JP7289142B2 - 材料計量装置 - Google Patents

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本発明は、粉粒体材料を計量する材料計量装置に関する。
従来より、上流側から供給される複数種の粉粒体材料をそれぞれに所定の目標計量値となるように計量機において計量する計量装置(計量システム)が知られている。
例えば、下記特許文献1には、ケーシングの上側部分に設けられた4つの供給ホッパーの下端に、粉粒体を押し出すスクリューが配置された排出管を設け、これら排出管から押し出される粉粒体が投入される計量ホッパーをケーシングの内部に設けた構成とされた粉粒体の計量混合装置が開示されている。
また、下記特許文献2には、8基の材料供給ホッパーの底部に、電磁弁をもつ空気圧送管を設けた材料供給管をそれぞれ設け、これら材料供給管の先端部が突入される材料供給筒を、計量ホッパーの上方にフレキシブルテューブを介して接続した構成とされた粉粒体の計量供給装置が開示されている。
特許第6076820号公報 特許第2502429号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された計量混合装置では、計量ホッパーにおいて計量する材料を変更する場合には、計量ホッパーの上方側に配置された供給ホッパーから材料を抜き取り、供給ホッパーやその下端のスクリューを清掃する必要があった。また、このような清掃による装置の停止を防止すべく、多数の供給ホッパーを計量ホッパーの上方側に配置することも考えられるが、この場合には、計量ホッパーの上方側に大きなスペースが必要となる。
また、上記特許文献2に記載された計量供給装置では、材料供給筒内に複数の材料供給管の先端部を突入させた構成としているので、材料供給筒の構造が複雑化する懸念がある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、粉粒体材料を変更する際における作業性を向上し得るとともに、構造の簡素化を図り得る材料計量装置を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明に係る材料計量装置は、粉粒体材料をそれぞれに貯留し、下端部に粉粒体材料の排出制御可能な材料排出部が設けられた複数の貯留部と、各貯留部の材料排出部のそれぞれに接続された材料輸送管路を介して空気輸送される粉粒体材料を収容し計量する計量機と、各貯留部の材料輸送管路の下流側端部がそれぞれに接続される複数の接続管路が軸方向に間隔を空けて、かつ筒内周面において開口するように設けられ、下端に前記計量機に向けて粉粒体材料を供給する供給口が設けられた材料供給接続筒と、前記計量機における計量値に基づいて、予め設定された目標計量値となるように前記材料排出部を制御する制御部と、を備えていることを特徴とする。
本発明に係る材料計量装置は、上述のような構成としたことで、粉粒体材料を変更する際における作業性を向上させることができ、また、構造の簡素化を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る材料計量装置の一例及びこれを備えた供給システムの一例を模式的に示す概略システム図である。 同材料計量装置の一例を模式的に示す一部省略概略側面図である。 同材料計量装置の一例を模式的に示す一部省略概略正面図である。 図2におけるX-X線矢視に対応させた一部破断概略縦断面図である。 同材料計量装置の基本動作の一例を模式的に示す概略タイムチャートである。 (a)は、同材料計量装置が備える貯留部の材料排出部の一例を模式的に示す一部破断概略正面図、(b)は、同材料計量装置が備える材料供給接続筒の一変形例を模式的に示す一部破断概略正面図である。 本発明の他の実施形態に係る材料計量装置の一例を模式的に示す一部省略概略側面図である。 同材料計量装置の一例を模式的に示す一部省略概略正面図である。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、以下の各実施形態では、各実施形態に係る材料計量装置を設置した状態を基準として上下方向等の方向を説明する。
図1~図6は、第1実施形態に係る材料計量装置の一例及びこれを用いて実行される基本動作の一例並びに同材料計量装置に設けられる材料供給接続筒の一変形例を模式的に示す図である。
本実施形態に係る材料計量装置1は、図1に示すように、粉粒体材料をそれぞれに貯留し、下端部に粉粒体材料の排出制御可能な材料排出部12が設けられた複数の貯留部10と、各貯留部10の材料排出部12のそれぞれに接続された材料輸送管路19を介して空気輸送される粉粒体材料を収容し計量する計量機40と、を備えている。また、この材料計量装置1は、計量機40における計量値に基づいて、予め設定された目標計量値となるように材料排出部12を制御する制御部49を備えている。このような構成とすれば、各貯留部10から空気輸送される粉粒体材料を計量することができる。この材料計量装置1は、本実施形態では、計量機40において計量した複数種の粉粒体材料を、供給先3に向けて供給する供給システム2を構成する。
ここに、上記粉粒体材料は、粉体・粒体状の材料を指すが、微小薄片状や短繊維片状、スライバー状の材料等を含む。
また、上記材料としては、樹脂ペレットや樹脂繊維片等の合成樹脂材料、金属材料、半導体材料、木質材料、薬品材料、食品材料等どのようなものでもよい。
また、粉粒体材料としては、例えば、合成樹脂成形品を成形する場合には、ナチュラル材(バージン材)や粉砕材、マスターバッチ材、各種添加材等が挙げられる。また、ガラス繊維や炭素繊維等の強化繊維を含んだ構成としてもよい。
供給システム2の供給先3としては、例えば、射出成形機等の成形機であってもよい。本実施形態では、材料計量装置1の下流側端部に設けられた材料排出管45(図2等参照)から供給先3側に向けて粉粒体材料を空気輸送する態様とした例を示している。また、供給先3の上流側に、材料計量装置1から空気輸送される粉粒体材料を捕集する捕集装置4を設けた例を示している。この捕集装置4は、当該材料計量装置1とによって供給システム2を構成するものでもよい。なお、当該材料計量装置1は、供給先3から離間して設置される態様に限られず、供給先3上に直接的(直付的)に設置されるものでもよい。この場合は、捕集装置4を設けないようにしてもよい。また、供給先3としての成形機は、合成樹脂成形品を成形する射出成形機に限られず、他の材料用の射出成形機でもよく、または種々の材料用の押出成形機や圧縮成形機等の他の成形機であってもよい。また、材料計量装置1の供給先3としては、成形機に限られず、成形機の上流側に設けられる乾燥ホッパーやチャージホッパー等でもよい。また、材料計量装置1の供給先3としては、単一の供給先に限られず、複数の供給先でもよい。
