JP7270388B2 - レビュー管理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、レビュー管理装置及び情報処理プログラムに関する。
口コミサイトなどで、商品等に関するレビューを収集するサービスが知られている。そしてこの種のサービスでは、投稿者が自由に入力した文章よりなるレビューを収集している。
収集したレビューは、閲覧者が読んで他者の感想を参照する程度でしか利用されておらず、レビューのそれ以上の有効活用は困難であった。
特開2017-151741号公報
本発明が解決しようとする課題は、取得したレビューをより有効に活用可能とするレビュー管理装置及び情報処理プログラムを提供することである。
実施形態のレビュー管理装置は、生成手段、選択手段、取得手段及び出力手段を備える。生成手段は、取引に際して取引者が受けた取引対象を識別するための識別データを少なくとも含む複数の情報を含み、かつ取引者に関連付けられた取引データに基づいて、取引がどのような取引対象に関して行われたのかを表したレシート画面を表すレシートデータを生成する。選択手段は、生成手段により生成されたレシートデータが表すレシート画面に基づく取引者の指示に応じて取引対象の1つを選択する。取得手段は、取引者が投稿するレビューを表したレビューデータを取得する。出力手段は、取得手段により取得されたレビューデータを、当該レビューデータが表すレビューが選択手段により選択された取引対象に関することを判別可能とした提供データを出力する。出力手段はさらに、提供データに、取引データに含まれたレビューデータ及び識別データとは別の付加データを含めることが可能であり、複数の出力先のいずれに提供データを出力するかに応じて、付加データを提供データに含めるか否か、あるいは付加データとするデータを異ならせる。
一実施形態に係る電子レシートシステムの概略構成と、この電子レシートシステムに含まれるレシートサーバの要部回路構成とを示すブロック図。 図1中の取引データベースに含まれるデータレコードの構成を模式的に示す図。 図1中のレビューデータベースに含まれるデータレコードの構成を模式的に示す図。 図1中のプロセッサによるレシート閲覧のための情報処理のフローチャート。 一例としてのレシート画面を示す図。 初期状態における一例としての投稿画面を示す図。 変更後における一例としての投稿画面を示す図。 図1中のプロセッサによるレビューデータの出力に関わる情報処理のフローチャート。
以下、実施の形態の一例について図面を用いて説明する。なお本実施形態は、レビュー管理装置としての機能を備えたレシートサーバにより電子レシートサービスを提供するようにした電子レシートシステムに関する。
図1は本実施形態に係る電子レシートシステム100の概略構成と、この電子レシートシステム100に含まれるレシートサーバ10の要部回路構成とを示すブロック図である。
電子レシートシステム100は、レシートサーバ10、POS(point-of-sale)システム20、顧客端末30、ウェブサーバ40、店舗サーバ50及び本部サーバ60を、通信ネットワーク70を介して通信可能とすることで構成されている。通信ネットワーク70は、インターネット、VPN(virtual private network)、LAN(local area network)、公衆通信網、移動体通信網などを、単独で又は適宜に組み合わせて用いることができる。
レシートサーバ10は、POSシステム20で登録された取引の内容及びPOSシステム20を利用して行われた決済の結果などを取引毎に表した取引データを収集し、管理する。レシートサーバ10は、取引データに基づき、取引の内容及び決済の結果などを1取引毎に表したレシート画面を閲覧者に提供する。
取引とは、提供者が提供する取引対象を取引者が受ける行為である。取引は、本実施形態においては、提供者としての飲食物提供業者の店舗において取引者としての客の飲食のための商品を取引対象として提供することとする。しかし取引対象は、飲食のための商品には限らない。別の取引対象の一例は、そのまま取引者に譲り渡される商品である。この場合の商品には、取引者により持ち帰られる飲食物も含まれる。別の取引対象の一例は、店舗において取引者に対して提供者により施される例えばマッサージなどのような無体のサービスである。別の取引対象の一例は、取引者が持ち込んだ物品を提供者が回収するサービスである。なお、本実施形態においては、取引が有償で行われることとするが、無償であっても構わない。
POSシステム20は、店舗等に設けられて、当該店舗等で行われた取引の内容の登録、ならびに取引の代金の決済のための情報処理を行う。POSシステム20は、売上集計などの取引管理のための別の任意の情報処理を行う機能を備えていてもよい。POSシステム20は、登録及び決済した取引のそれぞれに関して、上記の取引データを生成し、レシートサーバ10へと送信する。POSシステム20は、取引データの生成及び送信を、客が電子レシートサービスの会員である場合に行ってもよい。POSシステム20としては、例えば既存のシステムを用いることが可能である。POSシステム20は、取引を識別するための取引コードを取引データに含める。POSシステム20は、取引が行われた店舗を識別するための店舗コードを取引データに含める。店舗コードは、取引対象としての商品を提供する提供者としての店舗を識別するためのデータであり、提供者データの一例である。POSシステム20は、取引対象となった商品を識別するための識別コードである商品コードの一覧である商品リストを取引データに含める。POSシステム20は、決済の結果を表した決済データを取引データに含める。POSシステム20は例えば、決済が完了した日時、決済を行ったPOS端末の識別コード、取引を取り扱った従業員の識別コード、あるいは当該従業員の氏名などを決済データに含める。POSシステム20は例えば、決済に用いた決済メディアを識別するためのメディアコードを決済データに含める。適用される決済メディアとしては、クレジット決済、電子マネー決済、金券決済、ポイント決済、QRコード(登録商標)決済、プリペイドカード決済、デビットカード決済、あるいはディジタル通貨決済などの如何なるメディアであってもよい。そしてPOSシステム20は、各決済メディアでの決済の結果を確認するために必要な予め定められたデータを決済データに含める。当該データは、決済メディアとして現金決済を適用した場合には、決済金額、預り金額及び釣銭額などである。電子レシートシステム100により提供される電子レシートサービスを利用する客は、当該電子レシートサービスの利用会員としての会員登録を予め行って発行される会員コードを有する。そして客は、レシートサーバ10による取引データの管理を希望する取引に際しては、会員コードをPOSシステム20に入力する。POSシステム20は、このように入力された会員コードを取引データに含める。
顧客端末30は、電子レシートシステム100によって提供される電子レシートサービスの会員となっている客による操作に基づいて、レシートサーバ10から提供されるレシート画面の表示などを行う。通常、複数の顧客端末30が電子レシートシステム100に含まれるが、図1においては1つのみを示している。複数の顧客端末30が同一の客により利用されてもよいし、異なる客により個別に利用されてもよい。あるいは、1つの顧客端末30が複数の客により共用されてもよい。顧客端末30は、典型的には、スマートフォン、携帯電話、あるいはタブレット端末等のような携帯型の情報処理装置である。顧客端末30は、デスクトップ型のパーソナルコンピュータなどのような据置型の情報処理装置であってもよい。
