JP7289175B1 - 建築用システム - Google Patents
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Abstract
Description
内装工事では、例えば、空間を区切るための天井や床の下地材を設置する軽鉄工事(鋼製下地組立)や、天井やクロスの下地材である石こうボードを壁や天井に貼っていく作業(ボード工事(ボード張り)が行われる。
第1発明の建築用システムは、建築物を構成する構造体の3Dモデルと該構造体の3Dモデルの属性情報とを関連づけたBIM情報が記憶されたBIM情報記憶部と、該BIM情報記憶部に記憶されている前記BIM情報を利用して構造体を画面上にレイアウトして建築物モデルを設計し設計された建築物モデルの情報を記憶する建築物設計部と、を有するBIMシステムと、施工場所の情報と、該施工場所に対応する前記建築物モデルの部位に使用する建築用材料の情報と、に基づいて、該建築用材料を加工するための加工情報を算出する加工情報算出システム、とを備えており、該加工情報算出システムは、前記建築物モデルの各部位に使用する建築用材料に関する材料情報が記憶された材料情報記憶部と、前記施工場所の形状に関する情報を含む前記施工場所に関する情報が記憶される現場情報記憶部と、前記建築用材料を前記施工場所に施工する施工手順であって前記施工場所の形状に応じた施工手順に関する情報を含む施工手順情報と、前記建築用材料を前記施工場所の形状に応じた施工手順に沿って施工する際に使用される該建築用材料の形状に関する施工形状情報と、が記憶された施工仕様情報記憶部と、前記施工場所に対応する前記建築物モデルの部位の形状に対応する施工形状情報を前記施工仕様情報記憶部から取得し、前記現場情報記憶部から取得した前記施工場所に関する情報と前記施工形状情報と前記材料情報記憶部から取得した材料情報とに基いて、前記施工場所に施工される前記建築用材料を加工する加工情報を算出する加工情報算出部と、を有していることを特徴とする。
第2発明の建築用システムは、第1発明において、前記施工場所に関する情報には、前記施工場所を撮影した画像に基づいて得られる画像情報および/または該施工場所において測定された寸法に関する寸法情報が記憶されており、前記加工情報算出部は、前記画像情報および/または前記寸法情報に基づいて施工場所の形状を算出する機能を有していることを特徴とする。
第3発明の建築用システムは、第1発明において、前記施工場所が一対の壁面間に設けられた壁面であり、前記建築用材料が、前記一対の壁面間に設けられた壁面に設置される板状の下地材であり、前記施工仕様情報記憶部には、該下地材を前記一対の壁面間に設けられた壁面に設置する施工手順として、前記一対の壁面間に設けられた壁面の中央部から該一対の壁面に向かって前記下地材を設置する手順が記憶されていることを特徴とする。
第4発明の建築用システムは、第1発明において、前記施工場所が一対の壁面間に設けられた、矩形の開口を有する有開口壁面であり、前記建築用材料が、前記有開口壁面に設置される板状の下地材であり、前記施工形状情報における下地材として、前記矩形の開口の角部が配置される凹みを有する形状の下地材が含まれているおよび/または前記施工形状情報における下地材として、前記矩形の開口の前記有開口壁面の上端縁および/または前記有開口壁面の下端縁との間に設置される下地材が含まれていることを特徴とする。
第5発明の建築用システムは、第1発明において、前記施工場所が壁面であり、前記建築用材料が、前記壁面に設置される板状の第一下地材と、前記壁面に設置された前記第一下地材の表面に設置される第二下地材と、を有しており、該第二下地材および前記第一下地材を壁面に設置する施工手順として、前記第一下地材同士の境界を前記第二下地材で覆うように該第二下地材を配置する手順が記憶されていることを特徴とする。
<ピッキング>
第6発明の建築用システムは、第1発明において、前記建築用材料を加工する加工情報には、該加工情報に基づいて加工された前記建築用材料に付与する識別ラベルに関する識別情報が含まれており、該識別情報は、前記加工情報に基づいて加工された前記建築用材料を、該建築用材料の寸法に応じて少なくとも2つの区分に分類する情報であることを特徴とする。
第7発明の建築用システムは、第6発明において、前記識別ラベルが、前記区分ごとに設定された着色であることを特徴とする。