供給先3の捕集装置4は、捕集する機能に加えて捕集した粉粒体材料を貯留する貯留機能を兼ね備えている。この捕集装置4は、上流側端部が材料計量装置1の材料排出管45に接続された二次輸送管路5の下流側端部が接続される導入管を有した捕集器4bと、この捕集器4bにおいて捕集した粉粒体材料を貯留する貯留部4aと、を備えている。二次輸送管路5は、例えば、可撓性を有した樹脂製チューブ(ホース)であってもよい。
また、捕集器4bには、後記する空気輸送機8の輸送ガス源の吸込側に連通接続された二次側吸引管路6Cが接続される吸引管が設けられている。また、捕集器4bには、吸引管に向かう輸送ガスから粉粒体材料を分離させる適宜の分離部が設けられている。
捕集器4bの分離部としては、粉粒体材料と輸送ガスとを分離可能なものであればどのようなものでもよいが、輸送ガスに加えて粉塵を通過させる一方、原料となる粉粒体材料の通過を阻止するパンチングメタルや網状(メッシュ状)等からなるものでもよい。また、分離部としては、パンチングメタルや網状等からなるものに代えて、邪魔傘状とされたものや、いわゆるサイクロン式にて輸送ガスから粉粒体材料を分離させる構造とされたものでもよい。
また、この捕集器4bは、下方側から導入された粉粒体材料を当該捕集器4b内において流動させながら粉塵の除去や異種材料の混合が可能な構成とされている。また、この捕集器4bの排出管には、排出口を開閉する弁体が設けられている。
貯留部4aは、捕集器4bの下方側に連なるように設けられ、ホッパー状とされている。この貯留部4aには、材料要求信号を出力する材料センサが設けられている。
また、材料計量装置1は、図2~図4に示すように、各貯留部10の材料輸送管路19の下流側端部がそれぞれに接続される複数の接続管路22が設けられ、下端に計量機40に向けて粉粒体材料を供給する供給口29が設けられた材料供給接続筒20を備えている。このような構成とすれば、計量機40の上方側に、計量機40に向けて複数の粉粒体材料のそれぞれを供給する供給ホッパーを粉粒体材料毎に設けたようなものと比べて、計量機40の上方側スペースを有効的に利用することができる。また、各貯留部10から材料輸送管路19及び接続管路22を介して材料供給接続筒20に空気輸送された粉粒体材料を計量機40に向けて供給することができる。これにより、材料供給接続筒20を介して供給される粉粒体材料を変更する場合にも、計量機40の上方側で材料の抜き取りやホッパーの清掃等を行う必要がなく、作業性を向上させることができる。つまりは、計量機40の上方側において粉粒体材料が滞留する箇所が形成されないので、抜き取りや清掃が不要となる。また、新たな粉粒体材料を貯留する貯留部10に接続された材料輸送管路19を接続管路22に接続することで、計量機40に向けて供給する粉粒体材料を容易に変更することができる。
また、複数の接続管路22を、材料供給接続筒20の軸方向に間隔を空けて設けた構成としている。このような構成とすれば、材料供給接続筒20の周方向に間隔を空けて複数の接続管路22を設けたようなものと比べて、材料供給接続筒20の小径化を図ることができる。
また、接続管路22を、材料供給接続筒20の筒内周面21aにおいて開口させた構成としている。つまり、接続管路22を、材料供給接続筒20の筒内に突出させることなく、この接続管路22の材料供給接続筒20内側の開口22aを筒内周面21aにおいて開口させている。このような構成とすれば、材料供給接続筒20内に接続管路22の先端部を突入させたようなものと比べて、構造の簡素化を図ることができる。また、接続管路22の先端部に粉粒体材料が付着したり、引っ掛かったりするようなことを抑制することができ、付着や引っ掛かった粉粒体材料の落下による混入が生じ難く、計量精度を向上させることができる。なお、貯留部10及び材料供給接続筒20の詳細については後述する。
本実施形態では、材料供給接続筒20を介して計量機40に向けて供給される粉粒体材料を、配合割合が比較的に小とされるマスターバッチ材やフィラー等の添加材としている。なお、配合割合が比較的に小とされる粉粒体材料としては、副材であってもよい。
また、本実施形態では、材料計量装置1は、配合割合が比較的に大とされる主材や粉砕材等の粉粒体材料を計量機40に向けて供給する供給ホッパー35を備えている。また、図1及び図2に示すように、材料計量装置1に、複数の供給ホッパー35として第1供給ホッパー35Aと第2供給ホッパー35Bとを設けた構成としている。第1供給ホッパー35Aは、例えば、主材となるナチュラル材を供給するものであってもよい。この第1供給ホッパー35Aには、図示省略の材料元に接続された一次輸送管路9としての第1輸送管路9Aが接続されている。また、第2供給ホッパー35Bは、例えば、粉砕材を供給するものであってもよく、副材を供給するものであってもよい。この第2供給ホッパー35Bには、図示省略の材料元に接続された一次輸送管路9としての第2輸送管路9Bが接続されている。一次輸送管路9としての第1輸送管路9A及び第2輸送管路9Bは、上記同様、可撓性を有した樹脂製チューブ(ホース)であってもよい。なお、これら第1輸送管路9A及び第2輸送管路9B並びに第1供給ホッパー35A及び第2供給ホッパー35Bの区別を要しない場合には、単に一次輸送管路9及び供給ホッパー35として説明する。
これら供給ホッパー35は、図2及び図3に示すように、計量機40の上方側に位置するように配されている。また、これら供給ホッパー35は、一次輸送管路9を介して輸送される粉粒体材料を捕集する捕集器39と、この捕集器39において捕集した粉粒体材料を貯留し、計量機40に向けて供給するホッパー本体36と、を備えている。
捕集器39には、一次輸送管路9が接続される導入管と、後記する空気輸送機8の輸送ガス源の吸込側に連通接続された一次側吸引管路(6A,6B)が接続される吸引管と、吸引管に向かう輸送ガスから粉粒体材料を分離させる上記同様な分離部と、下端の排出口を開閉する弁体と、が設けられている。この捕集器39の導入管は、捕集器39の内周壁に対して概ね接線方向に輸送ガス及び粉粒体材料を導入するように設けられていてもよい。また、第1供給ホッパー35Aの捕集器39の吸引管には、図1に示すように、一次側吸引管路としての第1吸引管路6Aが接続される。第2供給ホッパー35Bの捕集器39の吸引管には、一次側吸引管路としての第2吸引管路6Bが接続される。これら第1吸引管路6A及び第2吸引管路6B並びに上記した供給先3側の捕集装置4に接続された二次側吸引管路6Cは、輸送ガス切替弁7を介して空気輸送機8の吸込側に接続された吸引管路6に連通接続されている。
