JP7280768B2 - 膜形成装置および物品製造方法 - Google Patents

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本発明は、膜形成装置および物品製造方法に関する。
基板の上の組成物に型を接触させ、組成物を硬化させた後に組成物と型とを分離することによって基板の上に組成物の硬化物からなる膜を形成する膜形成装置がある。特許文献1には、基板の上の加熱された樹脂にモールドを押し付け、樹脂の冷却後に樹脂からモールドを分離するナノインプリント装置が記載されている。このナノインプリント装置では、基板の下面の中央部に圧搾エアを供給しつつ基板の下面の外周部を吸引しながら樹脂からモールドを分離する。
特開2007-83626号公報
特許文献1に記載されたインプリント装置では、基板の下面の中央部に圧搾エアを供給しつつ基板の下面の外周部を吸引することによって基板の形状を制御するので、基板の形状の制御の自由度が低い。そのため、特許文献1に記載されたインプリント装置では、硬化した組成物と型とを分離する分離工程における基板の形状を自由に制御することが難しく、スループットあるいは歩留まりを向上させることが難しいかもしれない。
本発明は、スループットおよび/または歩留まりを向上させるために有利な膜形成装置を提供することを目的とする。
本発明の1つの側面は、基板の上の組成物と型とを接触させる接触工程、前記組成物を硬化させる硬化工程、および、前記組成物の硬化物と前記型とを分離する分離工程を含む膜形成処理を実行する膜形成装置に係り、前記膜形成装置は、前記基板を保持する基板保持部と、前記分離工程の少なくとも初期段階において前記基板保持部を変形させることによって前記基板を変形させる変形機構と、前記基板および前記基板保持部の変形を検出するためのセンサと、を備え、前記センサの出力に基づいて前記分離工程が制御される。
本発明によれば、スループットおよび/または歩留まりを向上させるために有利な膜形成装置を提供することができる。
一実施形態の膜形成方法を示す図。 一実施形態の膜形成システムの構成を示す図。 第1実施形態の膜形成装置の構成を示す図。 第1実施形態の膜形成装置の構成を示す図。 分離開始点の付近の構造のモデルを示す図。 第2実施形態の膜形成装置の構成を示す図。 第3実施形態の膜形成装置の構成を示す図。 物品製造方法を例示する図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
図1には、一実施形態の膜形成方法が模式的に示されている。一実施形態の膜形成方法は、基板Wの上に平坦化膜を形成する方法であり、図1(a)に示された組成物配置工程、図1(b)に示された接触工程、図1(c)に示された硬化工程、および、図1(d)に示された分離工程を含みうる。図1(a)に示された組成物配置工程では、基板支持テーブルWTによって支持された基板Wの上にディスペンサDPによって平坦化材料としての組成物MLが配置される。ここで、基板Wの表面に形成された凹凸パターンなどの配置に応じて、ディスペンサDPによって基板Wの上に配置される組成物MLの分布が調整されうる。図1(b)に示された接触工程では、基板Wと同一または基板Wよりも大きい寸法を有する型SS(例えば、スーパーストレート)が基板1の上の組成物MLと接触させられる。これにより、組成物MLが広がって膜状になる。
図1(c)に示された硬化工程では、型SSが基板Wの上の組成物MLと接触した状態で、組成物MLを硬化させるためのエネルギーが組成物MLに照射され、組成物MLが硬化される。硬化用のエネルギーは、例えば、光源ILから放射される紫外線等の光でありうる。図1(d)に示された分離工程では、基板Wの上の硬化した組成物MLから型SSが分離される。これにより、基板Wの上には、硬化した組成物MLからなる膜が残る。型SSとしてスーパーストレートを使用することによって、局所的に平坦化された表面を有する平坦化膜を組成物MLの硬化物によって形成することができる。以上のような膜形成方法では、典型的には、基板Wの複数のショット領域の全域をカバーする面積を有する型SSを用いて、基板Wの複数のショット領域の全域にわたる平坦化膜が一括で形成されうる。
図2には、一実施形態の膜形成システム100の構成が示されている。本明細書および図面では、鉛直方向をZ軸とするXYZ座標系において方向が示される。膜形成システム100は、1又は複数の膜形成装置(平坦化装置)Rを備えうる。膜形成装置Rは、基板Wの上の組成部MLと型SSとを接触させる接触工程、組成物MLを硬化させる硬化工程、および、組成物MLの硬化物と型SSとを分離する分離工程を含む膜形成処理を実行しうる。