ウェブサーバ40は、通信ネットワーク70を介したウェブサービスを提供するための情報処理を行う。ウェブサーバ40が提供するウェブサービスの1つは、口コミサイトなどと称されるウェブサイトにより提供されるサービスである。つまりウェブサーバ40は、任意の投稿者によるレビューを収集して、任意の閲覧者に閲覧させるサービスを提供する。
店舗サーバ50は、POSシステム20が設けられた店舗における販売管理のための情報処理を行う。店舗サーバ50は典型的には、POSシステム20が設けられた店舗に設けられる。
なお、電子レシートシステム100は、典型的には複数の店舗を加盟店とし、当該複数の加盟店で行われた取引に関する取引データを管理する。この場合において電子レシートシステム100には、複数のPOSシステム20及び複数の店舗サーバ50を含む。ただし図1においては、POSシステム20及び店舗サーバ50を1つずつのみ示している。複数のPOSシステム20がそれぞれ設けられる複数の店舗は、いずれも単一の企業に属していてもよいし、異なる企業に属する店舗が混在していてもよい。
本部サーバ60は、それぞれにPOSシステム20が設けられた複数の店舗を統括し、それら店舗における販売管理のための情報処理を行う。本部サーバ60は、典型的には単一の企業に属する複数の店舗を統括する。そしてこの場合において、異なる企業に属する店舗が電子レシートシステム100内に混在しているならば、複数の本部サーバ60が電子レシートシステム100に含まれる。ただし図1においては、本部サーバ60を1つのみ示している。
さて、レシートサーバ10は、プロセッサ11、メインメモリ12、補助記憶デバイス13、通信インタフェース14及び伝送路15等を備える。プロセッサ11と、メインメモリ12、補助記憶デバイス13及び通信インタフェース14とは、伝送路15によって接続される。
プロセッサ11、メインメモリ12及び補助記憶デバイス13を伝送路15で接続することによって、レシートサーバ10を制御するための情報処理を行うコンピュータを構成する。
プロセッサ11は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ11は、オペレーティングシステム、ミドルウェア及びアプリケーションプログラム等の情報処理プログラムに従って、レシートサーバ10としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。
メインメモリ12は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ12は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ12は、不揮発性のメモリ領域では情報処理プログラムを記憶する。またメインメモリ12は、プロセッサ11が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを不揮発性又は揮発性のメモリ領域で記憶する。メインメモリ12は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ11によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。
補助記憶デバイス13は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス13は、例えばEEPROM(electric erasable programmable read-only memory)、HDD(hard disc drive)又はSSD(solid state drive)などである。補助記憶デバイス13としては、EEPROM、HDD、SSD及びその他の任意の記憶デバイスのうちの複数が組み合わせて用いられてもよい。補助記憶デバイス13は、プロセッサ11が各種の処理を行う上で使用するデータや、プロセッサ11での処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶デバイス13は、情報処理プログラムを記憶する。補助記憶デバイス13が記憶する情報処理プログラムの1つは、レシートサーバ10としての動作のためのアプリケーションプログラム(以下、レシートサーバアプリと称する)P1である。補助記憶デバイス13は、取引データベースD1及びレビューデータベースD2を記憶する。これら取引データベースD1及びレビューデータベースD2については後述する。
通信インタフェース14は、通信ネットワーク70を介したデータ通信のインタフェースである。通信インタフェース14としては、例えばインターネットを介したデータ通信を行うための周知の通信デバイスを利用できる。
レシートサーバ10は、例えば汎用のコンピュータ装置を基本ハードウェアとして用いることができる。このときに典型的には、レシートサーバアプリP1が補助記憶デバイス13に記憶されない状態のコンピュータ装置とレシートサーバアプリP1とが個別にレシートサーバ10の運営者に譲渡される。レシートサーバアプリP1の譲渡は、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介したダウンロードにより実現できる。そしてこの場合は、レシートサーバ10の管理者又はレシートサーバ10の設置作業者などによる操作に応じて、レシートサーバアプリP1が補助記憶デバイス13に書き込まれる。ただし、レシートサーバアプリP1が補助記憶デバイス13に記憶された状態のレシートサーバ10が上記の運営者に譲渡されてもよい。
伝送路15は、アドレスバス、データバス及び制御信号線等を含み、接続された各部の間で授受されるデータ及び制御信号を伝送する。
図2は取引データベースD1に含まれるデータレコードDR1の構成を模式的に示す図である。
取引データベースD1は、複数の取引にそれぞれ関連付けられた複数のデータレコードDR1の集合である。データレコードDR1は、フィールドF11,F12,F13,F14,F15を含む。フィールドF11には、当該のデータレコードDR1が関連付けられた取引を識別するための取引コードがセットされる。フィールドF12には、当該のデータレコードDR1が関連付けられた取引が行われた店舗を識別するための店舗コードがセットされる。フィールドF13には、当該のデータレコードDR1が関連付けられた取引における取引者となる客の会員コードがセットされる。フィールドF14には、当該のデータレコードDR1が関連付けられた取引での取引対象となった商品のリストがセットされる。フィールドF15には、当該のデータレコードDR1が関連付けられた取引に関する決済の結果を表した決済データがセットされる。
POSシステム20から送信された取引データが通信ネットワーク70によりレシートサーバ10へと伝送されると、当該取引データを通信インタフェース14が受信する。これに応じてプロセッサ11は、当該取引データに含まれた取引コード、店舗コード、会員コード、商品リスト及び決済データをフィールドF11~F15にそれぞれセットした新たなデータレコードDR1を取引データベースに追加する。
