JP7282282B2 - 送信装置、受信装置、通信システム、制御回路、記憶媒体、送信方法および受信方法 - Google Patents

送信装置、受信装置、通信システム、制御回路、記憶媒体、送信方法および受信方法 Download PDF

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Description

本開示は、無線通信を行う送信装置、受信装置、通信システム、制御回路、記憶媒体、送信方法および受信方法に関する。
周波数シフト変調(以下、FSK(Frequency Shift Keying)と称する。)は、伝送する情報に応じて搬送波の周波数を変化させる変調方式である。FSKは、変調信号の包絡線振幅が一定であり、電力増幅器において入力バックオフ値を小さく設定することができるため、位相変調(以下、PSK(Phase Shift Keying)と称する。)、直交振幅変調(以下、QAM(Quadrature Amplitude Modulation)と称する。)などと比較して、非常に高い電力効率を持つことが知られている。一方で、FSKは、周波数利用効率についてはPSK、QAMなどよりも低い。
一般に、無線通信システムの受信機では、同期検波または非同期検波のどちらかの検波方式が採用される。同期検波は、復調前に受信信号の位相を送信信号と揃えておくことで高精度な復調が可能だが、伝搬路で発生する位相ずれを推定するためのパイロット信号も同時に伝送する必要があり、このパイロット信号がオーバーヘッドとなり伝送効率が落ちる。一方、非同期検波は、送受信間で位相を揃えないまま復調するため復調性能は同期検波に劣るが、パイロット信号のオーバーヘッドを削減できるため伝送効率に優り、また、受信回路も簡易化することができる。特に、FSKは、伝送した情報ごとに異なる周波数に信号電力が集中するため、フィルタ処理および電力検波によって、非常に簡易に非同期検波を実装することが可能である。例えば、非特許文献1には、各FSK候補チャネルの電力をそれぞれ計算し、それらのうち最も大きいものを推定送信信号として復調する非同期検波方式の技術が開示されている。
G.M.Vietta, U.Mengali, and D.P.Taylor, "Optimal Noncoherent Detection of FSK Signals Transmitted Over Linearly Time-Selective Rayleigh Fading Channels," IEEE TRANSACTIONS ON COMMUNICATIONS, VOL.45, NO.11, pp.1417-1425, Nov. 1997
近年、LPWA(Low Power Wide Area)と呼ばれる、長距離、かつ高信頼な情報伝送を志向した無線通信システムに注目が集まっている。LPWAに属する規格の多くは、狭帯域の一次変調信号に対してスペクトル拡散を施して広帯域の二次変調信号として信号を伝送することで、伝搬ロスの大きい長距離通信においても高信頼な情報伝送を実現している。例えば、LoRaWAN(Long Range Wide Area Network)は、周波数が時間に対して線形に変化するチャープ信号を拡散系列として、FSK信号に対して直接拡散によるスペクトル拡散を施したのちに信号を送信する。
従来のように、FSKを狭帯域の一次変調信号のまま伝送する場合には、通信路におけるマルチパスによる周波数選択性の影響は少ない。しかしながら、FSKにスペクトル拡散を施した広帯域信号を伝送する場合には、通信路の周波数選択性は復調性能に大きな影響を与える。受信機は、同期検波を行う場合、パイロット信号を用いた伝送路推定によってマルチパスを等化し、ダイバーシティ利得を獲得することができる。一方で、受信機は、非特許文献1で開示されているような非同期検波を行う場合、伝送路を推定することができないためダイバーシティ利得は得られない。加えて、マルチパスによる周波数選択性歪みが残ったままの広帯域信号に対して逆拡散を施すと、チャープ系列の自己相関特性に起因して、マルチパスの遅延波電力がFSK復調時のFSK候補キャリアへ漏れ込み、結果的に復調誤りを発生させる可能性がある。具体的には、マルチパスにおいて先行波に対する遅延波の遅延サンプル数がFSKキャリア間隔の整数倍となる場合、遅延波電力がFSK候補キャリアに現れる。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、チャープ拡散を伴う周波数シフト変調に対して非同期検波を適用する無線通信システムの受信装置において、マルチパスに起因する復調誤りを回避するとともに、パイロット信号を用いることなくマルチパスによるダイバーシティ効果を得ることが可能な信号を送信する送信装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示は、受信装置と無線通信を行う送信装置である。送信装置は、入力される情報ビット列に対して周波数シフト変調を行い、周波数シフト変調シンボルを生成する変調部と、周波数シフト変調シンボルに対してチャープ系列による直接拡散を施す直接拡散部と、受信装置で逆拡散後の信号の周波数スペクトルにおいて、連続する2つのシンボルのうち1つのシンボルでマルチパスの遅延波成分が周波数シフト変調候補キャリアに現れないように受信装置に送信する信号を制御する制御部と、を備えることを特徴とする。
