JP7285099B2 - 防止機器 - Google Patents
防止機器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7285099B2 JP7285099B2 JP2019052563A JP2019052563A JP7285099B2 JP 7285099 B2 JP7285099 B2 JP 7285099B2 JP 2019052563 A JP2019052563 A JP 2019052563A JP 2019052563 A JP2019052563 A JP 2019052563A JP 7285099 B2 JP7285099 B2 JP 7285099B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- test
- prevention device
- signal
- prevention
- detection means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Alarm Systems (AREA)
- Fire Alarms (AREA)
- Fire-Detection Mechanisms (AREA)
Description
また、検出手段による試験信号の検出継続時間、及び複数の検出手段のうちの何れが試験信号を検出したかに基づいて、防止機器の試験を行うことにより、例えば、選択可能な試験の種類の個数を増大させることができる。
まずは、実施の形態の基本的概念について説明する。実施の形態は、概略的に、防止機器に関するものである。
次に、実施の形態の具体的内容について説明する。
まず、本実施の形態に係る感知器の構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態における感知器の試験を行っている場合の側面図であり、図2は、感知器を示すブロック図である。なお、図1において、感知器1の一部は実際には試験冶具22に隠れて見えない状態となっているが、便宜上、実線にて描かれている。図2の感知器1は、防止機器であり、例えば、物理量検出部11、磁界検出部12、情報出力部13、記録部14、及び制御部15を備える。
物理量検出部11は、異常である火災に関連する物理量を検出する物理量検出手段である。この物理量検出部11の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、検煙空間、当該検煙空間に入り込んだ煙の濃度を検出する煙検出手段を用いて構成することができる。なお、煙検出手段としては、少なくとも、LED等の発光部と、当該発光部からの光に基づく光を受光するフォトダイオード等の受光部とを用いて、散乱光式又は減光式のものとして構成することができる。
磁界検出部12は、感知器1の外部の、所定の近接領域から入力される試験信号を検出する磁界検出手段である。この磁界検出部12の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、図1に示す試験装置2の支持棒21の先端に設けられている試験冶具22の所定位置に、試験信号である磁気を出力するマグネット(例えば、永久磁石)が設けられていることとし、この試験冶具22が感知器1に近接された場合に当該マグネットから出力される試験信号である磁気によって発生する磁界を検出するように構成されており、また、ホールIC(検出手段)等を用いて構成することができる。なお、ここでは、例えば、磁界検出部12のホールICは、感知器1おける所定位置に1個のみ設けられていることとして説明する。
情報出力部13は、感知器1に関連する情報を出力する情報出力手段である。この情報出力部の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、図1の表示灯131等を備えて構成することができる。表示灯131は、感知器1の外部に対して発光する発光手段であり、例えば、LED等の光源を用いて構成することができる。なお、ここでは、図1の試験冶具22は貫通した中空部を有する筒形状となっているので、当該試験冶具22が感知器1に近接された場合でも、表示灯131は当該中空部を介して露出することになり、ユーザは表示灯131を視認することが可能となる。
図2に戻って、記録部14は、感知器1の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段であり、例えば、フラッシュメモリを用いて構成させている。ただし、フラッシュメモリに代えて任意の記録媒体を用いることができる。
制御部15は、感知器1を制御する制御手段であり、具体的には、CPU、当該CPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの基本制御プログラムや、OS上で起動され特定機能を実現するアプリケーションプログラムを含む)、及びプログラムや各種のデータを格納するためのRAMの如き内部メモリを備えて構成されるコンピュータである。特に、実施の形態に係る制御プログラムは、任意の記録媒体又はネットワークを介して感知器1にインストールされることで、制御部15の各部を実質的に構成する。
次に、このように構成される図2の感知器1によって実行される試験処理について説明する。図3は、試験処理のフローチャートである(以下の各処理の説明ではステップを「S」と略記する)。「試験処理」とは、試験に関する処理であり、具体的には、感度試験又は発報試験を行う処理である。この試験処理を実行するタイミングは任意のタイミングであるが、例えば、感知器1の電源をオンした場合に起動されて実行するものとして、試験処理が起動されたところから説明する。
このように本実施の形態によれば、磁界検出部12のホールICによる試験信号の検出継続時間に基づいて、複数種類の試験のうちの少なくとも1種類の試験を選択し、選択した少なくとも1種類の試験を行うことにより、例えば、様々な試験を行うことが可能となる。また、例えば、試験信号を出力する試験装置2の試験冶具22を、感知器1に対して近づけたり遠ざけたりするという単純な作業にて試験を選択することができるので、意図した試験を天井などの設置場所から取り外すことなく確実且つ容易に行うことが可能となる。
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、上述の内容に限定されるものではなく、発明の実施環境や構成の詳細に応じて異なる可能性があり、上述した課題の一部のみを解決したり、上述した効果の一部のみを奏したりすることがある。
