態にスイッチングされるように、制御回路に電気的に接続される、回路構成によって解決される。
上述のような制御回路を備えた回路構成は、供給電圧が遮断された場合であっても、双安定リレーの確実なスイッチングを保証し得る。
一実施形態において、回路構成は、制御回路を備えたリレーモジュールを備え、双安定リレーが、リレーモジュール上に配置されている。
リレーモジュールとしては、14mmモジュールが可能であり、搭載レールに差し込まれるように構成可能である。
一実施形態において、双安定リレーは、リレーモジュールに対して解放可能に取り付けられている。
双安定リレーは、リレーモジュールに解放可能に差し込まれている場合、保守時に交換可能である。
一実施形態において、双安定リレーは、単一のコイルである。これにより、リレーモジュールの単純な構造が保証され得る。
一実施形態において、双安定リレーは、二組の接点すなわち2つの切り替え接点を備える。双安定リレーは、スイッチングによって2つ以上のラインを切り替える出力として、二組以上の接点を備え得る。
一実施形態においては、第1のスイッチング状態がオフ状態であり、第2のスイッチング状態が動作状態である。双安定リレーは、第1のスイッチング状態へのスイッチングすなわちオフが可能である。これにより、電源障害すなわち供給電圧の離脱の場合に、双安定リレーがオフされる。
以下、例示的な実施形態および図面を参照して、本発明を詳しく説明する。
一実施形態に係る回路構成の模式図である。 一実施形態に係る制御回路の模式的な回路構成を示した図である。
図1は、リレーモジュール101を備えた回路構成100を示している。図示の例示的な実施形態において、リレーモジュール101は、搭載レール、特に、スイッチングストリップに差し込むPLC-14-mmモジュールである。リレーモジュール101には、双安定リレー102が配置されている。双安定リレー102は、2つの電流路を切り替える二組の接点を備える。別の例示的な実施形態において、双安定リレー102は、異なる組数の接点を備える。双安定リレー102は、接点各組が遮断される第1のスイッチング状態と、接点各組が閉じられて導通する第2のスイッチング状態とを有する。したがって、切り替えられるラインの電流が遮断されるため、第1のスイッチング状態が安全状態を表す。
リレーモジュール101は、制御回路200をさらに備える。制御回路200は、電源障害の場合であっても、双安定リレー102が安全状態にスイッチングできるようにする。特に、双安定リレー102は、第2のスイッチング状態から第1のスイッチング状態にスイッチングされる。別の例示的な実施形態において、制御回路200は、双安定リレー102を逆方向にスイッチングするように構成可能である。制御回路200は、リレー102のスイッチングの様子を表示するように構成された表示装置209を備える。表示装置209は、リレーモジュール101の表面上に見えるように配置されている。表示装置209としては、状態「オン」および「オフ」間で切り替わり得るLEDが可能である。LEDが「オン」の場合は、リレー102が第2のスイッチング状態である。LEDが「オフ」の場合は、リレー102が第1のスイッチング状態である。LEDは、光ファイバを介して、リレーモジュールの表面まで導かれる。別の例示的な実施形態において、表示装置209は、異なる構成も可能であるし、省略することも可能である。
図2は、制御回路200を示している。双安定リレー102は、制御回路200に接続されている。制御回路200は、供給電圧の印加によって当該制御回路200に電気エネルギーを供給可能な接続部201を有する。供給電圧は、電位300、特に、グランドを上回るように印加される。制御回路200は、電気エネルギー貯蔵部202および別のエネルギー貯蔵部203を備える。図示の例示的な実施形態において、エネルギー貯蔵部202および別のエネルギー貯蔵部203はそれぞれ、キャパシタである。エネルギー貯蔵部202は、放電時の電流の流れによって、双安定リレー102を第2のスイッチング状態から第1のスイッチング状態に戻すのに十分なエネルギーを与えられる大規模容量のキャパシタである。エネルギー貯蔵部202は、容量が100μFのキャパシタである。別の例示的な実施形態においては、異なるエネルギー貯蔵部または異なるキャパシタンスのキャパシタである。
