JP7282179B2 - 圧延材料のスケールを除去するための装置及び方法 - Google Patents

圧延材料のスケールを除去するための装置及び方法 Download PDF

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Description

発明は、スケール除去のための装置及び方法、特に、鋼ストリップ又は非鉄金属のストリップを製造するための圧延装置などにおいて、回転ノズルヘッドからスプレーされた液体で表面のスケールを除去するための装置及び方法、に関する。
薄い圧延鋼などの圧延材料(rolling stock)のスケールを、回転ノズルから高圧水をそれにスプレーすることにより、除去するためのシステム及び方法は、US5,502,881及びUS2007/0277358A1から知られている。そこに記載されている技術において、圧延材料は、圧延材料の幅を横切って延びるノズルヘッドの線形アレイを通過して移動する。アレイにおける各ノズルヘッドは回転用に取り付けられており、ノズルヘッドの外周に沿って配置された複数のノズルを備える。ノズルヘッドの各ノズルは、高圧下の水などの液体を圧延材料にスプレーし、それによって圧延材料上に生じているかもしれないスケールを除去する。
図1は、最新技術によるノズルヘッドにより作られるスプレーパターンの概略上面図である。回転ノズルは各々、圧延材料100の表面に円形のスプレーパターンを生じさせる。圧延材料100が回転ノズルヘッドの下で直線方向(図1の矢印Fで示される)に移動すると、重ねられたスプレーパターンはスパイラル102である。図1からわかるように、それぞれのノズルからのスパイラルは重なり合い、境界領域で重なる。スプレーパターン102において、この重なりは、円の周囲での圧延材料100の移動方向Fに沿ったストリップ104、104’をもたらしうる。
提示を容易にするために、図1は、単一のノズルヘッドのみのスプレーパターン102を示しており、当該ノズルヘッドは、1つ又は複数のノズルを備えることができる。しかし、多くの用途で、複数のスプレーヘッドが、(方向Fに垂直な)圧延材料100の幅にわたり一列又はアレイとして配置されることができ、これらのノズルヘッドの全ては、図1に示されているものと同一又は非常に類似しているストリップ104、104’を境界で有するスパイラルスプレーパターン102をもたらす。
ストリップ104、104’によって示される重なり合う領域において、周囲の領域におけるよりも多くの液体が圧延材料100に圧力下で作用し、そのことは、圧延材料100に望ましくない不均一性又はスケール除去マークさえももたらす可能性がある。
したがって、圧延材料のより均質で均一なスケール除去を可能にする装置及び方法の必要性がある。
この目的は、独立請求項1による圧延材料をスケール除去するためのノズルヘッドと、独立請求項12による圧延材料をスケール除去するための方法とによって、達成される。従属請求項は、好ましい実施形態に言及する。
発明による圧延材料をスケール除去するためのノズルヘッドであって、前記圧延材料が前記ノズルヘッドに対して相対的に移動するノズルヘッドは、前記圧延材料の表面に対する相対的な回転軸周りの回転のために取り付けられるように適応され、前記圧延材料上に液体をスプレーするように適応された複数のノズルを備え、前記ノズルは前記回転軸から様々な異なる半径方向距離に配置される。
前記ノズルを回転ノズルヘッドの外周から遠ざけることは、それが放出される液体の範囲及び角運動量を低減させるので、当業者には直感に反し且つ逆効果に見えるかもしれない。しかしながら、前記回転軸から様々な半径方向距離に配置されたノズルが、圧延材料にわたってより均一でより均質なスプレーパターンをもたらし、それにより改善されたスケール除去結果をもたらしうることが、発明者の洞察である。
特に、スプレーパターンがより均一であることを考えると、圧延材料上における望ましくないスケール除去マークを効果的に回避することができる。
さらに、スプレーパターンがより均一であることを考えると、より少ない量の液体取り込み又はより低い圧力の液体で、したがってより効率的且つ低コストで、所望のスケール除去結果を達成することができる。
本発明の技術は、鋼又は他の鉄金属並びにアルミニウム、真ちゅう又は銅などの非鉄金属を含む多種多様なワークピース又は材料の高温及び低温のスケール除去のために採用されることができる。
本発明の技術は、化学的スケール除去、特にエッチング、又はブラシによるスケール除去などの非鉄金属に関するスケール除去の劣った方法に取って代わりうる。
本発明による技術は用途が広く、任意の形状又は寸法の材料に関して採用されることができる。
材料は、本開示の意味において、様々な材料組成、サイズ又は形状の物体を含むスケール除去を必要とする任意の物体を示しうる。
例えば、材料は、鋼ストリップ又は非鉄金属のストリップ、例えば高温又は低温状態のスラブ、プレート又は他の幅広の鋼製品を、含みうる。さらに、材料は、ブルーム、バー、プロファイル、丸鋼、パイプ又はワイヤー、並びにインゴット及びインゴットモールド鋳造からのブルームを含みうる。
材料は、リングを含むあらゆる種類の形状で鍛造圧延機において形成されうる。
回転は、本開示の意味において、円運動又は楕円運動、或いは前記ノズルヘッドが前記圧延材料の前記表面に対して回転する任意の他の種類の運動に関係しうる。