第8発明の建築用システムは、第6発明において、前記識別ラベルには、前記建築用材料の形状および寸法に関する形状情報と、該建築用材料を施工する施工場所に関する場所情報と、該施工場所において前記建築用材料を施工する位置に関する位置情報と、が含まれていることを特徴とする。
第9発明の建築用システムは、第8発明において、前記識別ラベルを読み込み、該識別ラベルに含まれる前記形状情報、前記場所情報および前記位置情報に基づいて前記建築用材料を前記施工場所における所定の位置に配置した施工画像を形成する画像形成部を有していることを特徴とする。
<物流システム>
第10発明の建築用システムは、第1発明において、複数の前記施工場所における作業工程に関する作業工程情報と、複数の前記施工場所における現状での施工状況に関する施工状況情報と、が入力されて記憶される施工状況情報記憶部と、該施工状況情報記憶部に記憶されている前記作業工程情報と前記施工状況情報とに基づいて、前記加工情報によって加工された前記建築用材料を配送する配送タイミングを決定する配送決定部と、を備えていることを特徴とする。
第11発明の建築用システムは、第10発明において、前記加工情報算出システムの加工情報算出部は、前記施工状況情報記憶部に記憶されている前記作業工程情報と前記施工状況情報とに基づいて、前記加工情報算出システムにおいて前記加工情報を作成する前記施工場所および/または前記建築用材料を決定する機能を有していることを特徴とする。
第12発明の建築用システムは、第10発明において、前記配送決定部は、前記建築用材料の現在の場所の情報および/または前記建築用材料の配送状況の情報を含む配送情報が入力されこれらの情報を記憶する配送状況記憶機能を有しており、前記配送情報に基づいて、前記配送タイミングを決定する機能を有していることを特徴とする。
第13発明の建築用システムは、第12発明において、前記建築物モデルの情報と、前記配送情報と、に基づいて、前記建築用材料の現在の所在地を前記建築物モデルの画像に重ねて表示する機能を備えていることを特徴とする。
<耐震構造>
第14発明の建築用システムは、第1発明において、耐震補強する個所に使用される耐震構造材の情報が記憶された耐震構造材記憶部と、前記建築物モデルにおける耐震補強する個所に前記耐震構造材を設置する施工手順を含む施工仕様の情報が記憶された耐震施工仕様情報記憶部と、耐震補強する個所と対応する部位の前記建築物モデルの情報と前記耐震構造材の情報と前記施工仕様の情報とに基づいて、前記建築物モデルにおける耐震補強する個所と対応する部位に前記耐震構造材を配置した耐震補強モデルを形成する耐震補強モデル設計部と、を備えていることを特徴とする。
第15発明の建築用システムは、第14発明において、前記現場情報記憶部には、前記建築物モデルにおける耐震補強する個所と対応する部位に配置される設備に関する設備情報が記憶されており、前記耐震補強モデル設計部は、前記設備情報に基づいて、前記建築物モデルにおける耐震補強する個所と対応する部位に設備を配置した設備レイアウトモデルを形成する機能を有しており、該耐震補強モデル設計部は、前記耐震構造材を配置した耐震補強モデルを形成した後、前記設備レイアウトモデルを形成する、または、該耐震補強モデル設計部は、前記設備レイアウトモデルを形成した後、前記耐震補強モデルを形成することを特徴とする。
<出来高管理>
第16発明の建築用システムは、第1発明において、施工状況に関する情報を管理する作業管理部を備えており、該作業管理部は、施工作業が完了した場所および完了日時を特定する作業完了情報と施工作業を実施した作業者に関する作業者情報とを関連付けて記憶する積算情報記憶部と、前記完了作業情報と前記作業者情報とに基づいて作業管理データを作成する機能を有していることを特徴とする。
第17発明の建築用システムは、第16発明において、前記作業管理部は、施工場所を示す施工場所画像を表示し、該施工場所画像に作業管理者が施工完了場所を入力する情報入力部と、該情報入力部からの入力に基づいて、前記施工場所画像において施工完了場所と対応する位置に施工完了を示すマークが表示された作業状況画像を形成する作業状況画像形成部と、を備えていることを特徴とする。
第18発明の建築用システムは、第17発明において、前記作業状況画像における施工完了場所を示すマークが、前記施工場所画像における施工部位の色付けであることを特徴とする。
