JP7291013B2 - カメラ配置評価装置、カメラ配置評価方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents

カメラ配置評価装置、カメラ配置評価方法、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、カメラの配置を評価するカメラ配置評価装置、カメラ配置評価方法、及びコンピュータプログラムに関する。
監視空間に監視カメラを設置する際には、所望の監視目的を達成するための監視カメラの配置条件(設置位置・姿勢・画角等)を事前に計画(プランニング)し、計画した配置条件が監視目的をどの程度満たしているかを評価する。
従来、監視カメラの撮影している空間(可視空間)を配置条件から求めて、可視空間の体積に基づいて、監視カメラの死角がより少なく、より広い空間を監視できる配置条件であるか否かを評価していた。
例えば、下記特許文献1では、監視空間をボクセルで分割し、各ボクセルに対して可視か否かの判定を行い、可視となるボクセルの数に基づいて監視カメラの配置条件を評価している。
特開2018-128961号公報
しかしながら、プランニング要件によっては、死角が少なく広い空間を撮影していれば必ず好適な配置条件になるとは限らない。例えば、監視空間内の特定の空間を特定の方向から撮影できることが望ましいことがある。
本発明は、上記の問題点を鑑みてなされたものであり、監視カメラが監視する方向に応じて監視カメラの配置条件を評価することを目的とする。
本発明の一形態によるカメラ配置評価装置は、監視空間を撮影するカメラの位置、画角及び撮影方向を含む配置条件の情報と、監視空間に複数配置した評価地点の分布を示す分布情報と、当該評価地点に指定された監視方向に関する監視方向情報と、を記憶する記憶部と、配置条件に基づいてカメラの撮影範囲を算出する撮影範囲算出部と、撮影範囲内に分布する評価地点ごとに、当該評価地点の監視方向情報と配置条件とに応じて地点監視量を算出し、算出した当該各地点監視量に基づいて配置条件の評価値を算出する評価値算出部と、を備える。
本発明の他の形態によるカメラ配置評価方法は、コンピュータに、監視空間を撮影するカメラの位置、画角及び撮影方向を含む配置条件の情報と、監視空間に複数配置した評価地点の分布を示す分布情報と、当該評価地点に指定された監視方向に関する監視方向情報と、を記憶装置から読み出す情報読出ステップと、配置条件に基づいてカメラの撮影範囲を算出する撮影範囲算出ステップと、撮影範囲内に分布する評価地点ごとに、当該評価地点の監視方向情報と配置条件とに応じて地点監視量を算出し、算出した当該各地点監視量に基づいて配置条件の評価値を算出する評価値算出ステップと、を実行させる。
本発明のさらに他の形態によるコンピュータプログラムは、監視空間を撮影するカメラの位置、画角及び撮影方向を含む配置条件の情報と、監視空間に複数配置した評価地点の分布を示す分布情報と、当該評価地点に指定された監視方向に関する監視方向情報と、を記憶装置から読み出す情報読出ステップと、配置条件に基づいてカメラの撮影範囲を算出する撮影範囲算出ステップと、撮影範囲内に分布する評価地点ごとに、当該評価地点の監視方向情報と配置条件とに応じて地点監視量を算出し、算出した当該各地点監視量に基づいて配置条件の評価値を算出する評価値算出ステップと、を実行させる。
本発明によれば、監視カメラが監視する方向に応じて監視カメラの配置条件を評価できる。
本発明の実施形態のカメラ配置評価装置の一例の概略構成図である。 (a)及び(b)は、監視空間内に複数配置した評価地点の分布と評価地点に指定された監視方向の一例の説明図であり、(c)は撮影方向と監視方向との方向合致度の説明図である。 (a)は監視カメラと監視空間内の構造物の配置例の説明図であり、(b)は監視空間内に複数配置した評価地点の分布と評価地点に指定された監視方向の一例の説明図である。 監視カメラの配置と撮影範囲の一例の説明図である。 監視空間内の統合監視量の分布の一例の説明図である。 本発明の実施形態のカメラ配置評価方法の一例のフローチャートである。 (a)及び(b)は、評価地点を監視する方向に応じた得点分布の一例の説明図である。 (a)~(f)は、評価地点の他の設定例と評価地点に指定された監視方向の設定例の説明図である。 (a)及び(b)は、複数の監視目的が存在する場合の監視方向の設定例の説明図である。
