JP7290477B2 - 除菌装置、及び手摺り - Google Patents

除菌装置、及び手摺り Download PDF

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Description

本開示は、手摺りの把持棒の除菌に用いられる除菌装置、及び該除菌装置を装備した手摺りに関する。
多くの公共施設、特に、病院、介護施設では、廊下、階段、室内の各所に、歩行を補助するための手摺りが設置されている。これらの手摺りは、利用者が能動的に把持する把持棒を有しており、各種の病原菌又はウイルスによる感染リスクの低減を図るために、この把持棒の定期的な除菌が不可欠である。除菌は、例えば、アルコール、次亜塩素酸水等の消毒液を用い、対象箇所を洗浄することにより実現されるが、効果が限定的である上、長大な手摺りの除菌に多大の手間を要するという問題がある。
特許文献1には、把持棒の表面に、光触媒を含む樹脂製の被覆層が形成された手摺りが開示されている。光触媒は、光の照射により活性を示し、有機物を分解する光触媒作用を有する。
特開2007-297912号公報
特許文献1に記載の把持棒は、自然光又は照明光が照射されることにより、被覆層に含まれる光触媒が光触媒作用を示し、人手を要さずに除菌される。しかし自然光又は照明光では、光触媒の活性が低く、把持棒の除菌効果は弱い。
本開示は、手摺りの把持棒を、人手を要さず、効果的に除菌することができる除菌装置、及び該除菌装置を装備した手摺りを提供することを目的とする。
本開示に係る除菌装置は、光触媒を含む被覆層が表面に形成された把持棒を備える手摺りを除菌する除菌装置であって、前記把持棒に装着され、該把持棒の長さ方向に移動する移動機体と、該移動機体に保持され、前記把持棒の表面に可視光を照射する光照射器とを備える。
本開示によれば、移動機体が手摺りの把持棒の長さ方向に移動し、この移動の間に移動機体に保持された光照射器が動作して、近距離から把持棒の表面に可視光を照射する。把持棒の表面の被覆層に含まれる光触媒は、光照射器による可視光の照射により、強い光触媒作用を発揮する。従って、把持棒の表面に付着する病原菌、ウイルスを光触媒作用にて死滅させ、手摺りの把持棒を、人手を要さず、効果的に除菌することができる
また前記移動機体に取り付けられ、透光性を有し、前記光照射器を囲む防塵部材を備える。
光照射器が防塵部材に囲まれているので、光照射器への塵埃の付着は抑制される。
また前記防塵部材は、前記光照射器に対向する位置に可視光を拡散する拡散部を備える。
光照射器の発光は、防塵部材の拡散部により拡散され、把持棒に照射される。拡散により把持棒の広い範囲を除菌することができる。拡散部は、例えば、光を拡散する機能を備えるフィルムを防塵部材の一面に貼付することで構成し得る。
また前記防塵部材は、前記光照射器に対向する位置に可視光を集光する集光部を備える。
光照射器の発光は、防塵部材の集光部により集光され、把持棒に集中して照射されるので、光触媒の活性を向上させることができる。従って把持棒の除菌効果を向上させることができる。集光部は、例えば、光を集光する機能を備えるフィルムを防塵部材の一面に貼付することで構成し得る。
また前記防塵部材は、前記移動機体に着脱可能に取り付けられる。
防塵部材が着脱可能に移動機体に取り付けられるので、光照射器の点検又は交換は、容易である。防塵部材自体の交換も容易である。
また前記防塵部材を内外に貫通し、前記光照射器が発生する熱を前記防塵部材の外部へ放熱する放熱孔を備える。
光照射器が発光に伴い発生する熱は、放熱孔を介して、防塵部材の外部へ放熱される。従って、光照射器の温度上昇が抑制され、温度上昇による光照射器への劣化等の影響が排除される。
また前記移動機体は、前記光照射器が発生する熱を前記移動機体の外部へ放熱する放熱部を備える。
光照射器が発光に伴い発生する熱は、放熱部から移動機体の外部へ効果的に放熱される。従って、光照射器の温度上昇が抑制され、温度上昇による光照射器への劣化等の影響が排除される。
また前記可視光は、380nm以上500nm以下の波長を有する。