本開示に係る送信装置は、チャープ拡散を伴う周波数シフト変調に対して非同期検波を適用する無線通信システムの受信装置において、マルチパスに起因する復調誤りを回避するとともに、パイロット信号を用いることなくマルチパスによるダイバーシティ効果を得ることが可能な信号を送信することができる、という効果を奏する。
実施の形態1に係る通信システムの構成例を示す図 実施の形態1に係る送信装置の構成例を示すブロック図 実施の形態1に係る送信装置の動作を示すフローチャート 実施の形態1に係る受信装置の構成例を示すブロック図 実施の形態1に係る受信装置の動作を示すフローチャート 実施の形態1に係る送信装置が備える処理回路をプロセッサおよびメモリで実現する場合の処理回路の構成例を示す図 実施の形態1に係る送信装置が備える処理回路を専用のハードウェアで構成する場合の処理回路の例を示す図 実施の形態2に係る送信装置の構成例を示すブロック図 実施の形態2に係る送信装置の動作を示すフローチャート
以下に、本開示の実施の形態に係る送信装置、受信装置、通信システム、制御回路、記憶媒体、送信方法および受信方法を図面に基づいて詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る通信システム1の構成例を示す図である。通信システム1は、送信装置10と、受信装置20と、を備える。通信システム1は、送信装置10が無線信号を送信し、受信装置20が無線信号を受信することによって無線通信を行う無線通信システムである。
まず、送信装置10の構成および動作について説明する。図2は、実施の形態1に係る送信装置10の構成例を示すブロック図である。送信装置10は、FSKキャリア間隔制御部11と、FSK変調部12と、直接拡散部13と、送信アンテナ14と、を備える。図3は、実施の形態1に係る送信装置10の動作を示すフローチャートである。
送信装置10において、FSKキャリア間隔制御部11は、FSK変調部12で生成されるFSKシンボルのキャリア間隔を決定する(ステップS11)。FSKキャリア間隔制御部11は、決定したFSKシンボルのキャリア間隔をFSK変調部12に出力する。
FSK変調部12は、FSKキャリア間隔制御部11で決定されたFSKシンボルのキャリア間隔に基づいて、入力される情報ビット列に対してFSK変調を行う(ステップS12)。具体的には、FSK変調部12は、FSKキャリア間隔制御部11で決定されたi番目のFSKシンボルのキャリア間隔Kに基づいてFSK変調を行い、式(1)に示すようにM値FSK信号、すなわちFSKシンボルを生成する。
Figure 0007282282000001
式(1)において、mはFSK変調部12に入力されるi番目の情報ビット列から生成されるシンボル番号であり、0≦m≦M-1の範囲である。Nはチャープ系列による直接拡散長である。すなわち、M個のFSKシンボルは、周波数軸上において、全N個のサブキャリアのうち0番目のサブキャリアからKサブキャリアおきに配置されることとなる。本実施の形態では、FSKキャリア間隔制御部11は、キャリア間隔Kがシンボルごとに変化するように制御し、特に、連続する2シンボル間で選択されるキャリア間隔Kおよびキャリア間隔Ki+1が互いに素となるようにする。
これにより、連続する2シンボル間で通信路がコヒーレントである場合、受信装置20での逆拡散後の周波数スペクトルにおいて、例えi番目のシンボルで遅延波電力がFSK候補キャリアに現れたとしても、i-1番目のシンボルでは遅延波電力がFSK候補キャリアに現れる事態を回避することが可能となる。なお、後述する受信装置20は、この特性を利用し、i番目のシンボルで遅延波の位置を検出し、i+1番目のシンボル復調時にこの遅延波の位置を加味した復調を行うことで、復調誤りを回避し、かつダイバーシティ利得を獲得することが可能となる。なお、以降の説明において、FSK変調部12を単に変調部と称することがある。
直接拡散部13は、FSK変調部12で生成されたFSKシンボルに対して、チャープ系列による直接拡散を施す(ステップS13)。直接拡散部13で使用されるチャープ系列は、式(2)のように表される。
Figure 0007282282000002
式(2)において、qはチャープ系列番号を表している。本実施の形態では、全てのFSKシンボルでqが同じ値のチャープ系列が使用される。直接拡散部13による直接拡散後の信号は、式(3)のように表現される。
Figure 0007282282000003
