JP7277174B2 - ヒートシンク及び電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、ヒートシンク及び電子機器に関する。
例えば電力変換装置等の電子機器において、半導体素子等の発熱体を冷却するためにヒートシンクが使用されている。ヒートシンクとしては、平板状を呈するベース板から多数のピンが立設されてなる、いわゆるピンフィン型ヒートシンクが用いられることがある。
ピンフィン型ヒートシンクは、通常、鍛造や鋳造、切削加工等の方法により作製されている。このようにして作製されたヒートシンクにおけるピンは、ピン同士の間隔が一定になるように配置されていることが多い(例えば、特許文献1)。
しかし、冷却性能をより向上させる観点からは、ヒートシンク上の位置によってピン同士の間隔が異なっている方がよい場合がある。例えば特許文献2には、ベースプレートと、ベースプレートに接合された複数のくし歯型放熱ピン部材とを有するピン付き放熱板が記載されている。放熱ピン部材における複数のピンは、ベースプレート部材中央部の電子部品搭載位置の背後に相当する部位のピン密度を高くし、その周辺部のピン密度を低くするように配置されている。
特開2014-82466号公報 特開2015-226039号公報
ヒートシンクの冷却性能を向上させるためには、発熱体が搭載される位置や冷媒が流入、流出する位置に応じ、ヒートシンクのピンを最適な位置に配置にすることが好ましい。しかし、ヒートシンク上における発熱体の搭載位置には様々な態様がある。そのため、例えば特許文献2のように、発熱体の搭載位置に応じてピン配置を変更すると、ピンの配置の異なる多種のヒートシンクを作り分ける必要があり、製造コストの増大を招くおそれがある。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、製造コストの増大を抑制することができ、優れた冷却性能を有するヒートシンク及びこのヒートシンクを備えた電子機器を提供しようとするものである。
本発明の一態様は、発熱体が搭載される発熱体搭載面を備え平板状を呈するベース板と、前記発熱体搭載面の背面に立設された複数のピンフィンと、を備えたヒートシンク本体と、
前記ピンフィン同士の隙間に着脱可能に装着され、前記隙間の少なくとも一部を閉鎖する流路調整部材と、を有し、
前記隙間は、第1の方向に延在する直線状を呈する第1直線部と、第1の方向とは異なる第2の方向に延在する直線状を呈する第2直線部とを備えた格子状に形成されており、
前記流路調整部材は、前記第1直線部に配置された複数の第1閉鎖部と、
前記第2直線部に配置された少なくとも1つの第2閉鎖部と、を有しており、
前記第1閉鎖部と前記第2閉鎖部とが、前記第1閉鎖部と前記第2閉鎖部との接続部を介して交互に接続されている、ヒートシンクにある。
また、本発明の他の態様は、発熱体が搭載される発熱体搭載面を備え平板状を呈するベース板と、前記発熱体搭載面の背面に立設された複数のピンフィンと、を備えたヒートシンク本体と、
前記ピンフィン同士の隙間に着脱可能に装着され、前記隙間の少なくとも一部を閉鎖する流路調整部材と、を有し、
前記隙間は、第1の方向に延在する直線状を呈する第1直線部と、第1の方向とは異なる第2の方向に延在する直線状を呈する第2直線部とを備えた格子状に形成されており、
前記流路調整部材は、前記第1直線部に配置された第1閉鎖部と、
前記第1閉鎖部に連なり、前記第2直線部に配置された第2閉鎖部と、
前記第1閉鎖部と前記第2閉鎖部との連結部から前記第1の方向に延出した第3閉鎖部と、
前記連結部から前記第2の方向に延出した第4閉鎖部と、を有している、ヒートシンクにある。
前記ヒートシンクの前記流路調整部材は、ピンフィン同士の隙間に着脱可能に装着されている。そのため、発熱体が搭載される位置や冷媒が流入、流出する位置等に応じて流路調整部材の位置を設定することができる。そして、流路調整部材を発熱体の搭載位置等に応じた適切な位置に配置することにより、発熱体の冷却を効率よく行うことができる。
また、前記ヒートシンクは、流路調整部材によって冷媒の流通経路を調整することができるため、ピンフィンの配置を発熱体の搭載位置等に合わせて変更する必要がない。それ故、前記ヒートシンクによれば、ピンフィンの配置パターンの数を少なくし、製造コストの増大を抑制することができる。