制御回路200は、第1のスイッチング要素204および第2のスイッチング要素205を備える。第1のスイッチング要素204は、ノーマリオフのpチャネルMOSFETである。第2のスイッチング要素205は、ノーマリオフのnチャネルMOSFETである。第1のスイッチング要素204および第2のスイッチング要素205は、それぞれが相互に導通または遮断となるように構成されている。別の例示的な実施形態において、第1のスイッチング要素204および第2のスイッチング要素205は、バイポーラトランジスタである。
別のエネルギー貯蔵部203は、供給電圧がなくなった場合に、第1のスイッチング要素204および第2のスイッチング要素205をスイッチングさせる電気エネルギーを与えるように機能する。別のエネルギー貯蔵部203は、キャパシタンスが4.7μFのキャパシタである。別の例示的な実施形態においては、異なるエネルギー貯蔵部または異なるキャパシタンスのキャパシタである。
制御回路200は、プルダウン抵抗206を備える。プルダウン抵抗206の使用によって、第1のスイッチング要素204および第2のスイッチング要素205が有利なスイッチング挙動を有するようにする。第1のスイッチング要素204および第2のスイッチング要素205がMOSFETではなくバイポーラトランジスタの場合は、プルダウン抵抗206を省略可能である。
第1のスイッチング要素204は、第1の制御接続部を備える。第2のスイッチング要素205は、第2の制御接続部を備える。第1のスイッチング要素は、第1の制御接続部、特に、ゲート接続部を介して制御可能である。第2のスイッチング要素は、第2の制御接続部、特に、ゲート接続部を介して制御可能である。
制御回路200は、第3のスイッチング要素207を備える。第3のスイッチング要素207も同様に、ノーマリオフのnチャネルMOSFETである。別の例示的な実施形態において、第3のスイッチング要素207は、別のMOSFETまたはバイポーラトランジスタである。第3のスイッチング要素207は、直列抵抗214を介して接続部201に接続されている。
制御回路200は、第3のスイッチング要素207の第3の制御接続部に接続されるとともに、この第3の制御接続部を電位300、特に、グランドに接続する第2のプルダウン抵抗208を備える。
第1のスイッチング要素204は、双安定リレー102と接続部201との間に接続されているため、接続部201と双安定リレー102との間の電流路を切り替え可能である。第2のスイッチング要素205は、第1のスイッチング要素204と双安定リレー102との間に接続され、電位300に電気的に接続されている。したがって、第2のスイッチング要素205は、オンとなった場合に、双安定リレー102を電位300に電気的に接続可能である。
第1のスイッチング要素204の第1の制御接続部および第2のスイッチング要素205の第2の制御接続部は、第3のスイッチング要素207に接続されている。このため、第1のスイッチング要素204および第2のスイッチング要素205は、第3のスイッチング要素207によって同時にスイッチング可能である。
第3のスイッチング要素207の第3の制御接続部は、接続部201に電気的に接続されているため、供給電圧により給電される。すなわち、供給電圧が制御回路200に印加されている場合は、第3のスイッチング要素207の第3の制御端子にスイッチング電圧が印加される。このため、第3のスイッチング要素207は、第1のスイッチング要素204の第1の制御接続部および第2のスイッチング要素205の第2の制御接続部を電位300に引き寄せる。第1のスイッチング要素204は、スイッチングによって導通となる。この場合、第2のスイッチング要素205は、オフされる。
制御回路200は、第3のスイッチング要素207および別のエネルギー貯蔵部203を含み、供給電圧をモニタリングして、供給電圧がなくなった場合には、第1のスイッチング要素204および第2のスイッチング要素205のスイッチングによって、双安定リレー102を安全な第1のスイッチング状態に戻すように構成されたモニタリング回路を備える。
供給電圧が接続部201に印加されている場合は、第3のスイッチング要素207をスイッチングさせるスイッチング電圧が印加される。その結果、第1のスイッチング要素204がオンされ、第2のスイッチング要素205がオフされる。このように、接続部201から第1のスイッチング要素204および双安定リレー102を通じて、エネルギー貯蔵部202へと電流が流れ得る。双安定リレー102に電流が流れた結果として、双安定リレー102は、第1のスイッチング状態から第2のスイッチング状態にスイッチングされる。エネルギー貯蔵部202がフル充電された場合は、電流の流れが低い保持電流へと抑えられて、エネルギー貯蔵部202の電荷が保持される。ここで、保持電流はμAの範囲であり、アンカリングのためにコイルの絶え間ない励起を必要とする従来のリレーの保持電流に比べて、無視できるほどに小さい。双安定リレー102に制御電流が流れなくても双安定リレー102がスイッチング位置を維持するため、双安定リレー102がスイッチングされない限り、制御回路200の電力消費は非常に少ない。
