JP7272838B2 - 含油排水処理方法 - Google Patents
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しかしながら、高濃度で油分が含まれる含油排水に対しては、凝集剤の添加量を多くせざるを得ず、油分スカムが多量に生成する。その結果、多量の油分スカムを廃棄するため、処理コストがかかり、さらに環境負荷がかかる。
[1]油分を含む含油排水を吸着剤に接触させ、前記油分を前記吸着剤に吸着させる吸着部を有する吸着装置と、前記含油排水から、前記油分を吸着した吸着済剤を分離する分離装置と、分離した前記吸着済剤を賦活化する賦活化装置と、を有する、含油排水処理システム。
[2]前記吸着部は、前記含油排水と前記吸着剤とを混合する吸着槽である、[1]に記載の含油排水処理システム。
[3]前記吸着装置が、前記吸着槽の内部を加熱する加熱部を有する、[2]に記載の含油排水処理システム。
[4]前記分離装置が、水槽と、前記水槽に気泡を供給する気泡発生器とを有する、[1]~[3]のいずれか一項に記載の含油排水処理システム。
[5]前記賦活化装置で賦活化された吸着剤を前記吸着装置に供給する供給手段を有する、[1]~[4]のいずれか一項に記載の含油排水処理システム。
[6]前記吸着装置は、前記含油排水と凝集剤とを混合し、前記油分の一部を除去する凝集部をさらに有し、前記凝集部で処理した前記含油排水を前記吸着部で処理する、[1]~[5]のいずれか一項に記載の含油排水処理システム。
[8]前記吸着操作は、前記含油排水と前記吸着剤とを混合する、[7]に記載の含油排水処理方法。
[9]前記吸着操作は、前記含油排水を加熱しつつ、前記油分を前記吸着剤に吸着させる、[7]又は[8]に記載の含油排水処理方法。
[10]前記賦活化工程で発生する排熱で前記含油排水を加熱する、[9]に記載の含油排水処理方法。
[11]前記分離工程が、前記吸着済剤を含む前記含油排水に気泡を供給する浮上操作を有する、[7]~[10]のいずれか一項に記載の含油排水処理方法。
[12]前記賦活化工程で賦活化された吸着剤を前記吸着工程で用いる、[7]~[11]のいずれか一項に記載の含油排水処理方法。
[13]前記吸着工程は、前記含油排水と凝集剤とを混合し、前記油分の一部を除去する凝集操作をさらに有し、前記凝集操作で処理した前記含油排水を前記吸着操作で処理する、[7]~[12]のいずれか一項に記載の含油排水処理方法。
[14]前記賦活化工程で発生する排熱を前記凝集操作で用いる、[13]に記載の含油排水処理方法。
[15]前記吸着剤が活性炭である、[7]~[14]のいずれか一項に記載の含油排水処理方法。
[16]前記含油排水が石油随伴水である、[7]~[15]のいずれか一項に記載の含油排水処理方法。
<含油排水処理システム>
本発明の含油排水処理システムは、吸着装置と、分離装置と、賦活化装置とを有する。
以下に、本発明の第一実施形態に係る含油排水処理システムについて、図1に基づき詳細に説明する。
吸着装置20は、吸着槽22と、加熱部24と、吸着剤供給部26とを有する。
分離装置30は、水槽32と、気泡発生器34とを有する。
原水貯留装置10としては、含油排水を貯留できればよく、石油生産施設の配管の一部や含油排水を一時貯留することができるタンクや、含油排水を積載する車両等が挙げられる。
吸着装置20としては、例えば、吸着槽22と加熱部24と吸着剤供給部26とを有する装置が挙げられる。
吸着槽22としては、含油排水と吸着剤とを混合できればよく、液体を蓄えられる容器等が挙げられる。
加熱部24としては、吸着槽22の内部を加熱可能であればよく、例えば、高温の水蒸気を通流させるスチームヒーターや、ガスボイラー等が挙げられる。
