JP7274979B2 - アングル工具 - Google Patents

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Description

本発明は、モータのロータ軸に対して直交する出力軸を備えたアングルドリル等のアングル工具に関する。
アングルドリル等のアングル工具は、工具本体となるハウジング内に、ロータ軸を前後方向に向けたモータを収容している。また、ハウジングの前端に、ロータ軸と直交するスピンドル(出力軸)を下向きに突出している(例えば特許文献1参照)。スピンドルの下端には、ドリルビット等の先端工具を装着可能なドリルチャックが取り付けられている。よって、モータが駆動してロータ軸が回転すると、スピンドル及びドリルチャックが回転し、ドリルビットで被加工材の穿孔作業等が可能となる。
特開2018-1361号公報
このようなアングル工具においては、作業中に先端工具が被加工材へ突発的に食いついてロックされると、ハウジングがスピンドル周りに振り回されるおそれがある。
本発明は、ハウジングが振り回されることを効果的に防止可能なアングル工具を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、アングル工具であって、
ロータ軸を有するモータと、
モータにより回転し、ロータ軸と直交する出力軸と、
モータを収容して出力軸を支持するハウジングと、
出力軸を中心とする振り回されを防止するための加速度センサと、を有し、
ハウジングは、前後方向に延びて前後方向の中央にモータを収容して、後部にハンドルを有し、
出力軸は、ハウジングの前部から下向きに延び、
加速度センサは、モータよりも後方でハンドルの後部又は前部に配置されることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、アングル工具であって、
ロータ軸を有するモータと、
モータにより回転し、ロータ軸と直交する出力軸と、
モータを収容して出力軸を支持するハウジングと、
出力軸を中心とする振り回されを防止するための加速度センサと、を有し、
ハウジングは、前後方向に延びて前後方向の中央にモータを収容して、後部に、前後方向に延びる縦向きのループ状のハンドルを有し、
出力軸は、ハウジングの前部から下向きに延び、
加速度センサは、モータよりも後方でハンドルに配置されることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、上記構成において、ハンドルは、モータを制御するコントローラが収容され、
加速度センサは、コントローラに設けられることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、上記構成において、ハンドルの下側は、モータの冷却用空気の吸気口が形成されていることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項5に記載の発明は、アングル工具であって、
ロータ軸を有するモータと、
モータにより回転し、ロータ軸と直交する出力軸と、
モータを収容して出力軸を支持するハウジングと、
ハウジングに配置され、出力軸を中心とする振り回されを防止するための加速度センサと、を有し、
ハウジングの後端に、バッテリーパックを装着可能なバッテリー装着部が設けられ、バッテリー装着部には、バッテリーパックが上下に2つ装着可能であることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、上記構成において、
モータを駆動させるための制御回路基板を有し、
制御回路基板は、リード線を介して加速度センサと接続されていることを特徴とする。
なお、各発明において、ロータ軸と出力軸との「直交」とは、厳密な直交を含む。また、多少の誤差を伴う直交状態であっても、出力軸のロックに伴うハウジングの振り回されが生じるものであれば含む。
本発明によれば、工具本体であるハウジングが振り回されることを効果的に防止可能となる。
充電式アングルドリルの斜視図である。 充電式アングルドリルの中央縦断面図である。 振り回され検出処理のフローチャートである。 加速度センサの配置の変更例を示す中央縦断面図である。 加速度センサの配置の変更例を示す中央縦断面図である。 加速度センサの配置の変更例を示す中央縦断面図である。 加速度センサの配置の変更例を示す中央縦断面図である。 加速度センサの配置の変更例を示すアングルドリルの概略図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、アングル工具の一例である充電式アングルドリルの斜視図である。図2は、充電式アングルドリルの中央縦断面図である。
