JP7270837B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本開示は、据付状態における安定性を確保するための脚部を有する冷蔵庫に関する。
一般的に冷蔵庫は、貯蔵室を構成する内箱と、当該内箱を収容する外箱と、の間に断熱材が充填された断熱箱体を有する冷蔵庫本体と、内箱の前面に形成された開口部を開閉する扉と、を備えている。また、冷蔵庫本体の底面には、据え付け環境に応じて冷蔵庫を水平に支持し、冷蔵庫の据付状態における安定性を確保するために、脚部が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
かかる特許文献1の冷蔵庫では、脚部がブラケットを介して冷蔵庫の底面に螺合して回転可能に取り付けられている。この構造により、脚部を回転させて冷蔵庫の底面から突出する高さを調節することで冷蔵庫の据付状態における安定性を確保していた。
特開2015-81717号公報
しかしながら、前述のように、冷蔵庫の据付状態における安定性を確保するべく、従来の脚部による手法を用いた場合、大型の冷蔵庫に対しては大型の脚部を用いなければ、据え付け環境に応じて冷蔵庫を水平に支持することができない虞があった。すなわち、脚部の取り付け位置が冷蔵庫の扉の前面より後ろ側に配置されるのが一般的であることから、冷蔵庫のサイズに応じて、脚部のサイズも変更しなければ、据付状態の安定性を確保できない虞があった。そのため、冷蔵庫のサイズに応じた大きさの脚部を用意する必要があり、部品点数の増加および誤組付けを招くことから、組立作業性を低下させる問題があった。
本開示は、前述した課題を解決するためになされたものであり、冷蔵庫のサイズに関係なく据付状態の安定性を確保可能な脚部としての部品を共通化することで、部品点数を低減すると共に誤組付けを防止し、組立作業性を向上できる冷蔵庫を提供することを目的とする。
本開示に係る冷蔵庫は、貯蔵室が内部に形成された冷蔵庫本体を備えた冷蔵庫であって、前記冷蔵庫本体は、底部の前方側に配置された支持脚を有し、前記支持脚は、前記冷蔵庫本体の前記底部に固定される支持脚固定部と、前記支持脚固定部に対し、前記冷蔵庫本体の奥行き方向に沿ってスライド自在に組付けられる支持脚可動部と、を有し、前記支持脚可動部は、当該支持脚可動部に対して回転自在に取り付けられ、前記冷蔵庫本体の高さを調整する調整部材を有し、前記支持脚固定部は、前記支持脚可動部のスライド移動を規制する規制部を有し、前記規制部は、前記支持脚可動部側に突出した爪部を有し、前記支持脚可動部は、前記爪部と係合する開口が形成された係合部を有し、前記爪部と前記開口との係合により、前記支持脚固定部に対する前記支持脚可動部のスライド移動を規制するものである。
本開示に係る冷蔵庫によれば、冷蔵庫本体の底部に配置された支持脚部の支持脚可動部が、冷蔵庫本体の奥行き方向に沿ってスライド移動することで、支持脚可動部に設けられた冷蔵庫本体の高さを調整する調整部材の設置位置を変更することができる。したがって、冷蔵庫のサイズに関係なく据付状態の安定性を確保可能な脚部としての部品を共通化できる。よって、部品点数を低減すると共に誤組付けを防止し、組立作業性を向上できる。
実施の形態1に係る冷蔵庫の外観を示す斜視図である。 図1の冷蔵庫における支持脚部を示す斜視図である。 図2の支持脚部を側面から見た断面を示す断面図である。 図2の支持脚部の支持脚固定部を示す分解断面図である。 図2の支持脚部の支持脚可動部を示す分解断面図である。 図3の支持脚部のA-A断面を示す断面図である。 図6の要部を示す拡大図である。 図3の支持脚部のB-B断面を示す断面図である。 図8の支持脚部の比較例としてネジ頭部用凹部を設けない場合を示す断面図である。 図2の支持脚部の説明に供する概念図である。 図2の支持脚部の説明に供するスライド移動状態の概念図である。 図11の規制係合部を示す拡大図である。 支持脚部のスライド移動における規制部と規制係合部との説明に供する断面図である。
以下、図面に基づいて本開示に係る冷蔵庫の実施の形態について説明する。なお、明細書全文に示す構成要素の形態は、あくまで例示であってこれらの記載に限定されるものではない。すなわち、本開示は、請求の範囲および明細書全体から読み取ることのできる要旨または思想に反しない範囲で適宜変更可能である。また、そのような変更を伴う冷蔵庫も本開示の技術思想に含まれる。さらに、各図において、同一の符号を付したものは、同一またはこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。また、以下の説明において、図における上方を「上側」とし、下方を「下側」として説明する。さらに、理解を容易にするために、方向を表す用語(たとえば「右」、「左」、「前」および「後」)などを適宜用いるが、説明のためのものであって、これらの用語は本開示を限定するものではない。また、冷蔵庫を正面側から見て上下となる方向を高さ方向とし、左右となる方向を幅方向とする。そして、図面では各構成部材の大きさの関係が実際とは異なる場合がある。
実施の形態1.