第19発明の建築用システムは、第17発明において、作業管理者が施工完了場所を入力するもととなる情報が、ディスプレイに表示した前記施工場所画像に作業者が施工した場所を入力した画像情報である、および/または、前記施工場所画像を印刷した書面に作業者が施工場所を着色した書面であることを特徴とする。
第1発明によれば、施工手順を考慮して建築用材料を加工するので、作業者の施工を容易にでき、施工時間も短くできる。
第2発明によれば、実際の施工場所を測定した情報に基づいて建築用材料を加工するので、施工精度を高くできる。
第3発明によれば、一対の壁面間に設けられた壁面に適切に下地材を施工することができる。
第4発明によれば、施工場所が矩形の開口を有する壁面であっても、適切に下地材を施工することができる。
第5発明によれば、壁面に第一下地材と第二下地材とを重ねて施工する場合において、施工後の仕上がりがよい状態とすることができる。
<ピッキング>
第6発明によれば、作業現場における建築用材料の取り違えなどを防止できるので、作業者の手間を軽減でき、施工時間も短縮できる。
第7発明によれば、識別ラベルが区分ごとに設定された着色であるので、作業者の建築用材料の区別が容易になる。
第8発明によれば、作業現場における建築用材料の取り違えなどを防止する効果を高くできる。
第9発明によれば、施工画像によって建築用材料を施工する位置を確認できるので、作業現場における建築用材料の取り違えなどを防止する効果を高くできる。
<物流システム>
第10発明によれば、加工された建築用材料を適切なタイミングで施工場所などに配送できるので、施工場所における配送作業を効率化できる。
第11発明によれば、施工状況に合せて建築用材料を加工できるので、施工や配送までの間、建築用材料の保管しておく場所などを少なくできる。
第12発明によれば、建築用材料の配送を適切に管理することができる。
第13発明によれば、建築用材料の配送状況を確認できるので、配送状況の把握や改善を行いやすくなる。
<耐震構造>
第14発明によれば、施工仕様に基づいて耐震補強モデルを形成するので、適切な耐震補強をできる構造を設計できる。
第15発明によれば、耐震補強する個所に設置する設備と耐震補強材との干渉を適切に防止できる。
<出来高管理>
第16発明によれば、完了作業情報と作業者情報に基づいて作業管理データを作成するので、施工作業の管理を適切に実施できる。
第17発明によれば、施工完了した施工完了場所にマークを付するので、施工が完了した作業を認識し易くなるので、作業管理データを作成が容易になる。
第18発明によれば、施工完了した施工部位を色付けするので、施工が完了した作業を認識し易くなるので、作業管理データを作成が容易になる。
第19発明によれば、施工完了した施工部位を画像で把握できるので、作業管理者による作業管理データの作成が容易になるし、施工完了場所の入力ミスも防止しやすくなる。
図1に示すように、本実施形態の建築用システム1は、建築物モデルを設計するBIMシステム10と、BIMシステム10が有する建築物モデルMの情報を利用して、建築用材料を加工するための加工情報を算出する加工情報算出システム20と、を備えている。なお、以下では、本実施形態の建築用システム1において加工情報を算出する建築用材料が建築物の内装に使用される内装材等である場合を代表として説明する。
BIMシステム10は、BIM情報記憶部11と、建築物設計部12と、を備えている。
加工情報算出システム20は、施工場所に使用する建築用材料の形状を算出するシステムであり、材料情報記憶部21と、現場情報記憶部22と、施工仕様情報記憶部23と、加工情報算出部24と、を有している。具体的には、この加工情報算出システム20は、材料情報記憶部21、現場情報記憶部22、施工仕様情報記憶部23から取得した情報に基づいて、施工場所に施工される建築用材料を加工する加工情報を加工情報算出部24が算出する機能を有している。例えば、施工場所が内壁であれば、施工場所の形状とその形状に基づく施工手順に基づいて、どの建築用材料(例えば、下地材等)をどのような寸法でどのような形状に加工すればよいか等を加工情報算出部24が算出することができる。
材料情報記憶部21は、建築物モデルMの各部位に使用する内装材等に関する材料情報が記憶されたものである。例えば、内装材等が下地材であれば、下地材の形状や下地材の寸法情報(厚さや幅、長さなど)、下地材の素材に関する情報等が、下地材の材料情報として記憶されている。この材料情報記憶部21は、加工情報算出部24からの指令に基づいて、加工情報算出部24に材料情報を供給することができるようになっている。