充電式アングルドリル(以下単に「アングルドリル」という。)1は、工具本体となるハウジング2を備える。ハウジング2は、前後方向に延びる。ハウジング2は、前後方向の中央に配置されるモータハウジング3と、その前側に連結されるギヤハウジング4と、モータハウジング3の後側に連結されるハンドルハウジング5とを含む。モータハウジング3には、ブラシレスモータ6が収容される。ギヤハウジング4には、減速機構7が収容される。減速機構7の前側でギヤハウジング4内には、スピンドル8が下向きに収容されている。スピンドル8の下端はギヤハウジング4から突出している。スピンドル8の下端には、ドリルチャック9が固定されている。
ギヤハウジング4の前部には、フロントグリップ10が設けられている。フロントグリップ10は、上端が左右方向に延びる握り部となる。フロントグリップ10の両端は、ギヤハウジング4の左右の側面に結合されている。フロントグリップ10の後方でギヤハウジング4の左右の側面には、ネジ孔11,11が設けられている。ネジ孔11には、サイドグリップ(不図示)がねじ込み結合可能である。
ハンドルハウジング5は、ループ状に形成されている。ハンドルハウジング5の後部には、バッテリー装着部12が一体に形成されている。バッテリー装着部12には、上下2つのバッテリーパック13,13が着脱可能となっている。
図1,2において、スピンドル8の軸線方向をZ軸方向、Z軸と直交する左右方向をX軸方向、Z軸と直交する前後方向とY軸方向とする。
ブラシレスモータ6は、ステータ15とロータ16とを有する。ステータ15は筒状で、内側にロータ16が配置されるインナロータ型である。ステータ15には、センサ回路基板15aが設けられている。センサ回路基板15aは、ロータ16に設けた永久磁石の磁界を検出する回転検出素子を備えている。ロータ16は、軸心にロータ軸17を有している。ロータ軸17は、前後方向に延びて前後の軸受18,18に支持されている。ロータ軸17の先端には、ピニオン19が形成されている。前側の軸受18の後方でロータ軸17には、ファン20が取り付けられている。ファン20の外側でモータハウジング3には、複数の排気口21,21・・が形成されている。
減速機構7は、複数の遊星ギヤ23,23・・をそれぞれ支持ピン24を介して支持する後側キャリア22を備える。また、複数の遊星ギヤ26,26・・をそれぞれ支持ピン27を介して支持する前側キャリア25を有する。各遊星ギヤ23,26の外側には、インターナルギヤ28A,28Bがそれぞれ配置されている。後側キャリア22の遊星ギヤ23は、ロータ軸17のピニオン19と噛合している。後側キャリア22の軸心には、第1中間軸29が結合されている。前側キャリア25の遊星ギヤ26は、第1中間軸29と噛合している。前側キャリア25には、前端にベベルギヤ31を有する第2中間軸30が結合されている。第2中間軸30は、軸受32によって第1中間軸29と同軸で支持されている。
1段目となる遊星ギヤ23の支持ピン24は、後側キャリア22を貫通して前方へ突出している。この支持ピン24に、リング状の切替部材33が前後へスライド可能に設けられている。切替部材33は、後側キャリア22及び第1中間軸29と係合して一体回転する後退位置と、両者から離れる前進位置とにスライド可能である。この切替部材33の前後位置は、ギヤハウジング4の下面に設けた速度切替レバー34の回転操作によって切替可能となっている。
2段目となる遊星ギヤ26の支持ピン27は、遊星ギヤ26を貫通して後方へ突出している。支持ピン27の後端には、前進位置の切替部材33が回転方向で係合する係合部材35が設けられている。
よって、切替部材33の後退位置では、1段目の遊星ギヤ23で減速された後側キャリア22の回転が、第1中間軸29を介して2段目の遊星ギヤ26に伝わる。そして、前側キャリア25を減速して回転させる。従って、第2中間軸30は2段階に減速されて低速回転する(1速)。
一方、切替部材33の前進位置では、1段目の遊星ギヤ23で減速された後側キャリア22の回転が、支持ピン24及び切替部材33を介して係合部材35へ伝わる。そして、支持ピン27を介して前側キャリア25をダイレクトに回転させる。よって、第2中間軸30は、2段目の減速がキャンセルされて高速回転する(2速)。
