JP7269821B2 - 走行履歴出力システム、走行履歴出力プログラム - Google Patents

走行履歴出力システム、走行履歴出力プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7269821B2
JP7269821B2 JP2019144224A JP2019144224A JP7269821B2 JP 7269821 B2 JP7269821 B2 JP 7269821B2 JP 2019144224 A JP2019144224 A JP 2019144224A JP 2019144224 A JP2019144224 A JP 2019144224A JP 7269821 B2 JP7269821 B2 JP 7269821B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
travel history
vehicle
recording medium
point
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019144224A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021026522A (ja
Inventor
章悟 杉本
徳靖 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
Aisin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Toyota Motor Corp, Aisin Corp filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2019144224A priority Critical patent/JP7269821B2/ja
Publication of JP2021026522A publication Critical patent/JP2021026522A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7269821B2 publication Critical patent/JP7269821B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、走行履歴出力システム、走行履歴出力プログラムに関する。
従来、プローブカーから収集した走行履歴に基づいて交通情報を生成することが知られている。特許文献1には、プローブカーを使用する人物の行動が特定されることを防止するために、プローブカーの出発地、到着地、経由地等の周辺の走行履歴をセンタに送信しないことが記載されている。
特開2006-11814号公報
車両の位置の測位精度がなんらかの要因によって一時的に低下することがある。例えばプローブカーの電源がオフされる前に蓄積された走行履歴を、電源がオンされた後にセンタに送信する構成において、プローブカーの使用者のプライバシー保護のため、プローブカーの電源がオフおよびオンされた地点の周辺の走行履歴を送信しないようにすることが考えられる。走行履歴を送信しない範囲は、例えば当該地点を中心とする既定距離以内等のように定めることができる。しかし、当該地点における測位精度が一時的に低下している場合、非送信範囲が本来設定されるべき範囲とずれて設定されることとなる。その場合、本来、送信しないはずの走行履歴がセンタに送信されうることとなり、プローブカーを使用する人物のプライバシーを保護できない可能性がある。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、車両の運転者のプライバシーを保護できない可能性を低減しつつ、車両の走行履歴を出力する技術の提供を目的とする。
上記の目的を達成するため、走行履歴出力システムは、車両の現在地の履歴を示す走行履歴を記録媒体に蓄積する走行履歴蓄積部と、車両の電源がオフからオンに変化した場合に測位された車両の現在地を含む範囲の走行履歴を記録媒体から削除する第1削除部と、記録媒体に蓄積されている走行履歴のうち、車両の電源がオンからオフに変化した場合における最新の最大N個(Nは1以上の整数)の地点を記録媒体から削除する第2削除部と、削除されずに記録媒体に蓄積されている走行履歴を出力する走行履歴出力部と、を備える。
さらに、上記の目的を達成するため、走行履歴出力プログラムは、コンピュータを、車両の現在地の履歴を示す走行履歴を記録媒体に蓄積する走行履歴蓄積部、車両の電源がオフからオンに変化した場合に測位された車両の現在地を含む範囲の走行履歴を記録媒体から削除する第1削除部、記録媒体に蓄積されている走行履歴のうち、車両の電源がオンからオフに変化した場合における最新の最大N個(Nは1以上の整数)の地点を記録媒体から削除する第2削除部、削除されずに記録媒体に蓄積されている走行履歴を出力する走行履歴出力部、として機能させる。
