JP7272033B2 - 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
識別情報を表す音波を出力し、取得した音波が表す識別情報を取得した装置に、識別情報に基づいて所定の情報を表示させる情報処理システムが知られている。
また、固定局が、移動機に対して位置検出用の音波を発信するとともに、移動機から発信される応答用の音波を受信して、到達時刻から距離を算出し、距離が一定値以下である場合に無線通信を行う無線通信装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
所定の処理を実行する情報処理装置と、利用者の操作を受け付ける端末装置との間で、音波を用いてデータを送受信したいという要求がある。音波を用いることにより、例えば、近距離無線通信や赤外線通信等の機能を利用しなくても、一般的なマイク、スピーカ等の音響機能を利用して、情報処理装置に、端末装置への操作に応じた所定の処理を実行させることができるようになる。
しかし、従来の技術では、例えば、音波を用いて識別情報等の情報をブロードキャストで送信していたため、送信側の装置(例えば、端末装置)は、受信側の装置(例えば、情報処理装置)が情報を取得したか否かを判断することができないという問題がある。
また、例えば、特許文献1のように、音波を双方向に送信する方法も考えられるが、音波を用いて、例えば、識別情報等の情報を双方向に送信する場合、複数の装置が出力する音波が互いに干渉し合い、受信側で情報を正しく取得できない場合がある。
このように、端末装置と、所定の処理を実行する情報処理装置との間で、音波を用いて情報を双方向に送信し、端末装置から、情報処理装置に所定の処理を実行させることには困難を伴っていた。
本発明の一実施形態は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、端末装置と、所定の処理を実行する情報処理装置との間で、音波を用いて情報を双方向に送信して、端末装置から、情報処理装置に所定の処理を実行させることを容易にする。
上記課題を解決するため、本発明の一実施形態に係る情報処理システムは、所定の処理を実行する情報処理装置と、端末装置とを含む情報処理システムであって、前記端末装置は、前記情報処理装置が、第1の周波数帯で出力する第1の識別情報を表す第1の音波を受信する第1の音波受信部と、前記第1の周波数帯とは異なる第2の周波数帯で第2の識別情報を表す第2の音波を出力する第1の音波出力部と、を有し、前記情報処理装置は、前記第1の音波を出力する第2の音波出力部と、前記第2の音波を受信する第2の音波受信部と、前記第1の識別情報と前記第2の識別情報とに対応する前記所定の処理の実行を制御する実行制御部と、を有し、前記第2の音波出力部は、互いに異なる音圧で、互いに異なる前記第1の識別情報を表す複数の前記第1の音波を出力する。
本発明の一実施の形態によれば、端末装置と、所定の処理を実行する情報処理装置との間で、音波を用いて情報を双方向に送信して、端末装置から、情報処理装置に所定の処理を実行させることを容易になる。
一実施形態に係る情報処理システムのシステム構成の例を示す図である。 一実施形態に係る各音波が利用する周波数帯について説明するための図である。 一実施形態に係る情報処理システムの処理の概要について説明するための図である。 一実施形態に処理情報の例を示す図である。 一実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の例を示す図である。 一実施形態に係る端末装置のハードウェア構成の例を示す図である。 一実施形態に係る情報処理システムの機能構成の例を示す図である。 第1の実施形態に係る情報処理装置の例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る端末装置の処理の例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る距離の判断方法について説明するための図である。 第3の実施形態に係る端末装置の処理の例を示すフローチャートである。 第4の実施形態に係る情報処理システムのシステム構成の例を示す図である。 第4の実施形態に係る出力制御部の処理の例を示すフローチャートである。
以下に、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照して説明する。
<システムの構成>
図1は、一実施形態に係る情報処理システムのシステム構成の例を示す図である。情報処理システム100は、例えば、所定の処理を実行する情報処理装置110と、端末装置120とを含む。
情報処理装置110は、例えば、音を集音するマイク、音を出力するスピーカ、及び表示画面を表示するディスプレイ111等を備えたアミューズメント機器等である。例えば、情報処理装置110は、ディスプレイ111にキャラクタ等の表示画面を表示させるとともに、第1の識別情報(以下、ID1と呼ぶ)を表す第1の音波(以下、音波Aと呼ぶ)101を出力する。
