JP7272297B2 - Vehicle door opening device - Google Patents
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Description
本発明は、車両の内側からドアのロックを解除する車両用ドア開放装置に関する。 The present invention relates to a vehicle door opening device for unlocking a door from inside the vehicle.
特許文献1には、ドアを閉じた状態でラッチが車体にドアを係合させてロックできるドアロック部と、ドア開放スイッチの押圧によって電気式にラッチを動作させてドアのロックを解除できる電気式ラッチ駆動機構と、緊急用インサイドハンドルの操作によって機械式にラッチを動作させてドアのロックを解除できる機械式ラッチ駆動機構とを備える車両用ドア開放装置が開示されている。そして、この緊急用インサイドハンドルについて、ドア本体の目立たない適当な位置に設けてもよい旨が記載されている。 Patent Document 1 discloses a door lock unit that can lock the door by engaging the door with the vehicle body with the door closed, and an electric device that can unlock the door by electrically operating the latch by pressing a door open switch. A vehicle door opening device is disclosed that includes a latch drive mechanism and a mechanical latch drive mechanism that can unlock the door by mechanically operating the latch by operating an emergency inside handle. Further, it is described that the emergency inside handle may be provided at an inconspicuous suitable position on the door body.
しかし、緊急用インサイドハンドルがフロアのシート横やドアポケット付近などドア開放スイッチから離れた目立たない位置に配置されている場合、ドア開放スイッチの故障やバッテリ切れなどの要因でドア開放スイッチを押圧してもドアのロックが解除されない際に、乗員が緊急用インサイドハンドルの存在に気が付かない可能性がある。 However, if the emergency inside handle is placed in an inconspicuous position away from the door opening switch, such as next to the seat on the floor or near the door pocket, the door opening switch may be pressed due to a failure of the door opening switch or a dead battery. There is a possibility that the occupant may not be aware of the presence of the emergency inside handle when the door is not unlocked even when the door is unlocked.
そこで、本発明は、電気式にラッチを動作させるドアロック解除スイッチを押圧してもドアのロックが解除されない際に、機械式にラッチを動作させるドアロック解除レバーの存在に乗員が気付いて、ドアロック解除レバーを操作してドアのロックを解除できる装置を提供することを目的とする。 In view of the above, the present invention provides a door lock release lever that mechanically activates a latch when the door is not unlocked by pressing a door unlock switch that electrically activates the latch. To provide a device capable of unlocking a door by operating a door unlocking lever.
本発明に係る車両用ドア開放装置は、ドアを閉じた状態でラッチが車体に前記ドアを係合させることによってロックできるドアロック装置と、ドアロック解除スイッチの押圧によって電気式に前記ラッチを動作させて前記ドアのロックを解除できる電気式ラッチ駆動機構と、ドアロック解除レバーの操作によって機械式に前記ラッチを動作させて前記ドアのロックを解除できる機械式ラッチ駆動機構と、を備える車両用ドア開放装置であって、前記ドアロック解除スイッチは前記ドアロック解除レバーの先端に隣接する位置に配置され、前記ドアロック解除スイッチの表面には、前記ドアロック解除レバーの先端と隣接する部分に凹部が形成され、前記ドアロック解除レバーの前端部は、上下方向に延びる山形の歯が形成されるセレーション形状となっており、前記ドアロック解除レバーの側面には、車両幅方向外側に向かって凹んだ凹部、又は、車両幅方向内側に向かって突出した突起が、前記ドアロック解除レバーの回転軸より後方に形成されていることを特徴とする。 A vehicle door opening device according to the present invention includes a door lock device that can lock a door by engaging a vehicle body with a latch while the door is closed, and electrically operating the latch by pressing a door unlock switch. and a mechanical latch driving mechanism capable of unlocking the door by mechanically operating the latch by operating a door unlocking lever. In the door opening device, the door unlock switch is arranged at a position adjacent to the tip of the door unlock lever, and the surface of the door unlock switch has a portion adjacent to the tip of the door unlock lever. A concave portion is formed, and the front end portion of the door lock release lever has a serration shape in which vertically extending chevron teeth are formed. A concave portion or a protrusion projecting inward in the vehicle width direction is formed rearward of the rotation shaft of the door lock release lever.
