JP7288765B2 - 間接照明装置、その製造方法および間接照明の取付構造 - Google Patents

間接照明装置、その製造方法および間接照明の取付構造 Download PDF

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Description

本発明は、壁面に取り付けられる間接照明装置、その製造方法および間接照明の取付構造に関する。
従来、照明を天井や壁面等に向けて光を照射し、その反射光により間接的に照明する間接照明が知られている。
例えば、特許文献1では、外壁の上端部に沿って、その上端部を屋外側から覆うように設けられ、外壁の上端部を照射する照明装置を収容する照明収容部を備えた外壁構造が知られている。
また、特許文献2には、天井と壁面との境目部分であって、天井側に凹んだ凹部に、壁面に向かって光を照射する照明装置を設けた間接照明方法が開示されている。
一方、建物のデザイン性を向上させるものとして、建物の玄関、窓などの開口部の周りに取り付けられる化粧枠(特許文献3)や、外壁に取り付けられる装飾材が知られている。
特開2017-216059号公報 特開2017-152287号公報 特開2017-166136号公報
特許文献1や特許文献2は、建物の構造に応じて照明装置を固定するものであり、照明の演出箇所が建物の構造に限定されてしまう。
一方、化粧枠や装飾材を用いて、壁面に間接照明を施すことについては知られていない。
本発明は、自由な照明の演出を可能とする間接照明装置、その製造方法および間接照明の取付構造を提供することを目的としている。
本発明の間接照明装置は、壁面に取り付けられる間接照明装置であって、収容部を有する長尺基材と、前記収容部に収容される照明とを備えており、前記長尺基材の長手方向に垂直な断面形状は、C状の周壁と、前記周壁の内部空間を仕切る仕切壁とを有し、前記壁面に取り付けたとき、前記周壁の開口が前記壁面によって閉じられ、前記照明が前記壁面に沿う方向または前記壁面に向いていることを特徴としている。ここで「C状の周壁」とは、壁面に取り付けられる周壁の一面(開口)以外で環状になっているものをいい、一部が切り欠かれたものも含む。またここで「照明の向き」とは、照明が照射する光の向きをいう。そして「壁面に沿う方向」とは、照明が照射した光が壁面に沿って現れる向きをいい、「壁面に向く」とは照明が照射した光が壁面のある一定の領域に現れる向きをいう。
本発明の間接照明装置であって、前記長尺基材の長手方向に垂直な断面形状が、前記周壁に設けられた前記内部空間と外部とを連通する穴を有し、前記収容部は、前記穴を開口とし、周壁および仕切壁に囲まれた空間によって構成され、前記照明が、前記穴を介して前記壁面に沿う方向または前記壁面に向いているのが好ましい
本発明の間接照明装置であって、前記長尺基材がセメント系押出成形体を加工したものであることが好ましい。
本発明の間接照明装置の第2の態様は、壁面に取り付けられる間接照明装置であって、収容部を構成する押出成形基材と、前記収容部に収容される照明とを備えており、前記収容部に収容される前記照明から放射される光の方向が、前記壁面に沿う方向または前記壁面に向いていることを特徴としている。ここで「照明から放射される光の方向」とは、照明から直接照射される光の向き、および、反射板等を反射させた間接的な光の向きを含む。
本発明の間接照明装置の製造方法は、前記周壁と前記仕切り壁とを備えたセメント系押出成形体を成形し、その後、前記穴または凹みを形成して前記長尺基材を成形し、あるいは、前記セメント系押出成形体の周壁を切削加工して周壁の一端を切り落として前記長尺基材を成形し、そして、前記長尺基材の収容部に前記照明を収容することを特徴としている。
本発明の間接照明の取付構造は、壁面に取り付けられる間接照明の取付構造であって、収容部を構成する押出成形基材と、前記収容部に収容される照明とを備えており、前記収容部に収容される前記照明から放射される光の方向が、前記壁面に沿う方向または前記壁面に向いていることを特徴としている。
本発明の間接照明装置は、壁面に取り付けたとき、照明または照明から放射される光が壁面に沿う方向または壁面に向いているため、取り付けた壁面に間接照明を演出することができる。特に、長尺基材を化粧枠または装飾材として兼用することにより、形状および色による装飾を外壁に施すことができる。
