JP7282813B2 - 掘削ロッド - Google Patents

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Description

本発明は、掘削ロッドに関し、詳しくは、地盤改良機の回転駆動装置に装着される掘削ロッドに関する。
従来から、地盤改良機に用いるロッド回転駆動装置(オーガ)では、油圧モータや減速機などの回転駆動源を備えた駆動装置本体に、ロッドに設けた角軸部を挿通して係合可能な角孔を有するロッド回転部(出力軸)と、前記角軸部の下部に設けた周方向の溝部に係合可能なチャック板とを一体回転可能に備えたロッド回転駆動装置が知られている。チャック板は、スプリングの力により係合してロッド回転部にロッドを固定し、この固定の解除は、円錐状のコーン形チャック解除部材をチャック板に設けたコーン形チャック解除部材の受部に圧入し、チャック板をスプリングの力に抗して押し拡げることにより行なう構造である(例えば、特許文献1参照。)。
こうしたチャック板を有する係合溝構造は、その構造上、ロッドをチャックする位置が限られるという課題があった。このため、径方向に出没するクサビ部材によってロッドを任意の位置でチャックできる機構を備えたロッド回転駆動装置が開発されている。クサビ部材は、皿バネで締付力を発生させ、油圧シリンダで皿バネを撓ませてロッドを解放する構造である(例えば、特許文献2参照。)。
特開平7-189576号公報 特許第6316220号公報
近年、小型の地盤改良機では、高出力や掘削長の増大のニーズを受けて、ロッド回転駆動装置の回転トルクや推力を大きくすることが求められている。しかしながら、特許文献2に記載されたロッドチャック機構では、ロッドの把持位置に自由度があるものの、ロッドの外周面に泥が付着すると、ロッドとクサビ部材との摩擦力が落ち、十分な推力が得られないという問題があった。
また、図10及び図11に示すように、ロッド100を継ぎ足す場合は、トルク伝達性に優れた断面六角形状の雄型及び雌型の継手101,102を互いに嵌め込み、水平方向に2本の連結ピン103を差し込んで連結される。そのため、ピン挿通孔を形成する半割状の溝(合成溝)101a,102aは、連結ピン103の応力集中を避けた六角形状の辺に沿って配置されることになる。しかしながら、ロッド100の外周3面を把持する構成では、2本の連結ピン103を略ハ字状に配置せざるを得ず、嵌合部の摩耗によるガタが増加すると、回転するロッドが大きく振れたり、ピン同士の水平方向の距離が大きい側の嵌合部から地盤改良剤が漏洩したりするおそれがあった。
そこで本発明は、ロッド回転駆動装置からの駆動力の伝達が円滑に行え、使用上の品質も確保できる最適形状を備えた掘削ロッドを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の掘削ロッドは、地盤改良機の回転駆動装置に装着され、内部に地盤改良剤の流路を備えている掘削ロッドにおいて、前記掘削ロッドの外周には、円形断面の外周を周方向等間隔に4箇所切り欠いて形成した平面部が設けられ、対向する前記平面部からなる2面幅は、前記掘削ロッドの全長に亘って等しく形成され、前記円形断面の円周部分の外径の95±2%の範囲にあることを特徴としている。
また、前記掘削ロッドは、連結ピンを介して雌側ロッドと雄側ロッドとを同軸に連結してなり、前記雌側ロッドの端部に設けられる雌側筒部と、前記雄側ロッドの端部に設けられて前記雌側筒部に挿入される断面正六角形状の雄側軸部とを有し、前記雌側筒部の内壁面には、ロッド軸方向と直交して延び、前記平面部と平行な雌側溝が形成され、前記雄側軸部の周面には、ロッド軸方向と直交して延び、前記断面正六角形状の一辺をなす平面と平行な雄側溝が形成され、前記雌側溝と前記雄側溝とは、前記雌側筒部に前記雄側軸部を挿入した状態で整合し、前記連結ピンが挿通されるピン挿通孔となることを特徴としている。
さらに、前記ピン挿通孔は、ロッド周方向に180度離れ、互いに平行に配置された2つのピン挿通孔であることを特徴としている
