JP7289768B2 - 放射線撮影装置 - Google Patents

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Description

本発明は、放射線撮影装置に関するものである。
近年、絶縁基板上に薄膜半導体材料によって形成されたフラットパネルセンサ(FPD)を用いた放射線撮影装置が普及している。特許文献1には、迅速かつ広範囲な部位の撮影を可能にするため、薄型で軽量な可搬型の放射線撮影装置が開示されている。
特開2005-195643号公報
放射線撮影装置をJIS Z 4905(ISO4090)で定められた規格に収まるように設計しようとすると撮影領域の周囲に余白が少ないために、FPDの放射線入射方向から見た後側に各部材を配置することになる。すなわち、放射線撮影装置の厚み方向にFPDや各部材を積層させる必要がある。この場合には、各層の部材同士を粘着剤等で接合する。
しかしながら、各層の部材の材質や線膨張係数が異なっているために環境温度が変化すると面外方向に反りが生じてしまう。したがって、層間で剥離が生じて物理的な破損が発生してしまい放射線画像の画質が低下してしまう虞がある。
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、環境温度の変化による反りを抑制させることを目的とする。
本発明は、複数の画素を二次元状に配置したセンサと、前記センサの放射線入射方向から見た後側に配置される第1板材と、前記第1板材の放射線入射方向から見た後側に配置される第2板材と、前記センサと第1板材との間で前記センサと第1板材とを接合する第1粘着材と、前記第1板材と第2板材との間で前記第1板材と前記第2板材とを接合する第2粘着材と、を有する放射線撮影装置であって、前記センサ、前記第1板材、前記第2板材の線膨張係数をそれぞれAs、A1、A2とすると、|As-A1|<|A1-A2|であり、前記第1粘着材、前記第2粘着材の厚みをそれぞれt1、t2とすると、t1<t2であることを特徴とする。
本発明によれば、環境温度の変化による反りを抑制させることができる。
放射線撮影装置の構成の一例を示す図である。 第1実施形態に係る放射線撮影装置の構成の一例を示す断面図である。 第2実施形態に係る放射線撮影装置の構成の一例を示す断面図である。
本発明の実施形態について、添付の図面を参照して具体的に説明する。なお、各実施形態に示す寸法や構造の詳細は、本文および図中に示す限りではない。また、以下で述べる放射線とは、X線に限られず、α線、β線、γ線、粒子線、宇宙線等も含まれるものとする。
(第1実施形態)
図1は、放射線撮影装置100の構成の一例を示す図である。図1(a)は放射線入射方向(放射線入射側)から見た放射線撮影装置100の斜視図であり、図1(b)は放射線入射方向の反対側から見た放射線撮影装置100の斜視図である。
放射線撮影装置100は、可搬型であって、外装としての筐体101を備える。筐体101は、放射線撮影装置100の内部の構成部材を保護する。筐体101は、天板101aと、側板101bと、底板101cとを有する。
天板101aは、被写体を透過した放射線を入射させる。天板101aは、略板状であって、放射線入射側(前側)から放射線撮影装置100の構成部材を覆う。天板101aは、放射線を透過しやすい材質であって、軽量かつ剛性の高いCFRP(炭素繊維強化樹脂)が適用できる。
側板101bは、放射線入射方向に対して直交する方向、すなわち側方から放射線撮影装置100の構成部材を覆う。側板101bは、放射線入射方向に沿って開口しており、前端に天板101aが結合され、後端に底板101cが結合されることで開口が閉塞される。側板101bは、軽量で剛性の高いアルミニウム合金やマグネシウム合金、またはCFRP等が適用できる。なお、側板101bにCFRPを用いる場合は、開口を設けず天板101aと一体で構成することができる。
底板101cは、略板状であって、放射線入射側の反対側(後側)から放射線撮影装置100の構成部材を覆う。底板101cは、軽量で剛性の高いアルミニウム合金やマグネシウム合金、またはCFRP等が適用できる。
また、底板101cには開口が形成され、バッテリホルダ102が設けられる。バッテリホルダ102はバッテリ103を保持する。バッテリホルダ102およびバッテリ103については図2を参照して後述する。
図2は、放射線撮影装置100の内部構成の一例を示す図である。図2は、図1(a)のI-I線に沿って放射線入射方向に切断して矢印方向から見た断面図である。
放射線撮影装置100は、筐体101内に収容される各種の構成部材を有する。具体的に、放射線撮影装置100は、天板101a側から、センサ104、第1板材105、第2板材106が積層して構成される。センサ104、第1板材105および第2板材106によって撮影部が構成される。
