JP7286587B2 - 光ファイバ母材 - Google Patents

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Description

本発明は、線引きされることで光ファイバとなる光ファイバ母材に関する。
近年、データ通信量の増加に伴い光ファイバの需要が高まっており、増大する需要に応えるために光ファイバ母材の大型化が求められている。
通常の通信用の光ファイバは、シリカガラスを主成分としており、屈折率の高いコア部とその外周に相対的に屈折率の低いクラッド部とからなっている。
光ファイバ用ガラス母材をVAD法によって製造する場合、コア部を堆積形成するためのコア部堆積用バーナと、コア部の外側にクラッド部を堆積形成するためのクラッド部堆積用バーナを用いて製造される。各バーナには、火炎形成用の可燃性ガスとともにガラス原料を供給し、バーナから噴出する火炎中で生成したガラス微粒子を堆積して光ファイバ用多孔質ガラス母材を製造する。作製した多孔質ガラス母材を塩素含有ガス雰囲気中で約1200℃に加熱することによって、そこに含まれる水分やOH基を除去し(脱水と称する)、更に不活性ガス雰囲気中で約1500℃に加熱することによって透明ガラス化して、光ファイバ用ガラス母材とされる。こうして作製した光ファイバ用ガラス母材を約2000℃に加熱して軟化させ、細径に延伸(線引きと称する)することによって、光ファイバを得ることができる。
コア部の屈折率を高めるために、二酸化ゲルマニウムなどのドーパントを添加することがある。この場合、コア部堆積用バーナにはガラス原料に加えてドーパント原料を供給することによって、コア部堆積用バーナから噴出する火炎中ではドーパントを含んだガラス微粒子が生成する。このとき、クラッド部堆積用バーナから噴出する火炎の一部を堆積中のコア部の側面に当てることにより、コア部堆積用バーナで生成したドーパントを含むガラス微粒子のうちコア部に堆積しなかったものが母材の意図しない部分に付着して取り込まれるのを防ぎ、所望の光学特性を有する光ファイバが得られる様な屈折率分布とされる。
この様にして堆積し形成される母材を大型化するには、コア部堆積用バーナおよびクラッド部堆積用バーナに供給する原料や可燃性ガスの流量を増加させれば良い。しかし、コア部が大型化して、透明ガラス化後の半径が10mmを超えると、母材のコア部とクラッド部との界面付近に気泡を生じたり(以下、「溶け残り」と称する)、母材を線引きした光ファイバのモードフィールド直径とゼロ分散波長とが要求特性(ITU-TG.652.Dなど)から外れたり、波長1383nmにおける伝送損失が増大したりする問題があった。
本発明はこのような問題に鑑み、大型化した母材でも溶け残りを招くことなく、線引きして得られる光ファイバの伝送損失やモードフィールド直径及びゼロ分散波長を改善した光ファイバ母材を提供することを目的としている。
本発明は、このような問題点を解決した光ファイバ母材に係り、光ファイバ母材のうち、屈折率の相対的に高いコア部と屈折率の相対的に低いクラッド部とを有する光ファイバ母材であって、前記コア部とクラッド部との境界近傍にクラッド部との屈折率差の極大値を持ち、かつ屈折率比傾斜の絶対値の最大値が40を超えない屈折率分布を有し、コア部中心での前記屈折率差に対する前記極大値の比が1.1以上であることを特徴としている。
なお、前記特徴を有する本発明の光ファイバ母材は、前記コア部の半径が10mmを超えている。
本発明による光ファイバ母材によれば、光ファイバ母材の溶け残りの発生がなく、光ファイバの波長1383nmにおける伝送損失を0.29dB/km以下に抑えることができ、さらにモードフィールド直径が9.12μm以上、ゼロ分散波長を1316nm~1319nmの範囲に収めることができる。
ガラス微粒子堆積体の製造中の様子を模式的に示した概略図である。 クラッド部堆積用バーナの断面形状を示す概略図である。 縦軸に、クラッド部の屈折率を基準(0.0)とし、コア部の中心のクラッド部との屈折率差を屈折率比1.0とする屈折率比をとり、横軸は、コア中心を0とする光ファイバ母材の外径比である。 コア径に対する屈折率比を示す屈折率比分布図であり、縦軸は前記屈折率比であり、横軸は光ファイバ母材のコア径比である。 破線で示された曲線は屈折率比を示し、実線で示された曲線は、図4の屈折率比分布図から屈折率比の傾斜、すなわち微分値から得た屈折率比傾斜の絶対値を示す曲線である。