以上のように、前記ヒートシンクは、製造コストの増大を抑制することができ、優れた冷却性能を有している。
図1は、実施例1におけるヒートシンクの分解斜視図である。 図2は、実施例1におけるヒートシンクの下面図である。 図3は、図2のIII-III線矢視断面図である。 図4は、実施例1における略X字状を呈する流路調整部材の斜視図である。 図5は、実施例2における、略ジグザグ形状を呈する流路調整部材の斜視図である。 図6は、実施例3における電子機器の分解斜視図である。 図7は、実施例3における電子機器の上面図である。 図8は、図7のVIII-VIII線矢視断面図である。 図9は、実施例3におけるヒートシンクの下面図である。
前記ヒートシンクにおけるヒートシンク本体は、熱伝導性に優れた材料から構成されている。ヒートシンク本体は、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金から構成されていてもよい。
ヒートシンク本体は、平板状を呈するベース板と、ベース板の裏側面に立設された複数のピンフィンと、を有している。ヒートシンク本体は、例えば、鍛造や切削加工によって作製することができる。
ベース板における厚み方向の一方の面には、発熱体が搭載される発熱体搭載面が設けられている。発熱体搭載面に搭載される発熱体は、例えば、電力変換回路を構成する半導体素子等であってもよい。
ベース板における厚み方向の他方の面、つまり、発熱体搭載面の背面には、複数のピンフィンが配置されている。ピンフィンの配置は種々の態様をとり得るが、発熱体の配置の自由度を高める観点からは、複数のピンフィンは等間隔に配置されていることが好ましい。この場合には、発熱体搭載面の背面における単位面積当たりのピンの本数が一定になるため、発熱体搭載面上における発熱体の搭載位置によらず、発熱体の直下に配置されたピンの本数を十分に多くすることができる。それ故、この場合には、冷却性能を損なうことなく発熱体の配置の自由度を高めることができる。
また、各ピンフィンは、円柱状を呈していてもよいし、四角柱状を呈していてもよい。なお、前述した「円柱状」には、ベース板の板面に平行な断面における断面形状が円形を呈する柱状、楕円形を呈する柱状及び長円形を呈する柱状が含まれる。また、「四角柱状」には、前述した断面における断面形状が正方形を呈する柱状、長方形を呈する柱状、ひし形を呈する柱状、平行四辺形を呈する柱状等が含まれる。
ピンフィンは、四角柱状を呈していることが好ましい。この場合には、ピンフィン同士の隙間に流路調整部材を取り付けた状態において、流路調整部材の位置ずれや振動をより効果的に抑制することができる。
ピンフィン同士の隙間には、流路調整部材が着脱可能に取り付けられている。流路調整部材は、隣り合うピンフィンの間に形成される隙間を完全に閉鎖するように配置されていてもよいし、前記隙間の一部を閉鎖するように配置されていてもよい。
流路調整部材は、絶縁体またはヒートシンク本体と同一の金属から構成されていることが好ましい。つまり、例えばヒートシンク本体がアルミニウムから構成されている場合、流路調整部材は絶縁体またはアルミニウムから構成されていることが好ましい。また、例えばヒートシンク本体がアルミニウム合金から構成されている場合、流路調整部材は絶縁体またはヒートシンク本体と同一のアルミニウム合金から構成されていることが好ましい。この場合には、ヒートシンク本体と流路調整部材との間での局部電池の形成を防止し、ヒートシンク本体及び流路調整部材の電蝕を抑制することができる。
流路調整部材の形状は、ピンフィンの配置に応じて適宜設定することができる。例えば、ピンフィン同士の隙間が、第1の方向に延在する直線状を呈する第1直線部と、第1の方向とは異なる第2の方向に延在する直線状を呈する第2直線部とを備えた格子状に形成されている場合、流路調整部材は、前記第1直線部に配置された第1閉鎖部と、前記第1閉鎖部に連なり、前記第2直線部に配置された第2閉鎖部と、を有していることが好ましい。つまり、流路調整部材は、第1閉鎖部と第2閉鎖部とからなる略L字状の部分を有していることが好ましい。
この場合、ヒートシンク本体2は、第2の方向において隣り合うピンフィンの間に第1閉鎖部を保持するとともに、第1の方向において隣り合うピンフィンの間に第2閉鎖部を保持することができる。これにより、冷媒から受ける圧力などによる流路調整部材の位置ずれを第1の方向及び第2の方向の両方において抑制し、流路調整部材を所望の位置に容易に保持することができる。
