JP7272061B2 - テストシステム及びテストヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、半導体デバイスの動特性試験を行うテストシステムに関する。
特許文献1には、パワー半導体デバイスの特性試験を行うテストシステムが開示されている。特許文献1に記載のテストシステムにおいては、テストヘッドの内部に設けられた測定回路(電流センサ及び電圧センサを含む)を用いて、半導体デバイスの動特性試験を行っている。
特開2017-67555号
しかしながら、特許文献1に記載のテストシステムにおいては、以下の点で改善の余地が残されていた。
すなわち、特許文献1に記載のテストシステムにおいては、通常、テストヘッドの内部に設けられた測定回路にて得られた測定結果を、テストヘッドの外部に設けられたデジタイザ及びインターセプタにアナログ信号として伝送する構成が採用される。このため、アナログ信号を伝送するテストヘッドとデジタイザとの間の配線に関して、厳しい制約条件が課される。例えば、スキューを抑えるためには、電圧配線と電流配線とを等長配線にする必要がある。また、各配線と周辺導体(例えば、筐体)との間の相互誘導の変動を抑えるには、ダクト配線を行ったり、配線固定を行ったりする必要がある。このため、配線工数が嵩み易く、その結果、製造コストが上昇し易いという問題があった。
本発明の一態様は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、従来のテストシステムよりも配線工数が嵩み難いテストシステムを実現することを目的とする。
本発明の態様1に係るテストシステムは、半導体デバイスの動特性試験を行うテストシステムであって、統合コントローラと、電流センサ又は電圧センサである一又は複数のセンサを含む測定回路と、前記測定回路に含まれるスイッチを制御するドライバと、前記センサから出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換するADコンバータと、前記デジタル信号を参照して遮断信号を生成する遮断コントローラと、前記統合コントローラから取得した動作コマンド及び前記遮断コントローラから取得した前記遮断信号を参照して、前記ドライバを制御する動特性コントローラと、を備え、少なくとも前記測定回路及び前記ADコンバータがテストヘッドに内蔵されている。
上記の構成によれば、センサから出力されたアナログ信号は、測定回路と共にテストヘッドに内蔵されたADコンバータによってデジタル信号に変換される。したがって、特許文献1に記載のテストシステムのように、テストヘッドとデジタイザ(テストヘッドの外部に設けられている)との間の配線に関して、スキューを抑えるために電圧配線と電流配線とを等長配線にする必要がない(テストヘッド内における等長配線の実現は、テストヘッド-デジタイザ間の等長配線の実現よりも容易である)。また、テストヘッドとデジタイザとの間の配線に関して、相互誘導の変動を抑えるために、ダクト配線を行ったり、配線固定を行ったりする必要がない。したがって、従来のテストシステム(例えば、特許文献1に記載のテストシステム)よりも配線工数の嵩みにくいテストシステムを実現することができる。
本発明の態様2に係るテストシステムにおいては、態様1に係るテストシステムの構成に加えて、以下の構成が採用されている。すなわち、前記測定回路及び前記ADコンバータに加えて、前記ドライバ、前記遮断コントローラ、及び前記動特性コントローラが前記テストヘッドに内蔵されている、構成が採用されている。
上記の構成によれば、デジタル信号が伝送されるADコンバータから遮断コントローラまでの配線、及び、遮断信号が伝送される遮断コントローラから動特性コントローラまでの配線を短くすることがすることができる。また、テストヘッドに設ける必要のある通信インタフェースを、統合コントローラと通信を行うための通信インタフェースのみにすることができる。したがって、テストシステムの構成をより簡潔にすることができる。
本発明の態様3に係るテストシステムにおいては、態様2に係るテストシステムの構成に加えて、以下の構成が採用されている。すなわち、前記ADコンバータ及び前記遮断コントローラが、前記テストヘッドに内蔵されたデジタイザボードに実装されており、前記動特性コントローラが、前記テストヘッドに内蔵され、前記デジタイザボードに接続されたメザニンカードに実装されている、構成が採用されている。
上記の構成によれば、テストヘッド内部の構成を簡潔にすることができる。