鋭意研究の結果、コア部の大型化にともない堆積中のコア部の表面積が大きくなることによって、クラッド部堆積用バーナの火炎の効果が相対的に小さくなり、得られた母材を線引きして得られる光ファイバのゼロ分散波長などの光学特性において所望の値が得られにくくなっている。
このときクラッド部堆積用バーナの燃焼ガスの流量を増加させ、火炎を大きくすることによって、ドーパントを含むガラス微粒子のうちコア部に堆積しなかったものの意図しない部分への付着を抑制しようとする場合、多孔質ガラス母材のコア部のクラッド部との界面近傍における密度が局所的に高くなりすぎ、脱水時に塩素含有ガスが十分に拡散浸透せず、OH基の除去が不十分となり、母材を線引きして得られる光ファイバの波長1383nmの伝送損失(=OH基の吸収が影響する)が増大したり、透明ガラス化時に多孔質ガラス微粒子間のガスが抜けにくいために気泡として残ったり(溶け残り)することがあった。
本発明はこのような課題に対して、コア部とクラッド部との境界近傍にクラッド部との屈折率差の極大値を持ち、かつ屈折率比傾斜の絶対値の最大値が40を超えない屈折率分布を有し、コア部中心での前記屈折率差に対する前記極大値の比を1.1以上とすることで、線引き後の1383nmの伝送損失を抑えつつ、ゼロ分散波長の推定値が小さい光ファイバ母材が得られる。
なお本発明において、前記屈折率比傾斜とは、クラッド部の屈折率を基準(0.0)とし、コア部の中心のクラッド部との屈折率差を屈折率比1.0とする屈折率比分布曲線の傾斜の絶対値(微分値)である。
なお、屈折率比傾斜の最大値は以下に従って算出した。
図3は屈折率比分布図であり、図に示すように、光ファイバ母材の外径の95%の位置のクラッド部の屈折率を屈折率差の基準(0.0)とし、さらにコア部の中心のクラッド部との屈折率差を屈折率比1.0とする。そのとき屈折率比が0.45となる光ファイバ母材外径比の位置をコア径比率1.0としている。
図4は、縦軸に前記屈折率比をとり、横軸に光ファイバ母材のコア径比を採った屈折率比分布図であり、図4の屈折率比分布図から屈折率比の傾斜、すなわち微分値を求め、それらの絶対値を図示したものが図5である。図5よりコア径比1.0近傍に屈折率比傾斜の絶対値の最大値(極大値)が得られる。
なお、屈折率比傾斜の絶対値の最大値が40を超えると、波長1383nmにおける伝送損失が0.3dB/kmを超え好ましくない。また、コア中心の屈折率差に対する、コア部とクラッド部との境界近傍に存在する極大値の比が1.1未満では、ゼロ分散波長が相対的に大きくなり好ましくない。
以下、図面に基づいて本発明の実施例、比較例を通して本発明の実施形態について説明するが、本発明はこれらに限定されるものではなく、様々な態様が可能である。
図1は、ガラス微粒子堆積体の製造中の様子を概略的に示した。最下方に描かれたコア部堆積用バーナ13には、四塩化ケイ素の他に四塩化ゲルマニウムなどのドーパント原料を同伴させるため、クラッド部堆積用バーナ14、15とは独立して設けられており、全体として複数のバーナを配置して、スートを製造することが多い。中心に位置する出発材にコア部を堆積させたのち、その上方に配置したクラッド部堆積用バーナでコア部の外側から覆うようにクラッド部を形成する。コア部堆積用バーナ13の右側に描かれているクラッド部堆積用バーナ14は、クラッドを堆積する以外に火炎の一部を堆積中のコア部の側面に当てることにより、コア部堆積用バーナで生成したドーパントを含むガラス微粒子のうちコア部に堆積しなかったものが母材の意図しない部分に付着して取り込まれるのを防ぐ役目も担っている。
実施例1では、コア部堆積用バーナ13および、図2にその断面形状を示したバーナ20を第1クラッド部堆積用バーナ14と第2クラッド部堆積用バーナ15とする合計3本のバーナを用いて、以下の条件でガラス微粒子堆積体を製造した。
コア部堆積用バーナには同心円状の4重管バーナを用い、中心管に四塩化ケイ素0.32 l/分と四塩化ゲルマニウム15ml/分、およびキヤリアガスとしてアルゴン0.19l/分を流した。中心から2管目には水素6.2l/分を、3管目にはシールガスとしてアルゴン0.75l/分を、最外管には酸素10.2l/分を流した
第1クラッド部堆積用バーナのノズル21aには、四塩化ケイ素0.80l/分および酸素0.66l/分を流した。また、ノズル21dには水素32l/分、ノズル21fには酸素18l/分、小口径ノズル群21cには合計で酸素1.5l/分を流した。