膜形成システム100は、例えば、基板搬送機構204と、準備ステーション220と、熱処理部209と、制御部210とを備えうる。基板搬送機構204は、例えば、EFEM(Equipment Front End Module)でありうる。基板搬送機構204には、基板搬送容器203、熱処理部209、準備ステーション220の間で基板Wを搬送しうる。基板搬送容器203は、FOUP(Front-Opening Unified Pod)でありうる。基板搬送容器203に格納された基板Wは、基板搬送機構204によって、準備ステーション220に搬送されうる。
準備ステーション220は、例えば、アライメント機構205と、ディスペンサ(供給部)DPを含みうる。ディスペンサDPは、アライメント機構205の上方に配置されうる。アライメント機構205は、基板搬送機構204によって基板搬送容器203から搬送されてくる基板WのZ軸周りの回転を計測し、その結果に基づいて基板WのZ軸周りの回転を目標角度に調整しうる。基板WのZ軸周りの回転は、例えば、基板Wのノッチを検出することによってなされうる。また、アライメント機構205は、基板Wの位置を計測しうる。アライメント機構205は、基板Wの位置の計測結果に基づいて、基板Wの位置を調整しうる。あるいは、アライメント機構205から基板搬送機構204の搬送ハンド202に基板Wを引き渡すときの搬送ハンド202の位置が基板Wの位置の計測結果に基づいて調整されてもよい。準備ステーション220は、基板Wの温度を調整する機能を有してもよい。
ディスペンサDPは、基板Wの上に組成物MLを配置する。ディスペンサDPは、例えば、組成物MLを循環させる循環部211と接続されうる。循環部211は、組成物MLの物性を維持し、また、ディスペンサDPの吐出面の濡れ性およびディスペンサDPの内部圧力を一定に維持するために組成物MLを循環させる。組成物MLの循環経路は、循環部211に設けられた貯蔵タンクから供給部DPの吐出面を通って該貯蔵タンクに戻る経路でありうる。
基板Wは、基板搬送機構204によって基板搬送容器203から準備ステーション220に搬送される。準備ステーション220では、基板WのZ軸周りの回転および位置の調整のための処理の他、基板Wの上に組成物MLを配置する処理が実行されうる。一つの例では、アライメント機構205によって保持された基板Wの位置が固定された状態で、ディスペンサDPがXY平面に沿って移動しながら組成物MLを吐出し、これによって基板Wの上に組成物MLが配置されうる。他の例では、アライメント機構205が基板搬送部を有し、該基板搬送部によって基板WをXY平面に沿って搬送しながらディスペンサDPから組成物MLを吐出することによって基板Wの上に組成物MLが配置されうる。あるいは、該基板搬送部によって基板WをXY平面に沿って搬送するとともにディスペンサDPもXY平面に沿って移動させながら基板Wの上に組成物MLが配置されてもよい。あるいは、アライメント機構205によって基板WのZ軸周りの回転および位置が計測された後、基板搬送機構204の搬送ハンド202が基板Wを保持した状態で基板Wの上にディスペンサDPによって組成物MLが供給されてもよい。
熱処理部209は、基板Wをベーキング処理(加熱処理)したり、クーリング処理したりしうる。熱処理部209は、膜形成装置Rの一部として構成されてもよいし、膜形成装置Rとは異なる装置として構成されてもよい。制御部210は、膜形成装置R、基板搬送機構204、準備ステーション220および熱処理部209を制御しうる。制御部210は、例えば、FPGA(Field Programmable Gate Arrayの略。)などのPLD(Programmable Logic Deviceの略。)、又は、ASIC(Application Specific Integrated Circuitの略。)、又は、プログラムが組み込まれた汎用又は専用のコンピュータ、又は、これらの全部または一部の組み合わせによって構成されうる。
膜形成装置Rは、図1(b)~図1(d)に示された膜形成処理を実行しうる。なお、図1(a)に示された組成物配置工程についても、膜形成装置Rにおいて実行されてもよい。その場合、準備ステーション220に設けられたディスペンサDPは不要である。複数の膜形成装置Rが配置される場合、それらはXY平面に沿って配置されてもよいし、Z軸に沿って積み重ねて配置されてもよい。膜形成装置Rは、接触工程を実行する装置、硬化工程を実行する装置、および、分離工程を実行する装置に分割して構成されてもよい。
