JP7274220B2 - Led灯火 - Google Patents

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Description

本発明は、LED灯火に関する。
従来のLED灯火として、例えば特許文献1に記載のようなものが知られている。このLED灯火は、自動車ヘッドライトとして用いられるもので、放熱部材上の位置に、点灯色の異なる第1のLEDユニットと第2のLEDユニットを離間して並列配置したものである。
特開2017-107671号公報
ところで、このようなLED灯火は、フィラメントを有したハロゲンバルブに置き換えて採用されるものであるため、第1のLEDユニットと第2のLEDユニットは、フィラメントと同じ位置に配置されるのが理想である。
しかしながら、点灯色の異なる第1のLEDユニットと第2のLEDユニットを配置させるにあたっては、フィラメントと同じ位置に配置するのは困難であることから、第1のLEDユニットと第2のLEDユニットを密接させて配置するのが理想である。離間して配置するとその分、照らし具合が悪いという問題が生じるためである。
しかしながら、密接させて配置するとノイズ等の影響が発生しやすく、自動車ヘッドライトの一方側と他方側が異なる色を点灯するというような不具合が生じる可能性がある。すなわち、周知の通り、自動車ヘッドライトは、左右一対あるため、左右夫々にLED灯火が使用されることとなる。そのため、左右夫々のLED灯火は、同じ色を点灯させる必要がある。
しかしながら、左側のLED灯火が、第1のLEDユニットを点灯させている際、右側のLED灯火も第1のLEDユニットを点灯させなければならないが、ノイズ等の影響で、右側のLED灯火は、第2のLEDユニットを点灯させてしまうという不具合が生じる可能性がある。そのため、第1のLEDユニットと第2のLEDユニットを密接させて配置するとノイズ等の影響が発生しやすく、自動車ヘッドライトの一方側と他方側が異なる色を点灯するというような不具合が生じる可能性があるという問題があった。
そこで、本発明は、上述の問題に鑑み、異なる色を点灯するというような不具合が発生しても、その不具合を解消することができるLED灯火を提供することを目的としている。
上記本発明の目的は、以下の手段によって達成される。なお、括弧内は、後述する実施形態の参照符号を付したものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。
請求項1の発明によれば、自動車ヘッドライトとして用いられるLED灯火(例えば、LED灯火1)であって、
第1発光素子(例えば、第1LED6a)と、
第2発光素子(例えば、第2LED6b)と、
前記第1発光素子(例えば、第1LED6a)と前記第2発光素子(例えば、第2LED6b)とが並列に配置されている基板(例えば、プリント配線基板5)と、
前記第1発光素子(例えば、第1LED6a)及び前記第2発光素子(例えば、第2LED6b)の点灯/消灯を制御する制御部(例えば、MCU72)と、
ON/OFF可能な点灯スイッチ(例えば、点灯スイッチSW)と、
点灯色が記憶されている記憶部(例えば、メモリ73)と、を有し、
記制御部(例えば、MCU72)は、初期状態では、前記点灯スイッチ(例えば、点灯スイッチSW)がONされると、前記記憶部(例えば、メモリ73)に記憶されている点灯色に基づき、前記第1発光素子(例えば、第1LED6a)を点灯させると共に、前記第2発光素子(例えば、第2LED6b)を消灯させ、そして、次に前記点灯スイッチ(例えば、点灯スイッチSW)がOFFされるまでの第1時間を計測し(例えば、ステップS3)、前記点灯スイッチ(例えば、点灯スイッチSW)がOFFされると、前記第1発光素子(例えば、第1LED6a)を消灯させると共に、前記第2発光素子(例えば、第2LED6b)を消灯させ、次に前記点灯スイッチ(例えば、点灯スイッチSW)がONされるまでの第2時間を計測し(例えば、ステップS6)、前記点灯スイッチ(例えば、点灯スイッチSW)がONされると、前記第2時間が第1所定時間内でなければ(例えば、ステップS8:NO)、前記第1時間と前記第2時間を加算し、その加算時間が第2所定時間内(例えば、ステップS9:YES)であれば、前記記憶部(例えば、メモリ73)に記憶されている前記点灯色を変更すると共に、変更した点灯色を前記記憶部(例えば、メモリ73)に記憶し、さらに、該記憶した点灯色に基づき、前記第1発光素子(例えば、第1LED6a)、前記第2発光素子(例えば、第2LED6b)の何れか一方を点灯させてなり、
前記第2時間が前記第1所定時間内であれば(例えば、ステップS8:YES)、所定条件が成立した際、初期化し、前記第1発光素子(例えば、第1LED6a)を点灯させると共に、前記第2発光素子(例えば、第2LED6b)を消灯せてなることを特徴としている。
また、請求項2の発明によれば、上記請求項1に記載のLED灯火において、前記制御部(例えば、MCU72)は、前記第2時間が前記第1所定時間内であれば(例えば、ステップS8:YES)、前記点灯スイッチ(例えば、点灯スイッチSW)が複数回ON/OFFされた際の時間を計測し、その計測した時間の総計時間が、第3所定時間内であれば(例えば、ステップS36:YES)、前記記憶部(例えば、メモリ73)に記憶されている前記点灯色を初期化し、該初期化された点灯色に基づいて、前記第1発光素子(例えば、第1LED6a)を点灯させると共に、前記第2発光素子(例えば、第2LED6b)を消灯せてなることを特徴としている。
次に、本発明の効果について、図面の参照符号を付して説明する。なお、括弧内は、後述する実施形態の参照符号を付したものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。