また、上述した構成は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散や統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、任意の単位で機能的または物理的に分散又は統合して構成できる。本出願における「システム」とは、複数の装置によって構成されたものに限定されず、単一の装置によって構成されたものを含む。また、本出願における「装置」とは、単一の装置によって構成されたものに限定されず、複数の装置によって構成されたものを含む。
また、上記実施の形態では、図3のSA3にて感度試験又は発報試験を選択する場合について説明したがこれに限らない。例えば、障害試験を選択するように構成してもよい。
また、上記実施の形態で説明した各発光態様とは異なる発光態様にて表示灯131を発光させることにより、試験に関する状況を出力するように構成してもよい。
また、上記実施の形態では、図3のSA3にて、磁界検出部12の1個のホールICが磁界を検出し続けた時間に基づいて、感知器1で行う試験を選択する場合について説明したが、これに限らない。例えば、磁界検出部12のホールICを複数個設けて、当該ホールICの磁界の検出感度、及び試験冶具22のマグネットの取り付け個数、位置又は磁界の強さを調整して、複数のホールICが相互に選択的に磁界を検出できるように構成し、磁界を検出したホールICに基づいて試験を選択するように構成してもよい。つまり、例えば、ホールICとして第1ホールIC、及び第2ホールICを設けた上で、第1ホールICのみが磁界を検出した場合に感度試験を選択して当該試験を行い、また、第2ホールICのみが磁界を検出した場合に発報試験を選択して当該試験を行い、また、第1及び第2ホールICが両方もと磁界を検出した場合に障害試験を選択して当該試験行うように構成してもよい。
また、実施の形態の技術(磁界を検出し続けた時間に基づいて試験を選択する技術)と「(試験について(その3))」の技術(磁界を検出したホールICに基づいて試験を選択する技術)とを組み合わせて、磁界を検出したホールIC、及び当該ホールICが磁界を検出し続けた時間に基づいて試験を選択し、当該試験を行うように構成してもよい。このように構成することにより、ホールICによる試験信号の検出継続時間、及び複数のホールICのうちの何れが試験信号を検出したかに基づいて、感知器1の試験を行うことにより、例えば、選択可能な試験の種類の個数を増大させることができる。
また、上記実施の形態では、「試験信号」が磁気に基づく信号である場合について説明したが、これに限らない。例えば、図2の試験冶具22に任意の構成要素を設けて、光、音(つまり、音波又は振動)、圧力、又は静電気を感知器1側に出力するように構成した上で、これらの光、音(つまり、音波又は振動)、圧力、又は静電気に基づく信号を試験信号として用いてもよい。なお、この場合、感知器1に対して、これらの光、音(つまり、音波又は振動)、圧力、又は静電気に基づく信号を検出する任意の構成要素を検出手段として設けてもよい。
また、上記実施の形態の構成、及び変形例の特徴を、任意に組み合わせてもよい。
付記1の防止機器は、防災又は防犯のために用いられる防止機器であって、複数種類の試験を行うことが可能な前記防止機器であって、前記防止機器の外部の、所定の近接領域から入力される試験信号を検出する検出手段と、前記検出手段が検出した前記試験信号に基づいて、前記防止機器の試験を行う試験手段と、を備え、前記試験手段は、前記検出手段による前記試験信号の検出継続時間に基づいて、前記複数種類の試験のうちの少なくとも1種類の試験を選択し、選択した前記少なくとも1種類の試験を行う。
付記1に記載の防止機器によれば、検出手段による試験信号の検出継続時間に基づいて、複数種類の試験のうちの少なくとも1種類の試験を選択し、選択した少なくとも1種類の試験を行うことにより、例えば、様々な試験を行うことが可能となる。また、例えば、試験信号を出力する試験装置の試験冶具を、防止機器に対して近づけたり遠ざけたりするという単純な作業にて試験を選択することができるので、意図した試験を天井などの設置場所から取り外すことなく確実且つ容易に行うことが可能となる。
2 試験装置
11 物理量検出部
12 磁界検出部
13 情報出力部
14 記録部
15 制御部
21 支持棒
22 試験冶具
131 表示灯
151 試験部
T11 タイミング
T12 時間間隔
T13 タイミング
Claims (6)
- 防災又は防犯のために用いられる防止機器であって、複数種類の試験を行うことが可能な前記防止機器であって、
前記防止機器の外部の、所定の近接領域から入力される試験信号を検出する検出手段と、
前記検出手段が検出した前記試験信号に基づいて、前記防止機器の試験を行う試験手段と、を備え、
前記試験手段は、前記検出手段による前記試験信号の検出継続時間に基づいて、前記複数種類の試験のうちの少なくとも1種類の試験を選択し、選択した前記少なくとも1種類の試験を行い、
前記検出手段は、複数設けられており、
前記試験手段は、前記検出手段による前記試験信号の検出継続時間、及び複数の前記検出手段のうちの何れが前記試験信号を検出したかに基づいて、前記防止機器の試験を行う、
防止機器。 - 前記試験手段は、前記検出手段が所定時間以上連続して前記試験信号を検出した場合に、前記防止機器の試験を行う、
請求項1に記載の防止機器。 - 前記防止機器の外部に対して発光する発光手段と、
前記試験手段は、前記防止機器での試験に関する状況に対応する発光態様にて前記発光手段を発光させることにより、前記防止機器での試験に関する状況を報知する、
請求項1又は2に記載の防止機器。 - 前記試験手段は、前記防止機器が前記試験信号を受け付けたこと、前記防止機器で行われた試験の種類、又は、前記防止機器で行われた試験の結果を、前記防止機器での試験に関する状況として報知する、
請求項3に記載の防止機器。 - 前記複数種類の試験は、少なくとも、前記防止機器の感度に関する試験、前記防止機器の監視領域での異常を前記防止機器が検出したことを示す信号を出力する機能に関する試験、又は、前記防止機器の障害に関する試験を含む、
請求項1から4の何れか一項に記載の防止機器。 - 前記検出手段は、少なくとも磁気に基づく信号を前記試験信号として検出する、