以下において、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。なお、以下に示す本発明の実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の構造、配置等を下記のものに特定するものではない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
(構成)
図1を参照する。実施形態のカメラ配置評価装置1は、例えばコンピュータにより構成され、記憶部2と、制御部3とを備える。
記憶部2は、半導体記憶装置、磁気記憶装置及び光学記憶装置のいずれかを備えてよい。記憶部2は、レジスタ、キャッシュメモリ、主記憶装置として使用されるROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等のメモリを含んでよい。
制御部3は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro-Processing Unit)等のプロセッサと、その周辺回路によって構成される。
以下に説明する制御部3の機能は、例えば、記憶部2に格納されたコンピュータプログラムであるカメラ配置評価プログラム20を、制御部3が備えるプロセッサが実行することによって実現される。
なお、入力装置4は、カメラ配置評価装置1の動作を制御するために、カメラプランニングの実施者や、監視従事者、管理者など(以下、「プランニング実施者等」と表記する)が操作するマウスやキーボードなどである。入力装置4は、カメラ配置評価装置1に接続され、入力装置4から各種情報がカメラ配置評価装置1に入力される。
カメラ配置評価装置1は、所定の監視空間内を撮像する1つ又は複数の監視カメラからなるカメラ系をある配置条件で設置した場合に、この配置条件が所望の監視目的やプランニング要件(以下「監視目的等」と表記する)をどの程度満たしているかの評価値を算出する。
出力装置5は、カメラ配置評価装置1が算出した評価値を出力するディスプレイ、プロジェクタ、プリンタなどである。
次に、カメラ配置評価装置1による配置条件の評価方法の概要を説明する。
まず、監視空間の各位置において監視カメラによる撮影状態を評価するために、監視空間内に評価地点42を複数配置する。監視空間は、例えば屋外空間や、構造物によって形成される屋内空間等である
図2の(a)を参照する。例えば監視空間40を均一な立方体41に分割する。説明の簡単のため、図2の(a)の監視空間40を上方から見た平面図を図2の(b)に示す。
次に、各立方体41の中心位置に評価地点42を配置する。さらに、評価地点42を監視するための好適な撮影方向が存在する場合には、その方向を評価地点42の監視方向43として指定する。図2の(b)の例では、中央の3列の空間44について評価地点42と監視方向43が設定され、両端の各々2列の空間45については評価地点42のみが設定される。
監視方向43の要否やその向きは、例えば監視目的等に応じて定められる。例えば、移動方向が一方向に制限されている通路を歩行する人を監視することが監視目的等である場合には、人の正面を撮影できる方向を監視方向としてよい。
次に、1つ又は複数の監視カメラからなるカメラ系に含まれる各々の監視カメラを、評価対象である配置条件(焦点位置、画角及び撮影方向)に基づいて配置した場合の、監視カメラの撮影範囲を算出する。図2の(b)では、監視カメラ46の撮影範囲が破線にて示されている。
そして、撮影範囲内に分布する評価地点42のそれぞれについて、監視カメラの撮影状態が監視目的等をどの程度満たしているかを示す地点監視量を算出する。例えば、評価地点42に監視方向43が指定されている場合には、監視方向43と監視カメラの配置条件に基づいて地点監視量を算出してよい。
例えば図2の(c)に示すように、監視カメラ46の配置条件に基づいて監視カメラ46の位置から評価地点42に向かう撮影方向47を求め、撮影方向47と監視方向43との方向合致度に応じて地点監視量を算出してよい。例えば、方向合致度は、撮影方向47と監視方向43とがなす角度αの余弦関数cos(α)により算出してよい。
最後に、監視空間40に分布する評価地点42のそれぞれについて算出した地点監視量に基づいて、カメラ系の配置条件の良否を示す評価値を算出する。例えば、地点監視量が閾値以上の評価地点42の個数を評価値として算出する。
以上により、カメラ配置評価装置1は、カメラ系の配置条件により定まる撮影方向が、監視目的等をどの程度満たしているかを評価できる。このため、監視カメラが監視する方向に応じて監視カメラの配置条件を評価できる。