380nm以上500nm以下の波長を有する可視光は可視光の中でも大きいエネルギーを有する。従って、光触媒の活性を向上させ、除菌効果を向上させることができる。
また前記移動機体は、移動方向に直交する方向に撓み変形可能である。
移動機体は、移動方向に直交する方向に撓み変形可能なので、例えば階段の踊り場に設けられる把持棒の屈曲部においても、変形を伴って移動することができる。
また前記移動機体は、姿勢を安定させる重りを備える。
移動機体は、重りにより安定した姿勢を保ち、移動することができる。
更に本開示に係る手摺りは、光触媒を含む被覆層が表面に形成された把持棒と、該把持棒に装備された上記の除菌装置とを備える。
本開示によれば、除菌装置が把持棒に可視光を照射すると、被覆層の光触媒が可視光を吸収して有機物の分解を行い、除菌効果を生じる。従って、除菌装置による把持棒への可視光の照射により、把持棒の表面を効果的に除菌できる。
本開示によれば、利用者により把持される把持棒を、人手を要さず、効果的に除菌することができる。
実施の形態1に係る除菌装置の使用状態を示す模式図である。 移動機体の内部構成を略示する縦断面図である。 第1機体の内部構成を略示する図1のIII-III線による横断面図である。 第2機体の内部構成を略示する図1のIV-IV線による横断面図である。 第2機体の内部構成を略示する図1のV-V線による横断面図である。 除菌装置の制御系の構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る除菌装置における移動機体の内部構成を略示する縦断面図である。 実施の形態2に係る除菌装置における第2機体の横断面図である。 実施の形態3に係る除菌装置における第2機体の横断面図である。 実施の形態4に係る除菌装置における第2機体の横断面図である。 実施の形態5に係る除菌装置における第2機体の横断面図である。 実施の形態6に係る除菌装置における第1機体の横断面図である。 実施の形態7に係る除菌装置の縦断面図である。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。図1は、実施の形態1に係る除菌装置の使用状態を示す模式図である。図中1は、除菌対象となる手摺りであり、利用者が把持する把持棒10を、長さ方向複数箇所のブラケット11、11により廊下、階段室等の側壁12(図3から図5参照)に固定支持して構成されている。
除菌装置は、把持棒10を跨ぐように装着され、把持棒10の長さ方向に移動する移動機体2を備える。移動機体2は、第1機体3及び第2機体4を備え、第1機体3及び第2機体4を、連結体20により連結して構成されている。
図2は、移動機体2の内部構成を略示する縦断面図であり、図3は、第1機体3の内部構成を略示する図1のIII-III線による横断面図である。第1機体3は、円形断面の把持棒10を対象としており、周方向の一部を欠落させた薄肉円筒形のハウジング30を備えている。ハウジング30の内部には、駆動輪31及び2つの従動輪32が設けられている。駆動輪31は、ハウジング30の内面の周方向中央部に、ハウジング30の長さ方向及び径方向に直交する軸回りの回転を可能として支持されている。この駆動輪31は、支持位置の一側に固定された移動モータ33に連結されており、該移動モータ33により回転駆動される。駆動輪31は、インホイールモータであってもよく、モータローラであってもよい。移動モータ33は、ハウジング30の外面に固定されてもよい。
2つの従動輪32は、ハウジング30の内面の周方向両端部に、ハウジング30の長さ方向及び周方向に直交する軸回りの回転を可能として夫々支持されている。これらの従動輪32は、夫々の支軸とハウジング30の内面との間に介装された付勢ばね34の付勢力により、径方向内向きに付勢されている。
ハウジング30の内部には、移動モータ33及び後述する光照射器41の電源となる電池35と、後述する制御動作をなす制御部6とが、駆動輪31及び2つの従動輪32との干渉を避けて取り付けてある。電池35及び制御部6は、ハウジング30の外面に取り付けられてもよい。