端末装置120は、例えば、利用者が所持するスマートフォン、タブレット端末等の情報端末である。端末装置120は、例えば、情報処理システム100に対応するアプリケーションプログラム(以下、アプリと呼ぶ)を実行することにより、端末装置120が備えるマイクを用いて音波A101を取得し、音波A101に含まれるID1を抽出することができる。また、端末装置120は、端末装置120が備えるディスプレイ121に操作画面等を表示させて、利用者の操作に応じて、第2の識別情報(以下、ID2と呼ぶ)を表す第2の音波(以下、音波Bと呼ぶ)102を出力する。
情報処理装置110は、端末装置120が出力した音波B102を取得し、音波B102が表すID2を抽出することができる。また、情報処理装置110は、ID1とID2とに対応する所定の処理を実行する。
(利用シーンの一例)
例えば、情報処理装置110は、ディスプレイ111に敵のキャラクタを映し出すとともに、ID1を表す音波A101を出力する。
一方、端末装置120は、ディスプレイ121に武器等を表示させるとともに、ID1を表す音波A101を受信すると、敵のキャラクタが近くにいることをディスプレイ121に表示する。
これに応じて、利用者が、ディスプレイ121に表示された武器等に対して所定の操作、例えば、タップ動作等を行うと、ID2を表す音波B102を出力する。
また、情報処理装置110は、例えば、ID2を表す音波B102を受信して、ID1とID2に対応する所定の処理(例えば、敵のキャラクタがダメージを受ける等)を実行する。これにより、情報処理装置110は、ID2を表す音波B102を受信する毎に、的のキャラクタはダメージを受け、最終的には倒される。
本実施形態に係る情報処理システム100では、例えば、上記のようなアトラクションを容易に実現することができるようになる。
ただし、上記の説明は一例であり、情報処理装置110は、出力した音波A101が表すID1と、端末装置120から取得した音波B102が表すID2とに対応する所定の処理を実行する様々な機器であって良い。例えば、情報処理装置110は、ID1とID2に対応する所定の動作を実行するスマートロボットや、ID1とID2に対応する所定の表示画面を表示するデジタルサイネージ等であっても良い。
(各音波が利用する周波数帯の例)
図2は、一実施形態に係る各音波が利用する周波数帯について説明するための図である。図2において、横軸は周波数を示している。図2に示すように、情報処理装置110が出力する音波Aと、端末装置120が出力する音波Bとは、互いに異なる周波数帯に出力される。
一例として、図2の例では、情報処理装置110は、18kHz~20kHzの周波数帯201にID1を表す音波Aを出力する。また、端末装置120は、15kHz~17kHzの周波数帯202にID2を表す音波Bを出力する。
なお、図2に示す周波数帯201、203~203は一例であり、他の周波数帯を用いても良い。また、本実施形態では、音波A、BがIDを表す方法は任意の方法であって良い。
例えば、音波A、音波Bは、所定の周波数帯に含まれる複数の周波数における音波のオン/オフにより、ID1、ID2を表すもの等であって良い。また、音波A、又は音波Bは、10kHz以下の周波数帯を用いて、音声放送、音楽、環境音、効果音等の放送音波に電子透かしでIDを埋め込むもの等であっても良い。
なお、本実施形態では、音波Aが表す様々な識別情報をID1と呼び、音波Bが表す様々な識別情報をID2と呼ぶ。
(処理の概要)
ここで、情報処理システム100の処理の概要について説明する。図3は、一実施形態に係る情報処理システムの処理の概要について説明するための図である。情報処理装置110は、例えば、図3に示すように、ID1を表す音波A101を随時出力する。一方、端末装置120は、情報処理装置110から、ID1を表す音波A101を受信するまで、音波B102を出力しない。
例えば、端末装置120は、図3の時間t1において、情報処理装置110が出力した音波A101を受信すると、操作画面を表示させて利用者による操作を受け付ける。また、端末装置120は、利用者による操作を受け付けると、受け付けた操作に応じたID2を表す音波B102を出力する。
また、情報処理装置110は、図3の時間t2において、端末装置120が出力した音波B102を受信すると、ID1とID2とに対応する所定のアクションを実行する。例えば、情報処理装置110は、図4に示すような処理情報400を記憶部に予め記憶しておき、処理情報400を用いて、ID1とID2とに対応する所定のアクションを特定することができる。
(処理情報の例)
図4は、一実施形態に係る処理情報の例を示す図である。図4(A)は、処理情報400の一例のイメージを示している。図4(A)の例では、処理情報400には、「No.」、「ID1」、「ID2」、「アクション」等の情報が含まれる。
「No.」は管理用のシリアル番号等である。「ID1」は、情報処理装置110が送信する音波A101が表す識別情報である。「ID2」は、端末装置120が送信する音波B102が表す識別情報である。「アクション」は、ID1とID2とに対応する所定のアクション(所定の処理)を示す情報である。
