JP7289755B2 - システム及びマッチング方法 - Google Patents

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Description

本発明は、無人航空機(ドローン)を用いた作業を実現するシステムにおけるマッチング技術に関する。
設備の点検及び監視、農薬散布、並びに、危険地帯の情報収集等、様々な作業に、ドローンと呼ばれる無人航空機が用いられている。無人航空機を用いた作業においては、無人航空機の墜落、建物等への無人航空機の衝突等を回避し、無人航空機の適切な運行管理が求められている。
無人航空機の運行を管理するシステムとして、特許文献1に記載のような技術が知られている。特許文献1には、「無人航空機管理装置10は、無人航空機の飛行予定経路と、飛行予定経路を含む領域の地図データとを取得する、取得部11と、地図データを用いて、飛行予定経路を含む領域を分割して複数の区画を設定する、区画設定部12と、複数の区画の中で、飛行予定経路を含む区画と無人航空機の飛行が禁止されているエリアに該当する区画とを特定する、区画特定部13と、飛行予定経路を含む区画と飛行を禁止されているエリアに該当する区画とを対比して、一致している区画が存在するかどうかを判定する、判定部14と、を備えている。」ことが記載されている。
特開2019-038479号公報 国際公開第2018/173934号
近年、無人航空機の運行等を一元管理するプラットフォームとして、UTM(Unmanned Traffic Management)が注目されている。UTMは、無人航空機を用いた作業に必要な機材及びデータを外部の企業から調達する。機材及びデータを提供する企業は多数存在するため、作業を発注するユーザの要求に応じて、適切に企業を選択する必要がある。
ユーザと、無人航空機の提供又は操縦者の派遣を行う企業とをマッチングする技術としては、例えば、特許文献2に記載の技術が知られている。特許文献2には「情報処理装置は、ドローンを使用する日時、場所および目的に関するジョブ情報を取得するジョブ情報取得手段と、ドローン管理データベースを参照して、ジョブ情報取得手段で取得したジョブ情報に適合するドローンの特定を行なうドローン特定手段と、ドローン特定手段が特定したドローンに対して、ジョブ情報に対応するデータを送信する送信手段と、を備える。」ことが記載されている。
しかし、特許文献2に記載の技術では、UTMを利用する場合のマッチング技術は考慮されていない。また、ユーザの要求に合致するだけではなく、過去の実績等の企業の評価を参考にして企業を選択したいというニーズが存在する。企業の評価方法としては、ユーザによるアンケート及びレビューを利用することが考えられる。しかし、ユーザによる企業の評価には偏りが生じるため、公平性及び透明性を必ずしも担保できない。
本発明は、無人航空機を用いた作業の実施を管理するUTMが存在するシステムにおいて、公平性及び透明性が高い、企業のマッチング技術を実現する。
本願において開示される発明の代表的な一例を示せば以下の通りである。すなわち、無人航空機を用いた作業を行うためのシステムであって、前記作業に必要な機材及びデータの少なくともいずれかを提供する企業のマッチングを行う無人航空機サービス管理システムと、ユーザから前記作業の発注を受け付け、複数の企業の各々から提供される前記作業に必要な機材及びデータを用いて前記作業の実施を管理する無人航空機運行管理システムと、を備え、前記無人航空機サービス管理システムは、前記複数の企業に関するデータを格納する企業管理情報と、前記企業の評価を表す評価データを格納する評価管理情報と、を保持し、前記評価管理情報に格納される前記評価データは、特定の無人航空機運行管理システムの前記企業に対する評価の高さを表す評価値を含むシステム評価データと、特定のユーザの前記企業に対する評価の高さを表す評価値を含むユーザ評価データとを含み、前記無人航空機サービス管理システムは、第1作業に対する前記ユーザの要求を表す作業情報を含むマッチング要求を前記ユーザから受信した場合、前記作業情報に基づいて前記企業管理情報を参照して、前記第1作業の実現に必要な企業を検索し、前記評価管理情報に基づいて、前記検索された企業の少なくとも一つの前記システム評価データから統合システム評価データを生成し、前記検索された企業の少なくとも一つの前記ユーザ評価データから統合ユーザ評価データを生成し、前記統合システム評価データ及び前記統合ユーザ評価データに基づいて、前記検索された企業の中から前記ユーザに提示する前記企業を選択し、前記選択された企業を前記ユーザに提示する。
本発明によれば、無人航空機運行管理システム(UTM)が存在するシステムにおいて、公平性及び透明性が高い、企業のマッチング技術を実現できる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明により明らかにされる。
実施例1のシステムの構成の一例を示す図である。 実施例1の無人航空機運行管理システムのハードウェア構成及びソフトウェア構成の一例を示す図である。 実施例1の無人航空機サービス管理システムのハードウェア構成及びソフトウェア構成の一例を示す図である。 実施例1の企業管理情報のデータ構造の一例を示す図である。 実施例1の作業依頼管理情報のデータ構造の一例を示す図である。 実施例1の作業依頼管理情報のデータ構造の一例を示す図である。 実施例1の実績管理情報のデータ構造の一例を示す図である。 実施例1の評価管理情報のデータ構造の一例を示す図である。 実施例1の無人航空機サービス管理システムが実行する処理の一例を説明するフローチャートである。 実施例1の無人航空機サービス管理システムが実行する処理の一例を説明するフローチャートである。 実施例1の無人航空機サービス管理システムが実行するマッチング処理の一例を説明するフローチャートである。 実施例1の無人航空機サービス管理システムによって表示される入力画面の一例を示す図である。 実施例1の無人航空機サービス管理システムによって表示される出力画面の一例を示す図である。 実施例1の無人航空機サービス管理システムが実行する評価統合処理の一例を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施例を、図面を用いて説明する。ただし、本発明は以下に示す実施例の記載内容に限定して解釈されるものではない。本発明の思想ないし趣旨から逸脱しない範囲で、その具体的構成を変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。
以下に説明する発明の構成において、同一又は類似する構成又は機能には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本明細書等における「第1」、「第2」、「第3」等の表記は、構成要素を識別するために付するものであり、必ずしも、数又は順序を限定するものではない。
図面等において示す各構成の位置、大きさ、形状、及び範囲等は、発明の理解を容易にするため、実際の位置、大きさ、形状、及び範囲等を表していない場合がある。したがって、本発明では、図面等に開示された位置、大きさ、形状、及び範囲等に限定されない。
図1は、実施例1のシステムの構成の一例を示す図である。
システムは、複数の無人航空機運行管理システム100、無人航空機サービス管理システム101、複数のユーザ端末102、複数の気象データ提供システム103、複数の通信管理システム104、複数の航路地図管理システム105、及び複数の無人航空機提供システム106を含む。
以下の説明では、気象データ提供システム103、通信管理システム104、航路地図管理システム105、及び無人航空機提供システム106を区別しない場合、提供システムと記載する。なお、気象データ提供システム103、通信管理システム104、航路地図管理システム105、及び無人航空機提供システム106は、提供システムの一例であって、これらに限定されない。
