JP7268698B2 - 投影装置、投影装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

投影装置、投影装置の制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、投影装置、投影装置の制御方法及びプログラムに関する。
従来、投影装置では、映像信号に基づいて投影された投影映像の上に映像調整メニュー等のOSD(On Screen Display)画面が重なって見えるように投影する機能を備えたものが知られている。また、投影映像の大きさや投影装置の解像度に応じて、映像調整メニュー等のOSD画面の表示サイズを変更して表示する技術も提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2015-163930号公報 特開2013-258451号公報
ところで、特許文献1、2を始めとする従来の技術では、例えば投影装置がバッテリー駆動でバッテリー残量が少なくなり省電力モードに移行した場合、投影面が暗くなるため、映像調整メニューの文字等が見にくくなるという問題がある(図4参照)。このような場合、ユーザは映像調整メニューのサイズを調整する等の設定変更の操作を行わなければならず、ストレスを感じてしまう。
本発明の課題は、投影映像が暗い場合であっても、映像調整メニューを見やすく投影できるようにすることである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の投影装置は、
ある映像を背景にして映像調整メニューを投影表示させる際に、表示輝度が明るく設定される第1モードよりも前記表示輝度が暗く設定される第2モードの方が前記映像調整メニューの表示サイズが大きくなるように、前記映像調整メニューを投影表示させる制御部、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、投影映像が暗い場合であっても、映像調整メニューを見やすく投影することができる。
本発明の実施形態に係る投影システムの全体構成例を示す図である。 図1の投影装置本体の機能的構成を示すブロック図である。 投影映像を既定の輝度で表示する通常モードで第1画像上に第2画像が合成された合成映像を投影した場合の表示例を示す図である。 従来の投影装置におけるバッテリー駆動時の省電力モード中に、図3と同様の合成映像を投影した場合の表示例を示す図である。 第1の実施形態において図2のCPUにより実行される第2画像表示制御処理Aを示すフローチャートである。 図5の第2画像表示制御処理Aを実施して省電力モード中に第1画像上に第2画像を合成した合成映像を投影した場合の表示例を示す図である。 第2の実施形態において図2のCPUにより実行される第2画像表示制御処理Bを示すフローチャートである。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されている。そのため、本発明の技術的範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
<第1の実施形態>
[投影システム100の構成]
図1は、本発明に係る投影システム100の全体構成を示す図である。投影システム100は、投影装置本体1A及びリモコン1Bからなる投影装置1、スクリーン3、PC(Personal Computer)4を備えて構成されている。この投影システム100は、PC4から入力された映像信号に基づく第1画像31の映像、又は第1画像31を背景にして第2画像32が重なって見えるように第1画像31と第2画像32とを合成した合成映像を投影装置本体1Aにより投影面であるスクリーン3に投影表示するものである。
ここで、第2画像32は、図1に示すように、装置本体の各種パラメータの調整画面や、現在時刻や装置本体の動作状態を表わす文字等(映像調整メニューと呼ぶ)を表示した画像であり、映像信号に基づく第1画像31とは異なる、第1画像31より小さい画像(OSD(On Screen Display)画像)である。
[投影装置本体1Aの構成]
図2は、投影装置本体1Aの機能的構成を示すブロック図である。図2に示すように、投影装置本体1Aは、CPU(Central Processing Unit)10、ROM(Read Only Memory)11、RAM(Random Access Memory)12、映像信号入力部13、光照射装置14、表示素子15、投影レンズ16、レンズ制御部17、無線通信部18、オーディオデバイス19、キー入力部101、バッテリー102、測距センサ103等を備えて構成されている。
CPU10は、ROM11に記憶されているプログラム11aを読み出し、RAM12のワークエリアに展開し、該プログラムに従って各部を制御して、各種処理を実行する。例えば、CPU10は、映像信号入力部13から映像信号の画像データや音声データが入力されると、表示素子15、投影レンズ16、及びレンズ制御部17を制御して、入力された画像データに基づく第1画像31の映像をスクリーン3に投影するとともに、入力された音声データをオーディオデバイス19により出力させる。また、例えば、キー入力部101又は無線通信部18から第2画像32の表示指示が入力されると、CPU10は、後述する第2画像表示制御処理Aを実行する。
ROM11は、投影装置1に対応するプログラム11a及びこれらのプログラムで使用されるデータ等を記憶する。プログラム11aには、後述する第2画像表示制御処理Aを実行するためのプログラムが含まれる。
