JP7285513B2 - 音場解析装置、音場解析方法及びプログラム - Google Patents
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Description
剛壁境界、振動境界又はインピーダンス境界により囲われた音場を対象とした場合の半離散化方程式に、対角質量行列と音圧の時間一階微分と等価なベクトルとを導入することで得られる連立一階常微分方程式を対象とする。連立一階常微分方程式は、具体的には、解析対象の空間における音圧の分布を示すベクトルp(以下、“音圧ベクトルp”と呼ぶ。)と、音圧ベクトルpの時間一階微分と等価なベクトルv(以下、“微分ベクトルv”と呼ぶ。)と、を未知数として、下記(1)式及び(2)式のように表される。
空気領域の有限要素として正方形又は立方体形状の線形一次要素を設定する。そして、設定された空気領域の有限要素に対して、非特許文献2に開示された修正積分則を適用して、(1)式及び(2)式における質量行列Mと剛性行列Kとを計算する。非特許文献2に開示された修正積分則では、それぞれ要素質量行列Me及び要素剛性行列KeをGauss-Legendre求積法により計算するための数値積分点αm及びαkを、従来の値である±√(1/3)から下記(3)式のように修正する。これにより、時間及び空間の離散化を起因とする誤差である離散化誤差に関して4次精度を達成する。
(1)式及び(2)式で表される連立一階常微分方程式を時間方向に離散化することで時間進行スキームを構築し、音波の時間進行を計算する。
(手順3)で音波の時間進行を計算する際に、数値的安定性を保つため、(1)式の音圧ベクトルpの時間一階微分を1次精度の前進差分近似で離散化し、更に(2)式の微分ベクトルvの時間一階微分を1次精度の後退差分近似で離散化する。この結果として、下記(4)式及び(5)式が得られる。
(I)時間進行スキームが陽的であるため、連立一次方程式の求解が不要である。そのため、時間ステップあたりの計算負荷が少ない。
(II)修正積分則の適用により、使用する要素が一次要素であるにもかかわらず、時間及び空間で4次の精度を達成することができる。
解析対象の空間における音圧の分布を示す音圧ベクトルと、前記音圧ベクトルの時間一階微分と等価な微分ベクトルと、に関する一階常微分方程式であって、前記空間を囲む境界での音波の減衰を評価するための減衰項を含む前記一階常微分方程式に基づく時間領域有限要素法を用いて音場を解析する音場解析装置であって、
前記一階常微分方程式において前記音圧ベクトルの時間一階微分を1次精度の差分近似で離散化することにより得られる前記音圧ベクトルの時間更新式と、前記一階常微分方程式において前記微分ベクトルの時間一階微分を1次精度の差分近似で離散化し、更に前記減衰項における前記音圧ベクトルの時間一階微分を2次精度の差分近似で離散化することにより得られる前記微分ベクトルの時間更新式と、に従って、複数の時間ステップでの前記音圧ベクトルの値を計算する数値計算部、を備え、
前記微分ベクトルの時間更新式は、第n時間ステップでの前記微分ベクトルに関して陰的な式であり、
前記数値計算部は、連立一次方程式の解法として直接法または反復法を局所的に用いて前記微分ベクトルの時間更新式を解くことにより、前記第n時間ステップでの前記微分ベクトルの値を計算する。
前記微分ベクトルの時間更新式は、前記第n時間ステップでの前記微分ベクトルの値を、第(n-2)時間ステップ及び前記第(n-1)時間ステップでの前記音圧ベクトルの値と、前記第(n-1)時間ステップでの前記微分ベクトルの値と、により定める式であっても良い。
前記微分ベクトルの時間更新式に従って、前記第n時間ステップでの前記微分ベクトルの値を、前記第(n-2)時間ステップ及び前記第(n-1)時間ステップでの前記音圧ベクトルの値と、前記第(n-1)時間ステップでの前記微分ベクトルの値と、から計算する微分ベクトル計算部と、
前記音圧ベクトルの時間更新式に従って、前記第n時間ステップでの前記音圧ベクトルの値を、前記第(n-1)時間ステップでの前記音圧ベクトルの値と、前記第n時間ステップでの前記微分ベクトルの値と、から計算する音圧ベクトル計算部と、
nの値を1ずつ増加させながら、前記微分ベクトル計算部により前記第n時間ステップでの前記微分ベクトルの値を計算する処理と、前記音圧ベクトル計算部により前記第n時間ステップでの前記音圧ベクトルの値を計算する処理と、を繰り返す繰り返し部と、を備えても良い。
前記数値計算部は、前記第n時間ステップでの前記微分ベクトルの値のうちの、前記インピーダンス境界上の節点における値を前記直接法または前記反復法で計算し、前記第n時間ステップでの前記微分ベクトルの値のうちの、前記インピーダンス境界上以外の節点における値を陽的に計算しても良い。
前記一階常微分方程式は、時間及び前記空間の離散化に起因する誤差に関して4次精度を達成する数値積分点を用いて計算された質量行列及び剛性行列を含んでも良い。
解析対象の空間における音圧の分布を示す音圧ベクトルと、前記音圧ベクトルの時間一階微分と等価な微分ベクトルと、に関する一階常微分方程式であって、前記空間を囲む境界での音波の減衰を評価するための減衰項を含む前記一階常微分方程式に基づく時間領域有限要素法を用いて音場を解析する音場解析方法であって、
前記一階常微分方程式において前記音圧ベクトルの時間一階微分を1次精度の差分近似で離散化することにより得られる前記音圧ベクトルの時間更新式と、前記一階常微分方程式において前記微分ベクトルの時間一階微分を1次精度の差分近似で離散化し、更に前記減衰項における前記音圧ベクトルの時間一階微分を2次精度の差分近似で離散化することにより得られる前記微分ベクトルの時間更新式と、に従って、複数の時間ステップでの前記音圧ベクトルの値を計算し、
前記微分ベクトルの時間更新式は、第n時間ステップでの前記微分ベクトルに関して陰的な式であり、
前記第n時間ステップでの前記微分ベクトルの値は、連立一次方程式の解法として直接法または反復法を局所的に用いて前記微分ベクトルの時間更新式を解くことにより、計算される。
コンピュータを、
解析対象の空間における音圧の分布を示す音圧ベクトルと、前記音圧ベクトルの時間一階微分と等価な微分ベクトルと、に関する一階常微分方程式であって、前記空間を囲む境界での音波の減衰を評価するための減衰項を含む前記一階常微分方程式に基づく時間領域有限要素法を用いて音場を解析する音場解析装置として機能させるプログラムであって、
前記コンピュータを、
前記一階常微分方程式において前記音圧ベクトルの時間一階微分を1次精度の差分近似で離散化することにより得られる前記音圧ベクトルの時間更新式と、前記一階常微分方程式において前記微分ベクトルの時間一階微分を1次精度の差分近似で離散化し、更に前記減衰項における前記音圧ベクトルの時間一階微分を2次精度の差分近似で離散化することにより得られる前記微分ベクトルの時間更新式と、に従って、複数の時間ステップでの前記音圧ベクトルの値を計算する数値計算部、として機能させ、
前記微分ベクトルの時間更新式は、第n時間ステップでの前記微分ベクトルに関して陰的な式であり、
前記数値計算部は、連立一次方程式の解法として直接法または反復法を局所的に用いて前記微分ベクトルの時間更新式を解くことにより、前記第n時間ステップでの前記微分ベクトルの値を計算する。
本実施形態に係る音場解析装置10は、時間領域有限要素法を用いた波動音響数値シミュレーションにより音場を解析し、これにより音響分野における材料や測定法の開発、設計支援等に活用することが可能な装置である。ここで、音場とは、音波が存在する空間を意味する。
次に、上記実施形態に係る音場解析装置10によって音圧をどの程度精度良く推定できるかを数値実験により評価した。これにより、上記実施形態に係る音場解析装置10による精度改善の効果を検証した。
以上に本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は一例であり、本発明の適用範囲はこれに限られない。すなわち、本発明の実施形態は種々の応用が可能であり、あらゆる実施の形態が本発明の範囲に含まれる。
11 制御部
12 記憶部
13 操作部
14 表示部
15 通信部
20 空間
110 設定受付部
120 数値計算部
121 行列設定部
123 微分ベクトル計算部
125 音圧ベクトル計算部
127 繰り返し部
130 出力部
Claims (9)
- 解析対象の空間における音圧の分布を示す音圧ベクトルと、前記音圧ベクトルの時間一階微分と等価な微分ベクトルと、に関する一階常微分方程式であって、前記空間を囲む境界での音波の減衰を評価するための減衰項を含む前記一階常微分方程式に基づく時間領域有限要素法を用いて音場を解析する音場解析装置であって、
前記一階常微分方程式において前記音圧ベクトルの時間一階微分を1次精度の差分近似で離散化することにより得られる前記音圧ベクトルの時間更新式と、前記一階常微分方程式において前記微分ベクトルの時間一階微分を1次精度の差分近似で離散化し、更に前記減衰項における前記音圧ベクトルの時間一階微分を2次精度の差分近似で離散化することにより得られる前記微分ベクトルの時間更新式と、に従って、複数の時間ステップでの前記音圧ベクトルの値を計算する数値計算部、を備え、
前記微分ベクトルの時間更新式は、第n時間ステップでの前記微分ベクトルに関して陰的な式であり、
前記数値計算部は、連立一次方程式の解法として直接法または反復法を局所的に用いて前記微分ベクトルの時間更新式を解くことにより、前記第n時間ステップでの前記微分ベクトルの値を計算する、
音場解析装置。 - 前記音圧ベクトルの時間更新式は、第n時間ステップでの前記音圧ベクトルの値を、第(n-1)時間ステップでの前記音圧ベクトルの値と、前記第n時間ステップでの前記微分ベクトルの値と、により定める式であり、
前記微分ベクトルの時間更新式は、前記第n時間ステップでの前記微分ベクトルの値を、第(n-2)時間ステップ及び前記第(n-1)時間ステップでの前記音圧ベクトルの値と、前記第(n-1)時間ステップでの前記微分ベクトルの値と、により定める式である、
請求項1に記載の音場解析装置。 - 前記数値計算部は、
前記微分ベクトルの時間更新式に従って、前記第n時間ステップでの前記微分ベクトルの値を、前記第(n-2)時間ステップ及び前記第(n-1)時間ステップでの前記音圧ベクトルの値と、前記第(n-1)時間ステップでの前記微分ベクトルの値と、から計算する微分ベクトル計算部と、
前記音圧ベクトルの時間更新式に従って、前記第n時間ステップでの前記音圧ベクトルの値を、前記第(n-1)時間ステップでの前記音圧ベクトルの値と、前記第n時間ステップでの前記微分ベクトルの値と、から計算する音圧ベクトル計算部と、
nの値を1ずつ増加させながら、前記微分ベクトル計算部により前記第n時間ステップでの前記微分ベクトルの値を計算する処理と、前記音圧ベクトル計算部により前記第n時間ステップでの前記音圧ベクトルの値を計算する処理と、を繰り返す繰り返し部と、を備える、
請求項2に記載の音場解析装置。 - 前記境界のうちの少なくとも一部にはインピーダンス境界が含まれ、
前記数値計算部は、前記第n時間ステップでの前記微分ベクトルの値のうちの、前記インピーダンス境界上の節点における値を前記直接法または前記反復法で計算し、前記第n時間ステップでの前記微分ベクトルの値のうちの、前記インピーダンス境界上以外の節点における値を直接法で陽的に計算する、
請求項1から3のいずれか1項に記載の音場解析装置。 - 前記空間は、正方形又は立方体形状の一次要素で離散化され、
前記一階常微分方程式は、時間及び前記空間の離散化に起因する誤差に関して4次精度を達成する数値積分点を用いて計算された質量行列及び剛性行列を含む、
請求項1から4のいずれか1項に記載の音場解析装置。 - 前記数値計算部により計算された前記複数の時間ステップでの前記音圧ベクトルの値に基づく出力情報を出力する出力部、を更に備える、
請求項1から4のいずれか1項に記載の音場解析装置。 - 前記出力部は、前記出力情報として、前記音圧の時間変化と、前記音圧の空間分布と、のうちの少なくとも一方を表す情報を出力する、
請求項6に記載の音場解析装置。 - 解析対象の空間における音圧の分布を示す音圧ベクトルと、前記音圧ベクトルの時間一階微分と等価な微分ベクトルと、に関する一階常微分方程式であって、前記空間を囲む境界での音波の減衰を評価するための減衰項を含む前記一階常微分方程式に基づく時間領域有限要素法を用いて音場を解析する音場解析方法であって、
前記一階常微分方程式において前記音圧ベクトルの時間一階微分を1次精度の差分近似で離散化することにより得られる前記音圧ベクトルの時間更新式と、前記一階常微分方程式において前記微分ベクトルの時間一階微分を1次精度の差分近似で離散化し、更に前記減衰項における前記音圧ベクトルの時間一階微分を2次精度の差分近似で離散化することにより得られる前記微分ベクトルの時間更新式と、に従って、複数の時間ステップでの前記音圧ベクトルの値を計算し、
前記微分ベクトルの時間更新式は、第n時間ステップでの前記微分ベクトルに関して陰的な式であり、
前記第n時間ステップでの前記微分ベクトルの値は、連立一次方程式の解法として直接法または反復法を局所的に用いて前記微分ベクトルの時間更新式を解くことにより、計算される、
音場解析方法。 - コンピュータを、
解析対象の空間における音圧の分布を示す音圧ベクトルと、前記音圧ベクトルの時間一階微分と等価な微分ベクトルと、に関する一階常微分方程式であって、前記空間を囲む境界での音波の減衰を評価するための減衰項を含む前記一階常微分方程式に基づく時間領域有限要素法を用いて音場を解析する音場解析装置として機能させるプログラムであって、
前記コンピュータを、
前記一階常微分方程式において前記音圧ベクトルの時間一階微分を1次精度の差分近似で離散化することにより得られる前記音圧ベクトルの時間更新式と、前記一階常微分方程式において前記微分ベクトルの時間一階微分を1次精度の差分近似で離散化し、更に前記減衰項における前記音圧ベクトルの時間一階微分を2次精度の差分近似で離散化することにより得られる前記微分ベクトルの時間更新式と、に従って、複数の時間ステップでの前記音圧ベクトルの値を計算する数値計算部、として機能させ、
前記微分ベクトルの時間更新式は、第n時間ステップでの前記微分ベクトルに関して陰的な式であり、
前記数値計算部は、連立一次方程式の解法として直接法または反復法を局所的に用いて前記微分ベクトルの時間更新式を解くことにより、前記第n時間ステップでの前記微分ベクトルの値を計算する、
プログラム。
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