<冷蔵庫1の構成>
図1を参照しながら、本実施の形態1に係る冷蔵庫1について説明する。図1は、実施の形態1に係る冷蔵庫1の外観を示す斜視図である。図1に示すように、冷蔵庫1は鉄板などの金属からなり外観を構成する冷蔵庫本体2を有している。冷蔵庫本体2は、断熱箱体を構成する外箱であり、内部に貯蔵室を形成する内箱(不図示)を収容している。内箱は、ABS(アクリロニトリル-ブタジエン-スチレンプラスチック)などの合成樹脂からなる。外箱としての冷蔵庫本体2と内箱との間には、内部空間が形成される。冷蔵庫1の天面、背面および底面等における外箱と内箱との間の内部空間には、真空断熱材、およびまたは、発泡断熱材が充填されている。
冷蔵庫本体2の内部は、温度帯の異なる複数の貯蔵室(例えば、上から順に冷蔵室、野菜室、および、冷凍室)に区分けされており、これら各貯蔵室の開口部を閉寒するべく、それぞれ開閉自在の断熱扉3、4および5が設けられている。また、冷蔵庫本体2の底部における前方側には、冷蔵庫1を支持する支持脚6が配置され、同底部の後方側には、冷蔵庫1を支持すると共に冷蔵庫1の移動の際に回動することで、車輪として機能する車輪形状の支持脚7が配置されている。これら、支持脚6および支持脚7は、冷蔵庫本体2の底部における前方側および後方側の幅方向の左右端部側にそれぞれ1箇所ずつ配置されている。
ここで、図示省略するが、本実施の形態1の冷蔵庫1は、貯蔵室内を冷却するための冷媒回路(冷凍サイクル)を有している。冷媒回路は、圧縮機と、冷却器と、凝縮器と、キャピラリチューブ等とを配管接続して構成される。冷蔵庫本体2の内部において、冷凍室の背面側に、圧縮機と凝縮器とが配置される機械室が形成されている。また、野菜室の背面側には、断熱仕切によって区切られ、冷蔵室、野菜室、および、冷凍室の各貯蔵室を所定の温度帯に冷却する冷却器が配置されている。圧縮機は、冷媒を吸入し、圧縮して高温、高圧の状態にして吐出する。凝縮器は、冷媒を放熱させて凝縮液化させる。また、膨張装置となるキャピラリチューブ(毛細管)は、通過する冷媒を減圧して膨張させる。冷却器は、冷媒と空気とを熱交換させ、冷媒を蒸発ガス化させる。冷却器が冷却した空気は、送風機(図示せず)により、各貯蔵室に送られる。各貯蔵室に送られる冷気量(空気の量)は、冷却器と各貯蔵室との間の風路に設けた電動式の開閉ダンパ(図示せず)で制御される。
なお、冷凍サイクルを循環する冷媒としては、イソブタン(R600a)を用いることが好ましい。他の冷媒を用いることも可能であるが、イソブタンは、廃棄した場合にオゾン層を破壊しない、および、温暖化係数が低い等の利点がある。
<支持脚6の構成>
次に、本実施の形態1における冷蔵庫1が備える支持脚6について、図2~図9を用いて説明する。図2は、図1の冷蔵庫1における支持脚6を示す斜視図である。図3は、図2の支持脚6を側面から見た断面を示す断面図である。図4は、図2の支持脚6の支持脚固定部61を示す分解断面図である。図5は、図2の支持脚6の支持脚可動部62を示す分解断面図である。図6は、図3の支持脚6のA-A断面を示す断面図である。図7は、図6の要部を示す拡大図である。図8は、図3の支持脚6のB-B断面を示す断面図である。図9は、図8の支持脚6の比較例としてネジ頭部用凹部15abを設けない場合を示す断面図である。
支持脚6は、図2および図3に示すように、冷蔵庫本体2の底部2a(図1参照)に固定される支持脚固定部61と、当該支持脚固定部61に対して冷蔵庫本体2の前後方向にスライド自在に組付けられる支持脚可動部62と、を有している。なお、これら支持脚固定部61および支持脚可動部62の詳細については、図2と図3との対応部分に同一符号を付して示す図4および図5を用いて、以下に説明する。
具体的に、支持脚固定部61は図4に示すように、冷蔵庫本体2の底部2a(図1参照)にネジ11によって固定される固定部本体10を有している。固定部本体10は、冷蔵庫本体2の底部2aに対向して取り付けられる平面部10aと、平面部10aの短手方向両端部に、それぞれ冷蔵庫本体2の前後方向に沿って設けられた側面部10bと、を有する断面U字形状に形成されている。固定部本体10の平面部10aにおいて、支持脚固定部61に対して冷蔵庫本体2の負荷が加わる部位には、図6および図7にも示すように、支持脚可動部62側に向けて突出した凸部10aaが形成されている。すなわち、凸部10aaは、下方に向けて突出している。