回転軸は、本開示の意味において、前記回転の面に垂直な軸を指しうる。前記回転の軸は、前記ノズルヘッドの駆動軸と一致しうる。しかしながら、これは任意的であり、前記回転軸はまた、前記ノズルヘッドの前記回転運動によってのみ定められる仮想軸でありうる。
圧延材料は、本開示の意味において、前記ノズルヘッドに対して相対的に移動する材料を指す。例えば、前記ノズルヘッドは静止していてもよく、前記材料は前記ノズルヘッドに対して直線方向に移動してもよい。他の実施形態において、材料は静止していてもよく、前記ノズルヘッドは、前記表面に対する前記ノズルヘッドの前記回転に加えて、前記圧延材料を横切って移動してもよい。他の実施形態において、材料及びノズルヘッドの両方が、静止基準系に対して移動してもよい。
一実施形態において、前記ノズルヘッドは、前記回転軸から第1半径方向距離に配置された第1ノズルと、前記回転軸から第2半径方向距離に配置された第2ノズルとを少なくとも含み、前記第2距離は前記第1距離よりも小さい。
特に、前記第2ノズルは、前記ノズルヘッドの周外縁から離れて配置されている。
発明者は、前記第2ノズルを前記回転軸からより小さな距離に配置することが、より均質なスケール除去につながる可能性があり、スケール除去ストリップを回避する可能性があることを見出した。
隣り合うノズル間の半径方向の距離は、対応するスプレーパターンが圧延材料の表面上でわずかに重なるか又は互いに接触するように選択されることができる。これは、圧延材料の特に均質なスケール除去を実現することを可能にしうる。
一般に、隣り合うノズル間の半径方向の距離は、ノズルヘッドと圧延材料の表面との間の距離と、それぞれのノズルの噴出開口角度又はスプレー角度と、の両方に依存しうる。
一般に、圧延材料の表面の上方でのノズルの高さが大きいほど、及び、ノズルから出るジェットの噴出開口角度が広いほど、隣り合うノズルヘッド間の半径方向の距離をより大きく選択することができる。
非限定的な例において、前記第2半径方向距離は、前記第1半径方向距離の最大で0.9倍、特に前記第1半径方向距離の最大で0.8倍、に達する。
一実施形態において、前記複数のノズルは、様々な半径を有する円又は楕円に沿って配置される。
前記半径は、前記回転軸から測定されることができる。
例えば、前記ノズルヘッドは、第1半径に配置された少なくとも1つのノズルの第1グループと、第2半径に配置された少なくとも1つのノズルの第2グループとを含みうるものであり、前記第2半径は前記第1半径よりも小さい。
一般に、ノズルの前記第1グループ及び/又はノズルの前記第2グループの各々は、任意の数のノズルを含みうる。
一例によれば、ノズルの第1グループにおけるノズル数及び/又はノズルの第2グループにおけるノズル数は、少なくとも2つである。
一実施形態において、ノズルの前記第2グループのノズル数は、ノズルの前記第1グループのノズル数よりも大きくなくてもよく、特に、ノズルの前記第1グループのノズル数よりも小さくてもよい。
より大きな径のノズルは、通常、より大きな表面積の部分を横切ってスイープしてスケール除去する。したがって、径に応じてノズル数を変えることにより、圧延材料の表面全体にわたってより均質なスケール除去が達成されることができる。
一実施形態において、前記第2半径は、前記第1半径の最大で0.9倍でありうるものであり、特に、前記第1半径の最大で0.8倍でありうる。
発明は、2つの円又は楕円に沿って配置されたノズルに限定されず、前記回転軸から任意の数の距離にあるノズルを含みうる。
例えば、前記ノズルヘッドは、第3半径で配置された少なくとも1つのノズルの第3グループを含みうるものであり、前記第3半径は、前記第2半径よりも小さい。
ノズルの第3グループは、任意の数のノズルを含みうる。
ノズルの前記第3グループのノズル数は、ノズルの前記第2グループのノズル数より大きくなくてもよく、特に、ノズルの前記第2グループのノズル数より少なくてもよい。
一例によれば、前記第3グループのノズルのノズル数は、少なくとも2つであってもよい。
一実施形態において、前記第3半径は、前記第1半径の最大で0.8倍であり、特に、前記第1半径の最大で0.7倍である。
一実施形態によれば、前記ノズルは、外向きに半径方向に角度傾斜していてもよい。
発明者は、ノズルの半径方向の傾斜が、スプレーパターンの範囲を拡大しうるものであること及びより均質なスケール除去につながりうることを発見した。
一実施形態において、外向き傾斜角度は、少なくとも1°又は少なくとも5°、特に少なくとも10°、に達することができる。
一実施形態において、前記外向き傾斜角度は、最大で40°、又は最大で30°、又は最大で20°、又は最大で15°、特に最大で10°である。
前記回転軸から異なる半径方向距離にあるノズルは、異なる外向き傾斜角度を有しうる。
一実施形態において、前記ノズルヘッドは、前記回転軸から第1半径方向距離に配置された第1ノズルであって、第1外向き傾斜角度で半径方向に外向きに傾斜する第1ノズルと、前記回転軸から第2半径方向距離に配置された第2ノズルであって、第2外向き傾斜角度で半径方向外向きに傾斜する第2ノズルとを少なくとも含み、前記第2半径方向距離は前記第1半径方向距離よりも小さく、前記第2外向き傾斜角度は、前記第1外向き傾斜角度とは異なる。
前記第2外向き傾斜角度は、前記第1外向き傾斜角度よりも大きくても小さくてもよい。