組成物MLは、硬化用のエネルギーが与えられることによって硬化する硬化性組成物(未硬化状態の樹脂と呼ぶこともある)である。硬化用のエネルギーとしては、電磁波、熱などが用いられる。電磁波としては、例えば、その波長が10nm以上1mm以下の範囲から選択される、赤外線、可視光線、紫外線などの光を用いることができる。硬化性組成物は、光の照射によって、或いは、加熱によって硬化する組成物である。光の照射によって硬化する光硬化性組成物は、重合性化合物と光重合開始剤とを少なくとも含有し、必要に応じて、非重合性化合物又は溶剤を含有してもよい。非重合性化合物は、増感剤、水素供与体、内添型離型剤、界面活性剤、酸化防止剤、ポリマー成分などの群から選択される少なくとも一種である。組成物MLは、液体噴射ヘッドによって、液滴状、或いは、複数の液滴が繋がって形成された島状又は膜状の形態で基板Wの上に配置されてもよい。基板Wの上に組成物MLを配置するディスペンサDPは、スピンコーターまたはスリットコーターとして構成されてもよい。組成物MLの粘度(25℃における粘度)は、例えば、1mPa・s以上100mPa・s以下である。
基板Wには、ガラス、セラミックス、金属、半導体、樹脂などが用いられ、必要に応じて、その表面に基板とは別の材料からなる部材が形成されていてもよい。具体的には、基板Wは、シリコンウエハ、化合物半導体ウエハまたは石英ガラスでありうるが、これらに限定されるものではない。
1枚の基板Wに対して、図1(a)~図1(d)に示された膜形成方法が複数回にわたって実施されてもよい。半導体デバイスの製造工程は、プラズマエッチング、コーティング、洗浄、イオン注入等において基板Wに高熱が加わるプロセスが多い。基板Wを一旦平坦化した後も組成物MLが後工程で加えられた熱によって収縮したり歪が解放されたりして、再び基板Wの平坦度が低下する可能性がある。基板Wの平坦度が低下する度に、基板Wを平坦化処理するのは効率がよくない。そこで、平坦化膜の形成の直後にヒートサイクルを行って予め基板Wの組成物MLを収縮させ、歪を開放してから速やかに後の工程へ送ることが有利な場合がある。前述の熱処理部209は、このような用途に有用である。熱処理部209は、複数の基板を一度に処理可能に構成されうる。例えば、熱処理部209は、基板Wを一定間隔で鉛直方向に積み上げ、一定数量を単位としてバッチ方式でベーキングおよびクーリングを実行しうる。例えば、基板搬送機構204に戻ってきた基板Wを熱処理部209に送り、複数の基板Wに対して約250度から400度のベーキングと急速クーリングを行うことができる。
図3には、第1実施形態の膜形成装置Rの構成が示されている。第1実施形態では、膜形成装置Rは、平坦化装置として構成されている。膜形成装置Rは、基板Wの上方に配置される構成要素として、ヘッド(型駆動機構)301と、ヘッド301によって支持され駆動される型保持部302とを備えうる。ヘッド301は、型保持部302を駆動することによって型SSを駆動しうる。型保持部302は、型SSを保持する。型保持部302は、例えば、真空吸引力または静電力吸引力によって型SSを保持しうる。型保持部302は、例えば、ガラス、セラミックス、金属または樹脂で構成されうる。より具体的には、型保持部302は、例えば、石英ガラス、サファイア、SiCセラミックス、アルミナセラミックス、アルミニウム合金またはコージライトで構成されうる。型SSの下面(基板Wに対向する面)に沿った方向において、型保持部302の寸法は、典型的には型SSの寸法より大きい。型保持部302は、その外周部分においてヘッド301に結合されうる。
硬化用のエネルギーとしての紫外線は、ヘッド301の内部を通過し、更に型保持部302および型SSを通過して、基板Wの上の組成物MLに照射されうる。型保持部302の材料および/または構造は、硬化用の紫外線を十分に通過させるように決定されうる。型保持部302が硬化用の紫外線の光路に配置される部分を有する場合には、その部分は、硬化用の紫外線に関して、例えば60%以上の透過率を有する材料で構成されうる。型保持部302は、型SSを保持した状態で、密閉された空間300が形成されるように構成されうる。空間300の圧力PHを不図示の圧力制御器によって制御することによって、型SSの形状を制御することができる。例えば、空間300の圧力を制御することによって、型SSが基板Wに向かって凸形状になるように型SSを撓ませることができる。
