JP7276338B2 - フロー型流動場分離装置 - Google Patents

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Description

本発明は、キャリア流体の一部をクロスフローとして流路から外部に排出させる分離セルを備えるフロー型流動場分離装置に関するものである。
従来より、流体に含まれる微粒子を分離するフロー型流動場分離装置として、クロスフローを用いるいわゆるクロスフロー式のフロー型流動場分離装置が利用されている。このクロスフロー式のフロー型流動場分離装置は、内部に流路が形成された分離セル(分離チャンネル)を備えている。
このフロー型流動場分離装置では、分離対象の微粒子が分散された試料が分離セルの流路に導入されるとともに、キャリア流体が所定の流速で分離セルの流路に供給される。そして、流体の一部がクロスフローとして分離セルの外部に流出されながら、分離セル内部で微粒子が分離される(例えば、下記特許文献1参照)。
特許文献1に記載のフロー型流動場分離装置では、分離セルにおいて、多数の開口が形成された底壁の内側に、キャリア流体を通過し、かつ、微粒子を通過させない半透膜が密着して設けられる。そして、分離セルの流路にキャリア流体が供給されると、流路を通過するキャリア流体の流れとともに、半透膜を通過し、底壁の開口を経て分離セルの外部に流出されるキャリア流体の流れ(クロスフロー)が形成される。分離セルの流路では、微粒子の拡散とクロスフローによる力とにより粒子径に応じた微粒子の分布が生じるとともに、層の厚み方向の位置によって流速が異なる流速分布が生じる。これにより、分離セルの流出口からは、粒子径の大きさに応じて微粒子が順々に流出する。そして、分離セルから流出した微粒子は、検出器によって検出される。
特開2008-000724号公報
上記したような従来のフロー型流動場分離装置を用いて分析を行う場合において、分析の再現性が低いという不具合があった。換言すれば、従来のフロー型流動場分離装置では、同一の試料及び同一のキャリア流体を用いた場合であっても、同一の検出結果を得られない場合があるという不具合があった。具体的には、従来のフロー型流動場分離装置において、分離セル内で発生する微粒子分布や流速分布は、流体の粘度に応じて変化する。そして、流体の粘度は、温度に依存する(温度に応じて大きく変化する)。そのため、分離セル内の温度が変化すると、検出器で検出する微粒子を表すピークが大きくずれてしまう。例えば、分離セル内の温度が1℃変化すると、ピークの保持時間が約1%変化する傾向がある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、分離セル内における流体の温度を安定させることができるフロー型流動場分離装置を提供することを目的とする。
(1)本発明に係るフロー型流動場分離装置は、分離セルと、少なくとも1つのポンプと、少なくとも1つの加熱器とを備える。前記分離セルは、内部に流体の流路が形成されるとともに、前記流路内にキャリア流体を流入させるキャリア流入口、前記流路内にフォーカス流体を流入させるフォーカス流入口、前記流路内を通過したキャリア流体を流出させる流出口、及び、キャリア流体の一部をクロスフローとして外部に排出させる複数の開口を有する。前記少なくとも1つのポンプは、前記分離セルにキャリア流体及びフォーカス流体を送液する。前記少なくとも1つの加熱器は、前記少なくとも1つのポンプと前記分離セルとの間でキャリア流体及びフォーカス流体を加熱する。
このような構成によれば、分離セルにおいては、キャリア流体に含まれる微粒子がフォーカス流体により前記流路内の一部に集められた上で、キャリア流体が流出口まで通過させられ、その過程でキャリア流体の一部がクロスフローとして複数の開口から外部に排出される。このとき、加熱器によって加熱されたキャリア流体及びフォーカス流体が、ポンプによって送液されて、分離セルに流入する。
そのため、分離セル内のキャリア流体及びフォーカス流体の温度を安定させることができる。そして、フロー型流動場分離装置を用いて分析を行う場合において、再現性の高い分析を行うことができる。