現場情報記憶部22は、実際に施工を実施する施工場所を撮影した画像情報や実際に施工を実施する施工場所を測定した寸法情報を含む現場情報が記憶されている。内装材等は、建築物の基礎や骨組み等が形成された後、その場所(施工場所)に設置されるが、その状態の施工場所に関する情報が現場情報に含まれている。
施工仕様情報記憶部23は、建築用材料を施工場所に施工する施工手順に関する情報である施工手順情報が記憶されている。また、施工手順情報には、施工手順情報に応じた建築用材料の形状も施工手順と関連づけて記憶されている。内装材等は、施工場所に施工される際に、施工場所の形状、例えば、開口部が存在するか否か、また、開口部の位置や形状に応じて施工する手順が異なっており、施工手順が異なれば施工する内装材等の形状も異なる。したがって、施工手順情報には、各内装材等について、施工場所の形状に応じた施工手順の情報と、その施工手順で使用される各内装材等の形状の情報と、が含まれており、両情報を関連付ける情報も含まれている。
加工情報算出部24は、施工場所に設置する内装材等を加工するための加工情報を算出する機能を有している。つまり、加工情報算出部24は、施工場所の形状と施工手順に合った形状に内装材等を加工するために必要な情報を含む加工情報を算出する機能を有している。この加工情報に含まれる情報はとくに限定されない。施工場所に設置する建築用材料に合せて必要な情報が含まれていればよい。例えば、壁に設置される下地材であれば、その高さや幅、上端縁に対する下端縁の傾き、壁に開口が形成される場合であれば開口に対応して下地材に形成される切り欠きの形状や大きさ、切り欠きの位置などが加工情報に含まれる。また、建築用材料が、天井の下地材であれば、縦幅と横幅、躯体から天井までの距離、天井に開口が形成される場合であれば開口に対応して下地材に形成される切り欠きの形状や大きさ、切り欠きの位置などが加工情報に含まれる。
まず、現場情報記憶部22に記憶されている現場情報が、加工情報算出部24に供給される。すると、加工情報算出部24は、現場情報から施工場所および施工場所の形状に関する情報を取得するステップを実施する。例えば、施工場所が天井であればその面積や各辺の長さ(壁間の距離)等の施工場所の形状情報を加工情報算出部24は取得する。壁であればその面積やその高さ(床から天井までの距離)や幅(柱間の距離)等の情報を加工情報算出部24は取得する。また、開口部や割付・役物等が存在する場合には、開口部や割付・役物等の位置や形状、大きさの情報も加工情報算出部24は取得する。
例えば、図3に示すように、施工場所が壁Wであり、施工場所の形状情報に含まれている壁Wが横長の長方形でありその幅をL1とする。また、寸法情報に含まれている下地材Bが縦長の長方形でありその幅をL2とする。そして、施工手順では、壁Wの中央から端部に向かって下地材Bを施工するようになっている場合とする。この場合、加工情報算出部24は、まず、中央に施工される下地材Bの形状を算出する。例えば、加工情報算出部24は、壁Wの中央に下地材B1を設置した状態を形成する。具体的には、下地材Bの中間線BCと壁Wの中央線WCが一致した状態を形成する。そして、下地材Bと壁Wの形状を比較し、下地材B1の上端縁と壁Wの上端縁と下地材B1の下端縁と壁Wの下端縁とが一致する形状を、壁Wの中央に設置する下地材B1の形状を加工情報として記憶する。例えば、下地材B1の上下端縁の下地材B1の中間線に対する傾き角度や下地材Bの中間線の位置における長さを加工情報として記憶する。ついで、下地材B1が配置された状態から、下地材B1の左右にそれぞれ下地材B2~B5を配置し、壁Wの形状と各下地材B2~B5の形状を比較する。つまり、隣接する下地材B1~B5の側端縁同士が一致するように下地材B2~B5を配置し、壁Wの形状と各下地材B2~B5の形状を比較する。すると、加工情報算出部24は、各下地材B2~B5について、壁Wの形状に合う形状に加工するために必要な情報を加工情報として記憶する。例えば、下地材B1と同様に、各下地材B2~B5の上下端縁のそれぞれの中間線に対する傾き角度やそれぞれの中間線の位置における長さを加工情報として記憶する。
