JP7284780B2 - 電子機器及びそのスピーカー制御方法並びにそのマイク制御方法 - Google Patents

電子機器及びそのスピーカー制御方法並びにそのマイク制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、電子機器及びそのスピーカー制御方法並びにそのマイク制御方法に関するものである。
例えば、特許文献1には、スピーカーが外部装置として情報処理装置に接続された場合に、音声信号を二重の音声信号に分割し、分割された一方の音声信号を情報処理装置のスピーカーから出力し、他方の音声信号を外部装置から出力する技術が開示されている。
また、情報処理装置の液晶パネルを振動させて音を鳴らすことで、液晶パネルをスピーカーとして機能させるパネルスピーカーの技術が出願人から提案されている。パネルスピーカーは、映像が表示されている画面から音が出力されるため、ユーザは臨場感や没入感を味わうことができる。
また、近年、ディスプレイパネルを支持するディスプレイスタンドに内蔵可能なモジュール型PCが提案されている。
特開平9-274557号公報
上述したスタンド部分に内蔵可能なモジュール型PCをパネルスピーカーが搭載されたディスプレイパネルのディスプレイスタンドに適用した場合、パネルスピーカーと、ディスプレイスタンドに搭載されたスピーカー(以下「スタンドスピーカー」という。)との2種類のスピーカーを有することとなる。
このような場合に、パネルスピーカーとスタンドスピーカーとの両方の性能を活かすことができれば、より良い音響環境をユーザに提供することができる。
また、パネルスピーカーとマイクとがディスプレイパネルに搭載されることがある。この場合、パネルスピーカーの振動をノイズとしてマイクが拾ってしまい、マイク性能が低下するおそれがあった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的の一つは、パネルスピーカーとスタンドスピーカーとを搭載する場合において、良好なサウンド環境をユーザに提供することである。
また、本発明の他の目的は、パネルスピーカーとマイクとが搭載されたディスプレイパネルにおいて、マイクの性能の低下を抑制することである。
本発明の第一態様は、設置面に対して設けられたスタンド部と、前記スタンド部に設けられた第1スピーカーと、前記スタンド部に対して所定方向に移動可能に支持されたディスプレイパネル部と、前記ディスプレイパネル部に設けられた第2スピーカーと、前記スタンド部に対する前記ディスプレイパネル部の位置を検出する位置検出部と、前記位置検出部による検出位置に基づいて前記第1スピーカー及び前記第2スピーカーの周波数帯域を設定するスピーカー制御部とを具備する電子機器である。
本発明の第二態様は、設置面に対して設けられたスタンド部と、前記スタンド部に対して所定方向に移動可能に支持されたディスプレイパネル部と、前記ディスプレイパネル部に設けられたマイクと、前記スタンド部に対する前記ディスプレイパネル部の位置を検出する位置検出部と、前記位置検出部による検出位置に基づいて前記マイクの感度を設定するマイク制御部とを具備する電子機器である。
本発明の第三態様は、設置面に対して設けられたスタンド部と、前記スタンド部に設けられた第1スピーカーと、前記スタンド部に対して所定方向に移動可能に支持されたディスプレイパネル部と、前記ディスプレイパネル部に設けられた第2スピーカーとを備える電子機器のスピーカー制御方法であって、前記スタンド部に対する前記ディスプレイパネル部の位置を検出する工程と、検出された位置に基づいて前記第1スピーカー及び前記第2スピーカーの周波数帯域を設定する工程とをコンピュータが実行する電子機器のスピーカー制御方法である。
本発明の第四態様は、設置面に対して設けられたスタンド部と、前記スタンド部に対して所定方向に移動可能に支持されたディスプレイパネル部と、前記ディスプレイパネル部に設けられたマイクとを備える電子機器のマイク制御方法であって、前記スタンド部に対する前記ディスプレイパネル部の位置を検出する工程と、検出された位置に基づいて前記マイクの感度を設定する工程とをコンピュータが実行する電子機器のマイク制御方法である。