請求項1の発明によれば、制御部(例えば、MCU72)が、初期状態では、第1発光素子(例えば、第1LED6a)を点灯させると共に、第2発光素子(例えば、第2LED6b)を消灯させている。そして、点灯スイッチ(例えば、点灯スイッチSW)がOFFされてからONされるまでの第2時間が第1所定時間内でなければ(例えば、ステップS8:NO)、使用者がリセット(初期化)を望んでいないと判断し、第2時間と、初期状態から点灯スイッチ(例えば、点灯スイッチSW)がOFFされるまでの第1時間を加算し、その加算時間が第2所定時間内(例えば、ステップS9:YES)であれば、記憶部(例えば、メモリ73)に記憶されている点灯色を変更すると共に、変更した点灯色を記憶部(例えば、メモリ73)に記憶し、さらに、該記憶した点灯色に基づき、第1発光素子(例えば、第1LED6a)、第2発光素子(例えば、第2LED6b)の何れか一方を点灯させることで、点灯色を変更するようにしている。一方で、第2時間が第1所定時間内であれば(例えば、ステップS8:YES)、使用者がリセット(初期化)を望んでいると判断し、所定条件が成立した際、第1発光素子(例えば、第1LED6a)を点灯させると共に、第2発光素子(例えば、第2LED6b)を消灯させている。これにより、異なる色を発光するというような不具合が発生しても、その不具合を解消することができる。
また、請求項2の発明によれば、制御部(例えば、MCU72)は、第2時間が第1所定時間内であれば(例えば、ステップS8:YES)、使用者がリセット(初期化)を望んでいると判断し、点灯スイッチ(例えば、点灯スイッチSW)が複数回ON/OFFされた際の時間を計測し、その計測した時間の総計時間が、第3所定時間内であれば(例えば、ステップS36:YES)、記憶部(例えば、メモリ73)に記憶されている点灯色を初期化し、該初期化された点灯色に基づいて、第1発光素子(例えば、第1LED6a)を点灯させる共に、第2発光素子(例えば、第2LED6b)を消灯させている。これにより、使用者が所望していないにも係わらず、誤って初期化してしまう事態を低減させることができる。
本発明の一実施形態に係るLED灯火を示す側面図である。 同実施形態に係る制御回路の回路構成図である。 (a)は点灯色が変更される場合を示すタイミングチャート図、(b)は点灯色が変更されない場合を示すタイミングチャート図、(c)は点灯色が初期化される場合を示すタイミングチャート図である。 同実施形態に係る制御回路の制御方法の一例を示すフローチャート図である。 図4に示す制御回路の制御方法の続きを示すフローチャート図である。
以下に、本発明に係るLED灯火の一実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。なお、以下の説明において、上下左右の方向を示す場合は、図示正面から見た場合の上下左右をいうものとする。
<LED灯火の説明>
図1に示すように、LED灯火1は、導熱部2と、口金3と、放熱台座4と、で主に構成されている。
導熱部2は、例えば、アルミニウムで一体成型されたもので、図1に示すように、略円柱状の導熱部本体20を有している。この導熱部本体20の左右両側部には、長手方向(軸方向)先端20a側から中間部分にかけて長尺状の凹部20cが設けられている。なお、図示では、左右両側部の一方の側部側のみを例示している。
この凹部20c内には、図1に示すように、プリント配線基板5がリベット50よって取り付け固定されている。なお、このプリント配線基板5についての詳細は、後述することとする。
口金3は、例えば、アルミニウム等で形成されており、図1に示すように、導熱部本体20の外径よりも径大に形成された略円形状に形成され、導熱部本体20の基端部20b側に取り付け固定されている。そして、この口金3の外周面には、図1に示すように、中心角120度の間隔の係止突片3aが設けられており、この係止突片3aの間に係止溝部3bが設けられている。なお、この係止溝部3bに、図示しない車両用灯具(例えば、フォグランプ)のハウジングの後部に設けられたリフレクタの係止突片が嵌合されることにより、口金とリフレクタとが互いに嵌合されることとなる。これにより、LED灯火1がリフレクタ内に取り付けられることとなり、もって、従来のハロゲンバルブや白熱バルブに代わって、LED灯火1が車両用灯具(例えば、フォグランプ)の光源として使用することができることとなる。
放熱台座4は、例えば、アルミニウム等で形成されており、図1に示すように、放熱台座本体40と、放熱台座本体40の先端面40a一側端部側(図示では、先端面40a上端部側)に一体的に設けられている円形状の受け部41とで構成されている。この放熱台座本体40の先端面40aには、放射状に複数のフィン40a1が形成されており、基端面40b内には、放熱用電動ファン(図示せず)が取付け固定されている。そして、受け部41の先端部41aには、口金3が取り付け固定されている。
ところで、本発明の特徴とするところは、プリント配線基板5に関する部分であるため、この点について、以下詳述することとする。
<プリント配線基板の説明>
プリント配線基板5は、図1に示すように、絶縁性材料、例えば、熱硬化性樹脂(エポキシ樹脂)等で形成されており、複数の接続端子5a(図示では、4本)を搭載している。そして、このプリント配線基板5には、図1に示すように、第1LED6aと、第2LED6bとが、並列に密接して配置されている。この第1LED6aは、点灯色が、例えば白色であって、LED灯火1がリフレクタ内に取り付けられた際、下部に位置するリフレクタに反射して上部側を照らすことができるものである。これにより、第1LED6aは、遠くを照らすことができる。一方、第2LED6bは、点灯色が、例えば黄色であって、LED灯火1がリフレクタ内に取り付けられた際、上部に位置するリフレクタに反射して下部側を照らすことができるものである。これにより、第2LED6bは、近くを照らすことができる。
ところで、このような第1LED6a、及び、第2LED6bは、プリント配線基板5に搭載されている制御回路7(図2参照)にて制御されることとなる。この制御回路7について、図2を参照して具体的に説明する。
<制御回路の説明>
制御回路7は、図2に示すように、ドライバ70と、フォトカプラ71と、MCU72と、メモリ73と、第1LEDコントロール回路74と、第2LEDコントロール回路75と、で構成されている。ドライバ70には、図2に示すように、第1LED6a,第2LED6bの点灯のON/OFFを決定するための点灯スイッチSWが接続されている。そして、ドライバ70は、点灯スイッチSWがONされたON信号(Hiレベルの電圧)が入力された場合、第1LEDコントロール回路74、及び、第2LEDコントロール回路75への給電を開始する。なお、この点灯スイッチSWは、使用者が手動でON/OFFするものである。