以下、カメラ配置評価装置1の詳細を説明する。図1を参照する。記憶部2には、上述のカメラ配置評価プログラム20のほか、構造物情報21と、カメラ情報22と、分布情報23と、監視方向情報24が格納されている。
構造物情報21は、監視空間40に存在する現実世界の構造物(什器,樹木等の物体を含む)の位置、形状、構造などを表す3次元の幾何形状データ(すなわち3次元モデル)である。
図3の(a)に構造物情報21の一例を示す。この例では、構造物情報21は監視空間40内の構造物48の幾何形状データを含んでいる。
構造物情報21を生成するための幾何形状データは、3次元CADやBIM(Building Information Modeling)で作成されたものでもよいし、3次元レーザースキャナー等により監視空間に存在する構造物の3次元形状を取り込んだデータでもよい。構造物情報21を生成するための幾何形状データは、航空機からステレオ撮影やレーザ測距を行うことによって作成された高さ情報も含む立体形状をポリゴンデータによって表したデータであってもよい。
カメラ情報22は、カメラ系を構成する1つ又は複数の監視カメラの各々の配置条件の情報である。配置条件は、いわゆるカメラパラメータであり、監視カメラの3次元的な位置と、撮影方向を表すヨー角、ロール角及びピッチ角と、画角と、アスペクト比と、解像度と、焦点距離などの外部パラメータ及び内部パラメータを含む。監視カメラ43の位置は典型的には焦点位置である。監視カメラ43の位置を近似的にレンズ中心位置としてもよい。或いは、カメラ情報21に監視カメラ43の設置位置や監視カメラ43のカメラ構造を設定し、これらから焦点位置又はレンズ中心位置を求めるようにしてもよい。
図3の(a)の例では、カメラ系は2つの監視カメラ46及び49からなり、カメラ情報22には、これらの監視カメラ46及び49の配置条件が含まれる。
分布情報23は、監視空間40に複数配置した評価地点42の分布を示す情報である。
図3の(b)に分布情報23の一例を示す。上記と同様に、監視空間40を分割した均一な立方体41の中心位置に評価地点42が配置されている。
監視方向情報24は、監視目的等に応じて評価地点42ごとに指定された監視方向43に関する情報である。監視方向情報24は、例えばベクトル情報のように監視方向それ自体を直接表す情報であってよいが、これに限定されるものではない。監視方向情報24は、監視目的等に応じた評価地点42の監視に好適な方向を表現できる限り、様々な態様の情報を採用できる。監視方向情報24の変形例については後述する。
図1を参照する。制御部3は、記憶部2に記憶されたカメラ配置評価プログラム20を読み出して実行し、撮影範囲算出部30と、評価値算出部31と、監視方向設定部32として機能する。
撮影範囲算出部30は、記憶部2に記憶された構造物情報21とカメラ情報22を取得する。
図4を参照する。撮影範囲算出部30は、構造物情報21が表す構造物48の位置及び形状と、カメラ情報22が表す監視カメラ46及び49の配置条件とに基づいて、監視カメラ46及び49の各々の撮影範囲を算出する。図4において監視カメラ46の撮影範囲を破線にて示し、監視カメラ49の撮影範囲を一点鎖線にて示す。
なお、ハッチングされた範囲は構造物48の陰になって撮影できない空間である。撮影範囲算出部30は、監視カメラ49の撮影範囲から構造物48の陰になる範囲を取り除いて算出する。
評価値算出部31は、監視カメラ46及び49からなるカメラ系の配置条件の良否を示す評価値を算出する。
まず評価値算出部31は、監視空間40に含まれる評価地点42の各々と、カメラ系を構成する監視カメラ46及び49の各々と、の全ての組合せについて各々の地点監視量を算出する。
例えば、評価値算出部31は、監視カメラによる評価地点42の撮影方向47と、監視方向情報24により評価地点42に指定された監視方向43との方向合致度を、地点監視量として算出する。地点監視量は、評価地点42について監視目的をどの程度満たした撮影状態となっているかを示している。
評価値算出部31は、評価地点42が撮影範囲に含まれているか否かを判定し、評価地点42が撮影範囲に含まれている場合には、監視カメラの焦点位置から評価地点42までの方向ベクトルを正規化して撮影方向ベクトルを算出する。また、評価値算出部31は、監視方向情報24として、評価地点42に指定された監視方向43を示す監視方向ベクトルを記憶部2から取得する。