本発明は、ドアロック解除スイッチがドアロック解除レバーの先端に隣接する位置に配置され、ドアロック解除スイッチの表面には、ドアロック解除レバーの先端と隣接する部分に凹部が形成されている。そのため、電気式にラッチを動作させるドアロック解除スイッチを押圧してもドアのロックが解除されない際に、ドアロック解除スイッチの凹部に指を入れることを乗員に想起させ、乗員がドアロック解除スイッチの凹部に指を入れると、指がドアロック解除レバー4の先端に接触し、乗員はドアロック解除レバーの存在に気付く。このようにドアロック解除レバーの存在を認識した乗員は、ドアロック解除レバーの先端に指を掛けて引っ張ってドアロック解除レバーを回動させて、ドアのロックを解除することができる。
In the present invention, the door unlock switch is arranged at a position adjacent to the tip of the door unlock lever, and the surface of the door unlock switch is formed with a concave portion adjacent to the tip of the door unlock lever. Therefore, when the door is not unlocked by pressing the door unlock switch that electrically operates the latch, the occupant is reminded to put his or her finger in the concave portion of the door unlock switch. When a finger is put into the recess of the door
<第1の実施形態>
以下、図面を参照しながら、第1の実施形態の車両用ドア開放装置10について説明する。以下説明する各図に示す矢印FR、矢印UP、矢印RHは、車両の前方向(進行方向)、上方向、右方向をそれぞれ示している。また、各矢印FR、UP、RHの反対方向は、それぞれ車両後方向、下方向、左方向を示す。以下、単に前後、左右、上下の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両左右方向(車両幅方向)の左右、車両上下方向の上下を示すものとする。
<First embodiment>
Hereinafter, the vehicle door
図1に示すように、車両用ドア開放装置10が搭載された車両の運転席に乗降するためのドア1の内側にはアームレスト2が設けられており、運転席に座った乗員はアームレスト2の上面21に腕を載せることができる。アームレスト2の上面21には、下方に向かって窪んだ穴22が形成されており、乗員はドア1を閉じる際に穴22に手を入れてアームレスト2をプルハンドルとして用いることができる。アームレスト2の車両幅方向内側の側面23にはインサイドハンドルベース24が設けられ、インサイドハンドルベース24の表面には車両幅方向外側に向かって凹んだ溝部25が形成されている。車両用ドア開放装置10はドアロック解除スイッチ3及びドアロック解除レバー4を備え、ドアロック解除スイッチ3及びドアロック解除レバー4はインサイドハンドルベース24の溝部25の内部に配置されている。
As shown in FIG. 1, an
車両用ドア開放装置10は、ドア1を閉じた状態でラッチが車体にドア1を係合させることによってロックできる不図示のドアロック装置を備える。ドアロック装置は、車体に固定されたストライカと、ドア1側に回動可能に取り付けられたラッチとを備える。そして、ドア1を閉じた際にラッチがストライカを噛み込んで、ラッチとストライカが係合することによって、ドアロック装置はドア1が開かないようにロックすることができる。また、ロック装置はオープンレバーも備え、オープンレバーが動作すると、ラッチを回動させてラッチとストライカとの係合状態を解除することができる。
The vehicle door
車両用ドア開放装置10は、ドアロック解除スイッチ3の押圧によって電気式にラッチを動作させてドア1のロックを解除できる電気式ラッチ駆動機構として、オープンレバーを動作させることができる不図示のモータを備える。車両の乗員がドアロック解除スイッチ3を押圧すると、モータがオープンレバーを動作させ、ストライカを噛み込んだ位置からストライカを噛み込まない位置までラッチをオープンレバーが回動させるため、ドア1のロックが解除される。このようにドア1のロックが解除されると、ドア1を閉じた際にドア1と車体との間で弾性変形したウェザーストリップが形状を復元させようとする力によりドア1が少し開くため、乗員はドア1を押して開けることによって車両から降りることができる。ただし、車両には車輪の回転を検出するセンサが搭載されており、車両が走行中である場合には、ドアロック解除スイッチ3を押圧してもモータは動作せず、ドア1のロックを解除することはできない。
The vehicle