フォトカプラ71には、図2に示すように、点灯スイッチSWが接続されており、このフォトカプラ71は、点灯スイッチSWがONされたON信号(Hiレベルの電圧)、及び、OFFされたOFF信号(Loレベルの電圧)をMCU72に伝達するものである。
MCU72は、マイクロコントローラ(Micro Contreoller Unit)であり、図2に示すように、第1LEDコントロール回路74、第2LEDコントロール回路75を制御するためのマイコンである。そして、このMCU72には、RC回路を介して5Vの電圧が接続されている。
メモリ73は、LEDの点灯色を記憶させておくためのメモリであり、MCU72は、このメモリ73に記憶された点灯色の情報に従って、第1LED6a,第2LED6bの何れを点灯させるかを決定する。
第1LEDコントロール回路74は、第1LED6aの点灯のON/OFFを制御するものである。より詳しくは、MCU72からの指令に基づき、第1LED6aの点灯のON/OFFを制御するものである。すなわち、MCU72からの指令が、第1LED6aを点灯させるものであれば、第1LEDコントロール回路74は、第1LED6aを点灯させる制御を行う。そして、MCU72からの指令が、第1LED6aを消灯させるものであれば、第1LEDコントロール回路74は、第1LED6aを消灯させる制御を行う。
第2LEDコントロール回路75は、第2LED6bの点灯のON/OFFを制御するものである。より詳しくは、MCU72からの指令に基づき、第2LED6bの点灯のON/OFFを制御するものである。すなわち、MCU72からの指令が、第2LED6bを点灯させるものであれば、第2LEDコントロール回路75は、第2LED6bを点灯させる制御を行う。そして、MCU72からの指令が、第2LED6bを消灯させるものであれば、第2LEDコントロール回路75は、第2LED6bを消灯させる制御を行う。
<点灯色が変更される場合の説明>
かくして、上記のような制御回路7は、例えば、図3に示すような制御を行う。まず、図3(a)を参照して、点灯色が変更される場合の制御を説明する。
図3(a)に示すように、タイミングT1~T2時、MCU72からの指令に基づいて、第1LEDコントロール回路74は、第1LED6aを点灯させ、第2LEDコントロール回路75は、第2LED6bを消灯させる。これにより、白色に点灯することとなる。
この点、より詳しく説明すると、タイミングT1時、図2に示す点灯スイッチSWがONされると、ドライバ70は、第1LEDコントロール回路74、及び、第2LEDコントロール回路75への給電を開始する。そして、フォトカプラ71は、点灯スイッチSWがONされたON信号(Hiレベルの電圧)を、MCU72に伝達する。これを受けて、MCU72は、メモリ73に記憶されているLEDの点灯色を読み出し、メモリ73に記憶された点灯色の情報(本実施形態では、白色)に従って、第1LED6aを点灯させることを決定する。そして、MCU72は、第1LEDコントロール回路74に第1LED6aを点灯させる指令を送り、第2LEDコントロール回路75に第2LED6bを消灯させる指令を送る。これを受けて、第1LEDコントロール回路74は、第1LED6aを点灯させ、第2LEDコントロール回路75は、第2LED6bを消灯させる。これにより、タイミングT1~T2時、白色に点灯することとなる。なお、この際、MCU72は、タイミングT1~T2の時間を計測している。
次いで、図3(a)に示すタイミングT2時、図2に示す点灯スイッチSWがOFFされると、ドライバ70は、第1LEDコントロール回路74、及び、第2LEDコントロール回路75への給電を停止する。そして、フォトカプラ71は、点灯スイッチSWがOFFされたOFF信号(Loレベルの電圧)を、MCU72に伝達する。これを受けて、MCU72は、第1LED6a及び第2LED6bを消灯させることを決定する。そして、MCU72は、第1LEDコントロール回路74に第1LED6aを消灯させる指令を送り、第2LEDコントロール回路75に第2LED6bを消灯させる指令を送る。これを受けて、第1LEDコントロール回路74は、第1LED6aを消灯させ、第2LEDコントロール回路75は、第2LED6bを消灯させる。これにより、タイミングT2~T3時、消灯することとなる。なお、この際、MCU72は、タイミングT2~T3の時間を計測している。
次いで、図3(a)に示すタイミングT3時、図2に示す点灯スイッチSWがONされると、ドライバ70は、第1LEDコントロール回路74、及び、第2LEDコントロール回路75への給電を開始する。そして、フォトカプラ71は、点灯スイッチSWがONされたON信号(Hiレベルの電圧)を、MCU72に伝達する。これを受けて、MCU72は、計測しておいたタイミングT1~T3の時間が3秒以下か否かを確認する。3秒以下であれば、MCU72は、メモリ73に記憶されているLEDの点灯色を変更(本実施形態では、白色から黄色に変更)し、変更した点灯色を記憶させる。そして、MCU72は、メモリ73に記憶されているLEDの点灯色を読み出し、メモリ73に記憶された点灯色の情報(本実施形態では黄色)に従って、第2LED6bを点灯させることを決定する。そして、MCU72は、第1LEDコントロール回路74に第1LED6aを消灯させる指令を送り、第2LEDコントロール回路75に第2LED6bを点灯させる指令を送る。これを受けて、第1LEDコントロール回路74は、第1LED6aを消灯させ、第2LEDコントロール回路75は、第2LED6bを点灯させる。これにより、タイミングT3時、黄色に点灯することとなる。
かくして、このようにして、点灯色が変更されることとなる。
<点灯色が変更されない場合の説明>
次に、図3(b)を参照して、点灯色が変更されない場合の制御を説明する。