評価値算出部31は、撮影方向ベクトルと監視方向ベクトルとのなす角を求め、なす角が小さいほど高い値を算出して方向合致度とする。
例えば、評価値算出部31は、撮影方向ベクトルと監視方向ベクトルとの内積を方向合致度とする。監視方向ベクトルが単位ベクトルである場合には、撮影方向ベクトルと監視方向ベクトルとがなす角度αの余弦関数cos(α)が方向合致度となる。但し、内積や余弦関数の値が負値となる場合には方向合致度をゼロとする。
また、撮影範囲に評価地点42が含まれていない場合には方向合致度をゼロとする。
次に評価値算出部31は、監視空間40に含まれる評価地点42の各々について、カメラ系に含まれる複数の監視カメラ46及び49でそれぞれ算出した地点監視量を統合し、評価地点42ごとの地点監視量である統合監視量を算出する。
例えば、複数の監視カメラ46及び49で評価地点42を撮影したとき、最良の方向から撮影する監視カメラの地点監視量を採用するという観点で、複数の監視カメラ46及び49の各々の地点監視量のうちの最大値を統合監視量としてよい。
また、カメラ系が単一の監視カメラにより構成される場合には、その監視カメラによる地点監視量を統合監視量とする。
以上の処理により、評価値算出部31は全ての評価地点42について統合監視量を算出し、監視空間40内の統合監視量の分布を生成する。
統合監視量の分布の一例を図5に示す。図において濃度の濃いハッチングが施されている空間の評価地点42ほど、より大きな統合監視量であることを示す。
図5の例では、監視カメラ49の撮影方向は監視方向43の反対方向を向いているので地点監視量がゼロとなり統合監視量に寄与してない。また、監視カメラ46との距離が近いほど監視方向43と撮影方向とのなす角が大きくなりやすいので、監視カメラ46に近づくほど統合監視量が小さくなる。
最後に、評価値算出部31は、統合監視量の分布に応じてカメラ系の配置条件の良否を示す評価値を算出する。
例えば、監視方向43に近い方向から撮影されている評価地点42の数が多いほど良好な配置条件であるという観点から、所定閾値以上の統合監視量を有する評価地点42の数を評価値として算出し、出力装置5から出力する。
図1を参照する。監視方向設定部32は、記憶部2に格納される監視方向情報24を設定又は変更する機能を有する。
例えば、監視方向設定部32は、時間帯に応じて変化する監視方向情報を設定してよい。この場合に、評価値算出部31は、異なる複数の時間帯において評価値を算出した時間別評価値に基づいて、これら複数の時間帯に亘る配置条件の評価値を算出する。
例えば、朝と夕方で人の通行方向が異なる通路において、それぞれの時間帯に対する監視方向43を設定し、全時間帯における評価値を積算することで1日のトータルの評価値を算出してよい。
例えば、監視方向設定部32は、監視空間40を撮影する他の監視カメラの配置条件に応じて変化する監視方向情報24を設定してもよい。
例えば、ある方向から評価地点42を撮影する他の監視カメラが既に設置され、または設置される予定である場合には、この監視カメラの撮影方向の反対方向から評価地点42を監視する方向を監視方向として設定すれば、効率的に監視カメラを活用できる。
監視方向設定部32は、監視空間40に既に配置されている監視カメラの配置条件に応じて監視方向情報24を設定してもよい。また監視方向設定部32は、カメラプランニングの過程において配置予定の監視カメラが追加される都度、追加した監視カメラに応じて監視方向情報24を変更してもよい。
(動作)
以下、図6を参照して実施形態のカメラ配置評価方法の一例を説明する。
ステップS1では、カメラ系の配置条件を評価するのに先だって、監視空間40に存在する構造物の構造物情報21を取得または生成して、カメラ配置評価装置1の記憶部2に設定登録する。
ステップS2では、監視空間40内に複数の評価地点42を設定して分布情報23を生成し、カメラ配置評価装置1の記憶部2に設定登録する。また、監視目的等に基づいて評価地点42ごとに監視方向43の要否とその向きを決定して監視方向情報24を生成し、カメラ配置評価装置1の記憶部2に設定登録する。
ステップS3では、カメラ系を構成する各監視カメラの位置や、撮影方向、画角、アスペクト比、解像度、焦点距離などといったカメラ情報22を取得して、カメラ配置評価装置1の記憶部2に設定登録する。
ステップS4において撮影範囲算出部30は、記憶部2に記憶された構造物情報21とカメラ情報22を読み出し、カメラ系を構成する各監視カメラの撮影範囲を算出する。