本発明の掘削ロッドによれば、円形断面の外周を周方向等間隔に4箇所切り欠いて形成した平面部を備えているので、ねじり剛性の高い断面円形状を基本としつつ、平面部を押圧するロッドチャック機構との間で摩擦力を確保した最適形状が達成される。しかも、比較的広い曲面形状によって掘削ロッドの外周面に泥状物が付着しにくく、たとえ付着したとしても、その清掃作業が容易に行えることから、摩擦力の低下を効果的に防止して必要な回転トルクや推力を掘削ロッドに確実に伝えることができる。
本発明の掘削ロッドを適用した地盤改良機の第1形態例を示す側面図である。 同じく要部拡大断面図である。 図2のIII-III断面図である。 ロッド断面形状のバリエーションを示す図である。 ロッド回転駆動装置の正面断面図である。 ロッドのチャック状態及びチャック解除状態を示す要部断面正面図である。 ロッドのチャック状態及びチャック解除状態を示す要部断面平面図である。 本発明の掘削ロッドを適用した地盤改良機の第2形態例を示すロッド回転駆動装置の正面図である。 同じくチャックシリンダを作動させる油圧回路を示す回路図である。 従来の掘削ロッドの継手構造を示す図である。 図10のXI-XI断面図である。
図1乃至図7は、本発明の掘削ロッドが適用される地盤改良機の第1形態例を示している。地盤改良機11は、図1に示すように、履帯走行する走行部を備えたベースマシン12の前部にリーダ13を立設し、該リーダ13をバックステー14にて支持している。リーダ13の長手方向に沿って設けられた左右一対のガイドパイプ13aには、ロッド回転駆動装置(オーガ)15が、ガイドギブ16を介して連結されるとともに、リーダ13の長手方向に掛け渡したチェーン13bによって昇降可能に設けられている。また、リーダ13の下部には、ロッド回転駆動装置15により回転する掘削ロッド17をガイドする下部ガイド18が設けられている。さらに、掘削ロッド17の上端には、注入ホース(グラウトホース)19から地盤改良剤を導入するスイベルジョイント20が設けられ、該スイベルジョイント20の連れ回りを防止する回り止めロッド21の一端がロッド回転駆動装置15に固設され、他端が掘削ロッド17の上端に設けられた取付部材22に取り付けられている。
掘削ロッド17は、内部に地盤改良剤(セメントミルク)の流路を備えたパイプ状のものであって、複数本連結してリーダ13よりも長尺に形成され、下端には掘削刃23aと撹拌羽根23bとを備えた掘削ヘッド23が設けられている。また、図2乃至図4にも示すように、掘削ロッド17の外周には全長に亘り、円形断面の外周を周方向等間隔に4箇所切り欠いて形成した同一幅の平面部17aが設けられている。対向する平面部17a,17aからなる2面幅(幅寸法)Lは、掘削ロッド17の全長に亘って等しく、円形断面の円周部分の外径Dの95%に設定されている(図3)。この場合、例えば、2面幅Lは205mm、外径Dは216mmとなる。これにより、掘削ロッド17の外周面は、円弧曲面部17bからなる領域が大きく占められ、実質的に角張った箇所が生じることのない略曲面状に形成されている。
掘削ロッド17の2面幅Lは、具体的な数値に限定されるものではないが、好ましくは外径Dの95±1%の範囲内にある。これにより、ロッド回転駆動装置15の仕様変更や施工現場の土質の変化などにも対応することができる。もっとも、95±2%程度であってもよい。この場合、平面部17a又は円弧曲面部17bのいずれかの領域を重視した設計が可能となり、地盤改良機11の性能や施工条件に最適化することができる。例えば、2面幅Lを外径Dの97%に設定すれば、図4(A)に示すように、円弧曲面部17bの領域が広くなり、泥状物を除去するなどの観点から有利である。一方、2面幅Lを外径Dの93%に設定すれば、図4(B)に示すように、平面部17aの領域が広くなり、回転トルクの伝達などの観点から有利である。