送信アンテナ14は、直接拡散部13で直接拡散が施された信号xを受信装置20へ送信する(ステップS14)。
実施の形態1において、FSKキャリア間隔制御部11は、受信装置20で逆拡散後の信号の周波数スペクトルにおいて、連続する2シンボルのうち1シンボルでマルチパスの遅延波成分がFSK候補キャリアに現れないように受信装置20に送信する信号を制御する制御部である。具体的には、FSKキャリア間隔制御部11は、連続する2シンボル間で選択されるFSKシンボルのキャリア間隔Kが互いに素となるようにシンボルごとにFSKシンボルのキャリア間隔Kを変化させる。
つぎに、受信装置20の構成および動作について説明する。図4は、実施の形態1に係る受信装置20の構成例を示すブロック図である。受信装置20は、受信アンテナ21と、逆拡散部22と、フーリエ変換部23と、電力計算部24と、メトリック合成部25と、FSK復調部26と、遅延波検出部27と、を備える。図5は、実施の形態1に係る受信装置20の動作を示すフローチャートである。なお、受信装置20は、以降で説明する処理を受信シンボル単位で行うものとする。
受信装置20において、受信アンテナ21は、送信装置10から送信された信号rを受信する(ステップS21)。逆拡散部22は、受信アンテナ21で受信された信号rを式(4)に示すように逆拡散する(ステップS22)。
Figure 0007282282000004
なお、明細書中ではsの上部に^を付与して表すことができないため、以降の説明において、sの上部に^を付与したものをs(ハット)と称する。フーリエ変換部23は、逆拡散部22で逆拡散された信号s(ハット)に対して長さNのフーリエ変換を施す(ステップS23)。これにより、フーリエ変換部23は、逆拡散された信号s(ハット)を周波数軸上の信号に変換し、周波数信号を生成する。
電力計算部24は、フーリエ変換部23によって変換された周波数信号における各サブキャリアの電力を計算する(ステップS24)。電力計算部24は、計算した各サブキャリアの電力のうち、FSK候補キャリアの候補点となっているサブキャリアの電力を対応する各FSK候補シンボルのメトリックとする。なお、送信装置10のFSKキャリア間隔制御部11で決定された各送信シンボルのキャリア間隔Kは、受信装置20で既知とする。
メトリック合成部25は、当該受信シンボルの直前シンボルまでに推定された遅延波の遅延サンプル数に基づいて、各FSK候補キャリアの候補点から遅延サンプル数だけ前方に巡回シフトしたサブキャリアの電力を対応するFSK候補シンボルのメトリックに加算する。すなわち、メトリック合成部25は、メトリックを合成する(ステップS25)。m番目のサブキャリアに対応するFSKシンボルのメトリックは、式(5)のように表される。
Figure 0007282282000005
式(5)において、Lは推定した遅延波の総数である。τはl番目の遅延波の遅延サンプル数である。P(k)は電力計算部24で計算されたk番目のサブキャリアの電力である。なお、l=0は先行波を表しており、τ=0である。式(5)は最大比合成規範に基づいたメトリック合成を表しているが、メトリック合成部25におけるメトリック合成の方法はこれに限定されない。メトリック合成部25は、式(6)で表されるような選択合成規範に基づいたメトリック合成を行ってもよい。
Figure 0007282282000006
FSK復調部26は、上記で算出された各FSK候補シンボルの合成後のメトリックを硬判定し、送信装置10からの送信FSK信号を推定する。すなわち、FSK復調部26は、硬判定によるFSK復調を行う(ステップS26)。なお、FSK復調部26による硬判定結果は、後段の遅延波検出部27で使用されるものであり、必ずしも最終的な復調結果として使用する必要はない。例えば、通信路符号化を適用する場合、受信装置20はメトリック合成部25から出力されるメトリックを受信装置20の後段に接続された図示しない通信路復号器へ出力し、通信路復号器への出力を復調結果とする構成が考えられる。以降の説明において、FSK復調部26を単に復調部と称することがある。
遅延波検出部27は、周波数信号から遅延波電力が位置するサブキャリアを検出し、検出した遅延波電力のサブキャリアの位置と、前段のFSK復調部26から取得した推定FSK信号に対応するサブキャリア位置との差分から、遅延波の遅延サンプル数τを推定する(ステップS27)。遅延波検出部27は、推定した遅延サンプル数τをメトリック合成部25に出力する。メトリック合成部25は、遅延波検出部27から取得した遅延サンプル数τを次シンボルのメトリック計算時に利用する。なお、遅延波検出部27での遅延波が位置するサブキャリアの推定方法としては様々な手法が考えられる。一例として、雑音の統計的性質を利用した閾値判定による推定、例えば、平均電力などに基づいて雑音と遅延波成分とを判別することで遅延波を検出する手法が挙げられるが、本実施の形態において遅延波を検出する手法はこれに限定されるものではない。また、遅延波検出部27からメトリック合成部25に出力される遅延波の遅延サンプル数τとして、現在のシンボルから推定した値のみを使用してもいいし、直前の連続する数シンボル分の推定値を平均化するなどして精度を高めた値を使用してもいい。すなわち、遅延波検出部27は、直前の1シンボルで推定した遅延波の遅延サンプル数τ、または直前の複数のシンボルで推定した複数の遅延波の遅延サンプル数τの平均値をメトリック合成部25に出力してもよい。