ステップS5において評価値算出部31は、監視空間40に含まれる評価地点42の各々と、カメラ系を構成する監視カメラの各々と、の全ての組合せについて各々の地点監視量を算出する。
ステップS6において評価値算出部31は、監視空間40に含まれる評価地点42の各々について、カメラ系に含まれる監視カメラでそれぞれ算出した地点監視量を統合し、評価地点42ごとの統合監視量を算出する。
ステップS7において評価値算出部31は、統合監視量の分布に応じてカメラ系の配置条件の良否を示す評価値を算出する。
(実施形態の効果)
(1)記憶部2は、監視空間40を撮影する監視カメラの位置、画角及び撮影方向を含む配置条件のカメラ情報22と、監視空間40に複数配置した評価地点42の分布を示す分布情報23と、評価地点42に指定された監視方向43に関する監視方向情報24と、を記憶する。撮影範囲算出部30は、配置条件に基づいてカメラの撮影範囲を算出する。評価値算出部31は、撮影範囲内に分布する評価地点42ごとに、評価地点42の監視方向情報24と配置条件とに応じて地点監視量を算出し、算出した各地点監視量に基づいて配置条件の評価値を算出する。
これにより、監視カメラの配置条件が、監視目的等によって定まる監視方向の要件をどの程度満たしているかを評価できる。このため、監視カメラが監視する方向に応じて監視カメラの配置条件を評価できる。
(2)評価値算出部31は、監視カメラの位置から評価地点に向かう方向と、評価地点の監視方向とがなす角に基づいて評価地点の地点監視量を算出する。
これにより、監視カメラの撮影状態が監視方向の要件をどの程度満たしているかを示す地点監視量を算出できる。
(3)監視方向設定部32は、時間帯に応じて変化する監視方向情報24を設定する。評価値算出部31は、異なる複数の時間帯において評価値を算出した時間別評価値に基づいて、これら複数の時間帯にわたる配置条件の評価値を算出する。
これにより、好適な監視方向が時間帯に応じて変化する監視空間40における監視カメラの配置条件の良否を判定できる。
(4)監視方向設定部32は、監視空間40を撮影する他の監視カメラの配置条件に応じて変化する監視方向情報24を設定する。
これにより複数の監視カメラの撮影方向が重複しないように監視方向情報24を設定できる。このため、効率のよい監視カメラの配置条件を判定できる。
(変形例)
(1)評価値算出部31は、評価地点42ごとに設定された監視重要度に応じて重み付けされた地点監視量を算出してよい。例えば、監視重要度は、監視カメラが評価地点42を撮影する撮影解像度や評価地点42における照度に応じて定めてよい。これにより、監視方向以外の要件を加味して配置条件を評価することができる。
例えば、評価値算出部31は、方向合致度に監視重要度を乗算することによって重み付けをしてもよい。
また、監視方向ベクトルに監視重要度に応じた長さを持たせて、撮影方向ベクトルと監視方向ベクトルとの内積を方向合致度として算出してもよい。
(2)上記の実施形態では、評価地点42が監視カメラの撮影範囲に含まれていても、方向合致度がゼロであったり、監視方向43が指定されていなければ地点監視量はゼロとなる。
これに代えて評価値算出部31は、評価地点42が監視カメラの撮影範囲に含まれているか否かに応じて一定の基礎点数を付与し、これに方向合致度を加えて地点監視量を算出しても良い。これにより、より広い範囲を撮影できる配置条件の評価値をより高くすることができる。さらに、上記の監視重要度により基礎点数を重み付けしてもよい。
(3)監視方向情報24は、1つの評価地点42に対して複数の監視方向43を含んでもよい。例えば、正面方向及び背面方向のどちらから撮影してもよい評価地点42に対して2つの監視方向43を指定してもよい。
この場合、評価値算出部31は、複数の監視方向43ごとに算出した方向別の地点監視量に基づいて、評価地点42ごとの地点監視量を求める。例えば、方向別の地点監視量の総和、最大値、又は平均値を評価地点42ごとの地点監視量としてよい。
また、監視方向43毎に異なる監視重要度を方向合致度に乗算することによって重み付けをしてもよい。すなわち、評価値算出部31は、監視方向43ごとに算出した方向別の地点監視量を、当該監視方向43に応じて重み付けしてもよい。
例えば、複数の監視方向43の各々の監視方向ベクトルに異なる監視重要度に応じた長さを持たせて、撮影方向ベクトルと各々の監視方向ベクトルとの内積を方向合致度として算出してもよい。
