JP7283234B2 - 姿勢特定装置、姿勢特定システム、および姿勢特定方法 - Google Patents

姿勢特定装置、姿勢特定システム、および姿勢特定方法 Download PDF

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Description

本発明は、姿勢特定装置、姿勢特定システム、および姿勢特定方法に関する。
従来、椅子等に着席した人の姿勢を特定する技術が開発されている。例えば、特許文献1には、椅子に着席したユーザの姿勢を反映させたモデルを生成して、椅子の諸機構を調整することでユーザの姿勢を矯正するシステムが開示されている。
特開2016-002456号公報
しかしながら、従来技術では、ユーザ個々人の体格差は考慮せずに姿勢を特定してモデルを生成している。そのため、ユーザの体格によっては、姿勢特定の精度が低下する虞がある。
本発明の一態様は、前記の問題点に鑑みたものであり、支持器具により身体が支持されているユーザの姿勢を、精度良く特定することが可能な姿勢特定装置等を実現することを目的とする。
前記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る姿勢特定装置は、ユーザの身体的特徴を示す身体データから、前記ユーザの体格に応じた人体の3次元モデルを作成するモデル作成部と、第1測定装置から、支持器具により身体が支持されている前記ユーザの身体における特定部位の位置を示す第1情報を取得する第1情報取得部と、前記支持器具に搭載された第2測定装置から、前記支持器具の形状を示す第2情報を取得する第2情報取得部と、前記第1情報が示す前記特定部位の位置と、前記第2情報が示す前記支持器具の形状とに応じて前記3次元モデルの姿勢を補正するモデル補正部と、前記モデル補正部が補正した前記3次元モデルの姿勢から、前記ユーザの姿勢を特定する姿勢特定部と、を備えることを特徴とする。
前記の構成によれば、姿勢特定装置は、ユーザの体格に応じた3次元モデルを、支持器具により身体が支持されている実際のユーザの姿勢から特定される特定部位の位置と、支持器具の形状と、に応じて補正する。そして、姿勢特定装置は、補正後の3次元モデルの姿勢から、ユーザの姿勢を特定する。これにより、ユーザ個々人の体格差を考慮して、ユーザの姿勢を特定することができる。したがって、支持器具により身体が支持されているユーザの姿勢を、精度良く特定することができる。
前記姿勢特定装置の前記第1情報取得部は、前記第1測定装置から、複数の前記特定部位の位置を示す第1情報を取得してもよく、前記モデル補正部は、複数の前記特定部位それぞれの位置関係、および、前記支持器具の形状に応じて前記3次元モデルの姿勢を補正してもよい。
前記の構成によれば、姿勢特定装置は、複数の特定部位それぞれの位置関係を考慮して3次元モデルを補正し、補正後の3次元モデルに基づいてユーザの姿勢を特定する。したがって、ユーザの姿勢をより精度良く特定することができる。
前記姿勢特定装置の前記第2情報取得部は、前記第2測定装置から前記支持器具の位置に関する情報を含む第2情報を取得してもよく、前記モデル補正部は、前記特定部位と前記支持器具との位置関係に応じて前記3次元モデルの姿勢を補正してもよい。
前記の構成によれば、ユーザの特定部位と、支持器具との位置関係を考慮して3次元モデルを補正し、補正後の3次元モデルに基づいてユーザの姿勢を特定する。したがって、ユーザの姿勢をより精度良く特定することができる。
前記姿勢特定装置の前記モデル補正部は、前記第1情報が示す前記特定部位の位置、および、前記第2情報に基づき特定される前記支持器具の位置を座標値に変換し、前記座標値に基づき特定される前記特定部位と前記支持器具との位置関係に応じて、前記3次元モデルの姿勢を補正してもよい。
前記の構成によれば、特定部位の位置と、支持器具の位置とを座標値というパラメータに変換して、それぞれの位置関係を特定することができる。したがって、特定部位と支持器具との位置関係をより精密に特定することができる。
前記姿勢特定装置は、前記身体データから前記ユーザの体格を特定する体格特定部と、前記姿勢特定部が特定した前記ユーザの姿勢と、前記体格特定部が特定した前記ユーザの体格とに応じて、前記ユーザの適切な姿勢である適切姿勢を特定する適切姿勢特定部と、を備えていてもよい。
前記の構成によれば、ユーザの体格と、ユーザの現在の姿勢とを考慮して、該ユーザの適切姿勢を特定することができる。
前記支持器具は、所定空間内に配置された支持器具であってもよく、前記姿勢特定装置は、前記ユーザの状態または前記ユーザの前記所定空間内での活動目的を示す情報である第3情報を取得する第3情報取得部を備えていてもよい。そして、前記姿勢特定装置の前記適切姿勢特定部は、前記第3情報に応じて前記適切姿勢を特定してもよい。
前記の構成によれば、ユーザの状態または活動目的に応じて適切姿勢を特定することができる。したがって、ユーザがより適切と感じると推定できる姿勢を、適切姿勢として特定することができる。
前記支持器具は移動体の座席シートであってもよく、前記姿勢特定装置の前記第3情報取得部は、前記ユーザの状態または活動目的が運転、作業、休息、睡眠のいずれであるかを示す情報を前記第3情報として取得してもよい。
前記の構成によれば、移動体の座席シートに着席したユーザが行うと推定される動作それぞれの区分に応じた適切姿勢を特定することができる。したがって、ユーザがより適切と感じると推定できる姿勢を、適切姿勢として特定することができる。
前記支持器具は、形状変化が可能な支持器具であってもよく、前記姿勢特定装置は、前記ユーザの姿勢が前記適切姿勢になるように、前記支持器具の形状を変化させる支持器具制御部を備えていてもよい。
前記の構成によれば、支持器具自体の形状を変化させることで、ユーザの姿勢を適切姿勢にすることができる。
前記姿勢特定装置の前記適切姿勢特定部は、記憶部に記憶された、人間の体格の類型を示す情報と、前記支持器具により身体が支持されている場合の姿勢の類型を示す情報との組合せに対して、前記適切姿勢を示す情報が対応付けられたデータである適切姿勢データを参照することで、前記適切姿勢を特定してもよい。
