JP7280833B2 - 誘導加熱可能なエアロゾル形成ロッドを製造するための方法および装置 - Google Patents

誘導加熱可能なエアロゾル形成ロッドを製造するための方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、エアロゾル発生システムで使用する誘導加熱可能なエアロゾル形成ロッドを製造するための方法および装置に関する。
エアロゾル形成基体の誘導加熱を基盤とするエアロゾル発生システムは、先行技術から一般的に周知である。これらのシステムは、熱を発生する渦電流またはヒステリシス損失のうちの少なくとも一つをサセプタ内に誘起する交流電磁場を発生するための誘導源を備える。結果としてサセプタは、加熱に伴い吸入可能なエアロゾルを形成する能力を有するエアロゾル形成基体の熱的近接にある。特に、サセプタはロッド状のエアロゾル形成物品の一体型部品であってもよい。物品は、加熱されるエアロゾル形成基体を備え、また誘導源を含むエアロゾル発生装置との相互作用のために構成されている。しかしながら、エアロゾル形成ロッドの基体内のサセプタの正確な位置付けは、基体の適切な加熱、それ故に適切なエアロゾル形成のために極めて重要であるため、特に注意が必要である。
従って、正確に位置付けられたサセプタを含む誘導加熱可能なエアロゾル形成ロッドを製造するための信頼できる方法および装置を有することが望ましいことになる。
本発明によると、誘導加熱可能なエアロゾル形成ロッドを製造するための方法が提供されている。方法は、第一の基体ウェブおよび第二の基材ウェブを連続的な多段階のロッド形成プロセスに別個に供給する工程を含む。多段階のロッド形成プロセスは、少なくとも第一および後続の第二の段階を含む。方法は、サセプタプロファイルが少なくとも第二の段階を通過するように、連続的なサセプタプロファイルをロッド形成プロセスに供給する工程をさらに含む。さらに、方法は、第一および第二の基体ウェブを第一の段階に別個に通過させる工程を含む。それによって、第一および第二の基体ウェブは、第一の段階を通して、第一および第二の基体ウェブのそれぞれの搬送方向に対して横断方向に別個に予備集合される。方法はさらに、サセプタプロファイルおよび予備集合された第一および第二の基体ウェブを第二の段階に通過させる工程を含む。それによって、別個に予備集合された第一および第二の基体ウェブは、サセプタプロファイルの周りにロッド形状にまとめて集合される。
本発明による方法は、いくつかの態様に関して有利である。基体材料を少なくとも二つの部分で、すなわち、少なくとも第一および第二の基体ウェブの形態でロッド形成プロセスに供給することは、有利なことに、基体材料をサセプタプロファイルの周りに事前に分配することを可能にする。これにより、第二の段階においてサセプタプロファイルの周りに基体材料を集合する後続の工程に好影響が及ぼされる。特に、基体材料を事前に分配することは、基体材料をサセプタプロファイルの周りに実質的に対称的に集合することを容易にする。サセプタプロファイルの周りにおける基体材料の実質的に対称的な分配は、基体材料の均質な、特に対称的で再現可能な加熱に関して望ましい。
サセプタプロファイルの周りに集合される前に予備集合される第一および第二の基体ウェブを有することにより、第二の段階において、すなわち、実際のロッド形成プロセス中の、摩擦効果および基体材料の圧力に対する耐性が目立たなくなる。有利なことに、低減された摩擦効果および低減された圧力に対する耐性は、ロッド形成プロセスの全体的な効率を高めるだけでなく、サセプタをエアロゾル形成ロッド内の所定の位置に正確に位置付けることも容易にする。特に、集合されていない基体材料と比較して、予備集合された第一および第二の基体ウェブは、低減された圧力に対する耐性により、第二の段階においてサセプタプロファイルに加える有害な変位力が小さい。有利なことに、これはサセプタプロファイルのその所望の位置からの相違がほとんどないまたは実質的にないことを確実にする。さらに、これはサセプタプロファイルの塑性変形のリスクも低減する。
両方の基体ウェブをサセプタプロファイルの周りに集合する前に、第一および第二の基体ウェブを予備集合することで、予備集合した基体材料によるサセプタプロファイルの支持包埋を提供することが可能になる。有利なことに、この支持包埋は、第二の段階を通過する際のサセプタプロファイルの所望の位置を保持することを容易にする。
本発明による方法は、本発明による、および本明細書に記載の誘導加熱可能なエアロゾル形成ロッドを製造するための装置を使用することによって実施されうることが好ましい。
本明細書で使用される「基体ウェブ」という用語は、エアロゾル形成基体を含む連続的な基体ウェブを指す。さらに本明細書で使用される「エアロゾル形成基体」という用語は、エアロゾルを形成するために、加熱に伴い揮発性化合物を放出することが可能なエアロゾル形成材料から形成されるか、またはそれを含む基体を意味する。エアロゾル形成基体は、エアロゾル形成揮発性化合物を放出するために、燃焼ではなく加熱されることが意図される。エアロゾル形成基体は、エアロゾル形成たばこ基体、すなわちたばこ含有基体であることが好ましい。エアロゾル形成基体は、加熱に伴い基体から放出される揮発性たばこ風味化合物を含有してもよい。エアロゾル形成基体はブレンドされたたばこカットフィラーを含んでもよく、もしくはそれから成っていてもよく、または均質化したたばこ材料を含んでもよい。均質化したたばこ材料は、粒子状のたばこを凝集することによって形成されうる。エアロゾル形成基体は、非たばこ材料、例えばたばこ以外の均質化した植物系材料を追加的に含んでもよい。
エアロゾル形成基体は、たばこウェブ、好ましくは捲縮したウェブを備えてもよいことが好ましい。たばこウェブは、たばこ材料、繊維粒子、結合剤材料、およびエアロゾル形成体を含んでもよい。たばこシートはキャストリーフであることが好ましい。キャストリーフは、たばこ粒子、繊維粒子、エアロゾル形成体、結合剤、および例えば風味も含むスラリーから形成されている再構成たばこの一形態である。たばこ粒子は、所望のシート厚さおよびキャスティングギャップに依存して、30マイクロメートル~250マイクロメートル程度の粒子、好ましくは30マイクロメートル~80マイクロメートル程度の粒子、または100マイクロメートル~250マイクロメートル程度の粒子を有するたばこダストの形態のものであってもよい。キャスティングギャップは、シートの厚さに影響を与える。繊維粒子は、たばこ葉柄材料、茎またはその他のたばこ植物材料、および例えば木材繊維などのその他のセルロース系繊維、好ましくは木材繊維を含んでもよい。繊維粒子は、低含有率、例えば、約2%~15%の含有率に対して十分な引張強度をキャストリーフにもたらすという要求に基づいて選択され得る。別の方法として、植物繊維などの繊維を上述の繊維粒子とともに、または代わりに使用してもよく、これには大麻および竹が含まれる。キャストリーフを形成するスラリーに含まれるエアロゾル形成体、または他のエアロゾル形成たばこ基体に使用されるエアロゾル形成体は一つ以上の特性に基づいて選択され得る。機能的には、エアロゾル形成体は、そのエアロゾル形成体の特定の揮発温度を超えて加熱された時、そのエアロゾル形成体を揮発させて、かつニコチンもしくは風味剤またはその両方をエアロゾルの状態で運ぶことを可能にする機構を提供する。異なるエアロゾル形成体は通常、異なる温度で気化する。エアロゾル形成体は、使用時に安定したエアロゾルの形成を容易にする、任意の適切な周知の化合物または化合物の混合物であってもよい。安定したエアロゾルは、エアロゾル形成基体を加熱するための動作温度での熱分解に対して実質的に耐性がある。エアロゾル形成体は、その能力(例えば、室温または室温の周辺では安定なままであるが、より高い温度(例えば、摂氏40度~摂氏450度)では揮発可能である)に基づいて選ばれてもよい。
エアロゾル形成体は、エアロゾル形成基体がたばこベースの産物、特にたばこ粒子をはじめとする産物から構成されるときに所望のレベルの水分をその基体内で維持することに役立つある種の保湿特性を有してもよい。特に、一部のエアロゾル形成体は保湿剤として機能する吸湿性材料、すなわち、その保湿剤を含むたばこ基体を湿った状態に保つことに役立つ物質である。
一つ以上のエアロゾル形成体を組み合わせて、その組み合わせたエアロゾル形成体の一つ以上の特性を利用してもよい。例えば、有効成分を運ぶトリアセチンの能力とグリセリンの湿潤剤特性とを利用するために、トリアセチンをグリセリンおよび水と組み合わせてもよい。
エアロゾル形成体はポリオール、グリコールエーテル、ポリオールエステル、エステル、および脂肪酸から選択されてよく、且つ、次の化合物、すなわちグリセリン、エリスリトール、1,3-ブチレングリコール、テトラエチレングリコール、トリエチレングリコール、クエン酸トリエチル、プロピレンカーボネート、ラウリン酸エチル、トリアセチン、メソ-エリスリトール、ジアセチン混合物、ジエチルスベリン酸塩、クエン酸トリエチル、安息香酸ベンジル、フェニル酢酸ベンジル、バニリン酸エチル、トリブチリン、酢酸ラウリル、ラウリル酸、ミリスチル酸、およびプロピレングリコールのうちの一つ以上を含んでよい。
エアロゾル形成基体は、その他の添加物および成分(風味剤など)を含んでもよい。エアロゾル形成基体はニコチンおよび少なくとも一つのエアロゾル形成体を含むことが好ましい。エアロゾル形成基体と熱的近接の状態にある、または熱的もしくは物理的に接触しているサセプタは、効率的な加熱を可能にする。