本発明によれば、パネルスピーカーとスタンドスピーカーとを搭載する場合に、良好なサウンド環境をユーザに提供することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、パネルスピーカーとマイクとが搭載されたディスプレイパネルにおいて、マイクの性能の低下を抑制することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る電子機器の一例としての概略正面図である。 図1に示した電子機器の概略側面図である。 スタンド部に対してディスプレイパネル部が最上点に位置する場合の概略正面図及び概略側面図を示した図である。 スタンド部に対してディスプレイパネル部が最上点と最下点との間に位置する場合の電子機器の概略正面図及び概略側面図を示した図である。 スタンド部に対してディスプレイパネル部が最下点に位置する場合の電子機器の概略正面図及び概略側面図を示した図である。 本発明の一実施形態に係る電子機器のハードウェア構成の一例を示した図である。 本発明の一実施形態に係る電子機器が備えるスピーカー制御機能及びマイク制御機能の一例を示した機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る帯域情報の一例を示した図である。 本発明の一実施形態に係る感度情報の一例を示した図である。 本発明の一実施形態に係るスピーカー制御方法の処理手順の一例を示したフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るマイク制御方法の処理手順の一例を示したフローチャートである。
以下に、本発明に係る電子機器及びそのスピーカー制御方法並びにそのマイク制御方法の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る電子機器1の一例としての概略正面図、図2は、図1に示した電子機器の概略側面図である。電子機器1の一例として、ディスプレイとPC本体とが一体化された一体型PC等の情報処理装置、ディスプレイを備えた音響装置等が挙げられる。
図1及び図2に示すように、電子機器1は、例えば、机、床、壁等の設置面に対して設けられたスタンド部2と、ディスプレイパネル部3とを備えている。ディスプレイパネル部3は、スタンド部2に対して所定方向に移動可能に支持されている。例えば、ディスプレイパネル部3は、その背面においてスタンド部2に支持されているとともに、高さ方向(上下方向)に対して移動可能に支持されている。なお、所定方向は、高さ方向に限定されず、左右方向であってもよい。また、ディスプレイパネル部3は、高さ方向及び左右方向に対して移動可能に支持されていてもよい。また、ディスプレイパネル部3は、回転(ピボット)が可能な構成とされていてもよい。
また、ディスプレイパネル部3は、例えば、高さ位置がシームレスに調整可能な構成とされていてもよいし、高さ方向の複数の異なる位置において段階的に位置決めされる構成とされていてもよい。
スタンド部2には、スピーカー(以下「スタンドスピーカー」という。)5が内蔵されている。スタンドスピーカー(第1スピーカー)5は、例えば、スタンド部2において下方に配置されている。一例として、スタンドスピーカー5は、設置面と接するスタンド部2の土台部分2aに設置されている。また、スタンドスピーカー5は、その前面(音が出力される面)がディスプレイパネル部3の設けられている方向に向けて配置されている。これにより、スタンドスピーカー5から出力された音は、ディスプレイパネル部3が設けられている方向、換言すると、電子機器1の前方に向けて主に出力されることとなる。
ディスプレイパネル部3は、例えば、ディスプレイパネル4と、パネルスピーカー(第2スピーカー)6とを備えている。ディスプレイパネル4は、例えば、液晶パネルや有機ELパネルを備えており、後述するCPU11(図6参照)からの制御データに基づく表示を行う。パネルスピーカー6は、ディスプレイパネル4を鳴動させることにより音を出力するスピーカーである。この意味で、ディスプレイパネル4は、パネルスピーカー6を構成する一構成要素として機能する。
また、ディスプレイパネル部3には、マイク7が設けられている。なお、図1及び図2において、マイク7は、パネルスピーカー6の中央上方に設けられているが、マイク7の設置位置はこの例に限定されない。例えば、パネルスピーカー6の側方に設けられていてもよいし、下方に設けられていてもよい。
図3~図5は、スタンド部2に対してディスプレイパネル部3が高さ方向に移動した場合のスタンド部2とディスプレイパネル部3との相対的な位置関係の一例を示した図である。図3は、スタンド部2に対してディスプレイパネル部3が最上点にある場合の概略正面図及び概略側面図を示した図である。図4は、スタンド部2に対してディスプレイパネル部3が最上点と最下点との間にある場合の電子機器1の概略正面図及び概略側面図を示した図である。図5は、スタンド部2に対してディスプレイパネル部3が最下点にある場合の電子機器1の概略正面図及び概略側面図を示した図である。
図3~図5に示したように、ディスプレイパネル部3の高さ位置が変化することにより、前方から電子機器1を見たときのスタンドスピーカーの開口率が変化する。例えば、図3に示したように、ディスプレイパネル部3が最上点に位置する場合には、スタンドスピーカー5の前方はディスプレイパネル部3によって妨げられない(開口率100%)。