請求項1から5の何れか一項に記載の防止機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019052563A JP7285099B2 (ja) | 2019-03-20 | 2019-03-20 | 防止機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019052563A JP7285099B2 (ja) | 2019-03-20 | 2019-03-20 | 防止機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020154717A JP2020154717A (ja) | 2020-09-24 |
JP7285099B2 true JP7285099B2 (ja) | 2023-06-01 |
Family
ID=72559208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019052563A Active JP7285099B2 (ja) | 2019-03-20 | 2019-03-20 | 防止機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7285099B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005052833A (ja) | 2003-08-06 | 2005-03-03 | Edwards Systems Technology Inc | 周囲状態検出装置、周囲状態検出システム及び周囲状態検出装置の使用方法 |
JP2018067031A (ja) | 2016-10-17 | 2018-04-26 | ホーチキ株式会社 | 試験装置 |
-
2019
- 2019-03-20 JP JP2019052563A patent/JP7285099B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005052833A (ja) | 2003-08-06 | 2005-03-03 | Edwards Systems Technology Inc | 周囲状態検出装置、周囲状態検出システム及び周囲状態検出装置の使用方法 |
JP2018067031A (ja) | 2016-10-17 | 2018-04-26 | ホーチキ株式会社 | 試験装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020154717A (ja) | 2020-09-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU2015249511B2 (en) | Self-testing smoke detector with integrated smoke source | |
US8760280B2 (en) | Method and apparatus for communicating with non-addressable notification appliances | |
US7382245B2 (en) | Method and apparatus for indicating a power condition at a notification appliance | |
US11615699B2 (en) | Smoke detector availability test | |
JPS59187246A (ja) | 光電式煙感知器の機能検査装置 | |
US20120229285A1 (en) | Combination CO/Smoke Detector with Reverse Compatible Initiating Circuit | |
JPWO2016203607A1 (ja) | 火災報知システム及びその試験方法 | |
JP7285099B2 (ja) | 防止機器 | |
US5091648A (en) | Radiation detection arrangements and methods | |
JP2020042862A (ja) | 火災報知システム及びその試験方法 | |
JP2001067557A (ja) | 火災感知器及び火災感知器用試験機 | |
US11189146B2 (en) | Fire detector having reset function linked with lamp and fire warning method using same | |
KR102112691B1 (ko) | 화재 감지 시스템 | |
JP2018067192A (ja) | 試験装置 | |
JP2018067031A (ja) | 試験装置 | |
CA2512498C (en) | Hazard detector | |
KR100384627B1 (ko) | 열감지방식 화재감지기의 점검장치 | |
JP7029496B2 (ja) | 試験装置 | |
JP2018136846A (ja) | 火災感知器 | |
JP3945756B2 (ja) | 火災感知器 | |
JP2004126826A (ja) | 火災報知設備 | |
JP2020160821A (ja) | 試験冶具、及び試験装置 | |
JP6509298B2 (ja) | 光警報システム | |
JP6233938B2 (ja) | 光警報システム | |
KR102062525B1 (ko) | 자체 시험 기능을 구비한 연기감지기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220217 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230308 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230314 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230414 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230509 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230522 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7285099 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |