JP7275680B2 - 搬送部材、粉体搬送装置、粉体回収容器、画像形成装置 - Google Patents
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Description
図1に示すように、画像形成装置10は、装置本体としての筐体12と、搬送部14と、画像形成部20と、廃トナー排出部の一例としてのクリーニングユニット32と、粉体回収容器の一例としての廃トナー回収容器40と、制御部16とを有している。制御部16は、画像形成装置10の各部の動作を制御する。
搬送部14は、複数の搬送ロール15を有しており、記録媒体の一例としての用紙Pを搬送経路13に沿って搬送するようになっている。
画像形成部20は、感光体ユニット22Y、22M、22C、22Kと、転写部24と、定着部26とを有している。なお、符号の添え字の「Y」はイエロー用、「M」はマゼンタ用、「C」はシアン用、「K」は黒(ブラック)用であることを示している。
廃トナー回収容器40は、画像形成装置10に対して脱着可能な構成とされている。また、廃トナー回収容器40は、図2に示すように、容器本体42と、容器本体42の内部に蓄積されたトナーTを均す第1搬送部材としての搬送部材90を有している。
図2に示すように、容器本体42は、+Z側でX-Y面に沿った側壁42Aと、側壁42Aの周縁から-Z側に張り出された周壁42Bと、側壁42Aと周壁42Bの-Z側を覆う側壁(図示省略)と、を有している。側壁42Aには、4つの第1被挿入部52Y、52M、52C、52Kと、1つの第2被挿入部54と、が形成されている。
第1被挿入部52Y、52M、52C、52Kは、-X側から+X側へ向けて第1被挿入部52Kが最も低い位置となるように、この順で斜めに並んで配置されている。また、第1被挿入部52Y、52M、52C、52Kは、それぞれ、側壁42AをZ方向に貫通した貫通孔53と、側壁42Aにおける貫通孔53の周縁部のうち-Y側の部位から-Z側へX-Z面に沿って板状に張り出された底壁58とを含んで構成されている。
第2被挿入部54は、側壁42AをZ方向に貫通した貫通孔55と、側壁42Aにおける貫通孔55の周縁部のうち-Y側の部位から-Z側へX-Z面に沿って板状に張り出された底壁64とを含んで構成されている。貫通孔55は、中間転写ベルト24Aに対応する後述するクリーニングユニット32(図1参照)の排出管35の-Z側端部を挿入可能な孔とされている(図3参照)。底壁64の一部には、Y方向に貫通した貫通孔である第2流入口66が形成されている。
クリーニングユニット32は、感光体ユニット22Y、22M、22C、22K及び中間転写ベルト24Aのそれぞれに設けられている。クリーニングユニット32は、転写後の感光体23及び中間転写ベルト24Aに残留したトナーTを廃トナーとして掻き落とすクリーニングブレード32Aと、粉体搬送装置の一例としての廃トナー搬送装置32Bとを含んで構成されている。
廃トナー搬送装置32Bは、廃トナー回収容器40と接続する搬送路の一例としてのZ方向に延びる5つの排出管35を含む、互いに接続された複数の排出管(図示省略)を有しており、画像形成部20と廃トナー回収容器40との間を接続している。
次に、第1実施形態における搬送部材90及び搬送部材94について説明する。
図4(A)に示すように、搬送部材90は、一例として、一方向に延びる中空の二重らせん構造を形成する2つの弦巻部90Aと、2つの弦巻部90Aを該二重らせん構造の軸線方向から見て内側から連結している複数の棒材90Bと、を含んで構成されている。ここで、一方向とは、X-Y平面上において、搬送部材90の+X側が-X側に対して-Y側に位置するようにX方向に対して傾斜している方向である。2つの弦巻部90Aは、二重らせん構造等の多重らせん構造を形成する外縁部の一例である。棒材90Bは、トナーT等の粉体を搬送する搬送体の一例である。また、搬送部材90は、一例として、2つの弦巻部90Aが該二重らせん構造の軸線方向の端部において、それぞれホルダ92と連結されている。
図5に示すように、搬送部材94は、一例として、Z方向に延びる面状体の一例としての長方形状の帯状の部材が、該帯状の部材のZ方向に延びる中央軸を軸線として、軸線まわりに捩じれた帯材94Aで構成されている。帯材94Aの捩じれの方向は、-Z方向から見て時計回りの方向とされている。帯材94Aは、トナーT等の粉体を搬送する搬送体の一例である。また、帯材94Aは、一例として、Z方向において、2つのホルダ96で挟まれるように、2つのホルダ96と連結されている。
次に、本実施形態の作用について説明する。以下の説明では、第1実施形態と、以下に示す比較形態とを比較して行う。なお、比較形態において、第1実施形態の画像形成装置10で用いた部品等を用いる場合、その部品等の符号及び名称をそのまま用いて説明する。
