JP7288419B2 - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理システム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理システムに関する。
従来、移動サービスに関する種々の技術が知られている。例えば、タクシーを利用する際に、配車予約を行う時点で、カード与信を行い、タクシーの利用料金を支払う際に、カードを用いることなく、タクシーの利用料金をカード支払いで決済する技術が提案されている。
特開2007-219785号公報 特開2019-153067号公報
しかしながら、上記の従来技術では、移動サービスにおけるユーザビリティを向上させることができるとは限らない。例えば、上記の従来技術では、配車予約を行う時点で、カード与信を行い、タクシーの利用料金を支払う際に、カードを用いることなく、タクシーの利用料金をカード支払いで決済するにすぎず、移動サービスにおけるユーザビリティを向上させることができるとは限らない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、移動サービスにおけるユーザビリティを向上させることができる情報処理装置、情報処理方法及び情報処理システムを提案する。
本願に係る情報処理装置は、端末装置により読み取られた所定のコードに紐づく位置情報であって、前記所定のコードの読み取りが行われた位置に関する位置情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された位置情報に基づいて、移動体の配車を制御する配車制御部と、を備えることを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、移動サービスにおけるユーザビリティを向上させることができるといった効果を奏する。
図1は、第1の実施形態に係る情報処理の概要を説明するための図である。 図2は、第1の実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 図3は、第1の実施形態に係る情報処理手順を示す図である。 図4は、第1の実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。 図5は、第1の実施形態に係る利用者情報データベースの一例を示す図である。 図6は、第1の実施形態に係る位置情報管理データベースの一例を示す図である。 図7は、第1の実施形態に係る車両用地図データベースが記憶する情報の一例を示す図である。 図8は、第1の実施形態に係る駐車位置確認データベースの一例を示す図である。 図9は、第1の実施形態に係る広告配信データベースの一例を示す図である。 図10は、第1の実施形態に係る広告配信処理およびクーポン発行処理の一例について説明するための図である。 図11は、第1の実施形態に係る利用者端末の構成例を示す図である。 図12は、第1の実施形態に係る配車依頼処理の一例について説明するための図である。 図13は、第1の実施形態に係る配車依頼処理の一例について説明するための図である。 図14は、第1の実施形態に係る決済処理の一例について説明するための図である。 図15は、第2の実施形態に係る情報処理の概要を説明するための図である。 図16は、第2の実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 図17は、第2の実施形態に係る情報処理手順を示す図である。 図18は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理システムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理システムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.はじめに〕
近年、高齢者の運転免許の返納も増える中、人口減少の本格化、運転者不足の深刻化などに伴って、移動手段が不足する地域が今後ますます増えていくことが懸念されている。一方、都市部では、交通渋滞、駐車場不足、排気ガスによる環境問題が問題となっている。そこで、近年、これら移動における社会課題を解決する新たな移動サービスとして、MaaS(Mobility as a Service:移動のサービス化)に対する関心が高まっている。MaaSとは、出発地から目的地までの移動を一つのサービスとして提供する概念である。具体的には、MaaSによるサービスでは、スマートフォン等の専用アプリを使って、出発地から目的地までの移動にかかる経路検索、予約、支払いまでを一括で行うことができる。
例えば、MaaSによるサービスの一つに、オンデマンドバスの配車サービスがある。従来、オンデマンドバスの配車サービスでは、出発地に位置する利用者の利用者端末からGPSの位置情報を取得して、GPSの位置情報に基づいて、オンデマンドバスを配車していた。しかしながら、GPSの位置情報の精度では、例えば利用者が位置する店舗のビル名等を特定することができるのみで、利用者が位置する店舗の店舗位置(例えば、店舗が位置するビルの階数、店舗名など)を特定することはできなかった。また、GPSの位置情報のみでは、正確な店舗位置がわからないため、オンデマンドバスの配車位置を適切に決定することが困難であった。また、GPSの位置情報のみでは、他の決済サービスとの連携が困難であった。
そこで、本願に係る情報処理装置は、端末装置により読み取られた所定のコードに紐づく位置情報であって、所定のコードの読み取りが行われた位置に関する位置情報を取得する。また、情報処理装置は、取得した位置情報に基づいて、移動体の配車を制御する。これにより、情報処理装置は、GPSの位置情報よりも精度の高い位置情報を取得することができる。例えば、情報処理装置は、利用者が位置する店舗の店舗位置(例えば、店舗が位置するビルの階数、店舗名など)を特定することができるので、オンデマンドバスの配車位置を適切に決定することができる。また、情報処理装置は、コード決済サービス等の所定のコードを用いる様々なサービスとの連携を可能にする。したがって、情報処理装置は、移動サービスにおけるユーザビリティを向上させることができる。
(第1の実施形態)
〔2‐1.情報処理の概要〕
まず、図1を用いて、第1の実施形態に係る情報処理の概要について説明する。図1は、第1の実施形態に係る情報処理の概要を説明するための図である。図1に示す情報処理は、後述する図2に示す情報処理システム1によって実現される。
図1に示す例では、(1)利用者がQR決済サービス加盟店に来店する。ここで、QR決済サービス加盟店とは、QRコード(登録商標)(Quick Response Code)を用いた決済サービス(以下、コード決済サービスともいう)を利用可能な店舗を指す。(2)続いて、利用者は、利用者が利用する利用者端末にインストールされたオンデマンドバスの配車サービスのアプリケーション(以下、配車サービスアプリともいう)を起動する。(3)続いて、利用者は、店舗に設置されたQRコード(登録商標)を利用者端末に読み取らせることで、配車サービスに対して、店舗の店舗位置をオンデマンドバスの出発地として指定する。(4)続いて、利用者は、配車サービスアプリでオンデマンドバスの目的地を選択する。(5)続いて、情報処理装置100は、QR決済サービス加盟店までオンデマンドバスが配車されるよう制御する。(6)続いて、利用者は、オンデマンドバスに乗車すると、利用料の支払いを行う。例えば、利用者は、コード決済サービスを用いて利用料の支払いを行う。
〔2‐2.情報処理システムの構成例〕
次に、図2を用いて、第1の実施形態に係る情報処理システムの構成について説明する。図2は、第1の実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。図2に示すように、情報処理システム1は、利用者が利用する利用者端末10と、移動体の配車を制御する情報処理装置100と、所定のコードを用いたコード決済サービスを提供するコード決済サーバ200と、を備える。利用者端末10と、情報処理装置100と、コード決済サーバ200とは所定のネットワークNを介して、有線または無線により通信可能に接続される。なお、図2に示す情報処理システム1には、任意の数の利用者端末10と任意の数の情報処理装置100と任意の数のコード決済サーバ200とが含まれてもよい。
利用者端末10は、利用者によって利用される情報処理装置である。利用者端末10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。また、利用者端末10は、情報処理装置100によって配信される配車サービスに関する情報(例えば、配車依頼を行う際に利用者端末10の画面に表示される情報)をウェブブラウザやアプリケーションにより表示する。
また、利用者端末10は、撮像部を備え、QRコード(登録商標)を読み取る。例えば、利用者端末10は、コード決済サービスの加盟店の店舗に設置されたQRコード(登録商標)を読み取ることで、QRコード(登録商標)が設置された店舗の店舗位置に関する位置情報と紐づいたQRコード(登録商標)に関するコード情報を情報処理装置100へ送信する。また、利用者端末10は、オンデマンドバスの目的地に関する目的地情報を情報処理装置100へ送信する。
情報処理装置100は、オンデマンドバスの配車サービスを提供するサーバ装置である。情報処理装置100は、利用者端末10からコード情報を受信すると、受信したコード情報とともにQRコード(登録商標)に紐づく店舗の店舗位置に関する位置情報の送信要求をコード決済サーバ200に送信する。また、情報処理装置100は、QRコード(登録商標)に紐づく位置情報であって、QRコード(登録商標)が設置された店舗の店舗位置に関する位置情報をコード決済サーバ200から取得する。また、情報処理装置100は、目的地情報を利用者端末10から取得する。情報処理装置100は、位置情報および目的地情報を取得すると、取得した位置情報および目的地情報に基づいて、オンデマンドバスの配車を制御する。