前記回転軸からの対応するノズルの半径方向の距離によって外向き傾斜角度を変化させることによって、より均質なスケール除去を達成することができる。
いくつかの例では、前記第2外向き傾斜角度は、ゼロ又は本質的にゼロであってもよい。
これらの例では、最大半径距離に配置されたノズルのみが外側に傾斜されてもよい。
代替的又は追加的に、前記ノズルは、前記ノズルヘッドの周方向に傾斜されてもよい。
一実施形態では、前記ノズルは、前記ノズルヘッドの回転方向に又は当該回転方向に沿って傾斜されてもよい。
或いは、前記ノズルは、前記ノズルヘッドの回転方向に対抗して傾斜していてもよい。
一例では、周傾斜角度は、少なくとも5°、特に少なくとも10°、であってもよい。いくつかの例では、周傾斜角度は3°~20°の範囲であってもよく、ノズルヘッドの回転速度に応じて調整されてもよい。
一実施形態では、周傾斜角度は、最大で50°、特に最大で40°又は最大で20°、に達することができる。
再度、前記回転軸からの対応するノズルの半径方向の距離に応じて周傾斜角度を変化させることにより、より均質なスプレーパターンを達成することができる。
一実施形態では、前記ノズルヘッドは、前記回転軸から第1半径方向距離に配置された第1ノズルであって、第1外向き傾斜角度で半径方向に外向きに傾斜する第1ノズルと、前記回転軸から第2半径方向距離に配置された第2ノズルであって、第2外向き傾斜角度で半径方向外向きに傾斜する第2ノズルとを少なくとも含み、前記第2半径方向距離は前記第1半径方向距離よりも小さく、前記第2周傾斜角度は前記第1周傾斜角度とは異なる。
一例では、前記第2周傾斜角度は、前記第1周傾斜角度よりも小さくてもよい。
或いは、前記第2周傾斜角度は、前記第1周傾斜角度よりも大きくてもよい。
またスプレーパターンの均一性は、液圧を変化させること及び/又は前記ノズルのオリフィスサイズを変化させることなどによって、異なる半径方向距離で前記ノズルからスプレーされる液体の量を変化させることによって、向上されうる。
一実施形態では、前記ノズルヘッドは、前記回転軸から第1半径方向距離に配置された第1ノズルであって第1オリフィスサイズを有する前記第1ノズルと、前記回転軸から第2半径方向距離に配置された第2ノズルであって第2オリフィスサイズを有する前記第2のノズルとを少なくとも含み、前記第2半径方向距離は前記第1半径方向距離よりも小さく、前記第2オリフィスサイズは、前記第1オリフィスサイズとは異なり、特に前記第1オリフィスサイズよりも小さい又は大きい。
前記オリフィスサイズは、オリフィス径に関連しうる。
いくつかの実施形態では、前記ノズルの前記オリフィスは、円形の断面を有しうる。他の実施形態では、前記オリフィスの断面は楕円形であってもよい。さらに他の実施形態では、前記オリフィスはスリット形状であってもよい。
発明はまた、上記の特徴のいくつか又は全てを備えたノズルヘッドを含む圧延材料をスケール除去するための装置に関し、前記ノズルヘッドは、前記圧延材料の前記表面に対して前記回転軸の周りを回転するために取り付けられている。
前記装置は、前記ノズルヘッドを前記回転軸の周りで回転させるように適応された駆動ユニットをさらに備えてもよい。
一実施形態では、前記装置は、前記液体を前記ノズルヘッドに供給するように適応された供給ユニットをさらに含む。
発明は、これまで、単一のノズルヘッドに関して説明されてきた。しかしながら、背景のセクションで説明されているように、実際には、スケール除去器はしばしば、前記圧延材料の幅を横断してアレイ状に配置されるような複数のノズルヘッドを含む。
したがって、本発明はまた、上記の特徴のいくつか又は全てを備えた複数のノズルヘッドを含む、圧延材料をスケール除去するための装置に関する。
一例では、前記ノズルヘッドは、前記圧延材料の幅を横断して、特に、前記圧延材料の幅を横断して垂直方向及び/又は水平方向に配置されてもよい。
いくつかの例では、前記ノズルヘッドは、少なくとも1つの列に、特に、複数の互い違いの列に、配置されうる。
ノズルヘッドが前記圧延材料のいくつかの表面側に設けられている場合、噴射された液体の噴流が干渉するのを防ぐために、互い違いの構成は特に有利でありうる。
いくつかの例では、前記ノズルヘッドは、前記圧延材料を横断して円形に配置されている。
圧延材料の種類と形状に応じて、他の形状も同様に使用されうる。
例えば、前記ノズルヘッドは、いくつかの異なる列に配置されてもよく、異なる列は、互いに対してある角度で形成されてもよい。圧延材料がバー(bar)又はブルーム(bloom)を含む場合、ノズルヘッドの異なる列は、圧延材料のサイド面をスケール除去するように配置されてもよい。
圧延材料が円形断面のロッド又はチューブを含む場合、前記ノズルヘッドは星型構成で配置されてもよい。
隣り合うノズルヘッドは逆伝搬(counter-propagating)していてもよい。
ノズルヘッドの特徴は、前記回転軸から様々な距離にある複数のノズルを含み、それらのそれぞれの外向き傾斜角度及び周傾斜角度は、特に前記圧延材料の前記幅を横切る前記列の前記ノズルヘッドの位置に応じて、前記複数のノズルヘッド間で変わってもよい。
例えば、圧延材料の境界又は縁部のノズルヘッドは、中央のノズルヘッドよりも少数のノズル、特にそれぞれのノズルヘッドの最外周に沿ったより少数のノズル、を含みうる。