つまり、材料元の粉粒体材料を供給ホッパー35の捕集器39に空気輸送(一次輸送)する際に駆動される空気輸送機8と、材料計量装置1において計量された粉粒体材料を供給先3の捕集装置4に空気輸送(二次輸送)する際に駆動される空気輸送機8と、を共通の空気輸送機8としている。つまりは、一次輸送と二次輸送とを空気輸送機8が備える単一の輸送ガス源によって実行可能な構成としている。
輸送ガス切替弁7は、第1吸引管路6A、第2吸引管路6B及び二次側吸引管路6Cのうちのいずれか一つを、空気輸送機8の吸込側に連通させるように切り替えられる構成とされている。空気輸送機8には、バグフィルターやサイクロンフィルター等の適宜の集塵部や輸送ガス源を構成する吸引ブロワー等が設けられている。なお、供給ホッパー35に粉粒体材料を輸送する態様としては、吸引輸送に限られず、後記するような圧縮ガスによる圧送でもよく、更には、空気輸送に代えて、上方側の材料元から自重落下で投入される態様や手投入される態様でもよい。
ホッパー本体36は、捕集器39の下方側に連なるように設けられている。このホッパー本体36の下端部には、粉粒体材料の供給制御可能な供給部38と、この供給部38を介して粉粒体材料を計量機40に向けて供給する供給筒37と、が設けられている。供給筒37は、下方側に設けられた計量機40の後記する計量容器41に向けて開口するように設けられている。供給部38としては、スライドシャッターや、スクリューフィーダー、振動フィーダー、マスフィーダー、ロータリーフィーダー、テーブルフィーダー等でもよく、その他、種々の構成とされたものの採用が可能である。図例では、供給部38を、エアーシリンダー等の弁体駆動部によってスライドされるスライドシャッターとした例を示している。
また、このホッパー本体36には、材料要求信号を出力する材料センサが設けられている。なお、このホッパー本体36は、当該材料計量装置1のフレーム状またはケーシング状に形成された架台47に固定支持されていてもよい。
計量機40は、図2及び図3に示すように、上記した供給ホッパー35及び後記する材料供給接続筒20を介して供給される粉粒体材料を受け入れて計量する計量容器41と、この計量容器41から排出された粉粒体材料を貯留する貯留容器44と、を備えている。
計量容器41は、ロードセルなどの質量検出器からなる検出部42を介して架台47に保持されている。図例では、計量容器41の側壁に一端側が固定された検出部42の他端側を、架台47の被固定部48に固定した例を示している。
また、計量容器41の上端側には、上方側に向けて開口する投入口が設けられている。この計量容器41の投入口は、上流側(上方側)の各供給ホッパー35,35及び材料供給接続筒20から供給される各粉粒体材料の受け入れが可能なように設けられている。なお、計量容器41の投入口を覆う蓋体を設け、この蓋体に、各供給ホッパー35,35の供給筒37,37及び後記する受ホッパー30の投入筒32を受け入れる開口を設けた構成等としてもよい。
また、この計量容器41の下端側には、下方側に向けて開口する排出口と、この排出口を開閉する開閉機構を構成する弁体43と、が設けられている。図例では、弁体43は、水平方向に沿う軸回りに回転され、排出口を下方側から覆うように閉鎖するフラップ状とされている。この弁体43を支持する支軸は、計量容器41の下端部に設けられている。また、図例では、この弁体43を開閉させる駆動部としてのエアーシリンダーを貯留容器44の蓋体に固定した例を示している。また、このエアーシリンダーのロッドの先端を、弁体43の作動片に当接させた構成としている。図例では、このエアーシリンダーのロッドを伸長させた状態で弁体43が閉鎖され、ロッドを縮退させれば、弁体43が開放される構成とした例を示している。なお、計量容器41の排出口を開閉する開閉機構としては、このような態様に限られず、その他、種々の態様とされたものでもよい。
貯留容器44は、計量容器41の下方側に設けられている。この貯留容器44の上端側には、上端開口を覆う蓋体が設けられている。この蓋体には、計量容器41に非接触状態で計量容器41の下端部を受け入れる開口が設けられている。この蓋体の開口は、粉粒体材料の投入に伴い下降する計量容器41に干渉しないように形成されている。
また、貯留容器44の下端部には、上記した二次輸送管路5が接続される材料排出管45が設けられている。本実施形態では、この材料排出管45に、当該材料排出管45内に外気を導入する外気導入部46を設けた構成としている。この外気導入部46は、材料排出管45に連通するように接続され、反材料排出管側の端部が大気開放された管状とされたものでもよく、また、材料排出管45内への異物の混入を抑制するフィルターが設けられたものでもよい。また、この外気導入部46には、材料排出管45内への外気の導入を遮断及び許容する適宜の弁が設けられていてもよい。なお、上記のように供給先3の捕集装置4に混合機能を設けた構成に代えて、または加えて、貯留容器44に撹拌羽根等を設けて混合機能を付加した構成としてもよい。つまり、貯留容器44を混合槽としてもよい。
貯留部10は、図1に示すように、タンク状とされた貯留本体部11を備えている。なお、貯留本体部11は、タンク状とされたものに限られず、ホッパー状とされたものであってもよい。
また、図例では、3つの貯留部10を設けた例を示している。これら貯留部10は、第1マスターバッチ材を貯留する第1貯留部10Aと、第2マスターバッチ材を貯留する第2貯留部10Bと、第3マスターバッチ材を貯留する第3貯留部10Cと、によって構成されていてもよい。第1貯留部10Aの材料排出部12には、材料輸送管路19としての第1材料輸送管路19Aが接続されている。第2貯留部10Bの材料排出部12には、材料輸送管路19としての第2材料輸送管路19Bが接続されている。第3貯留部10Cの材料排出部12には、材料輸送管路19としての第3材料輸送管路19Cが接続されている。なお、これら第1貯留部10A、第2貯留部10B及び第3貯留部10C並びに第1材料輸送管路19A、第2材料輸送管路19B及び第3材料輸送管路19Cの区別を要しない場合には、単に貯留部10及び材料輸送管路19として説明する。
材料輸送管路19は、上記した一次輸送管路9及び二次輸送管路5よりも小径状とされた小口径チューブとされている。この材料輸送管路19は、径(内径)が一次輸送管路9及び二次輸送管路5の径(内径)の4/5以下とされたものでもよく、1/2以下とされたものでもよい。この材料輸送管路19の内径は、輸送する粉粒体材料の粒径等にもよるが、例えば、5mm~30mm程度であってもよく、好ましくは、8mm~20mm程度であってもよい。また、この材料輸送管路19は、上記と概ね同様、可撓性を有した樹脂製チューブ(ホース)であってもよく、例えば、超高分子量ポリエチレンチューブであってもよい。