また、ROM11には、スケーリング倍率取得テーブル11bが記憶されている。スケーリング倍率取得テーブル11bは、バッテリー駆動時の省電力モードのレベル情報とスクリーン3に投影されている(投影される)映像(投影映像)の面積との組み合わせに対応付けて、その組み合わせに最適な第2画像32のスケーリング倍率を記憶したテーブルである。詳細は後述する。
RAM12は、CPU10により実行制御される上記各種処理において、プログラム11a、入力若しくは出力データ、及びパラメータ等の一時的な格納領域を形成する。
また、RAM12には、後述する第2画像表示制御処理Aにおいて設定された、省電力モード時の第2画像32のスケーリング倍率を格納するための記憶部としてのスケーリング倍率設定領域12aが設けられている。
映像信号入力部13は、例えば、HDMI(登録商標)端子、RGB端子、DVI端子等の映像入力端子を備え、PC4から映像入力端子を介して入力されたRGB信号やビデオ信号等の映像信号を所定の規格の画像データや音声データに変換し、CPU10に出力する。
光照射装置14は、CPU10から出力される制御信号に従って、例えば、時分割でR(赤色光)、G(緑色光)、B(青色光)を循環的に出射する。この光照射装置14からのR、G、Bの原色光が表示素子15に照射される。
表示素子15は、例えば、アレイ状に配列された複数個(XGAの場合、横1024画素×縦768画素)の微小ミラーを有するマイクロミラー素子である。表示素子15は、CPU10から出力される制御信号に応じて、各微小ミラーの傾斜角度を高速でオン/オフ動作して画像を表示することで、その反射光により光像を形成する。
投影レンズ16は、表示素子15によって形成された光像を投影レンズ16の光学ズームポジションで決定される所定の拡大倍率(投影倍率)に応じてスクリーン3に投影する。光像がスクリーン3に投影されることによって、スクリーン3上に映像が投影される。
レンズ制御部17は、CPU10から出力される制御信号に従って投影レンズ16を制御してズームやフォーカシングを行う。
無線通信部18は、CPU10から出力される制御信号に従ってリモコン1Bとの通信を行う。
オーディオデバイス19は、D/Aコンバータ、増幅器、スピーカ等を備え、CPU10から出力される制御信号に従って映像信号の音声信号をD/Aコンバータによりアナログ信号に変換後、このアナログ音声信号を増幅器により所定の音量に増幅して、スピーカから音声として出力する。
キー入力部101は、複数の操作ボタン等から構成され、ユーザの操作信号をCPU10に出力する。操作ボタンには、例えば、映像調整メニューである第2画像32の表示を指示するための操作ボタンが含まれる。
バッテリー102は、CPU10からの制御信号に従って、投影装置本体1Aの各部へ電力を供給する。バッテリー102は、図示しないACケーブルを介して外部から充電することが可能である。
なお、投影装置本体1Aが図示しないACケーブルを介してAC電源(商用電源)に接続されている場合、投影装置本体1Aの各部にはAC電源からの電力が供給され、投影装置本体1Aが図示しないACケーブルを介してAC電源に接続されていない場合、投影装置本体1Aの各部にはバッテリー102により電力が供給される(バッテリー駆動)。
測距センサ103は、CPU10から出力される制御信号に従って、投影装置本体1Aとスクリーン3との距離を測定してCPU10に出力する。測距センサ103としては、例えば、LEDやレーザダイオード等の光源と、受光素子とを有し、光源から照射された赤外光が測定対象物にあたって反射したときの反射光を受光素子で受光し、受光した光の強度を距離に換算して出力する赤外線測距センサ等が適用可能である。
[リモコン1Bの構成]
リモコン1Bは、制御部、複数の操作ボタンからなる操作部、無線通信部等を備えて構成されている。リモコン1Bの制御部は、各操作ボタンの操作信号に基づいて操作データを生成して無線通信部により投影装置本体1Aに送信する。
[PC4の構成]
PC4は、CPU、ROM、RAM、操作部、表示部、記憶部、映像信号出力部等を備えたコンピュータ装置である。PC4のCPUは、ROMに記憶されているプログラムに従って、映像信号に基づく画像を表示部に表示させるとともに、その映像信号を投影装置1に出力する。
[投影装置1の動作]
次に、本実施形態の動作について説明する。
図3は、既定の表示輝度で映像を投影表示する通常モードで第1画像31と第2画像32との合成映像を投影した場合の表示例を示す図である。図4は、従来の投影装置におけるバッテリー駆動時の省電力モード中に、図3と同様の合成映像を投影した場合の表示例を示す図である。省電力モードでは、バッテリー102の消費電力を抑えるために光照射装置14の光の照射量を減らすため、表示輝度が通常モードより暗く設定される。そのため、図4に示すように、投影された合成映像が暗くなり、第2画像32の表示サイズが小さいと文字等が見にくくなる。このような場合、ユーザは第2画像32の表示サイズを調整する等の設定変更の操作を行わなければならず、ストレスを感じてしまう。
そこで、本実施形態の投影装置本体1AのCPU10は、キー入力部101から又は無線通信部18を介して(リモコン1Bから)第2画像32の表示指示が入力された際、または第2画像32を含む合成映像の表示中の所定時間ごとに、以下に説明する第2画像表示制御処理Aを実行し、省電力モードで表示輝度が暗い場合であっても、ユーザが操作することなく、第2画像32が見やすく表示されるように第2画像32のスケーリング倍率を制御することによって、第2画像32の表示サイズを制御する。
図5は、第2画像表示制御処理Aの流れを示すフローチャートである。第2画像表示制御処理Aは、CPU10とROM11に記憶されているプログラム11aとの協働により実行される。