(2)また、前記少なくとも1つの加熱器は、キャリア流体及びフォーカス流体をそれぞれ設定された温度に加熱してもよい。
このような構成によれば、一定の温度に保たれたキャリア流体及びフォーカス流体を分離セルに流入させることができる。
そのため、分離セル内の流体の温度を一層安定させることができる。
(3)また、前記フロー型流動場分離装置は、オーブンをさらに備えてもよい。前記オーブンは、前記分離セルを内部に収容し、当該分離セルを加熱する。
このような構成によれば、分離セルをオーブンによって加熱し、分離セルの温度を安定させることができる。
そのため、分離セル内のキャリア流体及びフォーカス流体の温度を安定させることができる。
(4)また、前記少なくとも1つの加熱器は、発熱体を有してもよい。前記発熱体は、キャリア流体及びフォーカス流体を加熱する。
このような構成によれば、加熱器に含まれる発熱体により、キャリア流体及びフォーカス流体を直接的に加熱できる。
そのため、キャリア流体及びフォーカス流体の温度を円滑に調整できる。
(5)また、前記少なくとも1つの加熱器は、伝熱体を有してもよい。前記伝熱体は、前記オーブン内の熱をキャリア流体及びフォーカス流体に伝達する。
このような構成によれば、オーブン内の熱を用いてキャリア流体及びフォーカス流体を加熱できる。
本発明によれば、加熱器によって加熱されたキャリア流体及びフォーカス流体は、ポンプによって送液されて、分離セルに流入する。そのため、分離セル内のキャリア流体及びフォーカス流体の温度を安定させることができる。そして、フロー型流動場分離装置を用いて分析を行う場合において、再現性の高い分析を行うことができる。
本発明の第1実施形態に係るフロー型流動場分離装置の構成例を示した概略図である。 制御部及びその周辺の部材の電気的構成を示したブロック図である。 図1の分離セルを示した斜視図である。 図3のA-A線に沿う断面図であって、微粒子が流路内に集められる状態を示している。 図3のA-A線に沿う断面図であって、微粒子がキャリア流体によって流出流路側に流される状態を示している。 本発明の第2実施形態に係るフロー型流動場分離装置の構成例を示した概略図である。 本発明の第3実施形態に係るフロー型流動場分離装置の構成例を示した概略図である。
1.フロー型流動場分離装置の全体構成
図1は、本発明の第1実施形態に係るフロー型流動場分離装置1の構成例を示した概略図である。
フロー型流動場分離装置1は、オーブン2と、分離セル3とを備えている。
オーブン2は、フロー型流動場分離装置1における一部の部材を加熱するためのものであって、筐体21と、オーブンヒータ22と、オーブン温度センサ23とを備えている。
筐体21は、中空状に形成されている。オーブンヒータ22は、筐体21内に配置されている。オーブン温度センサ23は、筐体21内の温度を検知するためのセンサであって、筐体21内に配置されている。
分離セル3は、長尺状に形成されており、オーブン2内(筐体21内)に収容されている。すなわち、分離セル3は、オーブン2のオーブンヒータ22からの熱によって加熱される。詳しくは後述するが、分離セル3は、その内部に流路(第1セル流路51)が形成されており、当該流路において、キャリア流体に含まれる微粒子を分離するように構成されている。
また、フロー型流動場分離装置1は、流路として、キャリア流路4、フォーカス流路5、流出流路6及びクロスフロー排出流路7を備えている。
キャリア流路4は、その一端部が分離セル3の一端部に接続されている。キャリア流路4は、その途中部が、オーブン2の筐体21に形成された開口に挿通されている。キャリア流路4は、その一部がオーブン2の筐体21内に配置されており、残りの部分がオーブン2の筐体21外に配置されている。なお、フォーカス流路5、流出流路6及びクロスフロー排出流路7も、キャリア流路4と同様に、オーブン2の筐体21に形成された開口に挿通されており、その一部がオーブン2の筐体21内に配置されており、残りの部分がオーブン2の筐体21外に配置されている。
