JP7286237B2 - キャビネット - Google Patents

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Description

本発明は、キャビネットに関するものである。
特許文献1に記載されているように、キャビネットの筐体に対して遮光板など立体的に形成した取付部材を取り付ける必要がある場合、溶接やネジ・ボルト固定により部材を接合していた。
特開2000-228597号公報
ところで、筐体の製造後に、例えば中継地の物流倉庫に保管している筐体に対して溶接により後付けで取付部材を接合する場合、溶接作業が生じることは当然であるし、筐体に対してボルト・ナットにより後付けで取付部材を接合する場合、通常、ボルトを挿入する穴を設ける作業が生じる。溶接による接合の場合の工程として、塗装剥離作業、溶接作業、溶接した表面の仕上げ作業、再塗装作業等が必要となる。ボルト・ナットによる接合の場合、孔加工作業、加工された孔の仕上げ作業、再塗装作業、防水処理作業等が必要となる。このような工程上での作業が多くなると、製造にかかる手間が多くなってしまう。また、取付部材が立体的な形状なので、接合作業や再塗装の困難性を高めている。
本件の発明者は、この点について鋭意検討することにより、解決を試みた。本発明が解決しようとする課題は、立体的な取付部材をキャビネットの筐体に対して、容易に取り付けられるようにすることである。
上記課題を解決するため、金属製の筐体と、筐体に接合して追加機能を付与する金属製の取付部材と、を備えたキャビネットであって、前記取付部材は、筐体に接合される接合片を備えるとともに、追加機能を発揮する機能片を接合片から立設した部位に備え、接合片と筐体がメカニカルクリンチにより接合されたキャビネットとする。
また、取付部材は、筐体の外側に接合される遮光板であり、遮光機能を発揮する機能片と筐体との間に空間を形成するように、接合片が筐体の外郭に対して、接合された構成とすることが好ましい。
また、筐体の第一の面を保護する第一遮光板となる第一の取付部材と、第一の面とは異なる面を保護する第二遮光板となる第二の取付部材を備え、第一の取付部材の接合片が、第二の取付部材の接合片が取り付けられる面まで延設された構成とすることが好ましい。
また、接合片が、機能片から露出する位置に形成された構成とすることが好ましい。
また、取付部材に備えられた二つの接合片に筐体の一部が挟み込まれるように取付部材を取り付けた構成とすることが好ましい。
また、機能片と対向する位置に設けられた接合片と、機能片により保護される面と、がメカニカルクリンチによる接合部により接続され、機能片には、接合用工具を挿入可能な孔部を接合部に対向する位置に設けた構成とすることが好ましい。
また、機能片と筐体の間にファンが設けられ、前記ファンと対向する位置に前記孔部が位置する構成とすることが好ましい。
本発明では、立体的な取付部材をキャビネットの筐体に対して、容易に取り付けることが可能となる。
遮光板として機能する取付部材を筐体に接合したキャビネットの例を示した斜視図である。 図1の分解斜視図である。 図1に示すキャビネットにおいて、メカニカルクリンチングによる接合を施した部分の部分拡大図である。 図1に示すキャビネットの側面図である。 遮光板として機能する取付部材を筐体に接合したキャビネットの図1とは異なる例を示した斜視図である。 図5の分解斜視図である。但し、扉に接合する取付部材は省略している。 図5に示すキャビネットにおいて、メカニカルクリンチングによる接合を施した部分の部分拡大図である。 図5に示すキャビネットにおいて、取付部材の機能片に設けた孔部と対向する位置にファンを配置した状態を示した図である。 アース端子として機能する取付部材が接合された筐体本体の例を示した斜視図である。 アース端子として機能する取付部材の筐体本体への接合状態を示した図である。 レール取付金具として機能する取付部材を筐体本体に接合した例を示した斜視図である。 図面ホルダとして機能する取付部材を扉に接合した例を示した斜視図である。 ステー装置として機能する取付部材を扉に接合した例を示した斜視図である。 蝶番付き扉として機能する取付部材の筐体本体への接合状態を示した図である。 図14の分解斜視図である。 ポール取付金具として機能する取付部材の筐体本体への接合状態を示した図である。 壁面取付金具として機能する取付部材の筐体本体への接合状態を示した図である。