無人航空機サービス管理システム101は、ネットワーク110を介して複数のユーザ端末102と接続する。無人航空機運行管理システム100は、ネットワーク111を介して複数の提供システムと接続する。無人航空機運行管理システム100及び無人航空機サービス管理システム101は、直接又は図示しないネットワークを介して互いに接続される。
ネットワーク110、111は、例えば、WAN(Wide Area Network)及びLAN(Local Area Network)等である。なお、本発明は、ネットワーク110、111の種別に限定されない。また、ネットワーク110、111の接続種別は有線又は無線のいずれでもよい。
なお、無人航空機運行管理システム100は、ネットワークを介して複数のユーザ端末102と接続されてもよいし、また、無人航空機サービス管理システム101は、ネットワークを介して複数の提供システムと接続されてもよい。
ユーザ端末102は、無人航空機を用いた作業を依頼するユーザが操作する端末である。ユーザ端末102は、例えば、パーソナルコンピュータ、タブレット、スマートフォン等である。無人航空機を用いた作業を依頼するユーザとしては、個人、物流会社、警備会社、保険会社、インフラ企業、及び自治体等である。
提供システムは、ユーザが要求する作業を実現するために必要な機材及びデータを提供する企業が運用するシステムである。
気象データ提供システム103は、無人航空機の飛行地域の気象に関するデータを提供する。通信管理システム104は、無人航空機の飛行地域の電波環境等、通信に関するデータを提供する。航路地図管理システム105は、無人航空機の飛行地域の3次元の地図データを提供する。無人航空機提供システム106は、無人航空機を提供する。無人航空機の提供形態としては、無人航空機の販売及びレンタルのいずれかが考えられる。
無人航空機運行管理システム100は、UTM(Unmanned Traffic Management)を実現するシステムである。無人航空機運行管理システム100は、提供システムを介して、企業から、ユーザが要求する作業を実現するために必要な機材及びデータ等の提供を受ける。また、無人航空機運行管理システム100は、作業に必要な申請、無人航空機の飛行ルートの管理、無人航空機のリアルタイムなモニタリング、並びに、データの収集及び分析等を行う。なお、無人航空機運行管理システム100は、提供システムとして機能してもよい。
無人航空機サービス管理システム101は、ユーザが要求する作業を実現するために必要な機材及びデータを提供する企業のマッチングを行う。
ここで、ユーザが作業を発注し、作業の結果を受け取るまでのシステム上の取引の流れについて説明する。
ユーザは、無人航空機サービス管理システム101に、作業情報を含むマッチング要求を送信する。ここで、作業情報は、作業に対するユーザの要求を定義した情報であって、作業内容、作業条件、及び選択条件が含まれる。作業内容は、作業の対象及び区分を示し、作業条件は、日時、場所、予算等を示す。また、選択条件は、企業の評価に基づく企業の選択条件を示す。
無人航空機サービス管理システム101は、企業の候補を選択し、ユーザに候補となる企業を提示する。
ユーザは、無人航空機サービス管理システム101によって提示された情報に基づいて、企業を選択して、少なくとも一つの作業計画案を作成する。ユーザは、無人航空機運行管理システム100に対して少なくとも一つの作業計画案を含む見積要求を送信する。なお、選択可能な無人航空機運行管理システム100が存在する場合、一つ又は複数の無人航空機運行管理システム100に見積要求を送信してもよい。
無人航空機運行管理システム100は、見積要求を受信した場合、見積要求に含まれる作業計画案の見積書を作成し、無人航空機サービス管理システム101及びユーザに送信する。
ユーザは、見積書に基づいて、正式な作業計画として一つの作業計画案を選択し、無人航空機サービス管理システム101経由で無人航空機運行管理システム100に作業の実施を依頼する。
無人航空機運行管理システム100は、作業計画に沿って、提供システムを介して企業から機材及びデータを取得し、また、飛行計画の生成、及び飛行申請等を行う。無人航空機運行管理システム100は、企業から取得した機材及びデータ等を用いて作業を実行する。無人航空機運行管理システム100は作業結果をユーザに送信する。
以上が、システム上の取引の流れの概要の説明である。
図2は、実施例1の無人航空機運行管理システム100のハードウェア構成及びソフトウェア構成の一例を示す図である。
無人航空機運行管理システム100は、一つ以上の計算機から構成されるシステムである。図2では、一つの計算機から構成される無人航空機運行管理システム100を示す。計算機は、プロセッサ201、ネットワークインタフェース202、メモリ203、及び記憶装置204を有する。なお、計算機は、キーボード、マウス、及びタッチパネル等の入力装置、並びに、ディスプレイ及びプリンタ等の出力装置を接続するIOインタフェースを有してもよい。
プロセッサ201は、メモリ203に格納されるプログラムを実行する。プロセッサ201がプログラムにしたがって処理を実行することによって、特定の機能を実現する機能部(モジュール)として動作する。以下の説明では、機能部を主語に処理を説明する場合、プロセッサ201が当該モジュールを実現するプログラムを実行していることを示す。
ネットワークインタフェース202は、ネットワークを介して外部装置と通信するためのインタフェースである。
メモリ203は、プロセッサ201が実行するプログラム及びプログラムが使用する情報を格納する。メモリ203は、プログラムが一時的に使用するワークエリアとしても使用される。メモリ203には運行管理部210を実現するためのプログラムが格納される。運行管理部210は、無人航空機運行管理システム100の各機能を実現する。
記憶装置204は、HDD(Hard Disk Drive)及びSSD(Solid State Drive)等であり、データを永続的に格納する。記憶装置204には、飛行計画管理情報220、運行実績管理情報221、及び解析データ管理情報222を格納する。
飛行計画管理情報220は、飛行計画を管理するための情報である。例えば、飛行計画管理情報220には、無人航空機の飛行ルート及び飛行時間等に関する情報が格納される。
運行実績管理情報221は、作業の結果等を管理するための情報である。運行実績管理情報221は、後述する実績管理情報322と同一の情報である。
解析データ管理情報222は、作業において取得されたデータの解析結果等を管理するための情報である。解析データ管理情報222には、画像データの解析結果等が格納される。
図3は、実施例1の無人航空機サービス管理システム101のハードウェア構成及びソフトウェア構成の一例を示す図である。
無人航空機サービス管理システム101は、一つ以上の計算機から構成されるシステムである。図3では、一つの計算機から構成される無人航空機サービス管理システム101を示す。計算機は、プロセッサ301、ネットワークインタフェース302、メモリ303、及び記憶装置304を有する。なお、計算機は、キーボード、マウス、及びタッチパネル等の入力装置、並びに、ディスプレイ及びプリンタ等の出力装置を接続するIOインタフェースを有してもよい。
プロセッサ301、ネットワークインタフェース302、メモリ303、及び記憶装置304は、プロセッサ201、ネットワークインタフェース202、メモリ203、及び記憶装置204と同一のものであるため、説明を省略する。
メモリ303には、マッチング処理部310を実現するプログラムが格納される。また、記憶装置304には、企業管理情報320、作業依頼管理情報321、実績管理情報322、及び評価管理情報323が格納される。なお、メモリ303には、無人航空機サービス管理システム101全体を制御するプログラムが格納されてもよい。