接続部201と電位300との間の供給電圧によって、表示装置209が追加で制御される。表示装置209は、LED210および直列抵抗213を備え、供給電圧が制御回路200に印加されたことと、これにより双安定リレー102が第2のスイッチング状態にスイッチングされたこととを示す。別の例示的な実施形態において、表示装置209は、双安定リレー102のスイッチング状態をユーザまたはヒューズに通知する別の表示要素または別の表示信号を含む。
たとえば電源障害によって、接続部201と電位300との間の供給電圧が低下した場合、従来の回路では、双安定リレー102を第1のスイッチング状態に戻すために利用できるエネルギーが一切なくなる。
供給電圧がなくなると、第3のスイッチング要素207が遮断スイッチング位置へとスイッチングする。
別のエネルギー貯蔵部203は、供給電圧によって充電レベルには保たれなくなる。抵抗215およびプルダウン抵抗206を備えた電圧ドライバを介して、スイッチング電圧が別のエネルギー貯蔵部203を通じて同時に、第1のスイッチング要素204および第2のスイッチング要素205に印加される。その結果、エネルギー貯蔵部202からの電流路が電位300の方向に、双安定リレー102を通じて導通に切り替わる。エネルギー貯蔵部202に貯蔵されたエネルギーは、双安定リレー102を通じて電位300の方向に、放電電流として流れる。双安定リレー102を電流が流れた結果として、双安定リレー102は、第2のスイッチング状態から第1のスイッチング状態に戻される。このようにして、双安定リレーは、安全なスイッチング状態となる。
制御回路200は、第1のダイオード211および第2のダイオード212を備える。第1のダイオード211は、接続部201と別のエネルギー貯蔵部203および第1のスイッチング要素204との間に接続されている。第2のダイオード212は、端子201と第3のスイッチング要素207との間に接続されている。これにより、第1のダイオード211は、供給電圧がなくなった場合に、別のエネルギー貯蔵部203からのエネルギーが第1のスイッチング要素204および第2のスイッチング要素205をスイッチングさせ、表示装置209を介して流れ出ることがないようにする。さらに、第1のダイオード211は、供給電圧の電圧源への逆流電流を防止する。第2のダイオード212は、表示装置209および第3のスイッチング要素207の前に接続され、この電流路上での逆流電流を防止する。
表示装置209は、たとえば一定の24Vで約2mAの電力を消費する。この低い電力の使用により、現在の制御回路の安全性をモニタリング可能である。別の例示的な実施形態においては、表示装置209が省略される。
100 回路構成、 101 リレーモジュール、 102 双安定リレー、 200 制御回路、 201 接続部、 202 エネルギー貯蔵部、 203 別のエネルギー貯蔵部、 204 第1のスイッチング要素、 205 第2のスイッチング要素、 206 プルダウン抵抗、 207 第3のスイッチング要素、 208 プルダウン抵抗、 209 表示装置、 210 LED、 211 第1のダイオード、 212 第2のダイオード、 213 直列抵抗、 214 直列抵抗、 215 抵抗、 216 モニタリング回路、 300 電位。

Claims (15)

  1. 第1のスイッチング状態および第2のスイッチング状態を含む双安定リレー(102)を制御する制御回路(200)であり、供給電圧によって給電を受けることが可能である、制御回路(200)であって、
    第1のスイッチング要素(204)および当該第1のスイッチング要素(204)と直列に配置された第2のスイッチング要素(205)と、
    エネルギー貯蔵部(202)を備え、前記第2のスイッチング要素(205)と並列に配置された回路分岐であって、前記双安定リレー(102)を配置可能である、回路分岐と、
    を備え、
    前記第1のスイッチング要素(204)が、前記供給電圧が当該制御回路(200)に印加された場合に、前記エネルギー貯蔵部(202)の充電電流を前記双安定リレー(102)に通すことによって、前記双安定リレー(102)を前記第2のスイッチング状態にスイッチングさせるように構成されており、