つづいて、送信装置10のハードウェア構成について説明する。送信装置10において、送信アンテナ14はアンテナ素子である。FSKキャリア間隔制御部11、FSK変調部12、および直接拡散部13は、処理回路により実現される。処理回路は、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサおよびメモリであってもよいし、専用のハードウェアであってもよい。処理回路は制御回路とも呼ばれる。
図6は、実施の形態1に係る送信装置10が備える処理回路をプロセッサ91およびメモリ92で実現する場合の処理回路90の構成例を示す図である。図6に示す処理回路90は制御回路であり、プロセッサ91およびメモリ92を備える。処理回路90がプロセッサ91およびメモリ92で構成される場合、処理回路90の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアまたはファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ92に格納される。処理回路90では、メモリ92に記憶されたプログラムをプロセッサ91が読み出して実行することにより、各機能を実現する。すなわち、処理回路90は、送信装置10の処理が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ92を備える。このプログラムは、処理回路90により実現される各機能を送信装置10に実行させるためのプログラムであるともいえる。このプログラムは、プログラムが記憶された記憶媒体により提供されてもよいし、通信媒体など他の手段により提供されてもよい。
上記プログラムは、FSK変調部12が、入力される情報ビット列に対して周波数シフト変調を行い、周波数シフト変調シンボルを生成する第1のステップと、直接拡散部13が、周波数シフト変調シンボルに対してチャープ系列による直接拡散を施す第2のステップと、FSKキャリア間隔制御部11が、受信装置20で逆拡散後の信号の周波数スペクトルにおいて、連続する2シンボルのうち1シンボルでマルチパスの遅延波成分が周波数シフト変調候補キャリアに現れないように受信装置20に送信する信号を制御する第3のステップと、を送信装置10に実行させるプログラムであるとも言える。
ここで、プロセッサ91は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、またはDSP(Digital Signal Processor)などである。また、メモリ92は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(登録商標)(Electrically EPROM)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、またはDVD(Digital Versatile Disc)などが該当する。
図7は、実施の形態1に係る送信装置10が備える処理回路を専用のハードウェアで構成する場合の処理回路93の例を示す図である。図7に示す処理回路93は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。処理回路については、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現するようにしてもよい。このように、処理回路は、専用のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
送信装置10のハードウェア構成について説明したが、受信装置20のハードウェア構成も同様である。受信装置20において、受信アンテナ21はアンテナ素子である。逆拡散部22、フーリエ変換部23、電力計算部24、メトリック合成部25、FSK復調部26、および遅延波検出部27は、処理回路により実現される。送信装置10の場合と同様、処理回路は、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサおよびメモリであってもよいし、専用のハードウェアであってもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、送信装置10は、FSK変調された狭帯域信号が直接拡散によって広帯域信号へとスペクトル拡散されることを利用して、FSK変調時の各FSKシンボルに対応するキャリアの間隔を送信シンボルごとに変更する。これにより、送信装置10は、受信装置20において、従来の非同期検波適用時に復調不可となっていた、遅延波成分がFSK候補キャリアに現れるケースが送信シンボル間で連続発生することを回避することが可能となる。すなわち、送信装置10は、通信路がコヒーレントである限り、連続する2シンボルのうち1シンボルは必ず、遅延波成分がFSK候補キャリアに現れるケースを回避することが可能となる。