キャリア流路4の先端部(他端部)は、流体供給部11内に配置されている。流体供給部11は、オーブン2の外方に配置されており、その内部に移動相となる液体(流体)が貯留されている。キャリア流路4の途中部であって、オーブン2外の部分には、第1ポンプ12及び試料導入部13が、キャリア流体(移動相)の移動方向において、この順で配置(介在)されている。キャリア流路4の途中部であって、オーブン2内の部分には、第1加熱器14が配置(介在)されている。ただし、第1加熱器14は、オーブン2外の部分に配置されていてもよい。
試料導入部13は、例えば、オートサンプラである。
第1加熱器14は、第1発熱体141と、第1温度センサ142とを備えている。第1発熱体141は、キャリア流路4の途中部を覆っている。第1温度センサ142は、第1発熱体141の周囲に設けられており、第1発熱体141の温度を検出するように構成されている。このように、第1加熱器14は、キャリア流路4の途中部であって、分離セル3と第1ポンプ12との間の部分を加熱するように構成されている。
フォーカス流路5は、その一端部が分離セル3の中央部に接続されている。フォーカス流路5の先端部(他端部)は、流体供給部11内に配置されている。フォーカス流路5の途中部であって、オーブン2外の部分には、第2ポンプ15が配置(介在)されている。フォーカス流路5の途中部であって、オーブン2内の部分には、第2加熱器16が配置(介在)されている。ただし、第2加熱器16は、オーブン2外の部分に配置されていてもよい。
第2加熱器16は、第2発熱体161と、第2温度センサ162とを備えている。第2発熱体161は、フォーカス流路5の途中部を覆っている。第2温度センサ162は、第2発熱体161の周囲に設けられており、第2発熱体161の温度を検出するように構成されている。このように、第2加熱器16は、フォーカス流路5の途中部であって、分離セル3と第2ポンプ15との間の部分を加熱するように構成されている。
流出流路6は、その一端部が分離セル3の他端部に接続されている。流出流路6の先端部(他端部)は、オーブン2外に配置されたドレン26の内部に配置されている。流出流路6の途中部であって、オーブン2外の部分には、検出器27が配置(介在)されている。
クロスフロー排出流路7は、その一端部が分離セル3の下端部に接続されている。クロスフロー排出流路7の先端部(他端部)は、オーブン2外に配置されたドレン28の内部に配置されている。クロスフロー排出流路7の途中部であって、オーブン2外の部分には、バルブ29が配置(介在)されている。
フロー型流動場分離装置1において、試料(微粒子)を分離する場合には、第1ポンプ12及び第2ポンプ15が動作され、流体供給部11からキャリア流路4を介して分離セル3に向かう移動相(キャリア流体)の流れが形成されるとともに、流体供給部11からフォーカス流路5を介して分離セル3に向かう移動相(フォーカス流体)の流れが形成される。また、試料導入部13が動作されて、種々の粒径からなる複数の微粒子を含む試料がキャリア流路4内に導入される。
そして、分離セル3内(第1セル流路51)において、一端部から他端部(図1の左方から右方)に向かう流体の流れが形成される。また、詳しくは後述するが、分離セル3内(第1セル流路51)では、分離セル3の厚み方向(上下方向)において、分離セル3の底壁側(下方)に向かう流れ(クロスフロー)が形成される。
これにより、分離セル3内において、粒子径の大きさに応じて微粒子が流れ、微粒子が分離される。そして、粒子径ごとに分離された微粒子が、順々に流出流路6に流出し、検出器27で検出される。流出流路6から排出される流体は、ドレン26で回収され、クロスフローとして流れた流体は、クロスフロー排出流路7を介して、ドレン28で回収される。
2.制御部及びその周辺の部材の電気的構成
図2は、制御部及びその周辺の部材の電気的構成を示したブロック図である。
フロー型流動場分離装置1は、上記した第1温度センサ142、第2温度センサ162、オーブン温度センサ23、第1発熱体141、第2発熱体161、オーブンヒータ22、第1ポンプ12、第2ポンプ15及びバルブ29に加えて、制御部40を備えている。
制御部40は、例えば、CPU(Central Processing Unit)を含む構成である。制御部40には、第1温度センサ142、第2温度センサ162、オーブン温度センサ23、第1発熱体141、第2発熱体161、オーブンヒータ22、第1ポンプ12、第2ポンプ15及びバルブ29などの各部が電気的に接続されている。