同様の観点から、前記流路調整部材は、前記第1閉鎖部と前記第2閉鎖部との連結部から前記第1の方向に延出した第3閉鎖部と、前記連結部から前記第2の方向に延出した第4閉鎖部と、を有していることがより好ましい。つまり、流路調整部材は、第1閉鎖部、第2閉鎖部、第3閉鎖部及び第4閉鎖部からなる略X字状の部分を有していることが好ましい。
この場合、例えば流路調整部材が冷媒から受ける圧力等によって第2の方向に押圧された場合には、連結部から第1の方向における一方側に延出した第1閉鎖部と、他方側に延出した第3閉鎖部との2か所の閉鎖部により流路調整部材を支持することができる。同様に、流路調整部材が冷媒から受ける圧力等によって第1の方向に押圧された場合には、連結部から第2の方向における一方側に延出した第2閉鎖部と、他方側に延出した第4閉鎖部との2か所の閉鎖部により流路調整部材を支持することができる。
このように、略X字状部分を有する流路調整部材によれば、連結部から延出した4か所の閉鎖部のそれぞれを、連結部の周囲のピンフィンによって保持することができる。その結果、流路調整部材の位置ずれをより効果的に抑制することができる。
前記ヒートシンクに搭載される発熱体は、発熱体搭載面に直接接合されていてもよいし、発熱体搭載面と発熱体との間に別の部材が介在していてもよい。発熱体搭載面と発熱体との間に介在し得る部材としては、例えば、セラミックス板の両面に金属板が接合されてなる回路基板や、純アルミニウムなどの比較的軟らかい材料からなり、熱応力を緩和する応力緩和板などがある。
発熱体搭載面と発熱体との間に回路基板を設ける場合、回路基板を発熱体搭載面上に直接接合することができる。つまり、前記ヒートシンクは、前記ベース板の前記発熱体搭載面上に接合された裏面金属層と、前記裏面金属層上に積層されたセラミックス板と、前記セラミックス板上に積層された回路金属層と、を備えた回路基板を有していてもよい。
前記ヒートシンク本体の発熱体搭載面に回路基板を接合するに当たっては、ろう付や拡散接合等の方法が用いられる。これらの方法ではヒートシンク本体及び回路基板が加熱されるため、接合中のヒートシンク本体及び回路基板は、接合前に比べて熱膨張する。このとき、流路調整部材をヒートシンク本体から取り外した状態でヒートシンク本体と回路基板とを接合することにより、ヒートシンク本体は、流路調整部材によって拘束されることなく熱膨張することができる。その結果、熱膨張によるひずみの発生を抑制することができる。
そして、ヒートシンク本体と回路基板との接合が完了した後にこれらを冷却することにより、流路調整部材によって拘束されることなくヒートシンク本体及び回路基板を収縮させ、回路金属層のうねりを低減することができる。その結果、回路基板の平坦度の悪化を抑制し、発熱体をより容易に搭載することができる。
前記ヒートシンクの発熱体搭載面に発熱体を搭載するとともに、ピンフィンをジャケットに収容することにより、電子機器を構成することができる。かかる電子機器は、
発熱体が搭載される発熱体搭載面を備え平板状を呈するベース板と、前記発熱体搭載面の背面に立設された複数のピンフィンと、を備えたヒートシンク本体と、
前記ピンフィン同士の隙間に着脱可能に装着され、前記隙間の少なくとも一部を閉鎖する流路調整部材と、を有するヒートシンクと、
複数の前記ピンフィンに対面する底壁部と、前記底壁部の周囲に配置され、前記ベース板に対面する周壁部と、を備えたジャケットと、
前記ベース板と前記ジャケットとによって囲まれた空間からなる冷媒流路と、
前記発熱体搭載面上に配置された発熱体と、を有している。
前記の態様の電子機器において、流路調整部材は、前記発熱体の直下に配置された前記ピンフィン同士の隙間に冷媒を導くように配置されていることが好ましい。発熱体の直下に配置されたピンフィンは、発熱体の直下から外れた位置に配置されたピンフィンに比べて発熱体からの熱が伝わりやすい。そのため、発熱体の直下に配置されたピンフィンにより多くの冷媒を流し、ピンフィンの熱をより効率よく取り除くことができる。その結果、発熱体をより効率よく冷却することができる。
前記電子機器において、ヒートシンクは、ジャケットに着脱可能に保持されていることが好ましい。この場合には、例えば発熱体やヒートシンク、ジャケットに不具合が生じた際に、ジャケットからヒートシンクを取り外し、不具合が生じた部品を容易に交換することができる。
