JP7284370B2 - 収納家具 - Google Patents

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Description

本発明は収納家具に関し、詳細には収納家具の利便性を向上させる技術に関するものである。
従来、一つの筐体の内部を板材で左右に仕切って複数の収納空間を設け、それぞれの収納空間の前側開口部を開き扉で開閉する構造の単位収納庫を複数設けた収納家具が用いられている。また、単位収納庫の内部で携帯電話やモバイルコンピュータ等の電子機器類の充電や使用ができるように、単位収納庫ごとに電源供給用のコンセントが設けられた収納家具が知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2を参照)。
特開2002-290083号公報 特開2002-219027号公報
上記の特許文献に記載の収納家具の場合、隣接する単位収納庫の間に空間を形成するとともに、コンセントから延出される配線を前記空間に配置する構成としている。この場合、隣接する単位収納庫において、コンセントの配置箇所が左右で異なるために、収納家具の利便性悪化の原因となっていた。
具体的には上記の収納家具において、何れか一方の単位収納庫ではコンセントが配置される側に開き扉の戸先側が配置される。これにより、電子機器類の配線コードをコンセントに接続した状態で単位収納庫から荷物を出し入れする際に、出し入れ口近傍に配線コードやアダプター等が位置することになるため、配線コード等が邪魔になる場合があった。
また、外形寸法が規定されている収納家具において、隣接する単位収納庫の間に空間を形成する構成では、当該空間を確保するために、単位収納庫の内部に形成される収納空間が小さくなってしまう。換言すれば、収納家具において無駄な空間が生じ、有効に活用できる空間が小さくなるため、収納家具の利便性悪化の原因となっていた。
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、全ての単位収納庫において、電子機器類をコンセントに接続した状態で単位収納庫から荷物を出し入れする際に配線コード等が邪魔になることを防止するとともに、内部で有効活用できる空間を大きくすることにより、利便性を向上させることが可能となる、収納家具を提供することである。
本発明は、上記課題を解決するために、以下に構成する収納家具を提供する。
(1)一つの筐体の内部を少なくとも側板で左右に仕切って複数の収納空間を設け、それぞれの収納空間の前側開口部を開き扉で開閉する構造の単位収納庫を複数設けた収納家具において、それぞれの前記単位収納庫の前記側板における前記開き扉の吊元近傍に、前記単位収納庫の内側に面する、電源供給用、及び/又は、情報通信用の接続部が設けられる、収納家具。
(2)前記接続部が前記側板の表面から前記単位収納庫の内部に膨出して設けられる、(1)に記載の収納家具。
(3)前記筐体の内部が底板で上下に仕切られて前記収納空間が多段式に設けられ、前記単位収納庫の前記底板における前記開き扉の吊元近傍には、前記単位収納庫の前記収納空間と、前記単位収納庫の下方に位置する空間と、を連通する貫通孔が開口され、前記接続部から延出される配線は、前記貫通孔を介して前記単位収納庫の下方に位置する空間に案内される、(1)又は(2)に記載の収納家具。
(4)前記接続部は、中空形状のケース部に固定され、前記ケース部は、前記貫通孔の上側で上下方向に沿って設けられるとともに、前記単位収納庫の上方に位置する単位収納庫から案内される配線を内部に収容可能とする、(3)に記載の収納家具。
(5)前記ケース部が前記側板に対して着脱可能に設けられる、(4)に記載の収納家具。
(6)前記ケース部と前記側板とが磁力により互いに吸着される、(5)に記載の収納家具。
(7)前記単位収納庫の内部には棚部材が収容され、前記接続部は前記棚部材よりも前記前側開口部の側に設けられる、(1)から(6)の何れか一に記載の収納家具。
以上における本発明に係る多段式収納家具によれば、全ての単位収納庫において、電子機器類を接続部に接続した状態で単位収納庫から荷物を出し入れする際に配線コード等が邪魔になることを防止するとともに、有効に活用できる空間を大きくすることにより、利便性を向上させることが可能となる。