以下に発明を実施するための形態を示す。図1乃至図4に示されていることから理解されるように、本実施形態のキャビネット1は、金属製の筐体と、筐体に接合して追加機能を付与する金属製の取付部材と、を備えている。また、この取付部材は、筐体に接合される接合片を備えるとともに、追加機能を発揮する機能片を接合片から立設した部位に備えており、接合片と筐体がメカニカルクリンチにより接合されている。このため、立体的な取付部材をキャビネット1の筐体に対して、容易に取り付けられる。特に、取付部材と筐体の接合時に溶接や穴あけ加工をする必要がなく、作業性を良くすることができる。なお、メカニカルクリンチングによる接合がなされた箇所には接合部80が形成される。
なお、キャビネット1の筐体は、筐体本体10と扉11を含んだものを意味する場合の他に、筐体本体10のみを意味する場合もある。
ここで、遮光板として機能する取付部材を例に挙げて説明する。図1乃至図4に示す例のキャビネット1は、図2及び図3に示すことから理解されるように、筐体の天井面を保護(遮光)する取付部材と、筐体の側面を保護(遮光)する取付部材を備えている。これらの取付部材は、筐体の外側に接合される遮光板であり、遮光機能を発揮する機能片と筐体との間に空間Sを形成するように、接合片が筐体の外郭に対して、接合されている。このような構成であるため、遮光板を筐体に容易に取り付けることができる。
図1乃至図4に示す例では、筐体の天井面を保護する取付部材と筐体の側面を保護する取付部材を、筐体本体10の側面に対してメカニカルクリンチングによりかしめ接合している。筐体本体10の側面に対して双方の取付部材をメカニカルクリンチングで接合できるようにするため、この例では、天井面を遮光する第一の取付部材の機能片212(遮光部)の左右端部から略垂直下方に延びる接合片211を備えている。この取付部材は板状の部材を屈曲させて接合片211となる部位と機能片212となる部位を設けている。なお、接合片211は、筐体の左右側において略垂直下方に延びる部位であり、機能片212は、筐体の上方において水平方向に延びる部位である。
また、図1などに示す例では、側面を遮光する第二の取付部材を設けているが、この第二の取付部材は、機能片222(遮光部)の上下端部から略水平方向に延びる部位と、その端部から垂直方向に延びる接合片221とを設けるように形成している。これらの部分は、板状の部材を、いわゆるハット断面を構成するように屈曲させて形成している。第二の取付部材が筐体に接合される状態においては、接合片221は、筐体に隣接する位置で略垂直方向に延びる部位であり、機能片222は、筐体から離間した位置で略垂直方向に延びる部位である。
図1乃至図4に示す例では、第一の取付部材の接合片211は筐体本体10の側面まで延設して筐体本体10と第二の取付部材の接合片221とが共にメカニカルクリンチングによりかしめ接合される。このため、接合位置、接合作業を共通化できる。なお、図3に示す例では、筐体の側面に対して、第二の取付部材(側面遮光板)、第一の取付部材(天井面遮光板)の順に接合片を重ねて接合している。図3に示す例では、筐体に対して第一の取付部材と第二の取付部材を共通の接合部80でかしめる構造だが、第一の取付部材と第二の取付部材を各々別の箇所で筐体の側面にかしめる構造であっても良い。
このように、筐体の第一の面を保護する第一遮光板となる第一の取付部材と、第一の面とは異なる面を保護する第二遮光板となる第二の取付部材を備え、第一の取付部材の接合片211が、第二の取付部材の接合片221が取り付けられる面まで延設された構成とすれば、接合面を共通化することができるため、接合の向きが一定となり、接合作業性が良くなる。なお、第一の取付部材の接合片211と第二の取付部材の接合片221と筐体を構成する面が重なっている部分に対してメカニカルクリンチングによりかしめ接合を行えば、より一層、作業の手間を省くことが可能となる。
また、第一の取付部材と第二の取付部材の接合片は、接合片が、機能片から露出する位置に形成されている。このため、立体的な遮光板であっても、後述する例で設けられるような「接合用工具を挿入する孔部82」を形成する必要がない。このため、製作が容易となり、美観を損ねることもない。