また、情報処理装置100は、コード決済サーバ200に対して、店舗に設置されたQRコード(登録商標)に基づく決済要求情報であって、オンデマンドバスに乗車した利用者の利用料に関する決済要求情報を送信する。
コード決済サーバ200は、QRコード(登録商標)を用いたコード決済サービスを提供するサーバ装置である。コード決済サーバ200は、QRコード(登録商標)に紐づく位置情報であって、QRコード(登録商標)が設置された店舗の店舗位置に関する位置情報を保有する。ここで、店舗とは、コード決済サービスの加盟店の店舗を指す。なお、コード決済サーバ200は、店舗の店舗位置に限らず、所定のコードが設置されたあらゆる設置位置(例えば、所定のコードが設置された屋外の場所)に関する位置情報を保有する。
また、コード決済サーバ200は、コード情報および店舗情報の送信要求を情報処理装置100から受信する。続いて、コード決済サーバ200は、コード情報および店舗情報の送信要求を受信すると、送信要求に応じて、店舗に設置されたQRコード(登録商標)に紐づく位置情報であって、QRコード(登録商標)が設置された店舗の店舗位置に関する位置情報を情報処理装置100に送信する。
また、コード決済サーバ200は、店舗に設置されたQRコード(登録商標)に基づく決済要求情報であって、オンデマンドバスに乗車した利用者の利用料に関する決済要求情報を情報処理装置100から受信する。コード決済サーバ200は、決済要求情報を受信すると、受信した決済要求情報に基づいて、QRコード(登録商標)に基づく決済処理であって、オンデマンドバスに乗車した利用者の利用料に関する決済処理を行う。
〔2‐3.情報処理手順〕
次に、図3を用いて、第1の実施形態に係る情報処理手順について説明する。図3は、第1の実施形態に係る情報処理手順を示す図である。図3に示す例では、あらかじめ、情報処理装置100は、コード決済サーバ200とサーバ間の認証を行う。また、情報処理装置100は、コード決済サーバ200とコード決済サーバ200の利用者識別情報(利用者ID)と情報処理装置100の利用者識別情報(利用者ID)の連携を行うことで、各利用者識別情報に紐づいた利用者の情報の共有を行う。
図3では、利用者がコード決済サービスの加盟店の店舗を訪れる。利用者端末10は、利用者の操作に従って、配車サービスアプリを起動する。続いて、利用者端末10は、配車サービスアプリを起動すると、QRコード(登録商標)リーダーを起動する。
続いて、利用者端末10は、QRコード(登録商標)リーダーを起動すると、利用者の操作に従って、店舗に設置されたQRコード(登録商標)を読み取る。利用者は、店舗に設置されたQRコード(登録商標)を利用者端末10に読み取らせることで、店舗の店舗位置をオンデマンドバスの出発地として設定するとともに、オンデマンドバスの配車を配車サービスに依頼する。具体的には、利用者端末10は、店舗に設置されたQRコード(登録商標)を読み取ることで、QRコード(登録商標)が設置された店舗を識別する店舗識別情報(例えば、店舗ID)を含むコード情報とともに、利用者端末10を利用する利用者を識別する利用者識別情報(例えば、利用者ID)、および利用者識別情報で識別される利用者による店舗識別情報で識別される店舗への配車依頼要求を情報処理装置100へ送信する。
続いて、利用者端末10は、配車サービスアプリの画面に目的地の候補を表示する。利用者端末10は、利用者の選択操作に従って、利用者によって選択された目的地をオンデマンドバスの目的地として設定する。利用者端末10は、利用者によって選択された目的地に関する目的地情報を情報処理装置100へ送信する。
情報処理装置100は、コード情報、利用者識別情報、配車依頼要求、および目的地情報を利用者端末10から受信する。具体的には、情報処理装置100は、QRコード(登録商標)が設置された店舗を識別する店舗識別情報(例えば、店舗ID)を含むコード情報とともに、利用者端末10を利用する利用者を識別する利用者識別情報(例えば、利用者ID)、および利用者識別情報で識別される利用者による店舗識別情報で識別される店舗への配車依頼要求を利用者端末10から受信する。また、情報処理装置100は、コード情報とともに、目的地に関する目的地情報を利用者端末10から受信する。続いて、情報処理装置100は、コード情報、利用者識別情報、配車依頼要求、および目的地情報を受信すると、コード情報、利用者識別情報、店舗情報の送信要求、および利用者情報の送信要求をコード決済サーバ200に送信する。
コード決済サーバ200は、コード情報、利用者識別情報、店舗情報の送信要求、および利用者情報の送信要求を情報処理装置100から受信する。続いて、コード決済サーバ200は、コード情報および店舗情報の送信要求を受信すると、送信要求に応じて、店舗に設置されたQRコード(登録商標)に紐づく位置情報であって、QRコード(登録商標)が設置された店舗の店舗位置に関する位置情報を情報処理装置100に送信する。また、コード決済サーバ200は、店舗の店舗位置に加えて、店舗名、業種名、および利用者による店舗の利用履歴に関する店舗情報を情報処理装置100に送信する。また、コード決済サーバ200は、利用者識別情報および利用者情報の送信要求を受信すると、送信要求に応じて、利用者識別情報で識別される利用者によるコード決済サービスを用いた決済履歴に関する決済情報を情報処理装置100に送信する。また、コード決済サーバ200は、利用者識別情報で識別される利用者の属性情報を情報処理装置100に送信してもよい。
情報処理装置100は、店舗に設置されたQRコード(登録商標)に紐づく位置情報であって、QRコード(登録商標)が設置された店舗の店舗位置に関する位置情報をコード決済サーバ200から取得する。情報処理装置100は、コード決済サーバ200から位置情報を取得すると、取得した位置情報に基づいて、オンデマンドバスの配車を制御する。具体的には、情報処理装置100は、位置情報を取得すると、取得した位置情報を位置情報管理データベース122に格納する。続いて、情報処理装置100は、取得した位置情報に関する店舗位置の周辺地図情報を車両用地図データベース123から取得する。続いて、情報処理装置100は、周辺地図情報に基づいて、オンデマンドバスを配車可能な配車可能位置に関する配車可能位置情報を抽出する。また、情報処理装置100は、道路交通情報を提供する外部のサーバ装置等から店舗位置周辺の渋滞情報等の周辺道路情報を取得する。
続いて、情報処理装置100は、配車可能位置情報と周辺道路情報を取得すると、配車可能位置情報と周辺道路情報とに基づいて、配車可能位置の優先度を決定する。続いて、情報処理装置100は、配車可能位置の優先度を決定すると、配車可能位置と決定した優先度とを対応付けて駐車位置確認データベース124に格納する。続いて、情報処理装置100は、駐車位置確認データベース124を参照して、優先度の高い配車可能位置に移動体を配車するようオンデマンドバスの配車を制御する。情報処理装置100は、オンデマンドバスの配車位置への配車が完了すると、利用者端末10に配車完了通知を送信する。配車完了通知を受けた利用者は、配車位置に移動し、オンデマンドバスに乗車する。
利用者は、オンデマンドバスに乗車すると、オンデマンドバスの利用料の支払い方法を選択する。具体的には、利用者端末10は、配車サービスアプリの画面に支払方法の候補を表示する。利用者端末10は、利用者の選択操作に従って、利用者によって選択された支払い方法をオンデマンドバスの利用料の支払い方法として設定する。例えば、利用者端末10は、利用者によってコード決済サービスによる支払い方法が選択された場合、コード決済サービスによる支払い方法をオンデマンドバスの利用料の支払い方法として設定する。情報処理装置100は、利用者端末10からオンデマンドバスの利用料の支払い方法を受け付ける。
また、オンデマンドバスにはドライバーにより利用される車内タブレットが積載されており、車内タブレットにはドライバーズアプリがインストールされている。車内タブレットは、オンデマンドバスに乗車した利用者の利用料として、出発地から目的地までの運賃を算出する。車内タブレットは、運賃を算出すると、算出した運賃に関する情報を情報処理装置100に送信する。また、運賃の算出は情報処理装置100が行ってもよく、その場合運賃に関する情報は、車内タブレットにも送信される。情報処理装置100は、車内タブレットから運賃に関する情報を取得する。続いて、情報処理装置100は、運賃に関する情報を取得すると、コード決済サーバ200に対して、所定のコードに基づく決済要求情報であって、オンデマンドバスに乗車した利用者の利用料に関する決済要求情報を送信する。コード決済サーバ200は、決済要求情報を受信すると、所定のコードに基づく決済処理であって、オンデマンドバスに乗車した利用者の利用料に関する決済処理を行う。
また、情報処理装置100は、オンデマンドバスによる利用者の輸送中に、オンデマンドバスに設置された広告表示用の車内タブレット等に広告を配信する。具体的には、情報処理装置100は、利用者識別情報に紐づいて情報処理装置100に保存されている利用者の属性情報や乗車履歴に加えて、コード決済サーバ200から取得した利用者の決済情報や属性情報、および店舗情報に基づいて、利用者の興味や関心、嗜好に合ったターゲット広告を配信する。また、情報処理装置100は、店舗情報や利用者の決済情報に基づいて、店舗に関するクーポンを発行し、利用者端末10に配信する。また、情報処理装置100は、利用者による配車サービスの利用履歴に関する情報(以下、乗車履歴に関する情報ともいう)に基づいて、配車サービスに関するクーポンを発行し、利用者端末10に配信する。
〔2‐4.情報処理装置の構成例〕
次に、図4を用いて、第1の実施形態に係る情報処理装置の構成について説明する。図4は、第1の実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。図4に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、情報処理装置100は、情報処理装置100の管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示させるための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークと有線または無線で接続され、例えば、利用者端末10やコード決済サーバ200との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、図4に示すように、利用者情報データベース121と位置情報管理データベース122と車両用地図データベース123と駐車位置確認データベース124と広告配信データベース125とクーポン発行データベース126とを有する。