マッチング処理部310は、ユーザの要求に満たす企業をレコメンドするためのマッチング処理を実行する。マッチング処理の詳細は後述する。
企業管理情報320は、無人航空機運行管理システム100及び提供システムを運用する企業を管理するための情報である。企業管理情報320のデータ構造は図4を用いて説明する。
作業依頼管理情報321は、作業の依頼内容を管理するための情報である。作業依頼管理情報321のデータ構造は図5A及び図5Bを用いて説明する。
実績管理情報322は、作業の結果等を管理するための情報である。実績管理情報322のデータ構造は図6を用いて説明する。
評価管理情報323は、企業の評価を管理するための情報である。評価管理情報323のデータ構造は図7を用いて説明する。
図4は、実施例1の企業管理情報320のデータ構造の一例を示す図である。
企業管理情報320は、ID401、企業名402、基本情報403、提供業務404、作業実績405、無人航空機情報406、及び備考407から構成されるエントリを格納する。一つの企業に対して一つのエントリが存在する。なお、エントリに含まれるフィールドは一例であってこれに限定されない。
ID401は、企業管理情報320に格納されるエントリの識別情報を格納するフィールドである。企業名402は、企業の名称を格納するフィールドである。基本情報403は、資本金、売上、従業員、及び所在地等、企業の基本的な情報を格納するフィールドである。
提供業務404は、企業が提供する業務の種別を格納するフィールドである。例えば、提供業務404がUTMであるエントリは、無人航空機運行管理システム100を運用する企業であることを示す。また、提供業務404に複数の値が格納される場合、当該企業は、無人航空機運行管理システム100、又は、各提供システムを組み合わせたシステムを運用する企業であることを示す。
作業実績405は、企業が行った作業の実績に関する情報を格納するフィールドである。情報の提供等、無人航空機を用いた作業に主体的に関わらない企業の場合、作業実績405は空欄となる。
無人航空機情報406は、企業が保有する無人航空機に関する情報を格納するフィールドである。なお、企業が無人航空機を保有していない場合、無人航空機情報406は空欄となる。備考407は、業務又は企業に関する特徴等を格納するフィールドである。
図5A及び図5Bは、実施例1の作業依頼管理情報321のデータ構造の一例を示す図である。
作業依頼管理情報321は、ID501、ユーザ名502、日時503、場所504、作業区分505、概要506、予算507、及び選択条件508から構成されるエントリを格納する。一つの作業に対して一つのエントリが存在する。説明のために一つのエントリを二つの図面に分けて記載している。なお、エントリに含まれるフィールドは一例であってこれに限定されない。
ID501は、作業依頼管理情報321に格納されるエントリの識別情報を格納するフィールドである。ユーザ名502は、作業を依頼したユーザの名称を格納するフィールドである。日時503は、作業が行われる日時を格納するフィールドである。場所504は、作業が行われる場所を格納するフィールドである。
作業区分505は、作業の区分を格納するフィールドである。作業区分505には、大区分及び小区分の組が格納される。例えば、一番目のエントリの作業区分505には、大区分「点検」、小区分「送電線」の組が格納される。
概要506は、作業内容の概要を格納するフィールドである。予算507は、作業の予算を格納するフィールドである。
選択条件508は、企業の選択に用いる企業の評価に関する条件を格納するフィールドである。選択条件508には、評価項目の順位及び特記事項が格納される。
実施例1では、価格、安全性、品質、及び納期の四つの評価項目が存在する。価格511、安全性512、品質513、及び納期514は、各評価項目の優先順位を格納するフィールドである。「1」が最も優先順位が高く、「4」が最も優先順位が低い。
特記事項515は、マッチング処理において考慮する事項を格納するフィールドである。
作業区分505及び概要506に格納される値は作業内容に対応し、日時503、場所504、及び予算507に格納される値は作業条件に対応し、選択条件508に格納される値は選択条件に対応する。
図6は、実施例1の実績管理情報322のデータ構造の一例を示す図である。
実績管理情報322は、ID601、参照作業ID602、日時603、飛行時間604、UTM605、使用機体606、見積価格607、契約価格608、及びステート609から構成されるエントリを格納する。一つの作業に対して一つのエントリが存在する。なお、エントリに含まれるフィールドは一例であってこれに限定されない。
ID601は、実績管理情報322に格納されるエントリの識別情報を格納するフィールドである。参照作業ID602は、作業依頼管理情報321のエントリの識別情報を格納するフィールドである。参照作業ID602にはID501に設定された値が格納される。参照作業ID602を介して、作業の依頼内容と実績とが紐付けて管理される。
日時603は、作業が実行された日時を格納するフィールドである。飛行時間604は、作業において使用した無人航空機の飛行時間を格納するフィールドである。複数の無人航空機が飛行している場合、飛行時間604には、各無人航空機の飛行時間が格納されてもよいし、複数の無人航空機の飛行時間の平均値が格納されてもよい。
UTM605は、ユーザが作業の実施を依頼した無人航空機運行管理システム100の識別情報を格納する。UTM605には、無人航空機運行管理システム100を運用する企業の名称が格納されてもよいし、また、企業管理情報320のエントリの識別情報が格納されてもよい。使用機体606は、作業で使用予定もしくは使用した無人航空機の種別、装備等に関する情報を格納するフィールドである。
見積価格607は、見積価格を格納するフィールドである。契約価格608は、契約価格を格納するフィールドである。
ステート609は、作業の進行状態を示す情報を格納するフィールドである。実施例1では「1」から「9」までの数字がステート609に格納される。「1」は、マッチング要求を受け付けた状態を示す。「2」は、見積要求を受け付けた状態を示す。「3」は、ユーザに見積書を送信した状態を示す。「4」は、実施依頼の回答待ちの状態を示す。「5」は、作業の実施依頼を受け付けた状態を示す。「6」は、作業の依頼が中止された状態を示す。「7」は、作業の実行中の状態を示す。「8」は、作業が終了した状態を示す。「9」は、作業結果の報告等が完了した状態を示す。
図7は、実施例1の評価管理情報323のデータ構造の一例を示す図である。
評価管理情報323は、ID701、参照企業ID702、参照作業ID703、評価者704、及び評価値705から構成されるエントリを格納する。一つの評価データに対して一つのエントリが存在する。なお、エントリに含まれるフィールドは一例であってこれに限定されない。
ID701は、評価管理情報323に格納されるエントリの識別情報を格納するフィールドである。参照企業ID702は、評価対象の企業の識別情報を格納するフィールドである。参照企業ID702にはID401に設定された値が格納される。参照作業ID703は、評価対象の作業の識別情報を格納するフィールドである。参照作業ID703にはID501に設定された値が格納される。
評価者704は、評価者の識別情報を格納するフィールドである。評価者704に無人航空機運行管理システム100の識別情報が設定されるエントリは、無人航空機運行管理システム100(第三者)の企業管理情報320に登録された企業に対する評価の高さを示す評価データである。評価者704にユーザの識別情報が設定されるエントリは、ユーザの企業管理情報320に登録された企業に対する評価の高さを示す評価データである。