なお、下地材B4,B5が壁面Wの側端と重なる場合には、側端縁が壁Wの側端縁と一致する形状となるように下地材B4,B5の形状を算出し、かかる下地材B4,B5を加工するために必要な情報を加工情報として記憶する。
例えば、図4に示すように、施工場所が中央部に開口Whが形成された有開口壁面W2とする。そして、施工手順では、開口Whの角部cに下地材Bを施工し、その後他の部分に下地材Bを施工するようになっている場合とする。この場合、加工情報算出部24は、まず、開口Wh近傍に配置される下地材Be、Bdの形状を算出する。加工情報算出部24は、開口Whの角部cを含むように下地材Bを設置した状態を形成する。具体的には、開口Whの上部の2つの角部cの位置に、各下地材B間に隙間ができないように下地材Bを並べた状態を形成する(図4(A))。そして、下地材Bと有開口壁面W2および開口Whの位置を比較し、上端縁と有開口壁面W2の上端縁が一致し、かつ、開口Whの角部cに対応する切欠きが形成された下地材Beの形状を算出し、この下地材Beを加工するために必要な情報を加工情報として記憶する。また、側端縁と開口Whの側辺bとが一致し、かつ、下地材B1の下端縁と有開口壁面W2の下端縁が一致する形状の下地材Bdの形状を算出し、この下地材Bdを加工するために必要な情報を加工情報として記憶する。ついで、開口Whの位置に、下地材Be、Bdが配置された状態から、下地材Be、Bdの左右にそれぞれ下地材B2、B3を配置し、壁W2の形状と各下地材B2、3の形状を比較する。つまり、隣接する下地材Be,Bd,B6~B9の側端縁同士が一致するように下地材B6~B9を配置し、有開口壁面W2の形状と各下地材B6~B9の形状を比較する。すると、加工情報算出部24は、有開口壁面W2の形状に合う形状の各下地材下地材B6~B9の形状を算出し、各下地材B6~B9を加工するために必要な情報を加工情報として記憶する。
なお、下地材B6~B9が壁面Wの側端と重なる場合には、側端縁が壁Wの側端縁と一致する形状となるように下地材B6~B9の形状を算出し、かかる下地材B6~B9を加工するために必要な情報を加工情報として記憶する。
なお、下地材B10,B11が壁面Wの側端と重なる場合には、側端縁が壁Wの側端縁と一致する形状となるように下地材B10,B11の形状を算出し、かかる下地材B10,B11を加工するために必要な情報を加工情報として記憶する。
例えば、図6に示すように、壁面Wに二重に下地材Bを設置するとする。この場合、壁Wであり、施工場所の形状情報に含まれている壁Wが横長の長方形でありその高さをH1とする。また、寸法情報に含まれている下地材Bが縦長の長方形でありその高さH2(<H1)とする。この場合、加工情報算出部24は、内側に下地材Bを設置した状態を形成する。下地材Bは、その高さH2が壁Wの高さH1よりも短いので、各下地材Bの上端縁と壁面Wの上端縁との間に中間材BSを配置した状態とする。そして、下地材Bの上端縁と中間材BSの下端縁とが一致した状態で積層した状態の形状と壁Wの形状を比較し、下端縁と壁Wの下端縁とが一致する形状となる下地材Bの形状を算出し、下地材Bを加工するために必要な情報を加工情報として記憶する。また 上端縁と壁Wの上端縁が一致する形状となる中間材BSの形状を算出し、中間材BSを加工するために必要な情報を加工情報として記憶する(図6(A))。
ついで、下地材Bと中間材BSを配置した状態の壁面Wの上に、下地材BGと中間材BFとを積層した状態で配置する。このとき、下地材Bと中間材BSとの境界を隠すように下地材BGを配置する。つまり、下地材BGの上端縁を壁Wの上端縁に合せるように下地材BGと中間材BFとを配置する。そして、下地材BGと中間材BFを下地材Bと中間材BDに積層した状態において、下地材BGと中間材BFの形状と壁Wの形状を比較し、上端縁と壁Wの上端縁が一致する形状となる下地材BGの形状を算出し、下地材BGを加工するために必要な情報を加工情報として記憶する。また、下端縁と壁Wの下端縁が一致する形状となる中間材BFの形状を算出し、中間材BFを加工するために必要な情報を加工情報として記憶する。
なお、壁面Wの側端と重なる下地材BGと中間材BFでは、側端縁が壁Wの側端縁と一致する形状となる下地材BGおよび中間材BFの形状を算出し、かかる中間材BFおよび下地材BGを加工するために必要な情報を加工情報として記憶する。