(4)図7の(a)及び図7の(b)を参照する。監視方向情報24は、評価地点42の監視に好適な方向を、評価地点42を監視する方向に応じた得点分布により表現してもよい。
例えば、評価地点42を監視する方向を、評価地点42を中心Oとする球面上の点Pから中心Oへ向かう方向とし、点Pと中心Oとを結ぶ動径がZ軸となす第1角度θと、Z軸に垂直な平面にあるX軸となす第2角度φとによって表現する。
図7の(b)を参照する。監視方向情報24は、第1角度θ及び第2角度φに応じた要監視度Dの分布を得点分布情報として有する。
例えば、いずれの方向から撮影してもよい評価地点42に指定する監視方向情報24は、全ての第1角度θ及び第2角度φに対して要監視度Dが均一な分布により表現できる。
特定方向から撮影するのが好ましい評価地点42に指定する監視方向情報24は、例えばvon Mises Fisher分布を用いて、その特定方向の第1角度θ及び第2角度φにおける要監視度Dが高くなり、特定方向から離れるほど要監視度Dが低くなる分布により表現できる。
評価値算出部31は、監視カメラの撮影方向に対応する得点分布の得点に基づいて地点監視量を算出する。
(5)図8の(a)及び図8の(b)を参照する。上記の実施形態では、監視空間40中に分布する評価地点42と監視方向43を設定した。これに代えて、監視空間40内に存在する1つ又は複数の監視対象物50の位置のみに評価地点42と監視方向43を設定してもよい。これにより、監視カメラが監視対象物50を監視する方向に応じて監視カメラの配置条件を評価できる。
(6)図8の(c)及び図8の(d)を参照する。監視空間40を移動する人などの監視対象物を特定の方向から撮影したい場合には、監視空間40を移動する監視対象物51の移動経路52上の各点に、評価地点42と監視方向43を設定してもよい。これにより、特定の移動経路上を移動する監視対象物51を監視する方向に応じて監視カメラの配置条件を評価できる。
(7)図8の(e)を参照する。人などの監視対象物が監視空間40内を確率的に移動する場合には、監視空間40内の各位置の監視対象物51の存在確率に応じて評価地点42と監視方向43を設定してもよい。
このとき各位置の存在確率に応じて地点監視量を重み付けしてよい。例えば、監視方向ベクトルの長さを存在確率に応じて変えてもよい。
(8)図8の(f)を参照する。評価値算出部31は、監視空間40内の任意の点における監視方向43を位置関数により算出してもよい。
例えば、位置xにおける監視方向ベクトルを、x0との距離に反比例する長さ((x0-x)/|x0-x|)を有する位置x0へ向かうベクトルとして算出してもよい。
(9)上記の実施形態では、複数の監視カメラの各々の地点監視量のうちの最大値を統合監視量とした。これに代えて、評価値算出部31は、複数の監視カメラの地点監視量の総和を統合監視量としてもよい。
(10)上記の実施形態では、所定閾値以上の統合監視量を有する評価地点42の数を評価値として算出した。これに代えて、統合監視量の総和や、最小値、最大値、分布の均一度を評価値として算出してもよい。
(11)複数の監視目的等が存在する場合に、各々の監視目的に対応する監視方向43を独立して評価地点42に指定してもよい。
図9の(a)及び図9の(b)を参照する。例えば、双方向に人が通行する通路において、往路方向52の人の顔を撮影する監視目的と復路方向54の人の顔を撮影する監視目的とを同時に達成したい場合には、往路方向52用の監視方向43a及び復路方向54用の監視方向43bをそれぞれ個別に評価地点42に指定する。
評価値算出部31は、監視目的ごとに統合監視量を算出し、それぞれの統合監視量の分布に応じてカメラ系の配置条件の良否を示す評価値を算出する。例えば、監視目的ごとに算出した評価値の重み付け和、最小値、最大値を算出してよい。
また、各監視目的の統合監視量が同時に閾値を超えている評価地点の数を評価値として算出してもよい。
または、異なる配置条件同士を比較する際に、監視目的ごとの評価値を辞書式比較することにより優劣を決定してもよい。すなわち、優先度の高い監視目的から順々に評価値を比較していき、評価値に差に無ければ、次に優先度が高い低い監視目的の評価値を比較し、評価値に差が生じた地点で、高い評価値の配置条件が低い評価値の配置条件よりも良好であると判断してよい。
1…カメラ配置評価装置、2…記憶部、3…制御部、4…入力装置、5…出力装置、20…カメラ配置評価プログラム、21…構造物情報、22…カメラ情報、23…分布情報、24…監視方向情報、30…撮影範囲算出部、31…評価値算出部、32…監視方向設定部、40…監視空間、42…評価地点、43…監視方向