本発明の態様4に係るテストヘッドは、半導体デバイスの動特性試験を行うテストシステムに含まれるテストヘッドであって、電流センサ又は電圧センサである一又は複数のセンサを含む測定回路と、前記センサから出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換するADコンバータと、を内蔵している。
上記の構成によれば、センサから出力されたアナログ信号は、測定回路と共にテストヘッドに内蔵されたADコンバータによってデジタル信号に変換される。したがって、本態様に係るテストヘッドを備えたテストシステムにおいては、特許文献1に記載のテストシステムのように、テストヘッドとデジタイザ(テストヘッドの外部に設けられている)との間の配線に関して、スキューを抑えるために電圧配線と電流配線とを等長配線にする必要がない。また、本態様に係るテストヘッドを備えたテストシステムにおいては、テストヘッドとデジタイザとの間の配線に関して、相互誘導の変動を抑えるために、ダクト配線を行ったり、配線固定を行ったりする必要がない。したがって、本態様に係るテストヘッドを用いれば、特許文献1に記載のテストシステムと比べて、配線工数の嵩みにくいテストシステムを実現することができる。
本発明の一態様によれば、従来のテストシステムよりも配線工数が嵩み難いテストシステムを実現することができる。
本発明の一実施形態に係るテストシステムの構成を示すブロック図である。 図1に示したテストシステムが備える測定回路の構成を示す回路図である。 図1に示したテストシステムの実装例を示すブロックである。 図4に示したテストシステムの実装例においてPCからデジタイザボードに送出されるパケットの構造を示す図である。
(テストヘッドの構成)
本発明の一実施形態に係るテストシステム1の構成について、図1を参照して説明する。図1は、テストシステム1の構成を示すブロック図である。
テストシステム1は、半導体デバイスDの動特性試験を行うためのシステムである。特性試験の対象となる半導体デバイスDとしては、ダイオード、トランジスタ、サイリスタなどの個別半導体デバイス、及び、個別半導体デバイスを集積したIC(Integrated Circuit)の双方が想定される。本実施形態では特に、P端子、N端子、O端子を備えたIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)を想定する。
テストシステム1は、図1に示すように、測定回路11と、DUTドライバ12と、ゲートドライバ13(特許請求の範囲における「ドライバ」の一例)と、リレードライバ14(特許請求の範囲における「ドライバ」の一例)と、ADコンバータ15と、遮断コントローラ16と、動特性コントローラ17と、統合コントローラ18と、光ケーブル19と、を備えている。測定回路11、DUTドライバ12、ゲートドライバ13、リレードライバ14、ADコンバータ15、遮断コントローラ16、及び動特性コントローラ17は、テストヘッド10に内蔵されており、テストヘッド10と統合コントローラ18とは、光ケーブル19により接続されている。ここで、「テストヘッド10に内蔵されている」とは、テストヘッド10の筐体の内部に収容されていることを指す。
測定回路11は、半導体デバイスDの各端子を流れる電流及び/又は半導体デバイスDの各端子の電圧を測定するための回路である。測定回路11は、半導体デバイスDの各端子に接続される電流センサ及び/又は電圧センサを含んでいる。本実施形態においては、半導体デバイスDのP端子に接続される電圧センサ11p1及び電流センサ11p2、並びに、半導体デバイスDのN端子に接続される電圧センサ11n1及び電流センサ11n2を含んでいる。また、測定回路11は、電流測定及び/又は電圧測定の測定条件を変更するためのトランジスタスイッチ及びリレースイッチを含んでいる。測定回路11の構成例については、参照する図面を代えて後述する。
DUTドライバ12は、半導体デバイスDにゲート電圧を印可するための回路である。DUTドライバ12は、半導体デバイスに印可するゲート電圧の大きさを、後述する動特性コントローラ17から供給されるゲート電圧設定信号GVSを参照して設定する。
ゲートドライバ13は、測定回路11に含まれるトランジスタスイッチを制御する(例えば、オン状態からオフ状態へと、或いは、オフ状態からオン状態へと切り替える)ための回路である。ゲートドライバ13は、測定回路11に含まれるトランジスタスイッチをどの状態に切り替えるかを、後述する動特性コントローラ17から供給されるゲート駆動信号GDSを参照して決定する。