(利用者情報データベース121)
利用者情報データベース121は、利用者に関する各種の情報を記憶する。ここで、図5を用いて、利用者情報データベース121が記憶する情報の一例を説明する。図5は、第1の実施形態に係る利用者情報データベースの一例を示す図である。図5に示すように、利用者情報データベース121は、「利用者ID」、「属性情報」、「乗車履歴」、「決済履歴」といった項目を有する。
「利用者ID」は、利用者を識別する識別情報を示す。「属性情報」は、利用者IDで識別される利用者の年齢、性別、居住地等の属性に関する情報を示す。「乗車履歴」は、利用者IDで識別される利用者による配車サービスの利用履歴に関する情報を示す。例えば、乗車履歴には、利用者がオンデマンドバスに乗車した乗車日時、乗車位置、利用者がオンデマンドバスから降りた降車日時、降車位置、利用料金等の情報が含まれる。「決済履歴」は、利用者IDで識別される利用者によるコード決済サービスの利用履歴に関する情報を示す。例えば、決済履歴には、利用者がコード決済サービスを用いて決済を行った決済日時、決済金額、決済対象となった商品またはサービスの名称、および利用者がコード決済サービスを用いて決済を行った店舗に関する店舗情報が含まれる。
(位置情報管理データベース122)
位置情報管理データベース122は、所定のコードに紐づく位置情報であって、所定のコードが設置された設置位置に関する位置情報を記憶する。図6では、位置情報管理データベース122が、コード決済サービスに用いられるQRコード(登録商標)が設置された店舗の店舗位置に関する位置情報を記憶する例を示す。ここで、図6を用いて、位置情報管理データベース122が記憶する情報の一例を説明する。図6は、第1の実施形態に係る位置情報管理データベースの一例を示す図である。図6に示すように、位置情報管理データベース122は、「店舗ID」、「店舗名」、「位置情報」、「業種名」といった項目を有する。
「店舗ID」は、QRコード(登録商標)が設置された店舗を識別する識別情報を示す。「店舗名」は、店舗IDで識別される店舗の名称を示す。「位置情報」は、店舗IDで識別される店舗の店舗位置に関する位置情報であって、QRコード(登録商標)を読み取った店舗端末が設置された店舗の店舗位置に関する位置情報を示す。例えば、「位置情報」には、店舗位置を示す緯度・経度の情報に加えて、店舗の住所等(例えば、店舗の郵便番号、店舗が所在する市区町村名および番地名、店舗が入居する建物の名称、建物の何階に位置するかといった階数、および店舗の名称等)の店舗位置に関する詳細な位置情報が含まれる。「業種名」は、店舗IDで識別される店舗の業種の名称を示す。
(車両用地図データベース123)
車両用地図データベース123は、配車サービスに用いられるオンデマンドバス用の道路交通情報や渋滞情報を含む地図に関する各種の情報を記憶する。ここで、図7を用いて、車両用地図データベース123が記憶する情報の一例を説明する。図7は、第1の実施形態に係る車両用地図データベースが記憶する情報の一例を示す図である。図7は、利用者によって出発地として指定された店舗Aの周辺の道路地図を示す。また、図7では、店舗Aの周辺道路においてオンデマンドバスを配車可能な配車可能位置を白丸で示す。
(駐車位置確認データベース124)
駐車位置確認データベース124は、オンデマンドバスの配車可能位置に関する各種の情報を記憶する。ここで、図8を用いて、駐車位置確認データベース124が記憶する情報の一例を説明する。図8は、第1の実施形態に係る駐車位置確認データベースの一例を示す図である。図8に示すように、駐車位置確認データベース124は、「店舗ID」、「店舗名」、「位置情報」、「優先度」、「距離」、「配車位置情報」、「一方通行」といった項目を有する。
「店舗ID」は、利用者によって出発地として指定された店舗を識別する識別情報を示す。「店舗名」は、店舗IDで識別される店舗の名称を示す。「位置情報」は、店舗IDで識別される店舗の店舗位置に関する位置情報を示す。「優先度」は、配車可能位置の優先度を示す。例えば、図8の優先度「1」は、図7の白丸1で示す配車可能位置の優先度が「1」であることを示す。「距離」は、店舗IDで識別される店舗から配車可能位置までの距離を示す。「配車位置情報」は、配車可能位置の位置情報を示す。「一方通行」は、配車可能位置の道路が一方通行であるか否かを示す。
(広告配信データベース125)
広告配信データベース125は、利用者に対して各種のターゲット広告を配信するための情報を記憶する。ここで、図9を用いて、広告配信データベース125が記憶する情報の一例を説明する。図9は、第1の実施形態に係る広告配信データベースの一例を示す図である。図9に示すように、広告配信データベース125は、「店舗ID」、「店舗名」、「位置情報」、「QRコード利用日時」、「利用者ID」といった項目を有する。
「店舗ID」は、店舗を識別するための識別情報を示す。「店舗名」は、店舗IDで識別される店舗の名称を示す。「位置情報」は、店舗IDで識別される店舗の位置情報を示す。「QRコード利用日時」は、利用者IDで識別される利用者が店舗IDで識別される店舗に設置されたQRコード(登録商標)を利用した日時を示す。例えば、「QRコード利用日時」は、利用者端末により店舗に設置されたQRコード(登録商標)を読み取ることで、利用者が配車サービスの出発地を指定した日時を示す。また、「QRコード利用日時」は、利用者端末により店舗に設置されたQRコード(登録商標)を読み取ることで、利用者がコード決済サービスを利用した決済を行った日時を示す。「利用者ID」は、利用者を識別する識別情報を示す。
また、図示は省略するが、広告配信データベース125は、図5に示す「属性情報」および「決済履歴」といった項目を有してもよい。
(クーポン発行データベース126)
クーポン発行データベース126は、利用者に対して各種のクーポンを発行するための情報を記憶する。例えば、クーポン発行データベース126は、図9に示す「店舗ID」、「店舗名」、「位置情報」、「QRコード利用日時」、「利用者ID」といった項目を有する。
また、図示は省略するが、クーポン発行データベース126は、図5に示す「属性情報」、「乗車履歴」および「決済履歴」といった項目を有してもよい。
次に、図10を用いて、第1の実施形態に係る広告配信処理およびクーポン発行処理について説明する。図10は、第1の実施形態に係る広告配信処理およびクーポン発行処理の一例について説明するための図である。図10では、情報処理装置100が、利用者U1の行動履歴に関する情報に基づくターゲット広告を配信する。
例えば、情報処理装置100は、利用者U1による利用店舗の履歴に関する情報、利用者U1の属性情報、利用者U1の決済履歴に関する情報等に基づいて、利用者U1の興味や関心が高いと推定される広告を利用者U1が乗車中の車内タブレット等に配信する。また、情報処理装置100は、利用者U1がQRコード(登録商標)を利用した店舗の履歴、利用者U1の属性情報、オンデマンドバスの乗車履歴およびコード決済サービスの決済履歴に基づいて、利用者U1の行動範囲(商圏ともいう)が白丸1から白丸2までの区間に集中していることを特定する。続いて、情報処理装置100は、利用者U1の行動範囲を特定すると、例えば、利用者U1の行動範囲内に位置する店舗Bに関する広告を利用者U1が乗車中の車内タブレット等に配信する。また、情報処理装置100は、例えば、利用者U1の行動範囲内に位置する店舗Bを3回利用した場合、オンデマンドバスに1回無料で乗車できるクーポンを発行して、利用者端末10に配信する。
(制御部130)
図4の説明に戻って、制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図4に示すように、制御部130は、認証部131と、管理部132と、取得部133と、配車制御部134と、決済要求部135と、配信部136と、発行部137とを有し、以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図4に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
(認証部131)
認証部131は、公知の技術を用いて、コード決済サーバ200とサーバ間の認証を行う。
(管理部132)
管理部132は、公知の技術を用いて、コード決済サーバ200と利用者識別情報(利用者ID)の連携を行う。
(取得部133)
取得部133は、利用者端末10の要求に応じて、配車サービスに関する情報(例えば、配車依頼を行う際に利用者端末10の画面に表示される情報)を利用者端末10に送信する。例えば、取得部133は、利用者端末10の要求に応じて、後述する図12~図14に示す情報を利用者端末10に送信する。
取得部133は、コード情報、利用者識別情報、配車依頼要求、および目的地情報を利用者端末10から受信する。具体的には、取得部133は、QRコード(登録商標)が設置された店舗を識別する店舗識別情報(例えば、店舗ID)を含むコード情報とともに、利用者端末10を利用する利用者を識別する利用者識別情報(例えば、利用者ID)、および利用者識別情報で識別される利用者による店舗識別情報で識別される店舗への配車依頼要求を利用者端末10から受信する。また、取得部133は、コード情報とともに、目的地に関する目的地情報を利用者端末10から受信する。続いて、取得部133は、コード情報、利用者識別情報、配車依頼要求、および目的地情報を受信すると、コード情報、利用者識別情報、店舗情報の送信要求、および利用者情報の送信要求をコード決済サーバ200に送信する。