但し、前側のインターナルギヤ28Bは、ギヤハウジング4内で回転可能に設けられている。インターナルギヤ28Bの前方でギヤハウジング4には、保持リング36がネジ止めされている。この保持リング36には、複数のボール37,37・・が、周方向に等間隔で保持されている。各ボール37の前側には、押圧体38とコイルバネ39とが配置されている。各コイルバネ39は、押圧体38を介してボール37をインターナルギヤ28Bに押し付ける。よって、インターナルギヤ28Bは、各コイルバネ39の付勢力により回転を規制される。そして、当該付勢力を上回るトルクがスピンドル8から第2中間軸30に加わると、インターナルギヤ28Bは空転してスピンドル8への回転伝達を遮断する。すなわち、トルクリミッタが形成される。
一方、スピンドル8は、第2中間軸30の前方軸線上に位置している。スピンドル8は、上下の軸受40,40によって回転可能に支持されている。第2中間軸30の上方でスピンドル8には、ベベルギヤ41が一体に結合されている。このベベルギヤ41は、第2中間軸30のベベルギヤ31と噛合している。
ハンドルハウジング5は、左右の半割ハウジング5a,5bを左右方向のネジで組み付けて形成される。ハンドルハウジング5は、モータハウジング3の後端に連結される筒状部45を含む。また、ハンドルハウジング5は、筒状部45から後方へ上下に分岐するグリップ部46と、コントローラ収容部47とを含む。グリップ部46とコントローラ収容部47とは、後端同士が繋がって縦向きのループ状となり、バッテリー装着部12と繋がっている。
グリップ部46は、横断面が略円形の筒状である。グリップ部46の前側には、トリガ49を下向きに突出させたスイッチ48が収容されている。スイッチ48の前方には、ブラシレスモータ6の正逆切替レバー50が設けられている。また、スイッチ48の前方で筒状部45の上面には、主電源スイッチ51が設けられている。
コントローラ収容部47は、横断面が略四角形の筒状である。コントローラ収容部47は、グリップ部46よりも左右幅が広く形成されている。コントローラ収容部47には、コントローラ52が収容されている。このコントローラ52は、平面視矩形状の制御回路基板53と、制御回路基板53を収容するケース54とを備える。制御回路基板53は、ブラシレスモータ6を駆動させるためのマイコンやスイッチング素子等を搭載している。コントローラ52は、長手方向が前後方向に延び、短手方向が左右方向に延びる横向き姿勢となっている。
コントローラ収容部47の下面には、複数の吸気口55,55・・が形成されている。各吸気口55は、後側へ斜め下向きに開口形成されている。
コントローラ52の前方には、ライト56が設けられる。このライト56は、LEDを備え、トリガ49によるスイッチ48のONによって点灯する。ライト56の点灯により、ドリルチャック9の下方となる前方斜め下側を照射する。
バッテリー装着部12内で上下方向の中央部には、加速度センサ57Aが設けられている。加速度センサ57Aは、コントローラ52の制御回路基板53と図示しないリード線で電気的に接続される。加速度センサ57Aは、コントローラ52からの電力によって駆動可能な3軸加速度センサ素子を含む。この3軸加速度センサ素子は、例えば、可動電極部と検出電極部とを備えるMEMS(Micro Electro Mechanical System)型である。ここでは、外部から加えられた加速度に応じて可動電極部が揺動して検出電極部との間隙が変化する。すると、その間隙の変化に応じて両電極部間に生じる静電容量の変化に基づいて加速度の検出が行われる。検出信号は、コントローラ52の制御回路基板53へ入力される。
バッテリー装着部12は、後方へ開口形成される。バッテリー装着部12の内側(底部側)には、横向きの端子台58,58が上下に2つ並設される。各端子台58に、バッテリーパック13が左側から横向きでスライド装着される。
以上の如く構成されたアングルドリル1においては、主電源スイッチ51を押し操作すると、バッテリーパック13からの電源がコントローラ52へ供給される。この状態でトリガ49を押し込むと、スイッチ48がONする。すると、センサ回路基板15aでロータ16の回転位置を検出したコントローラ52からブラシレスモータ6に給電されてロータ軸17が回転する。ロータ軸17が回転すると、減速機構7を介して減速された回転が第2中間軸30に伝達される。そして、ベベルギヤ31,41を介してスピンドル8が減速回転し、ドリルチャック9を一体に回転させる。よって、ドリルチャック9に装着したドリルビット等の先端工具により、被加工材の穿孔作業等が可能となる。
一方、ロータ軸17が回転してファン20が一体回転する。すると、ハンドルハウジング5の下面に設けた吸気口55から空気が吸い込まれる。吸い込まれた空気は、コントローラ収容部47から筒状部45を通ってモータハウジング3に至る。そして、ブラシレスモータ6を通過した後、排気口21から排出される。この空気流により、コントローラ収容部47では、下面側から吸い込まれる空気によってコントローラ52が冷却される。また、モータハウジング3ではブラシレスモータ6が冷却される。