ところで、メカニカルクリンチングは、パンチ(おす)とダイ(めす)との間で圧着された2枚の薄板を相手方に食い込むようにして機械的に接合するものである。このような構成であるため、メカニカルクリンチングはせん断方向の強度よりも剥離方向の強度のほうが弱い。この点は、取付部材に備えられた二つの接合片211に筐体の一部が挟み込まれるように取付部材を取り付けることにより、改善することができる。
例えば、図2に示すことから理解されるように、遮光板として機能する第一の取付部材は、接合片211が向かい合うように形成されている。取付部材は、取付部材に備えられた二つの接合片211に、天井板など(筐体の一部)が挟み込まれるように、筐体に対して取り付けられるが、この際、メカニカルクリンチングにより、左右方向に凹凸ができるようにかしめ変形がなされる。第一の取付部材は、接合片211と天井板などの位置関係により、左右方向への移動が規制されるため、剥離方向への移動が規制され、メカニカルクリンチングが行われた接合部80に対して、剥離方向に大きな力が掛かることが抑制される。このため、上下及び左右方向に対する取付強度を高めることができる。
ところで、図1から図4に示す例において、天井面の遮光板として機能する第一の取付部材は、断面略U字状の構成としたものであり、側面遮光板として機能する第二の取付部材は断面が凸状の部位の両端部に接合片221を備えることで、いわゆるハット断面となる構成としたものであり、それぞれを筐体本体10の側面で接合している。一方、第一の取付部材と第二の取付部材を、天井面で取り付ける場合は、第一の取付部材をハット断面となる形状とし、第二の取付部材を段面略U字状となる形状にすればよい。
なお図1から図4に示した例にようにすれば、筐体に穴を空ける必要がないので、筐体内に水の浸入の虞がない。筐体に穴を空けると切断面から錆びが発生する虞もあるが、メカニカルクリンチングによる接合を用いれば、その虞もない。
次に、遮光板として機能する取付部材の別の例について説明する。図5から図7に示した例では、天井面を遮光する第一の取付部材は天井面にメカニカルクリンチングを用いて接合され、左右側面を遮光する第二の取付部材は、左右側面にメカニカルクリンチングを用いて接合されている。また、正面を遮光する取付部材が扉11にメカニカルクリンチングを用いて接合されている。各々の接合片は取付部材の内側に延びるように設けられている。具体的には、遮光部として機能する機能片232の両端から立ち上がるように設けられた折曲片の端部から略直角に折り曲がって延びるようにして接合片231が設けられ、断面略C字状となるようにしている。このため、筐体に接合された接合片231が機能片232により覆われるような形態となる。
機能片232と接合片231がこのような位置関係にあると、筐体と接合片231をかしめる接合部80を設けることが困難となるため、実施形態では、機能片232に接合用工具を挿入可能な孔部82を設けている。この孔部82は、かしめ接続によって生じる接合部80と対向する場所に位置することになる。このように、機能片232と対向する位置に設けられた接合片231と、機能片232により保護される面と、が接合部80により接続されるようにし、機能片232には、接合用工具を挿入可能な孔部82を接合部80に対向する位置に設ける構成とすれば、筐体側を大きく改造する必要もなく遮光部材となる取付部材を筐体に接合させることができる。また、このような孔部82が設けられていても、機能片232の存在により、接合部80に対して、外から視認やアクセスがしにくいものとすることができる。なお、機能片232により保護される面全体に亘って機能片232で覆うことができるので、図1から図4に示した例よりも遮光面積を広くすることも可能となる。
ところで、機能片232と筐体本体10の間にファン91を設ける場合、図8に示す例の様に、ファン91をこの孔部82と対向する位置に配置すれば、孔部82を換気に利用することができる。その場合、ファン91は、ルーバ92が備えられたものとすることが好ましい。なお、ファン91の通風孔が接合片231と重なることを避けた位置に取り付けるようにすることが好ましい。このように、機能片232と筐体の間にファン91が設けられ、ファン91と対向する位置に孔部82が位置するように構成すれば、孔部82が換気用の通風孔としても機能するので、接合工具を挿入する孔と換気用の通風孔とを別途に設ける必要がない。また、孔部82は、配線用など、他の用途に利用されてもよい。