すなわち、第1削除部は、車両の電源がオンされた場合に測位された車両の現在地を含む範囲の走行履歴を記録媒体から削除する。しかし例えば、車両の電源がオンされた場合に測位して取得した現在地がなんらかの要因によって実際の現在地と異なる位置であった場合、第1削除部では実際の現在地周辺の走行履歴が削除されない可能性がある。一方、第2削除部は、車両の電源がオフされた場合の直近の最大N個の地点を記録媒体から削除する。従って、上述のように第1削除部では実際の現在地周辺の走行履歴が削除されない場合であっても、第2削除部によって電源オフまでに蓄積された履歴のうちの直近の最大N個の地点を記録媒体から削除することができる。なお、車両の電源がオフされた地点に至るまでに車両が当該地点の周囲を行き来したり周回したりした場合、当該地点周辺の走行履歴であっても直近のN個より多くの地点を第2削除部では削除することができない。しかしこのような場合も、第1削除部によれば、直近のN個以外にも現在地周辺の範囲内の走行履歴を削除することができる。このように、走行履歴出力システム、走行履歴出力プログラムが第1削除部および第2削除部の両方を備えることにより、車両の電源をオフした地点に至るまでの当該地点周辺の走行履歴が削除されない可能性を低減できる。その結果、車両の運転者のプライバシーを保護できない可能性を低減しつつ、車両の走行履歴を出力することが可能である。
上記の目的を達成するため、走行履歴出力システムは、車両の現在地の履歴を示す走行履歴を記録媒体に蓄積する走行履歴蓄積部と、記録媒体に蓄積されている走行履歴のうち、車両の電源がオンからオフに変化した場合における最新の地点を含む範囲の走行履歴を記録媒体から削除する第1削除部と、記録媒体に蓄積されている走行履歴のうち、車両の電源がオンからオフに変化した場合における最新の最大N個(Nは1以上の整数)を記録媒体から削除する第2削除部と、削除されずに記録媒体に蓄積されている走行履歴を出力する走行履歴出力部と、を備える。
さらに、上記の目的を達成するため、走行履歴出力プログラムは、コンピュータを、車両の現在地の履歴を示す走行履歴を記録媒体に蓄積する走行履歴蓄積部、記録媒体に蓄積されている走行履歴のうち、車両の電源がオンからオフに変化した場合における最新の地点を含む範囲の走行履歴を記録媒体から削除する第1削除部、記録媒体に蓄積されている走行履歴のうち、車両の電源がオンからオフに変化した場合における最新の最大N個(Nは1以上の整数)を記録媒体から削除する第2削除部、削除されずに記録媒体に蓄積されている走行履歴を出力する走行履歴出力部、として機能させる。
すなわち、第1削除部は、記録媒体に蓄積済みの走行履歴のうち、車両の電源がオフされた場合における最新の地点(履歴の最後の地点)を含む範囲の走行履歴を記録媒体から削除する。しかし例えば、蓄積済みの走行履歴のうちの当該最新の地点が、なんらかの要因によって、最新蓄積時の実際の車両の位置と異なる位置である場合、第1削除部では、最新蓄積時の実際の車両の位置周辺の走行履歴が削除されない可能性がある。一方、第2削除部は、車両の電源がオフされた場合の最新(直近)の最大N個の地点を記録媒体から削除する。従って、上述のように第1削除部では最新蓄積時の実際の車両の位置周辺の走行履歴が削除されない場合であっても、第2削除部によって、電源オフまでに蓄積された履歴のうちの最新の最大N個の地点を記録媒体から削除することができる。なお、車両の電源がオフされた地点に至るまでに車両が当該地点の周囲を行き来したり周回したりした場合、当該地点周辺の走行履歴であっても直近のN個より多くの地点を第2削除部では削除することができない。しかし、このような場合も第1削除部によれば、直近のN個以外にも蓄積済みの最新の地点周辺の範囲内の走行履歴を削除することができる。このように、走行履歴出力システム、走行履歴出力プログラムが第1削除部および第2削除部の両方を備えることにより、車両の電源をオフした地点に至るまでの当該地点周辺の走行履歴が削除されない可能性を低減できる。その結果、車両の運転者のプライバシーを保護できない可能性を低減しつつ、車両の走行履歴を出力することが可能である。
走行履歴出力システムの構成を示すブロック図。 図2A~図2Cは走行履歴の例を示す模式図。 走行履歴の例を示す模式図。 走行履歴出力処理のフローチャート。
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)走行履歴出力システムの構成:
(2)走行履歴出力処理:
(3)他の実施形態:
(1)走行履歴出力システムの構成:
図1は、本発明にかかる走行履歴出力システム10の構成を示すブロック図である。本実施形態において走行履歴出力システム10は車両に搭載されている。走行履歴出力システム10は、CPU,RAM,ROM等を備える制御部20、記録媒体30を備えており、記録媒体30やROMに記憶されたプログラムを制御部20で実行することができる。
記録媒体30には、予め地図情報30aが記録されている。地図情報30aは、車両が走行する道路上に設定されたノードの位置を示すノードデータ、ノード同士の連結を示すリンクデータ、道路やその周辺に存在する地物の位置や属性等を示す地物データ等を含んでいる。
本実施形態にかかる車両は、通信部40とGNSS受信部41と車速センサ42とジャイロセンサ43とを備えている。通信部40は、道路上や道路脇に設置された路側機50との通信可能エリア内を通過する場合に当該路側機50と無線通信を行う回路を備えている。制御部20は、通信部40を制御して、路側機50から交通情報等の種々の情報を受信することができる。また、制御部20は、通信部40を制御して、路側機50に車両の走行履歴等の種々の情報を送信することができる。