本発明によるたばこシート(例えば、キャストリーフ)は、約0.05ミリメートル~約0.5ミリメートルの範囲の厚さを有してもよく、好ましくは約0.08ミリメートル~約0.2ミリメートルの範囲の厚さを有してもよく、最も好ましくは約0.1ミリメートル~約0.15ミリメートルの範囲の厚さを有してもよい。
本明細書で使用される「連続的なサセプタプロファイル」という用語は、エンドレスサセプタプロファイルまたは最小長の(例えば、少なくとも1メートルの、特に少なくとも2メートルの、好ましくは少なくとも5メートルの)サセプタプロファイルを指す。
本明細書でさらに使用される「サセプタプロファイル」という用語は、交流電磁場内で誘導加熱する能力を有する材料を含む要素を指す。これは、サセプタ材料の電気的特性および磁性に依存して、サセプタ内で誘導されるヒステリシス損失または渦電流のうちの少なくとも一つの結果でありうる。ヒステリシス損失は、交流電磁場の影響下で切り替えられる材料内の磁区に起因して、強磁性またはフェリ磁性のサセプタ内で生じる。渦電流は、サセプタが導電性である場合に誘起される場合がある。導電性の強磁性サセプタまたは導電性フェリ磁性サセプタの場合において、渦電流およびヒステリシス損失の両方に起因して熱を発生させることができる。
サセプタプロファイルは、エアロゾル形成基体からエアロゾルを発生させるのに十分な温度に誘導加熱することができる任意の材料から形成されてもよい。好ましいサセプタプロファイルは金属または炭素を含む。好ましいサセプタプロファイルは強磁性材料、例えば強磁性合金、フェライト鉄、または強磁性鋼、またはステンレス鋼を含んでよく、またはこれらから成ってよい。別の適切なサセプタプロファイルはアルミニウムであってもよく、またはアルミニウムを含んでもよい。好ましいサセプタプロファイルは摂氏250度を超える温度まで加熱されてもよい。サセプタプロファイルはまた、非金属コアの上に配置された金属層を有する非金属コア(例えば、セラミックコアの表面上に形成された金属のトラック)も含んでもよい。別の実施例によると、サセプタプロファイルは、サセプタプロファイルを封入する保護外部層、例えば保護セラミック層または保護ガラス層を有してもよい。サセプタは、サセプタ材料のコアの上に形成される、ガラス、セラミック、または不活性金属によって形成された保護被覆を備えてもよい。
サセプタプロファイルはマルチマテリアルサセプタであってもよい。特に、サセプタプロファイルは、第一のサセプタ材料および第二のサセプタ材料を含んでもよい。第一のサセプタ材料は、熱損失に関して、またそれ故に加熱効率に関して最適化されていることが好ましい。例えば、第一のサセプタ材料はアルミニウムであってもよく、またはステンレス鋼などの鉄材料であってよい。対照的に、第二のサセプタ材料は温度マーカーとして使用されることが好ましい。このために、第二のサセプタ材料は、サセプタ組立品の所定の加熱温度に対応するキュリー温度を有するように選ばれる。そのキュリー温度にて、第二のサセプタの磁性は強磁性から常磁性に変化し、その電気抵抗の一時的な変化が伴う。それ故に、誘導源によって吸収された電流の対応する変化を監視することによって、第二のサセプタ材料がそのキュリー温度に達した時に、およびそれ故に、所定の加熱温度に達した時に、その変化を検知することができる。第二のサセプタ材料はエアロゾル形成基体の発火点より低いキュリー温度を有し、これは摂氏500度より低いことが好ましい。第二のサセプタ材料に適切な材料は、ニッケルおよびある特定のニッケル合金を含んでもよい。
サセプタプロファイルは、フィラメント、ロッド、またはシート、特に帯であってもよい。サセプタプロファイルは一定の断面を有してもよい。サセプタプロファイルは、楕円形または長円形または円形または正方形または長方形または三角形または多角形の断面、例えばローマ文字「T」、「X」、「U」、「C」または「I」(セリフを有するまたは有しない)の形態を有する断面のようなものを有してもよい。円形断面の場合において、サセプタプロファイルは約1ミリメートル~約5ミリメートルの幅または直径を有することが好ましい。サセプタプロファイルがシートの形態を有する場合、シートは長方形の形状を有することが好ましい。この場合において、サセプタプロファイルは、厚さ寸法よりも大きい(例えば、厚さ寸法の二倍の)幅寸法を有することが好ましい。有利なことに、シート様のサセプタプロファイルは、好ましくは約2ミリメートル~約8ミリメートルの幅を有し、より好ましくは約3ミリメートル~約5ミリメートルの幅を有し、また好ましくは約0.03ミリメートル~約0.15ミリメートルの厚さを有し、より好ましくは約0.05ミリメートル~約0.09ミリメートルの厚さを有する。
本発明の好ましい態様によれば、サセプタプロファイルを第二の段階に通過させる工程は、サセプタプロファイルを、第二の段階の中心軸に沿って少なくとも部分的に、好ましくは全体的に第二の段階に通過させることを含む。有利なことに、これにより、サセプタは、エアロゾル発生ロッド内のその所望の最終位置に、すなわち、エアロゾル発生ロッドの中心軸と同軸または軸上に正確に位置付けられる。
このため、サセプタプロファイルは、ロッド形成プロセスの中心軸に沿って位置付けられれてもよい。サセプタプロファイルは、第二の段階の上流で中心軸に沿って位置付けられていることが好ましい。同様に、サセプタプロファイルは、基体ウェブの上流で、または基体ウェブと接触する前に、中心軸に沿って位置付けられてもよい。それ故に、サセプタプロファイルをロッド形成プロセスに供給する工程は、第二の段階に入り、かつロッド形成プロセスの第二の段階の中心軸に沿って少なくとも部分的に第二の段階を通過するように、サセプタプロファイルをロッド形成プロセスに位置付けることを含みうる。
サセプタが第二の段階を通過するとき、および好ましくはサセプタがすでに第二の段階の中心軸に沿って第二の段階に入っているとき、サセプタプロファイルは、その周りに第一および第二の基体ウェブが同軸に集合されるロッド形成プロセスに対する物理的中心を画定する。その結果、第二の段階の中心軸は、ロッド形成プロセスからもたらされる最終的なエアロゾル発生ロッドの中心軸を画定することが好ましい。有利なことに、これは、包囲する基体内のサセプタの正確な中心位置に関してロッド形成プロセスを信頼できる、かつ再現可能なものにする。
ロッド形成プロセスの第二の段階の中心軸は、直線の軸であることが好ましい。別の方法として、中心軸の少なくともセクションは湾曲していてもよい。
本発明の別の態様によれば、サセプタプロファイルをロッド形成プロセスに供給する工程は、第一および第二の基体ウェブが、サセプタプロファイルに対して横方向でロッド形成プロセスの第二の段階に入るように、サセプタプロファイルを供給することを含む。サセプタプロファイルをロッド形成プロセスに供給する工程は、第一の基体ウェブと第二の基体ウェブとの間で第二の段階に入るように、サセプタプロファイルを供給することを含むことが好ましい。すなわち、第一および第二の基体ウェブは、サセプタプロファイルの両側においてサセプタプロファイルに対して横方向で第二の段階に入ることが好ましい。この配置では、サセプタプロファイルは有利なことに、第一の基体ウェブと第二の基体ウェブとの間に挟まれている。
明細書で使用される「サセプタプロファイルに対して横方向で第二の段階に入る」という用語は、「サセプタプロファイルと並行して第二の段階に入る」、特に「サセプタプロファイルと並行して、サセプタプロファイルの搬送方向に関して0度~50度の角度で、特に0度~30度の角度で、好ましくは0度~20度の角度で第二の段階に入る」ことを含んでもよい。それ故に、サセプタプロファイルが第二の段階の中心軸に沿って第二の段階に入る場合、第一および第二の基体ウェブは、第二の段階に軸上で入らず、中心軸に関して軸外にある。特定の実施例によれば、第一および第二の基体ウェブのそれぞれは、側面からサセプタプロファイルに向かって、すなわち、サセプタプロファイルの搬送方向に関して、特に第二の段階の中心軸に関して0度より大きい角度で第二の段階に入りうる。別の方法として、基体ウェブは、サセプタプロファイルに平行に、すなわち、サセプタプロファイルの搬送方向に対して、特に、第二の段階の中心軸に対して0度の角度で第二の段階に入りうる。
いずれの場合においても、第一および第二の基体ウェブをサセプタプロファイルに対して横方向で第二の段階に入らせることは有利なことに、第二の段階においてサセプタプロファイルをエアロゾル形成基体で包囲する前に、サセプタプロファイルの邪魔されない位置付けを可能にする。有利なことに、これはサセプタがその所望の最終位置からずれることを防止し、第二の段階に入り、かつこれを通過する際の、サセプタの考えられる位置からの相違がほとんどないまたは実質的にないことを確実にする。加えて、サセプタプロファイルに対して横方向で第二の段階に入るエアロゾル形成基体を有することはまた、第一および第二の基体ウェブを同軸でサセプタの周りに集合することを容易にするために好都合である。
一般に、第一および第二の基体ウェブは、サセプタプロファイルのいずれかの側、好ましくはサセプタプロファイルの両側で第二の段階に入るように、供給されうる。第一または第二の基体ウェブのいずれかは、少なくとも第二の段階に入るときにサセプタプロファイルの下方に配置されることが最も好ましい。有利なことに、サセプタプロファイルの下方に配置された第一または第二の基体ウェブの一つを有することは、両方が第二の段階を通過する際に、基体ウェブがサセプタプロファイルを支持することを可能にする。これは結果として、中心軸に沿ってサセプタプロファイルの安定した位置を保つことを容易にする。