図2に示すように、車両用ドア開放装置10は、ドアロック解除レバー4の操作によって機械式にラッチを動作させてドア1のロックを解除できる機械式ラッチ駆動機構5を備える。機械式ラッチ駆動機構5は、ドア1及びアームレスト2の内部に格納されている。機械式ラッチ駆動機構5は、第1ケーブル51、ベルクランクリンク52、ベルクランクケース53及び第2ケーブル54を備える。ベルクランクケース53はドア1に固定されており、ベルクランクリンク52は軸55を回転軸として回動可能にベルクランクケース53に取り付けられている。また、後述するように、ドアロック解除レバー4は、上下方向に延びる軸41を回転軸として回動可能にインサイドハンドルベース24に取り付けられている。第1ケーブル51は、一端がドアロック解除レバー4の後端部に接続し、他端がベルクランクリンク52に接続している。第2ケーブル54は、一端がベルクランクリンク52に接続し、他端が不図示のロック装置のオープンレバーに接続している。
As shown in FIG. 2 , the vehicle door
このように第1ケーブル51及び第2ケーブル54が接続しているため、乗員がドアロック解除レバー4の前端部44を車両幅方向内側に引いてドアロック解除レバー4を回動させると、第1ケーブル51が引かれてベルクランクリンク52が回動し、ベルクランクリンク52の回動によって第2ケーブル54が引かれてオープンレバーを動作させる。そして、ベルクランクリンク52が回動して図2の2点鎖線で示す位置まで到達すると、オープンレバーがロック装置のラッチを回動させてドア1のロックが解除される。このようにドア1のロックが解除されると、ドア1を閉じた際にドア1と車体との間で弾性変形したウェザーストリップが形状を復元させようとする力によりドア1が少し開くため、乗員はドア1を押して開けることによって車両から降りることができる。
Since the
車両の乗員は、通常、ドア1のロックを解除してドア1を開ける際には、ドアロック解除スイッチ3を押圧する。しかし、ドアロック解除スイッチ3の故障やバッテリ切れや車両の冠水などの要因により、ドアロック解除スイッチ3を押圧してもドア1のロックを解除できない場合には、乗員はドアロック解除レバー4を操作してドア1のロックを解除することになる。車両用ドア開放装置10は、ドアロック解除スイッチ3の押圧によって電気式にラッチを動作させてドア1のロックを解除できる電気式ラッチ駆動機構とは独立した別系統として、ドアロック解除レバー4の操作によって機械式にラッチを動作させてドア1のロックを解除できる機械式ラッチ駆動機構5を備えるため、ドアロック解除スイッチ3を押圧してもドア1のロックを解除できない場合に、乗員はドアロック解除レバー4を操作してドア1のロックを解除することができる。
A vehicle occupant normally presses a
図3は、アームレスト2の上面図であり、インサイドハンドルベース24の表面に形成された溝部25の内部に収納されて上方から見てアームレスト2の陰に隠れた状態のドアロック解除レバー4を破線で示し、破線で示した位置よりも少し回動させた状態のドアロック解除レバー4を2点鎖線で示している。そして、ドアロック解除スイッチ3の凹部31に挿入し先端がドアロック解除レバー4の前端部44に触れた状態の指6を2点鎖線で示している。
FIG. 3 is a top view of the
図1及び図3に示すように、ドアロック解除スイッチ3は、インサイドハンドルベース24の表面に形成された溝部25の内部に配置されており、全く押圧されていない状態でも全体が溝部25の内部に収納されてアームレスト2の側面23より車両幅方向内側には突き出ていない。このようにドアロック解除スイッチ3がアームレスト2の側面23より車両幅方向内側に突き出ていないため、乗員がドア1のロックを解除する意思がないにもかかわらず、誤ってドアロック解除スイッチ3に触れてドア1のロックを解除してしまうことを抑制できる。
As shown in FIGS. 1 and 3, the door
図4は、図1におけるA-A線断面図であり、インサイドハンドルベース24の表面に形成された溝部25の内部におけるドアロック解除スイッチ3とドアロック解除レバー4の配置を示した図である。図4では、溝部25の内部に収納された状態のドアロック解除レバー4を実線で示し、実線で示した位置よりも少し回動させた状態のドアロック解除レバー4を2点鎖線で示している。図4に示すように、ドアロック解除レバー4は、車両幅方向内側に略平坦な側面42を有し、上下方向に延びる軸41を回転軸として回動可能にインサイドハンドルベース24に取り付けられている。そして、ドアロック解除レバー4の下側にはトーションスプリング43が設けられている。トーションスプリング43は、一端がインサイドハンドルベース24に当接して位置が固定され、多端がドアロック解除レバー4に当接してドアロック解除レバー4の回動に伴って一緒に回動する。
FIG. 4 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG. 1, showing the arrangement of the door unlock