リレードライバ14は、測定回路11に含まれるリレースイッチを制御する(例えば、オン状態からオフ状態へと、或いは、オフ状態からオン状態へと切り替える)ための回路である。リレードライバ14は、測定回路11に含まれるリレースイッチをどの状態に切り替えるかを、後述する動特性コントローラ17から供給されるリレー駆動信号RDSを参照して設定する。
ADコンバータ15は、測定回路11に含まれる電圧センサ11p1,11n1及び電流センサ11p2,11n2から出力されたアナログ信号ASp1,ASn1,ASp2,ASn2を、それぞれ、デジタル信号DSp1,DSn1,DSp2,DSn2に変換する。ADコンバータ15にて生成されたデジタル信号DSp1,DSn1,DSp2,DSn2は、測定結果を表す出力信号として統合コントローラ18に出力されると共に、遮断コントローラ16に供給される。
遮断コントローラ16は、ADコンバータ15から取得したデジタル信号DSp1,DSn1,DSp2,DSn2を参照して遮断信号ISp1,ISn1,ISp2,ISn2を生成する。遮断信号ISp1,ISn1は、例えば、デジタル信号DSp1,DSn1の示す電圧値が予め定められた閾値(過電圧閾値)を超えたときに値1を取り、そうでないときに値0を取るデジタル信号である。遮断信号ISp2,ISn2は、デジタル信号DSp2,DSn2の示す電流値が予め定められた閾値(過電流閾値)を超えたときに値1を取り、そうでないときに値0を取るデジタル信号である。遮断コントローラ16にて生成された遮断信号ISp1,ISn1,ISp2,ISn2は、動特性コントローラ17に供給される。
動特性コントローラ17は、統合コントローラ18から取得した動作コマンドCmd、及び、遮断コントローラ16から取得した遮断信号ISp1,ISn1,ISp2,ISn2を参照して、電圧センサ11p1,11n1及び電流センサ11p2,11n2の測定レンジを制御すると共に、上述したゲート電圧設定信号GVS、ゲート駆動信号GDS、及びリレー駆動信号RDSを生成する。動特性コントローラ17にて生成されたゲート電圧設定信号GVS、ゲート駆動信号GDS、及びリレー駆動信号RDSは、それぞれ、上述したDUTドライバ12、ゲートドライバ13、及びリレードライバ14を制御するために利用される。
以上のように、本実施形態に係るテストシステム1は、(1)統合コントローラ18と、(2)電圧センサ11p1,11n1及び電流センサ11p2,11n2を含む測定回路11と、(3)測定回路11に含まれるトランジスタスイッチを制御するゲートドライバ13及び測定回路11に含まれるリレースイッチを制御するリレードライバ14と、(4)電圧センサ11p1,11n1及び電流センサ11p2,11n2から出力されたアナログ信号ASp1,ASpn1,ASp2,ASn2をデジタル信号DSp1,DSpn1,DSp2,DSn2に変換するADコンバータ15と、(5)デジタル信号DSp1,DSpn1,DSp2,DSn2を参照して遮断信号ISp1,ISn1,ISp2,ISn2を生成する遮断コントローラ16と、統合コントローラ18から取得した動作コマンドCmd及び遮断コントローラ16から取得した遮断信号ISp1,ISn1,ISp2,ISn2を参照して、ゲートドライバ13及びリレードライバ14を制御する動特性コントローラ17と、を備えている。
そして、本実施形態に係るテストシステム1においては、測定回路11とADコンバータ15とをテストヘッド10に内蔵する構成が採用されている。このため、電圧センサ11p1,11n1及び電流センサ11p2,11n2から出力されたアナログ信号ASp1,ASpn1,ASp2,ASn2は、測定回路11と共にテストヘッド10に内蔵されたADコンバータ15によってデジタル信号DSp1,DSpn1,DSp2,DSn2に変換される。したがって、特許文献1に記載のテストシステムのように、テストヘッドとデジタイザ(テストヘッドの外部に設けられている)との間の配線に関して、スキューを抑えるために電圧配線と電流配線とを等長配線にする必要がない。また、テストヘッドとデジタイザとの間の配線に関して、相互誘導の変動を抑えるために、ダクト配線を行ったり、配線固定を行ったりする必要がない。したがって、従来のテストシステム(例えば、特許文献1に記載のテストシステム)よりも配線工数の嵩みにくいテストシステムを実現することができる。