これに対し、例えば、図4、図5に示すように、ディスプレイパネル部3が下方に向けて移動した場合には、ディスプレイパネル部3が下方に位置するほど、スタンドスピーカー5の前方を阻む領域は増加する。そして、図5に示すように、ディスプレイパネル部3が最下点に位置した場合には、スタンドスピーカー5の前方全体がディスプレイパネル部3によって阻まれることとなる。このように、ディスプレイパネル部3によってスタンドスピーカー5の前方が阻まれる領域が増えるほど、スタンドスピーカー5から出力された音声は、電子機器1の前方に位置するユーザに届きにくくなる。
このため、本実施形態に係る電子機器1は、後述するように、スタンド部2に対するディスプレイパネル部3の位置、より具体的には、高さ位置に基づいて、スタンドスピーカー5及びパネルスピーカー6の周波数帯域を変更することで、ユーザに良好なサウンド環境を提供する。
図6は、本実施形態に係る電子機器1のハードウェア構成の一例を示した図である。図6に示すように、電子機器1は、例えば、上述したディスプレイパネル4、スタンドスピーカー5、パネルスピーカー6、マイク7の他、CPU(Central Processing Unit)11、メインメモリ12、記憶部13、通信部14、入力部16等を備えている。また、電子機器1は、サウンドコントローラ17、第1アンプ18、第2アンプ19、マイクロコンピュータ(以下「マイコン」という。)20、位置検出部21等を備えている。これら各部は直接的にまたはバスを介して間接的に相互に接続されており互いに連携して各種処理を実行する。
CPU11は、例えば、バスを介して接続された記憶部13に格納されたOS(Operating System)により電子機器1全体の制御を行うとともに、記憶部13に格納された各種プログラムを実行することにより各種処理を実行する。
メインメモリ12は、キャッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)等の書き込み可能なメモリで構成され、CPU11の実行プログラムの読み出し、実行プログラムによる処理データの書き込み等を行う作業領域として利用される。
記憶部13は、例えば、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等であり、例えば、Windows(登録商標)、iOS(登録商標)、Android(登録商標)等の電子機器1全体の制御を行うためのOS、周辺機器類をハードウェア操作するための各種デバイスドライバ、各種アプリケーションソフトウェア、及び各種データやファイル(例えば、音楽データファイル)等を格納する。また、記憶部13には、各種処理を実現するためのプログラムや、各種処理を実現するために必要とされる各種データが格納されている。
通信部14は、例えば、ネットワークに接続するための通信インターフェースを備え、3GやLTE、5G回線を含むワイヤレスネットワークや、有線/無線LAN、Bluetooth(登録商標)等のネットワークに接続し、他のデバイスとの通信を確立させ、情報の相互通信を実現させる。
入力部16は、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル等であり、ユーザが電子機器1に対して指示を与えるためのマンマシンインターフェースとして機能する。
サウンドコントローラ17は、例えば、音声再生等を制御する。サウンドコントローラ17は、例えば、入力部16から入力されるユーザからの指示に基づいて、記憶部13等に格納されている音楽データファイル等の音源データを読み出して必要な処理を施し、処理後の音声信号を第1アンプ18及び第2アンプ19に出力する。なお、サウンドコントローラ17は、音楽再生等に用いられる公知の構成であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
第1アンプ18は、サウンドコントローラ17の制御に基づいて、サウンドコントローラ17から出力された音声信号を増幅してスタンドスピーカー5に出力する。
第2アンプ19は、サウンドコントローラ17の制御に基づいて、サウンドコントローラ17から出力された音声信号を増幅してパネルスピーカー6に出力する。
また、第1アンプ18及び第2アンプ19は、例えば、DSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)をそれぞれ備えており、DSPが後述する周波数帯域に基づく音声信号のフィルタリング処理を行う。