特に、第一および第二の基体ウェブを多段階のロッド形成プロセスに別個に供給する工程は、連続的に第一および第二の段階に入り、かつこれらを通過するように、第一および第二の基体ウェブをロッド形成装置に供給することを含みうる。
さらに、第一および第二の基体ウェブを多段階のロッド形成プロセスに別個に供給する工程は、集合される前または予備集合される前に実質的に水平に配置されるように、第一および第二の基体ウェブのそれぞれを供給することを含みうる。すなわち、第一および第二の基体ウェブのそれぞれの大きなまたは平坦な側面は、水平面と実質的に同一平面上にある。これはまた、ロッド形成プロセスを通過する際にサセプタプロファイルを支持するのに有利である。
本発明の別の好ましい態様によれば、サセプタプロファイルをロッド形成プロセスに供給する工程は、連続的に第一および第二の段階に入り、かつこれらを通過するように、サセプタプロファイルを供給することを含む。有利なことに、第一および第二の段階の両方を通るサセプタプロファイルを有することにより、第二の段階に入る前、すなわち、第二の段階の上流でサセプタプロファイルを位置付けることが容易になる。特に、これは、第一の段階を通過する際、および好ましくは第一の段階に入る前、すなわち、第一の段階の上流でサセプタを位置付けることを容易にしうる。これは、最終的なエアロゾル形成ロッドのサセプタプロファイルの正確な位置に関して有利である。
サセプタプロファイルをロッド形成プロセスに供給する工程は、第二の段階を通過する前に、第一および第二の基体ウェブと接触することなく第一の段階に入り、かつこれを通過するように、サセプタプロファイルを供給することを含むことが好ましい。特に、サセプタは、第一の段階を通過する際に未加工であってもよい。第一の段階を通過する際に第一および第二の基体ウェブと接触しないサセプタプロファイルを有することにより、全体的なロッド形成プロセスに対する有害な摩擦効果を低減することが容易になる。特に、これにより、第二の段階に入るまで、第一および第二の基体ウェブの圧力からサセプタプロファイルを離しておくことが可能になる。さらに、これは、第二の段階に入り、かつこれを通過する際に、サセプタの考えられる配置からの相違がほとんどないまたは実質的にないことを確実にする。さらに、これはサセプタプロファイルの塑性変形のリスクも低減する。別の方法として、サセプタプロファイルをロッド形成プロセスに供給する工程は、第二の段階のみに入り、かつこれを通過するように、サセプタプロファイルをロッド形成プロセスに供給する工程を含みうる。すなわち、サセプタプロファイルは、第一の段階下流でロッド形成プロセスに供給されてもよい。
サセプタプロファイルは寸法的に安定であることが好ましい。このため、サセプタプロファイルの形状および材料は、十分な寸法安定性を確実にするように選ばれてもよい。有利なことに、これは、サセプタの所望の加熱プロファイルがロッド形成プロセスの全体を通して保持されることを保証し、これは結果として製品性能の変動性を低減する。その結果、サセプタプロファイルの周りに基体ウェブを集合する工程は、ロッド形成プロセスを通過した後、特に第二の段階においてサセプタプロファイルが実質的に変形されないままであるように実施される。これは、変形力が除去された時にサセプタプロファイルがその意図された形状に戻るように、サセプタプロファイルのあらゆる変形が弾性のままであることが好ましいことを意味する。
本発明の別の好ましい態様によれば、方法は、サセプタプロファイルを、特に少なくともロッド形成プロセスのセクションに沿って、好ましくは、少なくともロッド形成プロセスの第二の段階の上流セクションに沿って、長軸方向に案内することを含みうる。その結果、サセプタプロファイルは、全体的なロッド形成プロセスの長さの少なくとも25パーセントに沿って、特に少なくとも50パーセントに沿って、好ましくは少なくとも75パーセントに沿って、より好ましくは少なくとも90パーセントに沿って、または100パーセントに沿って長軸方向に案内されてもよい。ロッド形成プロセスの長さは、ロッド形成プロセスを通るプロセス経路の経路長さに対応する。特に、サセプタプロファイルは、ロッド形成プロセスの上流端から下流に長軸方向に案内される。有利なことに、少なくともロッド形成プロセスのセクションに沿って長軸方向に案内することは、第二の段階の中心軸に沿ってサセプタプロファイルを位置付けることを支持し、同時に、包囲するエアロゾル形成基体に十分に包埋される前に、サセプタプロファイルが所望の位置からずれることを防止する。
サセプタは、少なくとも第二の段階の上流セクションに沿って長軸方向に案内されてもよい。さらに、サセプタプロファイルは第二の段階の上流にも案内されてもよい。特に、サセプタプロファイルは、少なくとも第一の段階のセクションに沿って長軸方向に案内されてもよい。同様に、サセプタプロファイルはまた、全体的なロッド形成プロセスの上流、すなわち第一の段階の上流に長軸方向に案内されてもよい。第二の段階の上流に長軸方向に案内することは、第二の段階に入る前の、サセプタプロファイルの第二の段階の中心軸に沿った考えられる位置付けを容易にする。有利なことに、これは、サセプタプロファイルの、発生ロッド内のその所望の最終位置における位置付けの精度を高める。
サセプタプロファイルは、第二の段階の上流セクションの下流端、または第二の段階の上流セクションのさらなる下流、すなわち第二の段階の下流セクションに案内されないことが好ましい。
サセプタプロファイルを長軸方向に案内する工程は、サセプタプロファイルをロッド形成プロセスに供給する工程およびサセプタプロファイルをロッド形成プロセスに通過させる工程のうちの少なくとも一つの一部としうる。
サセプタプロファイルの案内は、長軸方向のガイド、例えば管状のガイドを提供することによって達成されてもよい。長軸方向のガイドは、案内プロファイル、特にサセプタプロファイルを長軸方向に案内する長軸方向の案内プロファイルを備えてもよい。案内プロファイルの断面、例えば管状ガイドの内側断面プロファイルは、サセプタプロファイルの断面、すなわち外側断面に対応することが好ましい。その結果、長軸方向のガイドの案内プロファイルの断面は、楕円形、長円形、円形、正方形、長方形、三角形、または多角形であってもよい。有利なことに、対応する断面を有することは、サセプタプロファイルの位置、特にサセプタプロファイルの回転位置を維持することを容易にする。従って、長軸方向のガイドは、ひねりまたはねじりに対してサセプタプロファイルを保護する、または必要な場合には、サセプタプロファイルを搬送方向にひねられた経路に沿ってガイドする、回転係止として特に機能する場合がある。
本明細書で使用される「第二の段階の上流セクション」という用語は、基体ウェブがサセプタプロファイルの周りに少なくとも部分的に集合されるか、または完全に集合されるが、最終的なロッド形状をまだ達成していない第二の段階の第一のセクションを指す。特に、第二の段階の上流セクションを通る際に、基体ウェブは、ゆるい配置で少なくとも部分的に集合される。この文脈において「ゆるい」とは、基体ウェブが、その時点ではまだ最終的な集合へと至っていない、より凝縮した形態を有することを表す。少なくとも部分的に集合された基体ウェブは、任意の形態または形状、特にロッド形状であってもよいが、ロッド形成プロセスを完全に経た後の最終的なロッド形状でのものより低い密度(またはより大きい直径)を有する。第二の段階の上流セクションを通る際に、基体ウェブは、少なくとも部分的にサセプタプロファイルを包囲するように少なくとも集合されていることが好ましい。それ故に、部分的に包囲する基体材料は有利なことに、サセプタプロファイルの所望の位置を保持するためのサセプタプロファイルの支持包埋を提供する。
ロッド形成プロセスの第二の段階は、サセプタプロファイルの周りに同軸で基体ウェブを最終ロッド形状へと集合する工程を完了するための少なくとも一つの下流セクションをさらに備えてもよい。その結果、サセプタプロファイルはまた、少なくとも部分的に第二の段階の下流セクションに沿って長軸方向にも案内されうる。
方法のさらなる態様によると、方法は、第一および第二の基体ウェブを連続的なロッド形成プロセスに供給する前に、第一および第二の基体ウェブを捲縮する工程を含んでもよい。特に、第一および第二の基体ウェブのそれぞれは、長軸方向に捲縮されうる。すなわち、それぞれの基体ウェブには、ウェブの長軸方向軸に沿って、すなわち基体ウェブの搬送方向に沿って長軸方向の折り曲げ構造が提供されてもよい。長軸方向の折り曲げ構造は、基体にジグザグまたは波様の断面を提供することが好ましい。有利なことに、第一および第二の基体ウェブのそれぞれを捲縮することは、基体ウェブを、最終的なロッド形状へと長軸方向軸に対して横断方向に集合する工程を容易にする。特に、長軸方向の折り曲げ構造は、サセプタの周りのエアロゾル形成基体の適切な折り曲げを支援する。これは、再現可能な仕様を有するエアロゾル形成ロッドを製造するために有利であることを証明する。しかし、一部の実施形態では、第一および第二の基体ウェブのうちの一つのみが捲縮されうる。
連続的なサセプタプロファイルは連続的なサセプタシート、例えば、帯であることが好ましい。連続的なサセプタシートはボビン上に提供されてもよい。本明細書で使用される「連続的なサセプタシート」という用語は、楕円形の断面または平坦な断面、特に長方形の断面を有する連続的なサセプタプロファイルを指す。すなわち、連続的なサセプタシートは、断面厚さ延長より大きい断面幅を有する。幅延長は、厚さ延長よりも10~250倍、特に50~150倍、好ましくは60~120倍大きいことが好ましい。例えば、連続的なサセプタシートは、2ミリメートル~6ミリメートルの幅延長、特に3ミリメートル~5ミリメートルの幅延長、および20マイクロメートル~70マイクロメートルの厚さ延長、特に25マイクロメートル~60マイクロメートルの厚さ延長を有してもよい。