図1aは本発明の間接照明装置の第1の実施形態を壁面に取り付けたときの反射光の領域を示す概略図であり、図1bはそのX-X線断面図である。 図2aは長尺基材を示す断面図であり、図2bは長尺基材を示す左側面図であり、図2cは製造不良により変形した長尺基材を示す断面図である。 図3aは照明を示す平面図であり、図3bは他の実施形態を示す間接照明装置の一部断面図であり、図3cはそのときの反射光の領域を示す概略図である。 図4a、図4cは、それぞれさらに他の実施形態を示す間接照明装置の左側面図、断面図であり、図4bは、さらに他の実施形態の間接照明装置の反射光の領域を示す概略図である。 接照明装置の参考形態を示す断面図である。 接照明装置の参考形態を示す断面図である。
図1aの間接照明装置10は、連結具25を介して壁面1に取り付けられるものであり、間接照明装置10から照射された光が壁面で反射し、その反射光により間接的に照明するものである。符号1aは、間接照明装置10から照射された光が壁面に沿って現れている様子を示す。特に外壁へ間接照明を施すのに好ましいものであり、壁面に取り付けられる化粧枠や装飾材としても用いることもできる。
間接照明装置10は、図1bに示すように、壁面1に取り付けられる長尺基材11と、その長尺基材11の収容部に収容される照明12とを備えている。
長尺基材11は、図2aに示すように、長手方向に垂直な断面形状が、C状の周壁16と、その周壁の内部空間20を仕切る仕切壁17と、C状の周壁16に設けられた内部空間20と外部とを連通する穴18とを有している。
周壁16は、天板16aと、その両端から天板16aに対して垂直に同じ方向に延びる2つの側板16b1、16b2とを備えて、周壁16は両側板16b1、16b2の先端同士を繋いだ面16cが開口している。一方の側板16b1(図2aの左側)に穴18が形成されている。
このような長尺基材11は、間接照明装置10を壁面1に取り付けたとき、周壁16の開口した面16cが壁面1と対向する。つまり、この周壁16の開口は、壁面1に固定された連結具25を受け入れ、壁面1によって閉じられる(図1b参照)。また、長尺基材11を壁面1に取り付けたとき、天板16aは壁面1と平行となる。天板16aの表面には、用途に応じてデザイン等が施されている。また長尺基材11の両端部は、図2bのエンドキャップ11aによって閉じられている。
仕切壁17は、天板16aから略垂直に延びる縦壁17a1、17a2と、それぞれ側板16b1、16b2から略垂直に延びる横壁17b1、17b2とを有する。縦壁17a1、17a2、および、横壁17b1、17b2は、天板16aの幅方向(図2aの左右方向)の中心線C1を中心として左右対称に設けられている。そして、縦壁17a1と横壁17b1および縦壁17a2と横壁17b2とが交差している。
その他の仕切壁17としては、縦壁17a1と縦壁17a2とが連続するように、その下端からY字状にY字壁17cが設けられている。またそれぞれ側板16b1、16b2の下端から横壁17b1、17b2に向かって斜めに延びる傾斜壁17d1、17d2が設けられている。
長尺基材11は、仕切壁17によって、内部空間が7つの独立した空間(20a~20g)に仕切られている。その独立した空間の一つであり、周壁16(天板16aの一部と側板16b1の一部)と、仕切壁17(縦壁17a1と、横壁17b1)に囲まれた空間20aは、照明12を収容する収容部となっている。この空間(収容部)20aは、穴18によって外部と連通している。また空間20f、20gは、周壁16の開口した面16cから連結具25を受け入れる。
このように天板16aから延びる縦壁17a1、17a2と、側板16b1、16b2から延びる横壁17b1、17b2とが交わっており、天板16aと側板16b1、16b2とが仕切壁17によって連続しているため、左側板16b1に穴18が設けられても天板16aと左側板16b1とを一体に保つことができる。また、周壁16の開口した面16cに対して独立した空間20aを確保することができ、照明12を独立して収容することができる。さらに仕切壁17は、天板16aの幅方向(図2aの左右方向)の中心線C1を中心として左右対称に設けられているため、強度が高く、外力が加わっても壊れにくい。
