JP7274065B1 - ハサミ用補助定規 - Google Patents
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Abstract
【課題】 既存のハサミに着脱が容易ですばやく所定の方向の寸法を測ることができるコンパクトなハサミ用補助定規を提供する。【解決手段】短冊状のプレート板10と該プレート板から垂直に起立する取付け脚板11から構成され、該取付け脚板11の両面にはハサミに着脱するための磁石14、15が備えられており、また、該プレート板10の表面には両長辺に沿って2つの目盛(16及び17)がハサミの上刃の厚さ及び取付け脚板の厚さに応じてずれて且つ上下反転して目盛られている。更に、該プレート板10の長辺側の少なくとも1つの側面にも磁石12又は磁石13が備えられている。ことから、コンパクト且つ既存のハサミに着脱が容易ですばやく3方向の寸法を測ることができる。【選択図】図1
Description
本発明は、事務用のハサミ、キッチンばさみ、また、包丁にも取り付けることができるハサミ用補助定規に関するものである。
事務作業や調理の場において、紙や食材を概ねの長さで切れば事足りるが、かと言って的はずれな長さでは困るという場面が多々ある。
この場合、定規をあてて正確に長さを測って切断するか又は目見当で切断するしか方法はなく、目見当では所定の寸法から大きく逸脱してしまい後悔することもある。また、食材には定規をあてて長さを記すことができない。
従来からハサミに取り付ける定規や目盛の付いたハサミが公開されているが構成が大きかったり、既存のハサミに取り付けられないなどの不都合がある。
実開平2-112271号公報
特許文献1には、直線直角が切れるハサミが公開されているが、保持部材及び目盛りはハサミの片側面にのみ取り付けが可能であり、また保持部材も固定されており取り外すことができない。
特許文献2には、直線直角任意の角度・幅に切れるハサミが公開されているが、スケール板はハサミの片側面にのみ取り付けが可能であり、また取り付け方法も、ビス及び脱着孔によるため既存のハサミには取り付けられない。
特許文献3及び特許文献4には目盛の付いたハサミが公開されているが、いずれも目盛の付いたハサミを提供するものであり既存のハサミを利用するものではない。
非特許文献1には、ハサミに取り付ける定規が公開されているが、定規本体はハサミの片側面にのみ取り付けが可能であり、また、目盛の目盛り方及びハサミの上刃の厚さが変わった場合にどのように対処するのかの記載は見当たらない。
本発明が解決しようとする課題は、既存のハサミに着脱が容易ですばやく所定の方向へ所定の寸法を測ることができるコンパクトなハサミ用補助定規を提供することにある。
本発明のハサミ用補助定規は、短冊状のプレート板と該プレート板から垂直に起立する取付け脚板から構成され、該取付け脚板の両面にはハサミに着脱するための磁石が備えられており、また、該プレート板の表面には両長辺に沿って2つの目盛がハサミの上刃の厚さ及び該取付け脚板の厚さに応じてずれて且つ上下反転して該取付け脚板側をゼロ起点としてそれぞれ目盛られていることを特徴とする。
また、該プレート板の長辺側の少なくとも1つの側面にはハサミに沿う方向に着脱するための磁石が備えられていることを特徴とする。
更に、該プレート板の表裏両面を使うことにより2種類の上刃の厚さのハサミに利用できることを特徴とする。
本発明のハサミ用補助定規によれば、コンパクト且つ既存のハサミに着脱が容易ですばやく3方向の寸法を測ることができる。
また、キッチンばさみ、包丁にも利用できる。
本発明に係るハサミ用補助定規の一実施例について、図1~図8に基づいて説明する。
図1(a)は本実施例を見下ろす、図1(b)は見上げる斜視図である。
短冊状のプレート板10と該板から垂直に起立する取付け脚板11から構成され、該プレート板の両長辺側面に沿って磁石12、磁石13、該取付け脚板11の内側に磁石14、外側に磁石15が備えられている。
図1(a)は本実施例を見下ろす、図1(b)は見上げる斜視図である。
短冊状のプレート板10と該板から垂直に起立する取付け脚板11から構成され、該プレート板の両長辺側面に沿って磁石12、磁石13、該取付け脚板11の内側に磁石14、外側に磁石15が備えられている。