サセプタシートの幅延長は、最終製品におけるサセプタの幅延長に対応することが好ましい。サセプタシートは有利なことに、サセプタシートの楕円形の断面または平坦な断面がサセプタ容積と熱放出サセプタ表面との間の有利な比率を生み出すので、極めて十分な方法で熱を提供する。特に、熱はエアロゾル形成ロッドの直径全体にわたって、および全長に沿って提供されうる。
サセプタが連続的なシートとして提供される場合において、連続的なサセプタシートは、ロッド形成プロセスの少なくとも第二の段階に入り、かつこれを通過し、実質的に水平に、または実質的に垂直に配置された連続的なサセプタシートの大きい側面または平坦な側面を有するように、供給されてもよい。
本明細書で使用される「実質的に垂直」、「実質的に水平」および「実質的に直交」という用語はまた、それぞれの垂直配向、水平配向、および直交配向から最大20度の逸脱を含む。
特に、連続的なサセプタシートのそれぞれの平坦な側面は、第一または第二の段階でそれぞれ第一および第二の基体ウェブを予備集合または集合する前に、第一および第二の基体ウェブのそれぞれの平坦な側面に面している。すなわち、サセプタシートは、基体ウェブを予備集合する前、または集合する前に、第一および第二の基体ウェブと実質的に同一平面上にある。有利なことに、サセプタシートの周りへの第一および第二の基体ウェブの対称的な供給は、サセプタの所望の最終位置を安定化し、これが結果として製品性能の変動性を低減する。基体ウェブおよびサセプタシートのそれぞれの平坦な側面は、第一または第二の段階でそれぞれ基体ウェブを予備集合または集合する前に、実質的に水平に配置されていることが好ましい。当然のことながら、基体ウェブおよびサセプタシートのそれぞれの平坦な側面は別の方法として、第一または第二の段階でそれぞれ基体ウェブを予備集合または集合する前に、実質的に垂直に配置されてもよい。
第一および第二の基体ウェブは、本発明による方法の出発材料であってもよい。特に、第一および第二の基体ウェブはそれぞれ、別個のボビン上に提供されてもよい。二つ以上のボビンが利用される場合、ボビンは同一のエアロゾル発生材料を収容してもよい。別の方法として、ボビンは、例えば組成物、風味、きめ、またはこれらの組み合わせのうちの一つが相互に異なっていてもよいエアロゾル発生材料を収容してもよい。
別の方法として、本発明による方法は、それぞれの基体ウェブを連続的なロッド形成プロセスに供給する前に、マスター基体ウェブを少なくとも二つ、特に第一および第二の基体ウェブへと長さ方向に切断する工程および分離する工程を含んでもよい。
方法のさらなる態様によると、方法は、ラッパーをロッド形成プロセスに供給する工程と、ラッパーを基体ウェブの周りに巻く工程とを含んでもよい。ラッパーは、エアロゾル形成ロッドの形状を安定化するために役立つ場合がある。ラッパーはまた、基体ウェブとサセプタプロファイルの意図しない分離を防止するために役立つ場合がある。例えば、ラッパーは、紙ラッパー、特に紙巻たばこ用紙で作製された紙ラッパーであってもよい。別の方法として、ラッパーは、例えば金属、プラスチック、またはセルロース材料で作製された箔であってもよい。ラッパーは、気化したエアロゾル形成基体が物品から放出されることを可能にするように、流体透過性である、または少なくとも局所的に流体透過性であるように作製されていることが好ましい。外側ラッパーは多孔性であってもよい。さらに、ラッパーは、加熱に伴い活性化されてラッパーから放出される少なくとも一つの揮発性物質を含みうる。例えば、ラッパーは香味揮発性物質で含浸されうる。ラッパーをロッド形成プロセスに供給し、ラッパーを基体ウェブの周りに巻く工程は、第一の段階の下流、特に第二の段階の上流セクションの下流で実施されることが好ましい。
ロッド形成プロセスの下流で、方法は連続的な誘導加熱可能なエアロゾル発生ロッドを提供する。連続的なロッドは円形または楕円形もしくは長円の外側断面を有することが好ましい。しかしながら、連続的なロッドは、長方形または正方形または三角形または多角形の断面も有してもよい。
方法のなおさらなる態様によると、方法は連続的なロッドを誘導加熱可能なロッドセグメントへと切断する工程を含む。ロッドセグメントは等しい長さであることが好ましい。セグメントの長さは、こうした誘導加熱可能なロッドセグメントを使用して製造される消耗品の喫煙物品または誘導加熱可能な喫煙物品に依存して多様でありうる。連続的なロッドの向きを変えることなく切断を実施することが好ましい。有利なことに、切断は垂直方向に行われる。切断中にサセプタの変形が生じないように、サセプタプロファイルは連続的なロッド内に位置付けられていて、配向されていることが好ましい。
エアロゾル形成ロッドまたはロッドセグメントは、誘導加熱可能なエアロゾル発生物品を形成するために使用されてもよい。本明細書で使用される「エアロゾル発生物品」という用語は、エアロゾル発生装置で使用されるエアロゾル形成基体を含む物品を指す。エアロゾル発生物品はたばこ物品であってもよい。特に、物品は、従来の紙巻たばこに似たロッド状の物品であってもよい。エアロゾル形成ロッド(ロッドセグメント)とは別に、エアロゾル発生物品は支持要素、エアロゾル冷却要素、フィルター要素、およびマウスピース要素のうちの少なくとも一つをさらに備えてもよい。これらの要素のうちの任意の一つまたは任意の組み合わせは、エアロゾル形成ロッドセグメントに連続的に配置されてもよい。これらの要素は、エアロゾル形成ロッドセグメントと同一の外側断面を有してもよい。特に、エアロゾル形成ロッドセグメントおよび上記要素のうちの任意の一つまたは任意の組み合わせは、連続的に配置され、かつ外側ラッパーによって囲まれて、ロッド状の物品を形成してもよい。
本発明によると、誘導加熱可能なエアロゾル形成ロッドを製造するための装置も提供されている。装置は、本発明による、および本明細書に記載の方法を実施するために構成されていることが好ましい。
本発明による装置は、少なくとも第一および第二の段階を含む多段階のロッド形成装置を備え、第二の段階は第一の段階の下流に位置する。第一の段階は、第一の予備集合ユニットおよび第二の予備集合ユニットを備える。第一の予備集合ユニットおよび第二の予備集合ユニットのそれぞれは、第一および第二のウェブのそれぞれが第一の段階を通過する際に第一の基体ウェブおよび第二の基体ウェブをそれぞれ別個に予備集合するために構成されている。第一の基体ウェブおよび第二の基体ウェブは、第一の段階を通して、第一および第二の基体ウェブの搬送方向に対して横断方向に予備集合される。第二の段階は、サセプタプロファイルおよび予備集合された第一の基体ウェブおよび第二の基体ウェブが第二の段階を通過する際に、予備集合された第一の基体ウェブおよび第二の基体ウェブをサセプタプロファイルの周りにロッド形状にまとめて集合するために構成されている。
本発明による装置は、少なくとも第二の段階を通過するように、連続的なサセプタをロッド形成装置に供給するために構成されているサセプタ供給源をさらに備える。さらに、本発明による装置は、第一の基体ウェブおよび第二の基体ウェブをロッド形成装置に供給するために構成されている基体供給源を備える。特に、基体供給源は、連続的に第一および第二の段階に入り、かつこれらを通過するように、第一および第二の基体ウェブをロッド形成装置に供給するために構成されている。
本発明の好ましい態様によれば、第一の段階の下流端は、第二の段階の上流端内に延びうる。有利なことに、第一および第二の段階のこの入れ子状の配置は、装置のコンパクトな設計を提供し、また第一の段階と第二の段階との間の滑らかな移行も提供する。
第一の段階は、第一の予備集合ユニットおよび第二の集合ユニットを備えることが好ましい。第一の予備集合ユニットは、第一の予備集合ユニットを通して第一の基体ウェブを第一の基体ウェブの搬送方向に対して横断方向に予備集合するために構成されている。同様に、第二の集合ユニットは、第二の予備集合ユニットを通して第二の基体ウェブを第二の基体ウェブの搬送方向に対して横断方向に予備集合するために構成されている。
第一の段階、特に第一の予備集合ユニットは、第一の基体ウェブを予め集合するための第一の漏斗を含んでもよい。同様に、第一の段階、特に第二の予備集合ユニットは、第二の基体ウェブを予め集合するための第二の漏斗を含んでもよい。特に、第一の段階の第一および第二の漏斗は別個の漏斗である。第一および第二の漏斗のそれぞれは、第一の段階を通してそれぞれの基体ウェブの搬送方向に対して横断方向に、すなわち、それぞれの基体ウェブの長軸方向軸に対して横断方向に、それぞれの基体ウェブを集合するために構成されている。このために、第一および第二の漏斗のそれぞれは、下流に次第に減少する内側断面を有し、またそれ故にそれぞれの基体ウェブがその搬送方向に対して横断方向に次第に集合されることが好ましい。