吸着剤供給部26は、吸着槽22に吸着剤を供給する装置である。吸着剤供給部26としては、例えば、貯留容器や貯留槽等が挙げられ、開閉バルブや圧送ポンプが設けられていてもよい。
吸着装置20において、吸着槽22は、吸着部として機能する。
分離装置30としては、例えば、水槽32と気泡発生器34とを有する装置が挙げられる。分離装置30は、重量差を利用した遠心分離機や、水槽32の上層に浮上した油分スカムを掻き取る掻き取り機等であってもよい。
水槽32としては、吸着槽22と同様の容器等が挙げられる。
気泡発生器34は、水槽32に気泡を供給する装置である。気泡発生器34としては、散気装置(ディフューザー)や、加圧ポンプ等が挙げられる。加圧ポンプとしては、例えば、エアターボミキサーを採用できる。
水処理装置60としては、薬剤等を添加して、重金属等を分離し、除去できる浄化装置等が挙げられる。
処理済水貯留装置70としては、例えば、処理済水を一時貯留することができるタンクや、処理済水を積載する車両等が挙げられる。
配管L2~L8としては、配管L1と同様の配管が挙げられる。配管L2~L8と配管L1とは、異なっていてもよく、同じでもよい。また、配管L2~L8は、それぞれが異なっていてもよく、同じでもよい。
本実施形態の供給手段は、配管L7で構成されている。供給手段には、圧送ポンプやコンプレッサーが設けられてもよい。
本発明の含油排水処理方法は、吸着工程と、分離工程と、賦活化工程とを有する。吸着工程は、吸着操作を有する。
含油排水処理システム1を用いた含油排水処理方法について、図1に基づいて説明する。
本明細書において、含油排水とは、油分を含む排水を指す。油分としては、炭素数5~42の炭化水素が挙げられ、例えば、ノルマルヘキサン等が挙げられる。含油排水としては、例えば、石油や天然ガス等のエネルギー資源の採掘に伴って発生する石油随伴水が挙げられる。その他、含油排水としては、例えば、工場、ガソリンスタンド、厨房、家庭等から排出される食用油、鉱物油、ガソリン等を含む含油排水が挙げられる。
本実施形態の含油排水処理方法においては、含油排水に含まれる油分の濃度としては、例えば、1~1000mg/Lが挙げられる。油分の濃度が上記数値範囲内であると、容易に油分を除去することが可能である。
これらの吸着剤は、吸着剤供給部26から、配管L6を介して吸着槽22に供給される。
また、吸着剤は、後述する再生吸着剤を供給してもよい。
吸着剤の添加量は、吸着剤の種類や含油排水の油分濃度に応じて調整できる。
増粘剤としては、例えば、ポリアクリルアミド(品番FP3630、質量約2000万ダルトン)等が挙げられる。
含油排水の温度が上記上限値以下であると、含油排水を加熱する際のエネルギーを節約しやすく、環境負荷を低減しやすい。
含油排水を加熱することで、含油排水の粘度を低減できる。このため、本実施形態の含油排水処理方法は、増粘剤を含有する石油随伴水を処理するのに好適である。
吸着操作における含油排水の温度は、加熱部24により調整できる。
分離工程で供給する気泡としては、マイクロバブルやナノバブルが挙げられる。油分スカム及び吸着済剤を含油排水の液面により効率よく浮上させる観点から、分離工程で供給する気泡としては、マイクロバブルが好ましい。
気泡を形成する気体としては、例えば、窒素、空気が挙げられる。
一律排水基準に照らして、一次処理水の油分濃度は、例えば、ノルマルヘキサン抽出物質含有量(鉱油類含有量)で、5mg/L未満が好ましい。一次処理水の油分濃度は、例えば、ノルマルヘキサン抽出物質含有量(動植物油脂類含有量)で、30mg/L未満が好ましい。
過熱水蒸気の温度は、例えば、500~700℃が好ましく、550~650℃がより好ましい。過熱水蒸気の温度が上記下限値以上であると、吸着済剤を充分に賦活化できる。過熱水蒸気の温度が上記上限値以下であると、オフガスの発生量を抑制しやすい。