貯留本体部11の下端部に設けられた材料排出部12は、最少排出量が数g程度、例えば、1g~10g程度、好ましくは、1g~5g程度となるように粉粒体材料の排出制御が可能な構成とされたものでもよい。
本実施形態では、この材料排出部12は、図6(a)に示すように、貯留部10から自重落下する粉粒体材料を、材料輸送管路19を介して下流側に向けて圧送する圧縮ガスを供給及び遮断する輸送ガス供給弁15aと、材料輸送管路19内の粉粒体材料をパージするパージガスを供給及び遮断するパージガス供給弁17aと、を備えている。このような構成とすれば、制御部49によって輸送ガス供給弁15a及びパージガス供給弁17aを制御することで、貯留部10から自重落下する粉粒体材料を材料輸送管路19の下流側に向けて圧送することができる。これにより、スライドダンパー等によって切り出すようなものと比べて粉粒体材料の噛み込み等を抑制することができる。また、パージガスを供給することで材料輸送管路19内における粉粒体材料の残留を抑制することができる。また、材料輸送管路19を上記のような小口径チューブとしたことも相俟って、輸送ガス供給弁15a及びパージガス供給弁17aを制御することで比較的に微少量の粉粒体材料を圧送することができる。
この材料排出部12は、貯留本体部11の下端部に設けられた排出管に連通され、自重落下する粉粒体材料が通過する通路やこの通路に圧縮ガスを吹き出すノズル状の輸送ガス吹出口、パージガスを吹き出すパージガス吹出口等が設けられた排出本体部13を備えている。また、この排出本体部13には、圧縮ガス源に接続され、輸送ガス供給弁15aが配された輸送ガス管路15が接続される輸送ガス接続部14と、圧縮ガス源に接続され、パージガス供給弁17aが配されたパージガス管路17が接続されるパージガス接続部16と、が設けられている。輸送ガス供給弁15a及びパージガス供給弁17aは、制御部49に信号線等を介して接続され、この制御部49に開閉制御される電磁弁等であってもよい。なお、輸送ガス及びパージガスの供給制御態様によっては、輸送ガス供給弁15a及びパージガス供給弁17aを個別に設けた態様に代えて、輸送ガス供給弁15a及びパージガス供給弁17aとして機能する単一の切替弁を設けた態様としてもよい。
輸送ガス接続部14は、自重落下する粉粒体材料が通過する通路に対して反材料輸送管路側の部位に設けられている。この輸送ガス接続部14を介して輸送ガス(圧縮ガス)が排出本体部13に導入され、輸送ガス吹出口から吹き出されて粉粒体材料が材料輸送管路19側に向けて圧送される。なお、輸送ガスが吹き出されていない状態の輸送ガス吹出口への粉粒体材料の混入を抑制すべく、輸送ガス吹出口を閉鎖する閉鎖機構が設けられていてもよい。
パージガス接続部16は、自重落下する粉粒体材料が通過する通路に対して材料輸送管路19側の部位に設けられている。このパージガス接続部16を介してパージガス(圧縮ガス)が排出本体部13に導入され、パージガス吹出口から吹き出されて材料輸送管路19内に残留する粉粒体材料が下流側に向けて圧送される。このパージガス吹出口は、材料輸送管路19側に向けて上り坂状とされた通路の内周面において開口するように設けられていてもよい。
また、図例では、輸送ガス供給弁15aよりも下流側の輸送ガス管路15とパージガス供給弁17aよりも下流側のパージガス管路17とを接続するバイパス管路18を設けた構成としている。また、このバイパス管路18に、当該バイパス管路18を通過するガスの流量の調整を可能とする流量調整弁と、輸送ガス管路15側からパージガス管路17側へのガスの通過を許容する一方、パージガス管路17側から輸送ガス管路15側へのガスの通過を阻止する構成とされた逆止弁と、を設けた構成としている。このようなバイパス管路18を設けた構成とすれば、パージガス供給弁17aを閉鎖させた状態で輸送ガス供給弁15aを開放させて圧送する際にもバイパス管路18及びパージガス管路17を介してパージガス吹出口から少量のパージガスを吹き出させることができ、パージガス吹出口への粉粒体材料の混入を抑制することができる。
なお、輸送ガス管路15及びパージガス管路17が接続される圧縮ガス源としては、コンプレッサー等の圧縮機であってもよく、また、このような圧縮機によって圧縮されたガス(高圧ガス)を、アフタークーラ、ドレンセパレータ、ドライヤー等を介して蓄えるガスタンク等であってもよい。また、この圧縮ガス源から供給される圧縮ガスの圧力が概ね一定となるように、圧縮ガスの圧力を調整する適宜のレギュレータ等を設けた構成としてもよい。また、この圧縮ガス源から供給される圧縮ガスの圧力は、粉粒体材料の圧送が可能なように設定すればよく、材料輸送管路19の径や長さ、経路、粉粒体材料の粒径等に応じて適宜の圧力としてもよく、例えば、0.1MPa(ゲージ圧)以上であってもよく、好ましくは、0.4MPa(ゲージ圧)以上であってもよい。また、この圧縮ガス源は、当該供給システム2(材料計量装置1)専用のものに限られず、工場設備として設けられたものであってもよい。
また、材料排出部12としては、上記したような態様とされたものに限られず、上記同様、スライドシャッターやマスフィーダー、ロータリーフィーダー等であってもよい。
この材料排出部12や上記した計量機40、輸送ガス切替弁7、空気輸送機8等の供給システム2の各部を制御する制御部49には、CPU(Central Processing Unit)等の制御回路や、各種設定などの設定や入力、表示をするための表示操作部、電源部等が設けられている。また、制御部49には、表示操作部の操作により設定、入力された設定条件や入力値、後記する各モード等を実行するための制御プログラムなどの各種プログラム、予め設定された各種動作条件、各種データテーブル等が格納され、各種メモリ等から構成された記憶部が設けられている。
また、この制御部49には、上記した計量機40の検出部42及び弁体43の駆動部や、輸送ガス切替弁7、空気輸送機8の輸送ガス源、供給ホッパー35の供給部38(駆動部)及び材料センサ、捕集装置4の材料センサ及び弁体駆動部等が信号線等を介して接続されている。なお、この制御部49は、当該供給システム2の適所、例えば、材料計量装置1の架台47や空気輸送機8等に付設状に設けられたものでもよく、または、離間した箇所に設置されるものでもよい。
材料供給接続筒20は、図2~図4に示すように、長尺筒状とされている。図例では、この材料供給接続筒20を、円筒状とした例を示しているが、多角筒状としてもよい。