また、受信装置20は、硬判定によって一度復調したFSKシンボルを基準として遅延波の遅延サンプル数τを推定するとともに、前シンボルまでに求めた推定値を利用して先行波成分と遅延波成分とを合成したメトリックを生成する。これにより、受信装置20は、先行波と遅延波とによるパスダイバーシティ利得を獲得することが可能となる。加えて、受信装置20は、送信装置10でのFSKキャリア間隔の変更によって、遅延波成分がFSK候補キャリアに現れるケースを連続2シンボルのうち1シンボルで回避できることが保証されている。そのため、受信装置20は、当該ケースを回避できたシンボルで遅延波の遅延サンプル数τを正確に推定することが可能であるとともに、もう一方の当該ケースを回避できなかったシンボルにおいても遅延波を分離することができ、結果的に正しく復調することができる。
このように、送信装置10は、チャープ拡散を伴う周波数シフト変調に対して非同期検波を適用する通信システム1の受信装置20において、マルチパスに起因する復調誤りを回避するとともに、パイロット信号を用いることなくマルチパスによるダイバーシティ効果を得ることが可能な信号を送信することができる。
実施の形態2.
実施の形態1で説明したように、連続する2シンボルのうち1シンボルにおいて受信装置20での逆拡散後信号の周波数スペクトル上で遅延波成分がFSK候補キャリアに現れないように、送信装置10が信号を送信することに特徴がある。実施の形態2では、これを実現するための他の方法について説明する。
図8は、実施の形態2に係る送信装置10aの構成例を示すブロック図である。送信装置10aは、FSK変調部12aと、直接拡散部13aと、送信アンテナ14と、チャープ系列番号制御部15と、を備える。図9は、実施の形態2に係る送信装置10aの動作を示すフローチャートである。なお、実施の形態2において、通信システムの構成は、図1に示す通信システム1において、送信装置10を送信装置10aに置き換えた構成となる。
FSK変調部12aは、FSK変調を行う(ステップS31)。実施の形態2では、FSK変調部12aのFSK変調におけるFSKキャリア間隔は全てのシンボルで同一とする。
チャープ系列番号制御部15は、シンボルごとに使用するチャープ系列の系列番号を制御する(ステップS32)。具体的には、チャープ系列番号制御部15は、シンボルごとに前述の式(2)のqを変更する。チャープ系列番号制御部15は、特に、連続する2シンボル間で選択されるチャープ系列番号が互いに素となるようにする。これにより、送信装置10aは、シンボルごとにFSK候補キャリアの位置は変わらないが、遅延波成分の現れるサブキャリア位置を変えることができる。
直接拡散部13aは、チャープ系列番号制御部15で決定されたチャープ系列の系列番号に基づいて、FSK変調部12aで生成されたFSKシンボルに対して、チャープ系列による直接拡散を施す(ステップS33)。
送信アンテナ14は、直接拡散部13aで直接拡散が施された信号xを受信装置20へ送信する(ステップS34)。
実施の形態2において、チャープ系列番号制御部15は、受信装置20で逆拡散後の信号の周波数スペクトルにおいて、連続する2シンボルのうち1シンボルでマルチパスの遅延波成分がFSK候補キャリアに現れないように受信装置20に送信する信号を制御する制御部である。具体的には、チャープ系列番号制御部15は、連続する2シンボル間で選択されるチャープ系列番号が互いに素となるようにシンボルごとにチャープ系列番号を変化させる。
なお、実施の形態2において、受信装置20の構成および動作は実施の形態1のときと同様のため、受信装置20の構成および動作の説明は省略する。
送信装置10aのハードウェア構成について説明する。送信装置10aにおいて、送信アンテナ14はアンテナ素子である。FSK変調部12a、直接拡散部13a、およびチャープ系列番号制御部15は、処理回路により実現される。処理回路は、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサおよびメモリであってもよいし、専用のハードウェアであってもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、送信装置10aは、チャープ系列番号をシンボルごとに変更することとした。この場合においても、送信装置10aおよび受信装置20において、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