以下の説明では、評価者704に無人航空機運行管理システム100の識別情報が設定されるエントリに対応する評価データをシステム評価データと記載し、評価者704にユーザの識別情報が設定されるエントリに対応する評価データをユーザ評価データと記載する。例えば、ID701が「1」、「3」であるエントリはシステム評価データであり、ID701が「2」であるエントリはユーザ評価データである。
評価値705は、評価者による企業の評価の高さを示す評価値を格納するフィールド群である。図7に示す例では、評価値705は、価格711、安全性712、品質713、納期714、及び特記事項715の四つの評価項目の評価値を格納するフィールドを含む。
価格711、安全性712、品質713、及び納期714には、「1」から「5」までの数値が格納される。「1」は最も評価が低い値であり、「5」は最も評価が高い値である。特記事項715は、評価に関するコメントを格納するフィールドである。特記事項715は空欄でもよい。なお、評価値705には、作業の工程に関する評価項目等、前述した評価項目以外の評価項目が含まれてもよい。
以下の説明では、システム評価データに含まれる各評価項目の評価値をシステム評価値と記載し、ユーザ評価データに含まれる各評価項目の評価値をユーザ評価値と記載する。
図8A及び図8Bは、実施例1の無人航空機サービス管理システム101が実行する処理の一例を説明するフローチャートである。
無人航空機サービス管理システム101は、起動後、外部からの入力を受付可能な待ち状態に移行する。無人航空機サービス管理システム101は、外部からの入力を受信した場合、以下で説明する処理を実行する。実施例1では、企業登録要求、マッチング要求、見積要求、見積完了通知、作業実施要求、作業完了通知、作業報告、及び評価要求の八種類の入力が存在する。
無人航空機サービス管理システム101は、受信した入力が企業登録要求であるか否かを判定する(ステップS101)。企業登録要求には、企業の名称、基本情報、業務、及び実績等が含まれる。なお、企業登録要求には、無人航空機に関する情報、及び業務又は企業に関する特徴等に関する情報が含まれてもよい。
受信した入力が企業登録要求であると判定された場合、無人航空機サービス管理システム101は、企業管理情報320を更新し(ステップS102)、その後、待ち状態に移行する。
具体的には、無人航空機サービス管理システム101は、企業管理情報320にエントリを追加し、追加されたエントリのID401に識別情報を設定する。また、無人航空機サービス管理システム101は、企業登録要求に含まれる情報を、追加されたエントリの各フィールドに設定する。
受信した入力が企業登録要求でないと判定された場合、無人航空機サービス管理システム101は、受信した入力がマッチング要求であるか否かを判定する(ステップS103)。
受信した入力がマッチング要求であると判定された場合、無人航空機サービス管理システム101はマッチング処理を実行し(ステップS104)、その後、待ち状態に移行する。マッチング処理の詳細は後述する。
受信した入力がマッチング要求でないと判定された場合、無人航空機サービス管理システム101は、受信した入力が見積要求であるか否かを判定する(ステップS105)。
受信した入力が見積要求であると判定された場合、無人航空機サービス管理システム101は、実績管理情報322を更新し(ステップS106)、その後、待ち状態に移行する。見積要求には、作業依頼管理情報321のエントリの識別情報、及び少なくとも一つの作業計画案が含まれる。
具体的には、無人航空機サービス管理システム101は、実績管理情報322を参照して、参照作業ID602が見積要求に含まれるエントリの識別情報に一致するエントリを検索する。無人航空機サービス管理システム101は、検索されたエントリのステート609に「2」を設定する。
このとき、無人航空機サービス管理システム101は、マッチング要求に含まれる作業情報とともに、見積要求を無人航空機運行管理システム100に送信する。作業情報は作業依頼管理情報321から取得される。見積要求に無人航空機運行管理システム100を指定する情報が含まれる場合、無人航空機サービス管理システム101は、指定された無人航空機運行管理システム100に見積要求を送信する。無人航空機運行管理システム100が指定されいない場合、無人航空機サービス管理システム101は、複数の無人航空機運行管理システム100に見積要求を送信する。なお、無人航空機運行管理システム100は、ランダムに無人航空機運行管理システム100を選択し、選択された無人航空機運行管理システム100に見積要求を送信してもよい。
受信した入力が見積要求でないと判定された場合、無人航空機サービス管理システム101は、受信した入力が見積完了通知であるか否かを判定する(ステップS107)。
受信した入力が見積完了通知であると判定された場合、無人航空機サービス管理システム101は、実績管理情報322を更新し(ステップS108)、その後、待ち状態に移行する。見積完了通知には、作業依頼管理情報321のエントリの識別情報、及び見積書が含まれる。
具体的には、無人航空機サービス管理システム101は、実績管理情報322を参照して、参照作業ID602が見積完了通知に含まれるエントリの識別情報に一致するエントリを検索する。無人航空機サービス管理システム101は、検索されたエントリのステート609に「3」を設定する。無人航空機サービス管理システム101は、ステート609が更新された後、一定時間経過した場合、検索されたエントリのステート609を「4」に更新する。
このとき、無人航空機サービス管理システム101は、見積完了通知をユーザ端末102に送信する。
受信した入力が見積完了通知でないと判定された場合、無人航空機サービス管理システム101は、受信した入力が作業実施要求であるか否かを判定する(ステップS109)。
受信した入力が作業実施要求であると判定された場合、無人航空機サービス管理システム101は、実績管理情報322を更新し(ステップS110)、その後、待ち状態に移行する。作業実施要求には、見積書の識別情報又は作業計画が含まれる。また、作業実施要求には、作業依頼管理情報321のエントリの識別情報、及び無人航空機運行管理システム100の識別情報が含まれる。具体的には、以下のような処理が実行される。
無人航空機サービス管理システム101は、実績管理情報322を参照して、参照作業ID602が作業実施要求に含まれるエントリの識別情報に一致するエントリを検索する。無人航空機サービス管理システム101は、検索されたエントリのステート609に「5」を設定する。無人航空機サービス管理システム101は、ステート609が更新された後、一定時間経過した場合、検索されたエントリのステート609を「7」に更新する。なお、作業の依頼が中止された場合、無人航空機サービス管理システム101は、検索されたエントリのステート609を「6」に更新する。
このとき、無人航空機サービス管理システム101は、作業実施要求を無人航空機運行管理システム100に送信する。また、無人航空機サービス管理システム101は、検索されたエントリのUTM605に無人航空機運行管理システム100の識別情報を設定する。ユーザと無人航空機運行管理システム100との間で契約が行われた場合、無人航空機サービス管理システム101は、無人航空機運行管理システム100から契約内容を受け取り、使用機体606、見積価格607、契約価格608に値を設定する。
受信した入力が作業実施要求でないと判定された場合、無人航空機サービス管理システム101は、受信した入力が作業完了通知であるか否かを判定する(ステップS111)。
受信した入力が作業完了通知であると判定された場合、無人航空機サービス管理システム101は、実績管理情報322を更新し(ステップS112)、その後、待ち状態に移行する。作業完了通知には、作業依頼管理情報321のエントリの識別情報が含まれる。
具体的には、無人航空機サービス管理システム101は、実績管理情報322を参照して、参照作業ID602が作業完了通知に含まれるエントリの識別情報に一致するエントリを検索する。無人航空機サービス管理システム101は、検索されたエントリのステート609に「8」を設定する。