例えば、図4(A)の例では、情報処理装置110は、ID1「1000」を表す音波A101を出力しているときに、ID2「1000」を表す音波B102を受信した場合、アクション「処理Aを実行し、ID1=1001の送信を許可」を実行する。同様に、情報処理装置110は、ID1「10001を表す音波A101を出力しているときに、ID2「1001」を表す音波B102を受信した場合、アクション「処理Aを実行し、ID1=1002の送信を許可」を実行する。
図4(B)は、処理情報400の別の一例を示している。図4(B)に示すように、各行のID1とID2とは異なる値であっても良い。また、図4(B)に示すように、「アクション」には、ID1とID2とに応じて実行する処理のみが定義され、ID1の出力許可はプログラム(アプリ)によって制御されるものであっても良い。
<ハードウェア構成>
続いて、情報処理装置110、及び端末装置120のハードウェア構成について説明する。
(情報処理装置のハードウェア構成)
図5は、一実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の例を示す図である。情報処理装置110は、コンピュータの構成を備えており、例えば、CPU(Central Processing Unit)501、メモリ502、ストレージデバイス503、通信I/F(Interface)504、音波処理回路505、マイク506、スピーカ507、入力装置508、表示装置509、及びバス510等を有する。
CPU501は、ストレージデバイス503等に格納されたプログラムやデータをメモリ502上に読み出し、処理を実行することで、情報処理装置110の各機能を実現する演算装置である。メモリ502には、例えば、CPU501のワークエリア等として用いられるRAM(Random Access Memory)や、起動用のプログラム等を記憶したROM(Read Only Memory)等が含まれる。
ストレージデバイス503は、例えば、SSD(Solid State Drive)等の不揮発性の大容量記憶装置であり、OS(Operating System)、アプリケーションプログラム、各種データ等を記憶する。通信I/F504は、情報処理装置110を通信ネットワークに接続し、他の装置と通信を行うためのインタフェースである。
音波処理回路505は、CPU501からの制御に従って、例えば、音波の増幅、IDを表す音波の生成等の音声処理を行う回路である。音波処理回路505には、例えば、音波増幅回路、デジタルデータを音波に変換するDAC(Digital to Analog Converter)、音波信号をデジタルデータにADC(Analog to Digital Converter)、DSP(Digital Signal Processor)等が含まれ得る。
マイク506は、取得した音波を音波信号に変換して、音波処理回路505に出力するマイクロフォンである。スピーカ507は、音波処理回路505から出力される音波信号を音波に変換して出力するスピーカである。
入力装置508は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、操作パネル、ボタン、タッチパネル等の情報処理装置110への入力操作を受け付ける入力デバイスである。表示装置610は、例えば、ディスプレイ、LED(Light Emitting Diode)等の表示デバイスである。バス510は、上記の各構成要素に接続され、例えば、アドレス信号、データ信号、及び各種制御信号等を伝送する。
(端末装置のハードウェア構成)
図6は、一実施形態に係る端末装置のハードウェア構成の例を示す図である。端末装置120は、例えば、CPU601、メモリ602、ストレージデバイス603、通信I/F604、表示入力装置605、音入出力I/F606、マイク607、スピーカ608、及びバス609等を有する。
なお、CPU601、メモリ602、ストレージデバイス603、通信I/F604、及びバス609は、前述したCPU501、メモリ502、ストレージデバイス503、通信I/F504、及びバス510と同様であるため、ここでは説明を省略する。
表示入力装置605は、例えば、タッチパネル等の入力デバイスと、ディスプレイ等の表示デバイスとを一体化したタッチパネルディスプレイ等のデバイスである。なお、表示入力装置605は、表示装置と入力装置とに分かれていても良い。
音入出力I/F606は、例えば、音波信号を増幅する増幅回路、DAC、ADC等を含む。マイク607は、取得した音波を音波信号に変換して、音入出力I/F606に出力するマイクロフォンである。スピーカ608は、音入出力I/F606から出力された音波信号を音波に変換して出力するスピーカである。
<機能構成>
図7は、一実施形態に係る情報処理システムの機能構成の例を示す図である。
(端末装置の機能構成)
端末装置120は、例えば、図6のCPU601で所定のプログラムを実行することにより、第1の音波受信部721、ID1抽出部722、第1の音波出力部723、出力制御部724、表示制御部725、操作受付部726、距離判断部727、及び記憶部728等を実現している。なお、上記の各機能構成のうち、少なくとも一部は、ハードウェアによって実現されるものであっても良い。