そして、コントローラ52の制御回路基板53には、加速度検出回路が形成されている。加速度検出回路は、加速度センサ57Aからの検出信号に基づいて、ハウジング2がスピンドル8を中心に所定角度以上回転したことを検出する。この検出に基づき、コントローラ52は、振り回され検出処理を実行可能となっている。すなわち、先端工具の食いつきによりスピンドル8の回転が不意にロックされても、ブラシレスモータ6の駆動を停止させて、Z軸周りでのハウジング2の振り回されを防止する処理である。
但し、スピンドル8が低速回転する1速では、スピンドル8のロックに伴う負荷トルクの増大によってトルクリミッタが先に働く。よって、振り回され検出処理は、スピンドル8が高速回転してトルクが小さい2速で機能することになる。
以下、この振り回され検出処理を、図3のフローチャートに基づいて説明する。
まず、S1(Sはステップ、以下同じ)で、スイッチ48がONすると、コントローラ52は、S2で、加速度センサ57AによってX軸方向の加速度を取得する。
次に、S3で、取得したX軸方向の加速度から、Z軸周りの角加速度を算出する。この算出は、制御回路基板53に設けたROM等の記憶部に予め記録された演算式に基づいて行われる。
次に、S4で、算出した角加速度を積分し、その積分値からZ軸周りの角速度を算出する。
次に、S5で、算出した角速度を積分し、その積分値からZ軸周りの回転角度を算出する。
次に、S6で、S4で求めた角速度に基づき、ハウジング2がZ軸周りに振り回されたことを検出してからブラシレスモータ6が停止するのに要する回転角度を算出する。
次に、S7で、S5で算出した回転角度に、S6で算出した回転角度を加算することで、Z軸周りの予測回転角度を算出する。
次に、S8で、予測回転角度が、記憶部に予め設定されている閾値を越えたか否かを判別する。ここで閾値越えを確認すると、次のS9で、閾値越えから連続して一定時間以上経過したか否かを判別する。
S9の判別で一定時間以上であることが確認されると、S10で、ブラシレスモータ6の駆動を停止する。これにより、先端工具の食いつきによるハウジング2の振り回されが防止される。
一方、S8の判別で予測回転角度が閾値を越えない場合はS1へ戻る。また、S8の判別で閾値を越えても、S9の判別で一定時間以上でないことが確認された場合もS1へ戻る。S1でスイッチ48がON状態であれば、再びS2でX軸方向の加速度を取得する振り回され検出処理が行われる。
このように、上記形態のアングルドリル1では、ロータ軸17を有するブラシレスモータ6(モータ)を備える。また、ブラシレスモータ6により回転し、ロータ軸17と直交するスピンドル8(出力軸)を備える。また、ブラシレスモータ6を収容してスピンドル8を支持するハウジング2を備える。そして、ハウジング2に、スピンドル8を中心とする振り回され防止用の加速度センサ57Aを配置している。
これらの構成により、ブラシレスモータ6の制御手段であるコントローラ52が振り回され検出処理を実行して、ハウジング2が振り回されることを効果的に防止可能となる。
特にここでは、ハウジング2は、前後方向に延びて前後方向の中央にブラシレスモータ6を収容し、スピンドル8は、ハウジング2の前部から下向きに延び、加速度センサ57Aは、ブラシレスモータ6よりも後方に配置される。
また、ハウジング2は、後部にハンドルハウジング5(ハンドル)を有し、加速度センサ57Aは、ハンドルハウジング5の後部に配置される。
これらの構成により、ハウジング2内のデッドスペースを利用して加速度センサ57Aを簡単に設置できる。
なお、加速度センサの配置は上記形態に限らない。例えば、図2の場合は、ハンドルハウジング5の後部中央に限らず、上側や下側寄りであってもよい。
また、ハンドルハウジング5の後部に限らず、図4に示すように、ハンドルハウジング5の前部の筒状部45内に加速度センサ57Bを配置してもよい。
このように加速度センサ57Bを、ハンドルハウジング5の前部に配置してもデッドスペースを利用できる。
また、ループ状であるハンドルハウジング5のコントローラ収容部47(下側部分)に加速度センサを配置してもよい。この場合、コントローラ52の制御回路基板53上に加速度センサを直接搭載してもよいし、図5に示すように、制御回路基板53と加速度センサ57Cとをリード線59を介して接続してもよい。