制御部40は、第1温度センサ142が検知する第1発熱体141の温度に基づいて、第1発熱体141の温度が設定温度になるように、第1発熱体141への通電を制御する(オン/オフ制御する)。また、制御部40は、第2温度センサ162が検知する第2発熱体161の温度に基づいて、第2発熱体161の温度が設定温度になるように、第2発熱体161への通電を制御する(オン/オフ制御する)。また、制御部40は、オーブン温度センサ23が検知する筐体21内の温度に基づいて、筐体21内の温度が設定温度になるように、オーブンヒータ22への通電を制御する(オン/オフ制御する)。また、制御部40は、第1ポンプ12、第2ポンプ15及びバルブ29の動作を適宜制御する。
3.分離セルの詳細構成
図3は、分離セル3を示した斜視図である。図4は、図3のA-A線に沿う断面図であって、微粒子が流路内に集められる状態を示している。
分離セル3は、所定の厚みを有する扁平かつ中空状の部材であって、平面視多角形状に形成されている。分離セル3は、上壁31と、側壁32と、底壁33と、支持壁34と、半透膜35とを備えており、キャリア配管36と、フォーカス配管37と、流出配管38とが接続されている。
分離セル3は、上壁31、側壁32及び底壁33により囲まれた内部空間を有する中空状の部材であり、支持壁34及び半透膜35がその内部空間に設けられている。
上壁31は、分離セル3の上面を構成している。上壁31は、平板状であって、その平面視が長尺な多角形状となるように形成されている。上壁31は、一端部(図3の左端部)から他端部(図3の右端部)に向かって先細るように形成されている。
側壁32は、分離セル3の側面を構成している。
図4に示すように、底壁33は、分離セル3の底面を構成している。底壁33は、上壁31とほぼ同一形状に形成されており、上壁31の下方に間隔を隔てて平行に配置されている。
支持壁34は、上壁31と底壁33との間に平行に配置されている。支持壁34は、上壁31及び底壁33とほぼ同一形状に形成されている。支持壁34は、分離セル3の内部空間を上下2つの領域に区画している。支持壁34には、複数の開口34Aが形成されている。
半透膜35は、支持壁34の上面に設けられている(密着されている)。半透膜35は、流体を通過し、かつ、微粒子を通過させない膜である。支持壁34の複数の開口34Aは、半透膜35によって覆われている。
このような構成により、分離セル3内には、上壁31と支持壁34とによって区画される第1セル流路51と、底壁33と支持壁34とによって区画される第2セル流路52とが区画されている。
図3に示すように、キャリア配管36は、その一端部(下端部)が分離セル3の上壁31の一端部に接続されている。キャリア配管36の内部空間は、分離セル3内に形成された第1セル流路51に連続している。キャリア配管36の他端部(上端部)は、キャリア流路4(図1参照)に連続している。キャリア配管36の内部空間が、キャリア流入口36Aである。
フォーカス配管37は、その一端部(下端部)が分離セル3の上壁31の中央部に接続されている。フォーカス配管37の内部空間は、分離セル3内に形成された第1セル流路51に連続している。フォーカス配管37の他端部(上端部)は、フォーカス流路5(図1参照)に連続している。フォーカス配管37の内部空間が、フォーカス流入口37Aである。
流出配管38は、その一端部(下端部)が分離セル3の上壁31の他端部に接続されている。流出配管38の内部空間は、分離セル3内に形成された第1セル流路51に連続している。流出配管38の他端部(上端部)は、流出流路6(図1参照)に連続している。流出配管38の内部空間が、流出口38Aである。
なお、図示されないが、分離セル3内の第2セル流路52は、クロスフロー排出流路7(図1参照)に連続している。
分離セル3の幅L1は、例えば、10~20mmである。また、分離セル3の長手方向の寸法L2は、例えば、100~300mmである。また、分離セル3の厚みL3は、例えば、0.1~0.5mmである。