施工現場に搬入される建築用材料はその形状や大きさが類似するものが多い。また、複数の建築用材料が積み重ねた状態で搬入される場合も多い。そのため、搬入されている建築用材料のうち、本来施工すべき建築材料ではなく形状や大きさが若干異なる建築材料を間違って選択して施工してしまう可能性がある。
図7に示すように、上述したように加工情報算出部24は加工情報を作成する際に、加工情報と関連付けた建築用材料に付与する識別ラベルに関する情報(識別情報)を作成する。なお、識別情報自体を加工情報の一部の情報としてもよい。
建築用材料に付与される識別ラベルは、作業現場で作業者が建築用材料の情報を認識できるものであればよく、とくに限定されない。つまり、作業現場で作業者が、識別ラベルによって建築用材料の寸法や施工場所などの情報を認識できるものであればよい。
また、建築用材料に付与する識別ラベルは複数の情報を有して入れば取り違えなどを防止する効果を高くできる一方、識別ラベルを読み取る機器が必要になる。しかも、識別ラベルを機器によって読み取る作業をしなければ、建築用材料について情報を把握することができないので、建築用材料の情報を把握するために時間を要する。そこで、識別ラベルとして、単に、建築用材料の区分に応じた着色を採用してもよい。識別ラベルを単なる着色とすれば、識別ラベルを読み取る機器が不要になるし、建築用材料の判断を迅速に行うことができる。例えば、建築用材料が軽量鉄骨材であれば、長さの異なるものが複数搬入されるが、識別ラベルとしてその長さに応じた色を付けることで、作業者の選択ミスを防ぐことができる。例えば、区分による色分けとしては、1000mm以下は赤色、1500mm以上は青色、その中間を黄色などとすることができる。また、2000mm以下は赤色、3000mm以上は青色、その中間を黄色などとすることもできる。
建築現場では、各施工場所において内装工事や電気設備工事、建具取付工事、クロス貼工事、塗装工事等の複数の工事が複数の作業者(施工業者)によって実施されており、各作業者が同時にまたは順番で施工を実施する。そして、各作業の実施状況に応じて作業者に対して対価が支払われるため、作業を実施した日時や作業量、また、どの作業者がどの作業を実施したか、を把握することは重要である。かかる作業状況は、作業者の報告と施工管理者のチェックとを行うことによって正確性を期しているが、複数の工事が複数の作業者によって実施されるため、各施工場所において全ての作業が完了した状況を確認したのでは、実際の作業状況を把握することは難しい。このため、正確な施工状況を把握するには、作業状況を確認する作業は適宜(好ましくは毎日)実施することが望ましい。しかし、確認作業には、施工現場の測定などの作業が必要であり、また、施工面積や施工量などの数値による方法では、施工状況の迅速な把握と正確性を期すこと難しく、また、作業者や管理者の負担が大きい。
建築現場には多数の施工場所があり、各施工場所にその場所で施工する建築用材料が搬送される。例えば、パレットなどに載せられた状態で複数の建築用材料が搬送される。ここで、各施工場所で使用される建築用材料は、複数の種類の建築用材料が、それぞれ複数使用されるため、使用される建築用材料を各施工場所に全て置いておくことはできず、施工状況等に応じて、適切な建築用材料を各施工場所に搬送することが必要である。
かかる物流管理部80による建築用材料の配送を決定するフローを説明する。
図9示すように、施工状況情報が施工状況情報記憶部81に入力されると、施工状況情報記憶部81は施工状況情報を更新し、配送決定部82は、更新された施工状況情報と作業工程情報とに基づいて配送タイミングや配送する場所、および、配送する建築用材料を含む配送タイミング情報を作成する。
配送タイミング情報が作成されると、配送決定部82は作成された配送タイミング情報を作業者に送信し、作業者はその情報に基づいて、所定の建築用材料を保管場所から所定の作業現場に配送する。
このように、建築用材料を配送するタイミングが決定されるので、適切な場所に適切なタイミングで建築用材料を配送することができる。
図1に示すように、本実施形態の建築用システム1は、上述したBIMシステム10と、加工情報算出システム20と、に加えて、耐震構造検討システム70を備えていてもよい。
10 BIMシステム
11 BIM情報記憶部
12 建築物設計部
20 加工情報算出システム
21 材料情報記憶部
22 現場情報記憶部
23 施工仕様情報記憶部
24 加工情報算出部
60 作業管理部