路側機50は、路側機50が設置された道路を通過する車両を感知しセンタに通過台数等の情報をアップロードする装置である。また、路側機50は、路側機50が設置されていない道路を走行してきた車両の走行履歴(プローブ情報)を車両から受信し、センタにアップロードすることができる。センタは、路側機50からアップロードされたこれらの情報に基づいて交通情報等を生成し、各所に配信することができる。
走行履歴30bは、車両が走行する過程で記録媒体30に蓄積され、路側機50の通信可能エリアを通過した場合に路側機50に送信される情報である。本実施形態において、走行履歴30bは、車両の位置(座標)と、当該位置に車両がいた日時とが対応付けられたデータセットが時系列順に羅列されたデータセット群である。
GNSS受信部41は、Global Navigation Satellite Systemの信号を受信する装置であり、航法衛星からの電波を受信し、図示しないインタフェースを介して車両の現在地を算出するための信号を出力する。制御部20は、この信号を取得して車両の現在地を取得する。車速センサ42は、車両が備える車輪の回転速度に対応した信号を出力する。制御部20は、図示しないインタフェースを介してこの信号を取得し、車速を取得する。ジャイロセンサ43は、車両の水平面内の旋回についての角加速度を検出し、車両の向きに対応した信号を出力する。制御部20は、この信号を取得して車両の進行方向を取得する。車速センサ42およびジャイロセンサ43等は、車両の走行軌跡を特定するために利用され、本実施形態においては、車両の出発地と走行軌跡とに基づいて現在地が特定され、当該出発地と走行軌跡とに基づいて特定された車両の現在地がGNSS受信部41の出力信号に基づいて補正される。
本実施形態において、制御部20は、ROM等に記録された走行履歴出力プログラム21を実行可能である。走行履歴出力プログラム21は、車両の走行履歴30bを記録媒体30に蓄積し、蓄積された走行履歴30bを路側機50との通信可能エリアを通過する際に路側機50に送信する機能を実現するために、走行履歴蓄積部21a、第1削除部21b、第2削除部21c、走行履歴出力部21dを備えている。
走行履歴蓄積部21aは、車両の現在地の履歴を示す走行履歴を記録媒体に蓄積する機能を制御部20に実現させるプログラムモジュールである。本実施形態においては、制御部20は、一定距離K(例えば200m)走行する毎に、GNSS受信部41、車速センサ42、ジャイロセンサ43の出力信号に基づいて車両の現在地を取得する。なお、走行距離は、例えば車輪の回転数に基づいて取得可能である。そして制御部20は、車両の現在地と現在日時のデータセットを記録媒体30の走行履歴30bに追加する。
第1削除部21bは、車両の電源がオフ(ACC-OFF)からオン(ACC-ON)に変化した場合に測位された車両の現在地を含む範囲の走行履歴を記録媒体から削除する機能を制御部20に実現させるプログラムモジュールである。なお、本実施形態において、走行履歴30bから地点を削除すると表現する場合、地点と、当該地点に対応付けられた日時とを含むデータセットが削除されることを意味する。車両の電源がオフの状態からオンに変化すると、制御部20は第1削除部21bの機能により、車両の現在地をGNSS受信部41の出力信号に基づいて取得する。そして、制御部20は、取得した現在地を含むプライバシー保護対象範囲を算出する。本実施形態において、プライバシー保護対象範囲は、電源オンに応じて取得した現在地を中心とした半径X[m](Xは例えば500[m])以内の範囲である。制御部20は、走行履歴30bとして記録媒体30に蓄積されている地点のうち、プライバシー保護対象範囲内に位置する地点を走行履歴30bから削除する。
より具体的には、制御部20は、記録媒体30に蓄積されている走行履歴30bのうち、最新の地点から遡って最初にプライバシー保護対象範囲外となるまでの地点を削除する。例えば、走行履歴として蓄積済みの各地点を時系列順につなげた軌跡が、走行履歴の最新の地点に到達するまでに、プライバシー保護対象範囲への進入・当該範囲からの退出・当該範囲への再進入のセットを少なくとも1セット行っている場合、この走行履歴を入手した装置および人物によってプライバシー保護対象範囲の中心の位置が推測されやすい。図2Aは、このような場合の軌跡の例を示している。同図において白丸で表される地点P~地点P11は走行履歴30bとして蓄積済みの地点の位置を示している。なお説明を簡便にするため図2Aにおいては直近の12個の地点を図示しているが、地点Pより以前の地点が走行履歴30bに含まれていることを否定するものではない。白丸で表される地点間の道路上での距離は、通常は一定距離Kである。同図において黒丸で表されている地点P12は、車両の電源がオンされたことに応じて取得された現在地である。なお、図2Aの例において地点P12と地点P11との距離はK未満であるため、地点P12は走行履歴30bとして記録媒体30に蓄積されていない。従って図2Aの例において、走行履歴30bとして蓄積されている最新の地点は地点P11である。
図2Aにおいて、破線で示される円は、地点P12を中心とする半径Xのプライバシー保護対象範囲を示している。図2Aに示すように、走行履歴30bとして蓄積されている地点P~地点P11のうち、プライバシー保護対象範囲内の地点は、地点P~Pと、地点P~地点P11である。これらを走行履歴30bから削除した場合、地点P~P11に区間について走行履歴30bとして残る地点は地点P~地点Pと、地点P~地点Pである。このような走行履歴30bが存在する場合、例えば地点Pを中心とする半径X程度の円と、地点Pを中心とする半径X程度の円と、地点Pを中心とする半径X程度の円の互いの交点の位置に基づいて地点P12の大まかな位置を推定可能となりうる。そのため、本実施形態においては、制御部20は、最新の地点P11から時系列逆順に地点を遡って、最初にプライバシー保護対象範囲の外に出た地点の前までの地点を削除し、最初にプライバシー保護対象範囲外となった地点以降は削除しない。従って図2Aの例の場合、地点P~地点P11は削除されるが、地点P~地点Pは削除されない。そのため、前者の構成と比較すると、地点P12の位置を推定しにくくすることができる。