図3(b)に示すように、タイミングT10時、図2に示す点灯スイッチSWがONされると、ドライバ70は、第1LEDコントロール回路74、及び、第2LEDコントロール回路75への給電を開始する。そして、フォトカプラ71は、点灯スイッチSWがONされたON信号(Hiレベルの電圧)を、MCU72に伝達する。これを受けて、MCU72は、メモリ73に記憶されているLEDの点灯色を読み出し、メモリ73に記憶された点灯色の情報(本実施形態では、白色)に従って、第1LED6aを点灯させることを決定する。そして、MCU72は、第1LEDコントロール回路74に第1LED6aを点灯させる指令を送り、第2LEDコントロール回路75に第2LED6bを消灯させる指令を送る。これを受けて、第1LEDコントロール回路74は、第1LED6aを点灯させ、第2LEDコントロール回路75は、第2LED6bを消灯させる。これにより、タイミングT10~T11時、白色に点灯することとなる。なお、この際、MCU72は、タイミングT10~T11の時間を計測している。
次いで、図3(b)に示すタイミングT11時、図2に示す点灯スイッチSWがOFFされると、ドライバ70は、第1LEDコントロール回路74、及び、第2LEDコントロール回路75への給電を停止する。そして、フォトカプラ71は、点灯スイッチSWがOFFされたOFF信号(Loレベルの電圧)を、MCU72に伝達する。これを受けて、MCU72は、第1LED6a及び第2LED6bを消灯させることを決定する。そして、MCU72は、第1LEDコントロール回路74に第1LED6aを消灯させる指令を送り、第2LEDコントロール回路75に第2LED6bを消灯させる指令を送る。これを受けて、第1LEDコントロール回路74は、第1LED6aを消灯させ、第2LEDコントロール回路75は、第2LED6bを消灯させる。これにより、タイミングT11~T12時、消灯することとなる。なお、この際、MCU72は、タイミングT11~T12の時間を計測している。
次いで、図3(b)に示すタイミングT12時、図2に示す点灯スイッチSWがONされると、ドライバ70は、第1LEDコントロール回路74、及び、第2LEDコントロール回路75への給電を開始する。そして、フォトカプラ71は、点灯スイッチSWがONされたON信号(Hiレベルの電圧)を、MCU72に伝達する。これを受けて、MCU72は、計測しておいたタイミングT10~T12の時間が3秒以下か否かを確認する。3秒以下でなければ、MCU72は、メモリ73に記憶されているLEDの点灯色を変更せず、メモリ73に記憶されているLEDの点灯色を読み出し、メモリ73に記憶された点灯色の情報(本実施形態では白色)に従って、第1LED6aを点灯させることを決定する。そして、MCU72は、第1LEDコントロール回路74に第1LED6aを点灯させる指令を送り、第2LEDコントロール回路75に第2LED6bを消灯させる指令を送る。これを受けて、第1LEDコントロール回路74は、第1LED6aを点灯させ、第2LEDコントロール回路75は、第2LED6bを消灯させる。これにより、タイミングT12時、再び白色に点灯することとなる。
かくして、このようにして、点灯色が変更されないこととなる。
<点灯色が初期化される場合の説明>
次に、図3(c)を参照して、点灯色が初期化される場合の制御を説明する。
一対の車両用灯具(例えば、フォグランプ)の光源として、LED灯火1が使用されていた場合、ノイズ等の影響で、図3(c)に示すタイミングT20~タイミングT21時、例えば、一方の車両用灯具が白色に、他方の車両用灯具が黄色に点灯するような不具合が発生した場合、その不具合を解消するため、使用者は、点灯スイッチSWのON/OFFを繰り返し、点灯色を初期化させるようにする。
すなわち、図3(c)に示すタイミングT21時、図2に示す点灯スイッチSWがOFFされると、ドライバ70は、第1LEDコントロール回路74、及び、第2LEDコントロール回路75への給電を停止する。そして、フォトカプラ71は、点灯スイッチSWがOFFされたOFF信号(Loレベルの電圧)を、MCU72に伝達する。これを受けて、MCU72は、第1LED6a及び第2LED6bを消灯させることを決定する。そして、MCU72は、第1LEDコントロール回路74に第1LED6aを消灯させる指令を送り、第2LEDコントロール回路75に第2LED6bを消灯させる指令を送る。これを受けて、第1LEDコントロール回路74は、第1LED6aを消灯させ、第2LEDコントロール回路75は、第2LED6bを消灯させる。これにより、タイミングT21~T22時、消灯することとなる。なお、この際、MCU72は、タイミングT21~T22の時間を計測している。
次いで、図3(c)に示すタイミングT22時、図2に示す点灯スイッチSWがONされると、ドライバ70は、第1LEDコントロール回路74、及び、第2LEDコントロール回路75への給電を開始する。そして、フォトカプラ71は、点灯スイッチSWがONされたON信号(Hiレベルの電圧)を、MCU72に伝達する。これを受けて、MCU72は、メモリ73に記憶されているLEDの点灯色を読み出し、メモリ73に記憶された点灯色の情報に従って、第1LED6a、第2LED6bの何れか一方を点灯させることを決定する。そして、MCU72は、第1LEDコントロール回路74に第1LED6aを点灯又は消灯させる指令を送り、第2LEDコントロール回路75に第2LED6bを消灯又は点灯させる指令を送る。これを受けて、第1LEDコントロール回路74は、第1LED6aを点灯又は消灯させ、第2LEDコントロール回路75は、第2LED6bを消灯又は点灯させる。これにより、タイミングT22~T23時、第1LED6a、第2LED6bの何れか一方が点灯することとなる。なお、この際、MCU72は、タイミングT22~T23の時間を計測している。
次いで、図3(c)に示すタイミングT23時、図2に示す点灯スイッチSWがOFFされると、ドライバ70は、第1LEDコントロール回路74、及び、第2LEDコントロール回路75への給電を停止する。そして、フォトカプラ71は、点灯スイッチSWがOFFされたOFF信号(Loレベルの電圧)を、MCU72に伝達する。これを受けて、MCU72は、第1LED6a及び第2LED6bを消灯させることを決定する。そして、MCU72は、第1LEDコントロール回路74に第1LED6aを消灯させる指令を送り、第2LEDコントロール回路75に第2LED6bを消灯させる指令を送る。これを受けて、第1LEDコントロール回路74は、第1LED6aを消灯させ、第2LEDコントロール回路75は、第2LED6bを消灯させる。これにより、タイミングT23~T24時、消灯することとなる。なお、この際、MCU72は、タイミングT23~T24の時間を計測している。