以上の実施の形態に示した構成は、一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、実施の形態同士を組み合わせることも可能であるし、要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 通信システム、10,10a 送信装置、11 FSKキャリア間隔制御部、12,12a FSK変調部、13,13a 直接拡散部、14 送信アンテナ、15 チャープ系列番号制御部、20 受信装置、21 受信アンテナ、22 逆拡散部、23 フーリエ変換部、24 電力計算部、25 メトリック合成部、26 FSK復調部、27 遅延波検出部。

Claims (14)

  1. 受信装置と無線通信を行う送信装置であって、
    入力される情報ビット列に対して周波数シフト変調を行い、周波数シフト変調シンボルを生成する変調部と、
    前記周波数シフト変調シンボルに対してチャープ系列による直接拡散を施す直接拡散部と、
    前記受信装置で逆拡散後の信号の周波数スペクトルにおいて、連続する2つのシンボルのうち1つのシンボルでマルチパスの遅延波成分が周波数シフト変調候補キャリアに現れないように前記受信装置に送信する信号を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする送信装置。
  2. 前記制御部は、連続する2つのシンボル間で選択される前記周波数シフト変調シンボルのキャリア間隔が互いに素となるように前記シンボルごとに前記周波数シフト変調シンボルのキャリア間隔を変化させ、
    前記変調部は、前記制御部で決定された前記周波数シフト変調シンボルのキャリア間隔に基づいて、前記周波数シフト変調を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
  3. 前記制御部は、連続する2つのシンボル間で選択されるチャープ系列番号が互いに素となるように前記シンボルごとに前記チャープ系列番号を変化させ、
    前記直接拡散部は、前記制御部で決定された前記チャープ系列番号に基づいて、前記周波数シフト変調シンボルに対して直接拡散を施す、
    ことを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
  4. 送信装置と無線通信を行う受信装置であって、
    前記送信装置から送信され、受信した信号を逆拡散する逆拡散部と、
    逆拡散された信号に対してフーリエ変換を施し、周波数信号を生成するフーリエ変換部と、
    前記周波数信号における各サブキャリアの電力を計算する電力計算部と、
    遅延波の遅延サンプル数に基づいて、各周波数シフト変調候補キャリアの候補点から前記遅延サンプル数だけ前方に巡回シフトしたサブキャリアの電力を対応する周波数シフト変調候補シンボルのメトリックに加算し、メトリックを合成するメトリック合成部と、
    各周波数シフト変調候補シンボルの合成後のメトリックを硬判定し、前記送信装置からの送信周波数シフト変調信号を推定する復調部と、
    前記周波数信号から遅延波電力が位置するサブキャリアを検出し、前記遅延波電力のサブキャリアの位置と、推定された前記送信周波数シフト変調信号に対応するサブキャリア位置との差分から前記遅延波の遅延サンプル数を推定する遅延波検出部と、
    を備えることを特徴とする受信装置。
  5. 前記遅延波検出部は、雑音の統計的性質を利用した閾値判定によって前記遅延波の遅延サンプル数を推定する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の受信装置。
  6. 前記メトリック合成部は、最大比合成規範または選択合成規範に基づいて、メトリックを合成する、
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の受信装置。
  7. 前記遅延波検出部は、直前の1つのシンボルで推定した前記遅延波の遅延サンプル数、または直前の複数のシンボルで推定した複数の遅延波の遅延サンプル数の平均値を前記メトリック合成部に出力する、
    ことを特徴とする請求項4から6のいずれか1つに記載の受信装置。
  8. 請求項1から3のいずれか1つに記載の送信装置と、
    請求項4から7のいずれか1つに記載の受信装置と、
    を備えることを特徴とする通信システム。
  9. 受信装置と無線通信を行う送信装置を制御するための制御回路であって、
    入力される情報ビット列に対して周波数シフト変調を行い、周波数シフト変調シンボルを生成、
    前記周波数シフト変調シンボルに対してチャープ系列による直接拡散、
    前記受信装置で逆拡散後の信号の周波数スペクトルにおいて、連続する2つのシンボルのうち1つのシンボルでマルチパスの遅延波成分が周波数シフト変調候補キャリアに現れないように前記受信装置に送信する信号を制御、