マイコン20は、マイクロプロセッサを有し、例えば、後述する位置検出部21によって検出された検出位置を出力する。また、マイコン20は、CPU11からの制御指令に基づいて第1アンプ18及び第2アンプ19に対して周波数帯域の設定を行う。マイコン20の一例として、エンベデッド・コントローラ(embedded controller)が挙げられる。
位置検出部21は、スタンド部2に対するディスプレイパネル部3の相対的な位置を検出する。位置検出部21は、ディスプレイパネル部3の位置を検出可能な構成であればよく、その構成は特に限定されない。位置検出部21の一例として、物理スイッチ、ホールセンサ、加速度センサ等が挙げられる。
次に、電子機器1が備える各種機能のうち、スピーカー制御機能及びマイク制御機能について説明する。図7は、本実施形態に係るスピーカー制御機能及びマイク制御機能の一例を示した機能ブロック図である。
図7に示すように、電子機器1は、スピーカー制御部30及びマイク制御部40を備えている。後述する各種機能を実現するための一連の処理は、一例として、プログラム(例えば、スピーカー制御プログラム、マイク制御プログラム)の形式で記憶部13に記憶されており、このプログラムをCPU11がメインメモリ12に読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、各種機能が実現される。なお、プログラムは、記憶部13に予めインストールされている形態や、他のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供される形態、有線又は無線による通信手段を介して配信される形態等が適用されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリ等である。
本実施形態においては、一例として、位置検出部21によって検出された検出位置は、マイコン20を介してCPU11に入力されるものとし、後述するスピーカーの周波数帯域の設定は、CPU11がマイコン20を介して第1アンプ18及び第2アンプ19に行うものとする。しかしながら、この例に限定されず、例えば、位置検出部21によって検出された検出位置は、マイコン20を介さずに、直接的にCPU11に入力されることとしてもよい。また、スピーカーの周波数帯域の設定は、マイコン20を介さずに、CPU11が第1アンプ18及び第2アンプ19に対して直接的に行うこととしてもよい。
スピーカー制御部30は、帯域情報記憶部31と、帯域設定部32とを備えている。帯域情報記憶部31には、例えば、スタンド部2に対するディスプレイパネル部3の高さ位置と、スタンドスピーカー5の周波数帯域情報と、パネルスピーカー6の周波数帯域情報とが互いに関連付けられた帯域情報が格納されている。
図8は、帯域情報の一例を示した図である。この帯域情報は、一例として、スタンドスピーカー5の性能特性とパネルスピーカー6の性能特性とを比較した場合に、1KHz以下の周波数帯域ではスタンドスピーカー5の性能が優れており、1KHz以上の周波数帯域においてパネルスピーカー6の性能が優れている場合を想定して作成されたものである。図8に示した例では、スタンド部2に対するディスプレイパネル部3の高さ方向における領域を、上方領域、中央領域、下方領域の3つの領域に区分している。なお、この区分け方法は一例であり、2つ又は4つ以上の領域に区分されてもよい。また、高さ方向における各領域は、ディスプレイパネル部3によってスタンドスピーカー5の前面が遮られる割合(以下、この割合を「スピーカー開口率」という。)に応じて設定されてもよい。例えば、本実施形態では、一例として、図8に示すように、スピーカー開口率が0%以上50%未満の領域を下方領域として設定し、スピーカー開口率が50%以上100%未満の領域を中央領域として設定し、スピーカー開口率が100%以上の領域を上方領域として設定している。
例えば、図3に示したディスプレイパネル部3の高さ位置は、上方領域に該当し、図4に示したディスプレイパネル部3の高さ位置は、中央領域に該当し、図5に示したディスプレイパネル部3の高さ位置は、下方領域に該当する。
帯域情報には、上方領域、中央領域、下方領域のそれぞれにおいて、スタンドスピーカー5の周波数帯域及びパネルスピーカー6の周波数帯域が設定されている。帯域情報は、ディスプレイパネル部3が下方に移動した場合に、スタンドスピーカー5に割り当てられる周波数帯域の帯域幅が減少する一方でパネルスピーカー6に割り当てられる周波数帯域の帯域幅が増加するように設定されている。また逆に、帯域情報は、ディスプレイパネル部3が上方に移動した場合に、スタンドスピーカー5に割り当てられる周波数帯域の帯域幅が増加する一方でパネルスピーカー6に割り当てられる周波数帯域の帯域幅が減少するように設定されている。