また、取得部133は、店舗に設置されたQRコード(登録商標)に紐づく位置情報であって、QRコード(登録商標)が設置された店舗の店舗位置に関する位置情報をコード決済サーバ200から取得する。すなわち、取得部133は、店舗を訪れた利用者が利用する利用者端末10により読み取られたQRコード(登録商標)に紐づく位置情報であって、QRコード(登録商標)が設置された店舗の店舗位置に関する位置情報を取得する。このように、取得部133は、利用者が利用する利用者端末10により読み取られた所定のコード(QRコード(登録商標))に紐づく位置情報であって、所定のコードが設置された設置位置(店舗の店舗位置)に関する位置情報を取得する。すなわち、取得部133は、端末装置(利用者端末10)により読み取られた所定のコード(QRコード(登録商標))に紐づく位置情報であって、所定のコードの読み取りが行われた位置(QRコード(登録商標)が設置された店舗の店舗位置)に関する位置情報を取得する。
また、取得部133は、端末装置(利用者端末10)により読み取られた二次元コード(QRコード(登録商標))に紐づく位置情報であって、二次元コードの読み取りが行われた位置(QRコード(登録商標)が設置された店舗の店舗位置)に関する位置情報を取得する。続いて、取得部133は、位置情報を取得すると、取得した位置情報を店舗IDと対応付けて位置情報管理データベース122に格納する。
また、取得部133は、店舗を訪れた利用者が利用する利用者端末10により読み取られたQRコード(登録商標)に紐づく店舗の店舗情報であって、QRコード(登録商標)が設置された店舗の店舗名、業種名、および利用者による店舗の利用履歴に関する店舗情報をコード決済サーバ200から取得する。続いて、取得部133は、店舗情報を取得すると、取得した店舗情報を店舗IDおよび位置情報と対応付けて位置情報管理データベース122に格納する。
また、取得部133は、コード情報とともに受信した利用者識別情報で識別される利用者に関する利用者情報をコード決済サーバ200から取得する。例えば、取得部133は、利用者識別情報で識別される利用者によるコード決済サービスを用いた決済履歴に関する決済情報を取得する。また、取得部133は、利用者識別情報で識別される利用者の属性情報をコード決済サーバ200から取得してもよい。
また、取得部133は、コード情報とともに受信した利用者識別情報で識別される利用者による移動体の乗車履歴に関する乗車情報を取得する。具体的には、取得部133は、利用者がオンデマンドバスに乗車した乗車日時、乗車位置、利用者がオンデマンドバスから降りた降車日時、降車位置、利用料金等の乗車履歴に関する乗車情報をオンデマンドバスのドライバーによって利用される車内タブレットから取得する。続いて、取得部133は、乗車情報を取得すると、取得した乗車情報を利用者IDと対応付けて利用者情報データベース121に格納する。
また、取得部133は、道路交通情報を提供する外部のサーバ装置等から、道路情報や渋滞情報を含む地図情報を取得する。取得部133は、地図情報を取得すると、取得した地図情報を車両用地図データベース123に格納する。
また、取得部133は、利用者が利用する利用者端末10からGPS位置情報を取得してもよい。取得部133は、GPS位置情報を取得すると、取得したGPS位置情報を車両用地図データベース123に格納する。
(配車制御部134)
配車制御部134は、取得部133により取得された位置情報に基づいて、移動体の配車を制御する。具体的には、配車制御部134は、取得部133により取得された位置情報に関する位置の周辺道路情報に基づいて抽出された配車可能位置情報であって、移動体を配車可能な配車可能位置に関する配車可能位置情報に基づいて移動体の配車を制御する。例えば、配車制御部134は、配車可能位置情報と周辺道路情報とに基づいて、配車可能位置の優先度を決定する。続いて、配車制御部134は、優先度の高い配車可能位置に移動体を配車するよう移動体の配車を制御する。
具体的には、配車制御部134は、取得部133により取得された位置情報に関する店舗位置の周辺地図情報を車両用地図データベース123から取得する。続いて、配車制御部134は、周辺地図情報に基づいて、オンデマンドバスを配車可能な配車可能位置に関する配車可能位置情報を抽出する。また、配車制御部134は、店舗位置周辺の道路情報や渋滞情報を含む地図情報である周辺道路情報を車両用地図データベース123から取得する。
続いて、配車制御部134は、配車可能位置情報と周辺道路情報を取得すると、配車可能位置情報と周辺道路情報とに基づいて、配車可能位置の優先度を決定する。続いて、配車制御部134は、配車可能位置の優先度を決定すると、配車可能位置と決定した優先度とを対応付けて駐車位置確認データベース124に格納する。続いて、配車制御部134は、駐車位置確認データベース124を参照して、優先度の高い配車可能位置に移動体を配車するようオンデマンドバスの配車を制御する。配車制御部134は、オンデマンドバスの配車位置への配車が完了すると、利用者端末10に配車完了通知を送信する。配車完了通知を受けた利用者は、配車位置に移動し、オンデマンドバスに乗車する。
また、配車制御部134は、所定のコードに紐づく位置情報と、GPS位置情報とに基づいて、移動体の配車を制御する。例えば、取得部133により取得された位置情報に関する店舗の店舗名が店舗の管理会社であり、実際の店舗は管理会社の近傍(例えば、隣のビル)に位置する場合がある。このような場合、配車制御部134は、取得部133により取得された位置情報をGPS位置情報によって補正することにより、より正確な店舗の位置を特定することができる。
(決済要求部135)
決済要求部135は、利用者端末10から移動体の利用料の支払い方法の指定を受け付ける。例えば、決済要求部135は、利用者端末10から移動体の利用料の支払い方法としてコード決済サービスの指定を受け付ける。続いて、決済要求部135は、所定のコードを用いたコード決済サービスを提供するコード決済サーバに対して、所定のコードに基づく決済要求情報であって、移動体に乗車した利用者の利用料に関する決済要求情報を送信する。例えば、決済要求部135は、移動体に乗車した利用者の運賃に関する決済要求情報を送信する。
具体的には、決済要求部135は、利用者端末10からオンデマンドバスの利用料の支払い方法を受け付ける。例えば、決済要求部135は、利用者端末10からオンデマンドバスの利用料の支払い方法として、コード決済サービスの指定を受け付ける。また、決済要求部135は、ドライバーにより利用される車内タブレットから出発地から目的地までの運賃に関する情報を取得する。続いて、決済要求部135は、運賃に関する情報を取得すると、コード決済サーバ200に対して、店舗に設置されたQRコード(登録商標)に基づく決済要求情報であって、オンデマンドバスに乗車した利用者の運賃に関する決済要求情報を送信する。
(配信部136)
配信部136は、利用者に対して広告を配信する。配信部136は、所定のコードを用いたコード決済サービスを提供するコード決済サーバから取得される利用者の決済履歴に関する決済情報に基づいて、利用者に対して広告を配信する。また、配信部136は、取得部133によって取得された店舗情報に基づいて、店舗に関する広告を配信する。
例えば、配信部136は、オンデマンドバスによる利用者の輸送中に、オンデマンドバスに設置された広告表示用の車内タブレット等に広告を配信する。具体的には、配信部136は、広告配信データベース125や利用者情報データベース121を参照して、利用者の決済情報や属性情報、および店舗情報に基づいて、利用者の興味や関心、嗜好に合ったターゲット広告を配信する。
(発行部137)
発行部137は、利用者に対してクーポンを発行する。発行部137は、取得部133によって取得された店舗情報に基づいて、店舗に関するクーポンを発行する。また、発行部137は、取得部133によって取得された乗車情報に基づいて、移動体の配車サービスに関するクーポンを発行する。
例えば、発行部137は、クーポン発行データベース126や利用者情報データベース121を参照して、店舗情報や利用者の決済情報に基づいて、店舗に関するクーポンを発行し、利用者端末10に配信する。また、発行部137は、利用者による配車サービスの利用履歴に関する情報(以下、乗車履歴に関する情報ともいう)に基づいて、配車サービスに関するクーポンを発行し、利用者端末10に配信する。
〔2‐5.利用者端末の構成例〕
次に、図11を用いて、第1の実施形態に係る利用者端末の構成について説明する。図11は、第1の実施形態に係る利用者端末の構成例を示す図である。図11に示すように、利用者端末10は、通信部11と、記憶部12と、入力部13と、出力部14と、撮像部15と、GPS受信アンテナ16と、制御部17とを有する。
(通信部11)
通信部11は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部11は、ネットワークと有線または無線で接続され、例えば、情報処理装置100やコード決済サーバ200との間で情報の送受信を行う。
(記憶部12)
記憶部12は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。例えば、記憶部12は、情報処理装置100によって配信される配車サービスに関する情報(例えば、配車依頼を行う際に利用者端末10の画面に表示される情報)を記憶する。
(入力部13・出力部14)
入力部13は、利用者から各種操作を受け付ける入力装置である。例えば、入力部13は、キーボードやマウスや操作キー等によって実現される。出力部14は、各種情報を表示するための表示装置であり、すなわち、画面である。例えば、出力部14は、液晶ディスプレイ等によって実現される。なお、利用者端末10にタッチパネルが採用される場合には、入力部13と出力部14とは一体化される。また、以下の説明では、出力部14を画面と記載する場合がある。
例えば、出力部14は、情報処理装置100によって配信される配車サービスに関する情報(例えば、配車依頼を行う際に利用者端末10の画面に表示される情報)を表示する。
(撮像部15)