第1の音波受信部721は、情報処理装置110が、第1の周波数帯で出力する第1の識別情報を表す第1の音波を受信する。例えば、第1の音波受信部721は、図6のマイク607、音入出力I/F606を用いて、情報処理装置110が、周波数帯201で出力するID1を表す音波A101を受信する。
例えば、第1の音波受信部721は、受信した音波を録音し、録音した音波を音波データとして、記憶部728等に記憶する。
ID1抽出部722は、第1の音波受信部721が受信した音波(音波データ)を解析して、第1の音波が表す第1の識別情報を抽出する。例えば、ID抽出部722は、音波A101が表すID1を抽出する。
第1の音波出力部723は、第1の周波数帯とは異なる第2の周波数帯で第2の識別情報を表す第2の音波を出力する。例えば、第1の音波出力部723は、図6の音入出力I/F606、スピーカ608等を用いて、周波数帯202でID2を表す音波B102を出力する。
出力制御部724は、第1の音波出力部723による音波の出力を制御する。例えば、出力制御部724は、第1の音波受信部721が、予め定められたID1(第1の識別情報)を表す音波A101(第1の音波)を受信した場合、第1の音波出力部723による音波の出力を許可する。また、出力制御部724は、第1の音波受信部721が、予め定められたID1を表す音波A101を受信していない場合、第1の音波出力部723による音波の出力を禁止する。
表示制御部725は、例えば、利用者の操作を受け付ける操作画面や、通知画面等の様々な表示画面を、表示入力装置605等の表示部に表示させる。
操作受付部726は、利用者による操作を受け付ける。例えば、操作受付部726は、表示制御部725が表示入力装置605に表示した操作画面に対する操作入力を受け付ける。
距離判断部727は、例えば、第1の音波受信部721が受信する1つ以上の音波に含まれるIDと、記憶部728に記憶した距離情報1000とを用いて、情報処理装置110との間の距離を判断する。なお、距離判断部727、及び距離情報1000については、第2の実施形態で後述する。
記憶部728は、例えば、図6のCPU601で実行されるプログラム、及びストレージデバイス603、メモリ602等によって実現され、距離情報1000等の様々な情報を記憶する。
(情報処理装置の機能構成)
情報処理装置110は、例えば、図5のCPU501で所定のプログラムを実行することにより、第2の音波出力部711、第2の音波受信部712、ID2抽出部713、実行制御部714、表示制御部715、及び記憶部716等を実現している。なお、上記の各機能構成のうち、少なくとも一部は、ハードウェアによって実現されるものであっても良い。
第2の音波出力部711は、第1の周波数帯で第1の識別情報を表す第1の音波を出力する。例えば、第2の音波出力部711は、図5の音波処理回路505、スピーカ507等を用いて、周波数帯201でID1を表す音波A101を出力する。
第2の音波受信部712は、第2の周波数帯で第2の識別情報を表す第2の音波を受信する。例えば、第2の音波受信部712は、図5のマイク506、音波処理回路505等を用いて、端末装置120が、周波数帯202に出力したID2を表す音波B102を受信する。
例えば、第2の音波受信部712は、受信した音波を録音し、録音した音波を音波データとして、記憶部716等に記憶する。
ID2抽出部713は、第2の音波受信部712が受信した音波(音波データ)を解析して、第2の音波が表す第2の識別情報を抽出する。例えば、ID抽出部722は、音波B102が表すID2を抽出する。
実行制御部714は、第2の音波出力部711が出力する第1の音波が表す第1の識別情報と、第2の音波受信部712が受信する第2の音波が表す第2の識別情報とに対応する所定の処理の実行を制御する。例えば、実行制御部714は、図4(A)又は図4(B)に示すような処理情報400を用いて、第2の音波出力部711が出力する音波A101が表すID1と、ID2抽出部713が抽出したID2とに対応するアクションを、情報処理装置110に実行させる。
表示制御部715は、例えば、実行制御部714からの制御に従って、様々な表示画面を、表示装置509等の表示部に表示させる。例えば、表示制御部715は、敵のキャラクタ等を表示装置509等に表示させて、実行制御部714からの制御に従って、表示した敵のキャラクタ等に様々な動作を実行させる。
なお、表示制御部715は、実行制御部714からの制御に従って、様々な処理を実行する処理実行部の一例である。例えば、情報処理装置110は、スマートロボットである場合、情報処理装置110は、表示制御部715に代えて(又は加えて)、スマートロボットのアクチュエータを駆動する処理実行部を有していても良い。
記憶部716は、例えば、図5のCPU501で実行されるプログラム、及びストレージデバイス503、メモリ502等によって実現され、処理情報400等の様々な情報を記憶する。
<処理の流れ>
続いて、本実施形態に係る情報処理方法の処理の流れについて、複数の実施形態を例示して説明する。