ここで、本実施例の掘削ロッド17では、ロッド軸方向(図2の上下方向)の長さを確保するために、上側に配置されている雌側ロッド24と下側に配置されている雄側ロッド25とが同軸に連結されている。雌側ロッド24及び雄側ロッド25は、地盤改良剤が通過できるように中空状になっている。雌側ロッド24は、下端部に雌側筒部24aを有し、雄側ロッド25は上端部に雄側軸部25aを有している。雌側筒部24aの内壁面24bの断面と雄側軸部25aの周面25bの断面は、雌側筒部24aと雄側軸部25aとが嵌合できるように、同じ正六角形状になっている。このため、雌側筒部24aに雄側軸部25aが挿通されることで、雌側ロッド24と雄側ロッド25とが一体回転し、ロッド回転駆動装置15から与えられる回転トルクを伝達可能になっている。
雌側筒部24aの内壁面24bには、ロッド軸方向と直交する方向(図3の上下方向)に延び、外周の平面部17aと平行な直線状の雌側溝24cが2個形成されている。また、雄側軸部25aの周面25bにも、ロッド軸方向と直交する方向に延び、断面正六角形状の一辺をなす平面及び外周の平面部17aと平行な直線状の雄側溝25cが2個形成されている。各溝24c,25cはロッド軸方向に間隔をあけて、ロッド周方向に180度離れて配置されている(図2)。
雌側筒部24aに雄側軸部25aを挿入し、雌側筒部24aの下端に形成されている開口縁部24dと、雄側軸部25aの根元に形成されている段部25dとが当接すると、雌側ロッド24と雄側ロッド25とのロッド軸方向の位置決めがなされた状態となる。この嵌合状態では、雌側溝24cと雄側溝25cとが対向することで、1つの略円形のピン挿通孔になる。そして、互いの位置を整合させた雌側溝24cと雄側溝25cとに連結ピン26が挿通されると、雌側ロッド24と雄側ロッド25とが連結ピン26を介して一体的に係合連結される。
また、雌側筒部24aの雌側溝24cに対応する位置には、平面部17aから雌側筒部24aの軸中心に向かって延びる取付孔24eが形成されている。取付孔24eは、連結ピン26の抜け止めを行うための止めねじ(いもねじ)27を取り付けるものである。止めねじ27を締め込むと、その先端部が連結ピン26に形成されている係合溝26aに係合し、基端部が取付孔24eに埋没した状態となる。
地盤改良機11を使用して地盤改良作業を行うには、掘削ロッド17の中間部をロッド回転駆動装置15に把持させた状態で、下部ガイド18によって掘削ロッド17が回転可能かつ上下動可能に保持され、掘削ロッド17の上端部においてスイベルジョイント20に注入ホース19が接続される(図1)。この作業開始状態で、掘削ロッド17を回転駆動しながらリーダ13に沿って下降させるとともに、掘削ロッド17を通って送られた地盤改良剤を掘削ヘッド23の先端から掘削孔に噴射することにより、掘削ヘッド23の掘削刃23aで掘削した土砂と地盤改良剤とを撹拌羽根23bで混合する。
ロッド回転駆動装置15がリーダ13の下端部に到達すると、中間部の把持を解除したロッド回転駆動装置15を上昇させ、上部を把持させる掴み替えを行う。このとき、掘削ロッド17をその位置に固定しておくために、下部ガイド18の固定手段によって掘削ロッド17が把持される。ロッド回転駆動装置15の移動によって掘削ロッド17の把持位置を上部側に切り替えたら、再び掘削ロッド17を回転駆動しながら下降させて、掘削刃23aで掘削した土砂と地盤改良剤とを撹拌羽根23bで混合する。そして、所定深度まで掘削ヘッド23を下降させた後、逆の手順で掘削ヘッド23を引上げることによって地盤改良作業が終了する。
こうした地盤改良作業を円滑に進めるために、ロッド回転駆動装置15には必要な回転トルクや推力を掘削ロッド17に確実に伝える構造が求められる。以下では、ロッド回転駆動装置15の具体的な構成について、図5乃至図7を参照しながら説明する。
ロッド回転駆動装置15は、円形のロッド挿通孔28aを有する駆動シャフト28を回転可能に備えた駆動装置本体29と、駆動シャフト28に回転可能に設けられた上下一対のロッドチャック機構30,30と、該ロッドチャック機構30,30に対応する上下一対のチャック解除機構31,31と、駆動装置本体29内の減速機構32に接続される2台の回転駆動用油圧モータ33,33とを備えている。また、図示は省略するが、各機構は、防塵・防水性を有するシール構造や、メンテナンス性を考慮した給脂構造などを備えている。