以上の如き第1機体3は、図3に示すように、把持棒10の周面に駆動輪31及び2つの従動輪32を転接させてセットされる。2つの従動輪32は、付勢ばね34の付勢力により把持棒10の周面に押し付けられている。2つの従動輪32の転接位置は、駆動輪31の転接位置の両側に夫々90°以上離れており、付勢ばね34の付勢力は、駆動輪31を把持棒10の周面に押し付ける作用もなす。従って、把持棒10は、駆動輪31と2つの従動輪32とにより掴持され、第1機体3は移動モータ33の駆動による駆動輪31の回転に応じて、図1中に白抜矢符により示すように把持棒10に沿って移動する。駆動輪31及び従動輪32の数及び配置は一例であり、駆動輪31及び従動輪32が把持棒10を掴持できるのであれば、適宜に設定可能である。なおハウジング30の欠落部は、ブラケット11を側壁12に支持する支持脚(図3中に二点鎖線により示す)の通過を可能とするために必要である。
図4は、第2機体4の内部構成を略示する図1のIV-IV線による横断面図である。第2機体4は、第1機体3のハウジング30と同様、周方向の一部を欠落させた薄肉円筒形をなすハウジング40を備える。ハウジング40の内部には、図2に示すように長さ方向の一側に光照射器41が取り付けられ、他側に従動輪42が取り付けられている。
図4は、従動輪42の取り付け位置の断面を示している。従動輪42は、ハウジング40の内面の周方向中央部及び両端部に、ハウジング40の長さ方向及び径方向に直交する軸回りの回転を可能として夫々支持されている。これらの従動輪42は、夫々の支軸とハウジング40の内面との間に介装された付勢ばね43により、径方向内向きに付勢されている。
以上の如き第2機体4は、図4に示すように、把持棒10の周面に3つの従動輪42を転接させてセットされる。3つの従動輪42は、付勢ばね43の付勢力により把持棒10の周面に押し付けられている。3つの従動輪42の転接位置は、相互に90°以上離れている。従って把持棒10は、3つの従動輪42により掴持される。第2機体4は、連結体20によって第1機体3に連結されており、前述の如く移動する第1機体3に牽引され、従動輪42の回転を伴って把持棒10に沿って移動することができる。第2機体4は従動輪42の数及び配置は一例であり、従動輪42が把持棒を掴持できるのであれば、適宜に設定可能である。なおハウジング40の欠落部は、第1機体3のハウジング30の欠落部と同様、ブラケット11の支持脚の通過を可能とするために必要である。
第1機体3の駆動輪31及び従動輪32と第2機体4の従動輪42との周面には、溝が周方向に連なって形成されている。駆動輪31及び従動輪32と従動輪42とは、夫々の周面の2点で把持棒10の表面に転接し、把持棒10を掴持している。従って第1機体3及び第2機体4の移動は、安定する。
第1機体3と第2機体4とは、把持棒10の長さ方向に離隔している。移動機体2は、長さ方向に離れた2箇所での把持棒10の掴持により、長さ方向へ傾くことなく移動することができる。第1機体3及び第2機体4を連結する連結体20は、図1に示すように蛇腹状であり、移動方向に直交する方向に屈曲することができる。移動機体2は、連結体20の屈曲により移動方向に直交する方向に撓み変形可能である。従って移動機体2は、例えば階段の踊り場に設けられる把持棒10の屈曲部においても、撓み変形し、移動することができる。
図5は、第2機体4の内部構成を略示する図1のV-V線による横断面図であり、光照射器41の取り付け位置の断面を示している。光照射器41は、可視光を発光する発光素子又はランプである。光照射器41は、周方向に適宜の間隔を隔ててハウジング40の内面に3つ取り付けられており、把持棒10に向けて可視光を発光する。光照射器41が発光する可視光は、380nm以上500nm以下の波長を有することが望ましい。380nm以上500nm以下の波長を有する可視光は、ブルーライトと呼ばれる。
移動機体2が装着される把持棒10の表面には、被覆層13が形成されている。なお図3から図4中の被覆層13は存在を明示するために実際よりは厚くして示してある。