まず、CPU10は、投影装置本体1Aがバッテリー駆動であるか否かを判断する(ステップS1)。
投影装置本体1Aがバッテリー駆動ではないと判断した場合(ステップS1;NO)、CPU10は、通常のスケーリング倍率(既定値)で第2画像32をスケーリングして映像信号入力部13から入力された映像信号に基づく第1画像31上に合成し(第1画像31上に第2画像32が重なって見えるように第1画像31と第2画像32とを合成し)、合成画像に基づいて、光照射装置14、表示素子15、レンズ制御部17等を制御して第1画像31上に第2画像32が合成された合成映像を投影し(ステップS3)、第2画像表示制御処理Aを終了する。
ここで、スケーリングとは、画像の画素数を増減すること(解像度変換)をいう。また、スケーリング倍率とは、画素数の増減の倍率をいう。
投影装置本体1Aがバッテリー駆動であると判断した場合(ステップS1;YES)、CPU10は、省電力モード中であるか否かを判断する(ステップS2)。
ここで、バッテリー102の残量が所定値(%)未満になると、CPU10は、省電力モードに移行し、光照射装置14の光の照射量を減少させてバッテリー102の消費電力を抑える。
省電力モード中ではないと判断した場合(ステップS2;NO)、CPU10は、通常のスケーリング倍率(既定値)で第2画像32をスケーリングして映像信号入力部13から入力された映像信号に基づく第1画像31上に合成し(第1画像31上に第2画像32が重なって見えるように第1画像31と第2画像32とを合成し)、合成画像に基づいて、光照射装置14、表示素子15、レンズ制御部17等を制御して第1画像31上に第2画像32が合成された合成映像を投影し(ステップS3)、第2画像表示制御処理Aを終了する。
省電力モード中であると判断した場合(ステップS2;YES)、CPU10は、省電力モードのレベル情報を取得する(ステップS4)。
省電力モードは、複数の省電力モードレベルに対応する複数のモード(省電力モードレベル1のモード、省電力レベル2のモード、・・・)を有している。例えば、バッテリー102の残量が80%を下回ると省電力モードレベル1、バッテリー102の残量が70%を下回ると省電力モードレベル2、バッテリー102の残量が60%を下回ると省電力モードレベル3・・・、のように、バッテリー102の残量と省電力モードのレベルは対応しており、バッテリー102の残量が少なくなるほど省電力モードのレベルは高くなる。そして、高い省電力モードレベルのモードほど光照射装置14の光の照射量が少なくなるように、投影されている映像の表示輝度が低く(暗く)設定される。例えば、上述の省電力モードレベル1のモード、省電力モードレベル2のモード、省電力モードレベル3のモード、・・・は、小さいレベル番号のモードほど表示輝度は明るく設定され、大きいレベル番号のモードほど表示輝度は暗く設定される(すなわち、各省電力モードレベルを本願発明の第1モードとした場合、それよりもレベル番号が大きい省電力モードレベルが本願発明の第2モードに相当する)。
そこで、本実施形態では、投影されている映像の表示輝度に関する情報として、省電力モードレベル情報を取得する。例えば、ROM11にバッテリー102の残量と省電力モードのレベルとの対応関係を記憶しておき、CPU10は、バッテリー102の残量を取得して、バッテリー102の残量に基づいて省電力モードのレベル情報を取得する。CPU10は、省電力モードのレベル情報から、投影装置1におけるモード(動作モード)を判別し、表示輝度を特定することができる。
次いで、CPU10は、レンズ制御部17から投影レンズ16の光学ズームポジションの情報を取得する(ステップS5)。また、CPU10は、測距センサ103により、スクリーン3と投影装置本体1A(投影装置1)との距離を測定する(ステップS6)。そして、CPU10は、ステップS5で取得した光学ズームポジションの情報と、スクリーン3と投影装置本体1Aとの距離とに基づいて、スクリーン3に投影されている映像の面積)の情報を取得する(ステップS7)。
ここで、光学ズームポジションが同じである場合、スクリーン3と投影装置本体1A(投影装置1)との距離が近いほど投影面に投影されている映像の面積は小さくなり、遠いほど大きくなる。
次いで、CPU10は、ステップS4で取得した省電力モードのレベル情報と、ステップS7で取得した映像の面積の情報とに基づいて、第2画像32のスケーリング倍率を取得する(ステップS8)。具体的には、ROM11に記憶されているスケーリング倍率取得テーブル11bから、省電力モードのレベル情報及び投影されている映像の面積の組み合わせに対応するスケーリング倍率を読み出して取得する。
ここで、同じ第2画像32を一定のスケーリング倍率でスケーリングして第1画像31上に合成した画像を合成映像としてスクリーン3に投影した場合、スクリーン3上に投影されている映像が小さいほど第2画像32が小さく表示されるため、表示輝度が低い(暗い)と、映像が小さいほど第2画像32が見づらくなる。本実施形態のスケーリング倍率取得テーブル11bにおいては、省電力モードレベルが高く、スクリーン3に投影される映像の面積が小さいほど、大きいスケーリング倍率が対応付けて記憶されている。大きいスケーリング倍率ほど、投影表示サイズは大きくなる。そのため、第2画像32を見やすく最適なサイズで表示することが可能となる。
次いで、CPU10は、ステップS8で取得したスケーリング倍率がRAM12のスケーリング倍率設定領域12aに設定されているスケーリング倍率と一致しているか否かを判断する(ステップS9)。