このとき、無人航空機サービス管理システム101は、作業完了通知をユーザ端末102に送信する。
受信した入力が作業完了通知でないと判定された場合、無人航空機サービス管理システム101は、受信した入力が作業報告であるか否かを判定する(ステップS113)。
受信した入力が作業報告であると判定された場合、無人航空機サービス管理システム101は、実績管理情報322を更新し(ステップS114)、その後、待ち状態に移行する。作業報告には、作業依頼管理情報321のエントリの識別情報、及び作業結果が含まれる。
具体的には、無人航空機サービス管理システム101は、実績管理情報322を参照して、参照作業ID602が作業報告に含まれるエントリの識別情報に一致するエントリを検索する。無人航空機サービス管理システム101は、検索されたエントリのステート609に「9」を設定する。
このとき、無人航空機サービス管理システム101は、作業報告をユーザ端末102に送信する。また、無人航空機サービス管理システム101は、作業報告に基づいて、検索されたエントリの日時603、飛行時間604、及び使用機体606等に値を設定する。
受信した入力が作業報告でないと判定された場合、無人航空機サービス管理システム101は、受信した入力が評価要求であるか否かを判定する(ステップS115)。
受信した入力が評価要求でないと判定された場合、無人航空機サービス管理システム101は待ち状態に移行する。
受信した入力が評価要求であると判定された場合、無人航空機サービス管理システム101は評価管理情報323を更新し(ステップS116)、その後、待ち状態に移行する。評価要求には、評価者の識別情報、作業依頼管理情報321のエントリの識別情報、評価対象の企業の識別情報、及び評価項目の評価値が含まれる。
具体的には、無人航空機サービス管理システム101は、評価管理情報323にエントリを追加し、追加されたエントリのID701に識別情報を設定する。無人航空機サービス管理システム101は、追加されたエントリの参照企業ID702に企業の識別情報を設定し、参照作業ID703に作業依頼管理情報321のエントリの識別情報を設定し、また、評価者704に評価者の識別情報を設定する。無人航空機サービス管理システム101は、追加されたエントリの評価値705に各評価項目の評価値を設定する。
図9は、実施例1の無人航空機サービス管理システム101が実行するマッチング処理の一例を説明するフローチャートである。図10は、実施例1の無人航空機サービス管理システム101によって表示される入力画面の一例を示す図である。図11は、実施例1の無人航空機サービス管理システム101によって表示される出力画面の一例を示す図である。
無人航空機サービス管理システム101は、マッチング要求を受信した場合、ユーザ端末102に図10に示すような入力画面1000を表示する。
入力画面1000は、作業区分入力欄1001、概要入力欄1002、予算入力欄1003、日時入力欄1004、場所入力欄1005、マッチング対象入力欄1006、追加ボタン1007、選択条件入力欄1008、及びマッチング開始ボタン1009を含む。
作業区分入力欄1001は、作業の区分を入力するための欄である。作業区分入力欄1001には作業の大区分及び小区分が入力される。概要入力欄1002は、作業の概要を入力するための欄である。予算入力欄1003は、予算を入力するための欄である。日時入力欄1004は、作業の実施日時を入力するための欄である。場所入力欄1005は、作業が行われる場所を入力するための欄である。
マッチング対象入力欄1006は、業務種別を入力するための欄である。追加ボタン1007は、マッチング対象入力欄1006の入力欄を追加するための操作ボタンである。
選択条件入力欄1008は、選択条件として、評価項目の優先順位及び特記事項を入力するための欄である。価格1011、安全性1012、品質1013、及び納期1014は、評価項目のフィールドであり、優先順位を示す値が入力される。特記事項1015は、マッチング処理において考慮する事項を入力するための欄である。
マッチング開始ボタン1009は、マッチング処理を開始するための操作ボタンである。ユーザがマッチング開始ボタン1009を操作した場合、各入力欄に設定された値、及びユーザの識別情報を含むマッチング要求が無人航空機サービス管理システム101に送信される。
なお、概要入力欄1002、予算入力欄1003、日時入力欄1004、及び場所入力欄1005は、空欄でもよい。
図9の説明に戻る。
無人航空機サービス管理システム101は、作業依頼管理情報321を更新し(ステップS201)、また、実績管理情報322を更新する(ステップS202)。具体的には、以下のような処理が実行される。
無人航空機サービス管理システム101は、作業依頼管理情報321にエントリを追加し、追加されたエントリのID501に識別情報を設定する。無人航空機サービス管理システム101は、マッチング要求に含まれる作業情報を、追加されたエントリの各フィールドに設定する。
無人航空機サービス管理システム101は、実績管理情報322にエントリを追加し、追加されたエントリのID601に識別情報を設定する。無人航空機サービス管理システム101は、追加されたエントリの参照作業ID602に、作業依頼管理情報321に追加されたエントリのID501に設定された識別情報を設定する。無人航空機サービス管理システム101は、追加されたエントリのステート609に「1」を設定する。
以上がステップS201及びステップS202の処理の説明である。
次に、無人航空機サービス管理システム101は、企業管理情報320を参照して、マッチング要求に含まれる作業の区分に合致する作業実績を有する企業を検索する(ステップS203)。
具体的には、無人航空機サービス管理システム101は、提供業務404を参照して、ユーザが指定した業務種別の企業を検索する。さらに、無人航空機サービス管理システム101は、検索されたエントリの作業実績405を参照して、ユーザが指定した作業の大区分に一致するエントリを検索する。
なお、作業が行われる場所が指定されている場合、無人航空機サービス管理システム101は、所在地と当該場所との間の距離が閾値より小さい企業を選択するようにしてもよい。また、作業情報に特記事項が含まれる場合、無人航空機サービス管理システム101は、特記事項を考慮した検索を行ってもよい。また、具体的な予算を見積もることができる場合、無人航空機サービス管理システム101は、予算を考慮した検索を行ってもよい。
次に、無人航空機サービス管理システム101は、検索された企業に対して、評価統合処理を実行する(ステップS204)。評価統合処理を実行することによって、無人航空機運行管理システム100側の企業に対する評価を表す統合システム評価データ(図12参照)と、ユーザ側の企業に対する評価を表す統合ユーザ評価データ(図12参照)とが生成される。評価統合処理の詳細は後述する。
次に、無人航空機サービス管理システム101は、評価統合処理の結果に基づいて、検索された企業の中から候補企業を選択する(ステップS205)。例えば、以下のような二つの選択方法が考えられる。
(選択方法1)
無人航空機サービス管理システム101は、統合システム評価データから優先順位が「1」、「2」である評価項目の統合システム評価値(図12参照)又は推定システム評価値(図12参照)を取得し、また、統合ユーザ評価データから優先順位が「1」、「2」である評価項目の統合ユーザ評価値(図12参照)又は推定ユーザ評価値(図12参照)を取得する。
無人航空機サービス管理システム101は、取得した評価値に基づいて統合評価スコアを算出する。例えば、無人航空機サービス管理システム101は、統合システム評価データの優先順位が「1」の評価項目の評価値に1.3を乗算した値と、統合ユーザ評価データの優先順位が「1」の評価項目の評価値に1.2を乗算した値と、統合システム評価データの優先順位が「2」の評価項目の評価値に1.1を乗算した値と、統合ユーザ評価データの優先順位が「2」の評価項目の評価値に1を乗算した値との合計値を統合評価スコアとして算出する。