駆動シャフト28は、ロッド回転駆動装置15の取付部34の高さ(全高)と同程度の長さを有し、厚肉な中間部を挟んで両端部(上下端部)が対称形状をなす筒状に形成され、駆動装置本体29のハウジング(ギヤケース)29a内において、上下の軸受35,35を介して回転可能に設けられている。ロッド挿通孔28aに掘削ロッド17を挿通し、上下のロッドチャック機構30,30を作動して掘削ロッド17の外周を把持した状態で、駆動シャフト28の中間部外周に取り付けられた歯車36と、回転駆動用油圧モータ33の回転軸37によって駆動される歯車38とが噛合することにより、回転駆動用油圧モータ29の回転が駆動シャフト28に伝達されて掘削ロッド17を回転させる。
上下一対のロッドチャック機構30,30は、駆動シャフト28の上端部及び下端部において、中間部の歯車36から等間隔に近い間隔で上下に離間して設けられており、構成部品は同一であるが、互いの取付向きがロッド軸方向に180度異なる上下対称形状をなしている。これに対応する上下一対のチャック解除機構31,31についても構成部品は同一であるが、互いの取付向きがロッド軸方向に180度異なる上下対称形状をなしている。したがって、上下で部品共通化が図られている各機構30,31の具体的な構成や作用については、下端部側をとりあげて説明する。
ロッドチャック機構30は、図6及び図7にも示すように、駆動シャフト28の下端部である円筒体28bと、該円筒体28bに設けられたガイド孔28cに支持される4つのクサビ部材39と、該クサビ部材39のロッド径方向外側に設けられ、クサビ部材39の外面と接触してクサビ部材39をロッド径方向内側にガイドする円筒状のスライド部材40と、該スライド部材40をロッド軸方向上方に付勢するバネ部材41とで構成されている。
円筒体28bは、内部にロッド挿通孔28aを有し、側壁には前記クサビ部材39をロッド径方向に移動可能に支持する角形のガイド孔28cが周方向で等間隔に4つ形成されている。各クサビ部材39は、ロッド側の内面が掘削ロッド17の外周面に対向して配置されており、反ロッド側の外面に、側面視において上端から下端に向かってロッド径方向内側に傾斜する下向きの傾斜面39aを有する略断面台形状のものである。さらに、クサビ部材39の上端と円筒体28bの外壁との間には、クサビ部材39をロッド径方向外側に付勢する付勢手段としてスプリング(図示せず)が設けられている。
スライド部材40は、中央部に前記円筒体28bを挿通するシャフト挿通孔40aが設けられ(図5)、該シャフト挿通孔40aには、各クサビ部材39の傾斜面39aと接触する該傾斜面39aと略同じ勾配のテーパ面40bが形成されている。
バネ部材41は、ロッド軸方向に重ねられた6枚の皿バネ41aで構成され、円筒体28bの下端に設けられたリング状の支持部材42とスライド部材40の下端との間に配置されることで、スライド部材40をロッド軸方向上側へ付勢している。また、スライド部材40の下部外周には、油圧で作動するチャックシリンダ43によって押されるリング状の受けプレート44が設けられ、受けプレート44の周縁部の下部側に、バネ部材41をカバーするカバー筒45が設けられている。
チャック解除機構31は、駆動装置本体29の下端面に対向配置される2つで一組のチャックシリンダ(反対側は図示せず)43と、該チャックシリンダ43のピストンロッド43aの先端部に取り付けられる押えプレート46と、前記受けプレート44とで構成される。押えプレート46は、チャックシリンダ43のピストンロッド43aの伸縮によって、ロッド軸方向に昇降可能に設けられており、中央にスライド部材40を挿通可能なリング状に形成されている。チャックシリンダ43の縮小状態では、押えプレート46と受けプレート44とは上下に離間して配置されている。チャックシリンダ43のピストンロッド43aが伸長すると、バネ部材41の付勢力(弾性力)に抗しながら、押えプレート46が受けプレート44の上面に当接し、受けプレート44をロッド軸方向下方へ押し付ける。