有利なことに、第一および第二の漏斗は、横方向にオフセットされる、特に第二の段階の中心軸に関して両側で横方向にオフセットされる。この配置により、特に第一および第二の基材ウェブと接触することなく、サセプタプロファイルが第一の基体ウェブと第二の基体ウェブとの間で第一の段階を通過することが可能となる。同様に、この配置により、サセプタプロファイルが第一の基体ウェブと第二の基体ウェブとの間で第二の段階に入ることが可能となり、またその逆として、第一および第二の基体ウェブがサセプタプロファイルに対して横方向でロッド形成プロセスの第二の段階に入ることが可能となる。どちらにしても、この配置は、第二の段階においてサセプタプロファイルの周りに第一および第二の基体ウェブを対称的に集合することに関して有利である。
第一および第二の漏斗は、第一および第二の基体ウェブのそれぞれがサセプタプロファイルと並行して、サセプタプロファイルの搬送方向に関して0度~50度、特に0度~30度、好ましくは0度~20度の角度で第二の段階に入るように配置および構成されうる。それ故に、第一および第二の漏斗のそれぞれの中心軸は、第二の段階を通してサセプタプロファイルの搬送方向に関して、特に第二の段階の中心軸に関して、0度~50度、特に0度~30度、好ましくは0度~20度の角度で配置されうる。さらに、第一および第二の漏斗のそれぞれの中心軸は、側面から第二の段階の中心軸に向かって、すなわち、第二の段階の中心軸に関して0度より大きい角度に向いていてもよい。第二の段階の中心軸に向かって向いている第一および第二の漏斗を有することにより有利なことに、サセプタの周りに第一および第二の基体ウェブを集合することが容易になる。別の方法として、第一および第二の漏斗は、サセプタプロファイルに平行に、すなわち、サセプタプロファイルの搬送方向に対して、特に第二の段階の中心軸に対して0度の角度で第一および第二の基体ウェブが第二の段階に入るように、配置および構成されうる。
有利なことに、第一および第二の漏斗のそれぞれは、低摩擦表面材料、例えばプラスチック表面または研磨金属表面を含む。これは、材料の弱化のリスク、または第一および第二の基体ウェブの破裂のリスクさえも低減する。さらに、少ない摩擦はまた、第一および第二の漏斗をそれぞれ通過する際の第一および第二の基体の振動を減少させる。そうでなければ、高い摩擦は、第一および第二の基体ウェブと接触する際に、サセプタプロファイルがその所望の位置から逸脱する原因となりうる。
本発明の別の態様によれば、第一の段階は、第一の凸状案内表面と第二の凸状案内表面とを有する予備集合要素を含んでもよく、案内表面それぞれは、第二の段階に向かって収束する。第一の凸状案内表面および第二の凸状案内表面の凸状の湾曲は、集合プロセスの中心軸に対して外側に曲がっている。第一の凸状案内表面および第二の凸状案内表面は、第一および第二の案内表面をそれぞれ通過する時に、第一の基体ウェブおよび第二の基体ウェブよりも集合プロセスの中心軸の近くに位置する。第一の案内表面は、第一の案内表面上を第二の段階に向かって通過する際に第一の基体ウェブを予備集合するために配置および構成されている。同様に、第二の案内表面は、第二の案内表面上を第二の段階に向かって通過する際に第二の基体ウェブを予備集合するために配置および構成されている。有利なことに、第一および第二の凸状案内表面は、湾曲したまたは半月形の断面プロファイルを有するように、第一および第二の基体ウェブを事前に形状付ける。湾曲したまたは半月形の断面プロファイルは有利なことに、第二の段階においてサセプタプロファイルの周りに両基体ウェブを集合する後続の工程を容易にする。
第一および第二の凸状案内表面は、横方向にオフセットされる、特にロッド形成装置の第二の段階の中心軸に関して両側で横方向にオフセットされることが好ましい。予備集合要素は、第一の凸状案内表面および第二の凸状案内表面を含む先細りした外側表面を有するスリーブを備えることが好ましい。オフセット配置、特に予備集合要素のスリーブ構成は、有利なことに、特に、第一の基体ウェブおよび第二の基体ウェブと接触することなく、第一の凸状案内表面と第二の凸状案内表面との間でサセプタプロファイルが予備集合要素を通過することを可能にする。これはさらに、第一の基体ウェブと第二の基体ウェブとの間でサセプタプロファイルが第二の段階に入ることを容易にする。スリーブの先細りした外側表面は円錐形であることが好ましい。同様に、スリーブ全体は円錐形または錐台形であってもよい。
有利なことに、第一および第二の案内表面のそれぞれは、低摩擦表面材料、例えばプラスチック表面または研磨金属表面を含む。これは、材料の弱化のリスク、または第一および第二の基体ウェブの破裂のリスクさえも低減する。さらに、少ない摩擦はまた、第一および第二の案内表面をそれぞれ通過する際の第一および第二の基体の振動を減少させる。
さらに、予備集合要素は、第一の凸状案内表面と第二の凸状案内表面との間で第二の段階に向かって延びる少なくとも一つの分離フィンを含みうる。予備集合要素は、第一の凸状案内表面と第二の凸状案内表面との間で予備集合要素の両側に第二の段階に向かって延びる二つの分離フィンを含むことが好ましい。
特に、一つ以上の分離ピンは、予備集合要素の長さ方向に延びてもよく、第一および第二の案内表面上を第二の段階に向かって通る際に第一および第二の基体ウェブの搬送方向に実質的に沿って延びることが好ましい。
少なくとも一つの分離フィンは第一および第二の案内表面上を第二の段階に向かって通る際に第一および第二の基体ウェブのそれぞれの搬送方向に対して横断方向に第一および第二の基体ウェブを予備集合することを容易にする。さらに、少なくとも一つの分離フィンは、第二の段階に入る前に第一および第二の基体ウェブを相互から分離するように機能する。
本発明の別の態様によれば、ロッド形成装置の第二の段階は、漏斗または半漏斗、または漏斗および半漏斗の両方の組み合わせを含みうる。後者の場合、第二の段階の上流セクションは漏斗を含むことが好ましく、下流セクションは半漏斗を含むことが好ましい。
有利なことに、半漏斗は、漏斗の長軸方向軸に沿って開いたままであるロッド形成凹状表面を備える。凹状表面は、C字形状またはU字形状断面を有することが好ましい。例えば、半漏斗は「全」漏斗の半分である。
漏斗および半漏斗は、下流へと次第に減少する内側断面を有するように構成されてもよく、それ故に基体ウェブをサセプタプロファイルの周りに次第に集合させ、圧縮させる。
有利なことに、漏斗および半漏斗のそれぞれは、第一および第二の基体ウェブと接触するために低摩擦表面材料、例えばプラスチック表面または研磨金属表面を備える。これは、材料の弱化のリスク、または第一および第二の基体ウェブの破裂のリスクさえも低減する。さらに、少ない摩擦はまた、第二の段階を通過する際の第一および第二の基体の振動も減少させる。
第二の段階、特に第二の段階の下流セクションは、典型的にはガニチュールテープと呼ばれるコンベヤーベルトをさらに備えてもよく、これは最終的なロッド形状を形成するために少なくとも一つの半漏斗と相互作用することが好ましい。このために、ガニチュールテープは、第二の段階または下流セクションに沿って、次第にU字形状の断面形状を取ってもよい。ガニチュールテープは、第二の軸の中心軸の下方に配置されることが好ましい。少なくとも一つの半漏斗は、中心軸の上方、それ故にガニチュールテープの上方に配置される。
動作時に、半漏斗と組み合わせたU字形状のガニチュールテープは、基体ウェブを最終的なロッド形状へとサセプタプロファイルの周りに同軸で集合する。
ガニチュールテープはラッパーをさらに支持する場合がある。ラッパーは、ラッパー供給源によって第二の段階の上流端へと、または第二の段階の下流セクションへと供給されてもよい。ラッパー供給源は例えば、ラッパーボビンを含んでもよい。ラッパーは、中心軸に面するガニチュールテープの表面上に支持されていることが好ましい。それ故に、動作時に、基体ウェブが最終的なロッド形状へとサセプタプロファイルの周りに次第に集合されるにつれて、ラッパーは基体ウェブの周りに自動的に巻かれる。ラッパー供給源はまた、ラッパーを基体の周りに保つために、ラッパーの少なくとも一部分に接着剤も添加してもよい。
本発明の好ましい態様によれば、装置は、連続的なサセプタプロファイルをロッド形成装置の少なくともセクションに沿って案内するための長軸方向のガイドを備えうる。一般的に、長軸方向のガイドは、サセプタプロファイルをエアロゾル発生ロッド内のその所望の最終位置に位置付ける精度を安定化および高めるように機能する。長軸方向のガイドはサセプタ供給源の一部であってもよい。
長軸方向のガイドは、ロッド形成装置の長さの少なくとも25パーセントに沿って、特に少なくとも50パーセントに沿って、好ましくは少なくとも75パーセントに沿って、より好ましくは少なくとも90パーセントに沿って、または100パーセントに沿って、サセプタプロファイルを案内するように配置および構成されてもよい。このために、長軸方向のガイドは、ロッド形成装置の長さの少なくとも25パーセントに沿って、特に少なくとも50パーセントに沿って、好ましくは少なくとも75パーセントに沿って、より好ましくは少なくとも90パーセントに沿って、または100パーセントに沿って延びてもよい。長軸方向のガイドは、第二の段階の少なくとも上流セクションを通して第二の段階の中心軸に沿ってサセプタプロファイルを案内するために機能することが好ましい。特に、長軸方向のガイドは、第二の段階の上流セクション全体にわたって延びうる。