膜形成装置Rは、基板Wを操作するための構成要素として、基板Wを保持する基板保持部1と、分離工程の少なくとも初期段階において基板保持部1を変形させることによって基板Wを変形させる変形機構340とを備えうる。基板保持部1は、例えば、静電チャック、真空チャック、または、それらの組み合わせを含みうる。該静電チャックは、電極307を含み、電源308から電力の供給を受けて基板Wを保持する静電吸引力を発生しうる。基板保持部1は、第1面S1と、第1面S1の反対側の第2面S2とを有し、第1面S1は、基板Wを保持する面であり、基板Wを保持する基板保持領域を含む。変形機構340は、例えば、基板保持部1の第2面S2に圧力分布を与えるために、1又は複数の圧力印加溝341と、1又は複数の圧力印加溝342とを含みうる。また、変形機構340は、圧力印加溝341、242にそれぞれ接続された圧力制御器343、344を含みうる。圧力印加溝342は、圧力印加溝341の内側に配置されている。
膜形成装置Rは、一例において、基板保持部1を保持する保持部支持体304と、保持部支持体304を支持する基板ステージ305とを備えうる。保持部支持体304および基板ステージ305は、基板Wを保持する保持構造を構成する。一例において、圧力印加溝341、242は、保持部支持体304の上面(第2面S2に対向する面)に配置され、圧力制御器343、344は、基板ステージ305に配置されうる。圧力印加溝341、242は、例えば、複数の同心円状の溝で構成されうる。圧力制御器343は、圧力印加溝341に正圧または負圧を与えることができ、また、圧力制御器344は、圧力印加溝342に正圧または負圧を与えることができる。
基板保持部1を変形させることによって基板Wを変形させる変形機構340は、基板Wの下面に作用する圧力分布を制御することによって基板Wを変形させる機構よりも、基板Wの形状制御の自由度が高い。これは、基板Wの下面に作用する圧力分布を制御することによって基板Wを変形させる機構においては、基板Wが存在する領域内の圧力分布を制御することによってしか基板Wの形状を制御することができないことに起因する。基板保持部1を変形させることによって基板Wを変形させる変形機構340には、そのような制限がなく、基板Wを保持する基板保持部1の構造および材料等の選択によっても基板保持部1の上面の形状を制御することができる。基板Wは、変形機構340によって制御された基板保持部1の形状にならった形状になる。基板Wの形状制御の自由度を向上させる観点において、基板保持部1の基板保持領域(第1面S1)に沿った方向において、基板保持部1の寸法は、基板Wの寸法より大きいことが望ましい。例えば、当該方向において、基板保持部1の外周端と基板Wの外周端との距離は、30mm以上、40mm以上または50mm以上であることが望ましい。上記の観点において、基板保持部1の外周端と基板Wの外周端との距離の上限に制限ないが、膜形成装置Rの大型化を避けるためには、基板保持部1の外周端と基板Wの外周端との距離は、200mm以下、150mm以下または100mm以下であることが望ましい。あるいは、基板保持領域(第1面S1)に沿った方向において、基板保持部1の寸法は、基板Wの1.5倍以上かつ2.0倍以下の範囲内の寸法に設定されることが好ましい。
一例において、基板保持部1および基板Wは、円形であり、基板Wの直径が300mmである場合、基板保持部1の直径は、400mm~450mmの範囲内でありうる。基板保持部1および保持部支持体304は、例えば、ガラス、セラミックス、金属または樹脂で構成されうる。より具体的には、基板保持部1および保持部支持体304は、例えば、石英ガラス、サファイア、SiCセラミックス、アルミナセラミックス、アルミニウム合金またはコージライトで構成されうる。
膜形成装置Rは、基板ステージ305を駆動することによって基板Wを駆動する基板駆動機構330を備えうる。基板駆動機構330は、例えば、基板ステージ305をX方向、Y方向およびZ方向に駆動するように構成されうる。基板駆動機構330およびヘッド(型駆動機構)301は、基板Wと型SSとの相対位置が変更されるように基板保持部1(保持部支持体304)と型保持部302との相対位置を変更する相対駆動機構を構成する。該相対駆動機構は、少なくともZ方向に関して基板Wと型SSとの相対位置が変更することができるように構成される。該相対駆動機構は、接触工程において基板Wの上の組成物MLと型SSとを接触させ、分離工程において基板Wの上の硬化した組成物MLと型SSとを分離させるように基板Wと型SSとの相対位置が変更する。
基板駆動機構330は、基板駆動機構330と基板搬送機構204との間で基板Wを受け渡しする受け渡し位置とヘッド301の下方位置との間で、XY平面に沿って基板ステージ305を駆動するように構成されてもよい。また、基板駆動機構330は、基板保持部1が基板Wの代わりに型SSを保持した状態で基板ステージ305を駆動することによって型SSを搬送してもよい。