図3はレビューデータベースD2に含まれるデータレコードDR2の構成を模式的に示す図である。
レビューデータベースD2は、複数のレビューにそれぞれ関連付けられた複数のデータレコードDR2の集合である。データレコードDR2は、フィールドF21,F22,F23,F24を含む。フィールドF21には、当該のデータレコードDR2が関連付けられたレビューを識別するためのレビューコードがセットされる。フィールドF22には、当該のデータレコードDR2が関連付けられたレビューの評価の対象となっている取引の取引コードがセットされる。フィールドF23には、当該のデータレコードDR2が関連付けられたレビューによる評価の対象となっている商品を識別するための商品コードがセットされる。フィールドF24には、当該のデータレコードDR2が関連付けられたレビューの内容を表したレビューデータがセットされる。
次に以上のように構成された電子レシートシステム100の動作について説明する。なお、例えばPOSシステム20からレシートサーバ10への取引データの収集などについては、例えば既存の電子レシートシステムで行われている動作を流用できる。そして本実施形態における電子レシートシステム100の動作の特徴的なところは、レシートサーバ10におけるレビューデータの取得と、そのレビューデータのレシートサーバ10からの出力に関する動作にある。そこで以下においては、既存の動作を流用できる動作についての説明は省略し、上記の特徴的な動作を中心に説明する。なお、以下に説明する処理の内容は一例であって、一部の処理の順序の変更、一部の処理の省略、あるいは別の処理の追加などは適宜に可能である。
客は、自らが過去に行った取引の内容を確認したい場合には、顧客端末30を用いてレシート閲覧の開始を要求するための予め定められた操作を行う。この操作に応じて顧客端末30は、レシート閲覧の開始を要求するための予め定められたコマンドと客の会員コードとを含んだ要求データを、通信ネットワーク70を介してレシートサーバ10へと送る。この要求データは、レシートサーバ10の通信インタフェース14により受信され、プロセッサ11へと通知される。そしてプロセッサ11は要求データに基づいてレシート閲覧の開始が要求されたことを確認し、レシート閲覧のための以下の情報処理を開始する。
図4はプロセッサ11によるレシート閲覧のための情報処理のフローチャートである。プロセッサ11は、レシートサーバアプリP1に基づいて当該情報処理を実行する。なおプロセッサ11は、図4に示す情報処理は、そのトリガとなった要求データの送信元の顧客端末30との間に設定したセッションに関して実行する。プロセッサ11は、図4に示す情報処理を実行中に、他の顧客端末30から送信された要求データが到来した場合には、その顧客端末30との間に別のセッションを設定した上で、当該セッションに関して図4に示す情報処理を並行して実行する。図4に関する以下の説明においては、セッションの対象となっている顧客端末30を単に顧客端末30と表すこととする。なおプロセッサ11は例えば、図4に示す処理を実行する間、当該処理に関して設定したセッションのセッションID(identifier)に関連付けて、上記の要求データに含まれていた会員コードを管理しておく。上記のセッションは、レシート閲覧の要求よりも前に確立されてもよい。この場合に顧客端末30からレシートサーバ10への会員コードの通知は、セッションの確立時に行う。
Act1としてプロセッサ11は、一覧画面を顧客端末30へと送信する。一覧画面は、顧客端末30を使用している客に関する取引の一覧を表した画面である。具体的にはプロセッサ11は、要求データに含まれた会員コードがフィールドF13にセットされているデータレコードDR1を、取引データベースD1から全て抽出する。プロセッサ11は、抽出できたデータレコードDR1のそれぞれが関連付けられた取引の一覧を表す画面として一覧画面を生成する。なお具体的には、取引のそれぞれを客が容易に識別できるように、決済データに含まれた決済日時と店舗コードで識別される店舗の名称とを、個々の取引を表す情報として一覧画面に表すことが想定される。そしてプロセッサ11は、このように生成した一覧画面を顧客端末30で表示させるための画面データを顧客端末30に送信する。画面データは、JPEG(joint photographic coding experts group)形式のように実際の画面を直接的に表すデータであってもよいし、HTML(hypertext markup language)形式のように画面を顧客端末30において構成するためのデータであってもよい。またプロセッサ11は画面データには、一覧画面に示された取引を指定する操作に応じて、要求データの送信を顧客端末30に行わせるための制御データを含める。要求データは、指定された取引を識別するための取引コードと、レシート画面の表示を要求するための予め定められたコマンドとを含んだデータである。
顧客端末30は、上記のようにレシートサーバ10から送信された画面データを受けると、これに基づいて一覧画面を表示する。客は、一覧画面からレシート画面を表示したい取引を選択し、その取引を指定するための操作を顧客端末30で行う。この操作に応じて顧客端末30は、上記の制御データに従って、通信ネットワーク70を介して要求データをレシートサーバ10へと送る。この要求データは、レシートサーバ10の通信インタフェース14により受信され、プロセッサ11へと通知される。
Act2としてプロセッサ11は、顧客端末30からレシート画面が要求されるのを待ち受ける。そしてプロセッサ11は、上述のようにレシート画面を要求する要求データが通信インタフェース14により受信されたならばYesと判定し、Act3へと進む。
Act3としてプロセッサ11は、レシート画面を送信する。プロセッサ11は例えば、要求データに含まれた取引コードで識別される取引(以下、指定取引と称する)が関連付けられたデータレコードDR1を取引データベースD1から取り出す。プロセッサ11はそして、当該取り出したデータレコードDR1に基づいて指定取引の詳細を表した画面としてレシート画面を生成する。プロセッサ11は、このように生成したレシート画面を顧客端末30で表示させるための画面データ(以下、レシートデータと称する)を顧客端末30に送信する。
図5はレシート画面SC1を示す図である。レシート画面SC1は一例であって、指定取引とされる取引が変われば、レシート画面の内容も変わる。またレシート画面SC1は、一部の文字を「×」に置き換えて表している。
レシート画面SC1は、文字列ST1~ST14及びボタンBU1~BU5を含む。
文字列ST1は、指定取引が行われた店舗の店舗名を表す。文字列ST2は、決済日時を表す。文字列ST3は、決済を行ったPOS端末の識別コード、取引を取り扱った従業員の識別コード、さらには当該従業員の氏名を表す。