次に、取付部材を遮蔽板以外のものとして利用する例について説明する。図9及び図10に示す例では、取付部材は、アース端子である。この取付部材は、機能片312に端子面が設けられている。この端子面は、端子ネジを用いてアース線が接続される箇所である。図9に示す例では、アース端子となる取付部材は、接合片311が筐体の右側面に対してメカニカルクリンチングにより接合されているが、取付個所は、筐体の底面など、いずれであっても良い。メカニカルクリンチングを適用可能な箇所であれば、いずれの箇所であっても、後付けで取付部材を取り付けることができる。なお、図9及び図10に示す例では、アース端子となる取付部材は、ハット断面状であり、取付部材の両端に接合部80を設けているが、このような構成に限る必要は無い。
図11に示す例では、取付部材は、レール取付金具である。この取付部材は、機能片322にレール取付孔323を備えたレール取付面が設けられている。このレール取付孔を使用して内部機器が取り付けられるレールをレール取付面に結合できるものとなっている。図11に示す例では、レール取付金具となる取付部材は一端に接合片321を備えたクランク状に設けられており、メカニカルクリンチングにより片持ち状に筐体に接合されている。
図12に示す例では、取付部材は、図面ホルダある。この取付部材は、断面略U字状の機能片332により図面などを収納可能な空間を確保できるものとしている。この取付部材は、機能片332の両端に接合片331が設けられており、ハット断面状となっている。この機能片332の両端側に設けられた双方の接合片331はメカニカルクリンチングにより筐体に接合される。図12に示す例では、扉11の裏面に取付部材を接合した例であるが、扉11の表面や筐体本体10に図面ホルダとして機能する取付部材を接合させても良い。
図13に示す例では、取付部材は、ステー装置である。この取付部材は、扉11を開状態で保持するためのステー98が連結されるものであり、接合片341と断面略L字状をなす機能片342には、ステー98が移動可能に連結される。この取付部材は、機能片342の一端に接合片341を備えたクランク状に設けられており、メカニカルクリンチングにより片持ち状に筐体に接合されている。図13に示す例では、扉11の裏面に取付部材を接合した例であるが、実施形態では、筐体本体10にも、ステー装置となる取付部材が結合されており、扉11に接合された取付部材と筐体本体10に接合された取付部材の双方を架け渡すようにステー98が繋がっている。
図14及び図15に示す例では、取付部材は、蝶番付き扉11である。この取付部材は、筐体本体10と結合される蝶番部材94の軸部の一方側が接合片351を構成しており、扉11が機能片352である。機能片352とL字状をなすように設けられた接合片351はメカニカルクリンチングにより筐体に接合される。図14及び図15に示す例のように、筐体本体10と蝶番付き扉11をメカニカルクリンチングにより接合するものとすれば、筐体本体10と蝶番付き扉11を製造しておき、扉11が右開きか左開きかを確認した後で、メカニカルクリンチングにより取付部材を接合することができるため、予め、右開き扉11の筐体と左開き筐体の双方を用意しておかなくても良くなる。また、製造が要望される扉11の開き向きを確認してから筐体を完成させるまでの時間を短くすることができる。なお、蝶番部材94と扉11との間の接合方法はどのようなものであっても良い。
図16に示す例では、取付部材は、ポール取付装置である。この取付部材は、両端に筐体に接合される接合片361を備え、この接合片361間に電柱などのポールに取り付けられる機能片362を備えたものである。図16に示す機能片362は、断面略M字状であり、ポールに筐体を固定する際に用いられるバンドを挿通可能なバンド挿通孔363を備えている。図16に示す例では、筐体の背面に上下方向に並ぶように二つの取付部材がメカニカルクリンチングにより接合されている。ポール取付装置となる取付部材をメカニカルクリンチングにより接合するものとすれば、ポールへの取り付け態様などに対応しやすく、屋外の使用の場合であっても、取付部材の取付個所から雨水が侵入する虞が無い。