(実施例1)
前記ヒートシンクの実施例を、図1~図4を参照しつつ説明する。図1及び図3に示すように、ヒートシンク1は、発熱体が搭載される発熱体搭載面211を備え平板状を呈するベース板21と、発熱体搭載面211の背面212に立設された複数のピンフィン22と、を備えたヒートシンク本体2と、ピンフィン22同士の隙間221に着脱可能に装着され、図2及び図3に示すように、ピンフィン22同士の隙間221の少なくとも一部を閉鎖する流路調整部材3と、を有している。以下、本例のヒートシンク1の構成を詳説する。
図1に示すように、本例のヒートシンク本体2は、ベース板21と、ピンフィン22とを有している。ヒートシンク本体2は、例えば、JIS A6063合金等の6000系アルミニウム合金や、JIS A3003合金等の3000系アルミニウム合金から構成されていてもよい。
図1に示すように、ベース板21は、厚み方向から視た平面視において長方形状を呈している。ベース板21の縦方向(長辺方向)及び横方向(短辺方向)における寸法は特に限定されることはない。例えば、本例のベース板21の縦方向(長辺方向)における寸法は100mmであり、横方向(短辺方向)における寸法は90mmである。
また、本例のベース板21の角部には、厚み方向に貫通した貫通孔213が設けられている。ベース板21は、例えば、ボルト等の締結部材を貫通孔213に挿入し、ヒートシンク1とジャケット等の周辺機器とを締結部材を介して機械的に締結することができるように構成されている。
図3に示すように、ベース板21における厚み方向の一方の板面には、発熱体搭載面211が設けられている。本例の発熱体搭載面211は、具体的には、厚み方向から視た平面視におけるベース板21の中央に配置されている。また、発熱体搭載面211の周囲には、発熱体搭載面211よりもピンフィン22とは反対側に突出した外枠部214が設けられている。発熱体搭載面211におけるベース板21の厚みは0.4mmであり、外枠部214の厚みは4mmである。なお、ベース板21は、外枠部214を有していなくてもよい。また、発熱体搭載面211におけるベース板21の厚み及び外枠部214の厚みは、本例に限定されるものではなく、適宜変更することができる。
図3に示すように、本例のヒートシンク1における発熱体搭載面211上には、回路基板4が配置されている。回路基板4は、発熱体搭載面211上に接合された裏面金属層41と、裏面金属層41上に積層されたセラミックス板42と、セラミックス板42上に積層された回路金属層43とを有している。ベース板21と裏面金属層41との接合方法としては、例えば、ろう付や拡散接合等の方法を採用することができる。本例のベース板21と裏面金属層41とは、拡散接合によって接合されている。また、図には示さないが、発熱体は、回路金属層43上に搭載される。
裏面金属層41及び回路金属層43は、例えば、銅、銅合金、アルミニウム及びアルミニウム合金から構成されていてもよい。また、裏面金属層41及び回路金属層43の厚みは、例えば、それぞれ0.1~1.0mmの範囲から適宜設定することができる。本例の裏面金属層41及び回路金属層43は、具体的には、銅からなり、それぞれ0.7mmの厚みを有している。
裏面金属層41と回路金属層43との間にはセラミックス板42が介在している。セラミックス板42は、例えば、アルミナ等の酸化物系セラミックスや、窒化アルミニウム、窒化ケイ素等の窒化物系セラミックスから構成されていてもよい。本例のセラミックス板42は、具体的には、窒化ケイ素からなり、0.32mmの厚みを有している。
図2及び図3に示すように、ベース板21における発熱体搭載面211の背面212には、四角柱状を呈する複数のピンフィン22が立設されている。本例のピンフィン22は、ベース板21の発熱体搭載面211に平行な断面において、一辺3.3mmのひし形状を呈している。
また、図2に示すように、各ピンフィン22は、側面222同士が互いに間隔をおいて対面するように配置されている。これにより、ピンフィン22同士の間には、ベース板21の厚み方向から視た平面視において、第1の方向D1に延在する直線状を呈する第1直線部221aと、第1の方向D1とは異なる第2の方向D2に延在する直線状を呈する第2直線部221bとを備えた格子状の隙間221が形成されている。