無人航空機サービス管理システム101は、統合評価スコアが大きい順に、所定の数の企業を候補企業として選択する。
なお、前述した統合評価値の算出方法は一例であってこれに限定されない。例えば、無人航空機サービス管理システム101は、統合システム評価データ及び統合ユーザ評価データを一つの評価データに統合し、統合した評価データの各評価項目の評価値を用いて統合評価値を算出してもよい。
(選択方法2)
無人航空機サービス管理システム101は、統合システム評価データの各評価項目の統合システム評価値及び統合ユーザ評価データの各評価項目の統合ユーザ評価値に基づいて、各評価項目の総合評価値を算出する。例えば、評価値の平均値が総合評価値として算出される。無人航空機サービス管理システム101は、各評価項目の総合評価値から構成されるデータを、統合評価データとして生成する。
無人航空機サービス管理システム101は、優先順位が「1」である評価項目の総合評価値の大きい順に、企業をソートする。また、無人航空機サービス管理システム101は、優先順位が「2」である評価項目の総合評価値の大きい順に、企業をソートする。無人航空機サービス管理システム101は、ソート順に、所定の数の企業を候補企業として選択する。
以上が、ステップS205の処理の説明である。なお、前述の選択方法は一例であってこれに限定されない。無人航空機運行管理システム100及びユーザの企業に対する評価(評価データ)を用いた処理であればどのような処理でもよい。
次に、無人航空機サービス管理システム101は、ユーザに対して候補企業を提示する(ステップS206)。その後、無人航空機サービス管理システム101はマッチング処理を終了する。
例えば、無人航空機サービス管理システム101は、図11に示すような出力画面1100を表示するための表示情報を生成し、ユーザ端末102に送信する。
出力画面1100は、候補企業表示欄1101、作業計画案設定欄1102、及び見積ボタン1103を含む。
候補企業表示欄1101は、マッチング処理によって検索された候補企業を表示するための欄である。候補企業表示欄1101は、無人航空機運行管理システム表示欄1110及び提供システム表示欄1111を含む。
無人航空機運行管理システム表示欄1110は、見積の依頼が可能な無人航空機運行管理システム100を表示するための欄である。マッチング要求時に特定の無人航空機運行管理システム100が選択されていない場合、無人航空機運行管理システム表示欄1110には、企業管理情報320に登録されているすべての無人航空機運行管理システム100が表示される。
提供システム表示欄1111は、マッチング処理によって検索された企業を表示するための欄である。なお、複数の業務についてマッチング処理が行われた場合、候補企業表示欄1101には、各業務の提供システム表示欄1111が含まれる。
作業計画案設定欄1102は、作業計画案を設定するための欄である。作業計画案設定欄1102は、作業計画案設定テーブル1120及び追加ボタン1121を含む。
作業計画案設定テーブル1120は、業務種別ごとに企業を指定するための行を含む。なお、作業計画案設定テーブル1120には、無人航空機運行管理システム100を指定する行が含まれてもよい。一つの作業計画案設定テーブル1120が一つの作業計画案に対応する。
追加ボタン1121は、作業計画案設定テーブル1120を追加するための操作ボタンである。
見積ボタン1103は、見積要求を出力するための操作ボタンである。ユーザが見積ボタン1103を操作した場合、作業計画案設定欄1102に設定された作業計画案を含む見積要求が無人航空機サービス管理システム101に送信される。
本発明は、無人航空機運行管理システム100及びユーザの双方の評価に基づいて企業を選択する点に特徴を有する。ユーザのみの評価の場合、評価に偏りが生じる可能性がある。また、ユーザ観点では、評価しにくい項目も存在する。無人航空機運行管理システム100は、ユーザとは異なった観点で、また、詳細に、企業を評価できる。また、無人航空機運行管理システム100は、提供システムから提供される器材及びデータ等を用いた飛行実績を一元管理しているため、提供システムの客観的な評価を示す指標を算出することができる。そのため、無人航空機運行管理システム100の評価を第三者の評価として活用することによって、公平性及び透明性が高い企業のマッチングを実現できる。
図12は、実施例1の無人航空機サービス管理システム101が実行する評価統合処理の一例を説明するフローチャートである。
無人航空機サービス管理システム101は、ステップS203において検索された企業の中からターゲット企業を選択する(ステップS301)。本発明はターゲット企業の選択方法に限定されない。
無人航空機サービス管理システム101は、評価管理情報323を参照し、ターゲット企業のシステム評価データが存在するか否かを判定する(ステップS302)。
具体的には、無人航空機サービス管理システム101は、参照企業ID702にターゲット企業の識別情報が格納され、かつ、評価者704に無人航空機運行管理システム100の識別情報が格納されるエントリが存在するか否かを判定する。
ターゲット企業のシステム評価データが存在すると判定された場合、無人航空機サービス管理システム101は、当該システム評価データに基づいて、各評価項目の統合システム評価値を算出し(ステップS303)、その後、ステップS305に進む。
具体的には、無人航空機サービス管理システム101は、ターゲット評価項目を選択し、各システム評価データのターゲット評価項目のシステム評価値の平均値をターゲット評価項目の統合システム評価値として算出する。無人航空機サービス管理システム101は、すべての評価項目に対して同様の処理を実行する。なお、統合システム評価値の算出方法は一例であってこれに限定されない。
無人航空機サービス管理システム101は、複数の評価項目の統合システム評価値から構成されるデータを、無人航空機運行管理システム100側の企業の評価の高さを示す統合システム評価データとして出力する。
ターゲット企業のシステム評価データが存在しないと判定された場合、無人航空機サービス管理システム101は、各評価項目の推定システム評価値を算出し(ステップS304)、その後、ステップS305に進む。例えば、以下のような算出方法が考えられる。
(算出方法1)無人航空機サービス管理システム101は、固定値を、各評価項目の推定システム評価値として設定する。評価項目ごとに異なる固定値を設定してもよい。
(算出方法2)無人航空機サービス管理システム101は、企業管理情報320の基本情報403、作業実績405、無人航空機情報406等を参照し、ターゲット企業と企業規模が類似する企業を検索する。無人航空機サービス管理システム101は、評価管理情報323を参照し、検索された企業のシステム評価データを検索する。無人航空機サービス管理システム101は、ターゲット企業の各評価項目の推定システム評価値として、検索されたシステム評価データの各評価項目のシステム評価値に基づいて統合システム評価値を算出する。なお、無人航空機サービス管理システム101は、統合システム評価値に係数を乗算した値を推定システム評価値として算出してもよい。
なお、前述した算出方法は一例であってこれに限定されない。
無人航空機サービス管理システム101は、複数の評価項目の推定システム評価値から構成されるデータを、無人航空機運行管理システム100側の企業の評価の高さを示す統合システム評価データとして出力する。
ステップS305では、無人航空機サービス管理システム101は、評価管理情報323を参照し、ターゲット企業のユーザ評価データが存在するか否かを判定する(ステップS305)。