本発明の一実施形態に係る収納家具を示す斜視図。 単位収納庫の内部構造を示す分解図。 単位収納庫の内部構造を示す平面図。 単位収納庫の内部構造を示す内側面図。 接続ユニットを示す背面斜視図。 収納家具の配線構造を示す内側面図。
図1から図6を用いて、本発明に係る収納家具の一実施形態であるロッカー1について説明する。以下では、ロッカー1に対向する使用者の視点によりロッカー1の左右方向を規定する。即ち、ロッカー1に対向する使用者の右側(図1における右上側)をロッカー1における右側方とする。また、ロッカー1における使用者側(図1における右下側)をロッカー1の前方とする。
本実施形態に係るロッカー1は、単位収納庫2を複数備えた多段式のパーソナルロッカーとして構成されている。即ち、ロッカー1は、例えばオフィス内でロッカー1を使用する複数の使用者ごとに、書類、書籍、及び、携帯電話やモバイルコンピュータ等(以下、「電子機器類」と記載する)などを内部に収容して保管するために用いられる。
図1から図6に示す如く、ロッカー1は、天板11、ベース部材12、側板13、及び背板14で形成される一つの筐体の内部を板材で仕切ることにより、複数の収納空間Sが形成される。ロッカー1には、それぞれの収納空間Sの前側開口部を開き扉3で開閉する構造の単位収納庫2が複数個設けられる。
本実施形態に係るロッカー1においては、側板13の一形態である内側板13iで筐体を左右方向に仕切ることにより、単位収納庫2が左右方向に二個隣接して配置される。また、ロッカー1は筐体を底板15で上下方向に仕切ることにより、単位収納庫2が上下方向に三段に重ねて配置される。即ち、ロッカー1には図1に示す如く合計六個の単位収納庫2が形成される。それぞれの単位収納庫2の構成は配置箇所を除いて同様に構成される。以下では、図1及び図2に示す如く、左上に配置される単位収納庫2の構成を中心に説明する。
なお、本発明に係る収納家具は、一つの筐体の内部を少なくとも側板(本実施形態における内側板13i)で左右に仕切って複数の収納空間を設ける構成であれば良く、単位収納庫を一段で構成しても差し支えない。また、ロッカー1における単位収納庫2の個数は本実施形態に限定されるものではなく、左右方向に三個以上で並べたり、上下方向に四段以上で重ねたりしても差し支えない。
本実施形態に係るロッカー1において、筐体を構成する部材(天板11、ベース部材12、側板13、及び、背板14)、開き扉3、筐体の内部を仕切る内側板13i、底板15等の板材は、スチール製の板金を適宜折り曲げることにより構成されている。なお、後述する他の部材である棚部材21、ペントレイ22、扉トレイ23等は樹脂製部材で構成される。
開き扉3は、開き扉3の吊元側に設けられる上下二個のヒンジ4を介して筐体に組付けられる。詳細には図2に示す如く、ヒンジ4は開き扉3に固定されるヒンジ本体4aと、筐体に固定される固定板4bとで構成される。底板15の前側には前框部16が設けられ、天板11及び前框部16のそれぞれの前面に固定板4bが固定される。そして、二個のヒンジ本体4aが二枚の固定板4bに対してそれぞれ回動可能に連結されることにより、単位収納庫2において開き扉3が開閉可能に組付けられる。
本実施形態に係るロッカー1において、それぞれの単位収納庫2には開き扉3が同じ方向に開くように設けられる。具体的には図1に示すごとく、全ての開き扉3は右側に設けられた吊元がヒンジ4により筐体に連結されている。即ち、ロッカー1は、使用者が開き扉3を上面視で反時計回りに回動させることにより単位収納庫2が開き、開き扉3を上面視で時計回りに回動させることにより単位収納庫2が閉じるように構成されている。
開き扉3の戸先側端部における上下方向中央部には、ダイヤル式のロック部材5が設けられる。本実施形態に係るロッカー1において、ロック部材5にはダイヤル錠が採用されているが、ロック部材としてシリンダ錠、プッシュボタン錠、又は、ICカード錠を採用することも可能である。ロック部材5にはラッチ6が設けられる。開き扉3が単位収納庫2を閉塞する際には、ラッチ6は側板13の前側端部に固定されたラッチ受部材7と係合する。
開き扉3の上部には、左右に長手方向を有する長孔である貫通溝3aが開き扉3を貫通して開口されている。単位収納庫2において開き扉3が閉塞されている際には、この貫通溝3aを介して郵便物や書類等を収納空間Sの内部に投入することができる。貫通溝3aから投入された郵便物等は、開き扉3の後面(収納空間S側の面)に設けられた扉トレイ23の内側に落下する。単位収納庫2の使用者は、開き扉3を開いてから扉トレイ23の内部にある郵便物等を取り出すことができる。