固定部本体10の各側面部10bには、それぞれ冷蔵庫本体2の前後方向、すなわち、スライド移動方向沿って延びる長穴形状のガイド溝10baと、後述する規制部14が取り付けられる取付穴10bbと、が形成されている。ガイド溝10baは、支持脚可動部62が支持脚固定部61に対して摺動するスライド量に応じて形成されるのが好ましい。
また、図4に示すように、支持脚固定部61の各側面部10bには、冷蔵庫本体2の設置面との間に設けられ、冷蔵庫本体2を支持するウィール12を回動自在に保持するシャフト13を通す穴10bcが形成されている。ウィール12は、シャフト13を介して回動自在に設けられる。シャフト13は、各側面部10bに形成された穴10bcと、ウィール12に形成された貫通穴12aとを通して配置され、当該貫通穴12aに対して固定状態で係合され、固定部本体10の穴10bcと回動自在に係合される。なお、シャフト13がウィール12の貫通穴12aに対して回動自在に係合されるようにしてもよい。取付穴10bbに取り付けられる規制部14は、支持脚固定部61に対する支持脚可動部62のスライド移動を規制する樹脂製の部材であって、互いに対向する方向に向けて突出した爪部14aを有している。
支持脚可動部62は、図5に示すように、前述した支持脚固定部61にスライド自在に組付けられる可動部本体15を有している。可動部本体15は、支持脚固定部61の平面部10aに対向して組付けられる平面部15aと、平面部15aの短手方向両端部に、それぞれ冷蔵庫本体2の前後方向に沿って設けられた側面部15bと、を有する断面U字形状に形成されている。
平面部15aにおいて、支持脚固定部61の凸部10aaと対向する部位には、当該凸部10aaと係合する凹部15aaが形成されている。凹部15aaは、図6および図7にも示すように、断面が半円形状で、且つ、スライド移動する方向に沿ったビード形状をなしている。凹部15aaは、支持脚可動部62が支持脚固定部61に対して移動するスライド量に応じて形成されるのが好ましい。平面部15aの凹部15aaより後方側には、図8にも示すように、支持脚固定部61に対するスライド移動時にネジ11の頭部11aとの干渉を回避するためのネジ頭部用凹部15abが形成されている。これにより、例えば、図9に示すように、平面部15aにネジ頭部用凹部15abを形成しない場合と比較して、平面部10aと平面部15aとの間に形成される隙間Wを削減できる分、設置面から平面部10aの上面側までの高さ寸法Yを大幅に低減できる利点を有している。
平面部15aの前方側は、前方側に向かって半円形状に突出して形成されている。また、平面部15aの凹部15aaより前方側は、下方に向けて窪んだ窪み部15acが形成されている。窪み部15acには、ネジ穴15cが形成されている。ネジ穴15cには、冷蔵庫本体2の高さを調整する調整部材17が回転自在に係合される。
調整部材17は、円形状の平板状をなし、その中央には垂直方向に突出したネジ部17aが設けられている。つまり、支持脚可動部62は、可動部本体15に対してネジ状に回転自在に取り付けられて、冷蔵庫本体2の高さを調整する調整部材17を有する。
可動部本体15の各側面部15bには、支持脚固定部61の規制部14における爪部14aと係合する複数の開口15daが一定間隔で形成された規制係合部15dが設けられている。したがって、規制部14は、爪部14aと、規制係合部15dの各開口15daと、の係合位置に応じて、支持脚固定部61に対する支持脚可動部62のスライド移動を、段階的に一定間隔で規制する。
また、可動部本体15の各側面部15bにおける後方端部側には、シャフト16が取り付けられるシャフト用穴15eが形成されている。シャフト16は、支持脚固定部61の可動部本体15におけるガイド溝10baと係合する。シャフト16は、可動部本体15におけるガイド溝10baに沿って、冷蔵庫本体2の前後方向である奥行き方向のスライド移動が案内される。