具体的には、上方領域では、スタンドスピーカー周波数帯域は、100Hz以上1KHz未満に設定され、パネルスピーカー周波数帯域は、1KHz以上20KHz以下に設定されている。すなわち、上方領域では、スタンドスピーカー5及びパネルスピーカー6がそれぞれ優位となる周波数帯域が設定されている。
これに対し、中央領域では、スタンドスピーカー周波数帯域は、100Hz以上300Hz未満に設定され、パネルスピーカー周波数帯域は、300Hz以上20KHz以下に設定されており、上方領域に比べて、パネルスピーカー6に割り当てられる周波数帯域が増加している一方、スタンドスピーカー5に割り当てられる周波数帯域は減少している。すなわち、中央領域では、スタンドスピーカー5の前方、換言すると、音の通り道がディスプレイパネル部3によって妨げられており、スタンドスピーカー5から出力された音がユーザにきちんと伝わりにくい。このため、パネルスピーカー6に割り当てる周波数帯域を増加させて、サウンド性能の低下を抑制する。
また、下方領域では、スタンドスピーカー周波数帯域は、「無し」、すなわち、出力ゼロに設定され、パネルスピーカー周波数帯域は、100Hz以上20KHz以下に設定されている。すなわち、ディスプレイパネル部3が下方領域に位置している状態は、例えば、図5に例示されるように、スタンドスピーカー5の全面のほとんどがディスプレイパネル部3によって妨げられている状態である。このような状態では、スタンドスピーカー5から出力された音は、ディスプレイパネル部3によって遮断され、ユーザにきちんと伝わらないおそれがある。このため、下方領域では、ディスプレイパネル部3にフルレンジの周波数帯域を割り当て、パネルスピーカー6のみを用いて音を出力する。
帯域設定部32は、位置検出部21によって検出された検出位置と、帯域情報記憶部31に格納されている帯域情報とに基づいて、スタンドスピーカー5及びパネルスピーカー6の周波数帯域を設定する。例えば、帯域設定部32は、位置検出部21によって検出された検出位置に基づいて、上方領域、中央領域、下方領域のうちのいずれかの領域を特定し、特定した領域に対応付けられているスタンドスピーカー5の周波数帯域及びパネルスピーカー6の周波数帯域を取得する。そして、帯域設定部32は、取得したスタンドスピーカー5の周波数帯域を後述する第1アンプ18の出力制御部33に設定するとともに、取得したパネルスピーカー6の周波数帯域を後述する第2アンプ19の出力制御部34に設定する。
なお、ディスプレイパネル部3がスタンド部2に対して回転可能(ピボット)に構成されている場合には、その回転状態に応じて帯域情報がそれぞれ設定されていてもよい。例えば、ディスプレイパネル部3が横長の状態で配置されている場合と、縦長の状態で配置されている場合との2つの状態に対応してそれぞれ帯域情報が作成され、帯域情報記憶部31に格納されていてもよい。また、この場合には、電子機器1は、ディスプレイパネル部3が横長の状態であるか縦長の状態であるかを検出する回転検出部(図示略)を更に備え、帯域設定部32が、その回転状態に対応する帯域情報を用いて、周波数帯域を設定することとしてもよい。
第1アンプ18は、出力制御部33を備える。出力制御部33は、例えば、DSPにより実現される。出力制御部33は、入力された音声信号のうち、帯域設定部32によって設定された周波数帯域以外の音声信号をフィルタリング処理し、スタンドスピーカー5に設定されている周波数帯域の音声信号のみを増幅してスタンドスピーカー5に出力する。これにより、スタンドスピーカー5からは設定された周波数帯域の音が出力される。
同様に、第2アンプ19は、出力制御部34を備える。出力制御部34は、例えば、DSPにより実現される。出力制御部34は、入力された音声信号のうち、帯域設定部32によって設定された周波数帯域以外の音声信号をフィルタリング処理し、パネルスピーカー6に設定されている周波数帯域の音声信号のみを増幅してパネルスピーカー6に出力する。これにより、パネルスピーカー6からは設定された周波数帯域の音が出力される。
次に、マイク制御部40について説明する。マイク制御部40は、感度情報記憶部41と、感度設定部42とを備えている。感度情報記憶部41には、例えば、スタンド部2に対するディスプレイパネル部3の高さ位置とマイク7の感度情報とが関連付けられた感度情報が格納されている。
図9は、感度情報の一例を示した図である。図9示した例では、上述したスピーカーの帯域情報と同様に、スタンド部2に対するディスプレイパネル部3の高さ方向における領域を、上方領域、中央領域、下方領域の3つの領域に区分し、各領域におけるマイク感度が設定されている。具体的には、上方領域において、マイク感度は100%に設定され、中央領域において、マイク感度は80%に設定され、下方領域において、マイク感度は60%に設定されている。なお、感度情報におけるマイク感度の設定値は一例であり、この例に限定されない。