一方、第2クラッド部堆積用バーナのノズル21aには、四塩化ケイ素4.8l/分および酸素3.6l/分の設定で、ノズル21dには水素65リットル/分、ノズル21fには、酸素31l/分、小口径ノズル群21cには合計で酸素6.2l/分を流した。
製造したガラス微粒子堆積体を、塩素ガスを含む炉心管内にて1200℃前後に加熱し、脱水処理を行った後、ヘリウムガスを含む炉心管内にて1550℃前後に加熱し透明ガラス化した。
上記の条件で製造した光ファイバ母材の屈折率分布をプリフォーム・アナライザで測定した結果、その屈折率比傾斜の最大値(絶対値)はコア径比1.0近傍で得られ、その値は15.6であった。屈折率比の極大値は、コア部とクラッド部の境界近傍で得られ、その値は1.33であった。
最終的に得られた光ファイバ母材を線引きして光ファイバ化した。得られた光ファイバのモードフィールド径は9.18μm、ゼロ分散波長は1318.8nmであった。波長1383nmにおける伝送損失を測定したところ0.2854dB/kmであった。
実施例1と同様に合計3本のバーナを用いた以下の条件でガラス微粒子堆積体を製造した。
すなわち、コア部堆積用バーナには同心円状の4重管バーナを用い、中心管に四塩化ケイ素0.36l/分と四塩化ゲルマニウム17ml/分、およびキヤリアガスとしてアルゴン0.29l/分を流した。中心から2管目には水素6.6l/分を、3管目にはシールガスとしてアルゴン1.0l/分を、最外管には酸素10.2l/分を流した。
第1クラッド部堆積用バーナのノズル21aには、四塩化ケイ素0.80l/分および酸素0.66l/分を流した。また、ノズル21dには水素32l/分、ノズル21fには酸素18l/分、小口径ノズル群21cには合計で酸素1.5l/分を流した。一方、第2クラッド部堆積用バーナのノズル21aには、四塩化ケイ素4.8l/分および酸素3.6l/分の設定で、ノズル21dには水素65l/分、ノズル21fには酸素31l/分、小口径ノズル群21cには合計で酸素6.2l/分を流した。
製造したガラス微粒子堆積体を、塩素ガスを含む炉心管内にて1200℃前後に加熱し、脱水処理を行った後、ヘリウムガスを含む炉心管内にて1550℃前後に加熱し透明ガラス化した。
上記の条件で製造した光ファイバ母材の屈折率分布をプリフォーム・アナライザで測定した結果、その屈折率比傾斜の最大値は12.1であった。また、屈折率差の極大値のうち、コア径比1.0近傍での屈折率比の値は1.12であった。
最終的に得られた光ファイバ母材から線引きした光ファイバのモードフィールド径は9.14μmであり、ゼロ分散波長は1317.8nmであった。波長1383nmにおける伝送損失は0.2844dB/kmであった。
さらに、母材原料としての四塩化ケイ素や、ドーパント原料としての四塩化ゲルマニウムなどの供給量を変えて実施例3~5を行った。結果は、先の実施例1,2とともに表1にまとめて示した。
比較例1
比較例1として、コア部堆積用バーナ13、およびバーナ20を第1クラッド部堆積用バーナ14と第2クラッド部堆積用バーナ15として採用した合計3本のバーナを用いて、以下の条件でガラス微粒子堆積体を製造した。
すなわち、コア部堆積用バーナには同心円状の4重管バーナを用い、中心管に四塩化ケイ素0.42l/分と四塩化ゲルマニウム17ml/分、およびキヤリアガスとしてアルゴン0.38l/分を流した。中心から2管目には水素6.8l/分を、3管目にはシールガスとしてアルゴン1.3l/分を、最外管には酸素10.2l/分を流した。
第1クラッド部堆積用バーナのノズル21aには、四塩化ケイ素0.80l/分および酸素0.66l/分を流した。また、ノズル21dには水素32l/分、ノズル21fには酸素18l/分、小口径ノズル群21cには合計で酸素1.5l/分を流した。一方、第2クラッド部堆積用バーナのノズル21aには、四塩化ケイ素4.8l/分および酸素3.6l/分の設定で、ノズル21dには水素65l/分、ノズル21fには酸素31l/分、小口径ノズル群21cには合計で酸素6.2l/分を流した。
製造したガラス微粒子堆積体を、塩素ガスを含む炉心管内にて1200℃前後に加熱し、脱水処理を行った後、ヘリウムガスを含む炉心管内にて1550℃前後に加熱し透明ガラス化した。