更に、本実施形態に係るテストシステム1においては、測定回路11及びADコンバータ15に加えて、ゲートドライバ13及びリレードライバ14、遮断コントローラ16、動特性コントローラ17をテストヘッド10に内蔵する構成が採用されている。このため、デジタル信号DSp1,DSpn1,DSp2,DSn2が伝送されるADコンバータ15から遮断コントローラ16までの配線、及び、遮断信号ISp1,ISn1,ISp2,ISn2が伝送される遮断コントローラ16から動特性コントローラ17までの配線を短くすることができる。また、テストヘッド10に設ける必要のある通信インタフェースを、統合コントローラ18と通信を行うための通信インタフェースのみにすることができる。したがって、テストシステム1の構成をより簡潔にすることができる。
(測定回路の構成例)
テストシステム1が備える測定回路11の構成例について、図2を参照して説明する。図2は、測定回路11の構成例を示す回路図である。
測定回路11は、半導体デバイスDの動特性試験を行うための測定回路であり、図2に示すように、コンデンサバンク110と、第1選択回路111と、過電流防止回路112と、高速遮断回路113と、第2選択回路114と、電圧センサ11p1,11n1と、電流センサ11p2,11n2と、を備えている。
コンデンサバンク110は、測定回路11の電力源となる回路であり、一端が半導体デバイスDのP端子に接続されており、他端が半導体デバイスDのN端子に接続されている。コンデンサバンク110は、コンデンサ1101と、コンデンサ1101に直列に接続されたトランジスタスイッチ1102と、により構成されている。コンデンサ1101は、例えば、フィルムコンデンサにより構成される。トランジスタスイッチ1102は、例えば、トランジスタQpと、トランジスタQpに並列に接続された還流ダイオードDpとにより構成される。
第1選択回路111は、半導体デバイスDに含まれるトランジスタQdp,Qdnのどちらを測定の対象とするかを選択するための回路であり、コンデンサバンク110に並列に接続されている。第1選択回路111は、直列接続された2つのトランジスタスイッチ1111,1112により構成されている。トランジスタスイッチ1111は、例えば、トランジスタQhpと、トランジスタQhpに並列に接続された還流ダイオードDhpとにより構成される。トランジスタスイッチ1112は、例えば、トランジスタQhnと、トランジスタQhnに並列に接続された還流ダイオードDnpとにより構成される。2つのトランジスタスイッチ1111,1112の中間点Csは、動特性試験において負荷となるリアクトルLを介して半導体デバイスDのO端子に接続されている。
過電流防止回路112は、リアクトルLに蓄積されたエネルギーを消費するための回路であり、リアクトルLに並列に接続されている。過電流防止回路112は、直列接続された2つのトランジスタスイッチ1121,1122により構成されている。トランジスタスイッチ1121は、例えば、トランジスタQifと、トランジスタQifに並列に接続された還流ダイオードDirとにより構成される。トランジスタスイッチ1122は、例えば、トランジスタQirと、トランジスタQirに並列に接続された還流ダイオードDirとにより構成される。
高速遮断回路113は、リアクトルLに蓄積されたエネルギーを過電流防止回路112に消費させるか否かを切り替えるための回路であり、リアクトルLに直列に接続されている。高速遮断回路113は、直列接続された2つのトランジスタスイッチ1131,1132により構成されている。トランジスタスイッチ1131は、例えば、トランジスタQcfと、トランジスタQcfに並列に接続された還流ダイオードDcrとにより構成される。トランジスタスイッチ1132は、例えば、トランジスタQcrと、トランジスタQcrに並列に接続された還流ダイオードDcrとにより構成される。
第2選択回路114は、半導体デバイスDに含まれるトランジスタQdp,Qdnのどちらを短絡耐量測定の対象とするかを選択するための回路であり、コンデンサバンクに並列に接続されている。第2選択回路114は、直列接続された2つのリレースイッチ1141,1142により構成されている。第2選択回路114に含まれる2つのリレースイッチ1141,1142の中間点Ctは、リアクトルLを介して第1選択回路111に含まれる2つのトランジスタスイッチ1111,1112の中間点Csに接続されると共に、半導体デバイスDのO端子に接続されている。