被覆層13は、可視光を吸収して有機物を分解する光触媒を含む層である。光触媒は、例えば、酸化チタン、酸化タングステンである。光触媒は、金属イオンのドープ、金属の担持により特定の波長域の光の照射による活性が向上されていると好ましい。特定の波長域は、例えばブルーライトの波長域である。被覆層13は、例えば、光触媒を含むコーティング液によるコーティングにより形成される。
図5に示すように、ハウジング40の内面に取り付けられた3つの光照射器41は把持棒10に対面しており、夫々の光照射器41が発光する可視光は把持棒10の周面に近距離から照射される。移動する移動機体2のハウジング40の内側での可視光の照射により、被覆層13の光触媒は、強い光触媒作用を示す。従って把持棒10の表面は、除菌装置の移動範囲の略全長に亘って人手を要さず、効果的に除菌される。光照射器41がブルーライトを把持棒10に照射する場合、ブルーライトの有するエネルギーが大きいので、被覆層13に含まれる光触媒の活性を向上させることができる。従って、除菌効果を向上させることができる。光照射器41の数及び配置は一例であり、本実施の形態に示す数及び配置に限らない。
把持棒10が樹脂製又は木材製である場合、把持棒10は、光触媒作用によって劣化するおそれがある。従って把持棒10と被覆層13との間に、例えば金属又はセラミックス製の防護層が設けてあると好ましい。防護層は光触媒作用による把持棒10の劣化を防止する。
図6は、除菌装置の制御系の構成を示すブロック図である。第1機体3に設けられた制御部6は、CPU60、ROM61及びRAM62を備え、ROM61に格納された制御プログラムに従うCPU60の動作により移動モータ33及び光照射器41を制御する。
制御部6には、制御対象となる移動モータ33及び光照射器41が各別の駆動回路を介して接続されている。また、移動経路上の障害物の有無を検出する障害物センサ63と、除菌装置周辺の画像(動画又は静止画)を撮像する撮像部64と、外部機器への送信を行う送信部65とが接続されている。
制御部6は、起動操作に応じて動作を開始し、移動モータ33及び光照射器41に動作指令を与え、移動モータ33を駆動し、光照射器41を動作させる。起動操作は、例えば、移動機体2に設けられた起動スイッチ(図示せず)の操作である。起動操作は、制御部6との間での通信が可能な外部機器の操作であってもよい。
移動機体2は、移動モータ33の駆動により把持棒10に沿って移動する。移動機体2の移動中、光照射器41は、把持棒10の表面に可視光を照射する。可視光の照射は、移動機体2の移動に応じて連続的に、又は間欠的に実施されるから、例えば、病院、介護施設等の公共施設において、廊下、階段、居室に亘って配置された長大な手摺り1の把持棒10を人手を要さず、効果的に除菌することができる。
障害物センサ63は、例えば、ハウジング30の外面に取り付けられ、移動機体2の移動方向の前方に向けて光を発する発光部、及び障害物からの反射光を受光する受光部を備える光センサである。
移動モータ33及び光照射器41の動作中、制御部6は、障害物センサ63の出力を逐次取り込み、移動経路の前方の障害物の有無を判定し、障害物ありと判定した場合、移動モータ33及び光照射器41に停止命令を与え、移動モータ33及び光照射器41を停止させる制御動作を行う。制御部6は、予め設定された待機時間の経過を待ち、待機時間の経過後に障害物が検出されなくなった場合には移動モータ33及び光照射器41の停止を解除し、待機時間の経過後も障害物の検出が続いている場合には、制御動作を終了する。
障害物は、例えば、把持棒10を把持する利用者の手指である。この場合、制御部6の前述した動作により移動機体2が停止するから、利用者への衝突を未然に回避することができる。待機時間は、利用者の移動に十分な時間(例えば数分間)に設定しておけばよく、待機時間の経過後に移動モータ33及び光照射器41の停止が解除されるから、除菌装置の運転を自動的に再開することができる。