穴18は、周壁16の左側板16b1の天板16a側に形成されており、外部と空間20aとを連通している。長尺基材11において、図2bに示すように、長手方向に延びる1本の長い穴となる。このように穴18は、左側板16b1に形成されているため、長尺基材11を壁面1に取り付けたとき、穴18、つまり、収容部の開口は壁面と平行に開口することになる。そのため、収容部内に収容された照明12は、壁面1と対向した位置から見えない。なお、穴18に、図2aの想像線で示すように、光透過性のカバー18aを設けてもよい。
このような長尺基材11は、セメント系押出成形体を加工して成形する。
ここで「セメント系押出成形体」とは、セメント系材料を押出成形し、硬化させたものである。
セメント系材料とは、水硬性の無機物を含むセメント系組成物を硬化させた材料である。水硬性の無機物としては、各種ポルトランドセメント、高炉セメント、フライアッシュセメント、シリカセメントなどを用いることができる。また、軽量化のために軽量化骨材等を含んでいてもよく、補強等のためにパルプ、水溶性セルロース、鉱物繊維等を含んでいてもよく、着色のために顔料を含んでいてもよい。各種のセメント系材料のなかでも、耐火性に優れ、比重が軽いことから、珪酸カルシウムを主成分とする珪酸カルシウム系材料を用いることが好ましい。また、強度に優れることから、パルプで補強された珪酸カルシウム系材料を用いることがさらに好ましい。
このようなセメント系材料は、押出成形によって、長手方向(押出方向)に断面形状がほぼ同一な成形体を容易に製造することができる。また、比重0.7~1.5、特に0.7~1.3程度の押出成形体であれば、軽量性による施工性の向上の効果も生じる。さらに、耐熱性を有しているため、発熱する照明を収容しても変形するおそれがなく、耐久性に優れている。硬化後のセメント系押出成形体は、ビス、ネジ、釘等の固着具により固定可能である。
このような長尺基材11の製造方法は、周壁16と、仕切壁17とを備えたセメント系押出成形体を成形し、その後、周壁16の一部を切削して穴18を形成して成形する。なお、周壁16と仕切壁17とを備えたセメント形押出成形体は、周壁16の開口した面16cを下にしてスペーサを入れて形状を保たせながら押出して硬化させる。
セメント系押出成形体に切削加工を行うのは、押出成形体の軸方向に垂直な断面形状であって異なる2つの方向に開口している形状を、押出によって形成する場合、図2cに示すように、穴18の上側の天板16aが下方に垂れるおそれがあるためである。つまり、2つの方向に開口している形状を押出成形するには、それぞれの開口にスペーサを挿入して形状を保持させる必要があるが、穴18にスペーサを保持させることが困難となるためである。このように、一度、周壁16および仕切壁17を有するセメント系押出成形体を成形して硬化し、その後、硬化したセメント押出成形体に切削加工して穴18を形成することにより、精度の高く、かつ、効率良く生産することができる。
照明12は、縦長の空間(収容部)20aに収容される縦長のものである(図1b参照)。詳しくは、図3aに示すように、縦長の基板12aと、基板の長手方向に均等に設けられた複数のLED12bとを備えており、基板12aの端部に照明12に電源を供給する配線12cが設けられている。なお、LED以外に、蛍光灯、電球等の電力によって発光するものを用いてもよい。
照明12は、収容部(空間20a)に設けられる冶具15に保持させている(図1b参照)。冶具15の大きさや形状を選択することにより、収容部内における照明12の位置を調整することができる。照明12は、冶具15によって壁面に沿う方向に固定され、照明12から照射される光は、図1に示すように壁面に沿って現れる。なお、図3b、cに示すように、冶具15の表面を傾けることにより、照明12が壁面1に向く、つまり、光が壁面の所定の領域1bに現れるように調整することもできる。冶具15は、例えば、ねじ等の固定具26によって仕切壁の縦壁17a1に固定される。
照明12は、冶具15と接着剤等で固定する。これにより冶具15を取り外すことにより、照明12の取替えができる。その場合、照明12および冶具15を穴18または長尺基材11の両端から出し入れする。しかし、例えば、互いに係合できる係止爪を照明12の裏面および冶具の表面に設ける等、照明12と冶具15とを取り外し可能な構造とし、照明12のみを出し入れするようにしてもよい。