電圧センサ11p1は、半導体デバイスDのP端子の電圧を検出するためのセンサであり、半導体デバイスのP端子に接続されている。電流センサ11p2は、P端子を介して半導体デバイスDに流入する、又は、半導体デバイスDから流出する電流を検出するためのセンサであり、その電流の電流路上に設けられている。
電圧センサ11n1は、半導体デバイスDのN端子の電圧を検出するためのセンサであり、半導体デバイスのN端子に接続されている。電流センサ11n2は、N端子を介して半導体デバイスDに流入する、又は、半導体デバイスDから流出する電流を検出するためのセンサであり、その電流の電流路上に設けられている。
測定回路11に含まれるトランジスタスイッチ1102,1111,1112,1121,1122,1131,1132の開閉は、上述したゲートドライバ13が、ゲート駆動信号GDSを参照して行う。また、測定回路11に含まれるリレースイッチ1141,1142の開閉は、上述したリレードライバ14が、リレー駆動信号RDSを参照して行う。また、測定回路11に含まれる電圧センサ11p1,11n1及び電流センサ11p2,11n2の測定レンジは、上述した動特性コントローラが動作コマンドCmdを参照して切り替える。
なお、測定回路11の構成は、特許文献1に記載のテストシステムが備える測定回路の構成と基本的に同一である。測定回路11の更なる詳細については、特許文献1を参照されたい。
(テストシステムの実装例)
テストシステム1の実装例について、図3を参照して説明する。図3は、テストシステム1の実装例を示すブロック図である。
図3に示す実装例において、テストヘッド10は、デジタイザボード10Aと、メザニンカード10Bと、測定回路11と、DUTドライバ12と、ゲートドライバ13と、リレードライバ14と、により構成されている。ADコンバータ15は、4つのADコンバータとして、デジタイザボード10Aに実装されている。遮断コントローラ16は、デジタルコンパレータとして、デジタイザボード10Aに実装されている。動特性コントローラ17は、FPGA(Field Programmable Gate Array)として、メザニンカード10Bに実装されている。統合コントローラ18としては、PC(Personal Computer)が用いられている。
統合コントローラ18及びデジタイザボード10Aは、光コネクタの一種であるSFP(Small Form Factor Pluggable)コネクタを備えており、光ケーブル19を介して互いに接続される。デジタル信号DSp1,DSn1,DSp2,DSn2のデジタイザボード10A(のADコンバータ15)から統合コントローラ18への伝送は、この光ケーブル19を介して行われる。
また、デジタイザボード10A及びメザニンカード10Bは、LVDS(Low Voltage Differential Signaling)コネクタを備えており、直接又は不図示のメタルケーブルを介して互いに接続される。遮断信号ISp1,ISn1,ISp2,ISn2のデジタイザボード10A(の遮断コントローラ16)からメザニンカード10B(の動特性コントローラ17)への伝送は、このLVDSコネクタを介して行われる。
また、メザニンカード10Bは、光ドライバを備えており、ゲート駆動信号GDSを光信号としてゲートドライバ13に送出すると共に、リレー駆動信号RDSを光信号としてリレードライバ14に送出する。また、メザニンカード10Bは、SPI(Serial Peripheral Interface)を備えており、バスを介してDUTドライバ12に接続されている。ゲート電圧設定信号GVSのメザニンカード10B(の動特性コントローラ17)からDUTドライバ12への伝送は、このバスを介して行われる。
なお、統合コントローラ18からメザニンカード10B(の動特性コントローラ17)への動作コマンドCmdの伝送は、以下のように行われる。まず、動作コマンドCmdは、光ケーブル19を介してPCからデジタイザボード10Aへと伝送される。次に、動作コマンドCmdは、LVDSコネクタを介してデジタイザボード10Aからメザニンカード10Bへと伝送される。
このため、統合コントローラ18とデジタイザボード10Aとの間で送受信されるパケットPは、図4に示すように、(1)統合コントローラ18により生成され、デジタイザボード10Aにより解釈される命令を格納するデジタイザ領域と、(2)統合コントローラ18により生成され、メザニンカード10Bにより解釈される命令(動作コマンドCmd)を格納する動特性コントローラ領域と、(3)デジタイザボード10Aにより生成され、統合コントローラ18により参照されるサンプリングデータ(デジタル信号DSp1,DSn1,DSp2,DSn2)を格納するサンプリングデータ領域と、が含まれている。デジタイザボード10Aは、このパケットPを統合コントローラ18から受信すると、このパケットPの動特性コントローラ領域から動作コマンドCmdを読み出して、読み出した動作コマンドCmdをメザニンカード10Bに送出する。