ここで、上述したスピーカー制御部30によれば、ディスプレイパネル部3の高さ位置が低くなると、パネルスピーカー6に割り当てられる周波数帯域の帯域幅が増加するように制御される。周波数帯域の帯域幅が増加すると、パネルスピーカー6の振動が大きくなる。そして、パネルスピーカー6の振動が大きくなると、マイク7が拾うノイズも増加する。このため、本実施形態では、上述したように、高さ位置が低くなる方向にディスプレイパネル部3が移動した場合は、マイク感度を低下させ、一方、高さ位置が高くなる方向にディスプレイパネル部3が移動した場合は、マイク感度を増加させる。
感度設定部42は、位置検出部21によって検出された検出位置と、感度情報記憶部41に格納されている感度情報とに基づいて、マイク感度を設定する。例えば、感度設定部42は、検出位置に基づいて領域を特定し、特定した領域に対応付けられたマイク感度を感度情報から取得し、取得したマイク感度をサウンドコントローラ17に設定する。これにより、マイク7からサウンドコントローラ17に入力された音声信号は、ディスプレイパネル部3の高さ位置に応じて設定されたマイク感度に基づいて音声データに変換されることとなる。
次に、本実施形態に係るスピーカー制御方法について、図10を参照して説明する。図10は、本実施形態に係るスピーカー制御方法の処理手順の一例を示したフローチャートである。図10に示したスピーカー制御方法は、例えば、所定の時間間隔で繰り返し行われる。
位置検出部21から検出位置が入力されると(SA1)、今回の検出位置が前回の検出位置を異なるか否かを判定する(SA2)。この結果、今回の検出位置が前回の検出位置と一致している場合には(SA2:NO)、周波数帯域の変更は不要なため、本処理を終了する。一方、今回の検出位置が前回の検出位置と相違している場合には(SA2:YES)、検出位置に基づいて領域を特定し(SA3)、特定した領域に対応付けられている周波数帯域をスタンドスピーカー5の第1アンプ18及びパネルスピーカー6の第2アンプに設定し(SA4)、処理を終了する。
これにより、例えば、ユーザから音声再生指令が入力されることにより、サウンドコントローラ17から音声信号が第1アンプ18及び第2アンプ19に出力された場合には、第1アンプ18は、スタンドスピーカー5に設定された周波数帯域に基づいて音声信号をフィルタリング処理するとともに、割り当てられた周波数帯域の音声信号を増幅してスタンドスピーカー5に出力する。同様に、第2アンプ19は、パネルスピーカー6に設定された周波数帯域に基づいて音声信号をフィルタリング処理するとともに、割り当てられた周波数帯域の音声信号を増幅してパネルスピーカー6に出力する。
これにより、例えば、ディスプレイパネル部3が上方領域に位置していた場合には、100Hz以上1KHz未満の周波数帯域の音がスタンドスピーカー5から出力され、1KHz以上20KHz以下の周波数帯域の音がパネルスピーカー6から出力されることとなる。また、ディスプレイパネル部3が中央領域に位置していた場合には、100Hz以上300Hz未満の周波数帯域の音がスタンドスピーカー5から出力され、300Hz以上20KHz以下の周波数帯域の音がパネルスピーカー6から出力されることとなる。また、ディスプレイパネル部3が下方領域に位置していた場合には、スタンドスピーカー5からは音が出力されず、100Hz以上20KHz以下の周波数帯域、すなわち、フルレンジの音がパネルスピーカー6から出力されることとなる。
このように、ディスプレイパネル部3の高さ位置に応じてスタンドスピーカー5及びパネルスピーカー6に割り当てる周波数帯域が変更されることにより、ディスプレイパネル部3の高さ位置に応じた、換言すると、スタンドスピーカー5の開口率に応じた適切な周波数帯域の音をスタンドスピーカー5及びパネルスピーカー6から出力させることが可能となる。
次に、本実施形態に係るマイク制御方法について、図11を参照して説明する。図11は、本実施形態に係るマイク制御方法の処理手順の一例を示したフローチャートである。図11に示したマイク制御方法は、例えば、所定の時間間隔で繰り返し行われる。
位置検出部21から検出位置が入力されると(SB1)、今回の検出位置が前回の検出位置を異なるか否かを判定する(SB2)。この結果、今回の検出位置が前回の検出位置と一致している場合には(SB2:NO)、マイク感度の変更は不要なため、本処理を終了する。一方、今回の検出位置が前回の検出位置と相違している場合には(SB2:YES)、検出位置に基づいて領域を特定し(SB3)、特定した領域に対応付けられているマイク感度をサウンドコントローラ17に設定し(SB4)、処理を終了する。