前記の構成によれば、適切姿勢データを用いて、ユーザの体格と、現在の姿勢とを考慮して適切姿勢を特定することができる。したがって、適切姿勢の特定を迅速に行うことができる。
前記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る姿勢特定システムは、前記姿勢特定装置と、前記支持器具と、前記第1測定装置と、を含むことを特徴とする。前記の構成によれば、前記姿勢特定装置と同様の効果を奏する。
前記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る姿勢特定方法は、ユーザの身体的特徴を示す身体データから、前記ユーザの体格に応じた人体の3次元モデルを作成するモデル作成ステップと、第1測定装置から、支持器具により身体が支持されている前記ユーザの身体における特定部位の位置を示す第1情報を取得する第1情報取得ステップと、前記支持器具に搭載された第2測定装置から、前記支持器具の形状を示す第2情報を取得する第2情報取得ステップと、前記第1情報が示す前記特定部位の位置と、前記第2情報が示す前記支持器具の形状とに応じて前記3次元モデルの姿勢を補正するモデル補正ステップと、前記モデル補正ステップにおいて補正した前記3次元モデルの姿勢から、前記ユーザの姿勢を特定する姿勢特定ステップと、を含むことを特徴とする。前記の処理によれば、前記姿勢特定装置と同様の効果を奏する。
本発明の一態様によれば、支持器具により身体が支持されているユーザの姿勢を、精度良く特定することができる。
本発明の実施形態1に係る姿勢特定システムの要部構成の一例を示すブロック図である。 3次元モデルの補正に係る一連の処理の一例を模式的に示した図である。 前記姿勢特定システムに含まれる姿勢特定装置における処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る姿勢特定システムの要部構成の一例を示すブロック図である。 適切姿勢データベースのデータ構造の一例を示す図である。 適切姿勢からの座席シートの制御値の特定と、制御後の座席シートとの一例を模式的に示した図である。 前記姿勢特定システムに含まれる姿勢特定装置における処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態3に係る姿勢特定システムの要部構成の一例を示すブロック図である。 前記姿勢特定システムに含まれる姿勢特定装置における処理の流れの一例を示すフローチャートである。
本発明の各実施形態に係る姿勢特定システムは、支持器具により身体が支持されているユーザの姿勢を特定するためのシステムである。ここで、「支持器具」とは、例えば、座席シート、椅子、車椅子、およびベッド等、ユーザが体を預ける姿勢をとることが可能な装置、器具、または家具等を示す。以下では支持器具として、背もたれ(シートバック)を備えた座席シートを例に挙げて説明するが、本発明の適用範囲は座席シートには限定されない。
〔実施形態1〕
≪要部構成≫
図1は、本実施形態に係る姿勢特定システム100の要部構成の一例を示すブロック図である。図1の例では、姿勢特定システム100は、姿勢特定装置1と、入力装置2と、カメラ(第1測定装置)3と、座席シート(支持器具)4と、を含んでいる。
(入力装置2)
入力装置2は、ユーザの入力操作を受け付けるユーザインタフェース(UI)である。入力装置2は、例えばタッチパネルまたは物理ボタン等で実現される。入力装置2はユーザの入力操作を受け付けると、該入力操作の内容を姿勢特定装置1に伝える。例えば、入力装置2は、身体データを選択または入力するための入力操作を受け付ける。
(カメラ3)
カメラ3は、座席シート4に座っているユーザを撮影する装置である。カメラ3は、ユーザの身体の1つ以上の特定部位が撮影画像に収まるような向きおよび角度で、ユーザを撮影する。カメラ3は撮影画像を姿勢特定装置1へ送信する。換言すると、カメラ3の撮影画像は、ユーザの身体の特定部位の位置を示す情報であると言える。以降、ユーザの身体の特定部位の位置を示す情報のことを、「部位位置情報(第1情報)」とも称する。
カメラ3の種類および数は特に限定されない。また、後のモデル補正部122における補正に使用可能な部位位置情報が得られるならば、姿勢特定システム100はカメラ3以外の測定装置を用いて部位位置情報を得てもよい。例えば、姿勢特定システム100は、カメラ3の代わりに、または、カメラ3とともに、ユーザの身体の特定部位の位置を測定するための赤外線センサ等を備えていてもよい。
(座席シート4)
座席シート4は、ユーザの身体を支持する支持器具である。座席シート4は、少なくともユーザの身体の一部を支持可能な形状および大きさであればよい。本実施形態では、座席シート4は、ユーザの頭または肩から臀部を支える背もたれ(シートバック)および座面を備えていることとする。座席シート4は、形状センサ(第2測定装置)41を搭載している。
形状センサ41は、座席シート4の形状を測定するためのセンサまたはセンサ群である。形状センサ41の種類および数は特に限定されない。例えば、形状センサ41は、1つ以上のジャイロセンサ、圧力センサ、および位置センサ、ならびにこれらの組合せで実現できる。ユーザが座席シート4に座ることで、座面およびシートバックの形状は変化する。形状センサ41は、この変化後の座席シート4の形状に関する値を測定する。なお、形状センサ41は、座席シート4の位置に関する値を測定または算出してもよい。
形状センサ41は、測定結果または算出結果を、座席シート4の形状を示す情報として姿勢特定装置1に送信する。以降、座席シート4の形状を示す情報のことを「形状情報(第2情報)」とも称する。なお、形状センサ41が座席シート4の位置に関する値を測定または算出する場合、形状センサ41は、形状情報に座席シート4の位置に関する情報を含めて姿勢特定装置1に送信してもよい。
形状センサ41としてジャイロセンサを採用する場合、例えば、座席シート4のシートバックおよび座面に所定の間隔でジャイロセンサを取付けておくことで、ジャイロセンサの取付け箇所における角速度を測定することができる。そして、ジャイロセンサは、角速度を所定期間継続的に測定することで、取付け箇所における移動の角度および移動量を算出することができる。