そして、軸41を回転軸として回動可能にインサイドハンドルベース24に取り付けられているドアロック解除レバー4には、トーションスプリング43により、上方から見て時計回りに回転させる力が働いている。しかし、インサイドハンドルベース24にはストッパ26が設けられているため、ドアロック解除レバー4は、乗員が押したり引いたりするなどの外力が加わらない限り、後端部がストッパ26に当接する図4の実線で示す位置で停止する。このようにドアロック解除レバー4の後端部がストッパ26に当接して停止した状態では、図3に示すように、ドアロック解除レバー4の側面42がアームレスト2の側面23と略平行となり、ドアロック解除レバー4の全体が溝部25の内部に収納されている。そして、乗員がドアロック解除レバー4の前端部44を車両幅方向内側に向かって引っ張るか、図4の矢印Bに示すように側面42の軸41より後方の部分を乗員が押すことによって、トーションスプリング43の復元力に逆らってドアロック解除レバー4は上方から見て反時計回りに回動する。
A
図1、図3及び図4に示すように、ドアロック解除スイッチ3は、ドアロック解除レバー4の先端である前端部44に隣接する位置に配置されている。そして、ドアロック解除スイッチ3の表面には、ドアロック解除レバー4の前端部44に隣接する部分に、車両幅方向外側に向かって凹んだ凹部31が形成されている。そのため、ドアロック解除スイッチ3を押圧してもドア1のロックを解除できない際に、図3に示すように、凹部31に指6を入れることを乗員に想起させる。そして、乗員が凹部31に指6を入れると、指6がドアロック解除レバー4の前端部44に接触し、ドアロック解除レバー4が指6を掛けて操作するレバーであることを乗員に認識させる。この時ドアロック解除レバー4は少し動くので、乗員はドアロック解除レバー4が回動可能なレバーであることに気付く。
As shown in FIGS. 1, 3 and 4, the door unlock
このようにドアロック解除レバー4が指6を掛けて操作する回動可能なレバーであることを認識した乗員は、ドアロック解除レバー4の前端部44に指6を掛けて車両幅方向内側へ向かって引っ張る。そして、乗員がドアロック解除レバー4を図3の2点鎖線に示す位置まで回動させると、車室内に飛び出したドアロック解除レバー4の上面に表示された「OPEN」の文字と車両幅方向内側に向かうように表示された矢印を乗員は見ることができる。
Thus, the occupant, recognizing that the door unlock
すると、「OPEN」の文字と矢印の表示を見た乗員は、車室内に飛び出したドアロック解除レバー4の前端部44を引っ張って更にドアロック解除レバー4を回動させれば、ドア1のロックを解除できることを認識する。そのため、乗員はドアロック解除レバー4の前端部44を引っ張って更にドアロック解除レバー4を回動させて、ドア1のロックを解除することができる。
Then, the occupant, seeing the display of the letters "OPEN" and the arrow, pulls the
また、ドアロック解除スイッチ3を押圧してもドア1のロックが解除されない際に、乗員が凹部31に指6を入れてドアロック解除レバー4の前端部44を引っ張らなかったとしても、ドアロック解除スイッチ3に隣接するドアロック解除レバー4を押す行為を乗員が繰り返し、図4の矢印Bに示すようにドアロック解除レバー4の側面42の軸41より後方の部分を乗員が押圧すれば、図4の2点鎖線で示すようにドアロック解除レバー4の前部がアームレスト2の側面23より車室内に飛び出す。
Further, when the door 1 is not unlocked by pressing the door unlock
すると、図3に示すように、車室内に飛び出したドアロック解除レバー4の上面に表示された「OPEN」の文字と矢印を乗員は見ることができる。この「OPEN」の文字と矢印の表示を見た乗員は、車室内に飛び出したドアロック解除レバー4の前端部44を引っ張って更にドアロック解除レバー4を回動させれば、ドア1のロックを解除できることを認識する。そのため、乗員は車室内に飛び出したドアロック解除レバー4の前端部44を引っ張ってドアロック解除レバー4を回動させて、ドア1のロックを解除することができる。
Then, as shown in FIG. 3, the passenger can see the letters "OPEN" and the arrow displayed on the upper surface of the door
次に、図5を参照しながら、第1の実施形態の車両用ドア開放装置10について説明する。
Next , the vehicle
図5は、乗員が押したり引いたりするなどの外力がかかっておらず停止した状態のドアロック解除レバー4の上面図である。図5に示すように、ドアロック解除レバー4の前端部44は、上下方向に延びる山形の歯が等間隔で形成されるセレーション形状となっている。そして、ドアロック解除レバー4の側面42には、車両幅方向外側に向かって凹んだ凹部45が軸41より後方に形成されている。
FIG. 5 is a top view of the door
ドアロック解除レバー4の前端部44が滑り止めの効果を有するセレーション形状となっているため、乗員がドアロック解除スイッチ3の凹部31に指6を入れてドアロック解除レバー4の前端部44に触れた際に、ドアロック解除レバー4が指6を掛けて操作するレバーであることを乗員に認識させる。このようにドアロック解除レバー4が指6を掛けて操作するレバーであることを認識した乗員は、ドアロック解除レバー4の前端部44に指6を掛けて車両幅方向内側へ向かって引っ張ってドアロック解除レバー4を回動させて、ドア1のロックを解除することができる。