文字列ST4は、指定取引の対象となった1つの商品の名称を表す。文字列ST5は、文字列ST4が表す名称の商品の個数及び価格を表す。ボタンBU1は、文字列ST4が表す名称の商品についてのレビューを投稿する場合に客が操作するべきGUI(graphical user interface)要素である。かくして文字列ST4,ST5及びボタンBU1が共通の1つの商品に関連している。文字列ST6,ST7及びボタンBU2、文字列ST8,ST9及びボタンBU3、文字列ST10,ST11及びボタンBU4がそれぞれ組となり、それぞれ別々の商品に関連して、文字列ST4,ST5及びボタンBU1と同様な機能を持つ。
レシート画面SC1は、4種類、計5個の商品を対象として行われた取引を表したレシート画面の一例である。このため、商品の名称を表す文字列ST4,ST6,ST8,ST10と、当該商品の個数及び価格を表す文字列ST5,ST7,ST9,ST11と、ボタンBU1,BU2,BU3,BU4との組み合わせを4組含んでいる。しかしながら、取引の対象となる商品の種類数は取引毎で変化するので、名称を表す文字列、個数及び価格を表す文字列及びボタンの組み合わせが何組含まれるかは、レシート画面毎で変化する。
文字列ST12は、決済の対象となった全ての商品の合計数と、それら商品の代金としての決済金額とを表す。文字列ST13は、現金決済のために客から預かった現金の金額を表す。文字列ST14は、客に返した釣銭の金額を表す。これら文字列ST12~ST14は、決済メディアが現金である場合の一例である。プロセッサ11は、決済に用いられた決済メディアが変われば、文字列ST12~ST14をその決済メディアに応じた別の文字列に置き換える。
ボタンBU5は、画面表示を一覧画面に戻す場合に客が操作するべきGUI要素である。
かくして情報処理プログラムに基づく情報処理をプロセッサ11が実行することによって、プロセッサ11を中枢部分とするコンピュータはレシート画面を生成する生成手段として機能する。
またプロセッサ11は、レシート画面SC1を表したレシートデータには、ボタンBU1~BU5のいずれかが操作された場合に、通知データの送信を顧客端末30に行わせるための制御データを含める。通知データは、操作されたボタンを識別するボタンコードと、操作されたボタンの通知に関して予め定められたコマンドとを含んだデータである。
このためプロセッサ11は、レシート画面を生成するに当たり、レシート画面に含めるボタンのそれぞれにボタンコードを割り付ける。そしてレシート画面SC1におけるボタンBU1~BU4のような商品名とペアとなるボタンに関しては、そのペアとなる商品名の商品の商品コードを関連付けておく。
顧客端末30は、上記のようにレシートサーバ10から送信されたレシートデータを受けると、これに基づいてレシート画面を表示する。客は、レシート画面を目視することにより、指定取引の詳細を確認することができる。そして客は、レシート画面に示された商品のいずれかについてのレビューを投稿したい場合には、ボタンBU1~BU4のうちでレビューを投稿したい商品に関連するボタンの操作を顧客端末30で行う。この操作に応じて顧客端末30は、上記の制御データに従って、操作されたボタンのボタンコードを含んだ通知データを、通信ネットワーク70を介してレシートサーバ10へと送る。この通知データは、レシートサーバ10の通信インタフェース14により受信され、プロセッサ11へと通知される。
Act4としてプロセッサ11は、レシート画面の表示の終了が要求されたか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、当該の要求がなされていないためにNoと判定したならばAct5へと進む。
Act5としてプロセッサ11は、レビューの投稿が要求されたか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、当該の要求がなされていないためにNoと判定したならばAct4へと戻る。
かくしてプロセッサ11はAct4及びAct5としては、レシート画面の表示の終了又はレビュー投稿のいずれかが要求されるのを待ち受ける。そしてプロセッサ11は、前述したように通知データが通信インタフェース14により通知されたならばAct5にてYesと判定し、Act6へと進む。
Act6としてプロセッサ11は、レビュー投稿の対象となる商品(以下、対象商品と称する)を判定する。プロセッサ11は例えば、通知データに含まれたボタンコードに対して前述のようにレシート画面の生成時に関連付けてある商品コードで識別される商品を対象商品として判定する。ここにプロセッサ11は、レシート画面に基づく取引者としての客の指示に応じて取引対象としての商品の1つを選択することになる。つまり情報処理プログラムに基づく情報処理をプロセッサ11が実行することによって、プロセッサ11を中枢部分とするコンピュータは上記のように商品を選択する選択手段として機能する。
Act7としてプロセッサ11は、投稿画面を送信する。投稿画面は、客が投稿しようとしているレビューの入力を受け付けるための画面である。プロセッサ11は例えば、予め定められた投稿画面の基本フォームに、指定取引及び対象商品を客が認識可能とするための文字列を付加した画面として投稿画面を生成する。そしてプロセッサ11は、このように生成した投稿画面を顧客端末30で表示させるための画面データを顧客端末30に送信する。
図6は投稿画面SC2を示す図である。投稿画面SC2は、レシート画面SC1におけるボタンBU2が操作された場合の一例であって、指定取引とされる取引及び対象商品とされる商品が変われば、投稿画面の内容も変わる。また投稿画面SC2は、一部の文字を「×」に置き換えて表している。
投稿画面SC2は、文字列ST21~ST25、マークMA1、入力フィールドFI1、ボタンBU11,BU12及びチェックボックスCB1を含む。
文字列ST21は、指定取引が行われた店舗の店舗名を表す。文字列ST22は、指定取引における決済日時を表す。文字列ST23は、対象商品の商品名、個数及び価格を表す。つまりプロセッサ11は、レシート画面SC1における文字列ST1,ST2を文字列ST21,ST22とする。またプロセッサ11は、レシート画面SC1における文字列ST4と文字列ST5とをつなげて文字列ST23とする。
マークMA1は、5つを図6に示すように並べて表しており、対象商品を5段階評価するためのGUI要素を構成している。なお、図6に示すマークMA1の表示状態は、未評価であることを表す。入力フィールドFI1は、コメントを自由入力するためのフィールドである。ボタンBU11は、投稿したい画像データを選択することを宣言するために客が操作するべきGUI要素である。以上のマークMA1、入力フィールドFI1及びボタンBU1は、投稿するレビューの内容を客が設定するためのユーザインタフェースである。
ボタンBU12は、投稿画面SC2で示された内容で投稿することを宣言するために客が操作するべきGUI要素である。チェックボックスCB1は、レシートサーバ10が外部に対してレビューデータとともに会員コードを提供することを許容するか否かを客が設定するためのGUI要素である。
文字列ST24は、チェックボックスの用途を客に案内するためのメッセージを表す。文字列ST25は、会員コードの提供を許可した場合の特典を客に案内するためのメッセージを表す。