これにより、例えば、マイク7からサウンドコントローラ17に入力された音声信号は、ディスプレイパネル部3の高さ位置、換言すると、ディスプレイパネル4の振動の大きさに応じて設定されたマイク感度に従って音声データに変換されることとなる。
以上説明してきたように、本実施形態に係る電子機器及びそのスピーカー制御方法によれば、以下の作用効果を奏する。
本実施形態に係る電子機器1は、設定面に対して設けられたスタンド部2と、スタンド部2に対して所定方向(例えば、高さ方向)に移動可能に支持されたディスプレイパネル部3とを備えている。スタンド部2には、スタンドスピーカー5が設置され、ディスプレイパネル部3には、パネルスピーカー6が搭載されている。このように、本実施形態に係る電子機器1は、パネルスピーカー6とスタンドスピーカー5との相対位置、より具体的には、高さ方向における相対位置が変化するような構成とされている。このような電子機器1において、スタンド部2に対するディスプレイパネル部3の高さ位置を検出し、検出した位置に基づいてスタンドスピーカー5及びパネルスピーカー6の周波数帯域を動的に設定するので、スタンドスピーカー5とパネルスピーカー6との相対的な位置関係(スタンドスピーカー5の開口率)に応じて適切な周波数帯域を各スピーカーに設定することが可能となる。これにより、良好なサウンド環境をユーザに提供することが可能となる。
更に、本実施形態に係る電子機器及びそのマイク制御方法によれば、スタンド部2に対するディスプレイパネル部3の高さ位置に応じてマイク7の感度を動的に設定するので、ディスプレイパネル部3の高さ位置、換言すると、ディスプレイパネル4の振動の大きさに応じて適切なマイク感度を設定することが可能となる。これにより、ディスプレイパネル4の振動に起因するノイズの影響を低減することが可能となる。
なお、本実施形態において、マイク制御部40は、ディスプレイパネル位置でなく、スピーカー制御部30による周波数帯域の設定に基づいてマイクの感度を設定することとしてもよい。例えば、スピーカー制御部30によって設定されるパネルスピーカー6の周波数帯域の情報に基づいて、マイク感度を設定することとしてもよい。例えば、パネルスピーカー6の周波数帯域の帯域幅が増加した場合には、マイク感度を低くし、パネルスピーカー6の周波数帯域の帯域幅が減少した場合には、マイク感度を高くするようにマイク感度を変更することとしてもよい。
また、本実施形態において、マイク制御部40には、パネルスピーカー6から出力される音量に関する情報が入力される構成とし、感度設定部42は、ディスプレイパネル部3の高さ位置に代えて、又は、加えて、パネルスピーカー6の音量に基づいてマイク感度を設定することとしてもよい。この場合、感度設定部42は、パネルスピーカー6の音量が小さくなる方向に調整された場合に、マイク感度が高まるようにマイク感度を調整してもよい。更に、感度設定部42は、パネルスピーカー6の音量がゼロ、すなわち、パネルスピーカーから音が出力されていない場合には、マイクの感度を所定の基準感度(例えば、100%)に設定することとしてもよい。
以上、本発明について実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に多様な変更又は改良を加えることができ、該変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記実施形態を適宜組み合わせてもよい。
また、上記実施形態で説明した制御処理の流れも一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよい。
例えば、上述した実施形態では、CPU11がスピーカー制御部30及びマイク制御部40の機能を実現する場合を例示して説明したが、この例に限定されない。すなわち、電子機器1全体として、図7に示したスピーカー制御部30及びマイク制御部40を実現するための構成を有していればよい。例えば、マイコン20により、スピーカー制御部30及びマイク制御部40の機能を実現することとしてもよいし、CPU11とマイコン20の協働によりスピーカー制御部30及びマイク制御部40の機能を実現することとしてもよい。また、他の実施形態として、電子機器1は、例えば、マイク制御部40及びスピーカー制御部30のうち、いずれか一方のみを有していてもよい。
1 :電子機器
2 :スタンド部
3 :ディスプレイパネル部
4 :ディスプレイパネル
5 :スタンドスピーカー
6 :パネルスピーカー
7 :マイク
11 :CPU
12 :メインメモリ
13 :記憶部
14 :通信部
16 :入力部
17 :サウンドコントローラ
18 :第1アンプ
19 :第2アンプ
20 :マイコン
21 :位置検出部
30 :スピーカー制御部