Since the
また、ドアロック解除レバー4の側面42には凹部45が形成されているため、ドアロック解除スイッチ3を押圧してもドア1のロックが解除されない際に、ドアロック解除スイッチ3に隣接するドアロック解除レバー4の凹部45を押すように乗員は誘導される。そして、乗員がドアロック解除レバー4の凹部45を押すことによって、第1の実施形態の車両用ドア開放装置10と同様に、ドアロック解除レバー4の前部がアームレスト2の側面23より車室内に飛び出す。
Further, since the
すると、車室内に飛び出したドアロック解除レバー4を見た乗員は、ドアロック解除レバー4が指6を掛けて操作するレバーであることを認識する。このようにドアロック解除レバー4が指6を掛けて操作するレバーであることを認識した乗員は、ドアロック解除レバー4の前端部44に指6を掛けて車両幅方向内側へ向かって引っ張ってドアロック解除レバー4を回動させて、ドア1のロックを解除することができる。
Then, an occupant who sees the
<第2の実施形態>
次に、図6を参照しながら、第2の実施形態の車両用ドア開放装置について説明する。第2の実施形態の車両用ドア開放装置は、第1の実施形態の車両用ドア開放装置10と比較すると、ドアロック解除レバー4bの形状のみが異なるため、ドアロック解除レバー4bの形状について以下に説明し、その他の部品については同一の符号を付して説明を省略する。
< Second embodiment>
Next, a vehicle door opening device according to a second embodiment will be described with reference to FIG. The vehicle door opening device of the second embodiment differs from the vehicle
図6は、乗員が押したり引いたりするなどの外力がかかっておらず停止した状態のドアロック解除レバー4bの上面図である。図6に示すように、第2の実施形態の車両用ドア開放装置のドアロック解除レバー4bの前端部44bは、第1の実施形態の車両用ドア開放装置と同様に、上下方向に延びる山形の歯が等間隔で形成されるセレーション形状となっている。そして、ドアロック解除レバー4bの側面42bには、第1の実施形態の車両用ドア開放装置10とは異なり、車両幅方向内側に向かって突出した突起46が軸41より後方に形成されている。
FIG. 6 is a top view of the door
ドアロック解除レバー4bの前端部44bが滑り止めの効果を有するセレーション形状となっているため、第1の実施形態の車両用ドア開放装置10と同様に、乗員がドアロック解除スイッチ3の凹部31に指6を入れてドアロック解除レバー4bの前端部44bに触れた際に、ドアロック解除レバー4bが指6を掛けて操作するレバーであることを乗員に認識させる。このようにドアロック解除レバー4bが指6を掛けて操作するレバーであることを認識した乗員は、ドアロック解除レバー4bの前端部44bに指6を掛けて車両幅方向内側へ向かって引っ張ってドアロック解除レバー4bを回動させて、ドア1のロックを解除することができる。
Since the
また、ドアロック解除レバー4bの側面42bには突起46が形成されているため、ドアロック解除スイッチ3を押圧してもドア1のロックが解除されない際に、乗員はドアロック解除レバー4bの突起46を押すように誘導される。そして、乗員がドアロック解除レバー4bの突起46を押すことによって、第1の実施形態の車両用ドア開放装置10と同様に、ドアロック解除レバー4bの前部がアームレスト2の側面23より車室内に飛び出す。
In addition, since a
すると、車室内に飛び出したドアロック解除レバー4bを見た乗員は、車室内に飛び出したドアロック解除レバー4bの前端部44bを引っ張って更にドアロック解除レバー4bを回動させれば、ドア1のロックを解除できることを認識する。そのため、乗員は車室内に飛び出したドアロック解除レバー4bの前端部44bを引っ張ってドアロック解除レバー4bを回動させて、ドア1のロックを解除することができる。
Then, an occupant who sees the door unlock
<実施形態の補足>
本開示の車両用ドア開放装置は、上述した形態に限定されず、本開示の要旨の範囲内において種々の形態にて実施できる。例えば、ドアロック解除スイッチ及びドアロック解除レバーは、アームレストの上面やドアの内側の側面など、アームレストの側面以外の場所に設けられていてもよい。
<Supplement to the embodiment>