また、長軸方向のガイドの少なくとも一部分が、第二の段階に入る前に第二の段階の中心軸に沿ったサセプタプロファイルの正確な事前位置付けを容易にするように、第二の段階の上流に配置されてもよい。長軸方向のガイドは、特に、ロッド形成装置の第二の段階の少なくとも上流セクションを通して延びることに加えて、第一の段階の全体を通して延びることが好ましい。さらに、長軸方向のガイドの少なくとも一部分も第一の段階の上流、それ故にロッド形成装置の上流に配置されてもよい。従って、長軸方向のガイドの上流端は、ロッド形成装置の上流端の上流に位置付けらうる。これにより、ロッド形成装置に入る前であっても、中心軸に沿ってサセプタプロファイルを事前に位置付けることがさらに容易になる。有利なことに、これはさらに、サセプタプロファイルの、エアロゾル発生ロッド内のその所望の最終位置の正確な位置を確実にする。
有利なことに、長軸方向のガイドの下流端は、第二の段階の上流セクションの下流端、または第二の段階の上流セクションのさらなる下流、すなわち第二の段階の下流セクションに配置される。第一および第二の基体ウェブの集合プロセスは、第一および第二の基体ウェブが有利なことに相互に接触するように、さらに進行される。結果として、サセプタプロファイル上の第一および第二の基体ウェブの圧力および摩擦効果は実質的に対称である。したがって、サセプタプロファイルは、第一の基体ウェブおよび第二の基体ウェブによって少なくとも部分的に包囲され、支持されることが好ましい。第一の基体ウェブおよび第二の基体ウェブは、有利なことに、サセプタプロファイルの位置を安定化する。またはその逆として、第二の段階の下流セクションの上流では、長軸方向のガイドは有利なことに、任意の非対称、またそれ故に第一および第二の基体ウェブの不均衡な圧力および摩擦効果からサセプタプロファイルを保護する。
長軸方向のガイドは、例えば両端が開いている管またはスリーブなどの案内管を備えてもよい。別の方法として、長軸方向のガイドは、溝の中のサセプタプロファイルを案内するための長軸方向の溝を有するロッド様の道筋を備えてもよい。
ロッド形成装置はその下流端で、基体ウェブがサセプタプロファイルの周りに完全に集合され、かつ好ましくはラッパーによって完全に囲まれている、最終的なロッド形状を有する連続的なエアロゾル形成ロッドを提供する。
ロッド形成装置の下流で、装置は連続的なロッドを誘導加熱可能なエアロゾル形成ロッドセグメントへと切断するための切断装置をさらに備えてもよい。
装置は、少なくとも第一および第二の基体ウェブへとマスター基体ウェブを長さ方向に切断するためのストリップカッターをさらに備えてもよい。ストリップカッターは、ロッド形成装置の上流に配置されている。
本発明による装置のさらなる特徴および利点は、方法に関して説明されているので、繰り返さない。
原則として、本発明による方法および装置はまた、サセプタプロファイル以外の任意の要素をエアロゾル形成ロッド、例えばカプセル、吸着剤、または糸の中へと定置するためにも使用されうる。
本発明を、添付図面を参照しながら、例証としてのみであるがさらに説明する。
図1は、第一および第二の段階を有する多段階のロッド形成装置を備える本発明による装置の例示的な実施形態を概略的に図示する。 図2は、本発明による方法および装置を使用することによって製造されたエアロゾル形成ロッドの概略断面図である。 図3は、図1によるロッド形成装置の第一の段階の代替的な実施形態を概略的に図示する。 図4は、図1による前記ロッド形成装置の修正を概略的に図示する。 図5は、図1によるロッド形成装置の別の修正を概略的に図示する。
図1は、本発明による装置1の例示的な実施形態を概略的に図示する。装置1は、サセプタプロファイル20を中心に備えるエアロゾル形成ロッド100を製造するために構成されていて、その中心の周りにはそれぞれエアロゾル形成基体を含む第一の基体ウェブ31および第二の基体ウェブ32が同軸で集合されている。図1に示す装置1は、本発明による、および本明細書に記載の方法を実施するために特に構成されている。
装置1の主な構成要素は、第一の基体ウェブ31および第二の基体ウェブ32をサセプタプロファイル20の周りにロッド形成装置10の中心軸80と同軸で集合するために構成されたロッド形成装置10であり、それ故に最終的なロッド形状をもたらす。ロッド形成プロセスは連続的なプロセスである。すなわち、第一の基体ウェブ31および第二の基体ウェブ32とサセプタプロファイル20とは、連続材料としてロッド形成装置10に入り、かつこれを通る。その結果、基体ウェブ31および基体ウェブ32とサセプタプロファイル20とが一緒にロッド形成装置10を通過する際に、サセプタプロファイル20の周りに第一の基体ウェブ31および第二の基体ウェブ32の集合が生じる。中心軸80はまた、ロッド形成装置10を通る搬送ラインを画定する。
ロッド形成装置10の上流において、装置1は、第一の基体ウェブ31および第二の基体ウェブ32をロッド形成装置10の上流端13(入口)に向かって下流に供給する(図1の右側の上向きの下側矢印で一般的に示す)ための第一の基体供給源35および第二の基体供給源36を備える。第一の基体ウェブ31および第二の基体ウェブ32は、連続的なたばこウェブ、例えばキャストリーフであることが好ましい。第一の基体ウェブ31および第二の基体ウェブ32のそれぞれは、実質的に平坦な材料としてロッド形成装置10に入る。図1から分かるように、第一の基体ウェブ31は、中心軸80の下方でロッド形成装置10に入るように供給されるが、第二の基体ウェブ32は中心軸80の上方でロッド形成装置10に入るように供給される。特に、第一の基体ウェブ31および第二の基体32の各々の平坦な側面は、ロッド形成装置10に入る時に実質的に水平に配置される。上述のように、基体材料を第一の基体ウェブ31および第二の基体ウェブ32の形態で供給することによって有利なことに、基体材料をサセプタプロファイル20の周りに事前に分配することが可能になる。これにより、サセプタプロファイル20の周りに、特に実質的に対称的に基材材料を集合する後続の工程に好影響を及ぼされる。
装置1は、ロッド形成装置10に向かって下流に連続的なサセプタプロファイル20を供給するためのサセプタ供給源21(図1の右側の中央矢印によって一般的に示されている)をさらに備える。本実施形態において、サセプタプロファイル20は、強磁性ステンレス鋼で作製された連続的な帯などの、長方形の断面を有するサセプタ材料の連続的なシート20である。サセプタプロファイル20は、例えば、サセプタ供給部21の一部であるボビン(図示せず)上に提供されてもよい。サセプタプロファイル20は、ボビンから巻き出され、ロッド形成装置10の上流の中心軸80に向かって供給されている。
本発明によると、ロッド形成装置10は多段階のロッド形成装置10である。本実施形態では、装置10は第一の段階11および第二の段階12を含み、第二の段階12は第一の段階11の下流に位置している。第一の段階11は、基体ウェブ31および32の両方が第一の段階11を通過する際に、第一の段階11を通して第一の基体ウェブ31および第二の基体ウェブ32の搬送方向に対して横断方向に、第一基体ウェブ31および第二の基体ウェブ32を別個に予備集合するために構成されている。第二の段階12は、サセプタプロファイル20および予備集合された基体ウェブ31、32が第二の段階12を通過する際に、予備集合された第一の基体ウェブ31および第二の基体ウェブ32をサセプタプロファイル20の周りにロッド形状にまとめて集合するために構成されている。
本実施形態のロッド形成装置10では、第一の段階11は、第一の予備集合ユニット71および第二の予備集合ユニット72を備える。第一の予備集合ユニット71は、中心軸80の下方に配置され、第一の予備集合ユニット71を通して第一の基体ウェブ31をその搬送方向に対して横断方向に予備集合するために構成されている。同様に、第二の予備集合ユニット72は、中心軸80の上方に配置され、第二の予備集合ユニット72を通して第二の基体ウェブ32をその搬送方向に対して横断方向に予備集合するために構成されている。図1から分かるように、第一の予備集合ユニット71および第二の予備集合ユニット72のそれぞれは、錐台形状の漏斗71、72を含む。それぞれの漏斗71、72の円形の内側断面プロファイルは、第一の段階11の上流端13から第一の段階11の下流端14に向かって連続的に減少する。漏斗71、72それぞれは、その長さ延長部に対して横断方向にそれぞれの基体ウェブ31、32を予備集合する。第一の段階11を通る際に、第一の基体ウェブ31および第二の基体ウェブ32は予備集合されるが、まだ最終的なロッド形状とは考えられない。上記でさらに詳しく説明した通り、第一の基体ウェブ31および第二の基体ウェブ32の予備集合は、第二の段階12における実際のロッド形成プロセス中の摩擦効果および基体材料の圧力に対する耐性を目立たなくする。有利なことに、これはロッド形成プロセスの全体的な効率を高めるだけでなく、サセプタ20をエアロゾル形成ロッド内の所定の位置に正確に位置付けることも容易にする。特に、予備集合された基体ウェブ31、32は、第二の段階12におけるサセプタプロファイルの支持包埋を提供する。さらに、予備集合することによって、サセプタプロファイル20の塑性変形のリスクも低減される。
図1からさらに分かる通り、サセプタプロファイル20は、ロッド形成装置10の第一の段階11および第二の段階12の両方に、中心軸80に沿って入り、かつこれらを通過するように、ロッド形成装置10に供給される。中心の位置付けに起因して、サセプタプロファイル20は、エアロゾル発生ロッド100内のその所望の最終位置に、すなわちエアロゾル発生ロッド100の中心軸と同軸で、特に軸上に正確に定置される。特に、サセプタプロファイル20は、実質的に水平に配置されたサセプタプロファイル20の平坦な側面を有する中心軸80に沿って位置付けられている。また、サセプタプロファイル20は、ロッド形成装置10の中心軸80に関して軸上に位置付けられている。すなわち、サセプタプロファイル20の質量中心または幾何学的中心を通して延びるサセプタプロファイル20の長軸方向軸は、ロッド形成装置10の中心軸80と同軸である。