一例では、前記装置は、特に前記圧延材料の幅を横切って列に配置された、第1ノズルヘッド及び第2ノズルヘッドを含み、前記第1ノズルヘッド及び前記第2ノズルヘッドは、上述の特徴のいくつか又は全てを有するノズルヘッドであり、前記第1ノズルヘッドは、前記圧延材料の表面に対する第1回転軸の周りでの回転のために取り付けられ、前記第1ノズルヘッドは、前記液体を前記圧延材料にスプレーするように適応された複数の第1ノズルを含み、前記複数の第1ノズルは、第1半径に配置された少なくとも1つのノズルの第1グループと、第2半径に配置された少なくとも1つのノズルの第2グループとを含み、前記第2半径は前記第1半径よりも小さい。
同様に、前記第2ノズルヘッドは、前記圧延材料の表面に対する第2回転軸の周りでの回転のために取り付けられてもよく、前記第2ノズルヘッドは、前記液体を前記圧延材料にスプレーするように適応された複数の第2ノズルを含む。前記複数の第2ノズルは、第1半径に配置された少なくとも1つのノズルの第1グループと、第2半径に配置された少なくとも1つのノズルの第2グループとを含み、前記第2半径は前記第1半径よりも小さい。
前記第1ノズルヘッドは、前記第2ノズルヘッドよりも前記圧延材料の境界又は縁の近くに配置されてもよく、それにおいて、前記第1ノズルヘッドのノズルの前記第1グループは、前記第2ノズルヘッドのノズルの前記第1グループよりも少ないノズルを含み、及び/又は、前記第1ノズルヘッドのノズルの前記第1グループは、前記第2ノズルヘッドのノズルの前記第1グループよりも小さいオリフィスサイズのノズルを含む。
前記第1ノズルヘッドが前記圧延材料の境界又は縁の近くでスケール除去する必要がある前記圧延材料の表面積は、ノズルヘッドによって圧延材料の中央に向かってスケール除去される表面積よりも小さくてもよい。それに応じてノズルのサイズ又はそれらの数を適応させることにより、より均質なスケール除去を達成することができ、スケール除去液又は他の資源の浪費を回避することができる。
発明はさらに、前記圧延材料の表面に対して回転軸の周りでノズルヘッドを回転させるステップであって、前記ノズルヘッドが複数のノズルを含むステップと、前記ノズルから前記圧延材料に加圧された液体をスプレーするステップとを含み、前記ノズルが前記回転軸から異なる半径方向距離に配置されている、圧延材料をスケール除去するための方法に関する。
前記方法は、前記圧延材料と前記ノズルヘッドを互いに対して移動させるステップをさらに含みうる。
前記ノズルヘッドは、上記の特徴のいくつか又は全てを備えたノズルヘッドでありうる。
前記圧延材料は、加熱された又は加熱されていない金属の材料、特に非鉄金属の材料でありうる。
一実施形態では、前記方法は、前記液体を前記ノズルに供給するステップをさらに含む。
前記液体は、スケール除去に適した任意の液体でありうる。一実施形態では、前記液体は水を含むか、又は水である。
前記複数のノズルは、前記回転軸から第1半径方向距離に配置された第1ノズルと、前記回転軸から第2半径方向距離に配置された第2ノズルとを少なくとも含みうるものであり、前記第2半径方向距離が前記第1半径方向距離よりも小さく、前記方法は、前記第1ノズルからとは異なる量の液体、特に前記ノズルヘッドの回転ごとに異なる量の液体、をスプレーするステップを含む。
前記回転軸からの距離で回転ごとにスプレーされる液体の量を変えることにより、より均質なスケール除去及びスケール除去液体のより効率的な使用を達成することができる。
より小さな半径方向距離のノズルは、前記圧延材料の前記表面のより小さな領域を横切って掃引することができ、したがって、より少ない液体を必要とするか、又はより低い圧力の液体であることができる。
一実施形態において、方法は、前記第1ノズルからよりも前記第2ノズルからより少量の液体を、特に前記ノズルヘッドの回転ごとのより少量の液体を、スプレーするステップを含む。
発明はさらに、コンピュータプログラム又はコンピュータ読み取り可能指示を含むコンピュータプログラムプロダクトに関するものであり、前記指示は、前記コンピュータ上で読み取られると、前記コンピュータに機能的に接続された圧延材料をスケール除去するための装置上で、上述の特徴のいくつか又は全てを有する方法を実行するように適応される。
いくつかの例では、コンピュータプログラム又はコンピュータプログラムプロダクトは、流量、圧力、回転速度、材料とノズルヘッドのノズルとの間の距離及び/又はノズルスプレー角度などの操作パラメータを登録するための指示を含んでいてもよい。コンピュータプログラム又はコンピュータプログラムプロダクトは、これらのパラメータに基づいて圧延材料の表面への影響を計算及び/又は表示するように適応されてもよい。
圧延材料をスケール除去するための装置及び方法の特徴及び多くの利点は、以下の図面を参照して実施形態の詳細な説明から最もよく明らかになるであろう:
図1は、最新技術によるスプレーパターンの上面図である。 図2は、本発明による装置及び方法が採用されうるスケール除去装置の概略図である。 図3は、発明の一実施形態によるスケール除去装置の概略斜視図である。 図4は、発明の一実施形態による異なる半径方向距離にあるノズルを備えたノズルヘッドの概略斜視図である。 図5は、発明の一実施形態による、異なる円上のノズルの位置を示すノズルヘッドの概略下面図である。 図6は、一実施形態による、隣り合うノズルの噴出開口角度と半径方向距離との間の関係の概略図である。 図7は、発明の一実施形態によるノズルヘッドで得られることができるスプレーパターンを概略的に示す。 図8は、発明の一実施形態による方法を示す流れ図である。