以下、再び図1を参照しながら膜形成システム100における膜形成方法を具体的に説明する。まず、図1(a)に示された組成物配置工程では、準備ステーション220において、アライメント機構205の基板支持テーブルWTによって支持された基板Wの上にディスペンサDPによって平坦化材料としての組成物MLが配置される。その後、基板搬送機構204によって基板Wが膜形成装置Rの基板保持部1の上に載置される。次いで、図1(b)に示された接触工程では、型保持部302によって保持された型SSが下降するようにヘッド301が型保持部302を下降させ、基板Wの上の組成物MLと型SSとが接触する。ここで、型SSは、その自重、および空間300の圧力PHの制御によって下方に凸形状になるように撓んでいて、型SSの中央部が最初に基板Wの上の組成物MLに接触しうる。ここで、組成物MLと型SSとが接触している接触領域とその外側の非接触領域との境界における型SSの角度(XY平面に平行な面に対する型SSの角度)が一定に維持されながら接触領域が拡大するように空間300の圧力PHが制御されうる。型SSの中央部から接触領域を拡大させることによって、組成物MLの厚さを一定に維持しながら組成物MLを膜状に広げることができる。接触領域が基板Wの外縁付近まで到達した時点で、型保持部302による型SSの保持が解除され、型SSが基板Wの上に組成物MLを介して載置されうる。これにより、型SSが基板Wのグローバルな凹凸にならい、組成物MLからなる膜は、基板Wの全域において均一になる。その後、型保持部302によって型SSを再び保持し、接触工程が終了しうる。
次いで、図1(c)に示された硬化工程では、型SSが基板Wの上の組成物MLと接触した状態で、硬化用のエネルギーが組成物MLに照射され、組成物MLが硬化される。硬化エネルギーは、例えば、光源ILから放射される紫外線でありうる。硬化用のエネルギーの照射時間は、例えば、数十秒である。ここで、組成物MLは高い揮発性を有しうる。接触工程における組成物MLの揮発は、組成物MLによって形成される膜の平坦性に影響を及ぼしうる。したがって、基板Wの上に組成物MLを供給した後、膜形成装置Rにおいて未処理のままで基板Wを待機させる状況、つまり、組成物MLの揮発が大きくなる状況は望ましくない。そこで、接触工程から速やかに硬化工程へ移行することが望ましい。そのため、接触領域が型SSの中央部から外縁に向かって拡大する動作に合わせて、硬化用のエネルギーを照射する領域を該中央部から外周に向かって拡大または移動させてもよい。
図1(d)に示された分離工程では、基板Wの上の硬化した組成物MLから型SSが分離される。単純にヘッド301を鉛直方向に上昇させて組成物MLから型SSを分離しようとすると、例えば、数百N(ニュートン)もの大きな力が必要である。型SSおよび基板Wに大きな力が加わると、基板Wが有するパターンの破損、組成物MLの剥離、型SSの破損等を引き起こしうる。そこで、組成物MLと型SSとの界面に対して局所的に数N程度の力を加えることによって組成物MLと型SSとの分離開始点を形成することが好ましい。その後に、ヘッド301を上昇あるいは傾斜させることによって、分離開始点を起点として、組成物MLと型SSとが分離された領域を拡大させてから、組成物MLと型SSとを完全に分離することによって、分離に要する力を小さくすることができる。
図4に模式的に示されるように、分離開始点Qは、分離工程の初期段階において変形機構340によって基板保持部1を変形させることによって形成されうる。この際に、基板Wと型SSとの距離が、ヘッド301および/または基板駆動機構330によって大きくされてもよい。変形機構340による基板保持部1の変形は、例えば、圧力印加溝341に負圧(吸引圧)を与え、圧力印加溝341の内側に配置された圧力印加溝342に正圧を与えるように圧力制御器343、344を制御することによって達成されうる。基板保持部1の変形の程度は、圧力印加溝342に与えられる圧力によって制御部210によって制御されうる。このような制御によって、基板保持部1は、型SSに向かって凸形状になるように変形し、基板保持部1によって吸引によって保持されている基板Wが基板保持部1の第1面S1(基板保持領域)の形状に応じた凸形状になるように変形する。これにより、硬化した組成物MLと型SSとの界面の最も外側の位置に応力が集中し、組成物MLと型SSとの分離開始点Qが形成される。