図1から図4に示す如く、単位収納庫2の内部には左右方向に長い長方形状のペントレイ22が設けられる。詳細には図2に示す如く、底板15における開口部側(前側)には、単位収納庫2の収納空間Sと、単位収納庫2の下方に位置する空間(本実施形態においては、直下の単位収納庫2の収納空間)と、を連通する孔部15cが開口されている。そして、図1に示す如く、底面が下方に膨出するペントレイ22が孔部15cに挿入される。
ペントレイ22は孔部15cに嵌め殺しにより固定されており、容易に取り外すことができないように構成されている。即ち、使用者がペントレイ22を取り外して上下に重なる他の単位収納庫2の内部を視認することができないように構成されている。
図1、図3、及び、図4に示す如く、単位収納庫2における収納空間Sの内部後方には棚部材21が収容される(図2では棚部材21の図示を省略している)。本実施形態における棚部材21は、棚板部21aと、棚板部21aの左右両側に連結される二枚の脚部21bと、に分割可能に構成されている。詳細には、脚部21bの下端部は、底板15における左右両端部にそれぞれ二個ずつ開口された係合孔15bと係合する。また、脚部21bの上端部は棚板部21aに連結される。これにより、棚部材21は単位収納庫2の内部で固定される。
なお、本実施形態においては、単位収納庫2に一個の棚部材21が収容される構成としたが、単位収納庫2に棚部材21を設けない構成や、単位収納庫2の内部に複数の棚部材21を積み重ねて配置する構成とすることも可能である。
図1から図6に示す如く、本実施形態に係るロッカー1において、単位収納庫2の内側板13i(側板13)における開き扉3の吊元近傍に、単位収納庫2の内側に面する、電源供給用の接続部であるコンセント32が設けられている。本実施形態において、全ての開き扉3は右側の吊元がヒンジ4により筐体に連結されているため、コンセント32は単位収納庫2において右側に位置する内側板13i又は側板13に設けられる。より詳細には、左側に位置する単位収納庫2では、コンセント32は内側板13iに設けられる。一方、右側に位置する単位収納庫2では、コンセント32は右側の側板13に設けられる(図3を参照)。
なお、開き扉3の吊元とコンセント32との両方を、単位収納庫2における左側に配置する構成とすることも可能である。この場合、左側に位置する単位収納庫2では、コンセント32は左側の側板13に設けられる。一方、右側に位置する単位収納庫2では、コンセント32は左側の内側板13iに設けられる。
コンセント32は、板金を折り曲げて形成した中空形状のケース部31に固定される。本実施形態においては、ケース部31とコンセント32とにより、接続ユニット30が一体的に構成される。コンセント32はケース部31に開口されている固定孔31dに挿入された状態で、図5に示す如くねじによりケース部31に固定される。コンセント32からは配線33が延出される(図4及び図6を参照)。
本実施形態において、接続ユニット30の接続部は電源供給用のコンセント32として構成されているが、接続部に例えばUSB端子のコネクタを設けることにより、接続ユニット30を情報通信用として構成することも可能である。また、接続部にコンセント32とコネクタの両方を設けることにより、接続ユニット30を電源供給用及び情報通信用として構成することもできる。
図5に示す如く、ケース部31は板金を折り曲げて構成した略筒状の部材である。本実施形態において、ケース部31は長手方向に直交する断面視で略C字状に形成されているが、ケース部31として筒状の部材を採用することも可能である。即ち、ケース部31は内部に空間を有する中空形状であれば良く、その具体的形状は限定されるものではない。
図5に示す如く、ケース部31の下端部には係合爪31aが折り曲げられて形成されている。また、ケース部31の短手方向の端部には、コンセント32が表出する側と反対の部分に折り返し部31bが形成されている。折り返し部31bには上部に二個、下部に一個の磁石31cが接着されている。