次いで、図3(c)に示すタイミングT24時、図2に示す点灯スイッチSWがONされると、ドライバ70は、第1LEDコントロール回路74、及び、第2LEDコントロール回路75への給電を開始する。そして、フォトカプラ71は、点灯スイッチSWがONされたON信号(Hiレベルの電圧)を、MCU72に伝達する。これを受けて、MCU72は、メモリ73に記憶されているLEDの点灯色を読み出し、メモリ73に記憶された点灯色の情報に従って、第1LED6a、第2LED6bの何れか一方を点灯させることを決定する。そして、MCU72は、第1LEDコントロール回路74に第1LED6aを点灯又は消灯させる指令を送り、第2LEDコントロール回路75に第2LED6bを消灯又は点灯させる指令を送る。これを受けて、第1LEDコントロール回路74は、第1LED6aを点灯又は消灯させ、第2LEDコントロール回路75は、第2LED6bを消灯又は点灯させる。これにより、タイミングT24~T25時、第1LED6a、第2LED6bの何れか一方が点灯することとなる。なお、この際、MCU72は、タイミングT24~T25の時間を計測している。
次いで、図3(c)に示すタイミングT25時、図2に示す点灯スイッチSWがOFFされると、ドライバ70は、第1LEDコントロール回路74、及び、第2LEDコントロール回路75への給電を停止する。そして、フォトカプラ71は、点灯スイッチSWがOFFされたOFF信号(Loレベルの電圧)を、MCU72に伝達する。これを受けて、MCU72は、第1LED6a及び第2LED6bを消灯させることを決定する。そして、MCU72は、第1LEDコントロール回路74に第1LED6aを消灯させる指令を送り、第2LEDコントロール回路75に第2LED6bを消灯させる指令を送る。これを受けて、第1LEDコントロール回路74は、第1LED6aを消灯させ、第2LEDコントロール回路75は、第2LED6bを消灯させる。これにより、タイミングT25~T26時、消灯することとなる。なお、この際、MCU72は、タイミングT25~T26の時間を計測している。
次いで、図3(c)に示すタイミングT26時、図2に示す点灯スイッチSWがONされると、ドライバ70は、第1LEDコントロール回路74、及び、第2LEDコントロール回路75への給電を開始する。そして、フォトカプラ71は、点灯スイッチSWがONされたON信号(Hiレベルの電圧)を、MCU72に伝達する。これを受けて、MCU72は、メモリ73に記憶されているLEDの点灯色を読み出し、メモリ73に記憶された点灯色の情報に従って、第1LED6a、第2LED6bの何れか一方を点灯させることを決定する。そして、MCU72は、第1LEDコントロール回路74に第1LED6aを点灯又は消灯させる指令を送り、第2LEDコントロール回路75に第2LED6bを消灯又は点灯させる指令を送る。これを受けて、第1LEDコントロール回路74は、第1LED6aを点灯又は消灯させ、第2LEDコントロール回路75は、第2LED6bを消灯又は点灯させる。これにより、タイミングT26~T27時、第1LED6a、第2LED6bの何れか一方が点灯することとなる。なお、この際、MCU72は、タイミングT26~T27の時間を計測している。
次いで、図3(c)に示すタイミングT27時、図2に示す点灯スイッチSWがOFFされると、ドライバ70は、第1LEDコントロール回路74、及び、第2LEDコントロール回路75への給電を停止する。そして、フォトカプラ71は、点灯スイッチSWがOFFされたOFF信号(Loレベルの電圧)を、MCU72に伝達する。これを受けて、MCU72は、第1LED6a及び第2LED6bを消灯させることを決定する。そして、MCU72は、第1LEDコントロール回路74に第1LED6aを消灯させる指令を送り、第2LEDコントロール回路75に第2LED6bを消灯させる指令を送る。これを受けて、第1LEDコントロール回路74は、第1LED6aを消灯させ、第2LEDコントロール回路75は、第2LED6bを消灯させる。これにより、タイミングT27~T28時、消灯することとなる。なお、この際、MCU72は、タイミングT27~T28の時間を計測している。
次いで、図3(c)に示すタイミングT28時、図2に示す点灯スイッチSWがONされると、ドライバ70は、第1LEDコントロール回路74、及び、第2LEDコントロール回路75への給電を開始する。そして、フォトカプラ71は、点灯スイッチSWがONされたON信号(Hiレベルの電圧)を、MCU72に伝達する。これを受けて、MCU72は、メモリ73に記憶されているLEDの点灯色を読み出し、メモリ73に記憶された点灯色の情報に従って、第1LED6a、第2LED6bの何れか一方を点灯させることを決定する。そして、MCU72は、第1LEDコントロール回路74に第1LED6aを点灯又は消灯させる指令を送り、第2LEDコントロール回路75に第2LED6bを消灯又は点灯させる指令を送る。これを受けて、第1LEDコントロール回路74は、第1LED6aを点灯又は消灯させ、第2LEDコントロール回路75は、第2LED6bを消灯又は点灯させる。これにより、タイミングT28~T29時、第1LED6a、第2LED6bの何れか一方が点灯することとなる。なお、この際、MCU72は、タイミングT28~T29の時間を計測している。
次いで、図3(c)に示すタイミングT29時、図2に示す点灯スイッチSWがOFFされると、ドライバ70は、第1LEDコントロール回路74、及び、第2LEDコントロール回路75への給電を停止する。そして、フォトカプラ71は、点灯スイッチSWがOFFされたOFF信号(Loレベルの電圧)を、MCU72に伝達する。これを受けて、MCU72は、第1LED6a及び第2LED6bを消灯させることを決定する。そして、MCU72は、第1LEDコントロール回路74に第1LED6aを消灯させる指令を送り、第2LEDコントロール回路75に第2LED6bを消灯させる指令を送る。これを受けて、第1LEDコントロール回路74は、第1LED6aを消灯させ、第2LEDコントロール回路75は、第2LED6bを消灯させる。これにより、タイミングT29~T30時、消灯することとなる。なお、この際、MCU72は、タイミングT29~T30の時間を計測している。