    前記エネルギー貯蔵部(202)がフル充電された場合は、前記双安定リレー(102)を流れる電流がより低い保持電流へと抑えられて、前記エネルギー貯蔵部(202)の電荷が保持され、
    前記第2のスイッチング要素(205)が、前記供給電圧が当該制御回路(200)から切り離された場合に、前記エネルギー貯蔵部(202)の放電電流を前記双安定リレー(102)に通すことによって、前記双安定リレー(102)を前記第1のスイッチング状態にスイッチングさせるように構成されたことを特徴とする、制御回路(200)。
  2. 請求項1に記載の制御回路(200)であって、前記第1のスイッチング要素(204)および前記第2のスイッチング要素(205)の上流に接続されたダイオード(211)を備えたことを特徴とする、制御回路(200)。
  3. 請求項1または2に記載の制御回路(200)であって、前記供給電圧の障害を検出するとともに、障害に際して前記第1のスイッチング要素(204)および前記第2のスイッチング要素(205)をスイッチングさせるように構成されたモニタリング回路(216)を備えたことを特徴とする、制御回路(200)。
  4. 請求項3に記載の制御回路(200)であって、前記モニタリング回路(216)が、前記供給電圧が当該制御回路(200)から分離された場合に、前記第1のスイッチング要素(204)および前記第2のスイッチング要素(205)をスイッチングさせるように構成された第3のスイッチング要素(207)を備えたことを特徴とする、制御回路(200)。
  5. 請求項3または4に記載の制御回路(200)であって、前記モニタリング回路(216)が、前記第1のスイッチング要素(204)および前記第2のスイッチング要素(205)をスイッチングさせるエネルギーを与えるように構成された別のエネルギー貯蔵部(203)を備えたことを特徴とする、制御回路(200)。
  6. 請求項1~5のいずれか1項に記載の制御回路(200)であって、前記双安定リレー(102)の前記第1のスイッチング状態を表示するように構成された表示装置(209)を備えたことを特徴とする、制御回路(200)。
  7. 請求項1~6のいずれか1項に記載の制御回路(200)であって、前記エネルギー貯蔵部(202)が、キャパシタを含むことを特徴とする、制御回路(200)。
  8. 請求項1~7のいずれか1項に記載の制御回路(200)であって、前記第1のスイッチング要素(204)および前記第2のスイッチング要素(205)がそれぞれ、MOSFETまたはバイポーラトランジスタであることを特徴とする、制御回路(200)。
  9. 請求項1~8のいずれか1項に記載の制御回路(200)であって、前記第1のスイッチング要素(204)および前記第2のスイッチング要素(205)が、同時にスイッチング可能に構成され、異なるスイッチング状態を含むことを特徴とする、制御回路(200)。
  10. 請求項1~9のいずれか1項に記載の制御回路(200)および双安定リレー(102)を備えた回路構成(100)であって、前記双安定リレー(102)が、前記供給電圧が前記制御回路(200)から切り離された場合に、前記第2のスイッチング状態から前記第1のスイッチング状態にスイッチングされるように、前記制御回路(200)に電気的に接続されたことを特徴とする、回路構成(100)。
  11. 請求項10に記載の回路構成(100)であって、前記制御回路(200)を備えたリレーモジュール(101)を備え、前記双安定リレー(102)が、前記リレーモジュール(101)上に配置されたことを特徴とする、回路構成(100)。
  12. 請求項11に記載の回路構成(100)であって、前記双安定リレー(102)が、前記リレーモジュール(101)に対して解放可能に取り付けられたことを特徴とする、回路構成(100)。
  13. 請求項10~12のいずれか1項に記載の回路構成(100)であって、前記双安定リレー(102)が、単一のコイルであることを特徴とする、回路構成(100)。
  14. 請求項10~13のいずれか1項に記載の回路構成(100)であって、前記双安定リレー(102)が、一組または二組の接点を備えたことを特徴とする、回路構成(100)。
  15. 請求項10~14のいずれか1項に記載の回路構成(100)であって、前記第1のスイッチング状態が、オフ状態であり、前記第2のスイッチング状態が、動作状態であることを特徴とする、回路構成(100)。
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