上記の条件で製造した光ファイバ母材の屈折率分布をプリフォーム・アナライザで測定した結果、その屈折率比傾斜の最大値は11.2であった。また、屈折率差の極大値のうち、コア径比1.0近傍での屈折率比の値は1.03であった。
最終的に得られた光ファイバ母材から線引きした光ファイバのモードフィールド径は9.26μm、ゼロ分散波長は1319.4nmであった。波長1383nmにおける伝送損失を測定したところ0.2823dB/kmであった。
比較例2
比較例2として、コア部堆積用バーナ13および、同心円状の4重管バーナを採用した第1クラッド部堆積用バーナと、同心円状の5重管バーナを採用した第2クラッド部堆積用バーナにそれぞれ採用して合計3本のバーナを用いた以下の条件でガラス微粒子堆積体を製造した。
すなわち、コア部堆積用バーナには同心円状の4重管バーナを用い、中心管に四塩化ケイ素0.22l/分と四塩化ゲルマニウム13ml/分、およびキヤリアガスとしてアルゴン0.18l/分を流した。中心から2管目には水素4.5l/分を、3管目にはシールガスとしてアルゴン1.3l/分を、最外管には酸素9.5l/分を流した。
第1クラッド部堆積用バーナの中心管には四塩化ケイ素1.0l/分およびキヤリアガスとしてアルゴン0.87l/分を流した。中心から2管目には水素19l/分を、3管目にはシールガスとしてアルゴン1.6l/分を、最外管には酸素17l/分を流した。一方、第2クラッド部堆積用バーナの中心管に四塩化ケイ素2.0l/分およびキヤリアガスとしてアルゴン2.0l/分を流した。中心から2管目にはシールガスとしてアルゴン3.0l/分を、3管目には水素51l/分を、4管目にはシールガスとしてアルゴン2.0l/分を、最外管には酸素26l/分を流した。
製造したガラス微粒子堆積体を、塩素ガスを含む炉心管内にて1200℃前後に加熱し、脱水処理を行った後、ヘリウムガスを含む炉心管内にて1550℃前後に加熱し透明ガラス化した。
上記の条件で製造した光ファイバ母材の屈折率分布をプリフォーム・アナライザで測定した結果、その屈折率比傾斜の最大値は62.7であった。また、屈折率差の極大値のうち、コア径比1.0近傍での屈折率比の値は1.34であった。
最終的に得られた光ファイバ母材から線引きした光ファイバのモードフィールド径は9.22μm、ゼロ分散波長は1317.1nmであった。波長1383nmにおける伝送損失を測定したところ0.3210dB/kmであり、0.3dB/kmを上回った。
さらに、母材原料としての四塩化ケイ素や、ドーパント原料としての四塩化ゲルマニウムなどの供給量を変えて比較例3~7を行った。結果は、先の比較例1,2とともに表1にまとめて示した。
Figure 0007286587000001
表1によれば、実施例では、光ファイバの波長1383nmにおける伝送損失が0.29dB/km以下であり、モードフィールド直径9.12μm以上、さらにゼロ分散波長1316nm~1319nmの範囲にあるのに対し、比較例では、屈折率比傾斜の絶対値の最大値が40を超えているか、もしくはコア部とクラッド部の境界近傍の極大屈折率比が1.1を下回っているケースでは、線引き後のゼロ分散波長が1319nm以上であるか、波長1383nmでの伝送損失が0.3dB/km以上であり、いずれの実施例と比べてもこれらの特性が劣っていることが認められる。
11…出発材、
12…ガラス微粒子堆積体、
13…コア部堆積用バーナ、
14…第1クラッド部堆積用バーナ、
15…第2ラッド部堆積用バーナ
20…バーナ、
21a…最も内側のガス噴出口、
21b…内側から2番目のガス噴出口、
21c…内側から3番目のガス噴出領域内の小口径ノズルロ、
21d…最も内側から3番目のガス噴出口、
21e…内側から4番目のガス噴出口、
21f…内側から5番目のガスI噴出口。


Claims (2)

  1. 光ファイバ母材のうち、屈折率の相対的に高いコア部と屈折率の相対的に低いクラッド部とを有する光ファイバ母材であって、前記コア部とクラッド部との境界近傍にクラッド部との屈折率差の極大値を持ち、かつ屈折率比傾斜の絶対値の最大値が40を超えない屈折率分布を有し、コア部中心での前記屈折率差に対する前記極大値の比が1.1以上であることを特徴とする光ファイバ母材。
  2. 前記コア部の半径が10mmを超える請求項1に記載の光ファイバ母材。
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