ここで、薄い鋼の高温圧延材料の、高圧下で水をそれにスプレーすることによる、スケール除去の例に関し、発明の実施形態が説明される。しかしながら、本発明は用途が広く、鉄又は非鉄金属の高温又は低温のスケール除去を含む、多種多様な材料のスケール除去のために適用されることができる。
図2は、幅広鋼ストリップを製造するための圧延装置10の概略図である。鋼は焼鈍炉12でアニールされ、被駆動ローラーを含むローラートレイン16によって(矢印で示される)方向Fに沿って輸送される圧延材料14として、粗圧延装置セクションに入る。
圧延装置10は、圧延材料14の経路に沿って複数の粗圧延装置を備える。図2は、圧延材料14の進行方向Fに沿って水平粗圧延装置20を挟む2つの垂直粗圧延装置18、18’を示している。しかしながら、これは単なる一例であり、実際の用途では、圧延装置10は、圧延材料14を形作るために、より多くの垂直及び水平の粗圧延装置及び/又は仕上げミルを含みうる。
図1からさらに理解できるように、2つのスケール除去装置22、22’が、それぞれ粗圧延装置18、20及び20、18の間に配置されている。これらのスケール除去装置22、22’は、圧延材料14の4つの側面全てに高圧下で水をスプレーして、圧延材料14の下面及び上面並びに側面からスケール層を除去するように適応されている。例えば、900mmの幅で、矢印Fの方向に毎秒約1メートルの速度で移動する圧延材料14に関し、スケール除去装置22、22’は、約1000から1200バールの圧力で、各々毎分約300~6,000リットルの水の流量で、作動しうる。ラウンド、バー、パイプ(内側及び外側)、鍛造ブロック、その他の材料のスケール除去は、同様のパラメータを採用しうる。
図3は、スケール除去装置22の配置及び設計を更に詳細に示している。スケール除去装置22’は、ほぼ同一でありうる。
スケール除去装置22は、圧延材料14の幅を横切って直線的配列に配置された複数のノズルヘッド24を備える。図3は、圧延材料14の上側に5つのノズルヘッド24のアレイを示し、その下側に4つのノズルヘッド24を示している。しかしながら、任意のスケール除去装置22におけるノズルヘッド24の数は、圧延材料14のサイズ及び幅及び形状、その材料組成、及び動作パラメータに応じて変わりうる。いくつかの例では、スケール除去装置22は、圧延材料14の4つのサイド全てに、すなわち圧延材料14の上面及び下面並びに側面に、スプレーすることができる。
ノズルヘッド24の各々は、回転の中心軸Zの周りを回転するように取り付けられている。わかりやすくするために、図3には1つの軸Zのみが示されている。しかしながら、ノズルヘッド24の各々は、同様に、それら自身の回転軸を有し、一般に全て平行であり、駆動ユニットによってそれらのそれぞれの回転軸Zの周りを回転するように駆動される。駆動ユニットは、提示の容易さのために図3には示されていないが、図4を参照して以下に説明される。駆動ユニットは、油圧、空気圧、又は電気の駆動モーターを備えうる。ノズルヘッド24の各々には、それら自身の駆動ユニットが設けられていてもよい。或いは、単一の統合された駆動ユニットが複数のノズルヘッド24のために使用されることができる。いくつかの例では、駆動ユニットは、200~1200rpmの回転数で圧延材料14の表面に対してノズルヘッド24を回転させるように適応された電気モーターを備えうる。
図3から更に理解できるように、各ノズルヘッド24は管26を介して圧力発生供給ユニット28に接続され、当該圧力発生供給ユニット28は、圧延材料14にスプレーされる液体をノズルヘッド24に供給するように適応される。例えば、供給ユニット28は、液体リザーバ30から液体を受け取ってもよく、複数の遠心ポンプ又は置換ポンプ32を含んでもよく、当該複数の遠心ポンプ又は置換ポンプ32は、それぞれのモーター34により駆動され且つ逆止弁36及び管26を介して前記ノズルヘッド24に加圧された液体を供給するように適応される。
図4は、ノズルヘッド24のより詳細な概略斜視図である。
図4からわかるように、ノズルヘッド24は、概して円筒形であり、その中心円筒軸Zの周りで管26及び圧延材料14の表面に対して回転可能に取り付けられている。図4はまた、回転軸Zの周りを回転するようにノズルヘッド24を駆動する電気モーター又は油圧モーター又は空気モーターなどの駆動ユニット38を示している。
図4から更に理解できるように、ノズルヘッド24は複数のノズルを備え、当該複数のノズルは、ノズルヘッド24の下側面に取り付けられ、ノズルヘッド24と共に回転し、管26を通して提供される液体を圧延材料14の表面にスプレーするように適応される。これらのノズルのいくつかは、参照番号40e~40dによって示され、ノズル40a及び40bは、円筒軸Zから第1半径方向距離に配置され、ノズル40c及び40dは、円筒軸Zから第2半径距離に配置され、第2半径距離は第1半径方向距離よりも小さい。図4はまた、圧延材料14の表面上のそれぞれのノズル40a~40dの対応するスプレーパターン42a~42dを示している。
ノズル40a~40dのいくつか又は全ては、例えば約10°の範囲の外向き傾斜角度で、わずかに外向きに傾斜させられることができる。