ジャイロセンサは、算出した移動の角度および移動量を、形状情報として姿勢特定装置1に送信する。該移動の角度および移動量は、ジャイロセンサの取付け箇所における座席シート4のたわみ具合、すなわち、取付け箇所における座席シート4の形状を示す形状情報である。また、前述の移動量は、座席シート4の位置に関する情報でもある。
形状センサ41として圧力センサを採用する場合、例えば、座席シート4のシートバックおよび座面に所定の間隔で圧力センサを取付けておくことで、圧力センサの取付け箇所にかかる圧力を測定することができる。各圧力センサは、測定結果を形状情報として姿勢特定装置1に送信する。
また、形状センサ41として位置センサを採用する場合、例えば、座席シート4のシートバックおよび座面に所定の間隔で位置センサを取付けておくことで、位置センサの取付け箇所の移動の向きおよび移動量を測定または算出することができる。各位置センサは、測定または算出した移動の向きおよび移動量を、姿勢特定装置1に形状情報として送信する。
なお、座席シート4は、姿勢特定装置1と通信する通信部を備えていてもよい。そして、座席シート4は、形状センサ41で形状情報を測定する代わりに、または、形状センサ41で形状情報を測定するとともに、座席シート4の制御機構から座席シート4の制御に係る各種パラメータを取得し、該パラメータを形状情報として、姿勢特定装置1に送信してもよい。パラメータとは、例えば、座席シート4に備えられたモータまたはシリンダーの制御値、空気袋の圧力値等である。
(姿勢特定装置1)
姿勢特定装置1は、座席シート4に座っているユーザの姿勢を特定する装置である。姿勢特定装置1は、身体データ取得部11と、モデル設計部12と、部位位置情報取得部(第1情報取得部)13と、形状情報取得部(第2情報取得部)14と、姿勢特定部15と、を含む。
身体データ取得部11は、身体データを取得する。例えば、身体データ取得部11は、入力装置2を介してユーザにより入力された身体データを取得する。身体データとは、ユーザの身体的特徴を示すデータである。一例として、身体データには、ユーザの体格に関するデータが含まれていてもよい。
なお、身体データ取得部11は、スマートフォン等、姿勢特定装置1と通信可能な外部装置に入力された、または、該外部装置に予め記憶されていた身体データを、該外部装置から受信してもよい。身体データ取得部11は取得した身体データをモデル設計部12に出力する。
部位位置情報取得部13は、部位位置情報を取得する。例えば、部位位置情報取得部13は、カメラ3の撮影画像を部位位置情報として取得する。部位位置情報取得部13は、取得した部位位置情報をモデル設計部12に出力する。
形状情報取得部14は、形状情報を取得する。例えば、形状情報取得部14は、形状センサ41の測定情報を形状情報として取得する。形状情報取得部14は、取得した形状情報をモデル設計部12に出力する。
モデル設計部12は、ユーザの体格を模したデジタルヒューマンモデルを作成し、該モデルを用いて、該ユーザの姿勢をシミュレートする。モデル設計部12は、モデル作成部121と、モデル補正部122とを含む。
モデル作成部121は、身体データ取得部11から入力された身体データから、デジタルヒューマンモデルとして、ユーザの体格に応じた人体の3次元モデルを作成する。以降、ユーザの体格に応じた人体の3次元モデルのことを、単に「3次元モデル」とも称する。また、モデル作成部121は、ユーザが座っている座席シート4の大きさおよび形状を模した、座席シート4のモデルをあわせて作成してもよい。
なお、モデル作成部121における3次元モデルの作成方法は、特に限定されない。例えば、身体データとして取得する情報の種類に応じて、3次元モデルの作成方法が予め定められていてもよい。また、身体データとして取得した情報の種類に応じて、モデル作成部121がモデルの作成方法を適宜変更してもよい。
モデル補正部122は、部位位置情報が示すユーザの身体の特定部位の位置と、形状情報が示す、座席シート4の形状とに応じて、3次元モデルの姿勢を座席シート4に座っているユーザの姿勢をシミュレートするように補正する。
モデル補正部122は、部位位置情報取得部13から入力された部位位置情報と、形状情報取得部14から入力された形状情報とを、3次元モデルの補正に使用可能なデータに加工してよい。例えば、モデル補正部122は、部位位置情報がカメラ3の撮影画像である場合、該撮影画像を解析することで、該撮影画像に映っているユーザの特定部位の位置を検出してよい。
また、複数のジャイロセンサから形状情報を得た場合、モデル補正部122は、各ジャイロセンサからの形状情報に基づいて、座席シート4の各部位のたわみ具合、すなわち各部位の形状を特定してよい。
また、複数の圧力センサから形状情報を得た場合、モデル補正部122は、各圧力センサからの形状情報に基づいて、座席シート4全体の圧力分布を特定してよい。そして、該圧力分布から、座席シート4の各部位の形状を特定してよい。
また、複数の位置センサから形状情報を得た場合、モデル補正部122は、各位置センサからの形状情報に基づいて、座席シート4の各部位の移動量を特定することができるため、座席シート4の形状を特定することができる。
モデル補正部122における3次元モデルの補正方法は、部位位置情報が示す特定部位の種類および数に応じて定められてもよい。また、該補正方法は、形状情報に含まれる情報の種類に応じて定められてもよい。
例えば、部位位置情報が、複数の特定部位の位置を示す情報である場合、モデル補正部122は、複数の特定部位それぞれの位置関係、および、座席シート4の形状に応じて、3次元モデルの姿勢を補正してもよい。より具体的には、例えばカメラ3が、ユーザの耳、肩、臀部、および膝が写るよう画像を撮影した場合、モデル補正部122は、該画像からユーザの耳、肩、臀部、および膝の位置を特定して、それぞれの部位の位置関係と、形状情報が示す座席シート4の形状とに応じて、3次元モデルの姿勢を補正してもよい。