センサ104は、被写体を透過した放射線を検出する。センサ104は、複数の画素が二次元状に配置して構成される。センサ104は、フラットパネルディテクタが適用できる。センサ104をフラットパネルディテクタにした場合には、センサ104は一般的にガラス基板を有する。センサ104は、ガラス基板の表面に二次元状に配列される複数の光電変換素子(画素)と、光電変換素子に積層して設けられるシンチレータ層(蛍光体の層)とを有する。放射線が入射するとシンチレータ層が光を発し、光電変換素子はシンチレータ層が発する光を検出して電気信号に変換することで、放射線画像のデータを取得できる。なお、センサ104に積層される蛍光体の層の材質としては、CsIもしくはGOS(Gd22S)が適用できる。
第1板材105は、放射線入射方向から見てセンサ104の後側に配置される。放射線撮影する場合、被写体を透過して筐体101に入射した放射線、および被写体を透過せずに直接、筐体101に入射された放射線が筐体101の内側面で散乱して、散乱線としてセンサ104に後側から再び入射される。第1板材105は、センサ104に入射される散乱線を遮蔽する。第1板材105を配置することで、散乱線による影響を抑制して信頼度の高い放射線画像を取得できる。したがって、第1板材105は、センサ104の全域を後側から覆うことができる大きさに構成され、センサ104との間で重なり合わない領域がないように配置される。第1板材105の材質として、鉛(Pb)、モリブデン(Mo)、タングステン(W)等の放射線の遮蔽性の高い金属板材が適用できる。また、第1板材105の材質として、金属系の粉末(金属粉末)を含有するシート材(例えばゴムシート)等が適用できる。
第2板材106は、放射線入射方向から見て第1板材105の後側に配置される。第2板材106は、センサ104および第1板材105の剛性を向上させる。第2板材106の材質としては、強度および軽量性を考慮して、アルミニウム(Al)、SUS、マグネシウム(Mg)等の合金板材や、FRP等の強化樹脂等が適用できる。第2板材106に、樹脂系の板材を適用する場合にはノイズに対する耐性、およびグランディングを考慮して、第2板材106の内部に導電性シート材を一層配置したり、第2板材106の外側の全面を導電性シート材で覆うように構成したりすることが好ましい。
また、第2板材106は、第1板材105側の面とは反対側の面に電気基板107やハーネス類が取り付けられる。電気基板107は、フレキシブルケーブル108を介してセンサ104に接続される。また、電気基板107は、バッテリ103から電力が供給される。電気基板107は、センサ104で変換された電気信号を、フレキシブルケーブル108を介して読み出して画像データを生成する。生成された画像データは、外部の表示システムとの間で通信されることで表示される。通信の方法としては、有線接続、無線接続の何れであってもよく、無線の場合には2.4GHzや5GHz帯を主として用いる。これらの通信方法により、例えばタブレットやPC等に転送されることで放射線画像を確認することができる。
バッテリホルダ102は底板101cに取り付けられ、バッテリ103を着脱可能に保持する。したがって、バッテリ103は筐体101の後側から着脱可能である。バッテリホルダ102にバッテリ103が装着されると、バッテリ103の電力がセンサ104、電気基板107等に供給される。センサ104、電気基板107等は、バッテリ103から供給される電力によって動作する。バッテリ103は2次電池が適用できる。
なお、電源はバッテリ103に限られず、キャパシタであってもよい。また、バッテリホルダ102は、底板101cに取り付けられる場合に限られず、第2板材106に取り付けられる構成であってもよい。この場合、底板101cの開口を通してバッテリ103をバッテリホルダ102に対して着脱させることができる。
センサ104と第1板材105とは、センサ104と第1板材105との間に配置した第1粘着材109により接合される。また、第1板材105と第2板材106とは、第1板材105と第2板材106との間に配置した第2粘着材110により接合される。第1粘着材109および第2粘着材110は、両面テープまたは接着剤等が適用できる。第1粘着材109および第2粘着材110を両面テープにした場合には粘性により接合され、接着剤にした場合には化学反応により接合される。
ここで、第1粘着材109および第2粘着材110により接合することで、センサ104、第1板材105および第2板材106が一体化され、堅牢性を向上できると共に、面内方向に変位することが抑制される。一方、環境温度が変化した場合に、センサ104、第1板材105および第2板材106の線膨張係数がそれぞれ異なることで、面外方向に反りが生じる。このとき、反りを抑制するために、第1粘着材109および第2粘着材110を、ポリエチレンフォームやアクリルフォーム等の発泡系の基材で構成される粘着材にすることで、粘着材が変形して反りの変形を吸収することができる。なお、第1粘着材109および第2粘着材110は、反りの変形を吸収できるように弾性率が10MPa以下であり0MPaよりも大きいことが好ましい。また、粘着材の厚みは、厚みを増やすほど粘着材の変形により反りを吸収できる一方、放射線撮影装置100全体の厚み(筐体101の厚み)が増えてしまうと共に、厚みが増えることで重量が増加してしまう。このように、被着材であるセンサ104、第1板材105および第2板材106の線膨張係数の関係、および軽量性を考慮した粘着材の厚みの設定が必要である。