また、図2に示す如く、単位収納庫2の底板15における開き扉3の吊元近傍には、単位収納庫2と単位収納庫2の下方に位置する空間(本実施形態においては、直下の単位収納庫2の収納空間)とを連通する貫通孔15aが開口されている。そして、ケース部31を内側板13iに固定する際には、底板15に設けた被係合部に係合爪31aを係合させる。本実施形態においては、被係合部の一例として貫通孔15aの縁部に係合爪31aが係合される。この状態で、磁石31cを内側板13iに吸着させるのである。このように、ケース部31は貫通孔15aの上側で上下方向に沿って設けられる。なお、係合爪31aを係合させる被係合部として貫通孔15aとは異なる孔を形成し、この孔に係合爪31aを係合させることも可能である。
このように、接続ユニット30は、ケース部31に固定された磁石31cが内側板13iに磁力により吸着することにより、内側板13iに固定される。接続ユニット30は、係合爪31aが貫通孔15aに係合するとともに、磁石31cが内側板13iに吸着することにより、コンセント32に配線コードを抜き差ししても内側板13iから離脱することはない。
このように、接続ユニット30を構成するケース部31は、内側板13iに対して着脱可能に構成されている。これにより、ロッカー1において接続ユニット30の有無を変更することが可能となる。即ち、ロッカー1を組み立てた後で、接続ユニット30を取り付けたり、又は、取り外したりすることができるのである。
また、ケース部31は磁力により内側板13iに吸着しているため、特別な工具等を用いることなく、内側板13iに対して容易に着脱することができる。加えて、ケース部31を磁力により内側板13iに吸着させる構成とすることにより、内側板13iに接続ユニット30を取付けるための加工を施す必要がなく、収納空間Sの内部の体裁上も好適である。なお、ロッカー1において接続ユニット30を設けない構成とする場合は、貫通孔15aは図示しない閉塞部材により閉塞される。
図4に示す如く、接続ユニット30のコンセント32から延出される配線33は、貫通孔15aを介して、単位収納庫2の下方に位置する空間に案内される。そして、直下の単位収納庫2に案内された配線33は、図6に示す如く、直下の単位収納庫2に設けられた接続ユニット30のケース部31の内部に収容される。換言すれば、接続ユニット30は、その上方に位置する単位収納庫2から案内される配線33を内部に収容可能に構成されているのである。図6に示す如く、最下段の単位収納庫2に案内された配線33は、当該単位収納庫2の底板15に開口された貫通孔15aからベース部材12の内部を通じて外部に案内される。
上記の如く、本実施形態に係るロッカー1によれば、コンセント32が設けられる接続ユニット30を、全ての単位収納庫2の側板13(内側板13i)における開き扉3の吊元近傍に配置している。このため、電子機器類の配線コードをコンセント32に接続した状態で単位収納庫2から荷物を出し入れする際でも、配線コードやアダプター等を出し入れ口の反対側に位置させることができるため、配線コードやアダプター等が邪魔になることを抑制できる。
また、本実施形態に係るロッカー1によれば、何れの単位収納庫2においても、開き扉3の開き方向及びコンセント32の配置形態が同一となるように構成されている。即ち、割り当てられた単位収納庫2によって使い勝手が変わることがないため、利用者にとっての利便性を向上させることが可能となる。
また、ロッカー1においては、単位収納庫2の間に空間を形成せず、各単位収納庫2の内部において最も使用頻度の低い箇所である開き扉3の吊元近傍に接続ユニット30を設ける構成としている。詳細には、開き扉3の吊元近傍はデッドスペースとなり易く、特に扉トレイ23が取り付いた時に収納空間Sとして使い難い部分となる。しかし、ロッカー1においてはこの部分に接続ユニットを設けることにより、開き扉3の吊元近傍を有効に活用できるのである。このように、本実施形態に係るロッカー1によれば、単位収納庫2の間に別途空間を形成する構成と比較して、ロッカー1の内部空間を有効に活用することが可能となる。
このように、本実施形態に係るロッカー1においては、全ての単位収納庫2において、電子機器類をコンセント32に接続した状態で単位収納庫2から荷物を出し入れする際に配線コード等が邪魔になることを防止するとともに、内部で有効活用できる空間を大きくすることにより、利便性を向上させることが可能となるのである。