ステップS8で取得したスケーリング倍率がRAM12のスケーリング倍率設定領域12aに設定されているスケーリング倍率と一致していないと判断した場合(ステップS9;NO)、CPU10は、ステップS8で取得したスケーリング倍率をスケーリング倍率設定領域12aに設定(記憶)する(ステップS10)。そして、CPU10は、スケーリング倍率設定領域12aに設定されたスケーリング倍率で第2画像32をスケーリングして第1画像31上に合成し(第1画像31上に第2画像32が重なって見えるように第1画像31と第2画像32とを合成し)、合成画像に基づいて、光照射装置14、表示素子15、レンズ制御部17等を制御して第1画像31と第2画像32の合成映像を投影し(ステップS11)、第2画像表示制御処理Aを終了する。
ステップS8で取得したスケーリング倍率がRAM12のスケーリング倍率設定領域12aに設定されているスケーリング倍率と一致していると判断した場合(ステップS9;YES)、CPU10は、スケーリング倍率設定領域12aに設定されているスケーリング倍率で第2画像32をスケーリングして第1画像31上に合成し(第1画像31上に第2画像32が重なって見えるように第1画像31と第2画像32とを合成し)、合成画像に基づいて、光照射装置14、表示素子15、レンズ制御部17等を制御して第1画像31と第2画像32の合成映像を投影し(ステップS12)、第2画像表示制御処理Aを終了する。
図6は、図5の第2画像表示制御処理Aを実施してバッテリー駆動時の省電力モード中に第1画像31と第2画像32の合成映像をスクリーン3に投影した場合の表示例を示す図である。なお、省電力モード中ではない通常モードにおいて、既定のスケーリング倍率で図6と同じ第2画像32が第1画像31に合成された合成映像をスクリーン3に投影した場合の表示は図3となる。また、従来の投影装置における省電力モード中に、図6と同じ第2画像32が第1画像31に合成された合成映像を投影した場合(既定のスケーリング倍率で第2画像32をスケーリングして投影した場合)の表示は図4となる。
本実施形態の第2画像表示制御処理Aでは、省電力モードのレベル情報とスクリーン3に投影されている映像の面積の情報との組み合わせに応じて最適な第2画像32のスケーリング倍率を自動的に設定するので、図6に示すように、投影映像が暗い場合であっても、第2画像32(すなわち、映像調整メニュー)の文字等を見やすく表示することができる。その結果、図4に示す従来の投影装置により投影された投影映像ように、第2画像32の文字等が見づらいまま投影されてしまい、ユーザが第2画像32のサイズを調整する等の設定変更の操作を行わなければならないという不都合を解消することができる。また、投影映像があまり暗くない場合には、第2画像32が大きすぎてかえって見づらくなることを防止することができる。
なお、上記実施形態における記述内容は、本発明に係る投影装置、制御方法及びプログラムの好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態においては、投影装置1がマイクロミラー素子を利用したDLP(Digital Light Processing)(登録商標)プロジェクタである場合を例にとり説明したが、これに限定されず、例えば、CRTプロジェクタ、液晶プロジェクタ等のその他の方式のプロジェクタであってもよい。
また、上記実施形態では、投影面に投影されている映像の表示輝度に関する情報として、省電力モードのレベル情報を用いた例について説明したが、省電力モードのレベル情報の代わりに、光照射装置14の照射レベルや投影面に投影されている映像の表示輝度そのものを用いることとしてもよい。例えば、ユーザがリモコン1Bやキー入力部101から映像の表示輝度を手動で調整できる場合、表示輝度を暗くすると第2画像32の文字が見づらくなってしまう場合がある。そこで、ユーザにより表示輝度が既定値以外の値に調整された場合、上記第2画像表示制御処理AのステップS4~S12の省電力モードのレベル情報を映像の表示輝度情報に置き換えた制御を実施して、投影面に投影されている映像の表示輝度情報と面積の情報に応じて第2画像32のスケーリング倍率を設定することにより第2画像32の表示サイズを制御することで、投影映像の表示輝度を暗く調整した場合でも第2画像32を見やすく表示することができる。
また、上記実施形態では、CPU10は、投影面に投影されている映像の表示輝度に関する情報と面積の情報との組み合わせに基づいて、第2画像32のスケーリング倍率を制御(すなわち、映像調整メニューの表示サイズを制御)することとしたが、投影面に投影されている映像の表示輝度に関する情報と面積の情報との組み合わせに基づいて、第2画像32に含まれる文字のフォントサイズ、フォントの太さ、又はフォントの色を制御することとしてもよい。例えば、ROM11に、投影面上の映像の表示輝度に関する情報と面積の情報との組み合わせと、その組み合わせに最適な第2画像32の文字のフォントサイズ、フォントの太さ、又はフォントの色とを対応付けたテーブルを記憶しておき、CPU10は、投影映像の表示輝度が低く(省電力モードのレベルが高く)面積が小さいほど、第2画像32の文字のフォントが大きくなるように、又はフォントの太さが太くなるように制御する。あるいは、投影映像の表示輝度が低く(省電力モードのレベルが高く)面積が小さいほど、第2画像32のフォントの色が白に近い色となるように制御する。併せて第2画像32の背景の色が黒に近い色となるように制御してもよい。