本実施形態では、センサ104、第1板材105および第2板材106の線膨張係数をそれぞれAs、A1、A2とし、第1粘着材109および第2粘着材110の厚みをそれぞれt1、t2とする。このとき、線膨張係数の差が相対的に大きい部材間に配置される粘着材の厚みが、線膨張係数の差が相対的に小さい部材間に配置される粘着材の厚みよりも大きくなるように構成することが好ましい。
すなわち、本実施形態では、
|As-A1|<|A1-A2|、t1<t2・・・式(1)
の関係を満たしていることを要件とする。
ここで、センサ104、第1板材105および第2板材106の線膨張係数の一例について表1を参照して説明する。
Figure 0007289768000001
表1に示すように、センサ104として、例えばガラス(ガラス基板)を適用した場合には、線膨張係数「As」は略3.8ppm/℃である。また、第1板材105として例えば、モリブデン(Mo)を適用した場合には、線膨張係数「A1」は略5ppm/℃である。また、第2板材106としてアルミニウム合金(A5052)を適用した場合には、線膨張係数「A2」は略23.8ppm/℃である。すなわち、上述した式(1)のうち、|As-A1|<|A1-A2|の条件を満たしている。したがって、上述した式(1)のうち、t1<t2の条件を満たすように、第2粘着材110の厚み「t2」を、第1粘着材109の厚み「t1」よりも厚くすることで、上述した式(1)の条件を満たすことができる。
このように、線膨張係数の差が大きい部材間に配置される粘着材の厚みを大きくすることで粘着材が変形して反りの変形を吸収でき、環境温度の変化による反りを抑制させることができる。また、線膨張係数の差が小さい部材間に配置される粘着材の厚みを小さくすることで放射線撮影装置100の厚みが増えたり、重量が増加したりすることを抑制することができる。
なお、第1粘着材109については、センサ104に接する粘着材であることから、センサ104への意図しない光の入射による放射線画像の影響を抑制するために、遮光性を有する材質であることが好ましい。
また、第2粘着材110については、第1板材105および第2板材106が導電性部材の場合には、電気的に浮いた層構成となることから放射線画像へのノイズ影響が懸念される。したがって、導電性を有する材質にすることで第1板材105と第2板材106との導通を確保するように構成してもよい。または、別の導電部材を介して、第1板材105と第2板材106とを電気的に接続するように構成してもよい。
また、センサ104、第1板材105、第2板材106が積層して構成される場合について説明したが、上述した導電性シート材のような他の層を単数あるいは複数、積層させる構成であってもよい。
また、上述した式(1)の条件を満たすのであれば、各部材は表1に示す材質に限られない。
(第2の実施形態)
次に、第2実施形態の放射線撮影装置200について説明する。第1実施形態では、センサ104、第1板材105、第2板材106、第1粘着材109および第2粘着材110が、式(1)の条件を満たす場合について説明したが、異なる条件であっても、環境温度の変化による反りを抑制させることができる。
図3は、放射線撮影装置200の内部構成の一例を示す図である。なお、第1実施形態の放射線撮影装置100と同様の構成は、同一符号を付して説明を省略する。
放射線撮影装置200は、筐体101内に収容される各種の構成部材を有する。具体的に、放射線撮影装置200は、天板101a側から、センサ204、第1板材205、第2板材206が積層して構成される。センサ204、第1板材205および第2板材206によって撮影部が構成される。
本実施形態のセンサ204は、PET等の樹脂系シート材を基材とし、基材表面に二次元状に配列される複数の光電変換素子(画素)と、光電変換素子に積層して設けられるシンチレータ層(蛍光体の層)とを有する。放射線が入射するとシンチレータ層が光を発し、光電変換素子はシンチレータ層が発する光を検出して電気信号に変換することで、放射線画像のデータを取得できる。シンチレータ層はシート材の表面に直接蒸着した構成であってもよく、異なる部材に蒸着して、蒸着した部材をシート材の表面に貼り合わせた構成であってもよい。
第1板材205は、放射線入射方向から見てセンサ204の後側に配置される。第1板材205は、第1実施形態の第1板材105と同様な機能である。
第2板材206は、放射線入射方向から見て第1板材205の後側に配置される。第2板材206は、第1実施形態の第2板材106と同様な機能である。
センサ204と第1板材205とは、センサ204と第1板材205との間に配置した第1粘着材209により接合される。また、第1板材205と第2板材206とは、第1板材205と第2板材206との間に配置した第2粘着材210により接合される。第1粘着材209および第2粘着材210はそれぞれ、第1実施形態の第1粘着材109および第2粘着材110と同様の材質が適用できる。