第2削除部21cは、記録媒体に蓄積されている走行履歴のうち、車両の電源がオンからオフに変化した場合における最新の最大N個(Nは1以上の整数)の地点を記録媒体から削除する機能を制御部20に実現させるプログラムモジュールである。本実施形態においては、第1削除部21bの機能によって削除した地点の数がM個(Mは0以上のN未満の整数)である場合、制御部20は第2削除部21cの機能により、走行履歴30bとして蓄積されている地点のうち最新の(N-M)個の地点を削除する。このようにすることで、第1削除部21bおよび第2削除部21cによる削除が行われる前の走行履歴における最新のN個の地点を確実に削除することが可能である。
図2Bは、車両の走行履歴に含まれる各地点の例を示している。白丸で示される地点P~地点Pを順に車両が走行し地点P~地点Pが走行履歴30bとして記録されている。黒丸で示される地点P は地点Pを通過後に車両が到達した地点であって、車両の電源がオフおよびオンされた地点である。ここで、第1削除部21bは備えているが第2削除部21cを備えない構成について考える。この構成の場合、車両の電源がオンされると、第1削除部21bの機能によって車両の現在地が測位され、電源オンに応じて取得された現在地として地点Pが取得される。そして地点Pを中心とする半径Xのプライバシー保護対象範囲(破線の円)が算出され、プライバシー保護対象範囲内に位置する地点P~地点Pが削除される。
しかし、例えば図2Cに示すように、なんらかの要因によって、車両の電源がオンされた際の測位によって取得された車両の地点Pが、電源がオンされた際に実際の車両がいる地点P6rと異なる場合、地点P6rを中心とする半径Xのプライバシー保護対象範囲(一点鎖線の円)内に実際は含まれているはずの地点P~地点Pが地点P6を中心とする半径Xのプライバシー保護対象範囲(破線の円)には含まれない。このような場合、第1削除部21bの機能では地点P~地点Pが削除されない。
本実施形態においては、第1削除部21bに加えて第2削除部21cを備えることにより、図2Cのような場合にも、車両の電源がオフされた地点の直近の地点が全く削除されないという問題を解決することができる。すなわち、図2Cの例の場合、走行履歴30bとして蓄積されている地点のうち最新のN個が第2削除部21cの機能によって削除される。なお、本実施形態においては、プライバシー保護対象範囲の半径Xが500[m]、走行履歴の蓄積間隔が200[m]、第2削除部21cによって削除される地点の最大数Nが5個であることを想定している。従って、図2Cの例では、地点Pから遡って地点Pまでの合計5個が削除される。
なお、第2削除部21cは備えるが第1削除部21bは備えない構成を仮に採用した場合について考える。図3は、車両の走行履歴に含まれる各地点の例を示している。同図において白丸で示される地点P~地点10を順に車両が走行し、地点P~地点P10が走行履歴30bとして記録されている。黒丸で示される地点P11は地点10を通過後に車両が到達した地点であって、車両の電源がオフおよびオンされた地点である。第2削除部21cは備えるが第1削除部21bは備えない構成の場合、走行履歴30bにおける最新の地点P10から遡って地点Pまでの5個の地点が削除されるが、地点Pや地点P等、最新の地点P11に近い地点は削除されずに残る。第1削除部21bを備えることにより、直近の5地点以外にも、地点P11を中心とする半径Xのプライバシー保護対象範囲(破線)内に位置する地点Pと地点Pを削除可能である。
走行履歴出力部21dは、削除されずに記録媒体に蓄積されている走行履歴を出力する機能を制御部20に実現させるプログラムモジュールである。本実施形態において、制御部20は、車両が路側機50との通信可能エリアを通過した際に、記録媒体30に蓄積されている走行履歴30b(未送信分)をまとめて路側機50に送信する。もちろん、第1削除部21bおよび第2削除部21cによって削除された地点は送信されない。なお、制御部20は、路側機50が発するビーコンを検知した場合に、路側機50との通信可能エリアを通過していると判断する。
以上で説明したように、第2削除部21cを備えることにより、車両の電源がオフされた地点に至るまでの走行履歴30bにおける直近のN個を確実に削除することができる。また、第1削除部21bを備えることにより、車両の電源がオフおよびオンされた地点を中心とする半径Xの範囲内の地点を削除することができる。従って第1削除部21bと第2削除部21cの両方を備えることにより、車両の電源をオフした地点に至るまでの当該地点周辺の走行履歴が削除されない可能性を低減できる。その結果、車両の運転者のプライバシーを保護できない可能性を低減しつつ、車両の走行履歴を出力することが可能である。
(2)走行履歴出力処理:
次に、制御部20が実行する走行履歴出力処理を、図4を参照しながら説明する。走行履歴出力処理は、制御部20が、車両の電源がオフからオンに変化したことに応じて実行される。走行履歴出力処理の実行に先立ち、走行履歴蓄積部21aの機能によよって、車両が走行する過程において走行履歴30bが記録媒体30に蓄積されている状態である。なお、車両の電源がオフからオンに変化した場合に、図4の走行履歴出力処理を実行するのに先立ち、制御部20は第1削除部21bの機能により、車両の現在地(以降、最新の現在地という)を取得する。
走行履歴出力処理が開始されると、制御部20は、第1削除部21bの機能により、最新の現在地に基づいてプライバシー保護対象範囲を算出する(ステップS100)。すなわち、制御部20は、最新の現在地を中心とする半径Xの範囲を算出する。続いて、制御部20は、第1削除部21bの機能により、プライバシー保護対象範囲内の走行履歴を最新地点から遡って、最初に範囲外となる地点までの地点を削除する(ステップS105)。すなわち、制御部20は、走行履歴30bに記録されている最新の地点から時系列逆順にたどり、各地点についてプライバシー保護対象範囲内であるか否かを判定する。最新の地点を1個目の地点としてi個目(iはi>1の整数)の地点が範囲外である場合、制御部20は、最新の地点(走行履歴の1個目の地点)から(i-1)個目の地点までの計(i-1)個の地点を走行履歴30bから削除する。なお、最新の地点がプライバシー保護対象範囲外である場合、制御部20はステップS105では削除を行わない(削除された地点数は0)。制御部20はステップS105において削除した地点の数Mを記憶する。
続いて、制御部20は、第2削除部21cの機能により、削除した地点の数MはN点以上であるか否かを判定する(ステップS110)。すなわち制御部20はステップS105において第1削除部21bの機能によって削除された地点の数MがN個以上であったか否かを判定する。
ステップS110において、削除した地点数MはN個以上であると判定されなかった場合、制御部20は、第2削除部21cの機能により、走行履歴30bにおける新しい地点から遡って削除地点数がN個に達するまで追加で地点を削除する(ステップS115)。すなわち、制御部20は、ステップS105を実行後に走行履歴30bとして蓄積されている地点のうち最新の(N-M)個の地点を削除する。
ステップS115を実行後、または、ステップS110にてN個以上であると判定された場合、制御部20は、ステップS100~S115を実行後に削除されずに残った走行履歴を出力する(ステップS120)。すなわち本実施形態においては、路側機50との通信可能エリアを通過していると判断した場合に、制御部20は、記録媒体30に走行履歴30bとして蓄積されている地点と日時を含むデータセットを1セットとするデータセット群を路側機50に送信する。
(3)他の実施形態:
以上の実施形態は本発明を実施するための一例であり、車両の電源がオンされた位置周辺の走行履歴を削除する第1削除部と、走行履歴に蓄積済みの地点のうち車両の電源がオフされた場合における最新の最大N個(Nは1以上の整数)の地点を削除する第2削除部とを備える限りにおいて、他にも種々の実施形態を採用可能である。例えば、走行履歴出力システム10は、車両等に搭載された装置であっても良いし、可搬型の端末によって実現される装置であっても良いし、複数の装置(例えば、クライアントとサーバ)によって実現されるシステムであってもよい。
さらに、走行履歴出力システムを構成する走行履歴蓄積部21a、第1削除部21b、第2削除部21c、走行履歴出力部21dの少なくとも一部が複数の装置に分かれて存在していても良い。例えば、走行履歴蓄積部21aや第1削除部21bにおける現在地測位機能が別の装置で実現されてもよい。むろん、上述の実施形態の一部の構成が省略されてもよいし、処理の順序が変動または省略されてもよい。例えば、上記実施形態では、第1削除部による削除を試みた(S100~S105)後に、削除した数MがN個に満たなければ第2削除部にてN個に達するまで削除する流れであったが、第1削除部と第2削除部の処理順序は逆であってもよい。すなわち、最初に第2削除部によってN個削除し、その後第1削除部によって走行履歴として残存する最新の地点から遡って最初に範囲外となる地点までを削除する構成であってもよい。
走行履歴蓄積部は、車両の現在地の履歴を示す走行履歴を記録媒体に蓄積することができればよい。走行履歴は、車両の走行軌跡を示すことができればよく、種々の態様で表現されてよい。例えば、既定の間隔(距離や時間)毎に、取得した車両の現在地を時系列順に並べた構成であってもよい。車両の位置は緯度・経度・高度によって示されても良い。また例えば、地図情報30aを用いた周知のマップマッチング処理によって車両が走行しているリンクを特定し、車両の位置は当該リンクのリンクIDによって示されても良い。また、車両の位置は、リンクIDと当該リンクの端点からの距離で示されても良い。
走行履歴においては、車両の位置に対応付けて、当該位置に車両が存在した日時が記録されてもよい。さらに、車両が備える各種センサで検知したデータが車両の位置に対応付けて記録されてもよい。当該データとしては例えば、車速、加速度、道路勾配、ブレーキ踏み込み量、操舵角、気温、ライト点灯、ワイパー動作等が含まれてもよい。
第1削除部は、車両の電源がオフからオンに変化した場合に測位された車両の現在地を含む範囲の走行履歴を記録媒体から削除する構成であってもよい。範囲の形状は、円であってもよいし、正方形等の多角形であってもよい。また、行政区画が範囲であってもよい。電源オンに応じて取得された現在地は、範囲に含まれていればよく、範囲の中のどのような位置に含まれていてもよい。例えば範囲が円や多角形である場合、円や多角形は、電源オンに応じて取得された現在地を中心(重心)として設定されてもよいし、当該現在地からランダムな方向および距離だけずらした位置を中心(重心)として設定されてもよい。