[第1の実施形態]
図8は、第1の実施形態に係る情報処理装置の処理の例を示すフローチャートである。情報処理装置110は、例えば、第2の音波出力部711を用いて、周波数帯201でID1を表す音波A101を出力するとともに、この処理を繰り返し実行する。
ステップS801において、情報処理装置110の第2の音波受信部712は、周波数帯202で出力される音波B102を受信する。受信された音波は、例えば、音波データとして、記憶部716等に記憶される。
ステップS802において、情報処理装置110のID2抽出部713は、第2の音波受信部712が受信した音波B102から、ID2を抽出する。例えば、ID2抽出部713は、第2の音波受信部712が記憶部716等に記憶した音波データを解析して、音波B102が表すID2を抽出する。
ステップS803において、情報処理装置110の実行制御部714は、音波B102からID2を抽出できたか否かを判断する。音波B102からID2を抽出できた場合、実行制御部714は、処理をステップS804に移行させる。一方、音波B102からID2を抽出できない場合、実行制御部714は、図8の処理を終了させる。
ステップS804に移行すると、情報処理装置110の実行制御部714は、第2の音波出力部711が出力したID1と、ID2抽出部713が抽出したID2に対応するアクションを確認する。例えば、実行制御部714は、図4(A)又は図4(B)に示すような処理情報400を参照して、ID1とID2との組合せに対応するアクションを取得する。
ステップS805において、情報処理装置110の実行制御部714は、ID1とID2とに対応するアクションがあるか否かを判断する。ID1とID2とに対応するアクションがある場合、実行制御部714は、処理をステップS806に移行させる。一方、ID1とID2とに対応するアクションがなかった場合、実行制御部714は、図8の処理を終了させる。
ステップS806に移行すると、情報処理装置110の実行制御部714は、情報処理装置110に、ID1とID2とに対応する処理を実行させる。
例えば、図4(A)に示す処理情報400において、ID1が「1000」であり、ID2が「1000」である場合、実行制御部714は、情報処理装置110に「処理Aを実行し、ID1=1001の送信を許可」する処理を実行させる。
上記の処理により、情報処理装置110は、情報処理装置110が出力した音波A101が表すID1に対応するID2を含む音波B102を受信したときのみ、所定の処理を実行する。
(端末装置の処理)
図9は、第1の実施形態に係る端末装置の処理の例を示すフローチャートである。この処理は、例えば、図8に示した情報処理装置110の処理と並行して、端末装置120側で繰り返し実行される。
ステップS901において、端末装置120の第1の音波受信部721は、周波数帯201で出力される音波A101を受信する。受信された音波は、例えば、音波データとして、記憶部728等に記憶される。
ステップS902において、端末装置120のID1抽出部722は、第1の音波受信部721が受信した音波A101から、ID1を抽出する。例えば、ID1抽出部722は、第1の音波受信部721が記憶部728等に記憶した音波データを解析して、音波A101が表すID1を抽出する。
ステップS903において、端末装置120の出力制御部724は、ID1抽出部722が、予め設定されたID1を抽出できたか否かを判断する。例えば、端末装置120が実行する情報処理システム100に対応するアプリには、アプリで利用可能なID1が予め設定されているものとする。また、出力制御部724は、例えば、ID1抽出部722が抽出したID1が、アプリに予め設定されたID1であるか否かを判断する。
予め設定されたID1を抽出できた場合、出力制御部724は、処理をステップS904に移行させる。一方、予め設定されたID1を抽出できない場合、出力制御部724は、処理をステップS905に移行させる。
ステップS904に移行すると、端末装置120の出力制御部724は、第1の音波出力部723による音波B102の出力を許可する。これにより、第1の音波出力部723は、例えば、表示制御部725が表示する操作画面に対する利用者の操作に応じて、ID2を表す音波B102を出力することができるようになる。
一方、ステップS905に移行すると、端末装置120の出力制御部724は、第1の音波出力部723による音波B102の出力を禁止する。
上記の処理により、端末装置120は、不要な場所で音波B102を出力することを防止して、端末装置120の消費電力を抑制するとともに、他の情報処理装置110や端末装置120等に対する音波の干渉を低減させることができる。
また、本実施形態に係る情報処理システム100によれば、音波を用いることにより、例えば、近距離無線通信等のように、ペアリングを行わなくても双方向に情報を送信することができる。さらに、本実施形態に係る情報処理システム100によれば、赤外線通信等のように、特殊な通信モジュールを用いなくても、一般的な情報端末等に搭載されているマイクとスピーカを用いて、双方向に情報を送信することができるようになる。