The vehicle door opening device of the present disclosure is not limited to the form described above, and can be implemented in various forms within the scope of the gist of the present disclosure. For example, the door unlock switch and the door unlock lever may be provided on the upper surface of the armrest, the inner side surface of the door, or other locations other than the side surface of the armrest.
1 ドア、2 アームレスト、3 ドアロック解除スイッチ、4,4a,4b ドアロック解除レバー、5 機械式ラッチ駆動機構、6 指、10 車両用ドア開放装置、21 上面、22 穴、23,42,42a,42b 側面、24 インサイドハンドルベース、25 溝部、26 ストッパ、31,45 凹部、41,55 軸、43 トーションスプリング、44,44a,44b 前端部、46 突起、51 第1ケーブル、52 ベルクランクリンク、53 ベルクランクケース、54 第2ケーブル。
Reference Signs List 1
Claims (1)
ドアロック解除スイッチの押圧によって電気式に前記ラッチを動作させて前記ドアのロックを解除できる電気式ラッチ駆動機構と、
ドアロック解除レバーの操作によって機械式に前記ラッチを動作させて前記ドアのロックを解除できる機械式ラッチ駆動機構と、を備える車両用ドア開放装置であって、
前記ドアロック解除スイッチは前記ドアロック解除レバーの先端に隣接する位置に配置され、
前記ドアロック解除スイッチの表面には、前記ドアロック解除レバーの先端と隣接する部分に凹部が形成され、
前記ドアロック解除レバーの前端部は、上下方向に延びる山形の歯が形成されるセレーション形状となっており、
前記ドアロック解除レバーの側面には、車両幅方向外側に向かって凹んだ凹部、又は、車両幅方向内側に向かって突出した突起が、前記ドアロック解除レバーの回転軸より後方に形成されていることを特徴とする車両用ドア開放装置。 a door lock device capable of locking the door by engaging the door with the vehicle body with the latch in a closed state;
an electric latch driving mechanism capable of unlocking the door by electrically operating the latch by pressing a door unlock switch;
A vehicle door opening device comprising: a mechanical latch driving mechanism capable of unlocking the door by mechanically operating the latch by operating a door unlocking lever,
The door unlock switch is arranged at a position adjacent to the tip of the door unlock lever,
A concave portion is formed on the surface of the door unlock switch at a portion adjacent to the tip of the door unlock lever ,
The front end of the door lock release lever has a serration shape in which chevron teeth extending in the vertical direction are formed,
A recess recessed toward the outside in the vehicle width direction or a projection projecting toward the inside in the vehicle width direction is formed on the side surface of the door lock release lever behind the rotation axis of the door lock release lever. A vehicle door opening device characterized by:
Priority Applications (1)
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JP2019196046A (en) | 2018-05-08 | 2019-11-14 | トヨタ自動車株式会社 | Release device of vehicle door latch |
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2020
- 2020-02-18 JP JP2020025517A patent/JP7272297B2/en active Active
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