次いで、図3(c)に示すタイミングT30時、図2に示す点灯スイッチSWがONされると、ドライバ70は、第1LEDコントロール回路74、及び、第2LEDコントロール回路75への給電を開始する。そして、フォトカプラ71は、点灯スイッチSWがONされたON信号(Hiレベルの電圧)を、MCU72に伝達する。これを受けて、MCU72は、計測しておいたタイミングT22~T30の時間が5秒以下か否かを確認する。5秒以下であれば、MCU72は、メモリ73に記憶されているLEDの点灯色を初期化する(本実施形態では白色に初期化する)。そして、MCU72は、メモリ73に記憶されているLEDの点灯色を読み出し、メモリ73に記憶された点灯色の情報(本実施形態では白色)に従って、第1LED6aを点灯させることを決定する。そして、MCU72は、第1LEDコントロール回路74に第1LED6aを点灯させる指令を送り、第2LEDコントロール回路75に第2LED6bを消灯させる指令を送る。これを受けて、第1LEDコントロール回路74は、第1LED6aを点灯させ、第2LEDコントロール回路75は、第2LED6bを消灯させる。これにより、タイミングT30時、白色に点灯することとなる。
かくして、このようにして、点灯色が初期化されることとなる。
<制御回路の制御方法の詳細説明>
次に、図3に示す制御回路7の制御方法について、図4~図5に示すフローチャート図を用いてより詳しく説明する。
まず、電源が投入されると、MCU72は、点灯スイッチSWがONされるまで(ステップS1:NO)、ステップS1の処理を繰り返す。なお、この際、第1LED6a、及び、第2LED6bは、消灯している。
次いで、点灯スイッチSWがONされると(ステップS1:YES)、MCU72は、メモリ73に記憶されているLEDの点灯色を読み出し、メモリ73に記憶された点灯色の情報(本実施形態においては、初期状態は白色)に従って、第1LED6aを点灯させることを決定する。そして、MCU72は、第1LEDコントロール回路74に第1LED6aを点灯させる指令を送り、第2LEDコントロール回路75に第2LED6bを消灯させる指令を送る。これを受けて、第1LEDコントロール回路74は、第1LED6aを点灯させ、第2LEDコントロール回路75は、第2LED6bを消灯させる(ステップS2)。
次いで、MCU72は、点灯スイッチSWがOFFされるまで(ステップS4:NO)、点灯時間である第1時間の計測を行う(ステップS3)。
次いで、点灯スイッチSWがOFFされると(ステップS4:YES)、MCU72は、第1LED6a及び第2LED6bを消灯させることを決定する。そして、MCU72は、第1LEDコントロール回路74に第1LED6aを消灯させる指令を送り、第2LEDコントロール回路75に第2LED6bを消灯させる指令を送る。これを受けて、第1LEDコントロール回路74は、第1LED6aを消灯させ、第2LEDコントロール回路75は、第2LED6bを消灯させる(ステップS5)。
次いで、MCU72は、点灯スイッチSWがONされるまで(ステップS7:NO)、消灯時間である第2時間の計測を行う(ステップS6)。
次いで、点灯スイッチSWがONされると(ステップS7:YES)、MCU72は、計測した第2時間が500ms以内か否かを確認する(ステップS8)。
計測した第2時間が500ms以内でなければ(ステップS8:NO)、MCU72は、計測した第1時間と第2時間を加算し、加算した時間が3秒以下か否かを確認する(ステップS9)。3秒以下であれば(ステップS9:YES)、MCU72は、メモリ73に記憶されているLEDの点灯色を変更(例えば、現在の点灯色が白色であれば黄色に変更し、現在の点灯色が黄色であれば白色に変更する)し、変更した点灯色を記憶させる。そして、MCU72は、メモリ73に記憶されているLEDの点灯色を読み出し、メモリ73に記憶された点灯色の情報に従って、第1LED6a、第2LED6bの何れか一方を点灯させることを決定する。そして、MCU72は、第1LEDコントロール回路74に第1LED6aを点灯又は消灯させる指令を送り、第2LEDコントロール回路75に第2LED6bを消灯又は点灯させる指令を送る。これを受けて、第1LEDコントロール回路74は、第1LED6aを点灯又は消灯させ、第2LEDコントロール回路75は、第2LED6bを消灯又は点灯させる(ステップS10)。これにより、図3(a)に示すように、点灯色が変更されることとなる。なお、ステップS10の処理後、ステップS3以降の処理を繰り返し行うこととなる。
一方、3秒以下でなければ(ステップS9:NO)、MCU72は、メモリ73に記憶されているLEDの点灯色を変更せず(例えば、現在の点灯色が白色であれば白色のまま変更せず、現在の点灯色が黄色であれば黄色のまま変更せず)、メモリ73に記憶されているLEDの点灯色を読み出し、メモリ73に記憶された点灯色の情報に従って、第1LED6a、第2LED6bの何れか一方を点灯させることを決定する。そして、MCU72は、第1LEDコントロール回路74に第1LED6aを点灯又は消灯させる指令を送り、第2LEDコントロール回路75に第2LED6bを消灯又は点灯させる指令を送る。これを受けて、第1LEDコントロール回路74は、第1LED6aを点灯又は消灯させ、第2LEDコントロール回路75は、第2LED6bを消灯又は点灯させる(ステップS11)。これにより、図3(b)に示すように、点灯色が変更されないこととなる。
他方、計測した第2時間が500ms以内であれば(ステップS8:YES)、MCU72は、使用者がリセット(初期化)を望んでいると判断し、MCU72は、メモリ73に記憶されているLEDの点灯色を読み出し、メモリ73に記憶された点灯色の情報に従って、第1LED6a、第2LED6bの何れか一方を点灯させることを決定する。そして、MCU72は、第1LEDコントロール回路74に第1LED6aを点灯又は消灯させる指令を送り、第2LEDコントロール回路75に第2LED6bを消灯又は点灯させる指令を送る。これを受けて、第1LEDコントロール回路74は、第1LED6aを点灯又は消灯させ、第2LEDコントロール回路75は、第2LED6bを消灯又は点灯させる(ステップS12)。