障害物は、例えば、移動経路の終端に設けられたストッパである。この場合、制御部6の前述した動作により移動モータ33及び光照射器41が停止され、この状態が待機時間の経過後も継続するから、除菌装置の運転を終端位置で自動停止させることができる。
撮像部64は、例えば、ハウジング30の外面に取り付けられ、全方向の撮影が可能な全方向型カメラである。
撮像部64は、制御部6からの動作指令に応じて動作し、除菌装置周辺の画像を撮像する。制御部6は、撮像部64の撮像画像を取り込み、送信部65を介して外部機器に送信する。使用者は、外部機器に送信される撮像画像を視認し、除菌装置の移動位置周辺の状況を適宜に把握することができる。例えば、病院、介護施設等の公共施設において除菌装置の運転を夜間に実施する場合、撮像画像は、施設の保安情報として有効に利用され得る。撮像部64の撮像画像は、除菌装置が備える着脱自在の記憶媒体に記憶させておき、運転終了後に記憶媒体を取り出し、撮像画像を再生することで周辺状況を確認することも可能である。
除菌装置は、例えば階段室に設けられる床面に対して傾斜している手摺り1に装備される場合、上の階から下の階への移動を重力により行うことができる。この場合、移動モータ33を回生ブレーキとして利用し、移動速度を抑えることができる。移動モータ33が発生する回生電力を電池35に充電することができる。
除菌装置には、防汚又はデザイン性向上のために、移動機体2を覆うカバーが取り付けられてもよい。
以上の如く構成された除菌装置は、連続する把持棒10の適宜位置に予め装備されて提供され得る。また、光触媒を含む被覆層13が表面に形成された把持棒10を備えた既存の手摺り1に後付けすることも可能である。
(実施の形態2)
図7は、実施の形態2に係る除菌装置における移動機体2の内部構成を略示する縦断面図であり、図8は、実施の形態2に係る除菌装置における第2機体4の横断面図である。実施の形態2に係る構成の内、実施の形態1と同様な構成部材については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。なお図8は、光照射器41の取り付け位置の断面を示している。
実施の形態2の除菌装置において、移動機体2には、光照射器41を囲む防塵部材5が取り付けてある。図7及び図8に示す防塵部材5は、U字断面を有する半筒体と、半筒体の軸方向両端部から外側に向けて突き出す突出板とを備える。防塵部材5は、例えばアクリル樹脂等の透光性を有する樹脂製である。
防塵部材5は、半筒体の周壁と突出板とが3つの光照射器41を囲むようにして、光照射器41から離れた位置に配置されている。防塵部材5は、半筒体の軸方向両端部において、ねじ50によって、ハウジング40の周壁の周方向両端部にねじ止めされている。ねじ50の取り外しにより、防塵部材5を移動機体2から取り外すことができる。すなわち、防塵部材5は、移動機体2に着脱可能に取り付けられている。防塵部材5の取り付け方法は一例であり、防塵部材5が移動機体2に着脱可能であれば、本実施の形態に示す取り付け方法に限らない。
光照射器41が発光する可視光は、防塵部材5を透過し、把持棒10に照射される。従って把持棒10の表面は、実施の形態1と同様、効果的に除菌される。
光照射器41が防塵部材5に囲まれているので、光照射器41への塵埃の付着は、抑制される。従って、光照射器41が発光する可視光への光照射器41に付着した塵埃による影響を排除することができる。防塵部材5の表面には、例えば帯電防止剤のコーティング等の帯電防止処理が施されていていると好ましい。帯電防止処理により防塵部材5への塵埃の付着が抑制されるので、光照射器41が発光する可視光への防塵部材5に付着した塵埃による影響を排除することができる。防塵部材5は移動機体2に着脱可能に取り付けられているので、例えば光照射器41が汚れた場合、光照射器41の点検又は交換を容易に行うことができる。防塵部材5が汚れた場合、防塵部材5の交換を容易に行うことができる。
(実施の形態3)
図9は、実施の形態3に係る除菌装置における第2機体4の横断面図である。実施の形態3に係る構成の内、実施の形態2と同様な構成部材については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。なお図9は、光照射器41の取り付け位置の断面を示している。