以上のように、本実装例に係るテストシステム1においては、ADコンバータ15及び遮断コントローラ16が、テストヘッド10に内蔵されたデジタイザボード10Aに実装されており、動特性コントローラ17が、テストヘッド10に内蔵され、デジタイザボード10Aに接続されたメザニンカードに実装されている。したがって、テストヘッド10の内部構成を簡潔にすることができる。
(付記事項)
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。上述した実施形態に含まれる個々の技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても、本発明の技術的範囲に含まれる。
1 テストシステム
10 テストヘッド
11 測定回路
11p1,11n1 電圧センサ
11p2,11n2 電流センサ
12 DUTドライバ
13 ゲートドライバ
14 リレードライバ
15 ADコンバータ
16 遮断コントローラ
17 動特性コントローラ
18 統合コントローラ
19 光ケーブル
10A デジタイザボード
10B メザニンカード

Claims (3)

  1. 半導体デバイスの動特性試験を行うテストシステムであって、
    統合コントローラと、
    電流センサ又は電圧センサである一又は複数のセンサを含む測定回路と、
    前記測定回路に含まれるスイッチを制御するドライバと、
    前記センサから出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換するADコンバータが実装されたデジタイザボードと、
    前記デジタイザボードに実装され、前記デジタル信号を参照して遮断信号を生成する遮断コントローラと、
    前記デジタイザボードに接続されたメザニンカードと、
    前記メザニンカードに実装され、前記ドライバを制御する動特性コントローラと、を備え、
    少なくとも前記測定回路前記デジタイザボード、前記遮断コントローラ、前記メザニンカード及び前記動特性コントローラがテストヘッドに内蔵されており
    前記統合コントローラは、前記デジタイザボードと接続され、当該デジタイザボードへ動作コマンドを伝送し、
    前記動特性コントローラは、前記デジタイザボードから伝送された動作コマンド、及び前記遮断コントローラから取得した前記遮断信号を参照して、前記ドライバを制御する、
    ことを特徴とするテストシステム。
  2. 前記測定回路前記デジタイザボード、前記遮断コントローラ、前記メザニンカード及び前記動特性コントローラに加えて、前記ドライバが前記テストヘッドに内蔵されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のテストシステム。
  3. 半導体デバイスの動特性試験を行うテストシステムに含まれるテストヘッドであって、
    電流センサ又は電圧センサである一又は複数のセンサを含む測定回路と、
    前記センサから出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換するADコンバータが実装されたデジタイザボードと、
    前記デジタイザボードに実装され、前記デジタル信号を参照して遮断信号を生成する遮断コントローラと、
    前記デジタイザボードに接続されたメザニンカードと、
    前記メザニンカードに実装され、前記テストシステムが備えるドライバを制御する動特性コントローラと、
    を内蔵しており、
    前記デジタイザボードは、前記テストシステムが備える統合コントローラと接続され、当該統合コントローラから動作コマンドが伝送されることが可能であり、
    前記動特性コントローラは、前記デジタイザボードから伝送された動作コマンド、及び前記遮断コントローラから取得した前記遮断信号を参照して、前記ドライバを制御する、
    ことを特徴とするテストヘッド。
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