このように構成されたロッド回転駆動装置15は、駆動シャフト28の上下端部に2つ一組で設けた合計4本のチャックシリンダ43を同時に伸長又は縮小させて、駆動シャフト28に挿通した掘削ロッド17のチャックとその解除とが行われる。
ロッドチャック時には、掘削ロッド17の平面部17aとクサビ部材39とが、掘削ロッド17の挿通に従って回転方向に整合した後、互いに面接触でチャックされる。具体的には、図6(A)及び図7(A)に示すように、チャックシリンダ43を縮小させ、バネ部材41によってロッド軸方向上側へ付勢されたスライド部材40が上方に移動し、スライド部材40のテーパ面40bがクサビ部材39の下向きの傾斜面39aをロッド軸方向に押圧する。これにより、掘削ロッド17の平面部17aに対向配置された4つのクサビ部材39が同時にロッド径方向内側に移動し、掘削ロッド17をチャックする。
ここで、上端部側の構成は、下端部側の構成を上下反転させた対称形状であるため、バネ部材41によってロッド軸方向下側へ付勢されたスライド部材40が下方に移動し、スライド部材40のテーパ面40bがクサビ部材39の上向きの傾斜面39aをロッド軸方向に押圧する。これにより、掘削ロッド17の平面部17aに対向配置された4つのクサビ部材39が同時にロッド径方向内側に移動し、掘削ロッド17をチャックする。
一方、チャックシリンダ43を伸長させたチャック解除時には、図6(B)及び図7(B)に示すように、スライド部材40がロッド軸方向下方へ移動し、クサビ部材39に対するスライド部材40の押し付けが弱まる。その結果、前記付勢手段の付勢力で4つのクサビ部材39が同時にロッド径方向外側に移動し、掘削ロッド17のチャックが解除される。こうした作用は上端部側の構成についても同様である。
このような上下対称形状のロッドチャック機構30,30では、施工中に掘削ロッド17の回転を受けてロッドチャック機構30,30も一体に回転し、ロッドチャック機構30,30には押込力及び引抜力がかかる。そして、押込方向に対しては、上向きの力(反力)が作用し、スライド部材40のテーパ面40bとクサビ部材39の上向きの傾斜面39aとの摩擦力が大きくなり、上端部側のクサビ部材39の押し付けが強まる。すなわち、上端部側の構成におけるクサビ効果が顕著に得られ、掘削ロッド17の平面部17aに作用する面圧が高まる。一方、引抜方向に対しては、下向きの力(反力)が作用し、スライド部材40のテーパ面40bとクサビ部材39の下向きの傾斜面39aとの摩擦力が大きくなり、下端部側のクサビ部材39の押し付けが強まる。すなわち、下端部側の構成におけるクサビ効果が顕著に得られ、掘削ロッド17の平面部17aに作用する面圧が高まる。
このように、本発明の掘削ロッド17によれば、円形断面の外周を周方向等間隔に4箇所切り欠いて形成した平面部17aを備えているので、ねじり剛性の高い断面円形状を基本としつつ、平面部17aを押圧するロッドチャック機構30との間で摩擦力を確保した最適形状が達成される。しかも、比較的広い曲面形状によって掘削ロッド17の外周面に泥状物が付着しにくく、たとえ付着したとしても、その清掃作業が容易に行えることから、摩擦力の低下を効果的に防止して必要な回転トルクや推力を掘削ロッドに確実に伝えることができる。
また、掘削ロッド17の連結を、雌側筒部24aと雄側軸部25aとが嵌合する断面正六角形状からなるトルク伝達構造とし、連結ピン26のピン挿通孔が、外周の平面部17aと断面正六角形状の一辺をなす平面とにそれぞれ平行な雌側溝24c及び雄側溝25cから形成されているので、連結ピン26の長さを確保しつつ、連結ピン26に対するロッド軸方向及び回転方向の負荷(面圧)を下げて寿命を延ばすことができる。とりわけ、一方の平面部17aの反対側(ロッド周方向に180度離れた側)に位置する他方の平面部17aにも同様にピン挿通孔を設けているので、経年使用で嵌合部の摩耗が進行しても、これにより生じたガタ付きを2本の平行な連結ピン26,26で抑えることが可能であるため、掘削ロッド17の振れ防止や地盤改良剤の漏洩防止などにも有効である。