61 積算情報記憶部
62 データ作成部
70 耐震構造検討システム
71 耐震構造材記憶部
72 耐震補強モデル設計部
80 物流管理部
81 施工状況情報記憶部
82 配送決定部
Claims (19)
- 建築物を構成する構造体の3Dモデルと該構造体の3Dモデルの属性情報とを関連づけたBIM情報が記憶されたBIM情報記憶部と、該BIM情報記憶部に記憶されている前記BIM情報を利用して構造体を画面上にレイアウトして建築物モデルを設計し設計された建築物モデルの情報を記憶する建築物設計部と、を有するBIMシステムと、
施工場所の情報と、該施工場所に対応する前記建築物モデルの部位に使用する建築用材料の情報と、に基づいて、該建築用材料を加工するための加工情報を算出する加工情報算出システム、とを備えており、
該加工情報算出システムは、
前記建築物モデルの各部位に使用する建築用材料に関する材料情報が記憶された材料情報記憶部と、
前記施工場所の形状に関する情報を含む前記施工場所に関する情報が記憶される現場情報記憶部と、
前記建築用材料を前記施工場所に施工する施工手順であって前記施工場所の形状に応じた施工手順に関する情報を含む施工手順情報と、前記建築用材料を前記施工場所の形状に応じた施工手順に沿って施工する際に使用される該建築用材料の形状に関する施工形状情報と、が記憶された施工仕様情報記憶部と、
前記施工場所に対応する前記建築物モデルの部位の形状に対応する施工形状情報を前記施工仕様情報記憶部から取得し、前記現場情報記憶部から取得した前記施工場所に関する情報と前記施工形状情報と前記材料情報記憶部から取得した材料情報とに基いて、前記施工場所に施工される前記建築用材料を加工する加工情報を算出する加工情報算出部と、を有している
ことを特徴とする建築用システム。 - 前記施工場所に関する情報には、
前記施工場所を撮影した画像に基づいて得られる画像情報および/または該施工場所において測定された寸法に関する寸法情報が記憶されており、
前記加工情報算出部は、
前記画像情報および/または前記寸法情報に基づいて施工場所の形状を算出する機能を有している
ことを特徴とする請求項1記載の建築用システム。 - 前記施工場所が一対の壁面間に設けられた壁面であり、
前記建築用材料が、前記一対の壁面間に設けられた壁面に設置される板状の下地材であり、
前記施工仕様情報記憶部には、
該下地材を前記一対の壁面間に設けられた壁面に設置する施工手順として、前記一対の壁面間に設けられた壁面の中央部から該一対の壁面に向かって前記下地材を設置する手順が記憶されている
ことを特徴とする請求項1記載の建築用システム。 - 前記施工場所が一対の壁面間に設けられた、矩形の開口を有する有開口壁面であり、
前記建築用材料が、前記有開口壁面に設置される板状の下地材であり、
前記施工形状情報における下地材として、前記矩形の開口の角部が配置される凹みを有する形状の下地材が含まれている
および/または
前記施工形状情報における下地材として、前記矩形の開口の前記有開口壁面の上端縁および/または前記有開口壁面の下端縁との間に設置される下地材が含まれている
ことを特徴とする請求項1記載の建築用システム。 - 前記施工場所が壁面であり、
前記建築用材料が、
前記壁面に設置される板状の第一下地材と、
前記壁面に設置された前記第一下地材の表面に設置される第二下地材と、を有しており、
該第二下地材および前記第一下地材を壁面に設置する施工手順として、前記第一下地材同士の境界を前記第二下地材で覆うように該第二下地材を配置する手順が記憶されている
ことを特徴とする請求項1記載の建築用システム。 - 前記建築用材料を加工する加工情報には、
該加工情報に基づいて加工された前記建築用材料に付与する識別ラベルに関する識別情報が含まれており、
該識別情報は、
前記加工情報に基づいて加工された前記建築用材料を、該建築用材料の寸法に応じて少なくとも2つの区分に分類する情報である
ことを特徴とする請求項1記載の建築用システム。 - 前記識別ラベルが、
前記区分ごとに設定された着色である
ことを特徴とする請求項6記載の建築用システム。 - 前記識別ラベルには、
前記建築用材料の形状および寸法に関する形状情報と、
該建築用材料を施工する施工場所に関する場所情報と、
該施工場所において前記建築用材料を施工する位置に関する位置情報と、が含まれている