また、範囲の大きさや形状をランダムに変化させてもよい。具体的には例えば、上記実施形態における半径Xを500[m]~1[km]の間でランダムに変化させてもよい。このようにランダムに変化させることで、走行履歴を入手した装置や人物が、車両の電源がオフおよびオンされた地点を推測できる可能性を低下することができる。
なお、上記実施形態においては、第1削除部において、車両の電源がオフされた地点に至るまでの当該地点周辺の走行履歴が削除されない例として、車両の電源がオンされた際の測位の精度が低下したことを挙げたが、次のような場合にも当該地点に至るまでの当該地点周辺の走行履歴が削除されないことがある。例えば、自宅や勤務先、立ち寄り先等の施設で車両の電源をオフし、その後車両の故障によって自走困難となったために修理施設まで牽引され、修理施設において電源がオンされた場合、車両の電源がオフされた地点とオンされた地点が相違する。このような場合も第1削除部では電源オフ地点に至るまでの当該地点周辺の走行履歴を削除できない。また例えば、携帯型のナビゲーション装置によって測位が行われる場合も、ナビゲーション装置の電源がオフされた地点と、オンされた地点とは相違しうるため、オフされた地点に至るまでの当該地点周辺の走行履歴を削除できない。このような場合も、第2削除部によって当該地点に至るまでの直近のN個の地点を確実に削除することができる。
また、第1削除部は、記録媒体に蓄積されている走行履歴のうち、車両の電源がオンからオフに変化した場合における最新の地点を含む範囲の走行履歴を記録媒体から削除する構成であってもよい。蓄積済みの走行履歴のうちの当該最新の地点が、なんらかの要因(例えば、一時的な測位精度低下等)によって、最新蓄積時の実際の車両の位置と異なる位置となりえる。この場合、第1削除部では、最新蓄積時の実際の車両の位置周辺の走行履歴が削除されない可能性がある。このような場合も、第2削除部によって当該地点に至るまでの直近のN個の地点を確実に削除することができる。
なお、第1削除部が、走行履歴に蓄積されている最新の地点を含む範囲の走行履歴を削除する場合、図4の走行履歴出力処理のS100において「最新の現在地」が「走行履歴に蓄積されている最新の地点」に置き換わる。なお、第1削除部および第2削除部による削除処理(S100~S115)は、車両の電源がオンからオフに変化してから、再びオンに変化した後に最初に路側機の下方を通過するまでの間に実施されればよい。上記実施形態のように、車両の電源がオンされた後に実施されてもよいし、車両の電源がオフされたことに応じて実施されてもよい。第1削除部および第2削除部の一方が電源オフに応じて実行され他方が電源オンに応じて実施されてもよい。ただし、車両が備える蓄電池の電力消費を抑えるために、例えば長い処理時間を要する処理は、車両の電源がオンされた後に実施されることが望ましい。
第2削除部は、記録媒体に蓄積されている走行履歴のうち、車両の電源がオンからオフに変化した場合における最新の最大N個(Nは1以上の整数)を記録媒体から削除する。すなわち、第2削除部では、車両の電源がオフされた時点における直近の最大N個の地点が削除される。なお、例えば範囲の大きさがランダムに変動する場合、範囲が大きいほどNの値を大きくしてもよい。Nは範囲の大きさに応じて連続的に変化してもよいし離散的に変化してもよい。後者においては、第1削除部において基準地点からの距離が第1距離である範囲が設定される場合には、第2削除部においてNとして第1個数が採用され、第1削除部において基準地点からの距離が第1距離より大きい第2距離である範囲が設定される場合には、第2削除部においてNとして第1個数より大きい第2個数が採用される構成となる。このようにすることで、第1削除部によって削除されることが想定される距離に相当する走行履歴を第2削除部によって削除することが可能である。
走行履歴出力部は、削除されずに記録媒体に蓄積されている走行履歴を出力することができればよい。出力先の機器は、路側機であってもよいし、図示しないサーバであってもよいし、その他のPCやタブレット、HDDやメモリカード等であってもよい。出力先の機器に対して出力済みの走行履歴は、出力が完了したことに応じて削除されてもよいし、記録媒体の走行履歴蓄積用の記憶領域に空きがある限り削除されずに残されていても良い。後者の場合、出力済みの走行履歴であるか否かを識別可能に記憶されていてもよい。
なお上記実施形態においては、第1削除部や第2削除部は、記録媒体から対象の履歴を削除し、走行履歴出力部は、削除されずに記録媒体に残っている未送信の走行履歴を送信する構成であったが、第1削除部および第2削除部においては対象の履歴を記録媒体から削除せずに出力対象から除外する構成であってもよい。その場合に走行履歴出力部は、出力対象から除外された送信履歴は出力せず、除外されていない送信履歴を出力するように構成されてよい。すなわち、第1削除部および第2削除部における「削除」は、対象の履歴を出力対象から除外する(その結果出力されない)ことを含んでよい。