撮像部15は、QRコード(登録商標)を撮像するカメラ機能を実現する。撮像部15は、レンズ等の光学系と、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ等の撮像素子と、を有する。かかる撮像部15は、入力部13を介してユーザから受け付けた操作に従って、例えば、店舗に設置されたQRコード(登録商標)を撮像する。
(GPS受信アンテナ16)
GPS受信アンテナ16は、GPS等の衛星測位システムに用いられる信号を衛星から受信する。
(制御部17)
制御部17は、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、利用者端末10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部17は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図11に示すように、制御部17は、操作制御部171と、表示制御部172と、送信部173と、受信部174とを有し、以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。なお、制御部17の内部構成は、図11に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
(操作制御部171)
操作制御部171は、入力部13を介して受け付けた利用者の操作にしたがって、各種制御を実行する。例えば、操作制御部171は、入力部13を介して受け付けたスクロール操作やタップ操作等、利用者の操作の内容を表示制御部172や送信部173に出力する。また、操作制御部171は、撮像部15介して読み取ったQRコード(登録商標)に関するコード情報を表示制御部172や送信部173に出力する。また、操作制御部171は、利用者の選択操作に従って、利用者によって選択された目的地に関する目的地情報を送信部173に出力する。また、操作制御部171は、利用者の選択操作に従って、利用者によって選択された支払い方法をオンデマンドバスの支払い方法として指定する指定情報を表示制御部172に出力する。
(表示制御部172)
表示制御部172は、受信部174が受信した各種の情報を出力部14に表示する処理を実行する。具体的には、表示制御部172は、情報処理装置100によって配信される配車サービスに関する情報(例えば、配車依頼を行う際に利用者端末10の画面に表示される情報)が出力部14に表示されるよう制御する。また、表示制御部172は、操作制御部171から利用者の操作内容を受け付けると、利用者の操作内容を反映した情報が出力部14に表示されるよう制御する。
(送信部173)
送信部173は、QRコード(登録商標)が設置された店舗を識別する店舗識別情報(例えば、店舗ID)を含むコード情報とともに、利用者端末10を利用する利用者を識別する利用者識別情報(例えば、利用者ID)、および利用者識別情報で識別される利用者による店舗識別情報で識別される店舗への配車依頼要求を情報処理装置100へ送信する。例えば、送信部173は、操作制御部171から入力されたコード情報を情報処理装置100へ送信する。
また、送信部173は、コード情報とともに、利用者によって選択された目的地に関する目的地情報を情報処理装置100へ送信する。例えば、送信部173は、操作制御部171から入力された目的地情報を情報処理装置100へ送信する。
また、送信部173は、利用者によって選択された支払い方法に関する支払い情報をオンデマンドバスの支払い方法として指定する指定情報を情報処理装置100へ送信する。例えば、送信部173は、操作制御部171から入力された指定情報であって、コード決済サービスによる支払い方法をオンデマンドバスの支払い方法として指定する指定情報を情報処理装置100へ送信する。
(受信部174)
受信部174は、各種の情報を受信する。例えば、受信部174は、情報処理装置100によって配信される配車サービスに関する情報(例えば、配車依頼を行う際に利用者端末10の画面に表示される情報)を受信する。また、受信部174は、配車完了通知を情報処理装置100から受信する。また、受信部174は、情報処理装置100によって配信される配車サービスに関する情報として、オンデマンドバスの運賃を支払う際に利用者端末10の画面に表示される情報を受信する。
〔2‐6.配車依頼処理の一例〕
次に、図12および図13を用いて、第1の実施形態に係る配車依頼処理について説明する。図12は、第1の実施形態に係る配車依頼処理の一例について説明するための図である。なお、図12~図14では、利用者端末10について異なる画面が表示された状態を利用者端末10(10-*)(*は自然数)のように区別して表現する。
図12に示す例では、操作制御部171は、利用者から配車サービスアプリの起動操作を受け付ける。表示制御部172は、操作制御部171が配車サービスアプリの起動操作を受け付けると、配車サービスアプリのトップ画面を画面に表示する(10-1)。
また、操作制御部171は、利用者による「バスを呼ぶ」アイコンの選択操作を受け付ける。ここで、利用者が「バスを呼ぶ」アイコンを選択する操作は、配車サービスに対してオンデマンドバスの配車依頼を行う操作に相当する。表示制御部172は、操作制御部171が「バスを呼ぶ」アイコンの選択操作を受け付けると、QRコード(登録商標)リーダーを起動する(10-2)。
また、操作制御部171は、利用者によるQRコード(登録商標)の読み取り操作を受け付ける。例えば、操作制御部171は、店舗に設置されたQRコード(登録商標)の読み取り操作を受け付ける。操作制御部171は、QRコード(登録商標)の読み取り操作を受け付けると、読み取り操作の内容を撮像部15に出力する。撮像部15は、QRコード(登録商標)を撮像する。操作制御部171は、撮像部15が撮像したQRコード(登録商標)を読み取ると、QRコード(登録商標)が設置された店舗を識別する店舗識別情報(例えば、店舗ID)を含むコード情報を送信部173に出力する。
受信部174は、目的地の設定操作を行うための画面に相当する目的地設定用コンテンツを情報処理装置100から受信する。表示制御部172は、目的地設定用コンテンツを画面に表示する(10-3)。表示制御部172は、利用者によって事前に登録された場所(利用者の自宅等)や利用者が頻繁に利用する場所のリストを含む目的地設定用コンテンツを表示する。利用者は、目的地設定用コンテンツのリストの中から目的地を選択する。また、表示制御部172は、目的地の直接入力欄を含む目的地設定用コンテンツを表示する。利用者は、入力欄に目的地を直接入力してもよい。
次に、図13を用いて説明する。図13は、第1の実施形態に係る配車依頼処理の一例について説明するための図である。図13に示す例では、表示制御部172は、利用者によって選択された自宅を目的地の表示欄に表示する(10-4)。
続いて、表示制御部172は、利用者に対して配車依頼の要否を確認するメッセージを画面に表示する(10-5)。操作制御部171は、利用者から配車依頼の操作を受け付けると、利用者端末10を利用する利用者を識別する利用者識別情報(例えば、利用者ID)、利用者識別情報で識別される利用者による店舗識別情報で識別される店舗への配車依頼要求、および目的地情報を送信部173に出力する。送信部173は、QRコード(登録商標)が設置された店舗を識別する店舗識別情報(例えば、店舗ID)を含むコード情報とともに、利用者端末10を利用する利用者を識別する利用者識別情報(例えば、利用者ID)、利用者識別情報で識別される利用者による店舗識別情報で識別される店舗への配車依頼要求、および目的地情報を情報処理装置100へ送信する。
表示制御部172は、送信部173が配車依頼要求等を情報処理装置100へ送信すると、利用者に対して配車手配中のためしばらく待つよう促すメッセージを画面に表示する(10-6)。
受信部174は、配車完了通知を情報処理装置100から受信する。表示制御部172は、受信部174が配車完了通知を受信すると、利用者に対して配車が完了したことを通知するメッセージを画面に表示する(10-7)。
〔2‐7.決済処理の一例〕
次に、図14を用いて、第1の実施形態に係る決済処理について説明する。図14は、第1の実施形態に係る決済処理の一例について説明するための図である。図14に示す例では、表示制御部172は、「支払い方法」アイコンを含む配車サービスアプリのトップ画面を画面に表示する(10-8)。
また、操作制御部171は、利用者による「支払い方法」アイコンの選択操作を受け付ける。ここで、利用者が「支払い方法」アイコンを選択する操作は、配車サービスの利用料(運賃等)の支払い方法を選択する操作に相当する。表示制御部172は、操作制御部171が「支払い方法」アイコンの選択操作を受け付けると、支払方法の選択画面を画面に表示する(10-9)。
操作制御部171は、選択画面に表示された支払い方法の中から、利用者によって選択された支払い方法をオンデマンドバスの支払い方法として指定する指定情報を表示制御部172に出力する。例えば、操作制御部171は、利用者によってコード決済サービスが選択された場合、コード決済サービスをオンデマンドバスの支払い方法として指定する指定情報を表示制御部172に出力する。表示制御部172は、操作制御部171から入力された指定情報に基づいて、コード決済サービスによる支払い画面を画面に表示する(10-10A)。操作制御部171は、利用者による支払い画面への入力操作を受け付けると、コード情報とともに、支払い画面に入力された入力情報を送信部173に出力する。送信部173は、コード情報および入力情報を含む決済要求情報をコード決済サーバ200に送信する(10-11A)。
一方、操作制御部171は、利用者によってコード決済サービス以外の支払い方法(例えば、クレジットカードによる支払い)が選択された場合、コード決済サービス以外の支払い方法をオンデマンドバスの支払い方法として指定する指定情報を表示制御部172に出力する。表示制御部172は、操作制御部171から入力された指定情報に基づいて、コード決済サービス以外の支払い方法による支払い画面を画面に表示する(10-10B)。操作制御部171は、利用者による支払い画面への入力操作を受け付けると、支払い画面に入力された入力情報を送信部173に出力する。送信部173は、入力情報を含む決済要求情報をコード決済サービス以外の支払い方法を提供する外部サーバ(例えば、クレジットカード会社のサーバ)に送信する(10-11B)。