この材料供給接続筒20は、本実施形態では、材料供給接続筒20内の粉粒体材料が供給口29に向けて自重で流下するように形成されている。この材料供給接続筒20は、供給口29に向かうに従い概ね全体に亘って下り勾配の傾斜筒状とされたものでもよいが、本実施形態では、少なくとも複数の接続管路22が設けられた部位が軸方向を上下方向に沿わせて配される垂直状筒部21とされている。上記のような構成とすれば、例えば、材料供給接続筒20の接続管路22が設けられた部位を、水平管状としたものと比べて、各接続管路22を経て材料供給接続筒20内に供給される粉粒体材料を円滑に下流側に向けて供給することができ、粉粒体材料の残留等を抑制することができる。
また、複数の接続管路22は、材料供給接続筒20内に向けて粉粒体材料が自重で流下するように形成されている。本実施形態では、複数の接続管路22を、上記のように垂直状とされた垂直状筒部21の筒内周面21aに向かうに従い下るように傾斜する下り勾配状に垂直状筒部21に連通させた構成としている。このような構成とすれば、これら接続管路22を水平状や上り勾配状に接続したようなものと比べて、各接続管路22における粉粒体材料の残留や逆流等を抑制することができる。これにより、所定の粉粒体材料を計量している際に、残留していた他の粉粒体材料が混入するようなことを抑制することができ、計量精度を向上させることができる。つまり、これら接続管路22は、粉粒体材料の輸送方向下流側となる筒内周面21a側の開口22aに向かうに従い下り勾配状とされている。
これら接続管路22は、垂直状筒部21の周壁から斜め上方側かつ径方向外側に向けて突出するように設けられている。また、これら接続管路22は、垂直状筒部21の軸方向に略等間隔を空けて設けられている。また、本実施形態では、これら接続管路22を、垂直状筒部21の軸方向に見て互いに一致した位置となるように設けた構成としている。
また、これら接続管路22は、内径が互いに同径状とされ、垂直状筒部21の内径よりも小径状とされている。
また、図例では、垂直状筒部21に、4つの接続管路22として第1接続管路22A、第2接続管路22B、第3接続管路22C及び第4接続管路22Dを設けた構成としている。また、第1接続管路22Aに、継手23を介して第1材料輸送管路19Aを接続し、第2接続管路22Bに、継手23を介して第2材料輸送管路19Bを接続し、第3接続管路22Cに、継手23を介して第3材料輸送管路19Cを接続した例を示している。また、第4接続管路22Dには、材料輸送管路19を接続せずに、粉粒体材料の輸送方向上流側となる反垂直状筒部側の開口を塞ぐキャップ24を設けた例を示している。このキャップ24は、材料輸送管路19が接続されない接続管路22の反垂直状筒部側の開口に着脱可能に取り付けられる。このキャップ24は、圧入やねじ合い等によって接続管路22に取り付けられるものでもよい。
垂直状筒部21は、軸方向の全体に亘って略同径状とされている。本実施形態では、この垂直状筒部21に、最上端側に位置する接続管路22(第4接続管路22D)との接続部(分岐部)よりも上方側に向けて延びる延出部を設け、この延出部の上方開口を覆うキャップ25を設けた例を示している。このキャップ25は、上記と概ね同様、圧入やねじ合い等によって延出部に取り付けられるものでもよく、また、接着や溶接等によって脱離不能に固定されたものでもよい。なお、このような態様に代えて、垂直状筒部21の上端部に連なるように最上端側に位置する接続管路22(第4接続管路22D)を設けた構成としてもよく、更には、延出部を接続管路22としてもよい。また、これら複数の接続管路22と垂直状筒部21とは一体的に形成された態様に限られず、適宜の継手によって接続されたものであってもよい。
また、垂直状筒部21の下端側に、材料供給接続筒20の供給口29に向かうに従い下り勾配状に傾斜する傾斜状筒部28を連なるように設けた構成としている。図例では、垂直状筒部21と傾斜状筒部28とを、これらよりも大径状とされた筒状部材を介して接続した例を示している。この材料供給接続筒20は、長手方向の適所が適宜のブラケット等を介して架台47に固定されていてもよい。
また、本実施形態では、材料供給接続筒20の供給口29は、計量機40の上方側に設けられる受ホッパー30内に向けて開口している。また、この受ホッパー30には、粉粒体材料から輸送ガスを分離させる分離部33と、この分離部33を通過した輸送ガスを排出する排気部34と、が設けられている。このような構成とすれば、材料供給接続筒20を経た粉粒体材料を受ホッパー30において受けて輸送ガスを排気部34において排気することができる。これにより、計量機40に向けて直接的に輸送ガスとともに粉粒体材料を供給するようなものと比べて、計量機40に掛かる輸送ガスによる負荷を軽減することができる。
受ホッパー30は、ホッパー状とされたホッパー本体31を備えている。材料供給接続筒20の傾斜状筒部28は、図例では、その下端部がホッパー本体31内に導入されるように、ホッパー本体31の側周壁を貫通するように設けられている。また、材料供給接続筒20の供給口29を、斜め下方側に向けて開口させるように設けた例を示している。なお、このような態様に代えて、傾斜状筒部28を、ホッパー本体31の内周壁に対して概ね接線方向に輸送ガス及び粉粒体材料を導入するように設けたような態様等としてもよい。また、図例では、ホッパー本体31と傾斜状筒部28とを一体的に設けたような例を示しているが、別体とされたものでもよい。
また、このホッパー本体31の下端部には、上記した計量容器41に向けて粉粒体材料を投入する投入筒32が連なるように設けられている。
分離部33は、図例では、供給口29と排気部34との間に設けられ、輸送ガスに加えて粉塵を通過させる一方、原料となる粉粒体材料の通過を阻止するパンチングメタルや網状(メッシュ状)等からなるフィルターとされている。図例では、ホッパー本体31の上端開口外周縁部と上端開口を覆う蓋部材の外周縁部との間に分離部33の外周縁部を挟むように保持させた例を示している。なお、分離部33としては、このようなものに代えて、邪魔傘状とされたものや、いわゆるサイクロン式にて輸送ガスから粉粒体材料を分離させる構造とされたものでもよい。
排気部34は、ホッパー本体31の蓋部材の側周壁において排出口34aを開口させた構成とされている。この排気部34は、本実施形態では、分離部33を経た輸送ガスをフィルターを介して大気開放する構成とされている。なお、受ホッパー30としては、上記のような態様とされたものに限られず、その他、種々の変形が可能である。また、このような受ホッパー30を設けずに、材料供給接続筒20の供給口29を、計量機40(計量容器41)に向けて直接的に開口させた構成としてもよい。