以上、本実施形態に係る情報処理システム100によれば、端末装置120と、所定の処理を実行する情報処理装置110との間で、音波を用いて情報を双方向に送信して、端末装置120から、情報処理装置110に所定の処理を実行させることが容易になる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態では、端末装置120の距離判断部727による、情報処理装置110との間の距離の判断方法について説明する。
図10は、第2の実施形態に係る距離の判断方法について説明するための図である。情報処理システム100において、情報処理装置110と端末装置120との間の距離を判断する場合、情報処理装置110は、例えば、図10(A)に示すように、互いに音波の到達範囲が異なる複数の音波を出力する。
例えば、情報処理装置110の第2の音波出力部711は、図10(A)の第1の領域1001内に、ID「A」を表す音波を出力する。また、第2の音波出力部711は、第1の領域1001より広い(半径が大きい)第2の領域1002内に、ID「B」を表す音波を出力する。さらに、第2の音波出力部711は、第2の領域1002より広い(半径が大きい)第3の領域1003内に、ID「C」を表す音波を出力する。
一例として、第2の音波出力部711は、図10(B)に示すように、ID1「A」を表す音波A1011と、ID1「B」を表す音波A1012と、ID1「C」を表す音波A1013とを、順次に繰り返し出力するものであっても良い。
また、別の一例として、第2の音波出力部711は、互いに異なる周波数帯で、ID「A」を表す音波と、ID「B」を表す音波と、ID「C」を表す音波とを、例えば、同時に出力するもの等であっても良い。
一方、端末装置120の記憶部728には、例えば、図10(C)に示すような距離情報1000が記憶されており、距離判断部727は、この距離情報1000と、ID1抽出部722が抽出したIDとを用いて、情報処理装置110との間の距離を判断する。
例えば、図10(C)の例では、ID1抽出部722によって、ID「A」、「B」、「C」が抽出された場合、距離判断部727は、情報処理装置110と端末装置120との間の距離が「1m未満」であると判断する。また、ID1抽出部722によって、ID「B」、「C」が抽出された場合、距離判断部727は、情報処理装置110と端末装置120との間の距離が「1m以上、5m以内」であると判断する。さらに、ID1抽出部722によって、ID「C」が抽出された場合、距離判断部727は、情報処理装置110と端末装置120との間の距離が「5m以上」であると判断する。
なお、情報処理装置110が出力する複数の音波の数は、2つ以上の他の数であっても良い。また、別の一例として、端末装置120側から複数の音波を出力して、情報処理装置110側で、端末装置120との距離を判断しても良い。
本実施形態によれば、例えば、情報処理装置110と端末装置120との間の距離を判断(推定)して、端末装置120、又は情報処理装置110が実行する処理に反映することができるようになる。
例えば、情報処理装置110がアミューズメント機器であり、アミューズメント機器はキャラクタ等を投影、又はスマートロボット等として動作しているものとする。また、利用者は、端末装置120を用いて、キャラクタ、スマートロボット等の居場所を探すアトラクションを行うものとする。このような場合、端末装置120は、情報処理装置110から出力される複数の音波に基づいて、情報処理装置110との間の距離を判断して、操作画面等に表示することにより、利用者が居場所を探し易くすること等ができる。
このように、本実施形態によれば、情報処理装置110と端末装置120との間の距離を利用したサービスを容易に提供することができるようになる。
[第3の実施形態]
第1の実施形態では、例えば、図9に示す端末装置の処理により、端末装置120が、情報処理装置110が送信する音波Aを受信しているときに、端末装置120による音波Bの送信を許可していた。
第3の実施形態では、端末装置120が、情報処理装置110が送信する音波Aを最後に受信してから所定の時間を経過するまで、端末装置120による音波Bの送信を許可する場合の処理の例について説明する。
図11は、第3の実施形態に係る端末装置の処理の例を示すフローチャートである。なお、図11に示す処理のうち、ステップS901~S904の処理は、図9に示すステップS901~S904の処理と同様なので、ここでは図9に示す処理との相違点を中心に説明を行う。
第3の実施形態では、端末装置120の出力制御部724は、ステップS904で第1の音波出力部723による音波B102の出力を許可した後、ステップS1101、S1102において、音波B102の送信を許可する所定の時間を計測するタイマをリセットし、スタートさせる。
また、ステップS903からステップS1103に移行すると、端末装置120の出力制御部724は、ステップS903で、ID1を抽出できなくなってから、所定の時間を経過したか否かを判断する。例えば、出力制御部724は、ステップS1102でスタートしたタイマが、所定の値に達した場合、所定の時間を経過したと判断する。