更に、ノズル40a~40dの各々は、前方円周方向に、すなわちスプレーヘッド24の回転方向に、傾斜させられてもよい。例えば、ノズルの周傾斜角度は、約20°の範囲であってもよい。
ノズルヘッド24が回転してノズル40a~40dが外向き傾斜角度及び前向き傾斜角度の下で圧延材料14の表面に液体をスプレーすると、圧延中に又は圧延ステップ間において圧延材料14の表面に形成されうるスケール層が、効率的且つ徹底的に除去される。
ノズルヘッド14の設計及び内部動作は、US5,502,881及びUS2007/0277358A1に記載されているものと概ね類似していてもよく、これらの文書が完全に参照される。
しかしながら、従来技術とは異なり、ノズルは、全てが、ノズルヘッド24の最も外側の周囲に配置されているというわけではない。むしろ、ノズルは、回転軸Zから異なる半径方向距離に配置されており、図5を参照してここで更に詳細に説明される。
図5は、一実施形態によるノズルヘッド24の概略下面図であり、複数のノズル40a~40eがノズルヘッド24においてどのように配置されるかを示している。
図5からわかるように、ノズルヘッド24のノズル40a~40eは、異なる半径r1、r2、r3を有する3つの同心円44、44、44に沿って配置されることができ、円44、44、44の中心は回転軸Zに対応する。したがって、半径r1、r2、r3は、それぞれの円44、44、44上に配置されたそれぞれのノズル40a~40eの半径方向の距離を表す。図5の構成では、第2(中央)円44は、第1(最外側)円44よりも小さく、半径r2=0.7×r1を有する。第3(最内側)円44は最小で、半径r3=0.7×r2を有する。
一般に、それぞれの円44、44、44の各々は、任意の数のノズルを含みうる。いくつかの例では、円44、44、44のいずれかは、少なくとも2つのノズルを含む。
いくつかの例では、円44、44、44ごとにノズル数は、最大で6つであってもよい。
図5の例では、2つのノズル40a、40bが、回転軸Zから半径方向距離r1で最も外側の円44上で直径方向に正反対に配置されている。2つのノズル40c、40dが、回転軸Zから半径方向距離r2で中央の円44上で直径方向に正反対に配置されている。図5の構成では、一対のノズル40c、40dは、一対のノズル40a、40bに対し、円周方向(回転方向)に90°回転される。単一のノズル40eが、回転軸Zから半径方向距離r3で最も内側の円44上に配置されている。他の例では、最も内側の円44は2つのノズルを含み、当該2つのノズルは、最も外側の円44及び中央の円44と同様に、直径方向に正反対に配置される。
異なる半径のノズル間の半径方向距離Rは、隣り合うノズルのスプレーパターンが、材料14に衝突する際に、接触するか又はわずかに重なるように、圧延材料14の上方のノズルの高さHに応じて及びノズルの噴出開口角度αに応じて選択されてもよい。
隣り合うノズル40b、40cに対応する構成が図6に示され、図6では、R=r1-r2である。R=r2-r3の場合にも、同様の考慮事項が適用される。幾何学的な考慮事項に基づいて、我々は、以下を有する
Figure 0007282179000001
この関係から理解されるように、噴出開口角度α、隣り合うノズル間の半径方向距離R、及び圧延材料14の表面の上方のノズルの高さHは、相互に依存しうる。
回転軸Zからの様々な半径方向距離でのノズル40a~40eの分布は、圧延材料14の表面にわたって、より均質で、より均一なスプレーパターンをもたらす。対応するスプレーパターン46が図7に概略的に示されている。図7と図1との比較から得られるように、発明によるノズルヘッド24は、スプレーパターンにおけるストリップ104、104’の形成を回避するのに役立つ。結果として、圧延材料14の表面は、より徹底的に、より均一にスケール除去されうる。更に、所与のレベルの所望のスケール除去は、より少ない量の液体で、したがってより低いコストで、達成されることができる。
図4及び図5の例は、3つの異なる円44、44、44上に配置された5つのノズル40a~40eを示している。しかしながら、これは単なる一例であり、より多くの数の又はより少ない数の円上に配置されたより多くの数の又はより少ない数のノズルが採用されてもよい。
更に、ノズル40a~40eは、必ずしも二つをペアにして配置されたり円形に配置されたりする必要はないが、ノズルヘッド24の下側で回転軸Zからの異なる半径方向距離で異なって分布されうる。
ノズル40a~40eの外向き傾斜角度及び周傾斜角度は、ノズル40a~40eの各々に関して同一又は異なって選択されてもよい。
同様に、ノズル40a~40eのオリフィス直径などのオリフィスサイズは、回転軸Zからのそれぞれのノズルの距離に応じて、変化しうる。例えば、円44上の最も外側のノズル40a、40bは、円44上の最も内側のノズル40eよりも大きなサイズのオリフィスを有してもよく、したがって、それらがスイープして横断する圧延材料14のより大きな表面領域に応じて、回転ごとにより多くの液体をスプレーしうる。
図3に示すように、複数のノズルヘッド24が、圧延材料14の幅を横切って、一列に配置されている場合又は他の方法で配置されている場合、全てのノズルヘッド24は同一であってもよく、図4及び図5を参照した上記のノズルヘッド24に対応してもよい。