    を前記送信装置に実施させることを特徴とする制御回路。
  10. 送信装置と無線通信を行う受信装置を制御するための制御回路であって、
    前記送信装置から送信され、受信した信号を逆拡散、
    逆拡散された信号に対してフーリエ変換を施し、周波数信号を生成、
    前記周波数信号における各サブキャリアの電力を計算、
    遅延波の遅延サンプル数に基づいて、各周波数シフト変調候補キャリアの候補点から前記遅延サンプル数だけ前方に巡回シフトしたサブキャリアの電力を対応する周波数シフト変調候補シンボルのメトリックに加算し、メトリックを合成、
    各周波数シフト変調候補シンボルの合成後のメトリックを硬判定し、前記送信装置からの送信周波数シフト変調信号を推定、
    前記周波数信号から遅延波電力が位置するサブキャリアを検出し、前記遅延波電力のサブキャリアの位置と、推定された前記送信周波数シフト変調信号に対応するサブキャリア位置との差分から前記遅延波の遅延サンプル数を推定、
    を前記受信装置に実施させることを特徴とする制御回路。
  11. 受信装置と無線通信を行う送信装置を制御するためのプログラムが記憶された記憶媒体であって、
    前記プログラムは、
    入力される情報ビット列に対して周波数シフト変調を行い、周波数シフト変調シンボルを生成、
    前記周波数シフト変調シンボルに対してチャープ系列による直接拡散、
    前記受信装置で逆拡散後の信号の周波数スペクトルにおいて、連続する2つのシンボルのうち1つのシンボルでマルチパスの遅延波成分が周波数シフト変調候補キャリアに現れないように前記受信装置に送信する信号を制御、
    を前記送信装置に実施させることを特徴とする記憶媒体。
  12. 送信装置と無線通信を行う受信装置を制御するためのプログラムが記憶された記憶媒体であって、
    前記プログラムは、
    前記送信装置から送信され、受信した信号を逆拡散、
    逆拡散された信号に対してフーリエ変換を施し、周波数信号を生成、
    前記周波数信号における各サブキャリアの電力を計算、
    遅延波の遅延サンプル数に基づいて、各周波数シフト変調候補キャリアの候補点から前記遅延サンプル数だけ前方に巡回シフトしたサブキャリアの電力を対応する周波数シフト変調候補シンボルのメトリックに加算し、メトリックを合成、
    各周波数シフト変調候補シンボルの合成後のメトリックを硬判定し、前記送信装置からの送信周波数シフト変調信号を推定、
    前記周波数信号から遅延波電力が位置するサブキャリアを検出し、前記遅延波電力のサブキャリアの位置と、推定された前記送信周波数シフト変調信号に対応するサブキャリア位置との差分から前記遅延波の遅延サンプル数を推定、
    を前記受信装置に実施させることを特徴とする記憶媒体。
  13. 受信装置と無線通信を行う送信装置の送信方法であって、
    変調部が、入力される情報ビット列に対して周波数シフト変調を行い、周波数シフト変調シンボルを生成する第1のステップと、
    直接拡散部が、前記周波数シフト変調シンボルに対してチャープ系列による直接拡散を施す第2のステップと、
    制御部が、前記受信装置で逆拡散後の信号の周波数スペクトルにおいて、連続する2つのシンボルのうち1つのシンボルでマルチパスの遅延波成分が周波数シフト変調候補キャリアに現れないように前記受信装置に送信する信号を制御する第3のステップと、
    を含むことを特徴とする送信方法。
  14. 送信装置と無線通信を行う受信装置の受信方法であって、
    逆拡散部が、前記送信装置から送信され、受信した信号を逆拡散する第1のステップと、
    フーリエ変換部が、逆拡散された信号に対してフーリエ変換を施し、周波数信号を生成する第2のステップと、
    電力計算部が、前記周波数信号における各サブキャリアの電力を計算する第3のステップと、
    メトリック合成部が、遅延波の遅延サンプル数に基づいて、各周波数シフト変調候補キャリアの候補点から前記遅延サンプル数だけ前方に巡回シフトしたサブキャリアの電力を対応する周波数シフト変調候補シンボルのメトリックに加算し、メトリックを合成する第4のステップと、
    復調部が、各周波数シフト変調候補シンボルの合成後のメトリックを硬判定し、前記送信装置からの送信周波数シフト変調信号を推定する第5のステップと、
    遅延波検出部が、前記周波数信号から遅延波電力が位置するサブキャリアを検出し、前記遅延波電力のサブキャリアの位置と、推定された前記送信周波数シフト変調信号に対応するサブキャリア位置との差分から前記遅延波の遅延サンプル数を推定する第6のステップと、
    を含むことを特徴とする受信方法。
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