(第2の実施形態)
〔3‐1.情報処理の概要〕
次に、図15を用いて、第2の実施形態に係る情報処理の概要について説明する。図15は、第2の実施形態に係る情報処理の概要を説明するための図である。図15に示す情報処理は、後述する図16に示す情報処理システム1Aによって実現される。
図15に示す例では、(1)利用者がQR決済サービス加盟店に来店する。(2)続いて、利用者は、利用者が利用する利用者端末にインストールされた配車サービスアプリを起動する。利用者端末は、利用者を識別可能な利用者識別情報を含むQRコード(登録商標)を表示する。(3)続いて、店舗の従業員等は、店舗に設置された店舗端末により利用者端末に表示されたQRコード(登録商標)をスキャンする。利用者は、QRコード(登録商標)を店舗端末に読み取らせることで、配車サービスに対して、店舗の店舗位置をオンデマンドバスの出発地として指定する。(4)続いて、利用者は、配車サービスアプリでオンデマンドバスの目的地を選択する。(5)続いて、情報処理装置100Aは、QR決済サービス加盟店まで移動体が配車されるよう制御する。(6)続いて、利用者は、移動体に乗車すると、利用料の支払いを行う。例えば、利用者は、コード決済サービスを用いて利用料の支払いを行う。
〔3‐2.情報処理システムの構成例〕
次に、図16を用いて、第2の実施形態に係る情報処理システムの構成について説明する。図16は、第2の実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。情報処理システム1Aは、店舗端末20を備える点が情報処理システム1と異なる。図16に示すように、情報処理システム1Aは、利用者が利用する利用者端末10Aと、店舗の従業員等が利用する店舗端末20、移動体の配車を制御する情報処理装置100Aと、所定のコードを用いたコード決済サービスを提供するコード決済サーバ200と、を備える。利用者端末10Aと、店舗端末20と、情報処理装置100Aと、コード決済サーバ200とは所定のネットワークNを介して、有線または無線により通信可能に接続される。なお、図16に示す情報処理システム1Aには、任意の数の利用者端末10Aと任意の数の店舗端末20と任意の数の情報処理装置100Aと任意の数のコード決済サーバ200とが含まれてもよい。なお、以下では、情報処理システム1と重複する内容については説明を省略する。
利用者端末10Aは、利用者を識別可能な利用者識別情報(例えば、利用者ID)を含むQRコード(登録商標)を表示する。また、利用者端末10Aは、表示したQRコード(登録商標)を店舗端末20に読み取らせる。また、利用者端末10Aは、オンデマンドバスの目的地に関する目的地情報を情報処理装置100Aに送信する。
店舗端末20は、コード決済サービスの加盟店の店舗に設置された情報処理装置である。店舗端末20は、例えば、店舗の従業員等によってコード決済を行う際に利用される。店舗端末20は、利用者端末10Aに表示されたQRコード(登録商標)を読み取ることで、QRコード(登録商標)に関するコード情報とともに、QRコード(登録商標)を読み取った店舗端末20が設置された店舗を識別可能な店舗識別情報(例えば、店舗ID)と、店舗識別情報に紐づく位置情報であって、店舗端末20が設置された店舗の店舗位置に関する位置情報を情報処理装置100Aに送信する送信要求をコード決済サーバ200に送信する。
コード決済サーバ200は、位置情報を情報処理装置100Aに送信する送信要求およびコード情報を店舗端末20から受信する。続いて、コード決済サーバ200は、情報処理装置100Aへの位置情報の送信要求およびコード情報を受信すると、送信要求に応じて、店舗端末20から送信される店舗識別情報に紐づく位置情報であって、QRコード(登録商標)を読み取った店舗端末20が設置された店舗の店舗位置に関する位置情報を情報処理装置100Aに送信する。
また、コード決済サーバ200は、店舗端末20から受信したコード情報に基づいて、コード情報に含まれる利用者識別情報で識別される利用者に関する利用者情報を情報処理装置100Aに送信する。例えば、コード決済サーバ200は、利用者によるコード決済サービスを用いた決済履歴に関する決済情報を送信する。
情報処理装置100Aは、店舗端末20から送信された店舗識別情報(例えば、店舗ID)に紐づく位置情報であって、QRコード(登録商標)を読み取った店舗端末20が設置された店舗の店舗位置に関する位置情報をコード決済サーバ200から取得する。また、情報処理装置100Aは、利用者端末10Aから目的地情報を取得する。情報処理装置100Aは、位置情報および目的地情報を取得すると、取得した位置情報および目的地情報に基づいて、オンデマンドバスの配車を制御する。
このように、情報処理システム1Aは、利用者が利用する利用者端末10Aと、店舗に設置された店舗端末20と、所定のコードを用いたコード決済サービスを提供するコード決済サーバ200と、移動体の配車を制御する情報処理装置100Aと、を備える。利用者端末10Aは、所定のコード(QRコード(登録商標))を表示する。店舗端末20は、利用者端末10Aに表示された所定のコードを読み取ることで、所定のコードに関するコード情報と所定のコードを読み取った店舗端末20が設置された店舗を識別可能な店舗識別情報をコード決済サーバ200へ送信する。コード決済サーバ200は、店舗端末20から受信したコード情報と店舗識別情報とに基づいて、所定のコードを読み取った店舗端末20が設置された店舗の店舗位置に関する位置情報を情報処理装置100Aに送信する。情報処理装置100Aは、コード決済サーバ200から取得した位置情報に基づいて、移動体(オンデマンドバス)の配車を制御する。
また、利用者端末10Aは、利用者を識別可能な利用者識別情報を含む所定のコード(QRコード(登録商標))を表示する。店舗端末20は、利用者識別情報を含む所定のコードに関するコード情報をコード決済サーバ200へ送信する。コード決済サーバ200は、店舗端末20から受信したコード情報に基づいて、所定のコードに含まれる利用者識別情報で識別される利用者に関する利用者情報を情報処理装置100Aに送信する。情報処理装置100Aは、コード決済サーバ200から取得した利用者情報に基づいて、移動体の配車を制御する。
〔3‐3.情報処理手順〕
次に、図17を用いて、第2の実施形態に係る情報処理手順について説明する。図17は、第2の実施形態に係る情報処理手順を示す図である。図17では、図3と重複する内容については説明を省略する。
図17では、利用者がコード決済サービスの加盟店の店舗を訪れる。利用者端末10Aは、利用者の操作に従って、配車サービスアプリを起動する。続いて、利用者端末10Aは、配車サービスアプリを起動すると、QRコード(登録商標)を画面に表示する。
店舗端末20は、利用者端末10Aに表示されたQRコード(登録商標)を読み取る。利用者は、利用者端末10Aに表示されたQRコード(登録商標)を店舗端末20に読み取らせることで、店舗端末20が設置された店舗の店舗位置をオンデマンドバスの出発地として設定する。具体的には、店舗端末20は、利用者端末10Aに表示されたQRコード(登録商標)を読み取ることで、利用者端末10Aを利用する利用者を識別する利用者識別情報(例えば、利用者ID)を含むコード情報とともに、店舗端末20が設置された店舗を識別する店舗識別情報(例えば、店舗ID)、利用者識別情報で識別される利用者に関する利用者情報および店舗識別情報で識別される店舗に関する店舗情報(店舗の店舗位置に関する位置情報を含む)を情報処理装置100Aに送信する送信要求をコード決済サーバ200に送信する。また、店舗端末20は、利用者識別情報で識別される利用者による店舗識別情報で識別される店舗への配車依頼要求を情報処理装置100Aに送信する送信要求をコード決済サーバ200に送信する。
コード決済サーバ200は、コード情報、店舗識別情報、利用者情報および店舗情報の情報処理装置100Aへの送信要求を店舗端末20から受信する。続いて、コード決済サーバ200は、店舗識別情報および店舗情報の情報処理装置100Aへの送信要求を受信すると、送信要求に応じて、店舗端末20から受信した店舗識別情報に紐づく位置情報であって、QRコード(登録商標)を読み取った店舗端末20が設置された店舗の店舗位置に関する位置情報を情報処理装置100Aに送信する。
また、コード決済サーバ200は、コード情報および利用者情報の情報処理装置100Aへの送信要求を受信すると、送信要求に応じて、利用者を識別可能な利用者識別情報を含む所定のコードに含まれる利用者識別情報で識別される利用者に関する利用者情報を情報処理装置100Aに送信する。例えば、コード決済サーバ200は、利用者識別情報で識別される利用者によるコード決済サービスを用いた決済履歴に関する決済情報を情報処理装置100Aに送信する。また、コード決済サーバ200は、利用者識別情報で識別される利用者の属性情報を情報処理装置100Aに送信してもよい。また、コード決済サーバ200は、利用者識別情報で識別される利用者による店舗識別情報で識別される店舗への配車依頼要求を情報処理装置100Aに送信する。
また、利用者端末10Aは、配車サービスアプリの画面に目的地の候補を表示する。利用者端末10Aは、利用者の選択操作に従って、利用者によって選択された目的地をオンデマンドバスの目的地として設定する。利用者端末10Aは、利用者によって選択された目的地に関する目的地情報を情報処理装置100Aへ送信する。
情報処理装置100Aは、QRコード(登録商標)を読み取った店舗端末20が設置された店舗を識別可能な店舗識別情報に紐づく位置情報であって、店舗端末20が設置された店舗の店舗位置に関する位置情報をコード決済サーバ200から取得する。また、情報処理装置100Aは、目的地情報を利用者端末10Aから取得する。情報処理装置100Aは、位置情報および目的地情報を取得すると、位置情報および目的地情報に基づいて、オンデマンドバスの配車を制御する。