実施の形態3の除菌装置において、防塵部材5には、ハウジング40の周方向中央部の光照射器41に対向する位置に形成された光学層51aと、ハウジング40の周方向両側部の光照射器41に対向する位置に形成された光学層51bとを備える。
光学層51aは、可視光を集光する機能を備える層である。光学層51aは、例えば光を集光する機能を備えるフィルムを防塵部材5の一面に貼付することで構成し得る。光学層51aは、集光部として機能する。
光学層51bは、可視光を拡散する機能を備える層である。光学層51bは、例えば光を拡散する機能を備えるフィルムを防塵部材5の一面に貼付することで構成し得る。光学層51bは、拡散部として機能する。
光照射器41による可視光の発光により、把持棒10の上側に、光学層51aにより集光された可視光が照射され、把持棒10の横側に、光学層51bにより拡散された可視光が照射される。把持棒10の上側に可視光が集光により集中して照射されるので、被覆層13に含まれる光触媒の活性を向上させることができる。従って使用者が触れる回数が多く、特に除菌が必要と考えられる把持棒10の上側の除菌効果を向上させることができる。把持棒10の横側には、拡散により照射範囲の広い可視光が照射されるので、把持棒10の広い範囲を除菌することができる。
光学層51aと光学層51bとの全部が、集光部としての機能を備える層でもよく、拡散部としての機能を備える層でもよい。光学層51a(集光部)と光学層51b(拡散部)との構成は一例であり、本実施の形態に示す構成に限らない。集光部は、防塵部材5の光照射器41に対向する位置にある部分を凸レンズに加工することにより構成されてもよい。拡散部は、防塵部材5の光照射器41に対向する位置にある部分を凹レンズに加工することにより構成されてもよい。
(実施の形態4)
図10は、実施の形態4に係る除菌装置における第2機体4の横断面図である。実施の形態4に係る構成の内、実施の形態2と同様な構成部材については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。なお図10は、光照射器41の取り付け位置の断面を示している。
実施の形態4の除菌装置において、第2機体4のハウジング40の周壁には、内外に貫通する放熱孔44が形成されている。放熱孔44は、光照射器41が発生する熱を効果的に移動機体2の外部へ放熱する。放熱孔44は、ハウジング40の長さ方向に長いスリット状の孔であってもよい。放熱孔44は、放熱部として機能する。
防塵部材5には、内外に貫通する放熱孔52が形成されている。放熱孔52は、周方向に間隔を隔てて形成され、光照射器41が発生する熱を防塵部材5の外部へ放熱する。放熱孔52は、防塵部材5の軸方向に長いスリット状の孔であってもよい。
光照射器41は、可視光を発光する際に発熱する。発生した熱の一部は、ハウジング40の内面と防塵部材5との間にこもる。よって光照射器41は、可視光を長時間照射する場合、温度が上昇し、劣化等の影響を受けるおそれがある。
放熱孔44(放熱部)と放熱孔52とが設けられていることにより、光照射器41が発生する熱は、ハウジング40の内面と防塵部材5との間にこもりにくい。従って、光照射器41の温度上昇が抑制され、温度上昇による光照射器41への影響が排除される。除菌装置は、放熱孔44(放熱部)又は放熱孔52のどちらか一方のみを備えていてもよい。放熱部は、放熱孔44に限定されない。ハウジング40の内部には、放熱用の送風機が取り付けられていてもよい。送風機が起こす風により、光照射器41が発生する熱は、移動機体2の外部へ放熱される。
除菌装置にカバーを取り付ける場合、放熱を妨げないためにカバーはメッシュ状であることが好ましい。
(実施の形態5)
図11は、実施の形態5に係る除菌装置における第2機体4の横断面図である。実施の形態5に係る構成の内、実施の形態2と同様な構成部材については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。なお図11は、光照射器41の取り付け位置の断面を示している。