このような間接照明装置10は、例えば、壁面1に一定の間隔でも設けられた連結具25を介して壁面1に取り付けられる(図1a、b参照)。連結具25としては、例えば、天面25aとその両端から垂直に延びる側面25bとを有する断面コ字状の金具が挙げられる。このとき、連結具25の側面25bは壁面1に対して垂直に突出した状態となり、この側面25bを長尺基材11の周壁16の開口した面16c(空間20f、20g)に挿入し、側面25bと周壁16の右側板16b2とを重ねてビス26aとナット26bで固定する。
なお、連結具25としては、壁面1に固定される壁面固定部(例えば、天面25a)と、壁面1に対して突出する建材固定部(例えば、側面25b)とを備えていれば、その形状は特に限定されない。また、壁面固定部は、壁面に対して取り外し可能とせず、埋め込まれていてもよい。
このように構成される間接照明装置10は、建物の構造に関係無く壁面1に取り付けることができるため、デザイン性の高い間接照明を外壁に施すことができる。また間接照明装置10は、耐熱性の高いセメント系材料によって構成されているため、発熱体である光源を直接収容しても、変形等が起こりにくい。また環境変化にも強く外部への設置にも適している。さらに、セメント系材料を押出成形したセメント系押出成形体に切削加工しているため、精度の高い製品を高効率で生産することができる。
また長尺基材11の周壁16において、穴18が形成された左側板16b1と天板16aとが仕切壁17によって連続しているため、長尺基材11に所定の強度を保たせることができる。さらに、照明12は、周壁16の開口した面16cとは連通しない独立した空間20a(収容部)に収容されているため、間接照明装置10の取付作業時に、照明12に不意な外力を加えるおそれがなく好ましい。
なお、図1の間接照明装置10の長尺基材11の長手方向に垂直な断面のC状の周壁の形状は、壁面に取り付けられる周壁の一面(開口)以外に円または多角形で環状になっていれば、特に、限定されるものでない。例えば、周壁16の天板16aは湾曲していてもよく、壁面に取り付けたとき壁面に対して角度を有していてもよく、側板16b1、16b2が壁面に対して垂直方向から角度を有していてもよい。さらに、半円状であってもよい。しかし、1面(開口面)が除かれた矩形であるものが好ましい。
仕切壁17の配置も限定されるものではなく、少なくとも天板16aと側板16b1または16b2とが仕切壁17によって連続していればよい。しかし、天板16aから延びる仕切壁と、側板16b1または16b2から延びる仕切壁とが交わるものが好ましい。さらに、長尺基材11(天板16a)の幅方向の中心線C1を中心として左右対称に設けられているものが好ましい。
図1の間接照明装置10では、穴18は長手方向の1本の長い穴を構成しているが、図4aに示すように、複数本の穴18を長手方向に並べるようにしてもよい。
図1の間接照明装置10では、照明12から直接照射した光を壁面に沿う方向または壁面に向かせているが、反射板等に反射させた光を壁面に沿う方向または壁面に向かせて、壁面の所定の領域に現れるようにしてもよい。
図1の間接照明装置10では、照明12は長尺基材11と同じ長さにしているが、例えば、図4bに示すように、壁面へのデザインに応じて反射光の領域1cが長尺基材11の長手方向の一部だけとなるように、照明12を長尺基材11の一部に設けてもよい。また図1の間接照明装置10では、照明12を左側にのみに設けているが、右側に設けても、図4cのように両側に設けてもよい。つまり、空間20aと空間20cとに照明12を設けてもよい。その場合、右側板16b2にも穴18が設けられる。
さらに図1の間接照明装置10では、照明12の電源は、照明12の端部に設けられた配線12cを介して外部より供給しているが、長尺基材11内に電池や配線等を設けて供給してもよい。その場合、電池等を長尺基材11の他の空間(図2aの空間20b等)に収容してもよい。
図5に示す間接照明装置30は、周壁16の左側板16b1に長手方向に延びる凹部31が形成されている。そして、この凹部31に照明12が収容される。つまり、凹部31が収容部となり、凹部31の開口が収容部の開口となる。その他の構成については、図1の間接照明装置10と実質的に同じものである。この場合も冶具を介して照明12を固定してもよいが、照明12が壁面に沿う方向または壁面に向くように、凹部31に照明12を直接固定している。このように凹部31に照明12を収容しても、図1の間接照明装置10と同様に、デザイン性の高い間接照明を外壁に施すことができる。また左側板16b1に開口を形成しないため、長尺基材11の強度が図1の間接照明装置10より層高くなる。