ここで、このように構成された支持脚6における支持脚可動部62のスライド移動について、図10~図13を用いて説明する。図10は、図2の支持脚6の説明に供する概念図である。図11は、図2の支持脚6の説明に供するスライド移動状態の概念図である。図12は、図11の規制係合部15dを示す拡大図である。図13は、支持脚6のスライド移動における規制部14と規制係合部15dとの説明に供する断面図である。
支持脚6は、図10および図11に示すように、支持脚固定部61の可動部本体15におけるガイド溝10baの長さの範囲で冷蔵庫本体2の前後方向にスライド移動可能となっている。すなわち、ガイド溝10baの長さは、支持脚固定部61に対する支持脚可動部62のスライド移動の可動域Xである。つまり、支持脚可動部62は、シャフト16が支持脚固定部61のガイド溝10baと係合し、当該ガイド溝10baに沿って案内される。これにより、支持脚可動部62の支持脚固定部61に対するスライド移動の可動域Xが、ガイド溝10baの形成された範囲に制限されている。なお、支持脚可動部62のスライド移動は、調整部材17を掴んで行うと容易に可能である。
このとき、支持脚可動部62は、可動部本体15の各側面部15bに、図12に示すような一定間隔で形成された複数の開口15daによって構成される規制係合部15dが設けられている。そして、図13に示すように、規制係合部15dの一定間隔で形成された複数の開口15daと、規制部14の爪部14aと、の係合位置に応じて、支持脚固定部61に対する支持脚可動部62のスライド移動を、段階的に一定間隔で規制するようになっている。このように、支持脚可動部62は、規制部14によってスライド移動を規制されることで、冷蔵庫本体2の前面から突出する突出量が制限される。
<実施の形態1における効果>
以上、説明したように、本実施の形態1の冷蔵庫1では、冷蔵庫本体2の底部2aに配置された支持脚6の支持脚可動部62が、冷蔵庫本体2の前後方向、すなわち、奥行き方向に沿ってスライド移動する。これにより、支持脚可動部62に設けられた冷蔵庫本体2の高さを調整する調整部材17の設置位置を変更することができる。したがって、冷蔵庫1のサイズに関係なく据付状態の安定性を確保可能な脚部としての部品である支持脚6を共通化できる。よって、部品点数を低減すると共に誤組付けを防止し、組立作業性を向上できる。
また、このような調整部材17による高さ調整作業は、冷蔵庫1を据え付けた後に行うため、支持脚6に冷蔵庫1の重量がかかり、支持脚6の底面と設置面とが接触した状態で高さ調節作業を行うことになる。したがって、従来において作業者は冷蔵庫本体2を斜めに傾け、支持脚6を設置面から浮かせた状態で調整部材17を回転させる必要があった。しかしながら、本実施の形態1の冷蔵庫1では、支持脚6は支持脚固定部61にウィール12が設けられ、当該ウィール12が冷蔵庫本体2を支持する。このため、冷蔵庫本体2を斜めに傾けることなく、適宜、調整部材17を回転させて設置面から離した状態にすることができる。また、このように調整部材17を設置面から浮かせた状態において、支持脚可動部62を必要な分、スライド移動させ、必要な位置で調整部材17を回転させて設置面と接触させて据付状態の安定性を確保できる。このように、調整部材17を手などで掴んで回転させる場合よりも、当該調整部材17を回転させるのに必要な力を小さくすることができる。これにより、容易に高さ調整作業を行うことができる。しかも、作業者は冷蔵庫1を据え置き状態のままで、支持脚可動部62の突出量を調節することができるため、容易に冷蔵庫1を設置でき、据付作業性を向上できる。
なお、本開示は前述した実施の形態1の記載に限定されることはない。例えば、冷蔵庫1における複数の貯蔵室は、上から順に冷蔵室、野菜室、および、冷凍室に区分けされる前述した実施の形態1に限定するものではなく、複数の貯蔵室の配置順序または構成は、種々のバリエーションで実施できるものとする。