所定の時間を経過した場合、出力制御部724は、処理をステップS1104に移行させる。一方、所定の時間を経過していない場合、図11の処理を終了させる。
ステップS1104に移行すると、端末装置120の出力制御部724は、ステップS1102でスタートさせたタイマをストップさせる。
ステップS1105において、端末装置120の出力制御部724は、第1の音波出力部723による音波B102の出力を禁止する。
端末装置120は、上記の処理を繰り返し実行することにより、ID1を表す音波A101が検出されなくなってから所定の期間、ID2を表す音波B102を出力することができるようになる。これにより、例えば、ノイズ等により、端末装置120が受信する音波A101が途切れた場合でも、端末装置120は、音波B102を出力することができるようになる。
[第4の実施形態]
第4の実施形態では、端末装置120が複数ある場合の処理について説明する。
図12は、第4の実施形態に係る情報処理システムのシステム構成の例を示す図である。第4の実施形態に係る情報処理システム100は、情報処理装置110と、複数の端末装置120a、120bとを含む。
図12において、端末装置120aは、ID2aを表す音波B102aを出力するものとする。また、端末装置120aは、ID2bを表す音波B102bを出力するものとする。さらに、音波B102a、及び音波B102bは、同じ周波数帯202に出力されるものとする。
この場合、例えば、端末装置120a及び端末装置120bが、同時に音波B102a、及び音波B102bを出力すると、2つ音波が干渉し合って、情報処理装置110が、ID2a、ID2bを正しく抽出できない場合がある。
そこで、本実施形態に係る端末装置120(端末装置120a、端末装置120b)の出力制御部724は、音波B102を出力する周波数帯202が使用されていないときに、第1の音波出力部723による音波B102の出力を許可する。また、出力制御部724は、音波B102を出力する周波数帯202が使用されているときは、第1の音波出力部723による音波B102の出力を禁止する。
(出力制御部の処理)
図13は、第4の実施形態に係る出力制御部の処理の例を示すフローチャートである。この処理は、第4の実施形態に係る端末装置120の出力制御部724が実行する出力制御処理の例を示している。
ステップ1301において、端末装置120の出力制御部724は、音波B102の出力要求がある場合、ステップS1302以降の処理を実行する。なお、音波B102の出力要求は、例えば、表示制御部725が表示する操作画面に対する操作入力を、操作受付部726が受け付けたとき等に発生する。
ステップS1302において、端末装置120の第1の音波受信部721は、例えば、図6のマイク607、スピーカ608等を用いて、端末装置120の周辺の音波を受信する。受信された音波は、例えば、音波データとして、記憶部728等に記憶される。
ステップS1303において、端末装置120の出力制御部724は、第1の音波受信部721が受信した端末装置120の周辺の音波(音波データ)を解析して、音波B102を出力する周波数帯202の音圧を測定する。
ステップS1304において、端末装置120の出力制御部724は、ステップS1303で測定した周波数帯202の音圧が、規定の音圧以上であるか否かを判断する。ここで、規定の音圧は、周波数帯202で他の端末装置120が音波Bを出力しているか否かを判断するための値が、予め設定されているものとする。
測定した音圧が規定の音圧以上である場合、出力制御部724は、音波Bの出力要求ありの状態を維持したまま、図13の処理を終了させる。一方、測定した音圧が規定の音圧未満である場合、出力制御部724は、処理をステップS1305に移行させる。
ステップS1305に移行すると、出力制御部724は、第1の音波受信部721による音波B102の出力を許可する。これにより、第1の音波受信部721は、ID2を表す音波B102を出力する。ステップS1305において、出力制御部724は、出力要求をクリアする。
端末装置120は、上記の処理を繰り返し実行することにより、他の端末装置120が音波B102を出力しているときに、自装置が音波B102を出力することを抑制することができる。
本実施形態によれば、例えば、図12に示すように、複数の端末装置120があるときでも、複数の端末装置120が出力する複数の音波B102による干渉を抑制することができるようになる。
以上、本発明の各実施形態によれば、端末装置120と、所定の処理を実行する情報処理装置110との間で、音波を用いて情報を双方向に送信して、端末装置120から、情報処理装置110に所定の処理を実行させることが容易になる。
なお、上記で説明した各実施形態は一例であり、本発明は様々な変形や応用が可能である。例えば、上記の各実施形態では、端末装置120が出力する音波B102に応じて、情報処理装置110に所定の処理を実行させる場合の例について説明した。ただし、これに限られず、本発明は、情報処理装置110が出力する音波A101に応じて、端末装置120に所定の処理を実行させる場合にも適用することができる。