さらに、本発明のように、車両の電源がオンされた場合に測位された車両の現在地(又は走行履歴に蓄積されている最新の地点)を含む範囲の走行履歴を削除する第1削除部と、走行履歴に蓄積済みの地点のうち車両の電源がオフされた場合における最新の最大N個(Nは1以上の整数)の地点を削除する手法は、方法やコンピュータに実行させるプログラムとしても適用可能である。また、以上のようなシステム、プログラム、方法は、単独の装置として実現される場合もあれば、車両に備えられる各部と共有の部品を利用して実現される場合もあり、各種の態様を含むものである。また、一部がソフトウェアであり一部がハードウェアであったりするなど、適宜、変更可能である。さらに、システムを制御するプログラムの記録媒体としても発明は成立する。むろん、そのプログラムの記録媒体は、磁気記録媒体であってもよいし半導体メモリであってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考えることができる。
10…走行履歴出力システム、20…制御部、21…走行履歴出力プログラム、21a…走行履歴蓄積部、21d…走行履歴出力部、30…記録媒体、30a…地図情報、30b…走行履歴、40…通信部、41…GNSS受信部、42…車速センサ、43…ジャイロセンサ、50…路側機

Claims (5)

  1. 車両の現在地の履歴を示す走行履歴を記録媒体に蓄積する走行履歴蓄積部と、
    前記車両の電源がオフからオンに変化したことに応じて前記車両の現在地を測位し、測位された前記車両の現在地を含む範囲の前記走行履歴であって前記車両の電源がオフになる前に蓄積された前記走行履歴を前記記録媒体から削除する第1削除部と、
    前記第1削除部による処理を経ても削除されずに前記記録媒体に蓄積されている前記走行履歴のうち、最新の最大N個(Nは1以上の整数)の地点を前記記録媒体から削除する第2削除部と、
    前記第2削除部による処理を経ても削除されずに前記記録媒体に蓄積されている前記走行履歴を出力する走行履歴出力部と、
    を備える走行履歴出力システム。
  2. 前記第1削除部によって削除された地点の数がM個(Mは0以上のN未満の整数)である場合、前記第2削除部によって削除される地点の数は(N-M)個である、
    請求項1に記載の走行履歴出力システム。
  3. 前記範囲の大きさはランダムに変動し、
    前記範囲が大きいほど、Nが大きい、
    請求項1または請求項2に記載の走行履歴出力システム。
  4. 前記第1削除部においては、前記記録媒体に蓄積されている前記走行履歴のうち、最新の地点から遡って最初に前記範囲外となるまでの地点が削除される、
    請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の走行履歴出力システム。
  5. コンピュータを、
    車両の現在地の履歴を示す走行履歴を記録媒体に蓄積する走行履歴蓄積部、
    前記車両の電源がオフからオンに変化したことに応じて前記車両の現在地を測位し、測位された前記車両の現在地を含む範囲の前記走行履歴であって前記車両の電源がオフになる前に蓄積された前記走行履歴を前記記録媒体から削除する第1削除部、
    前記第1削除部による処理を経ても削除されずに前記記録媒体に蓄積されている前記走行履歴のうち、最新の最大N個(Nは1以上の整数)の地点を前記記録媒体から削除する第2削除部、
    前記第2削除部による処理を経ても削除されずに前記記録媒体に蓄積されている前記走行履歴を出力する走行履歴出力部、
    として機能させる走行履歴出力プログラム。
JP2019144224A 2019-08-06 2019-08-06 走行履歴出力システム、走行履歴出力プログラム Active JP7269821B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019144224A JP7269821B2 (ja) 2019-08-06 2019-08-06 走行履歴出力システム、走行履歴出力プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019144224A JP7269821B2 (ja) 2019-08-06 2019-08-06 走行履歴出力システム、走行履歴出力プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021026522A JP2021026522A (ja) 2021-02-22
JP7269821B2 true JP7269821B2 (ja) 2023-05-09

Family

ID=74663980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019144224A Active JP7269821B2 (ja) 2019-08-06 2019-08-06 走行履歴出力システム、走行履歴出力プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7269821B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102021001378B3 (de) 2021-03-16 2022-05-25 Daimler Ag Verfahren zur Anonymisierung von Bewegungsdaten
CN116390063B (zh) * 2023-05-18 2023-11-10 北京集度科技有限公司 数据处理方法、隐私分析系统、设备及车辆