重金属や塩類等の成分が除去された一次処理水は、二次処理水として配管L5を介して処理済水貯留装置70に供給される。
本実施形態の含油排水処理システム1によれば、含油排水を加熱することで含油排水の粘度が低減されるため、含油排水を攪拌しやすく、含油排水と吸着剤との接触効率を高められる。このため、吸着剤の添加濃度を低減した含油排水の処理が可能となる。
本実施形態の含油排水処理システム1によれば、気泡発生器34を有することにより、油分スカム及び吸着済剤を分離しやすい。
本実施形態の含油排水処理システム1によれば、吸着済剤の賦活化を行うことで吸着剤を再利用できるため、凝集剤を用いずに含油排水を処理できる。このため、凝集剤の製造時に産出される二酸化炭素を削減でき、環境負荷を低減できる。
本実施形態の含油排水処理システム1によれば、賦活化工程で発生する排熱を発電や含油排水を加熱する際の加熱源に活用できる。このため、環境負荷をより低減できる。
本実施形態の含油排水処理システム1によれば、賦活化装置40で吸着済剤の賦活化だけでなく、原油採掘設備の周辺に存在するスラッジ等の油性廃棄物を処理できる。加えて、油性廃棄物の処理の際に発生する熱や、回収できる油分を有効利用できる。
<含油排水処理システム>
図2に、本発明の第二実施形態に係る含油排水処理システムの模式図を示す。第一実施形態と同じ構成には、同じ符号を付して、その説明を省略する。
図2に示すように、本実施形態の含油排水処理システム2は、原水貯留装置10と、凝集装置50と、吸着装置20と、分離装置30と、賦活化装置40と、水処理装置60と、処理済水貯留装置70と、配管L2~L12とを有する。
凝集装置50は、凝集槽52と、加熱部54と、凝集剤供給部56とを有する。
本実施形態の含油排水処理システム2は、吸着装置20の前段に凝集装置50を有する点で、第一実施形態の含油排水処理システム1と異なる。
凝集装置50としては、例えば、凝集槽52と加熱部54と凝集剤供給部56とを有する装置が挙げられる。
凝集槽52としては、含油排水と凝集剤とを混合できればよく、液体を蓄えられる容器等が挙げられる。
加熱部54としては、凝集槽52の内部を加熱可能であればよく、例えば、高温の水蒸気を通流させるスチームヒーターや、ガスボイラー等が挙げられる。
凝集剤供給部56は、凝集槽52に凝集剤を供給する装置である。凝集剤供給部56としては、例えば、貯留容器や貯留槽等が挙げられ、開閉バルブや圧送ポンプが設けられていてもよい。
凝集装置50において、凝集槽52は、凝集部として機能する。
含油排水処理システム2を用いた含油排水処理方法について、図2に基づいて説明する。
まず、原水となる含油排水を原水貯留装置10から配管L9を介して、凝集装置50に供給する。
含油排水中の油分の一部を除去する方法は特に限定されず、凝集沈殿法でもよく、浮上分離法でもよい。
凝集操作では、凝集剤供給部56から、凝集剤が配管L11を介して凝集槽52に供給される。
凝集剤の添加濃度は、凝集剤の種類、含油排水の油分濃度、吸着剤の添加量に応じて調整できる。
含油排水の温度が上記上限値以下であると、含油排水を加熱する際のエネルギーを節約しやすく、環境負荷をより低減できる。
凝集操作における含油排水の温度は、加熱部54により調整できる。
本実施形態の含油排水処理システム2によれば、凝集剤と吸着剤とを併用することで、凝集剤の添加量を低減できる。
本実施形態の含油排水処理システム2によれば、吸着済剤の賦活化を行うことで吸着剤を再利用できるため、凝集剤の添加量をより低減できる。
本実施形態の含油排水処理システム1は、吸着槽22を有するが、含油排水処理システムは、吸着槽22を有さず、吸着剤を充填した吸着床を有する形態であってもよい。吸着床を用いる場合、含油排水と接触させた後の吸着床を取り外して賦活化装置40に供給できる。