また、情報処理装置100Aは、利用者を識別可能な利用者識別情報を含むQRコード(登録商標)に含まれる利用者識別情報で識別される利用者に関する利用者情報をコード決済サーバ200から取得する。情報処理装置100Aは、利用者情報を取得すると、取得した利用者情報に基づいて、利用者に対して広告を配信する。また、情報処理装置100Aは、利用者に対してクーポンを発行し、発行したクーポンを配信する。
〔4.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る情報処理装置100は、取得部133と配車制御部134を備える。取得部133は、端末装置により読み取られた所定のコードに紐づく位置情報であって、所定のコードの読み取りが行われた位置に関する位置情報を取得する。配車制御部134は、取得部133により取得された位置情報に基づいて、移動体の配車を制御する。
これにより、情報処理装置100は、従来のGPSの位置情報よりも精度の高い位置情報を取得することができるので、移動体の配車位置を適切に決定することができる。また、情報処理装置100は、コード決済サービス等の所定のコードを用いる様々なサービスとの連携を可能にする。したがって、情報処理装置は、移動サービスにおけるユーザビリティを向上させることができる。
また、取得部133は、利用者が利用する利用者端末である端末装置により読み取られた所定のコードに紐づく位置情報であって、所定のコードが設置された設置位置に関する位置情報を取得する。
これにより、情報処理装置100は、利用者が位置する所定のコードの設置位置を精度よく特定することができるので、移動体の配車位置を適切に決定することができる。
また、取得部133は、店舗を訪れた利用者が利用する利用者端末である端末装置により読み取られた所定のコードに紐づく位置情報であって、所定のコードが設置された店舗の店舗位置に関する位置情報を取得する。
これにより、情報処理装置100は、利用者が位置する店舗の店舗位置(例えば、店舗が位置するビルの階数、店舗名など)を精度よく特定することができるので、移動体の配車位置を適切に決定することができる。
また、取得部133は、利用者が利用する利用者端末に表示された所定のコードを読み取った店舗端末である前記端末装置が設置された店舗を識別可能な店舗識別情報に紐づく位置情報であって、店舗端末が設置された店舗の店舗位置に関する位置情報を取得する。
これにより、情報処理装置100は、利用者が位置する店舗の店舗位置(例えば、店舗が位置するビルの階数、店舗名など)を精度よく特定することができるので、移動体の配車位置を適切に決定することができる。
また、取得部133は、利用者を識別可能な利用者識別情報を含む所定のコードに含まれる利用者識別情報で識別される利用者に関する利用者情報を取得する。
これにより、情報処理装置100は、位置情報とともに利用者情報を取得することができるので、利用者に配信するターゲット広告の精度を向上させることができる。
また、配車制御部134は、位置情報に関する位置の周辺道路情報に基づいて抽出された配車可能位置情報であって、移動体を配車可能な配車可能位置に関する配車可能位置情報に基づいて移動体の配車を制御する。また、配車制御部134は、配車可能位置情報と周辺道路情報とに基づいて、配車可能位置の優先度を決定する。また、配車制御部134は、優先度の高い配車可能位置に移動体を配車するよう移動体の配車を制御する。
これにより、情報処理装置100は、より適切な配車位置に移動体を配車することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100は、決済要求部135をさらに備える。決済要求部135は、所定のコードを用いたコード決済サービスを提供するコード決済サーバに対して、所定のコードに基づく決済要求情報であって、移動体に乗車した利用者の利用料に関する決済要求情報を送信する。
これにより、情報処理装置100は、所定のコードを用いたコード決済サービスとの決済連携を可能にする。
また、実施形態に係る情報処理装置100は、配信部136をさらに備える。配信部136は、所定のコードを用いたコード決済サービスを提供するコード決済サーバから取得される利用者の決済履歴に関する決済情報に基づいて、利用者に対して広告を配信する。
これにより、情報処理装置100は、利用者に対して配信するターゲット広告の精度を向上させることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100は、利用者に対して広告を配信する配信部136をさらに備える。取得部133は、店舗の店舗位置、店舗名、業種名、および利用者による店舗の利用履歴に関する店舗情報を取得する。配信部136は、取得部133によって取得された店舗情報に基づいて、店舗に関する広告を配信する。
これにより、情報処理装置100は、位置情報とともに店舗情報を取得することができるで、利用者に対して配信する店舗に関するターゲット広告の精度を向上させることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100は、利用者に対してクーポンを発行する発行部137をさらに備える。取得部133は、店舗の店舗位置、店舗名、業種名、および利用者による店舗の利用履歴に関する店舗情報を取得する。発行部137は、取得部133によって取得された店舗情報に基づいて、店舗に関するクーポンを発行する。
これにより、情報処理装置100は、位置情報とともに店舗名や業種名を取得することができるで、利用者に対して店舗に関する割引やクーポンを発行することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100は、利用者に対してクーポンを発行する発行部137をさらに備える。取得部133は、利用者による移動体の乗車履歴に関する乗車情報を取得する。発行部137は、取得部133によって取得された乗車情報に基づいて、移動体の配車サービスに関するクーポンを発行する。
これにより、情報処理装置100は、利用者の行動範囲(商圏)を特定することができる。また、情報処理装置100は、利用者の行動範囲(商圏)を特定することができるので、例えば、利用者の行動範囲(商圏)に属する店舗への来店回数が所定の閾値を超えた場合に移動体の配車サービスに関するクーポンを発行する等により、利用者に対して店舗と配車サービスの相互利用を促すことができる。
また、取得部133は、利用者が利用する利用者端末からGPS位置情報を取得する。配車制御部134は、所定のコードに紐づく位置情報と、GPS位置情報とに基づいて、移動体の配車を制御する。
これにより、情報処理装置100は、所定のコードに紐づく位置情報をGPS位置情報によって補正することにより、より正確な位置情報を取得することができる。
また、取得部133は、端末装置により読み取られた二次元コードに紐づく位置情報であって、二次元コードの読み取りが行われた位置に関する位置情報を取得する。また、取得部133は、端末装置により読み取られたQRコード(登録商標)に紐づく位置情報であって、QRコード(登録商標)の読み取りが行われた位置に関する位置情報を取得する。
これにより、情報処理装置100は、二次元コードやQRコード(登録商標)を用いる様々なサービスとの連携を可能にする。
〔5.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る情報処理装置100は、例えば図18に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図18は、情報処理装置100の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を備える。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、所定の通信網を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを所定の通信網を介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る情報処理装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から所定の通信網を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔6.その他〕
また、上記実施形態及び変形例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 情報処理システム
10 利用者端末
100 情報処理装置
110 通信部
120 記憶部
121 利用者情報データベース
122 位置情報管理データベース
123 車両用地図データベース
124 駐車位置確認データベース
125 広告配信データベース
126 クーポン発行データベース
130 制御部
131 認証部
132 管理部
133 取得部
134 配車制御部
135 決済要求部
136 配信部
137 発行部
200 コード決済サーバ

Claims (20)

  1. 端末装置により読み取られた所定のコードに紐づく位置情報であって、前記所定のコードの読み取りが行われた位置に関する位置情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された位置情報に関する位置の周辺道路情報に基づいて抽出された配車可能位置情報であって、移動体を配車可能な配車可能位置に関する配車可能位置情報に基づいて、前記移動体の配車を制御する配車制御部と、
    前記移動体で輸送中の利用者の決済情報および属性情報に基づいて、前記移動体で輸送中の利用者の興味、関心、または嗜好のすくなくとも1つに対応する広告であるターゲット広告を前記移動体に設置された広告表示用の表示端末に配信する配信部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記取得部は、
    前記利用者による前記移動体の乗車履歴に関する乗車情報を取得し、
    前記配信部は、