さらに、4つの平面部17aのうちの対向する2面幅Lが円形断面の円周部分の外径Dの95±2%の範囲にあるので、ロッド回転駆動装置15からの駆動力の伝達性(平面部領域の大きい方が有利)と、ロッド自体の耐久性や泥状物の除去性(平面部領域の小さい方が有利)とのバランスが適正化され、掘削ロッド17が使用される多様な環境において、その最適値を確保することができる。
加えて、本発明の掘削ロッド17が適用される地盤改良機11の第1の構成では、ロッド回転駆動装置15に備わるロッドチャック機構30が掘削ロッド17の4つの平面部17aに対応した4つのクサビ部材39を備えているので、特許文献2のロッド回転駆動装置と同様に掘削ロッド17を長さ方向の任意の位置でチャックすることができる。とりわけ、掘削ロッド17の軸方向の移動に対してクサビ効果が高まるので、掘削ロッド17と駆動シャフト28とをより強固に一体化させることができる。
図8及び図9は、本発明の掘削ロッド17が適用される地盤改良機の第2形態例を示している。図8はロッドチャック機構を備えたロッド回転駆動装置の正面図、図9はチャックシリンダを作動させる油圧回路図である。なお、以下の説明において、前記形態例に示した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
本形態例におけるロッド回転駆動装置50では、前記形態例と同様に、駆動シャフト51の上下端部に、複数のクサビ部材52を備えた上下一対のロッドチャック機構53,53を一体回転可能に設けたもので、特に、掘削ロッド17のチャック状態をバネ部材の弾性力に替えて、チャックシリンダ54の油圧で保持する油圧方式を採用している。
駆動シャフト51は、ロッド回転駆動装置50の駆動装置本体29を貫通できる程度の長さを有し、中間部を挟んで両端部(上下端部)が対称形状をなす筒状に形成され、駆動装置本体29のハウジング29a内において、上下の軸受35,35を介して回転可能に設けられている。上下一対のロッドチャック機構53,53は、駆動シャフト51の上端部及び下端部において上下に離間して設けられており、構成部品は同一であるが、互いの取付向きがロッド軸方向に180度異なる上下対称形状をなしている。したがって、上下で部品共通化が図られているロッドチャック機構53の具体的な構成や作用については、下端部側をとりあげて説明する。
ロッドチャック機構53は、掘削ロッド17の外周面に対向して配置された4つのクサビ部材52と、該クサビ部材52のロッド径方向外側、具体的には、駆動シャフト51の下端部内周側に設けられ、クサビ部材52の外面の傾斜面52aと接触するテーパ面51aとを備えている。各クサビ部材52は、ロッド側の内面が掘削ロッド17の平面部17aに対向して配置されており、反ロッド側の外面に、側面視において上端から下端に向かってロッド径方向外側に傾斜する上向きの傾斜面52aを有する略断面三角形状のものである。また、テーパ面51aは、上端がロッド挿通孔51bの下端に連続しており、各クサビ部材52の傾斜面52aと接触する該傾斜面52aと略同じ勾配を有している。
また、各クサビ部材52は、リンク部材55の一端(上端)が支持ピン56を介して回動可能に連結されており、リンク部材55の他端(下端)は支持ピン57を介して内枠部材58に回動可能に連結されている。内枠部材58は、中央に掘削ロッド17を挿通可能なリング状に形成され、これと同心の外枠部材59に軸受60を介して回転可能に設けられている。
外枠部材59と駆動装置本体29との間は、左右一対のチャックシリンダ54,54と、該チャックシリンダ54,54の前後に配置された合計4本のガイド筒61とを介して連結されている。チャックシリンダ54は、作動油をピストンの両側に供給可能な復動油圧シリンダであり、シリンダチューブ54aの底部が駆動装置本体29のハウジング29aの下面に固着(直付け)され、ピストンロッド54bの先端部が支持ピン62を介して外枠部材59に連結されている。