図6には、比較形態において、第1搬送部材及び第2搬送部材として備えられているオーガ70が示されている。
次に、本発明の第2実施形態に係る搬送部材、粉体回収容器、粉体搬送装置、画像形成装置の一例について図7に従って説明する。なお、第2実施形態については、第1実施形態について異なる部分を主に説明する。また、第2実施形態において、第1実施形態の画像形成装置10で用いた部品等を用いる場合、その部品等の符号及び名称をそのまま用いて説明する。
図7(A)に示すように、搬送部材98は、一例として、一方向に延びる中空の三重らせん構造を形成する3つの弦巻部98Aと、3つの弦巻部98Aを該三重らせん構造の軸線方向から見て内側から連結している複数のY字材98Bと、を含んで構成されている。ここで、一方向とは、X-Y平面上において、搬送部材98の+X側が-X側に対して-Y側に位置するようにX方向に対して傾斜している方向である。3つの弦巻部98Aは、三重らせん構造等の多重らせん構造を形成する外縁部の一例である。複数のY字材98Bは、トナーT等の粉体を搬送する搬送体の一例である。また、搬送部材98は、一例として、3つの弦巻部98Aが該三重らせん構造の軸線方向に端部において、それぞれホルダ92と連結されている。
本発明の第2実施形態に係る搬送部材98は内側に回転軸等の軸体を有さない搬送部材である。搬送部材98を三重らせん構造の軸線方向から見たとき、搬送部材98が形成する円形の領域において、トナーT等の粉体が介在することのできる領域は、外縁部である弦巻部98Aが形成する円の外径部から、円の中央である軸線に亘る。そして、搬送部材98が軸線まわりに回転することで、弦巻部98Aが形成する円の内側にある粉体を、搬送体であるY字材98Bが搬送する。よって、搬送部材98は、回転軸を有さない構造であることで、オーガ70と比して、粉体の搬送量が大きい。
32 クリーニングユニット(廃トナー排出部の一例)
32B 廃トナー搬送装置(粉体搬送装置の一例)
35 排出管(搬送路の一例)
40 廃トナー回収容器(粉体回収容器の一例)
42 容器本体
90 搬送部材
90A 弦巻部(外縁部の一例)
90B 棒材(搬送体の一例)
94 搬送部材
94A 帯材(搬送体の一例)
94B 縁部(外縁部の一例)
98 搬送部材
98A 弦巻部(外縁部の一例)
98B Y字材(搬送体の一例)
Claims (14)
- 多重らせん構造を形成しており、該多重らせん構造の軸線まわりに回転する2つのらせん状の外縁部と、
前記軸線方向から見て前記外縁部の内側に配された、前記回転に伴って粉体を搬送する搬送体であって、前記軸線方向に間隔をあけて並ぶ複数の線状の部材である搬送体と、
を備え、
前記軸線方向から見たときに2つの前記外縁部が形成する円の内側に、軸体を有さない、搬送部材。 - 2つの前記外縁部の位相差が180°である、請求項1に記載の搬送部材。
- 前記搬送体が、前記軸線と交差している、請求項2に記載の搬送部材。
- 前記搬送体が、直線状である、請求項3に記載の搬送部材。
- 前記搬送体が、前記軸線方向に対して直交する方向に延びている、請求項4に記載の搬送部材。
- 前記搬送体の、前記軸線方向に隣り合う搬送体との間隔が定められた間隔である、請求項2~5の何れか1項に記載の搬送部材。
- 多重らせん構造を形成しており、該多重らせん構造の軸線まわりに回転する3つのらせん状の外縁部と、
前記軸線方向から見て前記外縁部の内側に配された、前記回転に伴って粉体を搬送する搬送体であって、前記軸線方向に間隔をあけて並ぶ複数の線状の部材である搬送体と、
を備え、
前記軸線方向から見たときに3つの前記外縁部が形成する円の内側に、軸体を有さない、搬送部材。 - 3つの前記外縁部の位相差が120°である、請求項7に記載の搬送部材。
- 粉体を搬送する搬送路と、
前記搬送路の内側に配された請求項1~8の何れか1項に記載の搬送部材と、
を備えた粉体搬送装置。 - 粉体を内部へ回収する容器本体と、
前記容器本体内に配されて前記容器本体の内部に回収された粉体を均す請求項1~8の何れか1項に記載の搬送部材と、
を備えた粉体回収容器。 - 前記容器本体は、前記粉体として廃トナーを回収する容器である、請求項10に記載の粉体回収容器。
- 廃トナー排出部と、
前記廃トナー排出部から排出された廃トナーを粉体として搬送する請求項9に記載の粉体搬送装置と、
を備えた画像形成装置。 - 廃トナー排出部と、
前記廃トナー排出部から排出された廃トナーを回収する請求項11に記載の粉体回収容器と、
を備えた画像形成装置。 - 前記廃トナー排出部から前記粉体回収容器に廃トナーを搬送する粉体搬送装置を備え、
前記粉体搬送装置は、請求項9に記載の粉体搬送装置である、請求項13に記載の画像形成装置。
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