投稿画面SC2においては、例えば文字列ST21,ST22,ST23が、指定取引及び対象商品を客が認識可能とするためにプロセッサ11が付加した文字列であり、その他の全ての表示要素が基本フォームとして定められている。なお基本フォームは、複数が予め用意されていてもよい。そしてプロセッサ11は、予め定められたルールに従って、投稿画面に用いる基本フォームを選択してもよい。この場合のルールは任意であり、例えばレシートサーバアプリの作成者などによって定められてよい。一例としては、指定取引が行われた店舗に関連付けられている基本フォームを使用することが考えられる。
さてプロセッサ11は、投稿画面SC2の画面データには、次の制御データも含める。制御データの1つは、5つのマークMA1のうちで客に選択されたマークに応じて評価ランクを設定するとともに、設定した評価ランクに応じてマークMA1の表示色を変更する処理を顧客端末30に行わせる。制御データの1つは、入力フィールドFI1における文字列の入力を受け付けて、その文字列をコメントとして設定する処理を顧客端末30に行わせる。制御データの1つは、ボタンBU11が操作されたことに応じて、ファイル選択のための機能を呼び出し、この機能により客により指定された画像ファイルをレビューデータに含める画像データとして設定する処理を顧客端末30に行わせる。制御データの1つは、ボタンBU12が操作されたことに応じて、設定されている評価ランク、コメント及び画像データを含んだレビューデータをレシートサーバ10へと送信する処理を顧客端末30に行わせる。制御データの1つは、チェックボックスCB1が操作されたことに応じて、会員コードの提供の許否を表したフラグを反転させるとともに、当該のフラグの状態を表すようにチェックマークの表示/非表示を変更する処理を顧客端末30に行わせる。
顧客端末30は、投稿画面の画面データを受信すると、この画面データが表す投稿画面を表示する。そして投稿画面における客の操作に応じて、上述のような各種の制御データに従った処理を実行する。
図7は客の操作に応じて顧客端末30により変更された後の投稿画面SC3を示す図である。なお図7において、図6に示す投稿画面SC2に示されるのと同一の要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
投稿画面SC3は、投稿画面SC2に対して評価ランクを「4」に、かつコメントを「ふっくら肉厚で美味しかった!」にそれぞれ設定した場合の一例である。また投稿画面SC3は、会員コードの提供を客が許可している場合の例である。投稿画面SC3は、マークMA1の左側4つの表示色を、右側1つの表示色とは異ならせることによって、評価ランクが「4」に設定されていることを表している。なお、マークMA1の2つの表示色は、それぞれ任意であってよい。投稿画面SC3は、「ふっくら肉厚で美味しかった!」なる文字列ST31を入力フィールドFI1内に表している。投稿画面SC3は、チェックボックスCB1に重ねてチェックマークCM1を表すことで、会員コードの提供を客が許可していることを示している。
そして顧客端末30は、図7におけるボタンBU12が客によって操作されたならば、評価ランクが「4」であり、コメントが「ふっくら肉厚で美味しかった!」であることを示し、かつ「許可」を表したフラグを含んだレビューデータをレシートサーバ10へと通信ネットワーク70を介して送信する。なお顧客端末30は、画像データが設定されているならば、当該画像データをレビューデータに含める。このレビューデータは、レシートサーバ10の通信インタフェース14により受信され、プロセッサ11へと通知される。そしてプロセッサ11は、この通知されたレビューデータを取得する。かくして情報処理プログラムに基づく情報処理をプロセッサ11が実行することによって、プロセッサ11を中枢部分とするコンピュータはレビューデータを取得する取得手段として機能する。
Act8としてプロセッサ11は、レビューデータが受信されるのを待ち受ける。そしてプロセッサ11は、前述したようにレビューデータが通信インタフェース14により通知されたためにYesと判定したならばAct9へと進む。
Act9としてプロセッサ11は、レビューデータベースD2を更新する。プロセッサ11は例えば、新たなデータレコードDR2を生成し、このデータレコードDR2を含むようにレビューデータベースD2を更新する。プロセッサ11は新たなデータレコードDR2の各フィールドには、例えば次のようにデータをセットする。プロセッサ11はフィールドF21には、既にレビューデータベースD2に含まれているデータレコードDR2のいずれのフィールドF21にもセットされていなレビューコードをセットする。プロセッサ11はフィールドF22には、指定取引の取引コードをセットする。プロセッサ11はフィールドF23には、対象商品の商品コードをセットする。プロセッサ11はフィールドF24には、受信されたレビューデータをセットする。
そしてプロセッサ11は、レビューデータベースD2を更新し終えたならば、Act3へと戻る。つまりプロセッサ11は、顧客端末30で指定取引に関するレシート画面を再度表示させ、そのレシート画面での客の操作に対応するべくAct4以降の処理を前述と同様に繰り返す。
客は、顧客端末30で表示されているレシート画面が対応している取引とは異なる取引の内容を確認したい場合など、現状のレシート画面の表示を終了したい場合には、その旨を宣言するための、例えばボタンBU5を操作するなどの予め定められた操作を行う。そしてこのことが顧客端末30からレシートサーバ10へと通知されたならば、プロセッサ11はAct4にてYesと判定してAct1へと戻る。つまりプロセッサ11は、顧客端末30で一覧画面を再度表示させ、その一覧画面での客の操作に対応するべくAct2以降の処理を繰り返す。
以上のようにしてレシートサーバ10は、客により投稿されるレビューデータを収集し、レビューデータベースD2に蓄積する。そしてレシートサーバ10は、ウェブサーバ40、店舗サーバ50又は本部サーバ60からの要求に応じて、レビューデータベースD2に蓄積されているレビューデータを出力する。このレビューデータの出力に関わるプロセッサ11の情報処理について以下に説明する。
図8はプロセッサ11によるレビューデータの出力に関わる情報処理のフローチャートである。
Act11としてプロセッサ11は、レビューデータベースD2に蓄積されているレビューデータのうちから提供の対象となるレビューデータを絞り込むための絞込条件を判定する。絞込条件は、例えば要求元において任意に設定可能とする。そしてこの場合には例えば、レビューデータの提供を要求するためにウェブサーバ40、店舗サーバ50又は本部サーバ60から送信される要求データに絞込条件を表すデータが含まれる。プロセッサ11は、このデータに基づいて絞込条件を判定する。なお絞込条件は、例えばプロセッサ11が予め定められたルールに従って決めるのでもよいし、固定であってもよい。
Act12としてプロセッサ11は、要求元がウェブサーバ40であるか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、要求元が店舗サーバ50又は本部サーバ60であるためにNoと判定したならば、Act13へと進む。
Act13としてプロセッサ11は、絞込条件を更新する。プロセッサ11は例えば、提供するレビューデータを、要求元の店舗サーバ50又は本部サーバ60が管轄する店舗での取引に関するレビューデータに制限するための絞込条件を、Act11で判定した絞込条件に追加する。そしてプロセッサ11はこののち、Act14へと進む。なおプロセッサ11は、要求元がウェブサーバ40であるためにAct12にてYesと判定したならば、Act13をパスしてAct14へと進む。つまり要求元がウェブサーバ40であるならば、取引が行われた店舗に応じた制限を絞込のための必須の条件とはしない。