こうしたリンク方式のロッドチャック機構53では、チャックシリンダ54の最大伸長時においても、クサビ部材52の傾斜面52aと駆動シャフト51のテーパ面51aとが上下方向に重なり合い、リンク部材55に組み込まれたスプリング(図示せず)により、クサビ部材52をロッド径方向外側に付勢している。これにより、クサビ部材52は、チャックシリンダ54の伸縮によってテーパ面51aを摺動し、最大伸長時において、テーパ面51aとの係合状態を維持したまま、ロッド挿通孔51bに挿通した掘削ロッド17の外周面から離れて位置される。
このように構成されたロッドチャック機構53は、チャックシリンダ54を縮小させたチャック時には、上方移動したクサビ部材52が駆動シャフト51のテーパ面51aと掘削ロッド17の平面部17aとの間に挿入され、テーパ面51aがクサビ部材52の上向きの傾斜面52aをロッド軸方向に押圧する。これにより、4つのクサビ部材52が同時にロッド径方向内側に移動し、掘削ロッド17をチャックする(図8)。一方、チャックシリンダ54を伸長させたチャック解除時には、クサビ部材52がロッド軸方向下方へ移動し、クサビ部材52に対するロッド径方向の押し付けが弱まる。その結果、4つのクサビ部材52が同時にロッド径方向外側に移動し、掘削ロッド17のチャックが解除される。こうした作用は上端部側の構成についても同様である。
ところで、チャックシリンダ54の作動により掘削ロッド17を長時間チャックする場合、時間経過に伴って油圧回路の弁などから作動油が徐々に漏れ、チャックシリンダ54の保持圧が低下することがある。そこで、図9に示すように、チャックシリンダ54を作動させる油圧回路63にアキュムレータ(蓄圧器)64を備えることにより、チャック時の圧力保持を支援している。
油圧回路63は、操作弁(図示せず)とチャックシリンダ54との間の流路を開閉可能なパイロットチェック弁65を備えており、該パイロットチェック弁65とチャックシリンダ54とを接続する流路には、所定圧力の作動油によって掘削ロッド17をチャックする方向にチャックシリンダ54を作動(縮小)させるチャックシリンダ把持流路66と、チャックを解除する方向にチャックシリンダ54を作動(伸長)させるチャックシリンダ開放流路67とを備えている。前記アキュムレータ64は、油圧の圧力エネルギーを窒素ガスなどの気体の圧力エネルギーに変換して蓄圧する機器であり、チャックシリンダ把持流路66に設けられている。
チャックシリンダ把持流路66を通じてチャックシリンダ54のロッド側油室に作動油を供給すると、ピストンロッド54bが縮小し、これに伴うクサビ部材52の移動で掘削ロッド17がチャックされる。このとき、アキュムレータ64内にも作動油の一部が流入して貯留される。そして、操作弁を中立に戻すと、チャックシリンダ54内の作動油はパイロットチェック弁65の閉塞作用によって封止されるとともに、アキュムレータ64の蓄圧作用(油圧放出)によってチャックシリンダ54のロッド側油室が所定圧力で保持される。この場合、チャックシリンダ開放流路67は、チャックシリンダ54の作動を受けて戻り流路として機能し、ボトム側油室からの排出油がタンクに戻される。
一方、チャックシリンダ開放流路67を通じてチャックシリンダ54のボトム側油室に作動油を供給すると、ピストンロッド54bが伸長し、これに伴うクサビ部材52の移動で掘削ロッド17のチャックが解除される。そして、操作弁を中立に戻すと、チャックシリンダ54内の作動油はパイロットチェック弁65の閉塞作用によって封止される。この場合、チャックシリンダ把持流路66は、チャックシリンダ54の作動を受けて戻り流路として機能し、ロッド側油室からの排出油がタンクに戻される。
このような第2の構成においても、第1の構成のバネ部材41を用いた場合と同様の効果が発揮でき、さらに、本形態例の場合には、掘削ロッド17のチャックを油圧で直接的に行うので、掘削ロッド17を強力にチャックすることができる。すなわち、図4(A)に示すような、断面略円形の掘削ロッド17をチャックしても掘削ロッド17とクサビ部材52との摩擦力が落ちることはない。その上、こうした真円近似の断面形状によって捩り剛性が高まることから、変形に対する問題を改善して回転トルクや推力を掘削ロッド17により確実に伝えることができる。