油分除去効率を高める観点から、含油排水処理システムは、吸着槽を有することが好ましい。
本実施形態の含油排水処理システム1は、加熱部24を有するが、含油排水処理システムは、加熱部を有しなくてもよい。
油分濃度をより低減した処理水が得られる観点から、含油排水処理システムは、加熱部を有することが好ましい。
本実施形態の含油排水処理システム1は、気泡発生器34を有するが、含油排水処理システムは、気泡発生器を有しなくてもよい。油分スカム及び吸着済剤の除去をより効率よく行う観点から、含油排水処理システムは、気泡発生器を有することが好ましい。
本実施形態の含油排水処理システム1は、賦活化した吸着剤を吸着装置20に供給する供給手段を有するが、含油排水処理システムは、供給手段を有しなくてもよい。
吸着剤を再利用できる観点から、含油排水処理システムは、供給手段を有することが好ましい。
本実施形態の含油排水処理システム1は、賦活化工程で発生する排熱を含油排水を加熱する際の加熱源として用いているが、含油排水処理システムは、賦活化工程で発生する排熱を含油排水を加熱する際の加熱源として用いなくてもよい。
含油排水処理システムは、排熱を有効利用する観点から、排熱を含油排水を加熱する際の加熱源として用いることが好ましい。
本実施形態の含油排水処理システム1は、水処理装置60を有するが、含油排水処理システムは、水処理装置60を有しなくてもよい。
水質が良好な処理水が得られる観点から、含油排水処理システムは、水処理装置を有することが好ましい。
本実施形態の含油排水処理システム1は、吸着装置20と分離装置30とを有するが、含油排水処理システムは、吸着装置が分離装置を兼ねる態様であってもよい。同様に、含油排水処理システムは、分離装置が吸着装置を兼ねる態様であってもよい。
本実施形態の含油排水処理システム2は、加熱部54を有するが、含油排水処理システムは、加熱部を有しなくてもよい。
油分濃度をより低減した処理水が得られる観点から、含油排水処理システムは、加熱部を有することが好ましい。
本実施形態の含油排水処理システム2は、賦活化工程で発生する排熱を含油排水を加熱する際の加熱源として用いているが、含油排水処理システムは、賦活化工程で発生する排熱を含油排水を加熱する際の加熱源として用いなくてもよい。
含油排水処理システムは、排熱を有効利用する観点から、排熱を含油排水を加熱する際の加熱源として用いることが好ましい。
本実施形態の含油排水処理システム2は、凝集槽52と吸着槽22とを有するが、含油排水処理システムは、吸着槽が凝集槽を兼ねる態様であってもよい。
本実施形態の含油排水処理システム2は、吸着剤供給部26を有するが、吸着剤供給部は、凝集剤供給部を兼ねる態様であってもよい。
初期の油分濃度が3000mg/Lの含油排水に凝集剤としてPACを添加した場合の油分濃度を測定した。油分濃度は、室温(25℃)の環境下で、抽出溶媒H-997(株式会社堀場製作所製)により抽出後、フーリエ変換赤外分光光度計(Fourier Transform Infrared Spectroscopy:FTIR、FTIR-8400、株式会社島津製作所製)により測定した。なお、含油排水の増粘剤の濃度は、500mg/Lであった。結果を図3に示す。
図3に示すように、PACの添加濃度が300mg/L以上で、含油排水の油分濃度を100mg/L以下に低減できた。PACの添加濃度が320mg/L、340mg/Lのときに油分濃度を1mg/L以下に低減できた。また、PACを過剰に添加しても(例えば、PACの添加濃度360mg/L以上)、含油排水の油分濃度が低減しないことが確認できた。これは、PACを過剰に添加すると、含油排水が酸性となり、PACのpHの適正使用範囲を外れたことにより、油分の凝集量が低減するためであると考えられる。