Claims (10)

  1. 監視空間を撮影するカメラの位置、画角及び撮影方向を含む配置条件の情報と、前記監視空間に複数配置した評価地点の分布を示す分布情報と、当該評価地点に指定された監視方向に関する監視方向情報と、を記憶する記憶部と、
    前記配置条件に基づいて前記カメラの撮影範囲を算出する撮影範囲算出部と、
    前記撮影範囲内に分布する前記評価地点ごとに当該評価地点の前記監視方向情報と前記配置条件とに応じて地点監視量を算出し、算出した当該各地点監視量に基づいて前記配置条件の評価値を算出する評価値算出部と、
    を備えることを特徴とするカメラ配置評価装置。
  2. 前記評価値算出部は、前記カメラの位置から前記評価地点に向かう方向と前記評価地点の前記監視方向とがなす角に基づいて、当該評価地点の前記地点監視量を算出することを特徴とする請求項1に記載のカメラ配置評価装置。
  3. 前記監視方向情報は、1つの前記評価地点に対して複数の前記監視方向を含み、
    前記評価値算出部は、前記監視方向のそれぞれについて前記地点監視量を算出した方向別監視量に基づいて、前記評価地点ごとの前記地点監視量を算出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のカメラ配置評価装置。
  4. 前記評価値算出部は、前記方向別監視量を前記監視方向に応じて重み付けすることを特徴とする請求項3に記載のカメラ配置評価装置。
  5. 前記監視方向情報は、前記評価地点を監視する方向に応じた得点分布を含み、
    前記評価値算出部は、前記カメラの位置から前記評価地点に向かう方向に対応する前記得点分布の得点に基づいて、前記評価地点の前記地点監視量を算出することを特徴とする請求項1に記載のカメラ配置評価装置。
  6. 前記評価値算出部は、前記評価地点ごとに設定された監視重要度に応じて重み付けされた前記地点監視量を算出することを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載のカメラ配置評価装置。
  7. 時間帯に応じて変化する前記監視方向情報を設定する監視方向設定部を更に備え、
    前記評価値算出部は、異なる複数の前記時間帯において前記評価値を算出した時間別評価値に基づいて、これら複数の前記時間帯にわたる前記評価値を算出することを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載のカメラ配置評価装置。
  8. 前記監視空間を撮影する他のカメラの配置条件に応じて変化する前記監視方向情報を設定する監視方向設定部を更に備えることを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載のカメラ配置評価装置。
  9. コンピュータに、
    監視空間を撮影するカメラの位置、画角及び撮影方向を含む配置条件の情報と、前記監視空間に複数配置した評価地点の分布を示す分布情報と、当該評価地点に指定された監視方向に関する監視方向情報と、を記憶装置から読み出す情報読出ステップと、
    前記配置条件に基づいて前記カメラの撮影範囲を算出する撮影範囲算出ステップと、
    前記撮影範囲内に分布する前記評価地点ごとに、当該評価地点の前記監視方向情報と前記配置条件とに応じて地点監視量を算出し、算出した当該各地点監視量に基づいて前記配置条件の評価値を算出する評価値算出ステップと、
    を実行させることを特徴とするカメラ配置評価方法。
  10. コンピュータに、
    監視空間を撮影するカメラの位置、画角及び撮影方向を含む配置条件の情報と、前記監視空間に複数配置した評価地点の分布を示す分布情報と、当該評価地点に指定された監視方向に関する監視方向情報と、を記憶装置から読み出す情報読出ステップと、
    前記配置条件に基づいて前記カメラの撮影範囲を算出する撮影範囲算出ステップと、
    前記撮影範囲内に分布する前記評価地点ごとに、当該評価地点の前記監視方向情報と前記配置条件とに応じて地点監視量を算出し、算出した当該各地点監視量に基づいて前記配置条件の評価値を算出する評価値算出ステップと、
    を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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