また、該プレート板10の表面には両長辺に沿って、目盛16と目盛17がハサミの上刃の厚さ及び取付け脚板の厚さに応じてずれて且つ上下反転して該取付け脚板11側をゼロ起点としてそれぞれ目盛られている。
なお、該プレート板10は透明であってもよい。
ずれの説明は後述する。
また、目盛の単位はメートル法に限定しなくともよい。
また、目盛の単位はメートル法に限定しなくともよい。
図2は本実施例をハサミの外側に向けて取り付ける場合の取り付け方及び使用方法を説明する斜視図である。
図2(a)に示すように磁石15を介して取付け脚板11をハサミの上刃20の外側に取り付ける。
図2(a)に示すように磁石15を介して取付け脚板11をハサミの上刃20の外側に取り付ける。
図2(b)に取り付け後を示す。
図2(C)は紙を切る場面を説明する図である。
目盛16を見ながら切り進めることにより紙の右端から所定の寸法幅αを切り分けることができる。
目盛16を見ながら切り進めることにより紙の右端から所定の寸法幅αを切り分けることができる。
図3は本実施例をハサミの内側に向けて取り付ける場合の取り付け方及び使用方法を説明する斜視図である。
図2に示す状態から180度向きを変えて、図3(a)に示すように磁石14を介して取付け脚部11をハサミの上刃20の外側に取り付ける。
図2に示す状態から180度向きを変えて、図3(a)に示すように磁石14を介して取付け脚部11をハサミの上刃20の外側に取り付ける。
図3(b)に取り付け後を示す。
図3(C)は紙を切る場面を説明する図である。
目盛17を見ながら切り進めることにより紙の左端から所定の寸法幅βを切り分けることができる。
目盛17を見ながら切り進めることにより紙の左端から所定の寸法幅βを切り分けることができる。
ここで、2つの目盛のずれを図4にて説明する。
図4(a)に本実施例をハサミの外側に向けて取り付ける場合を再掲し、図4(C)に取付け部の平面図を示す。
この場合は目盛16を使用する。
図4(a)に本実施例をハサミの外側に向けて取り付ける場合を再掲し、図4(C)に取付け部の平面図を示す。
この場合は目盛16を使用する。
また、図4(b)に本実施例をハサミの内側に向けて取り付ける場合を再掲し、図4(d)に取付け部の平面図を示す。
この場合は目盛17を使用する。
この場合は目盛17を使用する。
切断面22をゼロ起点とすると図4(C)及び図4(d)から、〔目盛16と目盛17とのずれA〕=〔ハサミの上刃の厚さB〕×2+〔取付け脚板の厚さC〕となることがわかる。
なお、本実施例ではハサミの上刃の厚さBを2mm、取付け脚板の厚さCを3mmとしている。
なお、本実施例ではハサミの上刃の厚さBを2mm、取付け脚板の厚さCを3mmとしている。
図5は本実施例をハサミに沿う方向に取り付ける場合の取り付け方及び使用方法を説明する斜視図である。
図5(a)に示すように磁石12を介してプレート板10をハサミの上刃20の外側に目盛17のゼロ起点の位置を該上刃20の先端に合わせて取り付ける。
図5(a)に示すように磁石12を介してプレート板10をハサミの上刃20の外側に目盛17のゼロ起点の位置を該上刃20の先端に合わせて取り付ける。
図5(b)に取り付け後を示す。
図5(C)は紙を切る場面を説明する図である。
目盛17を見ながら切ることにより紙に所定の寸法幅γの切り込みを入れることができる。
目盛17を見ながら切ることにより紙に所定の寸法幅γの切り込みを入れることができる。
なお、適宜、磁石13側をハサミに取り付けても良い。
その場合は目盛の起点は逆になる。
その場合は目盛の起点は逆になる。
図6は、該プレート板10の表裏両面を使うことにより2種類の上刃の厚さのハサミに利用できることを説明するイメージ斜視図である。
図6(a)に見えているプレート板10の表面には上刃の厚さが2mmのハサミ用に目盛られており(2つの目盛のずれは7mm)、一方、裏返しになっている実施例のプレート板10の表面には上刃の厚さが3mmのハサミ用に目盛られている(2つの目盛のずれは9mm)とする。