なお、上述の投影映像の表示輝度に関する情報と面積の情報との組み合わせに基づくフォントサイズ、フォントの太さ、又はフォントの色の制御は、第2画像32のスケーリング倍率の制御に加えて行うこととしてもよいし、スケーリング倍率の制御に代えて行うこととしてもよい。スケーリング倍率の制御に加えて実施することにより、第2画像32の文字をさらに見やすく表示することができる。また、フォントサイズを大きくすることによって投影映像上の第2画像32に文字が収まらない場合は、リモコン1Bやキー入力部101によるスクロール操作に応じて第2画像32に含まれる全ての文字を表示できるようすることが好ましい。
また、上記実施形態では、CPU10は、投影面に投影されている映像の表示輝度に関する情報と面積の情報との組み合わせに基づいて第2画像32の表示サイズを制御することとしたが、投影面に投影されている映像の表示輝度に関する情報のみに基づいて第2画像32の表示サイズを制御することとしてもよい。例えば、投影映像の表示輝度が低く設定されるモード(省電力モードのレベルが高いモード)ほど第2画像32の表示サイズが大きくなるように制御することとしてもよい。あるいは、予め通常スケーリング倍率(通常表示倍率)の第2画像32(小サイズ)と省電力モード用のスケーリング倍率(表示倍率)の第2画像32(最大サイズ)とがROM11に登録されていることとし、CPU10は、省電力モードであると判断した場合に強制的に最大サイズの第2画像32を第1画像31上に合成した画像を投影映像として投影するよう制御することとしてもよい。
これにより、簡易な制御で、映像調整メニューである第2画像32の文字等が見づらいまま投影されてしまいユーザが第2画像32のサイズを調整する等の設定変更の操作を行わなければならないという不都合を解消することができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態では、投影映像の表示輝度に関する情報を取得し、取得した表示輝度に関する情報に基づいて第2画像32(映像調整メニュー)の表示サイズを制御することとして説明したが、第2の実施形態では、自装置(投影装置本体1A)がAC電源駆動モード(第1モード)で動作しているかバッテリー駆動モード(第2モード)で動作しているかに基づいて第2画像32の表示サイズを制御する例について説明する。AC電源駆動モードは、AC電源(商用電源)からの給電により駆動するモードであり、バッテリー駆動モードは、バッテリー102の給電により駆動するモードである。
第2の実施形態において、投影装置本体1Aが、例えば、ACケーブルを介してAC電源に接続されている場合、CPU10は、AC電源駆動モードで動作するよう制御し、ACケーブルがAC電源から抜かれると、AC電源駆動モードからバッテリー駆動モードに切り替えるとともに、自動的に省電力モードに移行し、光照射装置14の光の照射量を減少させる(例えば、2,000lmから1,000lmに減少させる)ように制御する。すなわち、バッテリー駆動モードでは、AC電源駆動モードに比べて投影映像の表示輝度が低く設定される。そのため、バッテリー駆動モードでは、投影映像が暗くなり、第2画像32の文字等が見にくくなる。特に、第2画像32の表示サイズが小さい場合、見づらさが顕著になる。このような場合、ユーザは第2画像32の表示サイズを調整する等の設定変更の操作を行わなければならず、ストレスを感じてしまう。
そこで、第2の実施形態の投影装置本体1AのCPU10は、キー入力部101から又は無線通信部18を介して(リモコン1Bから)第2画像32の表示指示が入力された際、または第1画像31上に第2画像32が合成された合成映像の表示中の所定時間ごとに、以下に説明する第2画像表示制御処理Bを実行し、バッテリー駆動モードで投影映像が暗い場合であっても、ユーザが操作することなく、第2画像32が見やすく表示されるように第2画像32のスケーリング倍率(表示サイズ)を制御する。
図7は、第2画像表示制御処理Bの流れを示すフローチャートである。第2画像表示制御処理Bは、CPU10とROM11に記憶されているプログラム11aとの協働により実行される。例えば、CPU10は、後述する第2画像表示制御処理Bを実行する。
まず、CPU10は、投影装置本体1A(自装置)がAC電源駆動モードで動作しているかバッテリー駆動モードで動作しているかを判別する(ステップS21)。
例えば、CPU10は、電力供給源(AC電源から電力供給を受けているか、バッテリー102から電源供給を受けているか)に関する情報を取得して、AC電源駆動モードで動作しているかバッテリー駆動モードで動作しているかを判別する。
投影装置本体1AがAC電源駆動モードで動作していると判断した場合(ステップS21;AC駆動)、CPU10は、通常のスケーリング倍率(既定値)で第2画像32をスケーリングして映像信号入力部13から入力された映像信号に基づく第1画像31上に合成し(第1画像31上に第2画像32が重なって見えるように第1画像31と第2画像32とを合成し)、合成画像に基づいて、光照射装置14、表示素子15、レンズ制御部17等を制御して第1画像31上に第2画像32が合成された合成映像を投影し(ステップS22)、第2画像表示制御処理Bを終了する。
投影装置本体1Aがバッテリー駆動モードで動作していると判断した場合(ステップS21;バッテリー駆動)、CPU10は、レンズ制御部17から投影レンズ16の光学ズームポジションの情報を取得する(ステップS23)。また、CPU10は、測距センサ103により、スクリーン3と投影装置本体1A(投影装置1)との距離を測定する(ステップS24)。そして、CPU10は、ステップS23で取得した光学ズームポジションの情報と、スクリーン3と投影装置本体1Aとの距離とに基づいて、スクリーン3に投影されている映像の面積の情報を取得する(ステップS25)。