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016206712A (ja) 2015-04-15 2016-12-08 三菱電機株式会社 走行データ提供装置、走行データ提供方法、及び走行データ提供プログラム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4679842B2 (ja) * 2004-06-25 2011-05-11 パナソニック株式会社 プローブカー車載機及びプローブ情報収集システム
JP6265056B2 (ja) * 2014-06-12 2018-01-24 株式会社デンソー 車載器

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016206712A (ja) 2015-04-15 2016-12-08 三菱電機株式会社 走行データ提供装置、走行データ提供方法、及び走行データ提供プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021026522A (ja) 2021-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2018180097A1 (ja) サーバ装置、端末装置、通信システム、情報受信方法、情報送信方法、情報受信用プログラム、情報送信用プログラム、記録媒体、及びデータ構造
US7706963B2 (en) System for and method of updating traffic data using probe vehicles having exterior sensors
JP6524892B2 (ja) 車両の走行路情報生成システム
US20140025292A1 (en) System and method for updating a digital map in a driver assistance system
US11692845B2 (en) Predictive annotation of relevant road information based on vehicle location and identity
JP6708134B2 (ja) 走行データ収集システム、及び走行データ収集センタ
JP2016095831A (ja) 運転支援システム及びセンタ
JP6927088B2 (ja) 走行データ収集システム、走行データ収集センタ、及び車載端末
US11408739B2 (en) Location correction utilizing vehicle communication networks
JP2007219368A (ja) 地図評価装置および地図評価方法
US20210312726A1 (en) Asset and Vehicle Coupling
JP7269821B2 (ja) 走行履歴出力システム、走行履歴出力プログラム
JP6620479B2 (ja) 交通情報提供システム、交通情報提供装置及び車載通信装置
KR20220027932A (ko) 운행 가능 네트워크에 관련된 사용자 기여 데이터 수집
US11352000B2 (en) Vehicle control apparatus
JP7123530B2 (ja) 通信装置、通信システム、及び通信方法
JP7150969B2 (ja) 車両の位置を特定する方法
US11341782B2 (en) Information processing apparatus, information processing method and program
JP6866821B2 (ja) サーバ装置および車両システム
JP2008196925A (ja) 道路情報更新装置、道路情報更新方法及び道路情報更新システム
JP5359577B2 (ja) 情報管理センタ及び車載端末
JP2021125141A (ja) 安全運転度評価装置、安全運転度評価方法、安全運転度評価プログラム及び記憶媒体
US20210264775A1 (en) Server, non-transitory storage medium, and information processing method
JP7384846B2 (ja) 情報処理装置およびプログラム
US20240035850A1 (en) Device, method, and computer program for managing map information, and map server

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20210423

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230123

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230404

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230424

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7269821

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150