本例における第1の方向D1とベース板21の短辺とのなす角度は34°であり、第1の方向D1と第2の方向D2とのなす角度は68°である。つまり、第1直線部221aはベース板21の短辺に対して34°傾いた方向に延設されており、第2直線部221bは第1直線部221aに対して68°傾いた方向に延設されている。なお、第1の方向D1とベース板21の短辺とのなす角度は、本例の態様に限定されることはない。また、第2の方向D2は、第1の方向D1とは異なっていれば、どのような角度であってもよい。
ピンフィン22同士の隙間221の広さは特に限定されることはないが、例えば、0.5~2.0mmの範囲から適宜設定することができる。本例のピンフィン22は、第1の方向及び第2の方向のいずれにおいても、隣り合うピンフィン22との隙間221の広さ0.9mmとなるように配置されている。即ち、本例のヒートシンク本体2における第1直線部221a及び第2直線部221bの幅は、いずれも0.9mmである。
ピンフィン22同士の隙間221には、流路調整部材3が着脱可能に取り付けられている。本例の流路調整部材3は、図2及び図4に示すように、第1直線部221aに配置された第1閉鎖部31と、第1閉鎖部31に連なり、第2直線部221bに配置された第2閉鎖部32と、を有している。更に、流路調整部材3は、図4に示すように、第1閉鎖部31と第2閉鎖部32との連結部33から第1の方向に延出した第3閉鎖部34と、連結部33から第2の方向に延出した第4閉鎖部35と、を有している。即ち、本例の流路調整部材3の断面形状は略X字状を呈している。
本例の流路調整部材3の高さは、図3に示すように、ピンフィン22の高さと同一である。また、図2に示すように、第1閉鎖部31~第4閉鎖部35の厚みはピンフィン22同士の隙間221の広さと同一である。そのため、本例の流路調整部材3は、ピンフィン22同士の隙間221に挿入した際にピンフィン22同士の隙間221を完全に閉鎖することができる。
本例のヒートシンク1においては、図2に示すように、4つの流路調整部材3がベース板21における背面212の中央部に配置されているが、流路調整部材3の配置及び数は、発熱体が搭載される位置や、冷媒が流入する位置、冷媒が流出する位置等に応じて適宜設定すればよい。
図には示さないが、例えば、冷媒の流入位置と冷媒の流出位置とが対向している場合、流路調整部材3を冷媒の流入位置と対面する位置に配置することができる。この場合には、冷媒の流入位置から流入した冷媒を流路調整部材3によって側方に分配し、ヒートシンク1における冷媒の流れの偏りを軽減することができる。
次に、本例のヒートシンク1の作用効果を説明する。図1に示すように、ヒートシンク1の流路調整部材3は、ピンフィン22同士の隙間221に着脱可能に装着されている。そのため、発熱体が搭載される位置や冷媒が流入する位置、流出する位置等に応じて流路調整部材3を適切な位置に装着することができる。そして、流路調整部材3を発熱体の搭載位置等に応じた適切な位置に配置することにより、発熱体の冷却を効率よく行うことができる。
また、ヒートシンク1は、流路調整部材3によって冷媒の流通経路を調整することができるため、ピンフィン22の配置を発熱体の搭載位置等に合わせて変更する必要がない。それ故、ヒートシンク1によれば、ピンフィン22の配置パターンの数を少なくし、製造コストの増大を抑制することができる。
以上のように、ヒートシンク1は、製造コストの増大を抑制することができ、優れた冷却性能を有している。
図2に示すように、本例のヒートシンク本体2におけるピンフィン22同士の隙間221は、第1の方向D1に延在する直線状を呈する第1直線部221aと、第1の方向D1とは異なる第2の方向D2に延在する直線状を呈する第2直線部221bとを備えた格子状に形成されている。また、図2及び図4に示すように、流路調整部材3は、第1直線部221aに配置された第1閉鎖部31と、第1閉鎖部31に連なり、第2直線部221bに配置された第2閉鎖部32と、を有している。
更に、流路調整部材3は、第1閉鎖部31と第2閉鎖部32との連結部33から第1の方向D1に延出した第3閉鎖部34と、連結部33から第2の方向D2に延出した第4閉鎖部35と、を有している。つまり、本例の流路調整部材3は、第1閉鎖部31、第2閉鎖部32、第3閉鎖部34及び第4閉鎖部35からなる略X字状の部分を有している。