図6に示す間接照明装置40は、周壁16の左側板16b1の端部を切り落とされたものである。このように構成されているため、長尺基材11を壁面1に取り付けたとき、長尺基材11と壁面1との間に隙間41が形成される。この間接照明装置40は、この隙間41に照明12を固定するものである。つまり、周壁16と壁面1とに囲まれた空間が収容部となり、隙間41が収容部の開口となる。なお、図6の間接照明装置40では、冶具15を介して壁面1に固定している。しかし、周壁16の左側板16b1の端部に固定してもよい。
この間接照明装置40も、図1の間接照明装置10と同様に、デザイン性の高い間接照明を外壁に施すことができる。またこの間接照明装置40も、周壁16の端部を切り落としているだけであるため、図1の間接照明装置10よりも長尺基材11の強度を高く保つことができる。
1 壁面
1a、1b、1c 反射光の領域
10 間接照明装置
11 長尺基材
11a エンドキャップ
12 照明
12a 基板
12b LED
12c 配線
15 冶具
16 周壁
16a 天板
16b1 左側板
16b2 右側板
16c 面
17 仕切壁
17a1、17a2 縦壁
17b1、17b2 横壁
17c Y字壁
17d1、17d2 傾斜壁
18 穴
18a カバー
20 内部空間
20 空間
20a-20g 空間
25 連結具
25a 天面
25b 側面
26 固定具
26a ビス
26b ナット
30 間接照明装置
31 凹部
40 間接照明装置
41 隙間

Claims (4)

  1. 外壁面に取り付けられる間接照明装置であって、
    連結具を介して前記外壁面に取り付けられ、収容部を構成するセメント系押出成形体と、
    前記収容部に収容される照明とを備えており、
    前記セメント系押出成形体の長手方向に垂直な断面形状は、C状の周壁と、前記周壁の内部空間を仕切る仕切壁により、複数の独立した空間に仕切られ
    前記複数の独立した空間は、前記周壁に設けられた穴によって外部と連通し、前記周壁および前記仕切壁に囲まれて前記収容部を構成する空間と、前記周壁の開口を前記外壁面に対向させて前記外壁面に固定された前記連結具を受け入れ、前記外壁面に取り付けたときに前記周壁の開口が前記外壁面によって閉じられる空間とを含み、
    前記収容部に収容される前記照明から放射される光の方向が、前記外壁面に沿う方向または前記外壁面に向き、前記光が前記外壁面で反射し、その反射光により間接的に照明する、
    間接照明装置。
  2. 請求項1に記載の間接照明装置の製造方法であって、
    前記周壁と前記仕切壁とを備えたセメント系押出成形体を成形し、
    前記セメント系押出成形体の前記周壁を切削加工して前記穴を形成し、
    記収容部に前記照明を収容する、
    間接照明装置の製造方法。
  3. 外壁面に取り付けられる間接照明の取付構造であって、
    連結具を介して前記外壁面に取り付けられ、収容部を構成するセメント系押出成形体と、
    前記収容部に収容される照明とを備えており、
    前記セメント系押出成形体の長手方向に垂直な断面形状は、C状の周壁と、前記周壁の内部空間を仕切る仕切壁により、複数の独立した空間に仕切られ
    前記複数の独立した空間は、前記周壁に設けられた穴によって外部と連通し、前記周壁および前記仕切壁に囲まれて前記収容部を構成する空間と、前記周壁の開口を前記外壁面に対向させて前記外壁面に固定された前記連結具を受け入れ、前記外壁面に取り付けたときに前記周壁の開口が前記外壁面によって閉じられる空間とを含み、
    前記収容部に収容される前記照明から放射される光の方向が、前記外壁面に沿う方向または前記外壁面に向き、前記光が前記外壁面で反射し、その反射光により間接的に照明する、
    間接照明の取付構造。
  4. 前記セメント系押出成形体が長手方向を垂直にして前記外壁面に取り付けられる、
    請求項3に記載の間接照明の取付構造
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