ここで、基板保持部1の変形域L(基板Wの外縁の直下位置と基板保持部1における変形した部分の外縁との距離)を、分離開始点Qの直下位置Q’を固定端とする片持ち梁に置き換えることで、分離開始点の付近の構造を図5のようにモデル化することができる。図5は、基板保持部1の変形域Lから基板保持部1の分離開始範囲ω×フリースパンLの面領域を抽出した片持ち梁を示している。以下、図5に示されたモデルに基づいて、基板保持部1と保持部支持体304との間の内部圧力Pと基板保持部1のフリースパンLとの関係を示す関係式を導出する。
ここで、フリースパンLは、基板保持部1の変形域Lにおける分離開始点Qの直下位置Q’からの距離である。分離開始範囲ωは、基板保持部1の変形域Lの幅、すなわち、分離開始点Qから初期の亀裂(組成物MLと型SSとが分離された部分)が生じる範囲である。
基板保持部1の剛性をEI、位置Xでの撓み角度をθ、自由端での力をFとすると、式(1)が成り立つ。
θ=(FX/2EI)・(2L-X) ・・・式(1)
式(1)は、Xを0の近づけると、式(2)のように近似される。
θ=FXL/EI ・・・式(2)
一方、基板保持部1の変形域Lに分布荷重である内部圧力Pがかかる場合、式(3)が成り立つ。
θ=(PωX/6EI)・(3L -3LX+X) ・・・式(3)
式(3)は、Xを0の近づけると、式(4)のように近似される。
θ=PωXL /2EI ・・・式(4)
式(2)=式(4)より、内部圧力PとフリースパンLとの関係は、式(5)で表される。
P=2F/ωL ・・・式(5)
式(5)における各変数は、実際に基板保持部1の変形域Lを模擬した引張り試験を行うことによって実験的に決定されうる。例えば、組成物MLを配置した領域の幅ω、長さLの2枚の試験片を準備して、フリースパンL分がはみ出すように互いに接着した状態から、2枚の試験片が剥離される方向へ引張り力を与えて、組成物MLの剥離に要する力Fを計測する。ω=10mm、L=75mmの2枚の試験片で引張り試験を行い、剥離に要する力Fが20Nであった場合、式(5)より、内部圧力Pは約50kPaと決定される。
このような方法で基板保持部1と保持部支持体304との間の内部圧力Pと基板保持部1のフリースパンLとの関係を予め求めて、変形域Lを含む基板保持部1の形状を決定することができる。
フリースパンLが小さ過ぎ、内部圧力Pが大き過ぎると、基板保持部1の破損および塑性変形を招く可能性がある。そこで、内部圧力Pは100kPa以下であることが好ましく、第1面S1に沿った方向における基板保持部1は、基板Wの1.5倍以上かつ2.0倍以下の範囲内の寸法に設定されることが好ましい。決定されたフリースパンLに応じて基板保持部1と保持部支持体304との間の内部圧力Pを変化させ、基板保持部1と基板Wを同時に型SSに向かって凸形状に変形させることで、基板Wの上の組成物MLから型SSを容易に分離することができる。
あるいは、内部圧力Pと分離に要する力Fとの関係を予め求めておき、力Fに応じた内部圧力Pの下で撓み角度θが式(4)で与えられるθになるように基板保持部1と基板Wを変形させることで、基板Wの上の組成物MLから型SSを容易に分離することができる。一例において、組成物MLと型22との分離に要する時間は、内部圧力Pの制御の応答速度と基板保持部1の変形敏感度に依存するものであり、数秒程度である。以上より、本実施形態によれば、スループットおよび/または歩留まりを向上させるために有利な膜形成装置Rが提供される。
図6には、第2実施形態の膜形成装置Rの構成が示されている。第2実施形態の膜形成装置Rも、平坦化装置として構成されている。第2実施形態として言及しない事項は、第1実施形態に従いうる。分離工程を精密に制御するためには、ヘッド301と基板Wとの距離、および/または、基板Wの変形を検出し、その検出結果に基づいてヘッド301と基板Wとの距離、および/または、基板Wの変形を制御することが有利である。第2実施形態の膜形成装置Rは、変位センサ501、503、504を備えている。変位センサ501は、例えば、ヘッド301に固定された参照部502の変位を検出することによってヘッド301の変位を検出しうる。変位センサ503、504は、基板Wの下面または基板保持部1の検出対象部の変位を検出しうる。該検出対象部は、例えば、基板保持部1の下面または上面でありうる。変位センサ501、503、504の出力に基づいて、ヘッド301と基板Wとの距離、および/または、基板Wの変形を検出することができる。