図6(a)に見えているプレート板10の表面には上刃の厚さが2mmのハサミ用に目盛られており(2つの目盛のずれは7mm)、一方、裏返しになっている実施例のプレート板10の表面には上刃の厚さが3mmのハサミ用に目盛られている(2つの目盛のずれは9mm)とする。
該2つの実施例を図6(b)、図6(C)のイメージ順に組み合わせることにより図6(d)となり、該プレート板の表裏両面を使うことにより上刃の厚さが2mmと3mmの2種類のハサミに利用できることが分かる。
図6(d)を裏返すと図6(e)となり3mm用である。
図6(d)を裏返すと図6(e)となり3mm用である。
図7は、本実施例を利用することにより効率良く作業ができる例を表裏両面を使った場合を用いて説明する斜視図である。
図7(a)は、ビニールテープを机等に仮留めしながら一定の長さで多数に切り分ける場面を示す。
図7(a)は、ビニールテープを机等に仮留めしながら一定の長さで多数に切り分ける場面を示す。
図7(b)は、キッチンばさみに取り付けた場面を示す。
図8は、本実施例が包丁でも利用できることを説明する斜視図である。
10 プレート板
11 取付け脚板
12 磁石
13 磁石
14 磁石
15 磁石
16 目盛
17 目盛
20 ハサミの上刃
21 ハサミの下刃
22 切断面
A 目盛16と目盛17のずれ
B ハサミの上刃の厚さ
C 取付け脚板の厚さ
α 右端からの所定の寸法幅
β 左端からの所定の寸法幅
γ 切り込みの所定寸法幅
11 取付け脚板
12 磁石
13 磁石
14 磁石
15 磁石
16 目盛
17 目盛
20 ハサミの上刃
21 ハサミの下刃
22 切断面
A 目盛16と目盛17のずれ
B ハサミの上刃の厚さ
C 取付け脚板の厚さ
α 右端からの所定の寸法幅
β 左端からの所定の寸法幅
γ 切り込みの所定寸法幅
Claims (3)
- 短冊状のプレート板と該プレート板から垂直に起立する取付け脚板から構成され、該取付け脚板の両面にはハサミに着脱するための磁石が備えられており、また、該プレート板の表面には両長辺に沿って2つの目盛がハサミの上刃の厚さ及び該取付け脚板の厚さに応じてずれて且つ上下反転して該取付け脚板側をゼロ起点としてそれぞれ目盛られていることを特徴とするハサミ用補助定規。
- 該プレート板の長辺側の少なくとも1つの側面にはハサミに沿う方向に着脱するための磁石が備えられていることを特徴とする請求項1記載のハサミ用補助定規。
- 該プレート板の表裏両面を使うことにより2種類の上刃の厚さのハサミに利用できることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のハサミ用補助定規。
Priority Applications (1)
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JP2023016626A JP7274065B1 (ja) | 2023-02-07 | 2023-02-07 | ハサミ用補助定規 |
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5315583U (ja) * | 1976-07-22 | 1978-02-09 | ||
JPS6118767U (ja) * | 1984-07-09 | 1986-02-03 | 涼子 山内 | 裁断用ジヨウギ |
JP3176081U (ja) * | 2012-03-26 | 2012-06-14 | 株式会社関電工 | 略はさみ型の手動利器用スケール |
JP5315583B2 (ja) | 2004-06-24 | 2013-10-16 | ソニー株式会社 | ディスク回収物の再資源化方法、難燃樹脂組成物及び難燃樹脂成形体 |
JP6118767B2 (ja) | 2014-08-06 | 2017-04-19 | 株式会社三共 | 遊技機 |
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- 2023-02-07 JP JP2023016626A patent/JP7274065B1/ja active Active
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