次いで、MCU72は、点灯スイッチSWがOFFされるまで(ステップS14:NO)、点灯時間である第3時間(図3(c)に示すタイミングT22~T23参照)の計測を行う(ステップS13)。
次いで、点灯スイッチSWがOFFされると(ステップS14:YES)、MCU72は、第1LED6a及び第2LED6bを消灯させることを決定する。そして、MCU72は、第1LEDコントロール回路74に第1LED6aを消灯させる指令を送り、第2LEDコントロール回路75に第2LED6bを消灯させる指令を送る。これを受けて、第1LEDコントロール回路74は、第1LED6aを消灯させ、第2LEDコントロール回路75は、第2LED6bを消灯させる(ステップS15)。
次いで、MCU72は、点灯スイッチSWがONされるまで(ステップS17:NO)、消灯時間である第4時間(図3(c)に示すタイミングT23~T24参照)の計測を行う(ステップS16)。
次いで、点灯スイッチSWがONされると(ステップS17:YES)、MCU72は、メモリ73に記憶されているLEDの点灯色を読み出し、メモリ73に記憶された点灯色の情報に従って、第1LED6a、第2LED6bの何れか一方を点灯させることを決定する。そして、MCU72は、第1LEDコントロール回路74に第1LED6aを点灯又は消灯させる指令を送り、第2LEDコントロール回路75に第2LED6bを消灯又は点灯させる指令を送る。これを受けて、第1LEDコントロール回路74は、第1LED6aを点灯又は消灯させ、第2LEDコントロール回路75は、第2LED6bを消灯又は点灯させる(ステップS18)。
次いで、MCU72は、点灯スイッチSWがOFFされるまで(ステップS20:NO)、点灯時間である第5時間(図3(c)に示すタイミングT24~T25参照)の計測を行う(ステップS19)。
次いで、点灯スイッチSWがOFFされると(ステップS20:YES)、MCU72は、第1LED6a及び第2LED6bを消灯させることを決定する。そして、MCU72は、第1LEDコントロール回路74に第1LED6aを消灯させる指令を送り、第2LEDコントロール回路75に第2LED6bを消灯させる指令を送る。これを受けて、第1LEDコントロール回路74は、第1LED6aを消灯させ、第2LEDコントロール回路75は、第2LED6bを消灯させる(ステップS21)。
次いで、MCU72は、点灯スイッチSWがONされるまで(ステップS23:NO)、消灯時間である第6時間(図3(c)に示すタイミングT25~T26参照)の計測を行う(ステップS22)。
次いで、点灯スイッチSWがONされると(ステップS23:YES)、MCU72は、メモリ73に記憶されているLEDの点灯色を読み出し、メモリ73に記憶された点灯色の情報に従って、第1LED6a、第2LED6bの何れか一方を点灯させることを決定する。そして、MCU72は、第1LEDコントロール回路74に第1LED6aを点灯又は消灯させる指令を送り、第2LEDコントロール回路75に第2LED6bを消灯又は点灯させる指令を送る。これを受けて、第1LEDコントロール回路74は、第1LED6aを点灯又は消灯させ、第2LEDコントロール回路75は、第2LED6bを消灯又は点灯させる(ステップS24)。
次いで、MCU72は、点灯スイッチSWがOFFされるまで(ステップS26:NO)、点灯時間である第7時間(図3(c)に示すタイミングT26~T27参照)の計測を行う(ステップS25)。
次いで、点灯スイッチSWがOFFされると(ステップS26:YES)、図5に示すように、MCU72は、第1LED6a及び第2LED6bを消灯させることを決定する。そして、MCU72は、第1LEDコントロール回路74に第1LED6aを消灯させる指令を送り、第2LEDコントロール回路75に第2LED6bを消灯させる指令を送る。これを受けて、第1LEDコントロール回路74は、第1LED6aを消灯させ、第2LEDコントロール回路75は、第2LED6bを消灯させる(ステップS27)。
次いで、MCU72は、点灯スイッチSWがONされるまで(ステップS29:NO)、消灯時間である第8時間(図3(c)に示すタイミングT27~T28参照)の計測を行う(ステップS28)。
次いで、点灯スイッチSWがONされると(ステップS29:YES)、MCU72は、メモリ73に記憶されているLEDの点灯色を読み出し、メモリ73に記憶された点灯色の情報に従って、第1LED6a、第2LED6bの何れか一方を点灯させることを決定する。そして、MCU72は、第1LEDコントロール回路74に第1LED6aを点灯又は消灯させる指令を送り、第2LEDコントロール回路75に第2LED6bを消灯又は点灯させる指令を送る。これを受けて、第1LEDコントロール回路74は、第1LED6aを点灯又は消灯させ、第2LEDコントロール回路75は、第2LED6bを消灯又は点灯させる(ステップS30)。
次いで、MCU72は、点灯スイッチSWがOFFされるまで(ステップS32:NO)、点灯時間である第9時間(図3(c)に示すタイミングT28~T29参照)の計測を行う(ステップS31)。
次いで、点灯スイッチSWがOFFされると(ステップS32:YES)、図5に示すように、MCU72は、第1LED6a及び第2LED6bを消灯させることを決定する。そして、MCU72は、第1LEDコントロール回路74に第1LED6aを消灯させる指令を送り、第2LEDコントロール回路75に第2LED6bを消灯させる指令を送る。これを受けて、第1LEDコントロール回路74は、第1LED6aを消灯させ、第2LEDコントロール回路75は、第2LED6bを消灯させる(ステップS33)。
次いで、MCU72は、点灯スイッチSWがONされるまで(ステップS35:NO)、消灯時間である第10時間(図3(c)に示すタイミングT29~T30参照)の計測を行う(ステップS34)。