1 冷蔵庫、2 冷蔵庫本体、2a 底部、3 断熱扉、4 断熱扉、6 支持脚、61 支持脚固定部、62 支持脚可動部、7 支持脚、9 内箱、10 固定部本体、10a 平面部、10aa 凸部、10b 側面部、10ba ガイド溝、10bb 取付穴、10bc 穴、11 ネジ、11a 頭部、12 ウィール、12a 貫通穴、13 シャフト、14 規制部、14a 爪部、15 可動部本体、15a 平面部、15aa 凹部、15ab ネジ頭部用凹部、15ac 窪み部、15b 側面部、15c ネジ穴、15d 規制係合部、15da 開口、15e シャフト用穴、16 シャフト、17 調整部材、17a ネジ部、W 隙間、X 可動域、Y 高さ寸法。

Claims (9)

  1. 貯蔵室が内部に形成された冷蔵庫本体を備えた冷蔵庫であって、
    前記冷蔵庫本体は、底部の前方側に配置された支持脚を有し、
    前記支持脚は、
    前記冷蔵庫本体の前記底部に固定される支持脚固定部と、
    前記支持脚固定部に対し、前記冷蔵庫本体の奥行き方向に沿ってスライド自在に組付けられる支持脚可動部と、を有し、
    前記支持脚可動部は、
    当該支持脚可動部に対して回転自在に取り付けられ、前記冷蔵庫本体の高さを調整する調整部材を有
    前記支持脚固定部は、前記支持脚可動部のスライド移動を規制する規制部を有し、
    前記規制部は、前記支持脚可動部側に突出した爪部を有し、
    前記支持脚可動部は、前記爪部と係合する開口が形成された係合部を有し、
    前記爪部と前記開口との係合により、前記支持脚固定部に対する前記支持脚可動部のスライド移動を規制する、冷蔵庫。
  2. 前記係合は、前記爪部と係合する複数の開口が一定間隔で形成されており
    前記爪部と前記複数の開口との係合により、前記支持脚固定部に対する前記支持脚可動部のスライド移動を、段階的に規制する、請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記支持脚固定部における前記冷蔵庫本体の負荷が加わる部位には、前記支持脚可動部側に向けて突出した凸部が形成され、
    前記支持脚可動部の前記支持脚固定部と対向する部位には、前記凸部と係合する凹部が当該支持脚可動部の前記スライド移動の可動域に応じて形成されている、請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記支持脚可動部の前記凹部は、断面が半円形状で、且つ、前記スライド移動する方向に沿ったビード形状をなしている、請求項3に記載の冷蔵庫。
  5. 前記支持脚固定部は、
    前記支持脚可動部の前記スライド移動方向に沿って形成されたガイド溝が設けられ、
    前記支持脚可動部は、
    前記支持脚固定部の前記ガイド溝と係合するシャフトが設けられ、
    前記シャフトが前記ガイド溝に沿って案内されることにより、前記支持脚可動部の前記支持脚固定部に対する前記スライド移動の可動域が、前記ガイド溝の形成された範囲に制限される、請求項3または4に記載の冷蔵庫。
  6. 前記支持脚固定部は、
    前記冷蔵庫本体の設置面との間に前記冷蔵庫本体を支持するウィールが回動自在に設けられる、請求項1~5のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記支持脚は、前記底部の前方側左右端部に設けられている、請求項1~6のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記規制部は樹脂製の部材である、請求項1~7のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  9. 前記支持脚固定部は、前記冷蔵庫の前記底部にネジによって固定され、
    前記支持脚可動部には、前記支持脚固定部に対する移動時に前記ネジとの干渉を回避するための凹部が形成されている、請求項1~8のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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