図2に示すように、第1閉鎖部31及び第3閉鎖部34は、第2の方向D2において隣り合うピンフィン22の間に保持されている。また、第2閉鎖部32及び第4閉鎖部35は、第1の方向D1において隣り合うピンフィン22の間に保持されている。
そのため、例えば流路調整部材3が冷媒から受ける圧力等によって第2の方向D2に押圧された場合には、連結部33から第1の方向D1における一方側に延出した第1閉鎖部31と、他方側に延出した第3閉鎖部34との2か所の閉鎖部により流路調整部材3を支持することができる。同様に、流路調整部材3が冷媒から受ける圧力等によって第1の方向D1に押圧された場合には、連結部33から第2の方向D2における一方側に延出した第2閉鎖部32と、他方側に延出した第4閉鎖部35との2か所の閉鎖部により流路調整部材3を支持することができる。
このように、略X字状部分を有する流路調整部材3によれば、連結部33から延出した4か所の閉鎖部31、32、34、35のそれぞれを、連結部33の周囲のピンフィン22によって保持することができる。その結果、流路調整部材3の位置ずれをより効果的に抑制することができる。
ヒートシンク1は、ベース板21の発熱体搭載面211上に接合された裏面金属層41と、裏面金属層41上に積層されたセラミックス板42と、セラミックス板42上に積層された回路金属層43と、を備えた回路基板4を有している。本例のヒートシンク1を作製するに当たっては、流路調整部材3をヒートシンク本体2から取り外した状態でヒートシンク本体2と回路基板4とを接合すればよい。これにより、ヒートシンク本体2は、流路調整部材3によって拘束されることなく熱膨張することができる。その結果、熱膨張によるひずみの発生を抑制することができる。
そして、ヒートシンク本体2と回路基板4との接合が完了した後にこれらを冷却することにより、流路調整部材3によって拘束されることなくヒートシンク本体2及び回路基板4を収縮させ、回路金属層43のうねりを低減することができる。その結果、回路基板の平坦度の悪化を抑制し、発熱体をより容易に搭載することができる。
(実施例2)
本例では、流路調整部材の他の態様の例として、図5を参照しつつ流路調整部材302の構成を説明する。なお、本例以降の例において使用される符号のうち、既出の例において使用した符号と同一のものは、特に説明のない限り、既出の例と同一の構成要素等を示す。
流路調整部材は、図4に示した略X字形状以外にも種々の態様をとり得る。例えば、図5に示すように、流路調整部材302は、第1閉鎖部31と、第2閉鎖部32とが連結部33を介して交互に連なった略ジグザグ状を呈していてもよい。本例の流路調整部材302は、図4に示す流路調整部材3と併用してもよいし、本例の流路調整部材302を単独で使用してもよい。本例の流路調整部材302は、図4の流路調整部材3と同様に、ピンフィン22同士の隙間221(図2参照)に着脱可能に装着することができるように構成されている。それ故、本例の流路調整部材302を備えたヒートシンク1は、実施例1と同様の作用効果を奏することができる。
(実施例3)
本例は、ヒートシンク1を備えた電子機器5の例である。図6に示すように、本例の電子機器5は、ヒートシンク1と、ジャケット6と、を有している。ジャケット6は、図6及び図8に示すように、複数のピンフィン22に対面する底壁部61と、底壁部61の周囲に配置され、ベース板21に対面する周壁部62と、を有している。図8に示すように、ベース板21とジャケット6との間には、これらによって囲まれた空間からなる冷媒流路63が形成されている。また、ベース板21の発熱体搭載面211上には発熱体7が配置されている。そして、図9に示すように、流路調整部材3は、発熱体7の直下に配置されたピンフィン22同士の隙間221に冷媒を導くように配置されている。
本例のジャケット6はアルミニウム材から構成されており、図6及び図8に示すように、底壁部61と、底壁部61の外周縁部に配置された4枚の周壁部62(62a~62d)とからなる有底箱状を呈している。なお、前述した「アルミニウム材」には、アルミニウム及びアルミニウム合金が含まれる。
周壁部62の頂面621上には、ヒートシンク1のベース板21が載置されている。図7に示すように、4枚の周壁部62a~62dのうち2枚の周壁部62a、62cはベース板21の長辺と平行な方向に延在しており、残る2枚の周壁部62b、62dは、ベース板21の短辺と平行な方向に延在している。ベース板21の短辺に沿って配置された周壁部62b、62dの長さは、長辺に沿って配置された周壁部62a、62cの長さよりも短い。