実施の形態5の除菌装置において、第2機体4のハウジング40には、光照射器41の取り付け位置に放熱部材45が取り付けてある。放熱部材45は、板状部材と、板状部材の一面から突出する複数の突出部とを備える。放熱部材45は、例えば金属製であり、高い熱伝導率を有する。
板状部材がハウジング40の内面に固定され、突出部の一部がハウジング40の外部に突出するようにして、放熱部材45は、ハウジング40に取り付けられている。板状部材の他面には、光照射器41が取り付けられている。放熱部材45の熱伝導率が高いので、光照射器41が発生する熱は、放熱部材45を介して効果的に移動機体2の外部へ放熱される。放熱部材45は、放熱部として機能する。
(実施の形態6)
図12は、実施の形態6に係る除菌装置における第1機体3の横断面図である。実施の形態6に係る構成の内、実施の形態2と同様な構成部材については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
実施の形態6の除菌装置において、第1機体3は、姿勢を安定させるための重りを備える。図12に示す第1機体3のハウジング30には、周方向両端部の周壁の内部に重り36が埋め込まれている。重り36は、例えば、鉄等の比重が大きい金属製の板である。第1機体3は、重り36により重心がハウジング30の中心部より下がる。第1機体3は、周方向に傾いた場合、重心が下がっていることにより、傾きを戻そうとする復元力が生じるので、元の姿勢に戻ることができる。従って第1機体3は安定した姿勢を保ち、移動することができる。第2機体4も同様の構成としてあり、移動機体2は、安定した姿勢を保ち、移動することができる。重り36の構成は一例であり、本実施の形態に示す構成に限らない。例えば、ハウジング30の周方向両端部が、比重の大きい金属で形成され、ハウジング30の他の部分が樹脂で形成されていてもよい。移動機体2の移動に応じて、重り36が動いてもよい。
除菌装置にカバーを取り付ける場合、カバーは、移動機体2の姿勢を安定させるための重りを備えていてもよい。移動機体2は、重り36に加え、カバーの重りにより、安定した姿勢を保ち、移動することができる。
(実施の形態7)
図13は、実施の形態7に係る除菌装置の縦断面図である。実施の形態7に係る構成の内、実施の形態2と同様な構成部材については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
実施の形態7の除菌装置において、移動機体2は図13に示すように第1機体7と、第2機体8と、第3機体9とを備え、第1機体7と第2機体8とを、及び第2機体8と第3機体9とを、連結体21により連結して構成されている。
第1機体7は、第1機体3のハウジング30と同様、周方向の一部を欠落させた薄肉円筒形をなすハウジング70を備える。ハウジング70の内部には、ハウジング30と同様、駆動輪31(従動輪32)が取り付けられている。第2機体8は、第2機体4のハウジング40と同様、周方向の一部を欠落させた薄肉円筒形をなすハウジング80を備える。ハウジング80の内部には、ハウジング40と同様、光照射器41と、光照射器41を囲む防塵部材5とが取り付けられている。第3機体9は、第2機体4のハウジング40と同様、周方向の一部を欠落させた薄肉円筒形をなすハウジング90を備える。ハウジング90の内部には、ハウジング40と同様、従動輪42が取り付けられ、把持棒10に転接している。
第1機体7と第2機体8とは、ハウジング70の長さ方向の一端とハウジング80の長さ方向の一端との周方向の1箇所において、連結体21によって連結されている。第2機体8と第3機体9とは、ハウジング80の長さ方向の他端とハウジング90の長さ方向の一端との周方向の1箇所において、連結体21によって連結されている。連結体21は、弾性変形可能であり、例えば樹脂製である。従って移動機体2は、連結体21の変形により移動方向に直交する方向に撓み変形が可能である。ハウジング70とハウジング80とハウジング90と連結体21とは、一体に成形されてもよい。