例えば、変位センサ503、504を使って基板Wの2箇所以上の検出対象部の位置を検出することによって、基板Wの変形を検出することができ、その検出結果に基づいて内部圧力Pを制御することができる。また、変位センサ501と変位センサ503、504の少なくとも一方を使って、ヘッド301と基板Wとの距離を検出し、その検出結果に基づいてヘッド301および基板駆動機構330を制御することができる。変位センサ501と変位センサ503、504の少なくとも一方を使って、組成物MLの膜の厚さを推定し、その結果をヘッド301および基板駆動機構330の制御に反映させることができる。
図7には、第3実施形態の膜形成装置Rの構成が示されている。第3実施形態の膜形成装置Rも、平坦化装置として構成されている。第3実施形態として言及しない事項は、第1および/または第2実施形態に従いうる。第3実施形態では、変形機構340は、第2面S2における周辺部を保持しつつ第2面S2における中央部に固体部材702を押し付けることによって基板保持部1を変形させる。変形機構340は、例えば、基板保持部1の第2面S2における周辺部を真空吸引するための圧力印加溝341と、圧力印加溝341に接続された圧力制御器343とを含みうる。また、変形機構340は、例えば、第2面S2における中央部に固体部材702を押し付けるアクチュエータ701を含みうる。図1(d)に示された分離工程の少なくとも初期段階において、変形機構340によって基板保持部1を変形させることによって分離開始点を形成することができる。
平坦化装置として構成された膜形成装置Rを使用して物品が製造されうる。そのような物品製造方法は、膜形成装置Rを使って基板の上に組成物の硬化物からなる膜(平坦化膜)を形成する膜形成工程と、該膜形成工程を経た該基板を処理する処理工程とを含み、該処理工程を経た該基板から物品を製造する。
上記の膜形成装置Rは、平坦化装置として構成されているが、膜形成装置Rは、基板W(例えば、基板Wの1又は複数のショット領域あるいは基板Wの全ショット領域)に組成物MLの硬化物からなるパターンを形成するインプリント装置として構成されてもよい。インプリント装置において使用される型SSは、基板Wに転写されるパターンが配置されたパターン領域、および、アライメントマークを有する。
組成物MLを硬化させるためのエネルギーは、紫外線等の光であってもよいし、熱であってもよい。硬化用のエネルギーとして熱を用いる方法では、熱可塑性樹脂をガラス転移温度以上の温度に加熱し、該樹脂の流動性を高めた状態で該樹脂を介して基板に型を押し付け、冷却した後に該樹脂から型が分離される。
平坦化装置として構成された膜形成装置Rによって図1(d)に示すように表面が平坦化された基板Wの上にインプリント装置を用いて組成物の硬化物のパターンを形成してもよい。以下、インプリント装置を用いて基板上に硬化物のパターンを形成する方法について説明する。
インプリント装置を用いて形成した硬化物のパターンは、各種物品の少なくとも一部に恒久的に、或いは各種物品を製造する際に一時的に、用いられる。物品とは、電気回路素子、光学素子、MEMS、記録素子、センサ、或いは、型等である。電気回路素子としては、DRAM、SRAM、フラッシュメモリ、MRAMのような、揮発性或いは不揮発性の半導体メモリや、LSI、CCD、イメージセンサ、FPGAのような半導体素子等が挙げられる。型としては、インプリント用のモールド等が挙げられる。
硬化物のパターンは、上記物品の少なくとも一部の構成部材として、そのまま用いられるか、或いは、レジストマスクとして一時的に用いられる。基板の加工工程においてエッチング又はイオン注入等が行われた後、レジストマスクは除去される。
次に、インプリント装置によって基板にパターンを形成し、該パターンが形成された基板を処理し、該処理が行われた基板から物品を製造する物品製造方法について説明する。図8(a)に示すように、絶縁体等の被加工材2zが表面に形成されたシリコンウエハ等の基板1zを用意し、続いて、インクジェット法等により、被加工材2zの表面にインプリント材3zを付与する。ここでは、複数の液滴状になったインプリント材3zが基板上に付与された様子を示している。
図8(b)に示すように、インプリント用の型4zを、その凹凸パターンが形成された側を基板上のインプリント材3zに向け、対向させる。図8(c)に示すように、インプリント材3zが付与された基板1zと型4zとを接触させ、圧力を加える。インプリント材3zは型4zと被加工材2zとの隙間に充填される。この状態で硬化用のエネルギーとして光を型4zを介して照射すると、インプリント材3zは硬化する。
図8(d)に示すように、インプリント材3zを硬化させた後、型4zと基板1zを引き離すと、基板1z上にインプリント材3zの硬化物のパターンが形成される。この硬化物のパターンは、型の凹部が硬化物の凸部に、型の凸部が硬化物の凹部に対応した形状になっており、即ち、インプリント材3zに型4zの凹凸パターンが転写されたことになる。