また、サセプタプロファイル20は中心軸80に沿って第一の段階11に入り、かつこれを通過するため、サセプタプロファイル20は、第二の段階12に入る前、すなわち、予備集合された第一の基体ウェブ31および第二の基体ウェブ32と接触する前に、すでに軸上に事前に位置付けされている。それ故に、事前に位置付けられたサセプタプロファイル20は、ロッド形成プロセスに対する物理的中心を画定し、その周りに第一の基体ウェブ31および第二の基体ウェブ32が同軸で集合される。有利なことに、これは、包囲する基体内のサセプタの正確な中心位置に関してロッド形成プロセスを信頼できる、かつ再現可能なものにする。
上述のように、第一の基体ウェブ31および第二の基体ウェブ32は、それぞれ中心軸80の下方および上方を、第一の段階11を通って第二の段階12に入るように、供給される。したがって、予備集合された第一の基体ウェブ31および第二の基体ウェブ32のそれぞれは、サセプタプロファイル20に対して横方向で第二の段階12に入る。有利なことに、これは、第二の段階に入る際に、サセプタプロファイル20のその所定の軸上の位置からの相違がほとんどないまたは実質的にないことを確実にする。特に、予備集合された第一の基体ウェブ31および第二の基体ウェブ32のそれぞれは、それぞれ下方または上方から、サセプタプロファイル20に向かって、すなわち、中心軸80に対して0度より大きい角度、例えば、5度の角度で第二の段階12に入る。特に、サセプタプロファイル20の下方に実質的に水平に配置された予備集合された第一の基体ウェブ31を有することは有利なことに、第二の段階12を通過するときにサセプタプロファイル20を支持する。これはまた、中心軸80に沿ってサセプタプロファイル20の安定した位置を保つことを容易にする。
ロッド形成装置10を通過する際にサセプタプロファイル20が中心軸80からずれるのを防止するために、装置1は、サセプタプロファイル20を中心軸80に沿って案内するための長軸方向のガイド23をさらに備える。本実施形態では、長軸方向のガイドは、第一の予備集合ユニット71と第二の予備集合ユニット72との間に第一の段階12の全体を通して中心軸80と同軸に延びる案内管23である。
案内管23はまた、第一の段階11の上流端13を越えて上流方向にも延びる。すなわち、案内管23の上流端24は、漏斗71、72の上流に位置付けられている。有利なことに、これは、ロッド形成装置10に入る前に、中心軸80に沿ったサセプタプロファイル20の正確な事前位置付けおよび案内を支援する。
有利なことに、案内管23は、サセプタプロファイル20が好ましくは予備集合された第一の基体ウェブ31および第二の基体ウェブ32によって少なくとも部分的に包囲されている第一の段階11の下流位置で終了する。図1に示すように、本実施形態において、案内管23の下流端25は、第二の段階12の上流端15に隣接して位置付けられている。
ロッド形成装置の第二の段階12は、予備集合された第一の基体ウェブ31および第二の基体ウェブ32をサセプタプロファイル20の周りに、これと同軸で最終的なロッド形状へと集合する工程を完了するために構成されている。本実施形態において、第二の段階12は、C字形状の断面を有するロッド形成凹状表面を備える、中心軸80の上方に配置された半漏斗73を備える。C字形状の断面は、第二の段階12の上流端15から下流端16へと下流で、サイズが次第に減少する。第二の段階12は、コンベヤーベルト17(本実施形態ではガニチュールテープ17)をさらに備え、これは最終的なロッド形状を形成するために半漏斗73と相互作用する。このために、ガニチュールテープ17は、中心軸80の下方で第二の段階12に沿って下流に進むにつれて、次第にU字形状の断面形状を取る。動作時に、半漏斗72と組み合わせたU字形状のガニチュールテープ17は、サセプタプロファイル20の周りに同軸で予備集合された第一の基体ウェブ31および第二の基体ウェブ32を、最終的な円形状のロッド形状へと集合させる。
加えて、紙ラッパー51がラッパー供給源50から第二の段階12の上流端15へと供給されている。図1から分かる通り、ラッパー51は、中心軸80に面するガニチュールテープ17の上面上で支持されている。それ故に、動作時に、第一の基体ウェブ31および第二の基体ウェブ32がサセプタプロファイル20の周りに次第に集合されるにつれて、ラッパー51は第一の基体ウェブ31および第二の基体ウェブ32の周りに自動的に巻かれる。第一の基体ウェブ31および第二の基体ウェブ32のロッド状の材料の周りに巻かれる際に、ラッパーの長軸方向の両方の縁を接続するために、ラッパー51の少なくとも一つの長軸方向の縁に接着剤が添加されることが好ましい。それ故に、ラッパー51は最終的なロッド形状を安定化するように機能する。接着剤を追加し、ラッパー51の長軸方向の端を接続するために、本実施形態によるロッド形成装置10は第二の段階12の下流に、折り曲げ圧縮装置18を備える。
全体的なロッド形成装置10の下流端19で、装置10は、第一の基体ウェブ31および第二の基体ウェブ32がサセプタプロファイル20の周りに完全に集合され、かつラッパー51によって完全に包囲された最終的なロッド形状を有する連続的なエアロゾル形成ロッド100を提供する。
ロッド形成装置10の下流で装置1は、連続的なロッド100を誘導加熱可能なエアロゾル形成ロッドセグメント101へと切断するための切断装置60をさらに備える。
図2は、図1に図示した通りの、および前述した通りの装置および方法を使用して製造された、連続的なエアロゾル形成ロッド100またはロッドセグメント101の断面図をそれぞれ示す。ロッド形状の円形断面は、約4ミリメートル~約10ミリメートルの直径、特に約5ミリメートル~約8ミリメートルの直径を有してもよい。サセプタプロファイル20の長方形の形状は、約2ミリメートル~約8ミリメートルの幅延長を有し、特に約3ミリメートル~約5ミリメートルの幅延長を有し、また約0.03ミリメートル~約0.15ミリメートルの厚さ延長を有し、より好ましくは約0.05ミリメートル~約0.09ミリメートルの厚さ延長を有することが好ましい。
基体材料が供給され、二つの部品に、すなわち、第一の基体ウェブ31および第二の基体ウェブ32の形態に加工されるという事実により、基体材料は、サセプタプロファイル20の平坦な側面の両方の周りに実質的に対称的に集合される。その結果、図2から分かる通り、サセプタプロファイル20は、ロッド形状の円形断面の中心81に関して実質的に対称的に位置付けられている。この位置は、エアロゾル発生ロッド内の均質な、特に対称の、かつ再現可能な熱分布に関して好ましい。それ故に、サセプタプロファイル20内で発生した熱は、サセプタプロファイル20の周辺部へと対称的に散逸し、周りに集合された基体ウェブ31、32のエアロゾル形成基体を均一に加熱することを可能にする。
図3は、ロッド形成装置10の第一の段階11の代替的な実施形態である。漏斗様の第一の予備集合ユニット71および第二の予備集合ユニット72の代わりに、図3に示す実施形態の第一の段階11は予備集合要素74を備える。予備集合要素74は、先細りした下流部分78を有するスリーブを含む。先細りした下流部分78の外側表面は、スリーブの下流部分78の下方の半分および上方の半分の外側表面に対応する第一の凸状案内表面75および第二の凸状案内表面76を含む。表面74、75の各ガイドは、第一の段階11の下流端14に向かって収束し、集合プロセスの中心軸80に対して外側に曲がる。第一の案内表面75は、第一の案内表面31上を第二の段階12に向かって通る際に第一の基体ウェブ31を予備集合するために配置および構成されている。同様に、第二の案内表面76は、第二の案内表面76上を第二の段階12に向かって通る際に第二の基体ウェブ32を予備集合するために配置および構成されている。有利なことに、第一の凸状案内表面75および第二の凸状案内表面76は、湾曲または半月形の断面プロファイルを有し、これが第二の段階12における、基体ウェブ31および32の両方をサセプタプロファイル20の周りに集合する後続の工程を促進するように、第一の基体ウェブ31および第二の基体ウェブ32を事前に形状付ける。予備集合要素74のスリーブ構成は、有利なことに、特に、第一の基体ウェブ31および第二の基体ウェブ32と接触することなく、第一の凸状案内表面75と第二の凸状案内表面76との間でサセプタプロファイル20が予備集合要素74を通過することを可能にする。これはさらに、第一の基体ウェブ31と第二の基体ウェブ32との間でサセプタプロファイル20が第二の段階12に入ることを容易にする。
さらに、予備集合要素74は、第一の凸状案内表面75と第二の凸状案内表面76との間で下流部分78と並行して第二の段階12に向かって延びる分離フィン77を含む。特に、分離フィン77は、第一の案内表面75および第二の案内表面76上を第二の段階12に向かって通る際に第一の基体ウェブ31および第二の基体ウェブ32の搬送方向に実質的に沿って予備集合要素74の長さ方向に延びる。分離フィン77は、それぞれの搬送方向に対して横断方向に第一の基体ウェブ31および第二の基体ウェブ32を予備集合するのを容易にする。さらに、分離フィン77は、第二の段階12に入る前に第一の基体ウェブ31および第二の基体ウェブ32を相互から分離するように機能する。当然ながら、予備集合要素74は、予備集合要素74の両側に延びる二つの分離フィンも含みうる。