ターゲット企業のユーザ評価データが存在すると判定された場合、無人航空機サービス管理システム101は、当該ユーザ評価データに基づいて、各評価項目の統合ユーザ評価値を算出し(ステップS306)、その後、ステップS308に進む。
具体的には、無人航空機サービス管理システム101は、ターゲット評価項目を選択し、各ユーザ評価データのターゲット評価項目のユーザ評価値の平均値をターゲット評価項目の統合ユーザ評価値として算出する。無人航空機サービス管理システム101は、すべての評価項目に対して同様の処理を実行する。なお、統合ユーザ評価値の算出方法は一例であってこれに限定されない。
無人航空機サービス管理システム101は、複数の評価項目の統合ユーザ評価値から構成されるデータを、ユーザ側の企業の評価の高さを示す統合ユーザ評価データとして出力する。
ターゲット企業のユーザ評価データが存在しないと判定された場合、無人航空機サービス管理システム101は、各評価項目の推定ユーザ評価値を算出し(ステップS307)、その後、ステップS308に進む。算出方法は、ステップS304と同様の方法が考えられる。
無人航空機サービス管理システム101は、複数の評価項目の推定ユーザ評価値から構成されるデータを、ユーザ側の企業の評価の高さを示す統合ユーザ評価データとして出力する。
ステップS308では、無人航空機サービス管理システム101は、ステップS203において検索されたすべての企業の処理が完了したか否かを判定する(ステップS308)。
ステップS203において検索されたすべての企業の処理が完了していないと判定された場合、無人航空機サービス管理システム101は、ステップS301に戻り、同様の処理を実行する。
ステップS203において検索されたすべての企業の処理が完了したと判定された場合、無人航空機サービス管理システム101は企業評価値算出処理を終了する。
システム評価データを統合することによって、特定の無人航空機運行管理システム100の評価に偏らない、各企業の評価を得ることができる。また、ユーザ評価データを統合することによって、特定のユーザの評価に偏らない、各ユーザの評価を得ることができる。これによって、公平性及び透明性を高めることができる。
新たに登録された企業、又は、作業実績が存在しない企業は、評価データが存在しないため、候補企業として選択されない。そこで、無人航空機サービス管理システム101は、評価項目の評価値として推定値を算出する。これによって、新たに登録された企業、又は、作業実績が存在しない企業も候補企業として選択されるため、企業へのビジネスの機会を提供できる。なお、推定値に基づいて選択された候補企業については、推定値を用いたことを示す情報をユーザに提示するようにしてもよい。
(変形例)
無人航空機運行管理システム100も評価対象としてもよい。この場合、無人航空機運行管理システム100及び企業を評価する評価システムを設ける。なお、無人航空機サービス管理システム101を評価システムとして設定してもよい。これによって、より公平性及び透明性を高めつつ、適切な無人航空機運行管理システム100及び企業のマッチングを実現できる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。また、例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために構成を詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、各実施例の構成の一部について、他の構成に追加、削除、置換することが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、本発明は、実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードによっても実現できる。この場合、プログラムコードを記録した記憶媒体をコンピュータに提供し、そのコンピュータが備えるプロセッサが記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施例の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、及びそれを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、CD-ROM、DVD-ROM、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)、光ディスク、光磁気ディスク、CD-R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどが用いられる。
また、本実施例に記載の機能を実現するプログラムコードは、例えば、アセンブラ、C/C++、perl、Shell、PHP、Python、Java(登録商標)等の広範囲のプログラム又はスクリプト言語で実装できる。
さらに、実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを、ネットワークを介して配信することによって、それをコンピュータのハードディスクやメモリ等の記憶手段又はCD-RW、CD-R等の記憶媒体に格納し、コンピュータが備えるプロセッサが当該記憶手段や当該記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行するようにしてもよい。
上述の実施例において、制御線や情報線は、説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。全ての構成が相互に接続されていてもよい。
100 無人航空機運行管理システム
101 無人航空機サービス管理システム
102 ユーザ端末
103 気象データ提供システム
104 通信管理システム
105 航路地図管理システム
106 無人航空機提供システム
110、111 ネットワーク
201、301 プロセッサ
202、302 ネットワークインタフェース
203、303 メモリ
204、304 記憶装置
210 運行管理部
220 飛行計画管理情報
221 実績管理情報
222 解析データ管理情報
310 マッチング処理部
320 企業管理情報
321 作業依頼管理情報
322 実績管理情報
323 評価管理情報
1000 入力画面
1100 出力画面

Claims (10)

  1. 無人航空機を用いた作業を行うためのシステムであって、
    前記作業に必要な機材及びデータの少なくともいずれかを提供する企業のマッチングを行う無人航空機サービス管理システムと、
    ユーザから前記作業の発注を受け付け、複数の企業の各々から提供される前記作業に必要な機材及びデータを用いて前記作業の実施を管理する無人航空機運行管理システムと、を備え、
    前記無人航空機サービス管理システムは、前記複数の企業に関するデータを格納する企業管理情報と、前記企業の評価を表す評価データを格納する評価管理情報と、を保持し、
    前記評価管理情報に格納される前記評価データは、特定の無人航空機運行管理システムの前記企業に対する評価の高さを表す評価値を含むシステム評価データと、特定のユーザの前記企業に対する評価の高さを表す評価値を含むユーザ評価データとを含み、
    前記無人航空機サービス管理システムは、
    第1作業に対する前記ユーザの要求を表す作業情報を含むマッチング要求を前記ユーザから受信した場合、前記作業情報に基づいて前記企業管理情報を参照して、前記第1作業の実現に必要な企業を検索し、
    前記評価管理情報に基づいて、前記検索された企業の少なくとも一つの前記システム評価データから統合システム評価データを生成し、前記検索された企業の少なくとも一つの前記ユーザ評価データから統合ユーザ評価データを生成し、
    前記統合システム評価データ及び前記統合ユーザ評価データに基づいて、前記検索された企業の中から前記ユーザに提示する前記企業を選択し、