<補足>
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
100 情報処理システム
110 情報処理装置
120 端末装置
201 周波数帯(第1の周波数帯)
202 周波数帯(第2の周波数帯)
711 第2の音波出力部(音波出力部)
712 第2の音波受信部(音波受信部)
714 実行制御部
721 第1の音波受信部
723 第1の音波出力部
724 出力制御部
727 距離判断部
特開2007-019857号公報

Claims (9)

  1. 所定の処理を実行する情報処理装置と、端末装置とを含む情報処理システムであって、
    前記端末装置は、
    前記情報処理装置が、第1の周波数帯で出力する第1の識別情報を表す第1の音波を受信する第1の音波受信部と、
    前記第1の周波数帯とは異なる第2の周波数帯で第2の識別情報を表す第2の音波を出力する第1の音波出力部と、
    を有し、
    前記情報処理装置は、
    前記第1の音波を出力する第2の音波出力部と、
    前記第2の音波を受信する第2の音波受信部と、
    前記第1の識別情報と前記第2の識別情報とに対応する前記所定の処理の実行を制御する実行制御部と、
    を有し、
    前記第2の音波出力部は、互いに異なる音圧で、互いに異なる前記第1の識別情報を表す複数の前記第1の音波を出力する、
    情報処理システム。
  2. 前記端末装置は、前記第1の音波受信部が、予め定められた前記第1の識別情報を表す前記第1の音波を受信した場合、前記第1の音波出力部による前記第2の音波の出力を許可する出力制御部を有する、請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記出力制御部は、前記予め定められた前記第1の識別情報を表す前記第1の音波を受信した後の所定の期間、前記第2の音波の出力を許可する、請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記出力制御部は、他の端末装置が前記第2の周波数帯を使用していないときに、前記第1の音波出力部に前記第2の音波を出力させる、請求項2又は3に記載の情報処理システム。
  5. 前記端末装置は、前記第1の音波受信部が受信した前記第1の音波に含まれる1つ以上の前記第1の識別情報に基づいて、前記情報処理装置との間の距離を判断する距離判断部を有する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  6. 前記情報処理装置は、利用者による前記端末装置への操作に応じて、所定の動作又は表示を行うアミューズメント機器を含む、請求項1乃至のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  7. 所定の処理を実行する情報処理装置であって、
    第1の周波数帯で第1の識別情報を表す第1の音波を出力する音波出力部と、
    前記第1の音波に応じて端末装置から出力される、前記第1の周波数帯とは異なる第2の周波数帯で第2の識別情報を表す第2の音波を受信する音波受信部と、
    前記第1の識別情報と前記第2の識別情報とに対応する前記所定の処理の実行を制御する実行制御部と、
    を有し、
    前記音波出力部は、互いに異なる音圧で、互いに異なる前記第1の識別情報を表す複数の前記第1の音波を出力する、
    報処理装置。
  8. 所定の処理を制御するコンピュータに、
    第1の周波数帯で第1の識別情報を表す第1の音波を出力する音波出力処理と、
    前記第1の音波に応じて端末装置から出力される、前記第1の周波数帯とは異なる第2の周波数帯で第2の識別情報を表す第2の音波を受信する音波受信処理と、
    前記第1の識別情報と前記第2の識別情報とに対応する前記所定の処理の実行を制御する実行制御処理と、
    を実行させ
    前記音波出力処理は、互いに異なる音圧で、互いに異なる前記第1の識別情報を表す複数の前記第1の音波を出力する、
    ログラム。
  9. 所定の処理を実行する情報処理装置と、端末装置とを含む情報処理システムにおいて、
    前記端末装置が、
    前記情報処理装置が、第1の周波数帯で出力する第1の識別情報を表す第1の音波を受信する第1の音波受信処理と、
    前記第1の周波数帯とは異なる第2の周波数帯で第2の識別情報を表す第2の音波を出力する第1の音波出力処理と、
    を実行し、
    前記情報処理装置が、
    前記第1の音波を出力する第2の音波出力処理と、
    前記第2の音波を受信する第2の音波受信処理と、
    前記第1の識別情報と前記第2の識別情報とに対応する前記所定の処理の実行を制御する実行制御処理と、
    を実行し、
    前記第2の音波出力処理は、互いに異なる音圧で、互いに異なる前記第1の識別情報を表す複数の前記第1の音波を出力する、
    報処理方法。
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