上記のような構成とされた供給システム2においては、材料元から供給ホッパー35に向けて粉粒体材料を空気輸送する輸送モードと、計量機40における計量モードと、計量機40から供給先3側の捕集装置4に向けて粉粒体材料を空気輸送する供給モードと、が制御部49による制御によって実行される。
輸送モードにおいては、供給ホッパー35の材料センサが材料要求信号を出力していれば、その供給ホッパー35の捕集器39に接続された一次側吸引管路6A,6Bと空気輸送機8とを連通させるように輸送ガス切替弁7を切り替え、空気輸送機8の輸送ガス源を起動する。これにより、材料元から供給ホッパー35に粉粒体材料が輸送される。なお、当該供給システム2の稼働初期等において複数(全て)の供給ホッパー35の材料センサから材料要求信号が出力されている場合には、予め設定された優先順位等に従って各供給ホッパー35に向けて順次、輸送モードの実行がなされるものでもよい。
計量モードにおいては、相異なる粉粒体材料毎に予め設定された目標計量値となるように、各供給ホッパー35の供給部38及び各貯留部10の材料排出部12のそれぞれを制御し、計量容器41に向けて各粉粒体材料を順次供給させて一バッチ計量を行うようにしてもよい。粉粒体材料毎の目標計量値は、一バッチ目標量及び粉粒体材料毎の質量比に基づいて算出されて設定されたものでもよく、表示操作部を介して入力されたものでもよい。
各供給ホッパー35に貯留された粉粒体材料の目標計量値は、各貯留部10に貯留された粉粒体材料の目標計量値よりも大とされている。各供給ホッパー35に貯留された粉粒体材料の目標計量値は、各貯留部10に貯留された粉粒体材料の目標計量値の5倍~100倍程度であってもよく、好ましくは、20倍以上であってもよい。また、一バッチ計量においては、目標計量値の小さい粉粒体材料から順次、計量を行うようにしてもよい。
また、本実施形態では、図5に示すように、制御部49は、計量機40における計量値が、目標計量値よりも低い所定の切替値となるまで材料排出部12から粉粒体材料を連続的に排出させる一方、切替値を超えれば、目標計量値となるように材料排出部12から粉粒体材料をパルス的に排出させる構成とされている。このような構成とすれば、所定の切替値となるまでは、粉粒体材料が計量機40に向けて連続的に供給され、切替値を超えれば、粉粒体材料が断続的(間欠的)に供給されることとなる。これにより、材料排出部12に連続的な排出のみやパルス的な排出のみを行わせるものと比べて、計量時間の短縮化を図りながらも、計量精度を向上させることができる。
なお、図5におけるグラフでは、横軸を時間軸、縦軸を上記した計量機40の検出部42の検出値とし、その推移を模式的に示している。また、図5では、輸送ガス供給弁15a及びパージガス供給弁17aの開閉等を模式的に示している。
また、上記切替値は、計量精度を向上させる観点や計量時間の短縮化を図る観点等から適宜の値としてもよく、また、目標計量値や粉粒体材料の種類に応じて変更されるものでもよい。この切替値は、後記するようにパルス的に開放される輸送ガス供給弁15aの開放回数が20回以下となるような値としてもよく、好ましくは、10回以下となるような値としてもよい。また、この切替値は、後記する輸送ガス供給弁15a閉鎖後に計量容器41に投入されるパージ量を加味して設定されるものでもよい。また、この切替値は、目標計量値に基づいて算出されて設定されたものでもよく、表示操作部を介して入力されたものでもよい。
図5に示すように、計量機40において第1の粉粒体材料(例えば、第1マスターバッチ材)を計量する計量モードが開始されれば、貯留部10(第1貯留部10A)の材料排出部12の輸送ガス供給弁15a及びパージガス供給弁17aを開放させる。これにより、貯留部10(第1貯留部10A)の粉粒体材料が材料輸送管路19(第1材料輸送管路19A)を介して圧送され、接続管路22(第1接続管路22A)に至り、垂直状筒部21、傾斜状筒部28及び受ホッパー30を介して計量容器41に向けて投入される。また、これにより、計量値(検出部42の検出値)が上昇する。
そして、計量値が切替値を超えれば、パージガス供給弁17aを開放させたままで輸送ガス供給弁15aを閉鎖させる。これにより、材料排出部12の下流側の粉粒体材料がパージされて計量容器41に投入される。また、計量値が切替値を超えて輸送ガス供給弁15aを閉鎖させてから予め設定された所定の第1時間T1が経過すれば、パージガス供給弁17aを開放させたままで輸送ガス供給弁15aをパルス的に開放させる、つまり、小刻みに開閉を繰り返す間欠供給モードに移行する。第1時間T1は、輸送ガス供給弁15aを閉鎖させた後に材料排出部12の下流側に残留する粉粒体材料の全量がパージされるように適宜の時間としてもよい。なお、このような第1時間T1の経過により間欠供給モードに移行する態様に代えて、輸送ガス供給弁15aを閉鎖させた後に計量値の上昇が停止してから所定の遅延時間が経過すれば、間欠供給モードに移行する態様等としてもよい。
また、間欠供給モードにおける輸送ガス供給弁15aの一開放時間(パルス幅)は、計量精度を向上させる観点から比較的に短時間としてもよく、例えば、1秒以下でもよく、好ましくは、0.5秒以下でもよく、0.2秒程度でもよい。また、この間欠供給モードにおける輸送ガス供給弁15aの一開放時間を、一開放当たりの輸送量が1g~10g程度、好ましくは、1g~5g程度となるような時間としてもよい。また、この間欠供給モードにおける輸送ガス供給弁15aのパルス間の閉鎖時間は、一開放時間と同程度としてもよいが、図例では、一開放時間よりも大とした例を示している。このパルス間の閉鎖時間は、輸送ガス供給弁15aが一開放されてから、この一開放により排出された粉粒体材料が計量容器41に投入されるまでの時間よりも長くなるように適宜、設定してもよく、例えば、1秒~3秒程度としてもよい。
上記のように小刻みに開閉を繰り返して間欠供給モードを実行すれば、検出部42における検出値(計量値)が階段状に徐々に上昇し、目標計量値となれば、輸送ガス供給弁15aが閉鎖され、計量モードが終了する。また、図例では、輸送ガス供給弁15aを閉鎖させてから予め設定された所定の第2時間T2が経過すれば、パージガス供給弁17aを閉鎖させる態様とした例を示している。この第2時間T2は、輸送ガス供給弁15aを閉鎖させた後に材料排出部12の下流側に残留する粉粒体材料の全量がパージされるように適宜の時間としてもよい。なお、上記のような態様に代えて、例えば、材料輸送管路19が比較的に短い場合や輸送され易い経路であったり、粉粒体材料が比較的に小径や輸送され易い形状(例えば、球状等)であったりし、輸送ガス供給弁15aを閉鎖させた状態でパージガス供給弁17aを開放させれば、パージガスによって引き込まれるようにして比較的に少量の粉粒体材料が輸送されるような場合には、以下のようにしてもよい。切替値を超えれば、パージガス供給弁17aを開放させたままで輸送ガス供給弁15aを閉鎖させてパージガスによる少量輸送を行うようにしてもよい。これにより、計量値が切替値を超える前よりも緩やかに上昇する。そして、この計量値が目標計量値となれば、パージガス供給弁17aを閉鎖させるようにしてもよい。