また、ロッカー1において、接続ユニット30のコンセントから延出される配線33は、底板15に開口された貫通孔15aを介して単位収納庫2の下方に位置する空間に案内される。これにより、単位収納庫2の外に配線33の案内経路を別途形成する必要がなく、上下方向に重なる単位収納庫2の間で配線33を容易に案内することが可能となる。
また、ロッカー1において、接続ユニット30のケース部31は、当該単位収納庫2の上方に位置する単位収納庫2から案内される配線33を内部に収容可能に構成される。これにより、単位収納庫2における収納空間Sにおいて、上方の空間から案内された配線33が荷物に引っかかることを防止できる。
また、本実施形態に係るロッカー1においては図3及び図4に示す如く、接続ユニット30(コンセント32)は棚部材21よりも前記開口部の側に設けられる。より具体的には図3及び図4に示す如く、接続ユニット30(ケース部31)は縦長形状に形成されるとともに、棚部材21の前端から内側板13iの前端の折曲部との間の空間に、長手方向を上下方向に向けて固定される。これにより、棚部材21の領域が幅方向で接続ユニット30に阻害されることがないため、棚部材21を収納空間Sにおける幅方向の全域に広げることが可能となる。また、棚部材21に荷物を載置する際に、棚部材21の上側の空間を有効に活用することができる。また、棚部材21に載置した収納物と、コンセント32に接続したアダプター等が干渉することを防止できる。
また、ロッカー1において、開き扉3における収納空間Sの側の面には扉トレイ23が設けられる。これにより、電子機器類を扉トレイ23に収容した状態で、電子機器類の配線コードをコンセント32に接続することが可能となる。この場合でも、開き扉3の吊元近傍に接続ユニット30が設けられているため、電子機器類の配線コードをコンセント32に接続した状態でも、配線コードやアダプター等が邪魔になることなく単位収納庫2から荷物を出し入れすることができる。
1 ロッカー(収納家具) 2 単位収納庫
3 開き扉 3a 貫通溝
4 ヒンジ 4a ヒンジ本体
4b 固定板 5 ロック部材
6 ラッチ 7 ラッチ受部材
11 天板 12 ベース部材
13 側板 13i 内側板
14 背板 15 底板
15a 貫通孔 15b 係合孔
15c 孔部 16 前框部
21 棚部材 21a 棚板部
21b 脚部 22 ペントレイ
23 扉トレイ 30 接続ユニット
31 ケース部 31a 係合爪
31b 折り返し部 31c 磁石
31d 固定孔 32 コンセント(接続部)
33 配線 S 収納空間

Claims (7)

  1. 一つの筐体の内部を少なくとも側板で左右に仕切って複数の収納空間を設け、それぞれの収納空間の前側開口部を開き扉で開閉する構造の単位収納庫を複数設けた収納家具において、
    それぞれの前記単位収納庫の前記側板における前記開き扉の吊元近傍に、前記単位収納庫の内側に面する、電源供給用、及び/又は、情報通信用の接続部が設けられる、収納家具。
  2. 前記接続部が前記側板の表面から前記単位収納庫の内部に膨出して設けられる、請求項1に記載の収納家具
  3. 前記筐体の内部が底板で上下に仕切られて前記収納空間が多段式に設けられ、
    前記単位収納庫の前記底板における前記開き扉の吊元近傍には、前記単位収納庫の前記収納空間と、前記単位収納庫の下方に位置する空間と、を連通する貫通孔が開口され、
    前記接続部から延出される配線は、前記貫通孔を介して前記単位収納庫の下方に位置する空間に案内される、請求項1又は請求項2に記載の収納家具。
  4. 前記接続部は、中空形状のケース部に固定され、
    前記ケース部は、前記貫通孔の上側で上下方向に沿って設けられるとともに、前記単位収納庫の上方に位置する単位収納庫から案内される配線を内部に収容可能とする、請求項3に記載の収納家具。
  5. 前記ケース部が前記側板に対して着脱可能に設けられる、請求項4に記載の収納家具。
  6. 前記ケース部と前記側板とが磁力により互いに吸着される、請求項5に記載の収納家具。
  7. 前記単位収納庫の内部には棚部材が収容され、前記接続部は前記棚部材よりも前記前側開口部の側に設けられる、請求項1から請求項6の何れか1項に記載の収納家具。
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