次いで、点灯スイッチSWがONされると(ステップS35:YES)、MCU72は、計測した第3時間~第10時間を加算し、加算した時間が5秒以下か否かを確認する(ステップS36)。5秒以下であれば(ステップS36:YES)、MCU72は、メモリ73に記憶されているLEDの点灯色を初期化する(本実施形態では白色に初期化する)。そして、MCU72は、メモリ73に記憶されているLEDの点灯色を読み出し、メモリ73に記憶された点灯色の情報(本実施形態では白色)に従って、第1LED6aを点灯させることを決定する。そして、MCU72は、第1LEDコントロール回路74に第1LED6aを点灯させる指令を送り、第2LEDコントロール回路75に第2LED6bを消灯させる指令を送る。これを受けて、第1LEDコントロール回路74は、第1LED6aを点灯させ、第2LEDコントロール回路75は、第2LED6bを消灯させる(ステップS37)。なお、ステップS37の処理後、図4に示すステップS3以降の処理を繰り返し行うこととなる。
一方、5秒以下でなければ(ステップS36:NO)、MCU72は、使用者が誤ってリセット(初期化)動作を行ったと判断し、メモリ73に記憶されているLEDの点灯色を読み出し、メモリ73に記憶された点灯色の情報に従って、第1LED6a、第2LED6bの何れか一方を点灯させることを決定する。そして、MCU72は、第1LEDコントロール回路74に第1LED6aを点灯又は消灯させる指令を送り、第2LEDコントロール回路75に第2LED6bを消灯又は点灯させる指令を送る。これを受けて、第1LEDコントロール回路74は、第1LED6aを点灯又は消灯させ、第2LEDコントロール回路75は、第2LED6bを消灯又は点灯させる(ステップS38)。なお、ステップS38の処理後、図4に示すステップS3以降の処理を繰り返し行うこととなる。
しかして、以上説明した本実施形態によれば、第1LED6aと第2LED6bの点灯/消灯を切り替える一方で、所定条件が成立すると、初期化するようにしているから、異なる色を点灯するというような不具合が発生しても、その不具合を解消することができる。
また、本実施形態によれば、所定時間(本実施形態おいては、5秒以下)内に、複数回(本実施形態においては、4回)Hiレベル又はLoレベルの電圧が印加された際、初期化するようにしているから、使用者が所望していないにも係わらず、誤って初期化してしまう事態を低減させることができる。
なお、上記説明した内容はあくまで一例であり、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。例えば、本実施形態においては、計測した第2時間が500ms以内であれば、使用者がリセット(初期化)を望んでいるとして、初期化処理に移行したが、それに限らず、計測した第2時間が600ms以内であれば、初期化処理に移行しても良く、初期化処理に移行する方法はどのような方法でも良い。
また、本実施形態においては、初期化処理に移行した際、複数回(本実施形態においては、4回)Hiレベル又はLoレベルの電圧が印加されなければ、初期化処理から抜け出ないようにしたが、それに限らず、計測した第3時間が500msを超えていれば、初期化処理を終え、通常の処理に戻る等、途中で初期化処理を終えるような処理にしても良い。
また、本実施形態においては、3秒以下であれば、点灯色を切り替えるようにしたが、それに限らず、秒数は任意の時間に変更可能である。
また、本実施形態においては、5秒以下であれば、初期化処理をするようにしたが、それに限らず、秒数は任意の時間に変更可能である。
また、本実施形態においては、初期化処理に移行した際、複数回(本実施形態においては、4回)Hiレベル又はLoレベルの電圧が印加されなければ、初期化処理を実行するか否かを判定できないようにしたが、それに限らず、複数回は、2回以上であれば、どのような回数でも良い。
また、本実施形態においては、初期状態では、第1LED6aを点灯させる例を示したが、それに限らず、第2LED6bを点灯させるようにしても良い。
また、本実施形態においては、第1LED6aを白色に点灯させ、第2LED6bを黄色に点灯させる例を示したが、それに限らず、第1LED6aと第2LED6bの点灯色が異なる色であればどのような色で点灯させても良い。
1 LED灯火
5 プリント配線基板(基板)
6a 第1LED(第1発光素子)
6b 第2LED(第2発光素子)
72 MCU(制御部)

Claims (2)

  1. 自動車ヘッドライトとして用いられるLED灯火であって、
    第1発光素子と、
    第2発光素子と、
    前記第1発光素子と前記第2発光素子とが並列に配置されている基板と、
    前記第1発光素子及び前記第2発光素子の点灯/消灯を制御する制御部と、
    ON/OFF可能な点灯スイッチと、
    点灯色が記憶されている記憶部と、を有し、
    記制御部は、初期状態では、前記点灯スイッチがONされると、前記記憶部に記憶されている点灯色に基づき、前記第1発光素子を点灯させると共に、前記第2発光素子を消灯させ、そして、次に前記点灯スイッチがOFFされるまでの第1時間を計測し、前記点灯スイッチがOFFされると、前記第1発光素子を消灯させると共に、前記第2発光素子を消灯させ、次に前記点灯スイッチがONされるまでの第2時間を計測し、前記点灯スイッチがONされると、前記第2時間が第1所定時間内でなければ、前記第1時間と前記第2時間を加算し、その加算時間が第2所定時間内であれば、前記記憶部に記憶されている前記点灯色を変更すると共に、変更した点灯色を前記記憶部に記憶し、さらに、該記憶した点灯色に基づき、前記第1発光素子、前記第2発光素子の何れか一方を点灯させてなり、
    前記第2時間が前記第1所定時間内であれば、所定条件が成立した際、初期化し、前記第1発光素子を点灯させると共に、前記第2発光素子を消灯させてなるLED灯火。
  2. 前記制御部は、前記第2時間が前記第1所定時間内であれば、前記点灯スイッチが複数回ON/OFFされた際の時間を計測し、その計測した時間の総計時間が、第3所定時間内であれば、前記記憶部に記憶されている前記点灯色を初期化し、該初期化された点灯色に基づいて、前記第1発光素子を点灯させると共に、前記第2発光素子を消灯させてなる請求項1に記載のLED灯火。
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