また、第1の粉粒体材料(例えば、第1マスターバッチ材)の計量モードが終了すれば、順次、他の粉粒体材料を計量する計量モードを実行する。他の貯留部10に貯留された粉粒体材料を計量する計量モードを実行する際には、上記と概ね同様にしてもよい。
また、供給ホッパー35に貯留された粉粒体材料を計量する計量モードを実行する際には、供給部38を計量値が予め設定された所定の閾値(例えば、目標計量値から予め設定された落差値を差し引いた値)となるまで開放(駆動)させ、閾値となれば、供給部38を閉鎖(停止)させるような態様としてもよい。上記落差値は、初期データとして予め記憶部に格納されたものでもよく、粉粒体材料の粒径や嵩密度等に応じて複数のうちから選択可能とされたものでもよく、さらには、表示操作部を介して入力されて設定されたものでもよい。また、この落差値は、計量モードが実行される際に、随時、実測データに基づいて補正され、記憶部のデータの更新がなされるものとしてもよい。この場合、過去複数回の一バッチ計量の移動平均値を元に補正、更新するようにしてもよい。なお、供給ホッパー35に貯留された粉粒体材料を計量する計量モードとしては、上記したような態様に限られず、その他、種々の変形が可能である。
そして、計量すべき全ての粉粒体材料の計量モードが終了、つまり、一バッチ計量が終了すれば、計量容器41の弁体43を開放させ、貯留容器44に向けて計量済みの粉粒体材料を排出させる。なお、計量モードの実行は、下流側の貯留容器44に設けられた材料センサの材料要求信号に基づいてなされるものでもよく、または、供給先3側の捕集装置4の材料センサの材料要求信号に基づいてなされるものでもよい。
また、供給先3側の捕集装置4の材料センサから材料要求信号が出力されれば、供給モードが実行される。この供給モードにおいては、捕集装置4の捕集器4bに接続された二次側吸引管路6Cと空気輸送機8とを連通させるように輸送ガス切替弁7を切り替え、空気輸送機8の輸送ガス源を起動する。これにより、二次輸送管路5を介して貯留容器44から捕集器4bに粉粒体材料が吸引輸送され、適宜、弁体が開放されて貯留部4aに貯留される。
上記のように捕集装置4の貯留部4aに粉粒体材料が貯留されれば、供給先3としての成形機において適宜、捨て打ちや試し打ち等の成形準備工程が実行され、成形工程が逐次なされる定常運転工程に移行する。また、以下、同様にして、各部における材料センサの材料要求信号に基づいて供給モードや輸送モード、計量モードが実行される。なお、当該供給システム2において実行される各モードとしては、上記のような態様に限られず、その他、種々の変形が可能である。
また、上記した例では、各貯留部10の材料排出部12から材料供給接続筒20に向けて粉粒体材料を圧送する態様とした例を示しているが、吸引輸送する態様としてもよい。この場合は、例えば、吸引ブロワー等の吸引ガス源を受ホッパー30の排気部34(排出口34a)に連通させ、また、受ホッパー30の適所に、吸引ガス源による吸引作用によって閉鎖され、自重落下する粉粒体材料によって開放される蓋体を設けた構成等としてもよい。また、この場合は、材料排出部12の構成を、適宜、変形するようにしてもよい。また、輸送ガスは、大気に限られず、乾燥ガスや窒素等の不活性ガスでもよい。また、上記した例では、計量機40の検出部42を、質量を検出する質量検出器とした例を示しているが、流量を検出する流量計としてもよい。
次に、上記した材料計量装置に設けられる材料供給接続筒の一変形例及び他の実施形態に係る材料計量装置の一例について、図面を参照しながら説明する。
なお、以下の変形例及び実施形態では、先に説明した例との相違点について主に説明し、同様の構成については、同一符号を付し、その説明を省略または簡略に説明する。また、先に説明した例と同様の動作や作用効果等についても説明を省略または簡略に説明する。
図6(b)は、第1変形例に係る材料供給接続筒20Aを模式的に示す図である。
本変形例に係る材料供給接続筒20Aは、上端部に、増設される材料輸送管路19の下流側端部が接続される接続管路22が筒内周面21aにおいて開口するように設けられた増設用供給接続筒21Bが接続される筒接続部26を設けた構成とされている。このような構成とすれば、計量機40において計量する粉粒体材料の種類を増加する必要が生じた場合にも容易に対応することができる。また、増設用供給接続筒21Bを接続していない状態における材料供給接続筒20Aの接続管路22の個数を必要最小限とすることで、材料供給接続筒20Aのコンパクト化を図ることができる。
この材料供給接続筒20Aは、上記と概ね同様、軸方向を上下方向に沿わせて配される垂直状筒部21Aの上端部に、筒接続部26を設けた構成とされている。この垂直状筒部21Aには、一つまたは複数の接続管路22(第1接続管路22A)が設けられている。また、本変形例では、それぞれに接続管路22が設けられ、互いに軸方向に接続される複数(図例では、3つ)の増設用供給接続筒として第1増設用供給接続筒21Bと第2増設用供給接続筒21Cと第3増設用供給接続筒21Dとを設けた構成としている。これら増設用供給接続筒21B,21C,21Dは、垂直状筒部21Aと略同径状とされ、下端部に、筒接続部26に接続される被接続部27を設け、上端部に筒接続部26を設けた構成とされている。筒接続部26及び被接続部27としては、互いに接続可能な構成であればどのようなものでもよいが、図例では、筒接続部26を、雄ねじ状とされた被接続部27がねじ合わされる雌ねじ部とした例を示している。
また、第1増設用供給接続筒21Bには、接続管路22としての第2接続管路22Bが設けられ、第2増設用供給接続筒21Cには、接続管路22としての第3接続管路22Cが設けられ、第3増設用供給接続筒21Dには、接続管路22としての第4接続管路22Dが設けられている。なお、このように各増設用供給接続筒21B,21C,21Dのそれぞれに単一の接続管路22を設けた態様に代えて、複数の接続管路22を設けた態様としてもよい。
また、最上端側に設けられた第3増設用供給接続筒21Dの上端部の筒接続部26に、上端開口を覆うキャップ25Aを取り付けた構成としている。本変形例では、キャップ25Aに、筒接続部26にねじ合わされる雄ねじ部を設けた構成としている。