これにより、モデル補正部122は、複数の特定部位それぞれの位置関係を考慮して3次元モデルを補正することができるため、精度良く3次元モデルを補正することができる。したがって、後述する姿勢特定部15において、ユーザの姿勢をより精度良く特定することができる。
また例えば、形状情報に座席シート4の位置に関する情報が含まれている場合、モデル補正部122は、特定部位と座席シート4との位置関係に応じて、3次元モデルの姿勢を補正してもよい。より具体的には、例えばユーザの肩の位置と、座席シート4において、通常肩に当たると考えられる箇所との位置関係に応じて、3次元モデルの姿勢を補正してもよい。
これにより、モデル補正部122はユーザの特定部位と、座席シート4との位置関係を考慮して3次元モデルを補正することができるため、精度良く3次元モデルを補正することができる。したがって、後述する姿勢特定部15において、ユーザの姿勢をより精度良く特定することができる。
モデル補正部122による3次元モデルの姿勢の補正処理については、後でさらに詳述する。モデル設計部12は、補正後の3次元モデルの姿勢を示すデータを、姿勢特定部15に出力する。
姿勢特定部15は、補正後の3次元モデルの姿勢から、ユーザの姿勢を特定する。例えば、姿勢特定部15は、補正後の3次元モデルの姿勢から、猫背、標準姿勢、反り腰等、ユーザの姿勢の類型を特定してもよい。
なお、姿勢特定装置1は前述の各ブロックの他に、外部装置と通信するための通信部を備えていてもよい。また、姿勢特定装置1は、記憶部を備えていてもよい。記憶部には、モデル設計部12における3次元モデルの作成に使用するデータ、3次元モデルの補正に係る計算式、ならびに、ユーザの身体データの少なくともいずれかが記憶されていてよい。
なお、ユーザの身体データが予め記憶部に記憶されている場合、身体データ取得部11は入力装置2から身体データを取得するのではなく、記憶部から身体データを読み出して取得してもよい。この場合、姿勢特定システム100において、入力装置2は必須構成ではない。
≪3次元モデルの補正方法≫
モデル補正部122における3次元モデルの補正方法の一例を、図2を用いて説明する。図2は、3次元モデルの補正に係る一連の処理の一例を模式的に示した図である。なお、以降の説明では、部位位置情報は、特定部位として、ユーザの耳、肩、臀部、および膝の4箇所の位置を示す情報を含むこととする。また、形状情報は、座席シート4の形状および位置に関する情報を含むこととする。
図2の(a)は、座席シート4に座っているユーザU1を示す図である。カメラ3は例えば、図示のようにユーザU1の横から、特定部位が撮影画像に収まるようにユーザを撮影する。部位位置情報取得部13は該撮影画像を取得して、モデル設計部12に送る。また、ユーザU1が座席シート4に座ると、ユーザU1の体格および姿勢に応じて、座席シート4のシートバックおよび座面の形状が変化する。形状情報取得部14は、この変化後のシートバックおよび座面の形状を検知し、形状情報としてモデル設計部12に送る。
図2の(b)は、ユーザの身体の特定部位の位置と、座席シート4の形状とを2次元空間に示した場合の模式図である。なお、図示の例では、座面に対し垂直な方向に対するシートバックの形状を示している。また、図2の(b)~(d)に示す2次元空間は一例であり、モデル補正部122は、ユーザの身体の特定部位の位置と、座席シート4の形状とを3次元空間で示してもよい。
モデル補正部122は、形状情報に座席シート4の位置に関する情報が含まれている場合、該位置に関する情報に基づいて、座席シート4の座標位置(図示の例では、シートバックの位置)を特定する。そして、該位置と、ユーザの身体の特定部位の座標位置とを統合し、図示のように1空間にこれらを配置する。
このように、モデル補正部122は、部位位置情報が示す特定部位の位置と、形状情報に基づき特定される座席シート4の位置と、を座標値に変換してよい。そして、モデル補正部122は、該座標値に基づき特定される特定部位と座席シート4との位置関係に応じて、3次元モデルの姿勢を補正してよい。
これにより、特定部位の位置と、座席シート4の位置とを座標値というパラメータに変換して、それぞれの位置関係を特定することができる。したがって、特定部位と座席シート4との位置関係をより精密に特定することができる。
例えば、モデル補正部122は、図2の(c)および(d)に示す手順で3次元モデルM1を補正する。図2の(c)は、図2の(b)に示したユーザの耳、肩、臀部、および膝の位置に、3次元モデルM1の耳、肩、臀部、および膝の位置を合わせて配置した場合の3次元モデルを示す図である。図示の例では、3次元モデルM1は、不自然に背中が沿った姿勢である。このように、単にユーザの特定部位と、3次元モデルの同様の特定部位とを位置合わせしただけでは、3次元モデルで座席シート4に座った姿勢、すなわちユーザが実際にとっている姿勢を再現できていない可能性が生じる。
そのため、モデル補正部122は、図2の(c)の状態の3次元モデルM1を、さらに、形状情報に基づき特定される座席シート4の形状に沿うように補正する。例えば、モデル補正部122は、図2の(d)に示すように3次元モデルを補正する。
図2の(d)は、図2の(c)に示した3次元モデルM1を、シートバック形状に応じて補正した場合の3次元モデルM2を示す図である。モデル補正部122は、シートバックの形状に応じて、3次元モデルの各部位の位置および角度を調整する。例えば、モデル補正部122は、図2の(c)で位置合わせした各特定部位の位置は固定しておき、3次元モデルのその他の特徴点(FP)の位置を、3次元モデルの背中の部位がシートバックと接触するように調整してもよい。これにより、3次元モデルM1を、ユーザの特定部位の実際の位置に合致し、かつ、座席シート4の形状に沿った、すなわち、座席シート4に座った自然な姿勢の3次元モデルM2に補正することができる。
≪処理の流れ≫
図3は、姿勢特定装置1における処理の流れを示すフローチャートである。なお、図示の例では、入力装置2を介して身体データが入力された場合に、一連の処理が開始されることとするが、姿勢特定装置1における処理開始のタイミングはこれに限定されない。