周壁部62の頂面621には、周壁部62の内周端縁に沿って延在する溝部622(図8参照)が設けられている。図6及び図8に示すように、溝部内にはOリング623が保持されている。Oリング623は、ベース板21と周壁部62との間に介在し、両者の間の隙間を液密に封止することができる。
また、図6に示すように、溝部622の外方には、ベース板21を締結するための締結孔624が設けられている。締結孔624は、周壁部62に載置されたベース板21の貫通孔と同一の位置に配置されている。本例のジャケット6は、図6に示すように、ベース板21の貫通孔213及び周壁部62の締結孔624に締結部材としてのボルト625を挿入することにより、ボルト625を介してヒートシンク1を着脱可能に保持することができる。
ヒートシンク1のピンフィン22及び流路調整部材3は、ベース板21と、底壁部61と、周壁部62とによって囲まれた空間からなる冷媒流路63内に配置されている。図8に示すように、底壁部61と、底壁部61とピンフィン22の先端222との間には、隙間611が形成されている。底壁部61とピンフィン22との隙間611は、ピンフィン22同士の隙間221よりも狭いことが好ましい。この場合には、底壁部61とピンフィン22との間の隙間611に冷媒を流れにくくすることができる。これにより、ピンフィン22同士の隙間221に冷媒をより流れやすくし、冷却性能を向上させることができる。
図6~図8に示すように、本例のジャケット6は、電子機器5の外部から冷媒流路63に冷媒を供給する冷媒導入口631と、冷媒流路63から電子機器5の外部へ冷媒を導出する冷媒導出口632と、を有している。冷媒導入口631は、4枚の周壁部62のうち、ベース板21の一方の長辺に沿って配置された周壁部62aの中央に設けられている。また、冷媒導出口632は、冷媒導入口631を有する周壁部62aと対向する周壁部62cの中央に設けられている。
本例のヒートシンク1における発熱体搭載面211には、回路基板4が接合されている。図7に示すように、回路基板4は、ベース板21の長辺と平行な方向に延在し、互いに間隔をおいて並んだ2か所の回路金属層43を有している。また、各回路金属層43には、ベース板21の長辺と平行な方向に互いに間隔をおいて並んだ3個の発熱体7が接合されている。本例の発熱体7は、具体的には、半導体素子である。各半導体素子は正方形状を呈している。なお、以下において、便宜上、図7における左上に配置された発熱体7を第1発熱体7aといい、第1発熱体7aから反時計回りに、順次第2発熱体7b、第3発熱体7c、第4発熱体7d、第5発熱体7e、第6発熱体7fということがある。
図9に示すように、本例の流路調整部材3は、ベース板21の長辺方向において隣り合う発熱体7の間に冷媒が流入しにくくなるように配置されている。より具体的には、本例のヒートシンク1における流路調整部材3は、各発熱体7におけるベース板21の短辺に平行な辺71(図7参照)と、この辺71の冷媒導入口631側の端同士を結ぶ線分72とに沿って配置されている。これにより、冷媒導入口631から流入した冷媒を、発熱体7の直下に配置されたピンフィン22同士の隙間221に導くことができる。
本例のように流路調整部材3を配置することによる冷却性能の向上効果は、例えば、以下の熱流体シミュレーションにより比較することができる。
まず、本例の電子機器5の構造モデルを準備し、冷媒導入口631から冷媒としての50%エチレングリコール水溶液を供給する。冷媒の温度は60℃とし、冷媒の流量は10L/分とする。そして、発熱体7a~7fのそれぞれの発熱量を100Wとした場合の、定常状態における発熱体7の温度を算出する。
本例のように流路調整部材3を配置した場合における各発熱体7の温度と、流路調整部材3を配置しない場合の各発熱体7の温度とを表1に示す。
Figure 0007277174000001
表1に示したように、流路調整部材3によって冷媒を発熱体7の直下に導くことにより、流路調整部材3を取り付けない場合に比べて発熱体7の温度を低下させることができる。これらの結果から、流路調整部材3によって冷媒を発熱体7の直下に導くことにより、冷却性能をより向上させることが可能であることが理解できる。