Act14としてプロセッサ11は、提供の対象となるレビューデータをレビューデータベースD2の中から検索する。プロセッサ11は例えば、絞込条件に合致するレビューデータをレビューデータベースD2の中から探す。
Act15としてプロセッサ11は、該当するレビューデータが有ったか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、該当するレビューデータが1つでも見つかったならばYesと判定してAct16へと進む。
Act16としてプロセッサ11は、Act14にて見つかったレビューデータのうちの1つを選択する。
Act17としてプロセッサ11は、Act16にて選択したレビューデータが表すレビューの対象となっている商品の商品コードを取得する。つまりプロセッサ11は例えば、Act16にて選択したレビューデータがフィールドF24にセットされているデータレコードDR2のフィールドF23にセットされている商品コードを取得する。
Act18としてプロセッサ11は、要求元が本部サーバ60であるか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、要求元が本部サーバ60であるためにYesと判定したならば、Act19へと進む。
Act19としてプロセッサ11は、Act16にて選択したレビューデータの対象となっている商品が取引された店舗の店舗コードを取得する。つまりプロセッサ11は例えば、Act16にて選択したレビューデータがフィールドF24にセットされているデータレコードDR2のフィールドF22にセットされている取引コードを判定する。プロセッサ11はさらに、ここで判定した取引コードがフィールドF11にセットされているデータレコードDR1を取引データベースD1から選択し、当該データレコードDR1のフィールドF12にセットされている店舗コードを取得する。そしてプロセッサ11はこののち、Act20へと進む。なおプロセッサ11は、要求元が本部サーバ60ではないためにAct18にてNoと判定したならば、Act19をパスしてAct20へと進む。
Act20としてプロセッサ11は、要求元がウェブサーバ40であるか否かを確認する。そしてプロセッサ11は、要求元が店舗サーバ50又は本部サーバ60であるためにNoと判定したならば、Act21へと進む。
Act21としてプロセッサ11は、Act16にて選択したレビューデータに関して会員コードの提供が許容されているか否かを確認する。プロセッサ11は例えば、該当するレビューデータに含まれ、会員コードの提供の許否を表したフラグの状態を確認する。そしてプロセッサ11は、当該フラグが許可を表す状態であるためにYesと判定したならば、Act22へと進む。
Act22としてプロセッサ11は、Act16にて選択したレビューデータの投稿者の会員コードを取得する。つまりプロセッサ11は例えば、Act19にて選択したデータレコードDR1のフィールドF13にセットされている会員コードを取得する。そしてこののちにプロセッサ11は、Act23へと進む。なおプロセッサ11は、要求元がウェブサーバ40であるためにAct20にてYesと判定した場合には、Act22をパスしてAct23へと進む。またプロセッサ11は、Act16にて選択したレビューデータに含まれ、会員コードの提供の許否を表したフラグの状態が拒否を表す状態であるためにAct21にてNoと判定した場合には、Act22をパスしてAct23へと進む。
Act23としてプロセッサ11は、提供データを更新する。つまりプロセッサ11は例えば、Act16で選択したレビューデータに、Act17で取得した商品コードを少なくとも関連付けたデータを提供データに追加する。プロセッサ11は、Act19にて店舗コードを取得した場合には、この店舗コードを上記のように提供データに追加するデータに含める。ここで提供データに追加される店舗コードは、付加データの一例である。プロセッサ11は、Act22にて会員コードを取得した場合には、この会員コードを上記のように提供データに追加するデータに含める。ここで提供データに追加される会員コードは、付加データの一例である。なおプロセッサ11は、図8に示す情報処理を開始してから最初にAct23を実行する場合には、上記にて提供データに追加するとして説明したデータを1つ含んだ提供データを新たに生成する。
そしてこの後にプロセッサ11は、Act14に戻り、これ以降を前述と同様に繰り返す。ただしプロセッサ11は、Act14においては、Act16にてこれまでに選択済みのレビューデータは検索の対象から除外する。これによりプロセッサ11は、絞込条件に合致するレビューデータのそれぞれを含んだデータとするように提供データを更新して行く。そしてプロセッサ11は、絞込条件に合致する全てのレビューデータに関してAct16~Act23の処理を実行し終えたのちには、Act14にてレビューデータを見つけることができない。そこでこの場合にプロセッサ11は、Act15にてNoと判定し、Act24へと進む。
Act24としてプロセッサ11は、提供データを要求元へと通信インタフェース14から通信ネットワーク70を介して送信する。そしてプロセッサ11は、この送信を完了したならば、図8に示す情報処理を終了する。このような提供データの送信は、提供データの出力の一例である。かくして情報処理プログラムに基づく情報処理をプロセッサ11が実行することによって、プロセッサ11を中枢部分とするコンピュータは、出力デバイスとしての通信インタフェース14を制御することで上記の出力を行う出力手段としての機能を実現する制御手段として機能する。
以上のようにレシートサーバ10によれば、レビューデータをウェブサーバ40、店舗サーバ50又は本部サーバ60へと提供するに当たっては、そのレビューデータの他に、当該レビューデータの対象商品の商品コードを含んだ提供データを出力する。このため提供データを受けたウェブサーバ40、店舗サーバ50又は本部サーバ60は、レビューデータがどの商品に関して投稿されたレビューを表すのかを的確に管理することが可能となる。そしてこの結果、ウェブサーバ40、店舗サーバ50又は本部サーバ60において、レビューデータをより有効に活用することが可能となる。例えばウェブサーバ40は、閲覧者が指定した商品に関するレビューを纏めて、上記の閲覧者に閲覧させることができる。例えばウェブサーバ40は、複数の投稿者による評価を商品毎に集計することで、より信頼性の高い評価を得て、それを閲覧者に閲覧させることができる。これらによりウェブサーバ40は、商品に関しての他者のレビューを閲覧者に分かり易く提示可能とした口コミサイトを提供可能となる。例えば店舗サーバ50及び本部サーバ60は、店舗又は本部の担当者などが指定した商品に関するレビューを纏めて、上記の担当者などに確認させることができる。これにより担当者などは、商品毎の客の詳細な評判を容易に確認することが可能となる。