31 :帯域情報記憶部
32 :帯域設定部
33 :出力制御部
34 :出力制御部
40 :マイク制御部
41 :感度情報記憶部
42 :感度設定部

Claims (11)

  1. 設置面に対して設けられたスタンド部と、
    前記スタンド部に設けられた第1スピーカーと、
    前記スタンド部に対して所定方向に移動可能に支持されたディスプレイパネル部と、
    前記ディスプレイパネル部に設けられた第2スピーカーと、
    前記スタンド部に対する前記ディスプレイパネル部の位置を検出する位置検出部と、
    前記位置検出部による検出位置に基づいて前記第1スピーカー及び前記第2スピーカーの周波数帯域を設定するスピーカー制御部と
    を具備する電子機器。
  2. 前記第1スピーカーは、前記スタンド部において下方に設置され、
    前記ディスプレイパネル部は、前記スタンド部に対して高さ方向に移動可能に支持され、
    前記スピーカー制御部は、前記ディスプレイパネル部が下方に移動した場合に、前記第1スピーカーに割り当てられる周波数帯域の帯域幅が減少する一方で前記第2スピーカーに割り当てられる周波数帯域の帯域幅が増加するように周波数帯域の設定を行い、前記ディスプレイパネル部が上方に移動した場合に、前記第1スピーカーに割り当てられる周波数帯域の帯域幅が増加する一方で前記第2スピーカーに割り当てられる周波数帯域の帯域幅が減少するように周波数帯域の設定を行う請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記第2スピーカーは、前記ディスプレイパネル部に設けられたディスプレイパネルを振動させて音を出力する請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記ディスプレイパネル部は、前記スタンド部に対して回転可能な構成とされ、
    前記スピーカー制御部は、前記ディスプレイパネル部の回転状態及び前記位置検出部による検出位置に基づいて前記第1スピーカー及び前記第2スピーカーの周波数帯域を設定する請求項1から3のいずれかに記載の電子機器。
  5. 前記ディスプレイパネル部に設けられたマイクと、
    前記検出位置又は前記スピーカー制御部による周波数帯域の設定に基づいて前記マイクの感度を設定するマイク制御部と
    を具備する請求項1から4のいずれかに記載の電子機器。
  6. 前記マイク制御部は、前記ディスプレイパネル部が下方に移動した場合に、マイク感度が低くなるようにマイク感度の設定を行い、前記ディスプレイパネル部が上方に移動した場合に、マイク感度が高くなるようにマイク感度の設定を行う請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記マイク制御部は、前記第2スピーカーから出力される音量に基づいて前記マイクの感度を設定する請求項5又は6に記載の電子機器。
  8. 前記マイク制御部は、前記第2スピーカーから音が出力されていない場合に、前記マイクの感度を所定の基準感度に設定する請求項5から7のいずれかに記載の電子機器。
  9. 設置面に対して設けられたスタンド部と、
    前記スタンド部に対して所定方向に移動可能に支持されたディスプレイパネル部と、
    前記ディスプレイパネル部に設けられたマイクと、
    前記スタンド部に対する前記ディスプレイパネル部の位置を検出する位置検出部と、
    前記位置検出部による検出位置に基づいて前記マイクの感度を設定するマイク制御部と
    を具備する電子機器。
  10. 設置面に対して設けられたスタンド部と、前記スタンド部に設けられた第1スピーカーと、前記スタンド部に対して所定方向に移動可能に支持されたディスプレイパネル部と、前記ディスプレイパネル部に設けられた第2スピーカーとを備える電子機器のスピーカー制御方法であって、
    前記スタンド部に対する前記ディスプレイパネル部の位置を検出する工程と、
    検出された位置に基づいて前記第1スピーカー及び前記第2スピーカーの周波数帯域を設定する工程と
    をコンピュータが実行する電子機器のスピーカー制御方法。
  11. 設置面に対して設けられたスタンド部と、前記スタンド部に対して所定方向に移動可能に支持されたディスプレイパネル部と、前記ディスプレイパネル部に設けられたマイクとを備える電子機器のマイク制御方法であって、
    前記スタンド部に対する前記ディスプレイパネル部の位置を検出する工程と、
    検出された位置に基づいて前記マイクの感度を設定する工程と
    をコンピュータが実行する電子機器のマイク制御方法。
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