身体データ取得部11は、入力装置2を介して入力された身体データを取得する(S10)。身体データ取得部11は身体データをモデル設計部12に出力する。モデル設計部12のモデル作成部121は、入力された身体データに基づいて、ユーザの体格に応じた人体の3次元モデルを作成する(S12)。
また、S10~S12の処理の前後、またはS10~S12の処理と並行して、部位位置情報取得部13は、カメラ3から部位位置情報を取得する(S14)。また、形状情報取得部14は、形状センサ41または座席シート4の制御機構から形状情報を取得する(S16)。S14の処理とS16の処理とは順序が逆であってもよいし、並行して行われていてもよい。部位位置情報取得部13は部位位置情報をモデル設計部12に出力する。形状情報取得部14は形状情報をモデル設計部12に出力する。
モデル設計部12のモデル補正部122は、部位位置情報が示す特定部位の位置と、形状情報から特定される座席シート4の形状に応じて、モデル作成部121が作成した3次元モデルの姿勢を補正する(S18)。モデル設計部12は、補正後の3次元モデルの姿勢を示すデータを、姿勢特定部15に出力する。
姿勢特定部15は、補正後の3次元モデルの姿勢から、ユーザの姿勢を特定する(S20)。例えば、姿勢特定部15は、補正後の3次元モデルの姿勢からユーザの姿勢の類型を特定する。
以上の処理によれば、モデル補正部122は、ユーザの体格に応じた3次元モデルを、座席シート4に座っているユーザの実際の姿勢から特定された特定部位の位置と、座席シート4の形状と、に応じて補正する。そして、姿勢特定部15は、補正後の3次元モデルの姿勢から、ユーザの姿勢を特定する。これにより、姿勢特定装置1は、ユーザ個々人の体格差を考慮して、ユーザの姿勢を特定することができる。したがって、座席シート4に座っているユーザの姿勢を、精度良く特定することができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。これは、以降の実施形態においても同様である。
姿勢特定装置は、身体データからユーザの体格を特定する体格特定部を備えていてもよい。また、姿勢特定装置は、姿勢特定部15が特定したユーザの姿勢と、体格特定部が特定したユーザの体格とに応じて、ユーザの適切な姿勢である適切姿勢を特定する、適切姿勢特定部を備えていてもよい。
≪要部構成≫
図4は、本実施形態に係る姿勢特定システム200の要部構成の一例を示すブロック図である。姿勢特定システム200は、姿勢特定装置5、座席シート(支持器具)6、および記憶装置7を含む点で、実施形態1に係る姿勢特定システム100と異なる。
(姿勢特定装置5)
姿勢特定装置5は、体格特定部16と、適切姿勢特定部17と、シート制御部(支持器具制御部)18とを備える点で姿勢特定装置1と異なる。姿勢特定装置5において、身体データ取得部11は取得した身体データをモデル設計部12および体格特定部16に出力する。また、姿勢特定部15は、特定したユーザの姿勢を示す情報を適切姿勢特定部17に出力する。
体格特定部16は、身体データからユーザの体格を特定する。例えば、体格特定部16は、身体データに含まれる体格に関する情報から、BMI(Body Mass Index)等のユーザの体格を示す指数値を特定してもよい。さらに、体格特定部16は該指数値から、ユー
ザの体型の類型を特定してもよい。もしくは、体格特定部16は、ユーザの体格に関する情報から、該ユーザの体型の類型を直接特定してもよい。本実施形態では一例として、体格特定部16は、ユーザの体型が「痩せ」「標準」「太い」のいずれかに当てはまるか特定することとする。
適切姿勢特定部17は、姿勢特定部15が特定したユーザの姿勢と、体格特定部16が特定したユーザの体格とに応じて、該ユーザの適切な姿勢である適切姿勢を特定する。適切姿勢とは、例えば、ユーザの目的を妨げない姿勢、および、ユーザが快適な姿勢等である。適切姿勢特定部17は、記憶装置(記憶部)7に記憶された適切姿勢DB71を参照して適切姿勢を特定してもよい。適切姿勢DB71のデータ構造は後で詳述する。
適切姿勢特定部17は、特定した適切姿勢をユーザにとらせるための座席シート6の形状を特定する。適切姿勢特定部17は、特定した座席シート6の形状を示す情報を、シート制御部18に出力する。例えば、適切姿勢特定部17は座席シート6の制御値に関する情報をシート制御部18に出力する。
シート制御部18は、ユーザの姿勢が適切姿勢になるように、座席シート6の形状を変化させる。シート制御部18は、適切姿勢特定部17から入力された適切姿勢に応じた6の形状を特定し、現在の座席シート6の形状を適切姿勢に応じた形状へ変化させるよう、座席シート6の形状調整部61へ指示する。
(座席シート6)
座席シート6はユーザの身体を支持する支持器具であって、少なくとも一部分の形状変化が可能な支持器具である。座席シート6は、形状調整部61を含む点で、座席シート4と異なる。
形状調整部61は、姿勢特定装置5(より具体的には、後述するシート制御部18)からの指示にしたがって、座席シート6の少なくとも一部分の形状を変化させる。例えば、形状調整部61は、座席シート6内部の空気圧を変更することで、座席シート6の形状を変化させてもよい。また、形状調整部61は、座席シート6に備えられた形状を変化させるための機構を制御することで、座席シート6の形状を変化させてもよい。
(記憶装置7)
記憶装置7は、適切姿勢DB71を記憶する記憶装置である。なお、図4の例では記憶装置7は姿勢特定装置5と通信する外部装置であるが、記憶装置7は姿勢特定装置5に内蔵されていてもよい。
(適切姿勢DB71のデータ構造)
適切姿勢DB71は、適切姿勢データを集積したデータベースである。適切姿勢データとは、人間の体格の類型を示す情報と、座席シート6により人間の身体が支持されている場合の姿勢の類型を示す情報との組合せに対して、適切姿勢を示す情報が対応付けられたデータである。
図5は、適切姿勢DB71のデータ構造の一例を示す図である。図5の例では、適切姿勢DB71は、「痩せ」、「標準」、および「太い」の3つの体格の類型と、「猫背」、「標準」、および「反り腰」の3つの姿勢の類型との組み合わせに対し、ユーザが適切姿勢になる場合の、座席シート6のシートバックの圧力分布を示している。図中の2次元空間のx軸はシートバックの、座面から垂直方向への位置座標を示しており、原点は座面とシートバックとの接点の位置に相当する。また、y軸はシートバックにかかる圧力の値を示している。図5に示すような適切姿勢DB71を参照することにより、適切姿勢の特定を迅速に行うことができる。