    前記取得部によって取得された前記移動体で輸送中の利用者の乗車情報、前記決済情報および前記属性情報に基づく前記ターゲット広告を前記移動体に設置された広告表示用の前記表示端末に配信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記取得部は、
    利用者が利用する利用者端末である前記端末装置により読み取られた前記所定のコードに紐づく前記位置情報であって、前記所定のコードが設置された設置位置に関する前記位置情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記取得部は、
    店舗を訪れた利用者が利用する利用者端末である前記端末装置により読み取られた前記所定のコードに紐づく前記位置情報であって、前記所定のコードが設置された店舗の店舗位置に関する前記位置情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  5. 前記取得部は、
    利用者が利用する利用者端末に表示された前記所定のコードを読み取った店舗端末である前記端末装置が設置された店舗を識別可能な店舗識別情報に紐づく位置情報であって、前記店舗端末が設置された前記店舗の店舗位置に関する位置情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  6. 前記取得部は、
    前記利用者を識別可能な利用者識別情報を含む前記所定のコードに含まれる利用者識別情報で識別される利用者に関する利用者情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  7. 前記配車制御部は、
    前記配車可能位置情報と前記周辺道路情報とに基づいて、前記配車可能位置の優先度を決定する、
    ことを特徴とする請求項1~のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  8. 前記配車制御部は、
    前記優先度の高い前記配車可能位置に前記移動体を配車するよう前記移動体の配車を制御する、
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  9. 前記所定のコードを用いたコード決済サービスを提供するコード決済サーバに対して、前記所定のコードに基づく決済要求情報であって、前記移動体に乗車した利用者の利用料に関する決済要求情報を送信する決済要求部、
    をさらに備える請求項1~のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  10. 前記配信部は、
    前記所定のコードを用いたコード決済サービスを提供するコード決済サーバから取得される利用者の決済履歴に関する決済情報に基づいて、前記利用者に対して広告を配信する
    ことを特徴とする請求項1~のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  11. 前記配信部は、
    前記利用者に対して広告を配信
    前記取得部は、
    前記店舗の店舗位置、店舗名、業種名、および前記利用者による前記店舗の利用履歴に関する店舗情報を取得し、
    前記配信部は、
    前記取得部によって取得された店舗情報に基づいて、前記店舗に関する広告を配信する、
    ことを特徴とする請求項またはに記載の情報処理装置。
  12. 前記利用者に対してクーポンを発行する発行部をさらに備え、
    前記取得部は、
    前記店舗の店舗位置、店舗名、業種名、および前記利用者による前記店舗の利用履歴に関する店舗情報を取得し、
    前記発行部は、
    前記取得部によって取得された店舗情報に基づいて、前記店舗に関するクーポンを発行する、
    ことを特徴とする請求項またはに記載の情報処理装置。
  13. 前記利用者に対してクーポンを発行する発行部をさらに備え、
    前記取得部は、
    前記利用者による前記移動体の乗車履歴に関する乗車情報を取得し、
    前記発行部は、
    前記取得部によって取得された乗車情報に基づいて、前記移動体の配車サービスに関するクーポンを発行する、
    ことを特徴とする請求項またはに記載の情報処理装置。
  14. 前記取得部は、
    前記利用者が利用する利用者端末からGPS位置情報を取得し、
    前記配車制御部は、
    前記所定のコードに紐づく位置情報と、前記GPS位置情報とに基づいて、前記移動体の配車を制御する、
    ことを特徴とする請求項またはに記載の情報処理装置。
  15. 前記取得部は、
    前記端末装置により読み取られた二次元コードに紐づく位置情報であって、前記二次元コードの読み取りが行われた位置に関する位置情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項1~14のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  16. 前記取得部は、
    前記端末装置により読み取られたQRコード(登録商標)に紐づく位置情報であって、前記QRコード(登録商標)の読み取りが行われた位置に関する位置情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項1~15のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  17. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    端末装置により読み取られた所定のコードに紐づく位置情報であって、前記所定のコードの読み取りが行われた位置に関する位置情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された位置情報に関する位置の周辺道路情報に基づいて抽出された配車可能位置情報であって、移動体を配車可能な配車可能位置に関する配車可能位置情報に基づいて、前記移動体の配車を制御する配車制御工程と、
    前記移動体で輸送中の利用者の決済情報および属性情報に基づいて、前記移動体で輸送中の利用者の興味、関心、または嗜好のすくなくとも1つに対応する広告であるターゲット広告を前記移動体に設置された広告表示用の表示端末に配信する配信工程と、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  18. 利用者が利用する利用者端末と、
    移動体の配車を制御する情報処理装置と、
    所定のコードを用いたコード決済サービスを提供するコード決済サーバと、
    を備え、
    前記利用者端末は、
    所定の設置位置に設置された前記所定のコードを読み取ることで、前記所定のコードに関するコード情報を前記情報処理装置へ送信し、
    前記情報処理装置は、
    前記利用者端末から受信した前記コード情報を前記コード決済サーバに送信し、
    前記コード決済サーバは、
    前記情報処理装置から受信した前記コード情報に基づいて、前記所定のコードに紐づく位置情報であって、前記所定のコードが設置された前記所定の設置位置に関する位置情報を前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置は、
    前記コード決済サーバから取得した位置情報に関する位置の周辺道路情報に基づいて抽出された配車可能位置情報であって、移動体を配車可能な配車可能位置に関する配車可能位置情報に基づいて、前記移動体の配車を制御
    前記移動体で輸送中の利用者の決済情報および属性情報に基づいて、前記移動体で輸送中の利用者の興味、関心、または嗜好のすくなくとも1つに対応する広告であるターゲット広告を前記移動体に設置された広告表示用の表示端末に配信する、
    情報処理システム。
  19. 利用者が利用する利用者端末と、
    店舗に設置された店舗端末と、
    所定のコードを用いたコード決済サービスを提供するコード決済サーバと、
    移動体の配車を制御する情報処理装置と、
    を備え、
    前記利用者端末は、
    前記所定のコードを表示し、
    前記店舗端末は、
    前記利用者端末に表示された前記所定のコードを読み取ることで、前記所定のコードに関するコード情報とともに前記店舗を識別可能な店舗識別情報を前記コード決済サーバへ送信し、
    前記コード決済サーバは、
    前記店舗端末から受信した前記コード情報と前記店舗識別情報とに基づいて、前記店舗識別情報に紐づく位置情報であって、前記店舗の店舗位置に関する位置情報を前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置は、
    前記コード決済サーバから取得した位置情報に関する位置の周辺道路情報に基づいて抽出された配車可能位置情報であって、移動体を配車可能な配車可能位置に関する配車可能位置情報に基づいて、前記移動体の配車を制御
    前記移動体で輸送中の利用者の決済情報および属性情報に基づいて、前記移動体で輸送中の利用者の興味、関心、または嗜好のすくなくとも1つに対応する広告であるターゲット広告を前記移動体に設置された広告表示用の表示端末に配信する、
    情報処理システム。
  20. 前記利用者端末は、
    前記利用者を識別可能な利用者識別情報を含む前記所定のコードを表示し、
    前記店舗端末は、
    前記利用者識別情報を含む前記所定のコードに関するコード情報を前記コード決済サーバへ送信し、
    前記コード決済サーバは、
    前記店舗端末から受信した前記コード情報に基づいて、前記所定のコードに含まれる前記利用者識別情報で識別される利用者に関する利用者情報を前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置は、
    前記コード決済サーバから取得した前記利用者情報に基づいて、前記移動体の配車を制御する、
    ことを特徴とする請求項19に記載の情報処理システム。
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