ここで、光学ズームポジションが同じである場合、スクリーン3と投影装置本体1A(投影装置1)との距離が近いほど投影映像の面積は小さくなり、遠いほど大きくなる。
次いで、CPU10は、ステップS25で取得した投影映像の面積の情報に基づいて、第2画像32のスケーリング倍率を取得する(ステップS26)。例えば、ROM11に、スクリーン3に投影されている(投影される)映像の面積に対応付けて、最適な第2画像32のスケーリング倍率を記憶したスケーリング倍率取得テーブルを記憶しておき、CPU10は、ROM11に記憶されているスケーリング倍率取得テーブルから、投影映像の面積に対応するスケーリング倍率を読み出して取得する。
ここで、同じ第2画像32を一定のスケーリング倍率でスケーリングして第1画像31上に合成した画像を合成映像としてスクリーン3に投影した場合、スクリーン3に投影されている映像が小さいほど第2画像32が小さく表示されるため、バッテリー駆動モードで投影されている映像が暗いと、その映像が小さいほど第2画像32が見づらくなる。本実施形態のスケーリング倍率取得テーブルにおいては、投影映像の面積が小さいほど、大きいスケーリング倍率が対応付けて記憶されている。そのため、投影映像が暗くなるバッテリー駆動モードであっても第2画像32を見やすく最適なサイズで表示することが可能となる。
次いで、CPU10は、ステップS26で取得したスケーリング倍率がRAM12のスケーリング倍率設定領域12aに設定されているスケーリング倍率と一致しているか否かを判断する(ステップS27)。
なお、第2の実施形態において、スケーリング倍率設定領域12aには、バッテリー駆動モード時の第2画像32のスケーリング倍率が設定される。
ステップS26で取得したスケーリング倍率がRAM12のスケーリング倍率設定領域12aに設定されているスケーリング倍率と一致していないと判断した場合(ステップS27;NO)、CPU10は、ステップS26で取得したスケーリング倍率をスケーリング倍率設定領域12aに設定(記憶)する(ステップS28)。そして、CPU10は、スケーリング倍率設定領域12aに設定されたスケーリング倍率で第2画像32をスケーリングして第1画像31上に合成し(第1画像31上に第2画像32が重なって見えるように第1画像31と第2画像32とを合成し)、合成画像に基づいて、光照射装置14、表示素子15、レンズ制御部17等を制御して第1画像31上に第2画像32が合成された合成映像を投影し(ステップS29)、第2画像表示制御処理Bを終了する。
ステップS26で取得したスケーリング倍率がRAM12のスケーリング倍率設定領域12aに設定されているスケーリング倍率と一致していると判断した場合(ステップS27;YES)、CPU10は、スケーリング倍率設定領域12aに設定されているスケーリング倍率で第2画像32をスケーリングして第1画像31上に合成し(第1画像31上に第2画像32が重なって見えるように第1画像31と第2画像32とを合成し)、合成画像に基づいて、光照射装置14、表示素子15、レンズ制御部17等を制御して第1画像31上に第2画像32が合成された合成映像を投影し(ステップS30)、第2画像表示制御処理Bを終了する。
第2の実施形態の第2画像表示制御処理Bでは、光照射装置14の照射量が少ないバッテリー駆動モードで駆動している場合、スクリーン3に投影されている投影映像の面積の情報に応じて最適な第2画像32のスケーリング倍率を自動的に設定するので、バッテリー駆動モードで投影映像が暗くなっても、図6に示すように、第2画像32の文字等を見やすく表示することができる。その結果、図4に示す従来の投影装置により投影された投影映像ように、第2画像32の文字等が見づらいまま投影されてしまい、ユーザが第2画像32のサイズを調整する等の設定変更の操作を行わなければならないという不都合を解消することができる。また、投影映像があまり暗くない場合には、第2画像32が大きすぎてかえって見づらくなることを防止することができる。
なお、図7に示す第2画像表示制御処理Bにおいては、AC駆動モードで動作している場合には、第2画像32のスケーリング倍率を既定値とし、バッテリー駆動モードで動作している場合には、投影面に投影されている映像の面積の情報に基づいて第2画像32のスケーリング倍率(表示サイズ)を制御することとしたが、AC電源駆動モードで動作しているかバッテリー駆動モードで動作しているかの判別結果のみに基づいて第2画像32の表示サイズを制御することとしてもよい。例えば、予めAC電源駆動モード用の通常スケーリング倍率(通常表示倍率)の第2画像32(小サイズ)とバッテリー駆動モード用のスケーリング倍率(表示倍率)の第2画像32(大サイズ)とがROM11に登録されていることとし、CPU10は、AC電源駆動モードで動作していると判別した場合に、小サイズの第2画像32を第1画像31上に合成した合成映像を投影するよう制御し、バッテリー駆動モードで動作していると判断した場合に、大サイズの第2画像32を第1画像31上に合成した合成映像を投影するよう制御することとしてもよい。
これにより、簡易な制御で、第2画像32の文字等が見づらいまま投影されてしまい、ユーザが第2画像32のサイズを調整する等の設定変更の操作を行わなければならないという不都合を解消することができる。
また、投影装置本体1Aの動作モードとして、色優先モードと明るさ優先モードが設けられている場合、CPU10は、色優先モードで動作しているか明るさ優先モードで動作しているかを判別し、判別結果に基づいて第2画像32のスケーリング倍率を制御することとしてもよい。例えば、色優先モードは明るさ優先モードより暗いため、色優先モードで動作していると判断した場合は、明るさ優先モードで動作していると判別した場合よりも第2画像32のスケーリング倍率が大きくなるよう制御することとしてもよい。