≪座席シート6の制御≫
適切姿勢特定部20は、適切姿勢をユーザにとらせるための座席シート6の形状を座標値として特定してもよい。そして、適切姿勢特定部20は、該座標値と、部位位置情報が示す特定部位の座標値との位置関係を特定してもよい。適切姿勢特定部20はこれらの座標値を座席シート6の制御値として、シート制御部18に出力してもよい。
図6は、適切姿勢からの座席シート6の制御値の特定と、制御後の座席シート6との一例を模式的に示した図である。適切姿勢特定部20は、例えば適切姿勢DB71を参照して座席シート6のシートバックの圧力値を特定する。そして、適切姿勢特定部20は、例えば、図2の(b)に示すシートバックの座標値を、前記圧力値が得られるような座標値に補正する。
図6の(a)は、図2の(a)に示したシートバック形状を適切姿勢特定部20が補正した場合の模式図を示している。例えば、適切姿勢特定部20は図示のように、シートバックの各部の位置座標を補正する。なお、部位位置の座標値は図示のように参照してもよいし、しなくてもよい。適切姿勢特定部20は、補正後の座標値を、シートバックの制御値に関する情報としてシート制御部18に送信する。
図6の(b)は、シート制御部18および形状調整部61により、図6の(a)に示したシートバック形状を実現した場合の座席シート6およびユーザU1を示す。図6の(a)に示した座標値を座席シート6がとるように形状調整部61を制御することで、姿勢特定装置8は、ユーザに適切姿勢をとらせることができる。
なお、適切姿勢特定部20は、適切姿勢DB71を参照することで特定した、シートバックの各部の圧力値をシート制御部18に出力してもよい。また、座席シート6は通信部および圧力センサを備え、形状調整部61が座席シート6の形状を調節した場合、座席シート6(例えば、シートバック)の各部にかかっている圧力を圧力センサで測定して、該測定値をシート制御部18に送信してもよい。
そして、シート制御部18は、座席シート6から入力された圧力値と、適切姿勢特定部17から入力された圧力値とを比較し、所定値以上の相違がある場合は、該相違が解消するように、形状調整部61に最後指示を送信してもよい。すなわち、シート制御部18は座席シート6からの圧力値のフィードバックに応じて、形状調整部61をフィードバック制御してもよい。
≪処理の流れ≫
図7は、姿勢特定装置5における処理の流れを示すフローチャートである。なお、図7において図3と同様のステップ番号を付した処理は、図3と同様の処理であり、説明を繰り返さない。
姿勢特定装置5において、体格特定部16は、身体データ取得部11から入力された身体データからユーザの体格を特定する(S22)。例えば、体格特定部16は、ユーザの体格が図5で示した「痩せ」、「標準」、および「太い」のいずれの類型であるかを特定する。体格特定部16は特定した体格を示す情報を、適切姿勢特定部17に出力する。
適切姿勢特定部17は、姿勢特定部15から入力されたユーザの姿勢を示す情報と、体格特定部16から入力されたユーザの体格を示す情報とに応じて、適切姿勢を特定する(S24)。例えば、適切姿勢特定部17は、適切姿勢DB71を参照して、適切姿勢DB71においてユーザの姿勢の類型と、ユーザの体格の類型との組み合わせに応じた、適切姿勢を示す情報を読み出す。図5の適切姿勢DB71の例においては、適切姿勢を示す情報とは、ユーザが適切姿勢になる場合の、座席シート6のシートバックの圧力分布を示すデータである。
適切姿勢特定部17は適切姿勢を示すデータから、適切姿勢、および該姿勢をユーザにとらせるための座席シート6の形状を特定する。適切姿勢特定部17は、特定した座席シート6の形状を示す情報を、シート制御部18に出力する。シート制御部18は、ユーザの姿勢が適切姿勢になるように、座席シート6の形状調整部61に指示を出すことで、座席シート6の形状を変化させる(S26)。
前記の処理によれば、適切姿勢特定部17は、ユーザの体格と、ユーザの現在の姿勢とを考慮して、該ユーザの適切姿勢を特定することができる。そして、座席シート6自体の形状を変化させることで、ユーザの姿勢を適切姿勢にすることができる。これにより、ユーザが座席シート6に座っているときに、適切姿勢をとることができるよう補助することができる。
〔実施形態3〕
姿勢特定システムの座席シート6は、所定空間内に配置された支持器具であってもよい。例えば、座席シート6は移動体の座席シートであってもよい。また、姿勢特定装置5は、ユーザの状態またはユーザの所定空間内での活動目的を示す情報である、状態情報を取得する状態情報取得部19を備えていてもよい。例えば、状態情報取得部19は、ユーザの状態または活動目的が運転、作業、休息、睡眠のいずれであるかを示す情報を状態情報として取得してもよい。また、適切姿勢特定部17は、状態情報に応じて適切姿勢を特定してもよい。
≪要部構成≫
図8は、本実施形態に係る姿勢特定システム300の要部構成の一例を示すブロック図である。姿勢特定システム300は、姿勢特定装置8を含む点と、入力装置2、カメラ3、座席シート6、記憶装置7、および姿勢特定装置8が移動体9に搭載されている点で、実施形態2に係る姿勢特定システム200と異なる。
(移動体9)
移動体9は、乗用車、列車、バス、飛行機等、その内部に所定空間を有する移動体である。移動体9の内部空間には、移動体9の乗客が着席する座席シート6が1つ以上配置される。また、各座席シート6に着席した乗客を撮影可能なように、1台以上のカメラ3が配置される。なお、図8の例では、入力装置2、記憶装置7、および姿勢特定装置8も移動体の内部に搭載されているが、入力装置2、記憶装置7、および姿勢特定装置8は、カメラ3および座席シート6と通信可能であれば、必ずしも移動体9の内部空間に設置されていなくてもよい。
(姿勢特定装置8)
姿勢特定装置8は、状態情報取得部(第3情報取得部)19と、適切姿勢特定部20とを含む点で、姿勢特定装置5と異なる。