図8(e)に示すように、硬化物のパターンを耐エッチングマスクとしてエッチングを行うと、被加工材2zの表面のうち、硬化物が無いか或いは薄く残存した部分が除去され、溝5zとなる。図8(f)に示すように、硬化物のパターンを除去すると、被加工材2zの表面に溝5zが形成された物品を得ることができる。ここでは硬化物のパターンを除去したが、加工後も除去せずに、例えば、半導体素子等に含まれる層間絶縁用の膜、つまり、物品の構成部材として利用してもよい。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
R:膜形成装置、W:基板、SS:型、1:基板保持部、340:変形機構

Claims (14)

  1. 基板の上の組成物と型とを接触させる接触工程、前記組成物を硬化させる硬化工程、および、前記組成物の硬化物と前記型とを分離する分離工程を含む膜形成処理を実行する膜形成装置であって、
    前記基板を保持する基板保持部と、
    前記分離工程の少なくとも初期段階において前記基板保持部を変形させることによって前記基板を変形させる変形機構と、
    前記基板および前記基板保持部の変形を検出するためのセンサと、を備え
    前記センサの出力に基づいて前記分離工程が制御されることを特徴とする膜形成装置。
  2. 前記基板保持部の基板保持領域に沿った方向において、前記基板保持部の寸法が前記基板の寸法より大きい、
    ことを特徴とする請求項1に記載の膜形成装置。
  3. 前記方向において、前記基板保持部の外周端と前記基板の外周端との距離が30mm以上である、
    ことを特徴とする請求項2に記載の膜形成装置。
  4. 前記方向において、前記基板保持部の寸法が前記基板の寸法の1.5倍以上かつ2.0倍以下である、
    ことを特徴とする請求項2に記載の膜形成装置。
  5. 前記基板保持部の形状に前記基板をならわせるように前記基板を保持する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の膜形成装置。
  6. 前記変形機構は、前記基板保持部を前記型に向かって凸形状になるように変形させる、
    ことを特徴とする請求項5に記載の膜形成装置。
  7. 前記基板保持部は、前記基板を保持する第1面と、前記第1面の反対側の第2面とを有し、
    前記変形機構は、前記第2面における周辺部を保持しつつ前記第2面における中央部に正圧を加えることによって前記基板保持部を変形させる、
    ことを特徴とする請求項6に記載の膜形成装置。
  8. 前記基板保持部は、前記基板を保持する第1面と、前記第1面の反対側の第2面とを有し、
    前記変形機構は、前記第2面における周辺部を保持しつつ前記第2面における中央部に固体部材を押し付けることによって前記基板保持部を変形させる、
    ことを特徴とする請求項6に記載の膜形成装置。
  9. 前記基板保持部は、前記基板を保持する静電チャックを含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の膜形成装置。
  10. 前記基板保持部は、前記基板を保持する真空チャックを含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の膜形成装置。
  11. 前記基板は、複数のショット領域を有し、前記型は、前記複数のショット領域の全域をカバーする面積を有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の膜形成装置。
  12. 前記複数のショット領域に平坦化膜を形成するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項11に記載の膜形成装置。
  13. 前記基板にパターンを形成するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の膜形成装置。
  14. 請求項1乃至13のいずれか1項に記載の膜形成装置を使って基板の上に組成物の硬化物からなる膜を形成する膜形成工程と、
    前記膜形成工程を経た前記基板を処理する処理工程と、
    を含み、前記処理工程を経た前記基板から物品を製造することを特徴とする物品製造方法。
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