しかしながら、他の実施形態では、ノズルの構成及び位置が、スケール除去装置22におけるノズルヘッド24の位置に応じて異なってもよい。例えば、圧延材料14の縁部又は境界にあるノズルヘッドは、最も外側の円上のより小さなオリフィスサイズを有するノズルを又はより少ない数のノズルを、有しうる。一実施形態では、そのようなノズルヘッドは、図5に示されるノズルヘッドに対応しうるが、ノズル40bが取り除かれている。
一般に、ノズルヘッドの数、ノズルヘッドの異なる半径上のノズルの数、及び、隣り合うノズルヘッド間の距離、圧延材料の表面の上方のノズルの高さH、及び流体圧力は、所望の衝突を実現するように、圧延材料の種類と表面特性に応じて選択されうる。
発明の一実施形態による方法は、図8の流れ図に概略的に示されている。
第1ステップS10において、ノズルヘッド24は、圧延材料14の表面に対して回転軸Zを中心に回転される。前記ノズルヘッド24は、複数のノズル40a~40eを備える。
第2ステップS12において、水などの加圧された液体が、前記ノズル40a~40eから前記圧延材料14の前記表面にスプレーされ、前記ノズル40a~40eは、前記回転軸Zから異なる半径方向距離r1、r2、r3に配置される。
上記の実施形態及び図は、単に発明を説明するのに役立つが、何かの限定を意味するものと解釈されるべきではない。発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によって決定される。
10 圧延装置
12 焼鈍炉
14 圧延材料
16 ローラートレイン
18、18’ 垂直粗圧延装置
20 水平粗圧延装置
22、22’ スケール除去装置
24 ノズルヘッド
26 管
28 供給ユニット
30 液体リザーバ
32 遠心ポンプ
34 遠心ポンプのモーター
36 逆止弁
38 駆動ユニット
40a~40e ノズルヘッド24のノズル
42a~42d ノズル40a~40dのスプレーパターン
44、44、44 ノズルヘッド24の円
46 スプレーパターン
100 圧延材料
102 スパイラルスプレーパターン
104、104’ スパイラルスプレーパターン102におけるストリップ

Claims (14)

  1. 圧延材料(14)からスケールを除去するためのノズルヘッド(24)であって、当該圧延材料(14)は前記ノズルヘッド(24)に対して相対的に移動し、
    前記ノズルヘッド(24)は、前記圧延材料(14)の表面に対する相対的な回転軸(Z)周りでの回転のために取り付けられるように適応され、
    前記ノズルヘッド(24)は、前記圧延材料(14)に液体をスプレーするように適応される複数のノズル(40a~40e)を含み、
    前記ノズルヘッド(24)は、前記回転軸(Z)から第1半径方向距離(r1、r2、r3)に配置される前記ノズル(40a~40e)のうちの少なくともつの第1グループと、前記回転軸(Z)から第2半径方向距離(r1、r2、r3)に配置される前記ノズル(40a~40e)のうちの少なくともつの第2グループと、を含み、前記第2半径方向距離(r1、r2、r3)は前記第1半径方向距離(r1、r2、r3)よりも小さく、前記ノズル(40a~40e)の前記第2グループにおけるノズルの数は、前記ノズル(40a~40e)の前記第1グループにおけるノズルの数よりも少ない、ノズルヘッド(24)。
  2. 前記第2半径方向距離(r1、r2、r3)は、前記第1半径方向距離(r1、r2、r3)の最大で0.9倍である、請求項1に記載のノズルヘッド(24)。
  3. 前記ノズル(40a~40e)は、異なる半径(r1、r2、r3)を有する複数の円(441、442、443)又は複数の楕円に沿って配置される、請求項1又は2に記載のノズルヘッド(24)。
  4. 前記ノズル(40a~40e)は半径方向外向きに傾斜する、請求項1~3のいずれかに記載のノズルヘッド(24)。
  5. 前記回転軸(Z)から第1半径方向距離(r1、r2、r3)に配置される第1ノズル(40a~40e)であって、第1外向き傾斜角度で半径方向に外向きに傾斜する第1ノズル(40a~40e)と、前記回転軸(Z)から第2半径方向距離(r1、r2、r3)に配置される第2ノズル(40a~40e)であって、第2外向き傾斜角度で半径方向に外向きに傾斜する第2ノズル(40a~40e)と、を少なくとも備え、
    前記第2半径方向距離(r1、r2、r3)は前記第1半径方向距離(r1、r2、r3)よりも小さく、前記第2外向き傾斜角度は前記第1外向き傾斜角度とは異なる、請求項1~4のいずれかに記載のノズルヘッド(24)。
  6. 前記ノズル(40a~40e)は、前記ノズルヘッド(24)の周方向に傾斜する、請求項1~5のいずれかに記載のノズルヘッド(24)。
  7. 前記回転軸(Z)から第1半径方向距離(r1、r2、r3)に配置される第1ノズル(40a~40e)であって、第1周傾斜角度で周方向に傾斜する第1ノズル(40a~40e)と、前記回転軸(Z)から第2半径方向距離(r1、r2、r3)に配置される第2ノズル(40a~40e)であって、第2周傾斜角度で周方向に傾斜する第2ノズル(40a~40e)と、を少なくとも備え、
    前記第2半径方向距離(r1、r2、r3)は前記第1半径方向距離(r1、r2、r3)よりも小さく、前記第2周傾斜角度は前記第1周傾斜角度とは異なる、請求項1~6のいずれかに記載のノズルヘッド(24)。