    前記選択された企業を前記ユーザに提示することを特徴とするシステム。
  2. 請求項1に記載のシステムであって、
    前記システム評価データ及び前記ユーザ評価データは、複数の評価項目の前記評価値を含み、
    前記無人航空機サービス管理システムは、
    前記検索された企業の中からターゲット企業を選択し、前記ターゲット企業の前記統合システム評価データに含まれる前記複数の評価項目の評価値と、前記ターゲット企業の前記統合ユーザ評価データに含まれる前記複数の評価項目の評価値とに基づいて、前記ターゲット企業の統合評価スコアを算出し、
    前記検索された企業の前記統合評価スコアの大きさに基づいて、前記ユーザに提示する前記企業を選択することを特徴とするシステム。
  3. 請求項1に記載のシステムであって、
    前記システム評価データ及び前記ユーザ評価データは、複数の評価項目の前記評価値を含み、
    前記無人航空機サービス管理システムは、
    前記検索された企業の中からターゲット企業を選択し、前記ターゲット企業の前記統合システム評価データ及び前記統合ユーザ評価データに基づいて算出された前記複数の評価項目の統合評価値を含む、前記ターゲット企業の統合評価データを生成し、
    前記検索された企業の前記統合評価データに含まれる少なくとも一つの前記評価項目の前記統合評価値の大きさに基づいて、前記ユーザに提示する前記企業を選択することを特徴とするシステム。
  4. 請求項2又は請求項3に記載のシステムであって、
    前記無人航空機サービス管理システムは、
    前記検索された企業の前記システム評価データが存在しない場合、前記無人航空機運行管理システムの前記検索された企業に対する評価の高さの推定値である推定システム評価値を算出し、前記推定システム評価値を含む前記統合システム評価データを生成し、
    前記検索された企業の前記ユーザ評価データが存在しない場合、前記ユーザの前記検索された企業に対する評価の高さの推定値である推定ユーザ評価値を算出し、前記推定ユーザ評価値を含む前記統合ユーザ評価データを生成することを特徴とするシステム。
  5. 請求項4に記載のシステムであって、
    前記無人航空機サービス管理システムは、
    前記検索された企業の前記システム評価データが存在しない場合、前記企業管理情報を参照して、前記検索された企業と企業規模が類似する企業を特定し、前記特定された企業の前記システム評価データに基づいて前記推定システム評価値を算出し、
    前記検索された企業の前記ユーザ評価データが存在しない場合、前記企業管理情報を参照して、前記検索された企業と企業規模が類似する企業を特定し、前記特定された企業の前記ユーザ評価データに基づいて前記推定ユーザ評価値を算出することを特徴とするシステム。
  6. 無人航空機を用いた作業に必要な機材及びデータの少なくともいずれかを提供する企業のマッチングを行う無人航空機サービス管理システムが実行するマッチング方法であって、
    前記無人航空機サービス管理システムは、
    ユーザから前記作業の発注を受け付け、複数の企業の各々から提供される前記作業に必要な機材及びデータを用いて前記作業の実施を管理する無人航空機運行管理システムと接続し、
    前記複数の企業に関するデータを格納する企業管理情報と、前記企業の評価を表す評価データを格納する評価管理情報と、を保持し、
    前記評価管理情報に格納される前記評価データは、特定の無人航空機運行管理システムの前記企業に対する評価の高さを表す評価値を含むシステム評価データと、特定のユーザの前記企業に対する評価の高さを表す評価値を含むユーザ評価データとを含み、
    前記マッチング方法は、
    前記無人航空機サービス管理システムが、第1作業に対する前記ユーザの要求を表す作業情報を含むマッチング要求を前記ユーザから受信した場合、前記作業情報に基づいて前記企業管理情報を参照して、前記第1作業の実現に必要な企業を検索する第1のステップと、
    前記無人航空機サービス管理システムが、前記評価管理情報に基づいて、前記検索された企業の少なくとも一つの前記システム評価データから統合システム評価データを生成し、前記検索された企業の少なくとも一つの前記ユーザ評価データから統合ユーザ評価データを生成する第2のステップと、
    前記無人航空機サービス管理システムが、前記統合システム評価データ及び前記統合ユーザ評価データに基づいて、前記検索された企業の中から前記ユーザに提示する前記企業を選択する第3のステップと、
    前記無人航空機サービス管理システムが、前記選択された企業を前記ユーザに提示する第4のステップと、を含むことを特徴とするマッチング方法。
  7. 請求項6に記載のマッチング方法であって、
    前記システム評価データ及び前記ユーザ評価データは、複数の評価項目の前記評価値を含み、
    前記第3のステップは、
    前記無人航空機サービス管理システムが、前記検索された企業の中からターゲット企業を選択し、前記ターゲット企業の前記統合システム評価データに含まれる前記複数の評価項目の評価値と、前記ターゲット企業の前記統合ユーザ評価データに含まれる前記複数の評価項目の評価値とに基づいて、前記ターゲット企業の統合評価スコアを算出するステップと、
    前記無人航空機サービス管理システムが、前記検索された企業の前記統合評価スコアの大きさに基づいて、前記ユーザに提示する前記企業を選択するステップと、を含むことを特徴とするマッチング方法。
  8. 請求項6に記載のマッチング方法であって、
    前記システム評価データ及び前記ユーザ評価データは、複数の評価項目の前記評価値を含み、
    前記第3のステップは、
    前記無人航空機サービス管理システムが、前記検索された企業の中からターゲット企業を選択し、前記ターゲット企業の前記統合システム評価データ及び前記統合ユーザ評価データに基づいて算出された前記複数の評価項目の統合評価値を含む、前記ターゲット企業の統合評価データを生成するステップと、
    前記無人航空機サービス管理システムが、前記検索された企業の前記統合評価データに含まれる少なくとも一つの前記評価項目の前記統合評価値の大きさに基づいて、前記ユーザに提示する前記企業を選択するステップと、を含むことを特徴とするマッチング方法。
  9. 請求項7又は請求項8に記載のマッチング方法であって、
    前記第2のステップは、
    前記検索された企業の前記システム評価データが存在しない場合、前記無人航空機サービス管理システムが、前記無人航空機運行管理システムの前記検索された企業に対する評価の高さの推定値である推定システム評価値を算出し、前記推定システム評価値を含む前記統合システム評価データを生成する第5のステップと、
    前記検索された企業の前記ユーザ評価データが存在しない場合、前記無人航空機サービス管理システムが、前記ユーザの前記検索された企業に対する評価の高さの推定値である推定ユーザ評価値を算出し、前記推定ユーザ評価値を含む前記統合ユーザ評価データを生成する第6のステップと、を含むことを特徴とするマッチング方法。
  10. 請求項9に記載のマッチング方法であって、
    前記第5のステップは、前記無人航空機サービス管理システムが、前記企業管理情報を参照して、前記検索された企業と企業規模が類似する企業を特定し、前記特定された企業の前記システム評価データに基づいて前記推定システム評価値を算出するステップを含み、
    前記第6のステップは、前記無人航空機サービス管理システムが、前記企業管理情報を参照して、前記検索された企業と企業規模が類似する企業を特定し、前記特定された企業の前記ユーザ評価データに基づいて前記推定ユーザ評価値を算出するステップを含むことを特徴とするマッチング方法。
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