図4は、図1によるロッド形成装置10の修正を示しており、修正は、第一の段階11から第二の段階12への移行に関する。この実施形態によると、第一の段階11は、図1に関して上述したように、漏斗様の第一の予備集合ユニット71および第二の予備集合ユニット72を含む。同様に、長軸方向のガイド23は、ロッド形成装置10の中心軸80に沿って集合ユニット71と集合ユニット72の両方の間に延びる。半漏斗73およびガニチュールテープ17に加えて(図4には図示せず)、第二の段階12は、半漏斗73およびガニチュールテープ17の上流にあるグローバル漏斗79を含む。図4から分かる通り、漏斗様の第一の予備集合ユニット71および第二の予備集合ユニット72の下流端、すなわち第一の段階11の下流14は、グローバル漏斗79の上流端内、すなわち、第二の段階12の上流端15内へと延びる。有利なことに、この第一の段階11および第二の段階12の入れ子状の配置は、装置1のコンパクトな設計を提供する。さらに、グローバル漏斗79は、第一の段階11から第二の段階12へと通る時、サセプタプロファイルおよび予備集合された第一および第二の基体ウェブの滑らかな移行を提供する。特に、グローバル漏斗79の上部は、第二の段階12(図示せず)の半漏斗77に連続的に合流しうる。あるいは、グローバル漏斗79は、第一の段階11の一部であってもよい。当然ながら、代替的な実施形態の第一の段階11を含む図3によるロッド形成形成装置10も、グローバル漏斗79を備えうる。
図5は、図1によるロッド形成装置10の別の修正を図示しており、修正は長軸方向ガイド23に関する。図5は、図1による第二の段階12の下部の上面図を示す(半漏斗73なし)。この実施形態によると、長軸方向のガイド23の下流端25は、第二の段階12の下流セクション92に位置している。予備され集合第一の基体ウェブ31および第二の基体ウェブ32の集合プロセスは、予備集合された第一の基体ウェブ31および第二の基体ウェブ32が好ましくは相互に接触するように、さらに進行される。結果として、サセプタプロファイル20は、第一の基体ウェブ31および第二の基体ウェブ32によって少なくとも部分的に包囲されて支持され、これがサセプタプロファイル20の位置を安定化する。さらに、サセプタプロファイル20上の第一の基体ウェブ31および第二の基体ウェブ32の圧力および摩擦効果は、下流セクション92において実質的に対称である。この対称性により、考えられる圧力及び摩擦効果は実質的に均衡しており、それ故サセプタプロファイル20の形状及び位置に悪影響を及ぼさない。またはその逆として、下流セクション92の上流、特に第二の段階12の上流セクション91において、長軸方向のガイド23は有利なことに、第一の基体ウェブ31および第二の基体ウェブ32の非対称、またそれ故に不均衡な圧力および摩擦効果からサセプタプロファイル20を保護する。図5からさらに分かるように、ガニチュールテープ17は、下流セクション92において次第に一定の断面U形状を取る。当然ながら、第一の段階11の代替的な実施形態を含む図3によるロッド形成形成装置10は、第二の段階12の下流セクション92に位置する下流端25を有する長軸方向のガイド23も備えうる。
第一の基体ウェブ31および第二の基材ウェブと接触する第一の段階11および第二の段階12、すなわち、漏斗71、72の内部表面、半漏斗73、グローバル漏斗79および予備集合要素74の第一の案内表面75および第二の案内表面76は、低摩擦表面材料、例えばプラスチックまたは研磨金属表面を含むことが好ましい。これは、材料の弱化のリスク、または第一の基体ウェブ31および第二の基体ウェブ32の破裂のリスクさえも低減する。さらに、少ない摩擦はまた、第一の段階11および第二の段階12を通過する際の第一の基体31および第二の基体32の振動も減少させる。

Claims (15)

  1. 誘導加熱可能なエアロゾル形成ロッドを製造するための方法であって、前記方法が、
    - 第一の基体ウェブおよび第二の基体ウェブを連続的な多段階のロッド形成プロセスに別個に供給する工程であって、前記多段階のロッド形成プロセスが、少なくとも第一の段階および後続の第二の段階を含む、供給する工程と、
    - 少なくとも前記第二の段階を通過するように、連続的なサセプタプロファイルを前記ロッド形成プロセスに供給する工程と、
    - 前記第一の基体ウェブおよび前記第二の基体ウェブを前記第一の段階に別個に通過させ、それによって前記第一の段階を通して前記第一の基体ウェブおよび前記第二の基体ウェブのそれぞれの搬送方向に対して横断方向に、前記第一の基体ウェブおよび前記第二の基体ウェブを別個に予備集合する工程と、
    - 前記サセプタプロファイルと前記予備集合された第一および第二の基体ウェブを前記第二の段階に通過させ、それによって前記予備集合された第一の基体ウェブおよび第二の基体ウェブを、前記サセプタプロファイルの周りにロッド形状にまとめて集合する工程と、を含む、方法。
  2. 前記サセプタプロファイルを前記第二の段階に通過させる前記工程が、前記サセプタプロファイルを、前記第二の段階の中心軸に沿って少なくとも部分的に前記第二の段階に通過させることを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記サセプタプロファイルを前記ロッド形成プロセスに供給することが、前記第一の基体ウェブと前記第二の基体ウェブとの間で前記第二の段階に入るように、前記サセプタプロファイルを供給することを含む、請求項1または2のいずれか一項に記載の方法。
  4. 前記サセプタプロファイルを前記ロッド形成プロセスに供給することが、前記第二の段階を通過する前に、前記第一の基体ウェブおよび前記第二の基体ウェブと接触することなく前記第一の段階を通過するように、前記サセプタプロファイルを供給することを含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記サセプタプロファイルを少なくとも前記第二の段階の上流セクションに沿って長軸方向に案内する工程をさらに含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  6. 誘導加熱可能なエアロゾル形成ロッドを製造するための装置であって、前記装置が、
    - 少なくとも第一の段階および第二の段階を含む多段階のロッド形成装置であって、前記第二の段階が前記第一の段階の下流に位置し、前記第一の段階が、第一の基体ウェブおよび第二の基体ウェブのそれぞれが前記第一の段階を通る際に、前記第一の段階を通して前記第一の基体ウェブおよび前記第二の基体ウェブのそれぞれの搬送方向に対して横断方向に前記第一の基体ウェブおよび前記第二の基体ウェブを別個に予備集合するために構成されており、前記第二の段階が、サセプタプロファイルおよび前記予備集合された第一の基体ウェブおよび第二の基体ウェブが前記第二の段階を通過する際に、前記予備集合された第一の基体ウェブおよび第二の基体ウェブを前記サセプタプロファイルの周りにロッド形状にまとめて集合するように構成される、多段階のロッド形成装置と、
    - 少なくとも前記第二の段階を通過するように、連続的なサセプタプロファイルを前記ロッド形成装置に供給するために構成されるサセプタ供給源と、
    - 前記第一の基体ウェブおよび前記第二の基体ウェブを前記ロッド形成装置に供給するために構成される基体供給源と、を備える、装置。
  7. 前記第一の段階の下流端が、前記第二の段階の上流端内に延びる、請求項6に記載の装置。
  8. 前記第一の段階が、前記第一の基体ウェブを予備集合するための第一の漏斗と、前記第二の基体ウェブを予備集合するための第二の漏斗と、を備える、請求項6または7のいずれか一項に記載の装置。
  9. 前記第一の漏斗および前記第二の漏斗が、前記ロッド形成装置の前記第二の段階の中心軸に関して両側で横方向にオフセットされて位置付けられる、請求項8に記載の装置。
  10. 前記第一の段階が、第一の凸状案内表面上を前記第二の段階に向かって通る際に前記第一の基体ウェブを予備集合するための、前記第二の段階に向かって収束する第一の凸状案内表面と、第二の凸状案内表面上を前記第二の段階に向かって通る際に前記第二の基体ウェブを予備集合するための、前記第二の段階に向かって収束する第二の凸状案内表面と、を有する予備集合要素を備える、請求項6または7のいずれか一項に記載の装置。
  11. 前記予備集合要素が、前記第一の凸状案内表面および前記第二の凸状案内表面を含む先細りした外側表面を有するスリーブを含む、請求項10に記載の装置。
  12. 前記予備集合要素が、前記第一の凸状案内表面と前記第二の凸状案内表面との間に前記第二の段階に向かって延びる少なくとも一つの分離フィンを含む、請求項10または11のいずれか一項に記載の装置。
  13. 前記ロッド形成装置の前記第二の段階が、漏斗または半漏斗のうちの少なくとも一つを含む、請求項6~12のいずれか一項に記載の装置。
  14. 前記連続的なサセプタプロファイルを少なくとも前記第二の段階の上流セクションを通して前記第二の段階の中心軸に沿って案内するための長軸方向のガイドをさらに備える、請求項6~13のいずれか一項に記載の装置。
  15. 前記長軸方向のガイドが、前記第一の段階の全体を通して、および少なくとも前記第二の段階の前記上流セクションを通して延びる、請求項14に記載の装置。
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