4.各部材の動作
フロー型流動場分離装置1において、試料(微粒子)を分離する場合には、まず、制御部40(図2参照)によって、オーブン2のオーブンヒータ22、第1加熱器14の第1発熱体141、及び、第2加熱器16の第2発熱体161がそれぞれ設定温度となるように制御される。
具体的には、制御部40によって、オーブン温度センサ23が検知する筐体21内の温度に基づいて、筐体21内の温度が設定温度になるように、オーブンヒータ22のオン/オフの動作が制御される。また、制御部40によって、第1温度センサ142が検知する第1発熱体141の温度に基づいて、第1発熱体141の温度が設定温度になるように、第1発熱体141のオン/オフの動作が制御される。また、制御部40によって、第2温度センサ162が検知する第2発熱体161の温度に基づいて、第2発熱体161の温度が設定温度になるように、第2発熱体161のオン/オフの動作が制御される。
これにより、オーブン2の筐体21内の温度が設定温度に保たれ、分離セル3が設定温度に加熱される。また、キャリア流路4内の流体(キャリア流体)が設定温度に加熱され、フォーカス流路5内の流体(フォーカス流体)が設定温度に加熱される。
なお、オーブンヒータ22の設定温度、第1発熱体141の設定温度、及び、第2発熱体161の設定温度は、それぞれ異なる温度であってもよいし、同じ温度であってもよい。
そして、制御部40によって、第1ポンプ12及び試料導入部13が動作されることより、キャリア流入口36Aを介して、キャリア流体及び微粒子が分離セル3の第1セル流路51に導入される。また、制御部40によって、第2ポンプ15が動作されることにより、フォーカス流入口37Aを介して、フォーカス流体が分離セル3の第1セル流路51に導入される。
このとき、分離セル3は、オーブンヒータ22によって加熱されている。そして、分離セル3の第1セル流路51には、第1発熱体141によって加熱されたキャリア流体が導入されるとともに、第2発熱体161によって加熱されたフォーカス流体が導入される。オーブンヒータ22の設定温度、第1発熱体141の設定温度、及び、第2発熱体161の設定温度が同じであれば、分離セル3、キャリア流体及びフォーカス流体を同一の温度に保つことができ、分離セル3内の温度を安定させることができる。
このように、分離セル3内にキャリア流体及びフォーカス流体が導入されることにより、図4に示すように、第1セル流路51内の一部に微粒子が集められる。また、分離セル3内では、第1セル流路51内の流体が、支持壁34の開口34Aを介して第2セル流路52に向かう(下方に向かう)クロスフローが発生する。クロスフローの流量は、制御部40によって、バルブ29の開度が制御されることによって調整される。これにより、第1セル流路51内において、粒子径に応じた微粒子の分布が生じる。具体的には、粒子径の大きい粒子ほど第1セル流路51の下方側に位置し、粒子径の小さい粒子ほど第1セル流路51の中央側に位置する粒子分布が生じる。
この状態から、制御部40によって、第1ポンプ12の圧力、及び、第2ポンプ15の圧力が変化させられる。これにより、図5に示すように、第1セル流路51内において、流出流路6(流出配管38)側に向かう流れが発生する。図5は、図3のA-A線に沿う断面図であって、微粒子がキャリア流体によって流出流路6側に流される状態を示している。
図5では、第1セル流路51内に生じる流速分布をBで示している。第1セル流路51内では、キャリア流体の粘性により、第1セル流路51の中央部分ほど速度が速くなる流速分布Bが生じる。これにより、粒子径の小さい粒子が第1セル流路51内を速く移動し、粒子径の大きい粒子が第1セル流路51内を遅く移動して、微粒子が分離される。そして、粒子径ごとに分離された微粒子が、順々に流出流路6に流出し、検出器27で検出される。
5.作用効果
(1)本実施形態によれば、図1に示すように、フロー型流動場分離装置1は、第1加熱器14及び第2加熱器16を備えている。第1加熱器14は、第1ポンプ12と分離セル3との間でキャリア流体を加熱する。第2加熱器16は、第2ポンプ15と分離セル3との間でフォーカス流体を加熱する。