なお、本発明は、前記各形態例に限定されるものではなく、掘削ロッドの断面形状については、円形断面を基本に形成すればよく、2面幅は外径の95%に設定されることが望ましいが、実施例で示した範囲内であれば、地盤改良機の性能や施工条件に応じて適宜に変更することができる。また、製作性に優れた断面円形状と相俟って、4箇所の平面加工は90度毎に回転させて行うことから、芯出しなどが容易で作業効率が高く、コスト低減効果も期待できる。
11…地盤改良機、12…ベースマシン、13…リーダ、13a…ガイドパイプ、13b…チェーン、14…バックステー、15…ロッド回転駆動装置、16…ガイドギブ、17…掘削ロッド、17a…平面部、17b…円弧曲面部、18…下部ガイド、19…注入ホース、20…スイベルジョイント、21…回り止めロッド、22…取付部材、23…掘削ヘッド、23a…掘削刃、23b…撹拌羽根、24…雌側ロッド、24a…雌側筒部、24b…内壁面、24c…雌側溝、24d…開口縁部、24e…取付孔、25…雄側ロッド、25a…雄側軸部、25b…周面、25c…雄側溝、25d…段部、26…連結ピン、26a…係合溝、27…止めねじ、28…駆動シャフト、28a…ロッド挿通孔、28b…円筒体、28c…ガイド孔、29…駆動装置本体、29a…ハウジング、30…ロッドチャック機構、31…チャック解除機構、32…減速機構、33…回転駆動用油圧モータ、34…取付部、35…軸受、36…歯車、37…回転軸、38…歯車、39…クサビ部材、39a…傾斜面、40…スライド部材、40a…シャフト挿通孔、40b…テーパ面、41…バネ部材、41a…皿バネ、42…支持部材、43…チャックシリンダ、43a…ピストンロッド、44…受けプレート、45…カバー筒、46…押えプレート、50…ロッド回転駆動装置、51…駆動シャフト、51a…テーパ面、51b…ロッド挿通孔、52…クサビ部材、52a…傾斜面、53…ロッドチャック機構、54…チャックシリンダ、54a…シリンダチューブ、54b…ピストンロッド、55…リンク部材、56,57…支持ピン、58…内枠部材、59…外枠部材、60…軸受、61…ガイド筒、62…支持ピン、63…油圧回路、64…アキュムレータ、65…パイロットチェック弁、66…チャックシリンダ把持流路、67…チャックシリンダ開放流路、100…ロッド、101…雄型継手、101a…溝、102…雌型継手、102a…溝、103…連結ピン

Claims (3)

  1. 地盤改良機の回転駆動装置に装着され、内部に地盤改良剤の流路を備えている掘削ロッドにおいて、
    前記掘削ロッドの外周には、円形断面の外周を周方向等間隔に4箇所切り欠いて形成した平面部が設けられ、
    対向する前記平面部からなる2面幅は、前記掘削ロッドの全長に亘って等しく形成され、前記円形断面の円周部分の外径の95±2%の範囲にあることを特徴とする掘削ロッド。
  2. 前記掘削ロッドは、連結ピンを介して雌側ロッドと雄側ロッドとを同軸に連結してなり、前記雌側ロッドの端部に設けられる雌側筒部と、前記雄側ロッドの端部に設けられて前記雌側筒部に挿入される断面正六角形状の雄側軸部とを有し、
    前記雌側筒部の内壁面には、ロッド軸方向と直交して延び、前記平面部と平行な雌側溝が形成され、前記雄側軸部の周面には、ロッド軸方向と直交して延び、前記断面正六角形状の一辺をなす平面と平行な雄側溝が形成され、
    前記雌側溝と前記雄側溝とは、前記雌側筒部に前記雄側軸部を挿入した状態で整合し、前記連結ピンが挿通されるピン挿通孔となることを特徴とする請求項1記載の掘削ロッド。
  3. 前記ピン挿通孔は、ロッド周方向に180度離れ、互いに平行に配置された2つのピン挿通孔であることを特徴とする請求項2記載の掘削ロッド。
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