本実施形態では、センサ204、第1板材205および第2板材206の線膨張係数をそれぞれAs、A1、A2とし、第1粘着材209および第2粘着材210の各厚みをそれぞれt1、t2とする。このとき、線膨張係数の差が相対的に大きい部材間に配置される粘着材の厚みが、線膨張係数の差が相対的に小さい部材間に配置される粘着材の厚みよりも大きくなるように構成することが好ましい。
本実施形態では、第1の実施形態の式(1)の大小を逆にして、
|As-A1|>|A1-A2|、t1>t2・・・式(2)
の関係を満たしていることを要件とする。
表1に示すように、センサ204として、例えば樹脂系シート材の一例であるポリエチレンテレフタラート(PET)を適用した場合には、線膨張係数「As」は略54~65ppm/℃である。また、第1板材205として例えば、モリブデン(Mo)を適用した場合には、線膨張係数「A1」は略5ppm/℃である。また、第2板材206として炭素繊維強化樹脂(CFRP)を適用した場合には、線膨張係数「A2」は略0ppm/℃である。すなわち、上述した式(2)のうち、|As-A1|>|A1-A2|の条件を満たしている。したがって、上述した式(2)のうち、t1>t2の条件を満たすように、第1粘着材209の厚み「t1」を、第2粘着材210の厚み「t2」よりも厚くすることで、上述した式(2)の条件を満たすことができる。
このようにセンサの材質が、線膨張係数の大きい材質であっても、線膨張係数の差が大きい部材間に配置される粘着材の厚みを大きくすることで粘着材が変形して反りの変形を吸収でき、環境温度の変化による反りを抑制させることができる。また、線膨張係数の差が小さい部材間に配置される粘着材の厚みを小さくすることで放射線撮影装置200の厚みが増えたり、重量が増加したりすることを抑制することができる。
なお、上述した式(2)の条件を満たすのであれば、各部材は表1に示す材質に限られない。
以上、本発明を種々の実施形態と共に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能であり、上述した実施形態を適時組み合わせてもよい。
なお、上述した各実施形態において、第1粘着材および第2粘着材は同じ材質である場合に限られず異なる材質であってもよい。
100、200:放射線撮影装置 101:筐体 104、204:センサ 105、205:第1板材 106、206:第2板材 109、209:第1粘着材 110、210:第2粘着材

Claims (7)

  1. 複数の画素を二次元状に配置したセンサと、
    前記センサの放射線入射方向から見た後側に配置される第1板材と、
    前記第1板材の放射線入射方向から見た後側に配置される第2板材と、
    前記センサと第1板材との間で前記センサと第1板材とを接合する第1粘着材と、
    前記第1板材と第2板材との間で前記第1板材と前記第2板材とを接合する第2粘着材と、を有する放射線撮影装置であって、
    前記センサ、前記第1板材、前記第2板材の線膨張係数をそれぞれAs、A1、A2とすると、
    |As-A1|<|A1-A2|であり、
    前記第1粘着材、前記第2粘着材の厚みをそれぞれt1、t2とすると、
    t1<t2であることを特徴とする放射線撮影装置。
  2. 複数の画素を二次元状に配置したセンサと、
    前記センサの放射線入射方向から見た後側に配置される第1板材と、
    前記第1板材の放射線入射方向から見た後側に配置される第2板材と、
    前記センサと第1板材との間で前記センサと第1板材とを接合する第1粘着材と、
    前記第1板材と第2板材との間で前記第1板材と前記第2板材とを接合する第2粘着材と、を有する放射線撮影装置であって、
    前記センサ、前記第1板材、前記第2板材の線膨張係数をそれぞれAs、A1、A2とすると、
    |As-A1|>|A1-A2|であり、
    前記第1粘着材、前記第2粘着材の厚みをそれぞれt1、t2とすると、
    t1>t2であることを特徴とする放射線撮影装置。
  3. 前記第1粘着材および前記第2粘着材は、何れも10MPa以下の弾性率であることを特徴とする請求項1または2に記載の放射線撮影装置。
  4. 前記第1粘着材および前記第2粘着材の少なくとも何れか一方は、発泡系の基材で構成される両面テープであることを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載の放射線撮影装置。
  5. 前記第1板材は、金属板材、または金属粉末を含有するシート材であることを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載の放射線撮影装置。
  6. 前記センサは、ガラス基板を有し、
    前記第2板材は、合金板材であることを特徴とする請求項1に記載の放射線撮影装置。
  7. 前記センサは、樹脂系シートを有し、
    前記第2板材は、炭素繊維強化樹脂であることを特徴とする請求項2に記載の放射線撮影装置。
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