ことを特徴とする請求項6記載の建築用システム。 - 前記識別ラベルを読み込み、該識別ラベルに含まれる前記形状情報、前記場所情報および前記位置情報に基づいて前記建築用材料を前記施工場所における所定の位置に配置した施工画像を形成する画像形成部を有している
ことを特徴とする請求項8記載の建築用システム。 - 複数の前記施工場所における作業工程に関する作業工程情報と、複数の前記施工場所における現状での施工状況に関する施工状況情報と、が入力されて記憶される施工状況情報記憶部と、
該施工状況情報記憶部に記憶されている前記作業工程情報と前記施工状況情報とに基づいて、前記加工情報によって加工された前記建築用材料を配送する配送タイミングを決定する配送決定部と、を備えている
ことを特徴とする請求項1記載の建築用システム。 - 前記加工情報算出システムの加工情報算出部は、
前記施工状況情報記憶部に記憶されている前記作業工程情報と前記施工状況情報とに基づいて、前記加工情報算出システムにおいて前記加工情報を作成する前記施工場所および/または前記建築用材料を決定する機能を有している
ことを特徴とする請求項10記載の建築用システム。 - 前記配送決定部は、
前記建築用材料の現在の場所の情報および/または前記建築用材料の配送状況の情報を含む配送情報が入力されこれらの情報を記憶する配送状況記憶機能を有しており、
前記配送情報に基づいて、前記配送タイミングを決定する機能を有している
ことを特徴とする請求項10記載の建築用システム。 - 前記建築物モデルの情報と、前記配送情報と、に基づいて、前記建築用材料の現在の所在地を前記建築物モデルの画像に重ねて表示する機能を備えている
ことを特徴とする請求項12記載の建築用システム。 - 耐震補強する個所に使用される耐震構造材の情報が記憶された耐震構造材記憶部と、
前記建築物モデルにおける耐震補強する個所に前記耐震構造材を設置する施工手順を含む施工仕様の情報が記憶された耐震施工仕様情報記憶部と、
耐震補強する個所と対応する部位の前記建築物モデルの情報と前記耐震構造材の情報と前記施工仕様の情報とに基づいて、前記建築物モデルにおける耐震補強する個所と対応する部位に前記耐震構造材を配置した耐震補強モデルを形成する耐震補強モデル設計部と、を備えている
ことを特徴とする請求項1記載の建築用システム。 - 前記現場情報記憶部には、
前記建築物モデルにおける耐震補強する個所と対応する部位に配置される設備に関する設備情報が記憶されており、
前記耐震補強モデル設計部は、
前記設備情報に基づいて、前記建築物モデルにおける耐震補強する個所と対応する部位に設備を配置した設備レイアウトモデルを形成する機能を有しており、
該耐震補強モデル設計部は、
前記耐震構造材を配置した耐震補強モデルを形成した後、前記設備レイアウトモデルを形成する、
または、
該耐震補強モデル設計部は、
前記設備レイアウトモデルを形成した後、前記耐震補強モデルを形成する
ことを特徴とする請求項14記載の建築用システム。 - 施工状況に関する情報を管理する作業管理部を備えており、
該作業管理部は、
施工作業が完了した場所および完了日時を特定する作業完了情報と施工作業を実施した作業者に関する作業者情報とを関連付けて記憶する積算情報記憶部と、
前記作業完了情報と前記作業者情報とに基づいて作業管理データを作成するデータ作成部と、を有している
ことを特徴とする請求項1記載の建築用システム。 - 前記作業管理部は、
施工場所を示す施工場所画像を表示し、該施工場所画像に作業管理者が施工完了場所を入力する情報入力機能と、
該情報入力機能によって入力された情報に基づいて、前記施工場所画像において施工完了場所と対応する位置に施工完了を示すマークが表示された作業状況画像を形成する作業状況画像形成データ作成機能と、を備えている
ことを特徴とする請求項16記載の建築用システム。 - 前記作業状況画像における施工完了場所を示すマークが、前記施工場所画像における施工部位の色付けである
ことを特徴とする請求項17記載の建築用システム。 - 作業管理者が施工完了場所を入力するもととなる情報が、
ディスプレイに表示した前記施工場所画像に作業者が施工した場所を入力した画像情報である、
および/または、
前記施工場所画像を印刷した書面に作業者が施工場所を着色した書面である
ことを特徴とする請求項17記載の建築用システム。
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