状態情報取得部19は、状態情報(第3情報)を取得する。状態情報とは、ユーザの状態またはユーザの所定空間内での活動目的を示す情報である。状態情報取得部19は取得した状態情報を、適切姿勢特定部20へ出力する。
状態情報の取得先は特に限定されないが、状態情報取得部19は、例えば以下のような方法で状態情報を取得することができる。すなわち、姿勢特定装置8は、移動体9内に備えられた表示部(図示せず)に、ユーザに自分の状態または移動体9内での活動目的を入力するよう促す案内を表示させる。そして、ユーザによって、入力装置2を介し該ユーザの状態または活動目的を示す情報が入力された場合、状態情報取得部19は入力装置2から該情報を状態情報として取得する。
なお、状態または活動目的を、予め設定した区分からユーザに選択させてもよい。例えば、該区分として、運転、作業、休息、睡眠の4つの区分を設け、ユーザにいずれかを指定させてもよい。これにより、座席シート6に着席したユーザが移動体9内で行うと推定される動作、それぞれの区分に応じた適切姿勢を特定することができる。したがって、ユーザがより適切と感じると推定できる姿勢を、適切姿勢として特定することができる。
なお、姿勢特定装置8は、入力装置2ではなく、自装置が備える通信部(図示せず)を介して、外部装置から状態情報を取得してもよい。例えば、姿勢特定装置8は、スマートフォン等の外部装置におけるスケジュール管理のためのアプリケーションから、ユーザの予定を示す情報を取得し、該予定を示す情報からユーザの状態または活動目的を特定しても良い。そして、状態情報取得部19は該状態または活動目的を状態情報として取得してもよい。
適切姿勢特定部20は、姿勢特定部15が特定したユーザの姿勢と、体格特定部16が特定したユーザの体格と、状態情報取得部19が取得した状態情報に応じて、適切姿勢を特定する。適切姿勢特定部20は特定した適切姿勢を示す情報を、シート制御部18に出力する。
適切姿勢特定部20が状態情報をどのように考慮するかは特に限定されないが、例えば、以下の2通りの方法のうちいずれかを実行してもよい。例えば、状態情報が、運転、作業、休息、睡眠等、状態または活動目的の区分として示される場合、記憶装置7に、これらの区分ごとの適切姿勢DB71を記憶させておく。そして、適切姿勢特定部20は、状態情報が示す前記区分に応じた適切姿勢DB71を参照して、適切姿勢を特定する。
また例えば、適切姿勢特定部20は、姿勢特定部15が特定したユーザの姿勢と、体格特定部16が特定したユーザの体格とから、適切姿勢特定部17と同様に適切姿勢を仮に特定し、該特定した適切姿勢に係る値を、状態情報に応じて補正してもよい。例えば、状態情報から、ユーザの状態が休息または睡眠である場合は、仮に特定した適切姿勢を実現するための座席シート6の各部位の座標値を、座席シート6のシートバックがよりユーザの後ろ側に倒れるような座標値に補正してもよい。
≪処理の流れ≫
図9は、姿勢特定装置8における処理の流れを示すフローチャートである。なお、図9において図3および図7と同様のステップ番号を付した処理は、図3および図7と同様の処理であり、説明を繰り返さない。
姿勢特定装置8において、状態情報取得部19は状態情報を取得する(S28)。状態情報取得部19は状態情報を適切姿勢特定部20へ出力する。適切姿勢特定部20は、姿勢特定部15から入力されたユーザの姿勢を示す情報と、体格特定部16から入力されたユーザの体格を示す情報と、状態情報が示すユーザの状態または活動目的に応じて、適切姿勢を特定する(S30)。適切姿勢特定部20は適切姿勢を示す情報をシート制御部18に出力する。より具体的には、適切姿勢特定部20は、適切姿勢を示すデータから、適切姿勢、および該姿勢をユーザにとらせるための座席シート6の形状を特定し、該形状を示す情報を、シート制御部18に出力する。シート制御部18は、ユーザの姿勢が適切姿勢になるように、座席シート6の形状調整部61に指示を出すことで、座席シート6の形状を変化させる(S32)。
前記の処理によれば、ユーザの状態または活動目的に応じて適切姿勢を特定することができる。したがって、ユーザがより適切と感じると推定できる姿勢を、適切姿勢として特定することができる。
〔変形例〕
前記各実施形態に係る姿勢特定装置1、5、および8は、自装置に備えた通信部を介し、外部装置に情報を送信してもよい。外部装置とは、例えば、ユーザのスマートフォン等である。例えば、姿勢特定装置1、5、および8は、姿勢特定部15が特定したユーザの姿勢(現在の姿勢)を外部装置に送信してもよい。また例えば、姿勢特定装置1、5、および8は、体格特定部16が特定したユーザの体格を示す情報を外部装置に送信してもよい。また例えば、姿勢特定装置1、5、および8は、適切姿勢特定部17および20が特定した適切姿勢を示す情報を外部装置に送信してもよい。また例えば、姿勢特定装置5および8は、シート制御部18が形状調整部61を制御する際の制御値を示す情報を外部装置に送信してもよい。
また、姿勢特定装置1、5、および8におけるモデル設計部12の機能を、サーバ等の別装置で実行してもよい。この場合、姿勢特定装置1、5、および8は通信部を備え、身体データ取得部11が取得した身体データ、部位位置情報取得部13が取得した部位位置情報、および、形状情報取得部14が取得した形状情報を、自己の通信部を介してモデル設計部12の機能を担うサーバに送信する。そして、サーバは、前述したモデル設計部12における一連の処理を実行し、処理結果を姿勢特定装置1、5、および8に送信する。すなわち、モデル設計部12は、補正後の3次元モデルを示す情報を1、5、および8に送信する。該情報を受信した後の姿勢特定装置1、5、および8の動作は前記各実施形態と同様である。
〔ソフトウェアによる実現例〕