そのため、第1加熱器14によって加熱されたキャリア流体が、第1ポンプ12によって送液されて分離セル3内に流入するともに、第2加熱器16によって加熱されたフォーカス流体が、第2ポンプ15によって送液されて分離セル3内に流入する。
その結果、分離セル3内のキャリア流体及びフォーカス流体の温度を安定させることができる。そして、フロー型流動場分離装置1を用いて分析を行う場合において、再現性の高い分析を行うことができる。特に、フロー型流動場分離装置1においては、キャリア流体及びフォーカス流体の両方が導入されている状態(図4参照)と、キャリア流体のみが導入されている状態(図5参照)とで、各流体の流量が大きく変化し、温度管理が難しいという特性があるが、本実施形態によれば、各流体の温度を好適に安定化できる。
(2)また、本実施形態によれば、フロー型流動場分離装置1において、第1加熱器14は、キャリア流体を設定温度に加熱し、第2加熱器16は、フォーカス流体を設定温度に加熱する。
そのため、一定の温度に保たれたキャリア流体及びフォーカス流体を分離セル3に流入させることができる。
その結果、分離セル3内の流体の温度を一層安定させることができる。
(3)また、本実施形態によれば、図1に示すように、フロー型流動場分離装置1は、オーブン2を備えている。オーブン2は、分離セル3を内部に収容し、分離セル3を加熱する。
このように、分離セル3をオーブン2によって加熱することにより、分離セル3の温度を安定させることができる。
そのため、分離セル3に流入したキャリア流体及びフォーカス流体の温度を安定させることができる。
(4)また、本実施形態によれば、第1加熱器14は、第1発熱体141を備えている。第2加熱器16は、第2発熱体161を備えている。第1発熱体141は、キャリア流体を加熱し、第2発熱体161は、フォーカス流体を加熱する。
そのため、第1発熱体141によりキャリア流体を直接的に加熱できる。また、第2発熱体161により、フォーカス流体を直接的に加熱できる。
その結果、キャリア流体及びフォーカス流体の温度を円滑に調整できる。
6.第2実施形態
以下では、図6及び図7を用いて、本発明の他の実施形態に係るフロー型流動場分離装置について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成及び方法については、上記と同様の符号等を用いることにより説明を省略する。
図6は、本発明の第2実施形態に係るフロー型流動場分離装置1の構成例を示した概略図である。
第2実施形態では、上記した第1加熱器14に代えて、第1伝熱体61を備えており、また、上記した第2加熱器16に代えて第2伝熱体62を備えている。
第1伝熱体61は、例えば、アルミニウムなどの熱伝導率の高い材料によって構成されたヒートブロックである。第1伝熱体61は、キャリア流路4の途中部であって、オーブン2内の部分に配置(介在)されている。具体的には、第1伝熱体61は、キャリア流路4の途中部であって、分離セル3と第1ポンプ12との間の部分を覆っている。
第2伝熱体62は、例えば、アルミニウムなどの熱伝導率の高い材料によって構成されたヒートブロックである。第2伝熱体62は、フォーカス流路5の途中部であって、オーブン2内の部分に配置(介在)されている。具体的には、第2伝熱体62は、フォーカス流路5の途中部であって、分離セル3と第2ポンプ15との間の部分を覆っている。
第2実施形態のフロー型流動場分離装置1では、オーブンヒータ22が動作されると、オーブンヒータ22からの熱によって、第1伝熱体61及び第2伝熱体62のそれぞれが加熱される。そして、加熱された第1伝熱体61によって、キャリア流路4内のキャリア流体が加熱される。また、加熱された第2伝熱体62によって、フォーカス流路5内のフォーカス流体が加熱される。
このように、第2実施形態では、第1伝熱体61によって、オーブン2のオーブンヒータ22からの熱を、キャリア流体に伝達する。また、第2伝熱体62によって、オーブン2のオーブンヒータ22からの熱を、フォーカス流体に伝達する。
そのため、フロー型流動場分離装置1において、キャリア流体及びフォーカス流体を直接的に加熱する発熱体を設けることなく、オーブン内の熱を用いてキャリア流体及びフォーカス流体を加熱できる。