また、スケーリング倍率の代わりに、第2画像32に含まれる文字のフォントサイズ、フォントの太さ、又はフォントの色を制御することとしてもよい。例えば、ROM11に、第2画像32の既定の文字のフォントサイズ、フォントの太さ、又はフォントの色を記憶しておくとともに、投影面上の映像の面積の情報に対応付けて、バッテリー駆動モード(色優先モード)において投影面上の映像の面積に対して最適な第2画像32の文字のフォントサイズ、フォントの太さ、又はフォントの色とを対応付けたテーブルを記憶しておく。そして、CPU10は、AC電源駆動モード(明るさ優先モード)の場合は、既定のフォントサイズ、フォントの太さ、又はフォントの色で第2画像32の文字を表示し、バッテリー駆動モード(色優先モード)の場合は、投影映像の面積が小さいほど、第2画像32の文字のフォントが大きくなるように、又はフォントの太さが太くなるように制御する。あるいは、投影映像の面積が小さいほど、第2画像32のフォントの色が白に近い色となるように制御する。併せて第2画像32の背景の色が黒に近い色となるように制御してもよい。
なお、上述のフォントサイズ、フォントの太さ、又はフォントの色の制御は、スケーリング倍率の制御に加えて行うこととしてもよい。スケーリング倍率の制御に加えて実施することにより、第2画像32の文字をさらに見やすく表示することができる。また、フォントサイズを大きくすることによって合成映像上の第2画像32に文字が収まらない場合は、リモコン1Bやキー入力部101によるスクロール操作に応じて第2画像32に含まれる全ての文字を表示できるようすることが好ましい。
その他、投影装置を構成する各部の細部構成及び細部動作に関しても、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
以上に本発明の実施形態を説明したが、本発明の技術的範囲は上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載に基づいて定められる。更に、特許請求の範囲の記載から本発明の本質とは関係のない変更を加えた均等な範囲も本発明の技術的範囲に含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
ある映像を背景にして映像調整メニューを投影表示させる際に、表示輝度が明るく設定される第1モードよりも前記表示輝度が暗く設定される第2モードの方が前記映像調整メニューの表示サイズが大きくなるように、前記映像調整メニューを投影表示させる制御部、を備えることを特徴とする投影装置。
<請求項2>
前記制御部は、バッテリー残量に関する情報を取得して前記投影装置のモードを判別することを特徴とする請求項1に記載の投影装置。
<請求項3>
前記制御部は、電源供給源に関する情報を取得して前記投影装置のモードを判別することを特徴とする請求項1に記載の投影装置。
<請求項4>
前記制御部は、前記映像を背景にして映像調整メニューを投影表示させる場合に、前記映像調整メニューが前記映像に重なって見えるように前記映像と前記映像調整メニューとを合成した合成映像を投影表示させることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の投影装置。
<請求項5>
前記制御部は、投影表示されている前記映像の表示輝度に関する情報及び面積の情報を取得し、前記映像の表示輝度に関する情報及び面積の情報に基づいて前記映像調整メニューの表示サイズを制御することを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の投影装置。
<請求項6>
前記制御部は、前記映像を投影面に投影する際の光学ズームポジションの情報と、前記投影面と前記投影装置の本体との距離の情報と、に基づいて前記面積の情報を取得することを特徴とする請求項5に記載の投影装置。
<請求項7>
前記制御部は、前記映像の面積が小さいほど前記映像調整メニューの表示サイズが大きくなるように制御することを特徴とする請求項5又は6に記載の投影装置。
<請求項8>
前記制御部は、前記投影装置が省電力モードで動作している場合、前記映像の表示輝度に関する情報として前記省電力モードのレベル情報を取得し、取得された前記省電力モードのレベル情報及び前記面積の情報に基づいて、前記映像調整メニューの表示サイズを制御することを特徴とする請求項5~7のいずれか一項に記載の投影装置。
<請求項9>
前記制御部は、前記投影装置がバッテリー駆動であることを条件に前記省電力モードのレベル情報を取得することを特徴とする請求項8に記載の投影装置。
<請求項10>
前記制御部は、さらに、前記映像の表示輝度に関する情報及び前記面積の情報に基づいて、前記映像調整メニューに含まれる文字のフォントサイズ、フォントの太さ、又はフォントの色を切り替えることを特徴とする請求項5~9のいずれか一項に記載の投影装置。
<請求項11>
前記制御部は、前記映像調整メニューの表示サイズを記憶部に記憶する記憶制御手段を備えることを特徴とする請求項1~10のいずれか一項に記載の投影装置。
<請求項12>
前記制御部は、自装置がAC電源駆動モードで動作しているかバッテリー駆動モードで動作しているかを判別することを特徴とする請求項3に記載の投影装置。
<請求項13>
ある映像を背景にして映像調整メニューを投影表示させる際に、表示輝度が明るく設定される第1モードよりも前記表示輝度が暗く設定される第2モードの方が前記映像調整メニューの表示サイズが大きくなるように、前記映像調整メニューを投影表示させる工程を含むことを特徴とする投影装置の制御方法。