またレシートサーバ10によれば、本部サーバ60に対しては、更に店舗コードを含めた提供データを出力する。このため提供データを受けた本部サーバ60では、ある商品についてのレビューを、対象商品の取引が行われた店舗毎に区別して管理することが可能である。そしてこの結果、本部サーバ60では、レビューデータをより有効に活用することが可能となる。例えば本部の担当者は、同じ商品についての客の評判の店舗毎での違いを確認することができる。そしてこれにより例えば担当者は、他の店舗に比べて評判の悪い店舗を見つけ出し、その改善のための何らかの措置を速やかに講じることが可能となる。なお、評判の悪い店舗を見つけ出すこと、あるいはその改善のために推奨される措置を判定することを、本部サーバ60が情報処理で行ってもよい。
またレシートサーバ10によれば、店舗サーバ50及び本部サーバ60に対しては、更に会員コードを含んだ提供データを出力することができる。このために提供データを受けた店舗サーバ50又は本部サーバ60では、会員コードとともに提供データに含まれたレビューデータに関しては、どの客により投稿されたのかを確認することが可能となる。これによって例えば担当者は、客毎の嗜好を確認することが可能となり、客毎のプロモーションなどを行うことなどが可能となる。客毎の嗜好の分析、あるいは推奨されるプロモーションの判定は、店舗サーバ50又は本部サーバ60が情報処理で行ってもよい。なおレシートサーバ10は、投稿者が会員コードの提供を許容しているレビューデータを含んだ提供データのみに会員コードを含める。このため、レビューデータの提供先で投稿者個人が特定されることを望まない投稿者によるレビューデータに関しては会員コードが通知されず、投稿者の意に反して個人データが出力されることはない。なお本実施形態においては、ウェブサーバ40が提供する口コミサイトは、レシートサーバ10が提供する電子レシートサービスとは別のサービスとなる。そこでレシートサーバ10はさらに、ウェブサーバ40に対して出力する提供データには、投稿者が会員コードの提供を許容していようとも会員コードを含めない。これにより、電子レシートサービス用の会員コードが外部へと提供されることがなく、口コミサイトへの電子レシートサービスを経由してのレビューの投稿は匿名で行われることになる。これは、レビューを投稿することに対する投稿者の心理的障壁を低くし、活発な投稿を促すことに繋がる。
またレシートサーバ10によれば、出力先が店舗サーバ50又は本部サーバ60である場合には、出力対象をその店舗サーバ50又は本部サーバ60が管轄する店舗での取引に関するレビューデータに制限する。このため、電子レシートシステム100に含まれたある店舗で取引された商品に関してのレビューデータが、他の店舗へと出力されることがない。これにより、異なる企業に属する店舗が電子レシートシステム100内に混在している場合に、ある店舗での取引に関するレビューデータが、その店舗とは異なる企業の店舗サーバ50又はその店舗を管轄する本部サーバ60に属する店舗に出力されてしまうことはない。
以上のようにレシートサーバ10は、複数の出力先のそれぞれに出力する提供データにレビューデータとともに含めるデータを異ならせることによって、出力先のそれぞれでのレビューデータの有効な活用を可能とするための柔軟なデータ提供が可能となる。
さらにレシートサーバ10によれば、提供データにレビューデータとともに含めるデータを、レシート画面に基づく客の指示に応じて選択した商品に関するデータとしているので、客がレビューの対象商品を指定する操作は簡易である。また、レビューデータは提供データにおいては、レシート画面に示される商品、つまりレシート画面を閲覧する客が実際に取引を行った商品の商品コードと関連付けられることになる。従って、客は、取引の実績のない商品に関連付けたレビューを投稿することができず、レビューの信頼性を確保できる。
この実施形態は、次のような種々の変形実施が可能である。
レシート画面に取引対象となった商品を表すものとして表すデータは、例えば当該商品の外観を表す画像などのような別のデータを含んでもよいし、例えば個数などの一部のデータを含まなくてもよい。
提供データの出力先は、ウェブサーバ40、店舗サーバ50及び本部サーバ60のうちのいずれか1つ又は2つとしてもよい。提供データの出力先は、ウェブサーバ40、店舗サーバ50及び本部サーバ60に加えて、あるいはウェブサーバ40、店舗サーバ50及び本部サーバ60のいずれかに代えて、それらとは別の任意の情報処理装置を含んでもよい。ウェブサーバ40、店舗サーバ50及び本部サーバ60とは別の出力先としては例えば、価格比較サイトなどのような口コミサイトとは異なるウェブサービスを提供するウェブサーバが想定される。
ウェブサーバ40に出力する提供データは、レビューデータ及び商品コード以外の任意のデータを含んでもよい。例えば提供データには、取引日時、店舗名、価格等の商品の属性を表すデータ、あるいは会員コード、年齢、ニックネームなどの投稿者の属性を表すデータなどを含めることが想定される。ただし、会員コードなどのような投稿者個人が特定される可能性のあるデータを提供データに含める場合は、店舗サーバ50又は本部サーバ60に出力する提供データの場合と同様に、投稿者の承認を得るようにすることが好ましい。なお、前述した実施形態の場合も含め、投稿者個人が特定される可能性のあるデータを提供データに含める場合の投稿者の承認は、会員の登録時などに指定された認否を会員コードに関連付けて管理しておき、これを複数の提供データに共通に適用してもよい。
店舗サーバ50又は本部サーバ60に出力する提供データは、レビューデータ及び商品コードのみを含んでもよい。あるいは店舗サーバ50又は本部サーバ60に出力する提供データは、前記実施形態に示したデータとは別の任意のデータを上記と同様に含んでもよい。
レビューデータにどのようなデータを含めるかは任意である。例えば店舗への要望に関するレビューとは別の任意入力の文字列をレビューデータに含んでもよい。また、レビューデータは、画像データなどを含むことを不可としてもよい。
レビューデータ及び商品を識別するための識別データの出力は、通信ネットワークへの送信とは別の方法で行われてもよい。例えば、レビューデータが表すコメントなどを表すとともに、商品コードに応じた商品名を識別データとして表した画像を含んだ画面を表示デバイスで表示させるか、上記の画像をプリンタによりプリントさせるのでもよい。また例えば、提供データを、あるいは上記の画像を表した画像データを、任意のリムーバブルな記憶媒体に書込デバイスによって書き込むのでもよい。これらの場合には、プロセッサ11を中枢部分とするコンピュータが、出力デバイスとしての表示デバイス、プリンタ又は書込デバイスを制御する制御手段として機能することで出力手段としての機能が実現される。
既存のレシートサーバなどのように電子レシートサービスを提供する別の装置と連携して、取引に関するデータの管理は行わずに、レビューデータの管理を行うレビュー管理装置として実現することもできる。