このようにコントローラ収容部47に加速度センサ57Cを配置してもデッドスペースを利用できる。また、加速度センサ57Cをコントローラ52に設ければ配線の必要がなくなる。
但し、加速度センサの配置は図2や図4,5以外の配置も可能である。加速度センサの種類も限定しない。
例えば、図6に示すように、グリップ部46の内部にコントローラ52を収容してもよい。そして、グリップ部46内で制御回路基板53に加速度センサ57Dをリード線を介して接続してもよい。また、制御回路基板53に直接加速度センサ57Dを搭載してもよい。この場合、バッテリーパック13は1つでもよい、他の例でもバッテリーパック13は1つでもよい。
また、図7に示すように、バッテリー装着部12にコントローラ52を収容してもよい。そして、バッテリー装着部12内で制御回路基板53に加速度センサ57Eをリード線を介して接続してもよい。また、制御回路基板53に直接加速度センサ57Eを搭載してもよい。この場合、センサ回路基板15aに、ブラシレスモータ6への電流を制御するスイッチング素子(FET等)を搭載してもよい。この場合、スイッチング素子の発熱が加速度センサ57Eへ伝わることを抑制できる。また、ドリルチャック9より最も遠い箇所となるので、加速度センサ57Eの検知精度を高くすることができる。他の例でもスイッチング素子をセンサ回路基板15aに搭載してもよい。
さらに、図8に示すアングルドリル1Aのように、ストレート型のグリップ部(ハンドル)を有するアングル工具にも本発明は適用できる。この場合、モータMより後方に加速度センサ57Fが配置される。コントローラ52の中でも外でもよい。
アングルドリルの形態も、速度切り替え機能はなくてもよい。モータもブラシレスに限らない。バッテリーパックを用いないAC機であってもよい。
1,1A・・充電式アングルドリル、2・・ハウジング、3・・モータハウジング、4・・ギヤハウジング、5・・ハンドルハウジング、6・・ブラシレスモータ、7・・減速機構、8・・スピンドル、9・・ドリルチャック、17・・ロータ軸、48・・スイッチ、52・・コントローラ、53・・制御回路基板、57A~57F・・加速度センサ。

Claims (6)

  1. ロータ軸を有するモータと、
    前記モータにより回転し、前記ロータ軸と直交する出力軸と、
    前記モータを収容して前記出力軸を支持するハウジングと、
    前記出力軸を中心とする振り回されを防止するための加速度センサと、を有し、
    前記ハウジングは、前後方向に延びて前後方向の中央に前記モータを収容して、後部にハンドルを有し、
    前記出力軸は、前記ハウジングの前部から下向きに延び、
    前記加速度センサは、前記モータよりも後方で前記ハンドルの後部又は前部に配置されることを特徴とするアングル工具。
  2. ロータ軸を有するモータと、
    前記モータにより回転し、前記ロータ軸と直交する出力軸と、
    前記モータを収容して前記出力軸を支持するハウジングと、
    前記出力軸を中心とする振り回されを防止するための加速度センサと、を有し、
    前記ハウジングは、前後方向に延びて前後方向の中央に前記モータを収容して、後部に、前後方向に延びる縦向きのループ状のハンドルを有し、
    前記出力軸は、前記ハウジングの前部から下向きに延び、
    前記加速度センサは、前記モータよりも後方で前記ハンドルに配置されることを特徴とするアングル工具。
  3. 前記ハンドルは、前記モータを制御するコントローラが収容され、
    前記加速度センサは、前記コントローラに設けられることを特徴とする請求項に記載のアングル工具。
  4. 前記ハンドルの下側は、前記モータの冷却用空気の吸気口が形成されていることを特徴とする請求項に記載のアングル工具。
  5. ロータ軸を有するモータと、
    前記モータにより回転し、前記ロータ軸と直交する出力軸と、
    前記モータを収容して前記出力軸を支持するハウジングと、
    前記ハウジングに配置され、前記出力軸を中心とする振り回されを防止するための加速度センサと、を有し、
    前記ハウジングの後端に、バッテリーパックを装着可能なバッテリー装着部が設けられ、前記バッテリー装着部には、バッテリーパックが上下に2つ装着可能であることを特徴とするアングル工具。
  6. 前記モータを駆動させるための制御回路基板を有し、
    前記制御回路基板は、リード線を介して前記加速度センサと接続されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のアングル工具。
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