<請求項14>
コンピュータを、
ある映像を背景にして映像調整メニューを投影表示させる際に、表示輝度が明るく設定される第1モードよりも前記表示輝度が暗く設定される第2モードの方が前記映像調整メニューの表示サイズが大きくなるように、前記映像調整メニューを投影表示させる制御部、として機能させるためのプログラム。
100 投影システム
1 投影装置
1A 投影装置本体
10 CPU
11 ROM
11a プログラム
11b スケーリング倍率取得テーブル
12 RAM
12a スケーリング倍率設定領域
13 映像信号入力部
14 光照射装置
15 表示素子
16 投影レンズ
17 レンズ制御部
18 無線通信部
19 オーディオデバイス
101 キー入力部
102 バッテリー
103 測距センサ
1B リモコン
3 スクリーン
31 第1画像
32 第2画像
4 PC

Claims (13)

  1. ある映像を背景にして映像調整メニューを投影表示させる際に、表示輝度が明るく設定される第1モードよりも前記表示輝度が暗く設定される第2モードの方が前記映像調整メニューの表示サイズが大きくなるように、前記映像調整メニューを投影表示させる制御部、を備えることを特徴とする投影装置。
  2. 前記制御部は、バッテリー残量に関する情報を取得し、
    取得された前記バッテリー残量が閾値以上であった場合には、前記投影装置が前記第1モードであると判定して、前記明るく設定された表示輝度で前記映像調整メニューを投影表示させ、
    取得された前記バッテリー残量が閾値未満であった場合には、前記投影装置が前記第2モードであると判定し、前記暗く設定された表示輝度で前記映像調整メニューを投影表示させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の投影装置。
  3. 前記制御部は、電源供給源に関する情報を取得し、
    前記電源供給源がAC電源だった場合には、前記投影装置が前記第1モードであると判定して、前記明るく設定された表示輝度で前記映像調整メニューを投影表示させ、
    前記電源供給源がバッテリーだった場合には、前記投影装置が前記第2モードであると判定し、前記暗く設定された表示輝度で前記映像調整メニューを投影表示させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の投影装置。
  4. 前記制御部は、前記映像を背景にして映像調整メニューを投影表示させる場合に、前記映像調整メニューが前記映像に重なって見えるように前記映像と前記映像調整メニューとを合成した合成映像を投影表示させることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の投影装置。
  5. 前記制御部は、投影表示されている前記映像の表示輝度に関する情報及び面積の情報を取得し、前記映像の表示輝度に関する情報及び面積の情報に基づいて前記映像調整メニューの表示サイズを制御することを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の投影装置。
  6. 前記制御部は、前記映像を投影面に投影する際の光学ズームポジションの情報と、前記投影面と前記投影装置の本体との距離の情報と、に基づいて前記面積の情報を取得することを特徴とする請求項5に記載の投影装置。
  7. 前記制御部は、前記映像の面積が小さいほど前記映像調整メニューの表示サイズが大きくなるように制御することを特徴とする請求項5又は6に記載の投影装置。
  8. 前記第2モードは、前記投影装置を前記第1モードよりも少ない電力で動作させる省電力モードであり、
    前記制御部は、前記投影装置が省電力モードで動作している場合、前記映像の表示輝度に関する情報として前記省電力モードのレベル情報を取得し、取得された前記省電力モードのレベル情報及び前記面積の情報に基づいて、前記映像調整メニューの表示サイズを制御することを特徴とする請求項5~7のいずれか一項に記載の投影装置。
  9. 前記制御部は、前記投影装置がバッテリー駆動であることを条件に前記省電力モードのレベル情報を取得することを特徴とする請求項8に記載の投影装置。
  10. 前記制御部は、さらに、前記映像の表示輝度に関する情報及び前記面積の情報に基づいて、前記映像調整メニューに含まれる文字のフォントサイズ、フォントの太さ、又はフォントの色を切り替えることを特徴とする請求項5~9のいずれか一項に記載の投影装置。
  11. 前記制御部は、前記映像調整メニューの表示サイズを記憶部に記憶する記憶制御手段を備えることを特徴とする請求項1~10のいずれか一項に記載の投影装置。
  12. ある映像を背景にして映像調整メニューを投影表示させる際に、表示輝度が明るく設定される第1モードよりも前記表示輝度が暗く設定される第2モードの方が前記映像調整メニューの表示サイズが大きくなるように、前記映像調整メニューを投影表示させる工程を含むことを特徴とする投影装置の制御方法。
  13. コンピュータを、
    ある映像を背景にして映像調整メニューを投影表示させる際に、表示輝度が明るく設定される第1モードよりも前記表示輝度が暗く設定される第2モードの方が前記映像調整メニューの表示サイズが大きくなるように、前記映像調整メニューを投影表示させる制御部、として機能させるためのプログラム。
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