情報処理によりプロセッサ11が実現する各機能は、その一部又は全てをロジック回路などのようなプログラムに基づかない情報処理を実行するハードウェアにより実現することも可能である。また上記の各機能のそれぞれは、上記のロジック回路などのハードウェアにソフトウェア制御を組み合わせて実現することも可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1] 取引に際して取引者が受けた取引対象を識別するための識別データを少なくとも含む複数の情報を含み、かつ前記取引者に関連付けられた取引データに基づいて、前記取引がどのような取引対象に関して行われたのかを表したレシート画面を表すレシートデータを生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された前記レシートデータが表す前記レシート画面に基づく前記取引者の指示に応じて前記取引対象の1つを選択する選択手段と、
前記取引者が投稿するレビューを表したレビューデータを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記レビューデータを、当該レビューデータが表すレビューが前記選択手段により選択された前記取引対象に関することを判別可能とした提供データを出力する出力手段と、
を具備したレビュー管理装置。
[付記2] 前記出力手段は、前記提供データを、多数の投稿者が投稿したレビューを収集して公開するウェブサイトを提供するウェブサーバへと出力する、
付記1に記載のレビュー管理装置。
[付記3] 前記取引データは、前記取引対象を前記取引者へと与えた提供者を特定するための提供者データを含み、
前記出力手段は、前記生成手段が前記レシートデータを生成するため参照した前記取引データに含まれた前記提供者データにより特定される提供者に関連付けられて定められた出力先へと前記提供データを出力する、
付記1に記載のレビュー管理装置。
[付記4] 前記取引データは、前記取引者の個人を特定可能な個人データを含み、
前記出力手段は、前記取引者が個人データの提供を許容している場合に限って、前記提供データに前記個人データを含める、
付記1に記載のレビュー管理装置。
[付記5] 前記出力手段は、前記提供データに、前記取引データに含まれた前記レビューデータ及び前記識別データとは別の付加データを含めることが可能であり、複数の出力先のいずれに前記提供データを出力するかに応じて、前記付加データを前記提供データに含めるか否か、あるいは前記付加データとするデータを異ならせる、
付記1に記載のレビュー管理装置。
[付記6] レビュー管理装置に備えられたコンピュータを、
取引に際して取引者が受けた取引対象を識別するための識別データを少なくとも含む複数の情報を含み、かつ前記取引者に関連付けられた取引データに基づいて、前記取引がどのような取引対象に関して行われたのかを表したレシート画面を表すレシートデータを生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された前記レシートデータが表す前記レシート画面に基づく前記取引者の指示に応じて前記取引対象の1つを選択する選択手段と、
前記取引者が投稿するレビューを表したレビューデータを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記レビューデータを、当該レビューデータが表すレビューが前記選択手段により選択された前記取引対象に関することを判別可能とした提供データを出力するように出力デバイスを制御する制御手段と、
して機能させるための情報処理プログラム。
10…レシートサーバ、11…プロセッサ、12…メインメモリ、13…補助記憶デバイス、14…通信インタフェース、15…伝送路、20…POSシステム、30…顧客端末、40…ウェブサーバ、50…店舗サーバ、60…本部サーバ、70…通信ネットワーク、100…電子レシートシステム。

Claims (5)

  1. 取引に際して取引者が受けた取引対象を識別するための識別データを少なくとも含む複数の情報を含み、かつ前記取引者に関連付けられた取引データに基づいて、前記取引がどのような取引対象に関して行われたのかを表したレシート画面を表すレシートデータを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された前記レシートデータが表す前記レシート画面に基づく前記取引者の指示に応じて前記取引対象の1つを選択する選択手段と、
    前記取引者が投稿するレビューを表したレビューデータを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記レビューデータを、当該レビューデータが表すレビューが前記選択手段により選択された前記取引対象に関することを判別可能とした提供データを出力する出力手段と、
    を具備し
    前記出力手段は、前記提供データに、前記取引データに含まれた前記レビューデータ及び前記識別データとは別の付加データを含めることが可能であり、複数の出力先のいずれに前記提供データを出力するかに応じて、前記付加データを前記提供データに含めるか否か、あるいは前記付加データとするデータを異ならせる、
    レビュー管理装置。
  2. 前記出力手段は、前記提供データを、多数の投稿者が投稿したレビューを収集して公開するウェブサイトを提供するウェブサーバへと出力する、
    請求項1に記載のレビュー管理装置。
  3. 前記取引データは、前記取引対象を前記取引者へと与えた提供者を特定するための提供者データを含み、
    前記出力手段は、前記生成手段が前記レシートデータを生成するため参照した前記取引データに含まれた前記提供者データにより特定される提供者に関連付けられて定められた出力先へと前記提供データを出力する、
    請求項1に記載のレビュー管理装置。
  4. 前記取引データは、前記取引者の個人を特定可能な個人データを含み、
    前記出力手段は、前記取引者が個人データの提供を許容している場合に限って、前記提供データに前記個人データを含める、
    請求項1に記載のレビュー管理装置。
  5. レビュー管理装置に備えられたコンピュータを、
    取引に際して取引者が受けた取引対象を識別するための識別データを少なくとも含む複数の情報を含み、かつ前記取引者に関連付けられた取引データに基づいて、前記取引がどのような取引対象に関して行われたのかを表したレシート画面を表すレシートデータを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された前記レシートデータが表す前記レシート画面に基づく前記取引者の指示に応じて前記取引対象の1つを選択する選択手段と、
    前記取引者が投稿するレビューを表したレビューデータを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記レビューデータを、当該レビューデータが表すレビューが前記選択手段により選択された前記取引対象に関することを判別可能とした提供データを出力するように出力デバイスを制御する制御手段と、
    して機能させ
    かつ前記制御手段は、前記提供データに、前記取引データに含まれた前記レビューデータ及び前記識別データとは別の付加データを含めることが可能であり、複数の出力先のいずれに前記提供データを出力するかに応じて、前記付加データを前記提供データに含めるか否か、あるいは前記付加データとするデータを異ならせるものとする、
    情報処理プログラム。
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