図7及び図8は、第2実施形態に係る材料計量装置の一例を模式的に示す図である。なお、本実施形態に係る材料計量装置1Aは、上記同様、供給システム2に組込可能である。
本実施形態に係る材料計量装置1Aは、材料供給接続筒20B、第1供給ホッパー35Aの供給部38A及び計量機40Aの構成が上記した例と主に異なる。
第1供給ホッパー35Aの供給部38Aは、本実施形態では、モーター等の駆動部によって回転されるスクリューを備えたスクリューフィーダーとされている。また、この供給部38Aのスクリューを、先側に向かうに従い上るように傾斜状に設け、その先端側に、計量容器41に向けて粉粒体材料を投入する供給筒37Aを設けた構成としている。なお、第1供給ホッパー35Aの供給部38Aとしては、このようなスクリューフィーダーに限られず、上記同様、どのようなものでもよい。
計量機40Aは、本実施形態では、計量容器41を、検出部42の一端側に固定された吊下部を介して吊り下げ状に保持させた構成としている。また、計量容器41の下端の排出口を開閉する開閉機構を構成する弁体43Aを、計量容器41内において上下動されて排出口を閉鎖する栓状とした例を示している。この弁体43Aは、エアーシリンダー等の適宜の駆動部によって上下動され、降下位置で排出口を閉鎖する一方、上昇位置で排出口を開放する構成とされている。なお、計量容器41の排出口を開閉する開閉機構としては、このような態様に限られず、その他、種々の態様とされたものでもよい。また、図例では、計量容器41の下方側の貯留容器44に、上端開口を覆う蓋体を設けていない例を示しているが、上記同様な蓋体を設けた構成としてもよい。
材料供給接続筒20Bは、本実施形態では、下端部の傾斜状筒部28Aの供給口29を、計量機40(計量容器41)に向けて直接的に開口させた構成とされている。つまり、受ホッパー30を設けていない構成としている。
また、この材料供給接続筒20Bは、上記と概ね同様、軸方向を上下方向に沿わせて配される垂直状筒部21Eに、軸方向に隣り合う接続管路22同士が周方向にずれた位置となるように複数の接続管路22を設けた構成としている。図例では、複数の接続管路22として第1接続管路22E、第2接続管路22F、第3接続管路22G、第4接続管路22H及び第5接続管路22Iを下端側から上端側に向けてこの順に設けた例を示している。また、第1接続管路22E、第3接続管路22G及び第5接続管路22Iを、垂直状筒部21Eの軸方向に見て互いに一致した位置となるように設け、第2接続管路22F及び第4接続管路22Hを、垂直状筒部21Eの軸方向に見て互いに一致した位置となるように設けた構成としている。また、図例では、垂直状筒部21Eの軸方向に見て、第1接続管路22E、第3接続管路22G及び第5接続管路22Iと、第2接続管路22F及び第4接続管路22Hと、が互いに鋭角状に交差するように設けた例を示しているが、このような態様に限られない。
なお、上記した各例に係る材料供給接続筒20,20A,20Bや、上記した各実施形態に係る材料計量装置1,1Aにおける互いに異なる構成の一部を組み替えたり、組み合わせたりして適用するようにしてもよく、また、材料計量装置1,1Aや供給システム2に組み込まれる各部材及び各部の具体的構成は、上記した構成に限られず、その他、種々の変形が可能である。
1,1A 材料計量装置
10 貯留部
12 材料排出部
15a 輸送ガス供給弁
17a パージガス供給弁
19 材料輸送管路
20,20A,20B 材料供給接続筒
21 垂直状筒部(複数の接続管路が設けられた部位)
21a 筒内周面
21B 第1増設用供給接続筒(増設用供給接続筒)
22 接続管路
22a 開口
26 筒接続部
29 供給口
30 受ホッパー
33 分離部
34 排気部
40,40A 計量機
49 制御部

Claims (6)

  1. 粉粒体材料をそれぞれに貯留し、下端部に粉粒体材料の排出制御可能な材料排出部が設けられた複数の貯留部と、
    各貯留部の材料排出部のそれぞれに接続された材料輸送管路を介して空気輸送される粉粒体材料を収容し計量する計量機と、
    各貯留部の材料輸送管路の下流側端部がそれぞれに接続される複数の接続管路が軸方向に間隔を空けて、かつ筒内周面において開口するように設けられ、下端に前記計量機に向けて粉粒体材料を供給する供給口が設けられた材料供給接続筒と、
    前記計量機における計量値に基づいて、予め設定された目標計量値となるように前記材料排出部を制御する制御部と、
    を備えていることを特徴とする材料計量装置。
  2. 請求項1において、
    前記材料供給接続筒は、少なくとも前記複数の接続管路が設けられた部位が軸方向を上下方向に沿わせて配される構成とされ、かつこれら複数の接続管路が前記筒内周面の開口に向かうに従い下るように傾斜する下り勾配状に形成されていることを特徴とする材料計量装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記材料供給接続筒の上端部には、増設される材料輸送管路の下流側端部が接続される接続管路が筒内周面において開口するように設けられた増設用供給接続筒が接続される筒接続部が設けられていることを特徴とする材料計量装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項において、
    前記材料供給接続筒の供給口は、前記計量機の上方側に設けられる受ホッパー内に向けて開口しており、該受ホッパーには、粉粒体材料から輸送ガスを分離させる分離部と、該分離部を通過した輸送ガスを排出する排気部と、が設けられていることを特徴とする材料計量装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項において、
    前記材料排出部は、前記貯留部から自重落下する粉粒体材料を、前記材料輸送管路を介して下流側に向けて圧送する圧縮ガスを供給及び遮断する輸送ガス供給弁と、前記材料輸送管路内の粉粒体材料をパージするパージガスを供給及び遮断するパージガス供給弁と、を備えていることを特徴とする材料計量装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項において、
    前記制御部は、前記計量機における計量値が、前記目標計量値よりも低い所定の切替値となるまで前記材料排出部から粉粒体材料を連続的に排出させる一方、前記切替値を超えれば、前記目標計量値となるように前記材料排出部から粉粒体材料をパルス的に排出させることを特徴とする材料計量装置。
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