姿勢特定装置1、5、および8の制御ブロックは、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、姿勢特定装置1、5、および8は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば1つ以上のプロセッサを備えていると共に、前記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を備えている。そして、前記コンピュータにおいて、前記プロセッサが前記プログラムを前記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。前記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。前記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(
Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、前記プログラムを展開するRAM(Random
Access Memory)などをさらに備えていてもよい。また、前記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して前記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、前記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は前述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1、5、8 姿勢特定装置
11 身体データ取得部
12 モデル設計部
121 モデル作成部
122 モデル補正部
13 部位位置情報取得部(第1情報取得部)
14 形状情報取得部(第2情報取得部)
15 姿勢特定部
16 体格特定部
17、20 適切姿勢特定部
18 シート制御部(支持器具制御部)
19 状態情報取得部(第3情報取得部)
2 入力装置
3 カメラ(第1測定装置)
4、6 座席シート(支持器具)
41 形状センサ(第2測定装置)
61 形状調整部
7 記憶装置
71 適切姿勢DB
9 移動体

Claims (8)

  1. ユーザの身体的特徴を示す身体データから、前記ユーザの体格に応じた人体の3次元モデルを作成するモデル作成部と、
    第1測定装置から、支持器具により身体が支持されている前記ユーザの身体における特定部位の位置を示す第1情報を取得する第1情報取得部と、
    前記支持器具に搭載された第2測定装置から、前記支持器具の形状を示す第2情報を取得する第2情報取得部と、
    前記第1情報が示す前記特定部位の位置と、前記第2情報が示す前記支持器具の形状とに応じて前記3次元モデルの姿勢を補正するモデル補正部と、
    前記モデル補正部が補正した前記3次元モデルの姿勢から、前記ユーザの姿勢の類型を特定する姿勢特定部と、を備えることを特徴とする、姿勢特定装置。
  2. 前記第1情報取得部は、前記第1測定装置から、複数の前記特定部位の位置を示す第1情報を取得し、
    前記モデル補正部は、複数の前記特定部位それぞれの位置関係、および、前記支持器具の形状に応じて前記3次元モデルの姿勢を補正することを特徴とする、請求項1に記載の姿勢特定装置。
  3. 前記第2情報取得部は、前記第2測定装置から前記支持器具の位置に関する情報を含む第2情報を取得し、
    前記モデル補正部は、前記特定部位と前記支持器具との位置関係に応じて前記3次元モデルの姿勢を補正することを特徴とする、請求項1または2に記載の姿勢特定装置。
  4. 前記モデル補正部は、前記第1情報が示す前記特定部位の位置、および、前記第2情報に基づき特定される前記支持器具の位置を座標値に変換し、前記座標値に基づき特定される前記特定部位と前記支持器具との位置関係に応じて、前記3次元モデルの姿勢を補正することを特徴とする、請求項3に記載の姿勢特定装置。
  5. 前記支持器具は、所定空間内に配置された移動体の座席シートであって、シートバックを少なくとも有し、
    前記姿勢特定装置は、
    前記身体データから前記ユーザの体格を特定する体格特定部と、
    前記ユーザの状態または前記ユーザの前記所定空間内での活動目的を示す情報が運転、作業、休息、睡眠のいずれであるかを示す第3情報を取得する第3情報取得部と、
    前記姿勢特定部が特定した前記ユーザの姿勢の類型と、前記体格特定部が特定した前記ユーザの体格とに応じて、前記ユーザの適切な姿勢である適切姿勢を特定し、前記第3情報取得部が取得した前記第3情報に応じて、前記適切姿勢を前記ユーザにとらせるための前記座席シートの形状を特定する、適切姿勢特定部と、を備え、
    前記適切姿勢特定部は、前記第3情報から、前記ユーザの状態が休息または睡眠である場合には、前記適切姿勢を前記ユーザにとらせるための前記座席シートの形状を、前記シートバックがより前記ユーザの後ろ側に倒れるように特定することを特徴とする、請求項1~4のいずれか1項に記載の姿勢特定装置。
  6. 前記支持器具は、形状変化が可能な支持器具であって、
    前記姿勢特定装置は、
    前記ユーザの姿勢が前記適切姿勢になるように、前記支持器具の形状を変化させる支持器具制御部を備えることを特徴とする、請求項に記載の姿勢特定装置。
  7. 請求項1~のいずれか1項に記載の姿勢特定装置と、
    前記支持器具と、
    前記第1測定装置と、を含むことを特徴とする、姿勢特定システム。
  8. ユーザの身体的特徴を示す身体データから、前記ユーザの体格に応じた人体の3次元モデルを作成するモデル作成ステップと、
    第1測定装置から、支持器具により身体が支持されている前記ユーザの身体における特定部位の位置を示す第1情報を取得する第1情報取得ステップと、
    前記支持器具に搭載された第2測定装置から、前記支持器具の形状を示す第2情報を取得する第2情報取得ステップと、
    前記第1情報が示す前記特定部位の位置と、前記第2情報が示す前記支持器具の形状とに応じて前記3次元モデルの姿勢を補正するモデル補正ステップと、
    前記モデル補正ステップにおいて補正した前記3次元モデルの姿勢から、前記ユーザの姿勢の類型を特定する姿勢特定ステップと、を含むことを特徴とする、姿勢特定方法。
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