本発明のヒートシンク1及び電子機器5の態様は、実施例1~実施例3の態様に限定されるものではなく、本発明の趣旨を損なわない範囲で適宜構成を変更することができる。例えば、実施例1~3においては、四角柱状のピンフィン22を備えたヒートシンク本体2の例を示したが、ピンフィン22の形状はこれに限定されるものではなく、流路調整部材3を取り付けることができればよい。
流路調整部材3の配置は、前述した通り、発熱体7の位置や冷媒導入口631の位置、冷媒導出口632の位置などに応じて適宜設定することができる。例えば、流路調整部材3を有しない状態では冷媒の流速に偏りが生じる場合において、冷媒の流速が速い部分に流路調整部材3を配置することにより、流速の偏りを抑制し、ヒートシンク1全体を均一に冷却することもできる。
流路調整部材3は、ヒートシンク1が電子機器5に取り付けられた時点で所望の位置に配置されていればよい。ヒートシンク1単体の状態においては、流路調整部材3はどのような位置に配置されていてもよい。また、ヒートシンク1単体の状態においては、流路調整部材3はヒートシンク本体2から取り外されていてもよい。いずれの場合においても、電子機器5に取り付けられた時点で流路調整部材3が所望の位置に配置されていれば、冷却性能を向上させる効果を発揮することができる。
1 ヒートシンク
2 ヒートシンク本体
21 ベース板
211 発熱体搭載面
212 背面
22 ピンフィン
221 隙間
3 流路調整部材

Claims (5)

  1. 発熱体が搭載される発熱体搭載面を備え平板状を呈するベース板と、前記発熱体搭載面の背面に立設された複数のピンフィンと、を備えたヒートシンク本体と、
    前記ピンフィン同士の隙間に着脱可能に装着され、前記隙間の少なくとも一部を閉鎖する流路調整部材と、を有し、
    前記隙間は、第1の方向に延在する直線状を呈する第1直線部と、第1の方向とは異なる第2の方向に延在する直線状を呈する第2直線部とを備えた格子状に形成されており、
    前記流路調整部材は、前記第1直線部に配置された複数の第1閉鎖部と、
    前記第2直線部に配置された少なくとも1つの第2閉鎖部と、を有しており、
    前記第1閉鎖部と前記第2閉鎖部とが、前記第1閉鎖部と前記第2閉鎖部との接続部を介して交互に接続されている、ヒートシンク。
  2. 発熱体が搭載される発熱体搭載面を備え平板状を呈するベース板と、前記発熱体搭載面の背面に立設された複数のピンフィンと、を備えたヒートシンク本体と、
    前記ピンフィン同士の隙間に着脱可能に装着され、前記隙間の少なくとも一部を閉鎖する流路調整部材と、を有し、
    前記隙間は、第1の方向に延在する直線状を呈する第1直線部と、第1の方向とは異なる第2の方向に延在する直線状を呈する第2直線部とを備えた格子状に形成されており、
    前記流路調整部材は、前記第1直線部に配置された第1閉鎖部と、
    前記第1閉鎖部に連なり、前記第2直線部に配置された第2閉鎖部と、
    前記第1閉鎖部と前記第2閉鎖部との連結部から前記第1の方向に延出した第3閉鎖部と、
    前記連結部から前記第2の方向に延出した第4閉鎖部と、を有している、ヒートシンク。
  3. 前記ヒートシンクは、前記発熱体搭載面上に接合された裏面金属層と、前記裏面金属層上に積層されたセラミックス板と、前記セラミックス板上に積層された回路金属層とを備えた回路基板を有している、請求項1または2に記載のヒートシンク。
  4. 発熱体が搭載される発熱体搭載面を備え平板状を呈するベース板と、前記発熱体搭載面の背面に立設された複数のピンフィンと、を備えたヒートシンク本体と、
    前記ピンフィン同士の隙間に着脱可能に装着され、前記隙間の少なくとも一部を閉鎖する流路調整部材と、を有するヒートシンクと、
    複数の前記ピンフィンに対面する底壁部と、前記底壁部の周囲に配置され、前記ベース板に対面する周壁部と、を備えたジャケットと、
    前記ベース板と前記ジャケットとによって囲まれた空間からなる冷媒流路と、
    前記発熱体搭載面上に配置された発熱体と、を有し、
    前記流路調整部材は、前記発熱体の直下に配置された前記ピンフィン同士の隙間に冷媒を導くように配置されている、電子機器。
  5. 前記流路調整部材は請求項1または2に記載の流路調整部材である、請求項4に記載の電子機器。
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