  8. 前記回転軸(Z)から第1半径方向距離(r1、r2、r3)に配置される第1ノズル(40a~40e)であって、第1オリフィスサイズを有する第1ノズル(40a~40e)と、前記回転軸(Z)から第2半径方向距離(r1、r2、r3)に配置される第2ノズル(40a~40e)であって、第2オリフィスサイズを有する第2ノズル(40a~40e)と、を少なくとも備え、
    前記第2半径方向距離(r1、r2、r3)は前記第1半径方向距離(r1、r2、r3)よりも小さく、前記第2オリフィスサイズは前記第1オリフィスサイズとは異な、請求項1~7のいずれかに記載のノズルヘッド(24)。
  9. 圧延材料(14)のスケールを除去するための装置(22、22’)であって、請求項1~8のいずれかに記載のノズルヘッド(24)を複数備え、前記ノズルヘッド(24)は、前記圧延材料(14)の幅にわたって垂直に及び/又は水平に配置され、及び/又は、前記圧延材料(14)を横断して円形に配置される、装置(22、22’)。
  10. 求項9に記載の装置(22、22’)であって;
    前記複数のノズルヘッド(24)の一部が第1ノズルヘッド(24)であり;
    前記第1ノズルヘッド(24)は、前記圧延材料(14)の表面に対する相対的な第1回転軸(Z)周りの回転のために取り付けられ;前記第1ノズルヘッド(24)は、前記圧延材料(14)に前記液体をスプレーするように適応される複数の第1ノズル(40a~40e)を備え;
    前記複数の第1ノズル(40a~40e)は、第1半径(r1、r2、r3)に配置される少なくとも1つのノズル(40a~40e)の第1グループと、第2半径(r1、r2、r3)に配置される少なくとも1つのノズル(40a~40e)の第2グループと、を含み、前記第2半径(r1、r2、r3)は前記第1半径(r1、r2、r3)よりも小さく;
    前記複数のノズルヘッド(24)の一部が第2ノズルヘッド(24)であり;
    前記第2ノズルヘッド(24)は、前記圧延材料(14)の表面に対する相対的な第2回転軸(Z)周りの回転のために取り付けられ;前記第2ノズルヘッド(24)は、前記圧延材料(14)に前記液体をスプレーするように適応される複数の第2ノズル(40a~40e)を備え;
    前記複数の第2ノズル(40a~40e)は、第1半径(r1、r2、r3)に配置される少なくとも1つのノズル(40a~40e)の第1グループと、第2半径(r1、r2、r3)に配置される少なくとも1つのノズル(40a~40e)の第2グループと、を含み、前記第2半径(r1、r2、r3)は前記第1半径(r1、r2、r3)よりも小さく;
    前記第1ノズルヘッド(24)は、前記第2ノズルヘッド(24)よりも、前記圧延材料(14)の境界又は縁の近くに配置され;
    前記第1ノズルヘッド(24)のノズル(40a~40e)の前記第1グループは、前記第2ノズルヘッド(24)のノズル(40a~40e)の前記第1グループよりも少ないノズルを含み;及び/又は
    前記第1ノズルヘッド(24)のノズル(40a~40e)の前記第1グループは、前記第2ノズルヘッド(24)のノズル(40a~40e)の前記第1グループよりも小さいオリフィスサイズのノズル(40a~40e)を含む、請求項9に記載の装置(22、22’)。
  11. 圧延材料(14)のスケールを除去するための方法であって、
    前記圧延材料(14)の表面に対して相対的に回転軸(Z)の周りでノズルヘッド(24)を回転させ、前記ノズルヘッド(24)は複数のノズル(40a~40e)を備え;
    前記ノズル(40a~40e)から前記圧延材料(14)に加圧された液体をスプレーし;
    前記ノズルヘッド(24)は、前記回転軸(Z)から第1半径方向距離(r1、r2、r3)に配置される前記ノズル(40a~40e)のうちの少なくともつの第1グループと、前記回転軸(Z)から第2半径方向距離(r1、r2、r3)に配置される前記ノズル(40a~40e)のうちの少なくともつの第2グループと、を含み、前記第2半径方向距離(r1、r2、r3)は前記第1半径方向距離(r1、r2、r3)よりも小さく、前記ノズル(40a~40e)の前記第2グループにおけるノズルの数は、前記ノズル(40a~40e)の前記第1グループにおけるノズルの数よりも少ない、方法。
  12. 前記圧延材料(14)は、金属の加熱された材料又は加熱されていない材料である、請求項11に記載の方法。
  13. 前記複数のノズル(40a~40e)は、前記回転軸(Z)から第1半径方向距離(r1、r2、r3)に配置される第1ノズル(40a~40e)と、前記回転軸(Z)から第2半径方向距離(r1、r2、r3)に配置される第2ノズル(40a~40e)と、を少なくとも含み、前記第2半径方向距離(r1、r2、r3)は前記第1半径方向距離(r1、r2、r3)よりも小さく、前記方法は、前記第1ノズル(40a~40e)からとは異なる量の液体を、前記第2ノズル(40a~40e)からスプレーする、工程を含む、請求項11又は12に記載の方法。
  14. コンピュータ読取可能指示を含むコンピュータプログラムであって、前記指示は、前記コンピュータに読み取られると、前記コンピュータに機能的に接続される圧延材料(14)のスケールを除去するための装置(22、22’)において、請求項11~13のいずれかに記載の方法を実行するように適応される、方法。
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