図17に示す例では、取付部材は、壁面取付金具である。この取付部材は、筐体に接合される接合片371を備え、壁面の固定に用いられる機能片372を備えたものである。図17に示す機能片372は、ねじ等の固定部材を挿入可能な貫通孔を備えている。図17に示す例では、上下方向に並ぶように二つのL字状の取付部材がメカニカルクリンチングにより、筐体の左側面に接合されている。壁面取付金具となる取付部材をメカニカルクリンチングにより接合するものとすれば、壁面への取り付け態様などに対応しやすく、屋外の使用の場合であっても、取付部材の取付個所から雨水が侵入する虞が無い。
これらの例から理解されるように、金属製の筐体と、筐体に接合して追加機能を付与する金属製の取付部材と、を備えたキャビネット1を製造する際に、筐体に接合される接合片と、接合片から立設した部位に追加機能を発揮する機能片を備えた取付部材を、筐体にメカニカルクリンチにより接合する方法を適用すれば、キャビネット1の製造の自由度を高めるとともに、接合される筐体の品質を維持したまま、機能を追加することができるため、良好なキャビネット1とすることができる。
以上、実施形態を例に挙げて本発明について説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、各種の態様とすることが可能である。例えば、遮光板が保護する保護面の箇所は、任意であり、筐体の天井面や側面や筐体の前面側などの必要箇所を保護するようにすれば良い。また、キャビネット1は配電盤やサーバ収納用ラック、キュービクルなどの電子電気機器収納用箱や宅配ボックスなど様々なものを収納できる箱体として使用される。
1 キャビネット
10 筐体本体
11 扉
80 接合部
82 孔部
91 ファン
S 空間

Claims (5)

  1. 金属製の筐体と、筐体に接合して追加機能を付与する金属製の取付部材と、を備えたキャビネットであって、
    取付部材は、筐体の外側に接合される遮光板であり、
    前記取付部材は、筐体に接合される接合片を備えるとともに、追加機能を発揮する機能片を接合片から立設した部位に備え、
    遮光機能を発揮する機能片と筐体との間に空間を形成するように、接合片が筐体の外郭に対して、接合され、
    備えられた二つの接合片に筐体の一部を挟み込むように取り付ける取付部材の接合片の一方と筐体、及び、接合片の他方と筐体のそれぞれがメカニカルクリンチにより接合されたキャビネット。
  2. 金属製の筐体と、筐体に接合して追加機能を付与する金属製の取付部材と、を備えたキャビネットであって、
    取付部材は、筐体の外側に接合される遮光板であり、
    前記取付部材は、筐体に接合される接合片を備えるとともに、追加機能を発揮する機能片を接合片から立設した部位に備え、かつ、機能片の端から立ち上がるように設けられた折曲片の端部から略直角に折り曲がって延びるようにして接合片が設けられることで、機能片と折曲片と接合片が略C字状の断面を有するように構成され、
    遮光機能を発揮する機能片と筐体との間に空間を形成するように、接合片が筐体の外郭に対して、接合され、
    機能片と対向する位置に設けられた接合片と、機能片により保護される面と、がメカニカルクリンチにより接続され、
    機能片には、接合用工具を挿入可能な孔部を接合部に対向する位置に備え、
    接合片と筐体がメカニカルクリンチにより接合されたキャビネット。
  3. 筐体の第一の面を保護する第一遮光板となる第一の取付部材と、第一の面とは異なる面を保護する第二遮光板となる第二の取付部材を備え、
    第一の取付部材の接合片が、第二の取付部材の接合片が取り付けられる面まで延設された請求項1又は2に記載のキャビネット。
  4. 接合片が、機能片から露出する位置に形成された請求項3に記載のキャビネット。
  5. 機能片と筐体の間にファンが設けられ、
    前記ファンと対向する位置に前記孔部が位置する請求項に記載のキャビネット。
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