この結果から、凝集剤の添加量がより少ない範囲で油分濃度を低減するためには、PACの添加量を320mg/L以下とすることが好ましいことが分かった。
上記のPACの添加濃度が300mg/Lのときの含油排水を用いて、吸着剤として粒状活性炭を添加した場合の含油排水の油分濃度を測定した。結果を図4に示す。
図4に示すように、粒状活性炭の添加濃度が凝集剤を含む含油排水の総質量に対して、5質量%のときに油分濃度の低減が確認できた。さらに、粒状活性炭の添加濃度が10質量%のとき、油分濃度を一律排水基準の5mg/L未満にできることが分かった。
この結果から、凝集剤と吸着剤を併用することで、含油排水の油分濃度を充分に低減できることが分かった。加えて、吸着剤を添加することで、凝集剤の添加濃度を低減しても含油排水の油分濃度を充分に低減できることが分かった。
次に、凝集剤を添加しないで、吸着剤として粒状活性炭を添加した場合の含油排水の油分濃度を測定した。初期の油分濃度は550mg/Lとした。結果を図5に示す。
図5に示すように、吸着剤の添加濃度を含油排水の総質量に対して、5質量%以上とすることで、油分濃度を一律排水基準の5mg/L未満にできることが分かった。
この結果から、吸着剤の添加のみで、含油排水の油分濃度を充分に低減できることが分かった。すなわち、凝集剤を添加しなくても、含油排水の油分濃度を充分に低減できることが分かった。
含油排水に増粘剤(FP3630)を添加した場合の粘度を測定し、含油排水の粘度の温度依存性を確認した。含油排水の油分濃度は、11.1mg/Lであった。結果を図6に示す。
図6に示すように、増粘剤の添加濃度の増加に応じて、含油排水の粘度が増加することが確認できた。
また、含油排水の温度が高い方(含油排水の温度46℃)が、含油排水の温度が低い方(含油排水の温度25℃)に比べて粘度が低いことが確認できた。
この結果から、含油排水を加熱することにより、含油排水の粘度を低減でき、含油排水を攪拌しやすくできることが確認できた。このため、吸着剤や凝集剤との接触効率を高められ、吸着装置や凝集装置を縮小化できることが期待される。加えて、吸着剤や凝集剤の添加濃度を低減できることが期待される。
Claims (8)
- 油分を含む含油排水を吸着剤に接触させ、前記油分を前記吸着剤に吸着させる吸着操作を有する吸着工程と、
前記含油排水から、前記油分を吸着した吸着済剤を分離する分離工程と、
分離した前記吸着済剤を賦活化する賦活化工程と、を有し、
前記吸着操作は、前記賦活化工程で発生する排熱で前記含油排水を加熱しつつ、前記油分を前記吸着剤に吸着させる、含油排水処理方法。 - 前記吸着操作は、前記含油排水と前記吸着剤とを混合する、請求項1に記載の含油排水処理方法。
- 前記分離工程が、前記吸着済剤を含む前記含油排水に気泡を供給する浮上操作を有する、請求項1又は2に記載の含油排水処理方法。
- 前記賦活化工程で賦活化された吸着剤を前記吸着工程で用いる、請求項1~3のいずれか一項に記載の含油排水処理方法。
- 前記吸着工程は、前記含油排水と凝集剤とを混合し、前記油分の一部を除去する凝集操作をさらに有し、前記凝集操作で処理した前記含油排水を前記吸着操作で処理する、請求項1~4のいずれか一項に記載の含油排水処理方法。
- 前記賦活化工程で発生する排熱を前記凝集操作で用いる、請求項5に記載の含油排水処理方法。
- 前記吸着剤が活性炭である、請求項1~6のいずれか一項に記載の含油排水処理方法。
- 前記含油排水が石油随伴水である、請求項1~7のいずれか一項に記載の含油排水処理方法。
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