7.第3実施形態
図7は、本発明の第3実施形態に係るフロー型流動場分離装置1の構成例を示した概略図である。
第3実施形態では、フロー型流動場分離装置1において、上記したオーブン2及び第2加熱器16が設けられていない。また、キャリア流路4は、その他端部がフォーカス流路5の途中部に接続されている。キャリア流路4とフォーカス流路5との合流部には、スプリッタ71が設けられている。第1加熱器14は、フォーカス流路5の途中部であって、スプリッタ71と第2ポンプ15との間に配置(介在)されている。
スプリッタ71は、図示しないバルブを備えており、このバルブの開度が調整されることにより、キャリア流路4から分離セル3に流入するキャリア流体の流量、及び、フォーカス流路5から分離セル3に流入するフォーカス流体の流量が調整される。
第3実施形態のフロー型流動場分離装置1では、第1加熱器14によって、フォーカス流路5の途中部であって、スプリッタ71と第2ポンプ15との間の部分が加熱される。そして、加熱された流体の一部が、スプリッタ71を介して、キャリア流路4から分離セル3の一端部に流入する。また、加熱された流体の残りは、スプリッタ71を通過した後、そのままフォーカス流路5を通過して、分離セル3の中央部に流入する。
このように、第3実施形態では、1つの第1加熱器14によって、流体が加熱される。そして、加熱された流体が、スプリッタ71を介することで、キャリア流体及びフォーカスとして分離セル3に流入する。
そのため、フロー型流動場分離装置1において、簡易な構成を実現できる。
なお、第3実施形態では、フロー型流動場分離装置1は、オーブン2が省略される構成としたが、オーブン2を省略せずに、オーブン2によって分離セル3を加熱する構成であってもよい。分離セル3の周囲温度が安定している場合には、オーブン2を省略することが可能であるが、周囲温度が安定しない環境下では、オーブン2を設けることが好ましい。
8.変形例
上記した実施形態では、分離セル3は、一端部から他端部に向かって先細るように形成されているとして説明した。しかし、分離セル3は、一端部から他端部にかけて同じ幅で延びる形状であってもよい。
また、上記した実施形態では、クロスフローが、分離セル3の底壁33側にのみ向かうとして説明した。しかし、クロスフローが、分離セル3の上壁31側及び底壁33側の両方に向かう構成であってもよい。
1 フロー型流動場分離装置
2 オーブン
3 分離セル
12 第1ポンプ
14 第1加熱器
15 第2ポンプ
16 第2加熱器
34 支持壁
34A 開口
36A キャリア流入口
37A フォーカス流入口
38A 流出口
141 第1発熱体
161 第2発熱体

Claims (2)

  1. 内部に流体の流路が形成されるとともに、前記流路内にキャリア流体を流入させるキャリア流入口、前記流路内にフォーカス流体を流入させるフォーカス流入口、前記流路内を通過したキャリア流体を流出させる流出口、及び、キャリア流体の一部をクロスフローとして外部に排出させる複数の開口を有する分離セルと、
    前記分離セルにキャリア流体及びフォーカス流体を送液する少なくとも1つのポンプと、
    前記少なくとも1つのポンプと前記分離セルとの間でキャリア流体及びフォーカス流体をそれぞれ設定された温度に加熱する少なくとも1つの加熱器と、
    前記分離セルを内部に収容し、当該分離セルを設定された温度に加熱するオーブンとを備え、
    前記少なくとも1つの加熱器は、前記オーブンとは別に当該オーブン内に設けられており、
    前記少なくとも1つの加熱器は、キャリア流体及びフォーカス流体を加熱する発熱体を有し、
    前記オーブン及び前記発熱体は、同じ設定温度となるように通電制御されることを特徴とするフロー型流動場分離装置。
  2. 前記フォーカス流入口に接続されたフォーカス流路をさらに備え、
    前記少なくとも1つの加熱器は、前記フォーカス流路の途中部に介在されていることを特徴とする請求項1に記載のフロー型流動場分離装置。
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