移動機体2には、外装体22が、ハウジング70とハウジング80とハウジング90と連結体21とを覆うようにして取り付けられている。図13に示す外装体22において、移動機体2の移動方向における外装体22の両端部は、ハウジング70及びハウジング90の外面に夫々固着されている。外装体22は、移動機体2の移動方向に直交する方向に撓み変形可能な蛇腹状である。
除菌装置は、例えば階段の踊り場に設けられる把持棒10の屈曲部においても移動機体2及び外装体22の撓み変形を伴って移動することができる。
今回開示した実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。各実施例にて記載されている技術的特徴は互いに組み合わせることができ、本発明の範囲は、特許請求の範囲内での全ての変更及び特許請求の範囲と均等の範囲が含まれることが意図される。
1 手摺り
2 移動機体
5 防塵部材
10 把持棒
13 被覆層
36 重り
41 光照射器
44 放熱孔(放熱部)
45 放熱部材(放熱部)
51a 光学層(集光部)
51b 光学層(拡散部)
52 放熱孔

Claims (12)

  1. 光触媒を含む被覆層が表面に形成された把持棒を備える手摺りを除菌する除菌装置であって、
    前記把持棒に装着され、該把持棒の長さ方向に移動する移動機体と、
    該移動機体に保持され、前記把持棒の表面に可視光を照射する光照射器と
    前記移動機体に取り付けられ、透光性を有し、前記光照射器を囲む防塵部材と、
    前記防塵部材を内外に貫通し、前記光照射器が発生する熱を前記防塵部材の外部へ放熱する放熱孔と
    を備える
    除菌装置。
  2. 光触媒を含む被覆層が表面に形成された把持棒を備える手摺りを除菌する除菌装置であって、
    前記把持棒に装着され、該把持棒の長さ方向に移動する移動機体と、
    該移動機体に保持され、前記把持棒の表面に可視光を照射する光照射器と
    を備え、
    前記移動機体は、移動方向に直交する方向に撓み変形可能である
    除菌装置。
  3. 光触媒を含む被覆層が表面に形成された把持棒を備える手摺りを除菌する除菌装置であって、
    前記把持棒に装着され、該把持棒の長さ方向に移動する移動機体と、
    該移動機体に保持され、前記把持棒の表面に可視光を照射する光照射器と
    を備え、
    前記移動機体は、姿勢を安定させる重りを備える
    除菌装置。
  4. 前記防塵部材は、前記光照射器に対向する位置に可視光を拡散する拡散部を備える
    請求項に記載の除菌装置。
  5. 前記防塵部材は、前記光照射器に対向する位置に可視光を集光する集光部を備える
    請求項1に記載の除菌装置。
  6. 前記防塵部材は、前記移動機体に着脱可能に取り付けられる
    請求項1、4又は5のいずれか1つに記載の除菌装置。
  7. 前記防塵部材を内外に貫通し、前記光照射器が発生する熱を前記防塵部材の外部へ放熱する放熱孔を備える
    請求項1又は4から6のいずれか1つに記載の除菌装置。
  8. 前記移動機体は、移動方向に直交する方向に撓み変形可能である
    請求項1又は3から7のいずれか1つに記載の除菌装置。
  9. 前記移動機体は、姿勢を安定させる重りを備える
    請求項1、2又は4から8のいずれか1つに記載の除菌装置。
  10. 前記移動機体は、前記光照射器が発生する熱を前記移動機体の外部へ放熱する放熱部を備える
    請求項1から請求項のいずれか1つに記載の除菌装置。
  11. 前記可視光は、380nm以上500nm以下の波長を有する
    請求項1から請求項10のいずれか1つに記載の除菌装置。
  12. 光触媒を含む被覆層が表面に形成された把持棒と、
    該把持棒に装備された請求項1から請求項11のいずれか1つに記載の除菌装置と
    を備える
    手摺り。
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